JPS5835472B2 - 位相同期方法 - Google Patents

位相同期方法

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JPS5835472B2
JPS5835472B2 JP52077502A JP7750277A JPS5835472B2 JP S5835472 B2 JPS5835472 B2 JP S5835472B2 JP 52077502 A JP52077502 A JP 52077502A JP 7750277 A JP7750277 A JP 7750277A JP S5835472 B2 JPS5835472 B2 JP S5835472B2
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JP
Japan
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phase
ink
signal
nozzle
ink droplets
Prior art date
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JP52077502A
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English (en)
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JPS5412226A (en
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正彦 相羽
郁夫 梅田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to US05/917,592 priority patent/US4288796A/en
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Publication of JPS5835472B2 publication Critical patent/JPS5835472B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯電量制御型インクジェットプリンタにおいて
、インク粒子の分離タイミングと印字帯電信号の位相同
期を常時補正して、安定な印字を行う位相同期方法に関
する。
帯電量制御型インクジェットプリンタでは、ノズルより
噴射するインク粒子化位相と印字帯電信号の印加のタイ
ミングを合わせる事が重要である。
このタイミングの狂いは、文字形成及び印字品質に大き
な影響を及ぼす。
一般にインクジェットプリンタは、超音波振動子を備え
たノズルより、インク液体を加圧噴射し、該インク液体
を超音波振動子の振動同期で粒子化させるが、プリンタ
の動作状況や周囲温度の変化に依り、インク液体の種種
の物理定数が変化し、それに伴ってインクの粒子化位相
は微妙に変化する。
従って変化するインクの粒子化位相を検出し、インク粒
子への印字帯電信号印加のタイミングを常時補正しなけ
れば、インク粒子に所望の帯電量を与える事ができず、
そのため安定な記録は行えない。
この位相同期の方法としてすでに提案されている方法は
、捷ず1個のインク噴射ノズルから印字のためのインク
粒子とは別個に位相探索用のインク粒子を発生させ、該
位相探索用インク粒子を位相探索用信号で帯電し、静電
誘導により飛行するインク粒子の帯電量を検出する手段
を設け、検出された帯電量と位相探索用信号とを比較す
る事に依り、位相検出を行う。
この位相探索用インク粒子の発生期間は一般に、インク
ヘッドを載置したキャリッジが一行の印字を終え左端即
ちホームポジションに戻った時、あるいは1字と1字の
間隔を移動している時があてられる。
次に上記のようにして検出された検出信号に依り、次の
印字帯電信号の印加のタイミングを最適のものに市制御
しインク粒子の分離タイミングとの位相同期を行う。
本発明は上述した如き位相同期を行うものではあるが、
位相探索用信号でインク粒子を帯電し、この帯電量を検
出する手段をインク粒子の飛行経路に設けるものでなく
、又、上記帯電量を検出するものでもない。
従ってインク粒子の飛行経路中に位相探索用インク粒子
の帯電量を検出する手段が不要となり、インク粒子の飛
行等の障害を極力なくすことができ、印字ヘッド部の構
成等が極く簡単となる。
しいては印字を常に安定に保つことができる。
以下、一実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明にかかるインクジェットプリンタの構造
を示すブロック図である。
一般に単一ノズル印字ヘッド走行方式の動圧形インクジ
ェットプリンタは、ポンプ1によってノズル2ヘインク
液体を圧送し、ノズル2より噴出するインク液体に超音
波振動子3を用いて超音波振動を与え、インク液体をそ
の超音波振動の励振周波数に等しい周波数を有するイン
ク粒子4,4・・・に粒子化して噴射する。
ここで超音波振動子3は原発振回路5によって励振され
る。
又この原発振回路5の信号は帯電制御回路6へも導入さ
れ、この帯電制御回路6は文字パターン発生回路Iと相
俟って入力信号8に対応する印字帯電信号を帯電電極9
へ供給する。
この印字帯電信号によって帯電されたインク粒子41,
41,41は高圧偏向板10.10によって形成される
高圧定電界中を通過して、その帯電電荷量に応じて偏向
し記録紙11に達する。
又印字に関与しないインク粒子42.42は一切帯電を
されず、噴射方向に直進してビームガター12によって
回収される。
以上が従来の帯電量制御型インクジェットプリンタの構
成であるが、ここで前述の如くインク粒子4,4、・・
・の粒子化位相と、印字帯電信号の位相を同期させるこ
とは極めて重要である。
そこで本発明においては、印字用インクドツト41.4
1.・・・42・・・とは別に位相探索用ドツト43、
・・・を発生させる一方、帯電制御回路6によって上記
印字帯電信号とは逆極性の位相探索用信号を発生させ、
この位相探索信号を帯電電極9に印加して上記位相探索
用ドツト43、・・・を帯電する。
この位相探索用ドツト43・・・は、第1図に示す如く
、各印字用インクドツト41・・・、42・・・の間に
介在させてもよく、あるいは先に説明した様に印字ヘッ
ドがホームポジションに戻った時又は字間の間に設ける
ようにしてもよい。
このように位相探索用信号によって帯電された位相探索
用ドツト43・・・は上述の印字帯電信号によって帯電
されたインク粒子41・・・とは逆極性の電荷を有する
ため、高圧偏向板10.10内を通過する時にインク粒
子41・・・とは逆向の偏向を受け、第1図に示すよう
な飛行を行う。
この位相探索用ドツト43・・・がガター12に回収さ
れる。
上記、位相探索用信号により、位相探索用ドツト43・
・・が帯電される状態を第2図に示している。
つ1す、帯電電極9に位相探索用信号例えば正の電圧を
加えると、静電誘導によりノズル1を介して負の電荷が
分離しようとするドツト43に誘起される。
この電荷が最も大きくなるのは、先に説明した様に粒子
化位相と帯電信号の位相とが同期した時である。
この時、ノズル1を介して電荷がドツト43に誘起され
る場合、この電荷量に従い、ノズル1に電流が流れる。
例えば、ドツト43の荷電量が太ければ大きな電流がノ
ズルに流れる。
この電流が検出回路13にて検出され、この検出回路1
3の検出信号を帯電制御回路6に戻して込る。
該回路6にて検出信号をもとに帯電信号の位相とインク
粒子化位相の同期を採るようにしている。
この位相周期は従来のものと同一であり、本発明は上記
検出信号が得る方法が従来のものと大きく相違するもの
である。
第3図は位相同期用の検出信号を得る本発明による一興
体例を示しており、ノズル1と接地間に抵抗Rを接続し
ている。
従って、位相探索信号を加えることで、この信号位相と
粒子化位相との相違により上記抵抗R間に生じる電圧が
違ってくる。
この電圧を位相同期用信号とし、増幅器等を介して帯電
制御回路6にフィードバックする。
例えば抵抗RをxM、Qとし帯電電極9に加える位相探
索用信号を30Vとした場合、位相が同期している状態
で抵抗R間に約5mV程度の信号を得ることができる。
尚、抵抗Rに並列に接続されたコンデンサCは帯電電極
9からの静電結合によるノイズをバイパスするもので、
約0.01μF程度の容量を有したものである。
ここで、上記位相同期用の検出信号により、インク粒子
の粒子化位相と帯電信号の位相とを同期させる一例を簡
単に説明して耘く。
インクの粒子化は、ノズル1の振動周波数に一致して行
われることは先に説明した通りである。
このため、ノズル振動周波数即ち、原発振回路5からの
信号を、帯電制御回路6にて例えば8分割すもそして、
この8種類の各々の位相でもって、位相探索信号を次々
にシフトしながら帯電電極9に加える。
この動作は第3図で示した抵抗R間の電圧が最大となる
捷で繰り返す。
そこで、位相同期がとれればその状態をロックしこの位
相でもって人力信号8に対応する印字帯電信号が文字パ
ターン発生回路7ど相俟って帯電制御回路6より帯電電
極9へ供給される。
これは単なる一fUであり、又より効果を向上するため
に、上記8分割をそれ以上にすればよXA。
以上の様に本発明にふ・ける位相同期方法は、従来の効
果同様、インク粒子の分離タイミングと、印字帯電信号
の位相とを同期させることができ、安定した印字を行う
ことができる。
又、本発明方法に3いては、ノズルからのインク流がイ
ンク滴として分離する位置に配置されて情報信号に基づ
いて印字帯電信号が与えられる帯電電極に対し、異なる
位相をもった複数種の位相探索用信号を印加する手段と
、前記手段により位相探索用信号を帯電電極へ印加した
時に、該位相探索用信号に基づいてノズル側に生じる電
流を検知する検知手段と、前記検知手段の検知信号に基
づいて印字帯電信号の位相とインク滴の分離化位相(粒
子化位相)の同期を制御する制御回路を有し、上記帯電
電極への位相探索信号の印加時に上記ノズルに生じる電
流変化を検出させ、この検出に基づきインク滴の分離タ
イ□ングと印字帯電信号の位相関係を補正するようにし
たものであるから、従来のこの種の位相同期で必要とし
ていたインク粒子の飛行経路に、位相探索用粒子の帯電
量を検出する手段を設けておらず、インク粒子の飛行の
障害の原因を極力除去できると共に、印字ヘッド部の構
造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるインクジェットプリンタの構造
を示すブロック図、第2図はインク粒子の帯電さる状態
を説明するための原理図、第3図は本発明にかかる一具
体例を示す図である。 2・・・・・・ノズル、4・・−・・インク粒子、43
・・・・・・位相探索用ドツト、9・・・・・・帯電電
極、13・・・・・・検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加圧インクをノズルへ給送し、前記ノズルを電気機
    械変換手段によって振動させて該ノズルからインク滴に
    分離されるインク流として噴出させ、前記ノズルから噴
    出されるインク流がインク滴として分離する位置に、情
    報信号に基づいてインク滴へ帯電させるための帯電電極
    を配置し、前記帯電されたインク滴を定電界中を通過さ
    せてその帯電量に応じて偏向することにより所望位置へ
    インク滴を指し向けるインクジェットプリンタにおける
    前記インク滴の分離タイミング(粒子化タイミング)と
    印字帯電信号の位相同期を行う方法として、 前記ノズルからのインク流がインク滴として分離する位
    置に配置されて情報信号に基づいて印字帯電信号が与え
    られる帯電電極に対し、異なる位相をもった複数種の位
    相探索用信号を印加する手段と、前記手段により位相探
    索用信号を帯電電極へ印加した時に、該位相探索用信号
    に基づいてノズル側に生じる電流を検知する検知手段と
    、前記検知手段の検知信号に基づいて印字帯電信号の位
    相とインク滴の分離化位相(粒子化位相)の同期を制御
    する制御回路を有し、上記帯電電極への位相探索信号の
    印加時に上記ノズルに生じる電流変化を検出させ、この
    検出に基づきインク滴の分離タイミングと印字帯電信号
    の位相関係を補正するようにしたことを特徴とする位相
    同期方法。
JP52077502A 1977-06-27 1977-06-28 位相同期方法 Expired JPS5835472B2 (ja)

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JP52077502A JPS5835472B2 (ja) 1977-06-28 1977-06-28 位相同期方法
US05/917,592 US4288796A (en) 1977-06-27 1978-06-21 Phase detection in an ink jet system printer of the charge amplitude controlling type

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JPS5412226A JPS5412226A (en) 1979-01-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61120651U (ja) * 1985-01-18 1986-07-30
JPH0342785U (ja) * 1989-08-28 1991-04-23

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JPS5277501A (en) * 1975-12-23 1977-06-30 Nippon Technical Pushhbutton tuner

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