JP3338239B2 - 屋外ドア - Google Patents

屋外ドア

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JP3338239B2
JP3338239B2 JP16408295A JP16408295A JP3338239B2 JP 3338239 B2 JP3338239 B2 JP 3338239B2 JP 16408295 A JP16408295 A JP 16408295A JP 16408295 A JP16408295 A JP 16408295A JP 3338239 B2 JP3338239 B2 JP 3338239B2
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JP
Japan
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glass
outdoor
door
ridge
water guide
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JP16408295A
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満隆 井原
克広 永倉
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Sekisui House Ltd
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Sanwa Shutter Corp
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1戸建て住宅等におい
て、玄関ドアとして使用する屋外ドアの内部に雨水等が
浸入して、滞留することにより発生する腐蝕や錆を防止
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の玄関等の屋外ドアは、図6に示す
如く構成されていた。図6において従来技術を説明す
る。屋外ドアの周囲は、四角形のドア型枠6により囲ま
れており、該ドア型枠6の内部に四角のガラス2が嵌装
固定されている。該ガラス2を固定する為に、外側から
屋外ガラス押縁14がドア型枠6に嵌め込まれており、
内側からは屋内ガラス押縁15が嵌め込まれている。そ
して従来は、屋外ガラス押縁14とガラス2の間には、
屋外側ビード18が、屋内ガラス押縁15とガラス2と
の間には屋内側ビード17が介装されていた。また、屋
外ガラス押縁14の下部とドア型枠6との間にも、枠側
ビード13が介装されていた。これらのビードは弾性体
により構成されており、密着状態で雨水の浸入を防止し
ていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図6の如
き従来の構成では、屋内側ビード17や屋外側ビード1
8とガラス2との間に、間隙が発生した場合に、該間隙
から雨水が浸入するという不具合があったのである。ま
た、該屋外ガラス押縁14とドア型枠6との間に、枠側
ビード13が介装されているので、この部分に雨水が滞
留していた。これにより、鋼板製のドア型枠6が錆びた
り、ドア型枠6の内部に充填されているハニカム材が、
ダンボール材等で構成されているので、この部分に雨水
が浸入することにより、このハニカム材が、腐蝕してし
まうという不具合が有ったのである。本発明は、従来の
このような不具合を解消するものであり、屋外ガラス押
縁4や屋内ガラス押縁5と、ガラス2の間から雨水が浸
入したとしても、ドア型枠6の表面で滞留したり、ドア
型枠6の内部のハニカム材11にまで至ることのないよ
うに、浸入した雨水を再度外部に案内して排水するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。屋外ドアを、周囲のドア型枠6と、該
ドア型枠6の内側に嵌入するガラス2により構成し、該
ガラス2を屋外側から屋外ガラス押縁4で、屋内側から
屋内ガラス押縁5で押圧固定し、該屋外ガラス押縁4と
ガラス2との間に、弾性体により構成した屋外側ビード
8を介装し、屋内ガラス押縁5とガラス2との間には、
屋内側ビード7を介装した構成において、ガラス2の下
縁で、屋内ガラス押縁5又は屋外ガラス押縁4が、ドア
型枠6に嵌入される下方内枠面6a上に、浸入水を屋外
側へ排出する浸入水ガイド板1を介装し、該浸入水ガイ
ド板1を取着した状態のドア型枠6の内部に屋外ガラス
押縁4を密着嵌入し、固定ビス10を複数本螺装して、
該屋外ガラス押縁4と浸入水ガイド板1の抜け出しを阻
止し、該浸入水ガイド板1の形状は、断面視でZ型に構
成され、内側に上昇縁部1aが配置され、外側に下降縁
部1bが配置されるように構成したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。本発明によれば、従来の
如く、屋外ガラス押縁14や屋内ガラス押縁15と、ガ
ラス2の間から浸入した雨水が、ドア型枠6の上部に滞
留することなく、屋外に案内排水されるので、ドア型枠
6が錆たり、ドア型枠6の内部のハニカム材11が腐敗
したりすることが無くなった。また、単に薄い板である
浸入水ガイド板1を、下方内枠面6aの上部と、屋外ガ
ラス押縁4との間に介装するだけであるので、従来の部
品の変更を強いられることなく、従来の屋外ドアのまま
で、雨水による不具合を改良することが出来た。また、
浸入水ガイド板1が薄板を介装しただけであるので、浸
入水ガイド板1のデザイン性能に影響を与えることが無
いのである。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の屋外
ドアを示す斜視図、図2はドア型枠6の下部で、屋
ラス押縁との間に、挿入する浸入水ガイド板1を嵌装
して、該ドア型枠6の下部上面と浸入水ガイド板1との
間には、シール剤を塗布し、端部をシリコンコーキング
し、ドア型枠6の内部への雨水の浸入を阻止すべく構成
した図面、図3は本発明の要部である浸入水ガイド板1
の部分の拡大断面図、図4は浸入水ガイド板1の側面断
面図、図5は浸入水ガイド板1の平面図、図6は従来の
屋外ドアのガラス2と屋外ガラス押縁14と屋内ガラス
押縁15の部分の断面図である。
【0007】図1に示す屋外ドアは、玄関ドアを図示し
ており、外側に防犯の為に金属製格子3を装着してい
る。該金属製格子3も、ドア型枠6の内部に嵌装されて
おり、ガラス2と略同じ大きさに構成されている。該金
属製格子3も屋内ガラス押縁5により押圧固定されてい
る。ガラス2は合わせガラスであり、中央に断熱材又は
メッシュ材等を挟持している。
【0008】本発明の浸入水ガイド板1は、ドア型枠6
が構成する四角のガラス2を嵌入する内枠の中で、下方
内枠面6aの部分に配置されるのである。そして図2に
示す如く、左右端部6b,6bの部分は、シーリング材
でコーキングされている。また、本発明の浸入水ガイド
板1形状は、図4と図5に示す如く、断面視でZ型に
構成されており、内側に上昇縁部1aが配置され、外側
に下降縁部1bが配置されるように構成されている。こ
のように上昇縁部1aと下降縁部1bを設けて配置する
ことにより、上方から浸入した雨水が、屋内側に案内さ
れることなく、屋外側に案内されるのである。該浸入水
ガイド板1はボリプロピレン等の腐蝕しない合成樹脂板
が用いられる。しかし、アルミ板や鋼板やステンレス板
とすることも可能である。電蝕が発生しない材料である
ことが望ましい。
【0009】次に図3において説明する。ドア型枠6は
二重壁構造に構成された四角の枠であり、ドア型枠6の
内部はハニカム材11により充填されている。該ドア型
枠6は鋼板製で構成されていることが多く、雨水が滞留
することにより腐蝕や錆が発生するのである。図3に示
す屋外ドアは、屋外側に金属製格子3が嵌装されてい
る。そして、該金属製格子3を嵌入押圧する屋内ガラス
押縁5が、下方内枠面6aの部分に密着嵌装される。
【0010】本発明においては、まずドア型枠6の下方
内枠面6aの部分に図2の如く、浸入水ガイド板1を嵌
入し、左右端部6b,6bの部分をシーリングする。次
浸入水ガイド板1を取着した状態のドア型枠6の内部
に、屋外ガラス押縁4を密着嵌入する。該屋外ガラス押
縁4の周囲に固定ビス10を複数本螺装して、該屋外ガ
ラス押縁4の抜け出しを阻止する。次に屋内側から、金
属製格子3を屋外ガラス押縁4の内側に嵌入する。更に
該金属製格子3の屋内側に屋外側ビード8を接当させ
る。該屋外側ビード8は、芯金8cとガラス面シール部
8aと型枠面シール部8bにより構成されている。
【0011】該屋外側ビード8の屋内側にガラス2を嵌
装する。次に、ガラス2の屋内側に屋内側ビード7を嵌
装する。該屋内側ビード7の屋内側に屋内ガラス押縁5
を嵌装し、該屋内ガラス押縁5は屋内側ビード7と屋外
ガラス押縁4との密着嵌合して固定する。浸入水ガイド
板1の上昇縁部1aが屋内側に配置されており、下降縁
部1bが屋外側に配置される。該上昇縁部1aの部分の
周囲は屋内ガラス押縁5で密閉しているが、下降縁部1
bの部分の周囲に配置される屋外ガラス押縁4の部分
は、密閉されておらず、浸入水ガイド板1に沿って排出
される雨水が浸入水ガイド板1に案内されて、屋外に排
出されるように構成している。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、従来の如く、屋
外ガラス押縁14や屋内ガラス押縁15と、ガラス2の
間から浸入した雨水が、ドア型枠6の上部に滞留するこ
となく、屋外に案内排水されるので、ドア型枠6が錆た
り、ドア型枠6の内部のハニカム材11が腐敗したりす
ることが無くなったのである。第2に、単に薄い板であ
る浸入水ガイド板1を、下方内枠面6aの上部と、屋外
ガラス押縁4との間に介装するだけであるので、従来の
部品の変更を強いられることなく、従来の屋外ドアのま
まで、雨水による不具合を改良することが出来たのであ
る。第3に、浸入水ガイド板1が薄板を介装しただけで
あるので、浸入水ガイド板1のデザインや性能に影響を
与えることが無いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋外ドアを示す斜視図。
【図2】ドア型枠6の下部で、屋内ガラス押縁5との間
に、挿入する浸入水ガイド板1を嵌装して、該ドア型枠
6の下部上面と浸入水ガイド板1との間には、シール剤
を塗布し、端部をシリコンコーキングし、ドア型枠6の
内部への雨水の浸入を阻止すべく構成した図面。
【図3】本発明の要部である浸入水ガイド板1の部分の
拡大断面図。
【図4】浸入水ガイド板1の側面断面図。
【図5】浸入水ガイド板1の平面図。
【図6】従来の屋外ドアのガラス2と屋外ガラス押縁1
4と屋内ガラス押縁15の部分の断面図。
【符号の説明】
1 浸入水ガイド板 1a 上昇縁部 1b 下降縁部 2 ガラス 3 金属製格子 4 屋外ガラス押縁 5 屋内ガラス押縁 6 ドア型枠 6a 下方内枠面 7 屋内側ビード 8 屋外側ビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−42457(JP,A) 実開 昭54−16239(JP,U) 実開 平2−5595(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/14 E06B 3/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外ドアを、周囲のドア型枠6と、該ド
    ア型枠6の内側に嵌入するガラス2により構成し、該ガ
    ラス2を屋外側から屋外ガラス押縁4で、屋内側から屋
    内ガラス押縁5で押圧固定し、該屋外ガラス押縁4とガ
    ラス2との間に、弾性体により構成した屋外側ビード8
    を介装し、屋内ガラス押縁5とガラス2との間には、屋
    内側ビード7を介装した構成において、ガラス2の下縁
    で、屋内ガラス押縁5又は屋外ガラス押縁4が、ドア型
    枠6に嵌入される下方内枠面6a上に、浸入水を屋外側
    へ排出する浸入水ガイド板1を介装し、該浸入水ガイド
    板1を取着した状態のドア型枠6の内部に屋外ガラス押
    縁4を密着嵌入し、固定ビス10を複数本螺装して、該
    屋外ガラス押縁4と浸入水ガイド板1の抜け出しを阻止
    し、該浸入水ガイド板1の形状は、断面視でZ型に構成
    され、内側に上昇縁部1aが配置され、外側に下降縁部
    1bが配置されるように構成したことを特徴とする屋外
    ドア。
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