JP2778496B2 - 建築物の等圧排水構造 - Google Patents

建築物の等圧排水構造

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JP2778496B2
JP2778496B2 JP7000496A JP49695A JP2778496B2 JP 2778496 B2 JP2778496 B2 JP 2778496B2 JP 7000496 A JP7000496 A JP 7000496A JP 49695 A JP49695 A JP 49695A JP 2778496 B2 JP2778496 B2 JP 2778496B2
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NITSUKEN SETSUKEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の開口部とそれに
装着されるパネル部材間における等圧排水構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の開口部に板ガラスやハニ
カムパネルなどのパネル部材を組付ける工法として、ア
ルミニウム合金製やステンレス製などのサッシュを設
け、このサッシュに環状の条溝を形成し、シール部材を
介設した状態でパネル部材の外縁部を条構内に嵌合さ
せ、パネル部材をサッシュとともに開口部に装着する工
法や、建築物の開口壁部に条溝を形成し、この条溝に固
定保持されたシール部材に対してパネル部材の外縁部を
係合させる工法などが広く採用されている。前者の工法
においては、高価なサッシュが必要になるので、パネル
部材を嵌め殺しする場合には、後者の工法が採用される
こともある。
【0003】ところが、後者の工法においては、サッシ
ュを必要としないので、その分建築物の製作コストを低
減出来るが、パネル部材と開口壁部の熱膨張率の差や地
震などよる層間変位により、パネル部材と開口壁部との
相対位置関係が変動してシール部材が破損すること、足
場やゴンドラを使っての作業が必要となり、施工作業が
煩雑になること、などの問題がある。また、最近の高層
建築物においては、地震対策のため柔構造が採用されて
おり、しかも、採光を良くしたり外観を向上するため、
1枚の窓ガラスを極力長尺に構成する傾向にあり、パネ
ル部材と開口壁部との相対位置関係の変動量が大きくな
ることによるシール性の低下が大きな問題になってい
る。
【0004】そこで、本出願人は、前記問題を解決すべ
く、先の出願(特開平4−7440号公報)において、
等圧排水方式のカーテンウォール構造を提案している。
このカーテンウォール構造では、建築物の開口壁部に板
ガラスの外縁部が装着される条溝を形成し、板ガラスの
外面と条溝の室外側の壁面間に雨除け材を介装し、板ガ
ラスの内面と条溝の室内側の壁面間に気密材を介装し、
雨除け材及び気密材と板ガラスとにより条溝内に室外空
間と略等圧な等圧空間を形成し、雨除け材でもって等圧
空間内への雨水等の侵入を規制しつつ、雨除け材と板ガ
ラス間を通って等圧空間内に侵入した雨水等を、等圧空
間内において気密材側へ移動しないように切り落として
排出し、室内側への雨水等の侵入を効果的に防止するこ
とで、板ガラスと開口壁部との相対位置関係の変動量が
大きくなって、気密材のシール性が多少低下しても、全
体として十分なシール性能が確保されるように構成して
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記カーテ
ンウォール構造においても、プレキャストコンクリート
版に対して条溝を形成する必要があるとともに、条溝の
深さを層間変位や熱膨張率等に応じて設定する必要があ
り、プレキャストコンクリート版に対する条溝の作成が
煩雑になること、雨除け材及び気密材を板ガラスの内面
や外面或いは条溝の内壁面に摺接させることで、シール
性を確保しつつ、板ガラスと開口壁部との相対位置関係
の変動を吸収するので、吸収可能な変動量の許容範囲が
大幅に制約されること、摺接による摩耗などで雨除け材
及び気密材の耐久性が低下すること、などの問題があ
る。本発明の目的は、パネル部材と開口壁部との相対位
置関係の変動の吸収可能な許容範囲を拡大し、且つ気密
材の耐久性の低下を効果的に抑制し、且つ建築物の開口
壁部側への加工や金属サッシュ等に対する加工が容易
で、且つ多重ガラスにも適用可能なローコストの建築物
の等圧排水構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る建築物の
等圧排水構造は、建築物の開口部に装着される板ガラス
やハニカムパネルなどのパネル部材の外縁部と、開口部
を形成する建築物の開口壁部との間の全長に亙って、室
外側に雨除け手段、室内側に気密手段を夫々設け、両手
段によりパネル部材の外縁部と開口壁部間に室外空間と
略等圧な等圧空間を形成し、室外側の雨除け手段を経て
室外空間から等圧空間内に侵入した雨水等を等圧空間で
切り落として排水することで、室内側への雨水等の侵入
を防止するように構成するとともに、パネル部材の外縁
にサッシュを設けることなく建築物の開口部にパネル部
材を組付けた建築物の等圧排水構造であって、前記パネ
ル部材の左右両縁部と開口壁部のうちの左右の開口側壁
部間に亙って夫々設けられる気密手段は、可撓性を有す
る帯状のシート材で構成された気密材であって、一側が
パネル部材の側縁部の内面に固定され、他側が開口側壁
部に固定され、幅方向の途中部に湾曲状に撓ませた変位
吸収部が形成され、変位吸収部によりパネル部材と開口
壁部との相対位置関係の変動を吸収するように構成した
気密材を備え、前記パネル部材の左右両縁部と左右の開
口壁側部間に亙って夫々設けられる雨除け手段は、一端
がパネル部材の側縁部の外面又は建築物の開口側壁部に
固定され、他端が建築物の開口側壁部の壁面又はパネル
部材の側縁部の外面に圧接された雨除け材を備えたもの
である。
【0007】ここで、請求項2に係る等圧排水構造のよ
うに、前記気密材と雨除け材の少なくとも一方をパネル
部材の外面又は内面に接着剤又はアンカーで固定するこ
と、請求項3に係る等圧排水構造のように、前記パネル
部材を複数枚平行に設け、隣接するパネル部材の外縁部
同士を連結ブロックで連結し、気密材の一端を連結ブロ
ックに固定すること、請求項4に係る等圧排水構造のよ
うに、前記パネル部材を開口壁側部よりも室内側に配置
させること、請求項5に係る等圧排水構造のように、前
記パネル部材の左右の側縁部を建築物の左右の開口側壁
部の内側に一定の間隔をあけて配置すること、が好まし
い実施例である。
【0008】
【作用】請求項1に係る建築物の等圧排水構造において
は、パネル部材の外縁部と建築物の開口壁部との間の全
長に亙って、室外側に雨除け手段が、また室内側に気密
手段が夫々設けられ、両手段によりパネル部材の外縁部
と開口壁部間に、室外空間と略等圧な等圧空間が形成さ
れ、雨除け手段を経て室外空間から等圧空間内に侵入し
た雨水等は、等圧空間で切り落とされて排水されるの
で、気密手段のシール性が多少低下しても、室内側への
雨水等の侵入は効果的に防止される。
【0009】一方、パネル部材の左右両縁部と左右の開
口壁側部間における雨除け手段は、一端がパネル部材の
側縁部の外面又は建築物の開口側壁部に固定され、他端
が建築物の開口側壁部の壁面又はパネル部材の側縁部の
外面に圧接された雨除け材を備え、また気密手段は、
撓性を有する帯状のシート材で構成された気密材であっ
て、一側がパネル部材の側縁部の内面に固定され、他側
開口側壁部に固定され、幅方向の途中部に湾曲状に撓
ませた変位吸収部が形成され、変位吸収部によりパネル
部材と開口壁部との相対位置関係の変動を吸収するよう
に構成した気密材を備えており、雨除け材と気密材間に
等圧空間が形成され、室外空間から等圧空間内に侵入し
た雨水等は、等圧空間で切り落とされて排水されること
になる。
【0010】また、熱膨張や層間変位によりパネル部材
と開口壁部間の相対位置関係が変動すると、雨除け材
は、開口側壁部の壁面又はパネル部材の側縁部の外面を
摺接しながら移動することで、相対位置関係の変動を吸
収するが、気密材は、変位吸収部の撓み量が変化した
り、気密材における変位吸収部の位置が移動すること
で、相対位置関係の変動を吸収することになり、雨除け
材のシー性は摩耗などにより多少低下するものの、気
密材のシール性は常時一定に保持されるので、雨除け材
のシール性の低下により、等圧空間内への雨水等の侵入
は多少増加するものの、侵入した雨水等は、等圧空間に
おいて切り落とされて排水されるとともに、気密材によ
り確実にシールされて、室内側への侵入が効果的に阻止
されることになる。また、変位吸収部を変形させて相対
位置関係の変動を吸収するので、変位吸収部の一側から
他側までの長さの設定如何により、吸収可能な変動量の
許容範囲を容易に拡大出来る。
【0011】ここで、請求項2に係る等圧排水構造のよ
うに、気密材と雨除け材の少なくとも一方をパネル部材
の外面又は内面に接着剤やアンカーで固定すると、パネ
ル部材に対する組付性が向上する。また、請求項3に係
る等圧排水構造のように、パネル部材を複数枚平行に設
け、隣接するパネル部材の外縁部同士を連結ブロックで
連結し、気密材の一端を連結ブロックに固定すること
で、多重ガラスでも容易にシールすることが可能とな
る。更に、請求項4に係る等圧排水構造のように、パネ
ル部材を開口壁側部よりも室内側に配置させると、建築
物の開口壁部側に条溝などを形成する必要がなく、施工
作業を大幅に簡単化出来る。更にまた、請求項5に係る
等圧排水構造のように、パネル部材の左右の側縁部を建
築物の左右の開口側壁部の内側に一定の間隔をあけて配
置すると、パネル部材が室内側及び室外側へ移動可能と
なり、パネル部材の直交方向への大きな層間変位も吸収
することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1に示すように、建築物1の壁面
は、基本的に、上下方向に連設された縦プレキャストコ
ンクリート版(以下、単に縦PC版という)2と、左右
方向に配置された横プレキャストコンクリート版(以
下、単に横PC版)3と、隣接する上下の横PC版3と
左右の縦PC版2とで囲まれる開口部5に装着された板
ガラス4とから構成され、板ガラス4は、下部等圧排水
構造10と上部等圧排水構造20と左右の側部等圧排水
構造40を介して建築物1の開口部5を形成する開口壁
部に水密状に取付けられている。
【0013】前記下部等圧排水構造10について説明す
ると、図2に示すように、板ガラス4の下側の横PC版
3の上端には開口部5の下縁部を形成する開口下壁部1
1が室外6側下がりに設けられ、開口下壁部11の略中
央部には左右方向に延びる下部条溝12が形成され、下
部条溝12は左右両側へ向けて下り傾斜状に形成され、
下部条溝12の下半部の内壁面にはシリコーンゴム製な
どの条溝面保護塗布層13が形成され、下部条溝12内
には金属製の下向き略コ字状のセッティング部材14が
設けられ、板ガラス4の下端部は下部条溝12内に挿入
されてセッティング部材14により下方より支持されて
いる。
【0014】前記下部条溝12の室外6側の壁面の上端
部にはシリコーンゴムからなる下部雨除けガラスビード
部材15が下部条溝12に沿って略全長に亙って取付け
られており、この下部雨除けガラスビード部材15には
板ガラス4の外面の下端近傍部に圧接されるリップ部1
5aが形成され、下部条溝12の室内7側の壁面の上段
部には下部気密材16が下部条溝12に沿って略全長に
亙って取付けられており、この下部気密材16は、常温
加硫ゴムからなるシーリング材17と発泡ポリエチレン
等からなるシール支持材18とで構成され、下部条溝1
2内には板ガラス4の下端部と下部雨除けガラスビード
部材15と下部気密材16とで下部等圧空間19が構成
され、下部等圧空間19は図示外の等圧空気連通孔を介
して室外6に開口され、下部等圧空間19の内圧は外気
圧と等圧に設定されている。
【0015】前記下部等圧排水構造10では、基本的に
は、下部等圧空間19の内圧と外気圧とが等圧に設定さ
れており、圧力差により雨水等が下部等圧空間19内へ
吸引されないので、下部等圧空間19への雨水等の侵入
は下部雨除けガラスビード部材15により効果的に防止
されることになるが、暴風雨時などにおける風圧で、ガ
ラス面が押されてリップ部15aの接触圧が低下して、
下部雨除けガラスビード部材15と板ガラス4間を通っ
て下部等圧空間19内に雨水等が多少侵入したとして
も、この侵入した雨水等は下部条溝12を通って外部へ
排出され、室内7側への侵入は効果的に防止されること
になる。
【0016】前記上部等圧排水構造20について説明す
ると、図2に示すように、板ガラス4の上側の横PC版
3の下端には開口部5の上縁部を形成する開口上壁部2
1が設けられ、開口上壁部21の室内7側部分には略全
長に亙って切欠部22が形成され、切欠部22の室内7
側の部分にはフレーム本体23aとフレームカバー23
bとからなる閉断面状のフレーム23が着脱可能に固定
され、フレーム本体23aを切欠部22に固定した状態
で横PC版3の幅方向の略中央部には左右方向に延びる
上部条溝24が形成され、上部条溝24の横PC版3の
部分には条溝面保護塗布層25が形成され、板ガラス4
の上縁部は上部条溝24内に挿入され、板ガラス4の外
面の上端部にはシリコーンゴムからなる上部雨除けガラ
スビード部材26が板ガラス4の上端に沿って略全長に
亙って接着剤により固定されている。
【0017】前記上部雨除けガラスビード部材26の上
半部は二股に分岐され、室外6側には上部条溝24の室
外6側の壁面に圧接されるリップ部26aが形成され、
室内7側には板ガラス4の小口の上方へ傾斜状に延びる
水切り部26bが形成され、リップ部26aと水切り部
26b間には排水通路26cが形成されている。
【0018】前記フレーム本体23aの上面と切欠部2
2間には発泡シリコーンゴム製の気密部28aとシリコ
ーンゴム製のソリッドゴム脚部28bとからなる気密材
28がフレーム本体23aに嵌合固定され、フレーム本
体23aの下端部には支持部材29が左右方向に移動可
能に嵌合固定され、フレーム本体23aの室外6側の端
面には断熱材27がソリッドゴム脚部28bと支持部材
29間に保持されて固定され、板ガラス4の内面の上端
近傍部には常温加硫ゴムからなる上部気密材30が設け
られ、上部気密材30の室内7側の端部は下側の支持部
材29に接着され、上部条溝24内には板ガラス4の上
端部、上部雨除けガラスビード部材26、上部気密材3
0、フレーム23、気密材28により上部等圧空間32
が形成されている。
【0019】前記上部等圧排水構造20では、基本的に
は、上部等圧空間32の内圧と外気圧とが等圧に設定さ
れ、圧力差により雨水等が上部等圧空間32内へ吸引さ
れないので、上部雨除けガラスビード部材26のリップ
部26aにより、室外6から上部等圧空間32内への雨
水等の侵入が防止されることになるが、暴風雨時などに
おける風圧で、ガラス面が押されてリップ部26aの接
触圧が低下して、上部雨除けガラスビード部材26と板
ガラス4間を通って上部等圧空間32内に雨水等が多少
侵入したとしても、この侵入した雨水等は、水切り部2
6bにより切り落とされて排水通路26cを通って外部
へ排出されるので、室内7側への雨水等の侵入は効果的
に防止されることになる。また、地震等による板ガラス
4とフレーム本体23aとの層間変位は、上部気密材3
0が板ガラス4に圧接された状態で、支持部材29とと
もに左右方向へ移動することで吸収される。また、この
ように、板ガラス4の上端部がフレーム本体23aに対
して左右方向に移動して、板ガラス4とフレーム本体2
3aとの相対位置関係の変動を吸収するので、板ガラス
4の下端部と下側の横PC版3との相対位置関係の変動
量は僅かなものとなり、下部気密材16の破断や剥離が
防止される。
【0020】次に、前記側部等圧排水構造40について
説明するが、左右の側部等圧排水構造40は対称の構成
なので右側のものについて説明する。図3に示すよう、
縦PC版2の右端部には開口部5に臨む開口側壁部41
が形成され、開口側壁部41の厚さ方向の略中央部には
上下方向に延びる側部条溝42が形成され、側部条溝4
2の内壁面には条溝面保護塗布層46が形成され、板ガ
ラス4の側縁は開口側壁部41に対して一定距離Gあけ
て配置され、板ガラス4の外面の側縁部にはその略全長
に亙って側部雨除け材43が常温加硫ゴムからなるシリ
コーンシーリング材47aを介して接着され、側部雨除
け材43の下端部には室外6側へ突出して側部条溝42
の室外6側の壁面に摺接するリップ部43aが形成され
ている。
【0021】前記板ガラス4と開口側壁部41間には可
撓性を有する素材からなる側部気密材44が略全長に亙
って設けられ、気密材44の一端部は板ガラス4の内面
の側縁部に常温加硫ゴムからなるシリコーンシーリング
材47bを介して接着され、側部気密材44の他端部は
側部条溝42よりも室内7側の開口側壁部41に常温加
硫ゴムからなるシリコーンシーリング材47cを介して
接着され、側部気密材44の途中部には側部条溝42内
へ膨出した湾曲状の変位吸収部44aが形成され、側部
条溝42内には板ガラス4の側端部と側部雨除け材43
と側部気密材44とで閉鎖された側部等圧空間45が形
成されている。尚、前記側部等圧空間45を建築物1の
複数階に亙って形成する場合には、側部等圧空間45を
横断する壁部を所定間隔おきに形成し、この壁部上に溜
まった雨水等を外部へ排出することで、下側の側部等圧
空間45内に対して多量の排水が流れ込むことを防止す
るキャッチパンを設置することが好ましい。
【0022】前記側部等圧排水構造40では、基本的に
は、側部雨除け材43により、室外6から側部等圧空間
45への雨水等の侵入が防止されることになるが、側部
雨除け材43の接触圧の低下等により、側部雨除け材4
3と側部条溝42の壁面間を経て側部等圧空間45内に
雨水等が侵入しても、この侵入した雨水等は、側部等圧
空間45を通って外部へ排出されるので、室内7側への
雨水等の侵入は効果的に防止されることになる。
【0023】また、横PC版3と板ガラス4の熱膨張差
や地震などによる層間変位により、板ガラス4と開口側
壁部41との相対位置関係が、例えば、図3に2点鎖線
で示すように、板ガラス4の面内方向において変動する
と、板ガラス4の側縁部が側部条溝42内へ突入し、側
部雨除け材43は側部条溝42の壁面に圧接された状態
で側部条溝42の奥端側へ移動し、側部気密材44は、
変位吸収部44aが変形して一端部が板ガラス4ととも
に側部条溝42の奥端側へ移動する。また、例えば、図
3に1点鎖線で示すように、板ガラス4と直交する方向
に変動すると、板ガラス4の側縁部が側部条溝42に対
応する位置から室外6側へ移動し、側部雨除け材43は
縦PC版2の室外6側へ移動して室外6側の開口壁面部
41に圧接され、側部気密材44は、変位吸収部44a
が延びて一端部が板ガラス4とともに室外6側へ移動す
る。
【0024】つまり、側部雨除け材43は、側部条溝4
2の内壁面或いは室外6側の開口壁面部41を摺接する
ことで相対位置関係の変動を吸収するので、接触圧の低
下などによりそのシール性は多少低下することになる
が、側部気密材44は、変位吸収部44aが変形するこ
とで、相対位置関係の変動を吸収するので、常時安定し
たシール性を確保することが可能となり、側部雨除け材
43のシール性の低下により、室外6から側部等圧空間
45内への雨水の侵入は多少増加するものの、この侵入
した雨水等は、側部等圧空間45を通って外部へ排出さ
れることになり、側部気密材44に万一欠陥があって
も、側部気密材44側へはほとんど到達せず、結果とし
て室内7側への雨水等の侵入は確実に防止される。
【0025】このように、側部気密材44を側部条溝4
2や板ガラス4に摺接させないので、板ガラス4と開口
側壁部41との相対位置関係の変動量に影響されること
なく、板ガラス4の面内方向及び直交方向或いは両者の
組み合わせの方向への大きな層間変位に対しても、常時
安定したシール性を確保することが可能となり、柔構造
の高層建築物や長尺(例えば、長さ8m)な板ガラス4
を用いた建築物に対しても、十分なシール性を確保する
ことが可能となる。尚、前記板ガラス4は、下部等圧排
水構造10及び上部等圧排水構造20を介して、開口部
5に対する十分な取り付け強度が付与されるので、前記
側部等圧排水構造40は、安全で且つ信頼性の高いもの
となる。
【0026】次に、前記側部等圧排水構造40の第1別
実施例について説明する。尚、左右の側部等圧排水構造
50は、対称の構成のものなので、右側のものについて
説明する。また、前記実施例と同一部材には同一符号を
付してその詳細な説明を省略する。この第1別実施例の
側部等圧排水構造50は、縦PC版2よりも室内7側に
配置された板ガラス4と縦PC版2間をシールするため
のもので、図4に示すように、側部雨除け材51と側部
気密材52と連結ブロック53とを備えている。
【0027】前記縦PC版2の開口部5付近の室内7側
の壁部には左右1対の条溝54、55が形成され、左側
の条溝54には板ガラス4の外面に圧接される1対のリ
ップ部51aを有する側部雨除け材51が固定され、右
側の条溝55には側部気密材52の一端部が固定され、
板ガラス4の内面の右端縁には連結ブロック53が常温
加硫ゴムからなるシリコーンシーリング材53aを介し
て接着され、側部気密材52の他端部は連結ブロック5
3の右端部に嵌合固定され、側部気密材52の途中部に
は室内7側へ湾曲状に膨出した変位吸収部52aが形成
され、変位吸収部52aの内側に側部等圧空間56が形
成されている。尚、符号57は板ガラス4の小口に接着
剤などで固定された水切り部材である。
【0028】前記側部等圧排水構造50では、横PC版
3と板ガラス4の熱膨張差や地震などによる層間変位に
より、板ガラス4と開口部5との相対位置関係が変動
し、図5に2点鎖線で示すように、板ガラス4の側縁部
が右方へ移動すると、側部雨除け材51は板ガラス4の
外面に圧接された状態で右方へ移動し、側部気密材52
は、一端部が板ガラス4とともに右方へ移動すること
で、変位吸収部52aが変形することになり、前記実施
例と同様に、側部雨除け材51の接触圧は多少低下する
ものの、側部気密材52では常時安定したシール性を確
保することが可能となる。しかも、側部条溝42に板ガ
ラス4の側端部を挿入する場合と比較して、板ガラス4
の側方への移動量を大きく設定することが可能となる。
【0029】尚、前記板ガラス4を2重ガラスに構成す
る場合には、図5に示すように、連結ブロック58の室
外6側の端面を板ガラス4に常温加硫ゴムからなるシリ
コーンシーリング材58aを介して接着し、連結ブロッ
ク58の室内7内側の端面に常温加硫ゴムからなるシリ
コーンシーリング材59を介して板ガラス4Aを接着
し、内外の板ガラス4を連結ブロック58で連結すると
ともに、連結ブロック58に側部気密材52の他端部を
嵌合固定することになる。
【0030】次に、前記側部等圧排水構造40の第2別
実施例について説明する。尚、この第2別実施例も第1
変形例と同様に、右側の側部等圧排水構造60について
のみ説明する。この第2別実施例の側部等圧排水構造6
0は、図6に示すように、建築物の開口部の側縁部にプ
レキャストコンクリート柱(以下、単に柱という)61
が配置された場合において、柱61と柱61よりも室内
7側に配置した板ガラス4間をシールするためのもの
で、側部雨除け材62と側部気密材63と連結ブロック
64とを備えている。
【0031】前記板ガラス4が組付けられる柱61の室
内7側の部分には左右1対の条溝66、67が形成さ
れ、左側の条溝66には板ガラス4の外面に圧接される
リップ部62aを有する側部雨除け材62が固定され、
右側の条溝67には側部気密材63の一端部が固定さ
れ、板ガラス4の小口には連結ブロック64が常温加硫
ゴムからなる常温加硫ゴムからなるシリコーンシーリン
グ材64aを介して接着され、側部気密材63の他端部
は連結ブロック64の右端部に嵌合固定され、側部気密
材63の他端部と連結ブロック64の右端部間には常温
加硫ゴムからなるシリコーンシリング65が充填され、
側部気密材63の途中部には室内7側へ湾曲状に膨出し
た変位吸収部63aが形成され、変位吸収部63aの内
側に側部等圧空間68が形成されている。尚、符号69
は、基端が連結ブロック64に固定され、先端部に側部
雨除け材62に圧接されたリップ部69aを有する水切
り部材である。但し、現場打ちのコンクリート柱におい
ては、柱に取付金具を固定して、この取付金具に側部雨
除け材62を取り付けてもよい。
【0032】前記側部等圧排水構造60では、前記第1
別実施例と同様に、熱膨張差や層間変位によるシール性
の低下を効果的に抑制出来るとともに、板ガラス4の側
方への移動量を大きく設定出来、加えて、柱61に対す
る加工を極力少なくして、その施工作業を簡略化出来
る。
【0033】尚、前記板ガラス4を2重ガラスに構成す
る場合には、図7に示すように、室外6側の板ガラス4
の側縁部を常温加硫ゴムからなるシリコーンシーリング
材70aなどを介して連結ブロック70に接着し、室内
7側の板ガラス4Aを連結ブロック70に常温加硫ゴム
からなるシリコーンシーリング材70bを介して接着
し、この連結ブロック70に側部気密材63の一端部を
嵌合固定することになる。また、3重ガラスに構成する
場合には、図8に示すように、前記内外の板ガラス4、
4A間に板ガラス4Bを設け、この板ガラス4Bの外周
部を連結ブロック70に金具71を介して固定すること
になる。尚、本実施例では、パネル部材として板ガラス
4、4A、4Bを用いたが、ハニカムパネルなどのパネ
ル部材を用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る建築物の等圧排水構造に
よれば、パネル部材の外縁部にサッシュを設けないの
で、その分建築物の製作コストを低減できる。また、
密材の途中部に変位吸収部を形成し、この変位吸収部
撓み量の変化や、気密材における変位吸収部の位置の変
化により、熱膨張差や層間変位によるパネル部材と開口
壁部間の相対位置関係の変動を吸収するので、気密材の
シール性を常時一定に保持することが可能となる。この
ため、雨除け材のシール性は変形や接触圧の低下などに
より多少低下するものの、全体としては十分なシール性
が確保され、パネル部材と開口壁部間の相対位置関係の
変動が大きい、高層建築物や長尺なパネル部材を備えた
建築物においても、パネル部材と開口壁部間のシール性
を十分に確保することが可能となる。また、変位吸収部
の長さの設定如何により、吸収可能な変動量の許容範囲
を容易に拡大出来る。
【0035】請求項2に係る等圧排水構造によれば、気
密材と雨除け材の少なくとも一方をパネル部材の外面又
は内面に接着剤やアンカーで予め固定してあるので、両
シール部材の組付けが容易になる。請求項3に係る等圧
排水構造によれば、パネル部材を複数枚平行に設け、隣
接するパネル部材の外縁部同士を連結ブロックで連結
し、気密材の一端を連結ブロックに固定することで、多
重ガラスでも容易にシールすることが可能となる。請求
項4に係る等圧排水構造によれば、パネル部材を開口壁
側部よりも室内側に配置させ、プレキャストコンクリー
ト版などの溝に直接接合するので、加工、製造、取り付
け費用のかかる金属サッシュ等を必要とせず、しかも施
工作業を大幅に簡単化出来る。請求項5に係る等圧排水
構造によれば、パネル部材が室内側及び室外側へ移動可
能に開口側壁部に取り付けられるので、パネル部材の直
交方向への大きな層間変位も吸収することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 建築物の要部正面図
【図2】 図1のII−II線断面図
【図3】 図1のIII-III 線断面図
【図4】 第1別実施例に係る側部等圧排水構造の図3
相当図
【図5】 第1別実施例の変形例に係る側部等圧排水構
造の図4相当図
【図6】 第2別実施例に係る側部等圧排水構造の図3
相当図
【図7】 第2別実施例の第1変形例に係る側部等圧排
水構造の図6相当図
【図8】 第2別実施例の第2変形例に係る側部等圧排
水構造の図6相当図
【符号の説明】
1 建築物 2 縦プレキ
ャストコンクリート版 3 横プレキャストコンクリート版 28 気
密材 4 板ガラス 4A 板
ガラス 5 開口部 28a 気
密部 6 室外 28b ソ
リッドゴム脚部 7 室内 29 支
持部材 10 下部等圧排水構造 30 上
部気密材 11 開口下壁部 32 上
部等圧空間 12 下部条溝 40 側
部等圧排水構造 13 条溝面保護塗布層 41 開
口側壁部 14 セッティング部材 42 側
部条溝 15 下部雨除けガラスビード部材 43 側
部雨除け材 15a リップ部 43a リ
ップ部 16 下部気密材 44 側
部気密材 17 シーリング材 44a 変
位吸収部 18 シール支持材 45 側
部等圧空間 19 下部等圧空間 46 条
溝面保護塗布層 20 上部等圧排水構造 47a シ
リコーンシーリング材 21 開口上壁部 47b シ
リコーンシーリング材 22 切欠部 47c シ
リコーンシーリング材 23 フレーム 50 側
部等圧排水構造 23a フレーム本体 51 側
部雨除け材 23b フレームカバー 51a リ
ップ部 24 上部条溝 52 側
部気密材 25 条溝面保護塗布層 52a 変
位吸収部 26 上部雨除けガラスビード部材 53 連
結ブロック 26a リップ部 54 条
溝 26b 水切り部 55 条
溝 26c 排水通路 56 側
部等圧空間 27 断熱材 57 水
切り部材 58 連結ブロック 67 条
溝 58a シリコーンシーリング材 68 側
部等圧空間 59 シリコーンシーリング材 69 水
切り部材 60 側部等圧排水構造 69a リ
ップ部 61 柱 70 連
結ブロック 62 側部雨除け材 70a シ
リコーンシーリング材 62a リップ部 70b シ
リコーンシーリング材 63 側部気密材 4B 板
ガラス 63a 変位吸収部 71 金
具 64 連結ブロック 65 シリコーンシーリング材 66 条溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/94 E04B 1/64 E06B 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の開口部に装着される板ガラスや
    ハニカムパネルなどのパネル部材の外縁部と、開口部を
    形成する建築物の開口壁部との間の全長に亙って、室外
    側に雨除け手段、室内側に気密手段を夫々設け、両手段
    によりパネル部材の外縁部と開口壁部間に室外空間と略
    等圧な等圧空間を形成し、室外側の雨除け手段を経て室
    外空間から等圧空間内に侵入した雨水等を等圧空間で切
    り落として排水することで、室内側への雨水等の侵入を
    防止するように構成するとともに、パネル部材の外縁に
    サッシュを設けることなく建築物の開口部にパネル部材
    を組付けた建築物の等圧排水構造であって、 前記パネル部材の左右両縁部と開口壁部のうちの左右の
    開口側壁部間に亙って夫々設けられる気密手段は、可撓
    性を有する帯状のシート材で構成された気密材であっ
    て、一側がパネル部材の側縁部の内面に固定され、他側
    開口側壁部に固定され、幅方向の途中部に湾曲状に撓
    ませた変位吸収部が形成され、変位吸収部によりパネル
    部材と開口壁部との相対位置関係の変動を吸収するよう
    に構成した気密材を備え、 前記パネル部材の左右両縁部と左右の開口壁側部間に亙
    って夫々設けられる雨除け手段は、一端がパネル部材の
    側縁部の外面又は建築物の開口側壁部に固定され、他端
    が建築物の開口側壁部の壁面又はパネル部材の側縁部の
    外面に圧接された雨除け材を備えた、 ことを特徴とする建築物の等圧排水構造。
  2. 【請求項2】 前記気密材と雨除け材の少なくとも一方
    をパネル部材の外面又は内面に接着剤又はアンカーで固
    定したことを特徴とする請求項1に記載の建築物の等圧
    排水構造。
  3. 【請求項3】 前記パネル部材を複数枚平行に設け、隣
    接するパネル部材の外縁部同士を連結ブロックで連結
    し、気密材の一端を連結ブロックに固定したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の建築物の等圧排水構造。
  4. 【請求項4】 前記パネル部材を開口壁側部よりも室内
    側に配置させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の建築物の等圧排水構造。
  5. 【請求項5】 前記パネル部材の左右の側縁部を建築物
    の左右の開口側壁部の内側に一定の間隔をあけて配置し
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の建築物の等圧排水構造。
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