JP3338213B2 - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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JP3338213B2
JP3338213B2 JP29144894A JP29144894A JP3338213B2 JP 3338213 B2 JP3338213 B2 JP 3338213B2 JP 29144894 A JP29144894 A JP 29144894A JP 29144894 A JP29144894 A JP 29144894A JP 3338213 B2 JP3338213 B2 JP 3338213B2
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lever
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弘昌 山岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、トレイにカセットを装填
して該カセット挿入位置から装着位置までを往復移動す
る、所謂カセット装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図5〜図7に示す。図5はカセ
ット挿入位置における側面図である。図において、1は
逆L字状案内溝1a,1bを有する側板(図では片側の
みを示している)、2は案内溝1a,1bに係合案内さ
れるガイドピン3a,3bを有するカセットトレイ、4
はモータ等の駆動源(図示せず)から回転力が伝達され
る駆動ギア、5は中継用の減速ギア、6はガイドピン3
aが嵌入され該ガイドピン3aを駆動するための駆動レ
バー7が一体に形成されたレバーギアである。該レバー
ギア6は、図7に示すようにレバー7の部分にスプリン
グ8が架けられている。
【0003】上述の構成においてカセット(図示せず)
が装填されると、モータが回転して駆動ギア4、減速ギ
ア5を介してレバーギア6が時計方向(CW)へ回転す
る。それに伴って、駆動レバー7がガイドピン3aを駆
動するので、ガイドピン3a,3bがそれぞれ案内溝1
a,1bを摺動案内され、カセットトレイ2をカセット
挿入位置からカセット装着位置まで移動させる。図6
は、カセットトレイ2の移動途中を示している。この位
置で駆動レバー7の必要長さ、即ちレバーギア6の中心
軸9とガイドピン3a間の距離が最大となり、該駆動レ
バー7の長さはこの位置で決められる。従って、駆動レ
バー7の回動軌跡10は図示の点線のようになる。
【0004】図6の位置を過ぎてカセットトレイ2が所
定の位置(カセット装着位置)に到達するまでレバーギ
ア6が回転され、更にスプリング8によりガイドピン3
aを押圧付勢するまでレバーギア6を回転させた時点
で、モータの回転力がギア4に伝達されないように構成
している。このとき、レバーギア6の凹部6aとギア5
の凸部5aが係合してゼネバストップを形成し、スプリ
ング8が撓んでガイドピン3a、即ちカセットトレイ2
を押圧付勢した状態でレバーギア6はセルフロックされ
ている。従って、カセットは浮き上がることはない。
【0005】カセットを排出する場合は、モータが逆方
向へ回転することにより、レバーギア6が反時計方向
(CCW)へ回転してカセットトレイ2を図5の位置、
即ちカセット挿入位置にもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例の構成で
は、カセット装着装置の小型化を計るに当って、駆動レ
バーの最大必要長による回動軌跡分の高さ寸法が必要と
なり、装置の全高をこれ以上低くできないこと、又この
回動半径内には、案内溝周辺を補強するためのリブを設
けることができないこと、及び他の部品が近接しないよ
う、種々の制約を受けると云った問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、逆L字
状の案内溝を有する左右一対の側板と、前記案内溝を摺
動案内されるガイドピンを備えカセット挿入位置とカセ
ット装着位置間を往復移動するカセットトレイと、前記
ガイドピンを駆動する駆動レバーとから成り、前記駆動
レバーは、駆動源の駆動力を受けて回転するギアと、一
端が前記ガイドピンに係合すると共に前記ギアに該ギア
の直径方向に移動可能に取着された摺動レバーを備え、
前記摺動レバーの他端に長孔が設けられるとともに該長
孔に前記ギアの中心軸が貫通して前記摺動レバーが摺動
可能に嵌合され、前記摺動レバーは前記ギアの中心軸方
向に付勢される構成である。
【0008】前記摺動レバーは前記ギアの回転に対し
て、該ギアの回転中心から前記ガイドピンまでの距離が
最短になるよう移動する構成とし、前記ギアに一対のガ
イド突起又は突条が設けられ、前記摺動レバーを摺動案
内する構成とする。
【0009】
【作用】上述の構成により、カセットが装填されるとモ
ータの回転力を受けてギアが回転し、ギアと一体に回動
する摺動レバーがガイドピンを案内溝に沿って摺動案内
する。それに伴って、カセットトレイがカセット挿入位
置からカセット装着位置まで移動する。カセットトレイ
の移動中、ギアの中心軸とガイドピン間の距離の変化に
応じて、摺動レバーがギアの直径方向に摺動してガイド
ピンをスムーズに駆動案内するので、カセットトレイは
支障無くカセット装着位置へ案内される。
【0010】
【実施例】以下、本案の具体的な一実施例について図面
を参照しながら説明する。図1はカセット挿入位置の側
面図、図2はカセットトレイ移動途中(摺動レバーの長
さが最短になったとき)の側面図、図3はカセットトレ
イ移動途中(摺動レバーの長さが最長になったとき)の
側面図である。図4はカセットトレイ駆動レバーの平面
図である。図において、従来例と同一部分には同一番号
を付けてその説明を省略する。
【0011】図4に示すように、11はギア12と摺動
レバー13からなる駆動レバーで、ギア12には外周に
凹部12a、一対のガイド突起または突条12b,12
b及び、突起12c,12cが形成されている。摺動レ
バー13には、ギア12の回転方向に長孔13a、直径
方向に長孔13b、突起13c,13c、及び突起13
dが形成されている。
【0012】摺動レバー13はギア12のガイド突起1
2b,12b間に図示のように長孔13bに中心軸9を
貫入して摺動可能に嵌合され、突起12cと突起13c
間にスプリング14が架けられていて、該摺動レバー1
3は常時中心軸9方向へ付勢されている。なお、長孔1
3aにはガイドピン3aが貫入され、スプリング15の
一端が突起13dに架けられ、他端がガイドピン3aを
カセットトレイ2の往動(矢印)方向へ付勢する状態で
取り付けられている。
【0013】上述の構成において、カセット(図示せ
ず)が装填されると、モータ(図示せず)が回転して、
駆動ギア4及び減速ギア5を介してギア12に回転力が
伝達され、駆動レバー11はガイドピン3aを案内溝1
aに沿って移動させながら軸9を中心にCWへ回動す
る。従って、カセットトレイ2をカセット挿入位置から
カセット装着位置まで移動させ、ガイドピン3aをスプ
リング15でオーバストローク分押圧すると、ギア5の
凸部5aとギア12の凹部12aが係合して両ギア5,
12がセルフロックされた後、モータからの回転力がギ
ア4に伝達されない構成となっている。
【0014】図1に示すカセット挿入位置からギア12
のCWへの回転により、カセットトレイ2が移動して図
2及び図3に示す位置を経てカセット装着位置へ到達す
るが、この過程において摺動レバー13はガイドピン3
aの摺動に応じて、ギア12の直径方向に摺動移動す
る。即ち、軸9とガイドピン3a間の距離Lnは、図2
の位置で最小長さL1(図4(b)参照)となり、図3
に示す位置で最大長さL2(図4(c)参照)となる。
【0015】従って、摺動レバー13は軸を中心にし
て、半径方向へ(L2−L1)だけ変化するが、摺動レバ
ー13の先端の回動軌跡は点線16のようになり、従来
の軌跡10に比べて垂直方向、即ち装置の高さ方向にお
ける摺動レバー13の突出量が少なくなる。即ち、摺動
レバー13の回動スペースが少なくなるので、側板1の
案内溝1bの近辺(図示斜線部分)1cに対して補強リ
ブを付加したり、他の部品の配置が可能になる。
【0016】
【発明の効果】本案の構成により、カセットトレイを移
動させる摺動レバーの先端の回動軌跡が占めるスペース
が少なくなり、特に装置の高さ方向のスペースが少なく
なるため、カセット装着装置の全高を低くできるので、
機器の小型化に効果がある。また、スペース縮小に伴っ
てガイドピンの案内溝近辺の補強を施すことが可能にな
り、機構上の制約が軽減される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カセット挿入位置の側面図である。
【図2】カセットトレイ移動途中の側面図である。
【図3】カセットトレイ移動途中の側面図である。
【図4】カセットトレイ駆動レバーの平面図である。
【図5】従来例のカセット挿入位置の側面図である。
【図6】従来例のカセット移動途中の側面図である。
【図7】従来例のカセット駆動用レバーギアの平面図で
ある。
【符号の説明】
1 側板 2 カセットトレイ 3a ガイドピン 9 中心軸 11 駆動レバー 12 ギア 13 摺動レバー 14 スプリング 15 スプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆L字状の案内溝を有する左右一対の側
    板と、前記案内溝を摺動案内されるガイドピンを備えカ
    セット挿入位置とカセット装着位置間を往復移動するカ
    セットトレイと、前記ガイドピンを駆動する駆動レバー
    とから成り、 前記駆動レバーは、駆動源の駆動力を受けて回転するギ
    アと、一端が前記ガイドピンに係合すると共に前記ギア
    に該ギアの直径方向に移動可能に取着された摺動レバー
    を備え、 前記摺動レバーの他端に長孔が設けられるとともに該長
    孔に前記ギアの中心軸が貫通して前記摺動レバーが摺動
    可能に嵌合され、前記摺動レバーは前記ギアの中心軸方
    向に付勢されていることを特徴とするカセット装着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記摺動レバーは前記ギアの回転に対し
    て、該ギアの回転中心から前記ガイドピンまでの距離が
    最短になるよう移動することを特徴とする請求項1のカ
    セット装着装置。
  3. 【請求項3】 前記ギアに一対のガイド突起又は突条が
    設けられ、前記摺動レバーを摺動案内することを特徴と
    する請求項1乃至2のカセット装着装置。
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