JP3337441B2 - レベル調整具及びこれを用いたコンクリートブロックの施工方法 - Google Patents

レベル調整具及びこれを用いたコンクリートブロックの施工方法

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利彰 大嶽
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貴 廣瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレベル調整具に関
し、特に、コンクリート製の門型側溝ブロック等の下部
に設置し、そのレベルを調整するレベル調整具と、それ
を用いて行う施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来行われているコンクリートブロック
の施工方法は、支持基盤の上へ基礎コンクリートを打設
し、養生完了後にその上へコンクリートブロックを仮配
置し位置決めを行い、ブロックの下へクサビ又はプレー
トを挿入してレベル調整を行い布設している。布設完了
後、コンクリートブロックの上部開口部よりコンクリー
トを打設している。
【0003】また、図9及び図10は、特開平10−3
0269号公報において開示されている、高さ調整金具
の概要を示した図である。
【0004】図9を参照して、(a)施工面61を掘削
して、その基面を整正した上に、(b)支持基盤62を
敷設して、これを転圧して、基礎を整える。(c)その
整地面へ従来の高さ調整金具70を配置する。高さ調整
金具70は通常1つの門型側溝ブロック25の底部に対
して4個づつ又は他の複数個づつを用いている。この状
態に並べられた高さ調整金具70上へ門型側溝ブロック
65を設置し、高さ調整金具70により門型側溝ブロッ
ク65の高さ調整をしてレベル出しや勾配を合わせる。
そして、(d)のように基礎型枠63を組み付けた後、
基礎コンクリート64と底板コンクリート67の同時一
体打設を行う。
【0005】高さ調整金具70は、図10に示されてい
るように、接地板71と、その接地板71上に起立して
設けられたおねじ部72と、このおねじ部72に螺合さ
れるめねじ部73を有し、門型側溝ブロック65の下縁
68aを受ける受板74とからなる。受板74は底板7
6と門型側溝ブロック65の下縁68aの側部に沿う側
板77a,側板77bを両側に有している。側板77
a,側板77bが門型側溝ブロック65の下縁68aを
挟むように設けられているので、下縁68aに沿って任
意な最適位置へスライドさせることができる。めねじ部
73は高さ調整代を有している。接地板71とおねじ部
72間は当接状態となっており、回転可能である。門型
側溝ブロック65の下縁68aとチャンネル状の受板7
4との間はねじ75によって固定可能である。門型側溝
ブロック65は上部が開口となっており、高さ調整金具
70で門型側溝ブロック65のレベル調整をした状態
で、この開口部から基礎コンクリート64と底板コンク
リート67の同時一体打設が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の高さ調整
金具70では、おねじ部72の最下部の頭部をレンチ等
で回転させることによってその高さ調整を行う。頭部は
面で接地板71に常時押圧された状態となっているた
め、その摩擦抵抗が大きくなるため回転させにくい。
又、接地板71とねじ部72の最下部頭部の設置角度が
水平になっていないと頭部を回転させた時に片ずれをお
こし結果として設置位置がずれる。しかも、その頭部は
門型側溝ブロック65の下縁68aの下方に位置するた
め操作性が悪く、大きな回転力を必要とすることと相ま
って、そのレベルの微調整をすることが容易ではなかっ
た。安全性においても、ブロックの布設に必要な最少部
分しか掘削をしないため作業空間がせまく、しかもブロ
ック68の下部での調整作業になりボルトの座屈・ブロ
ックの破損等による危険がともなう作業であった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、上部よりレベル調整ボルトの位置
を目視することができ、しかも操作性が良く、且つレベ
ルの微調整を容易とするレベル調整具及びこれを用いた
コンクリートブロックの施工方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、コンクリートブロック等
を支持してそのレベル調整を行うためのレベル調整具で
あって、板形状を有し、コンクリートブロック等の底部
を支持することができる水平部と、板形状を有し、水平
部にほぼ直角方向に接続され、コンクリートブロック等
の側壁に沿わすことができる垂直部と、板形状を有し、
水平部とほぼ同方向に配置され、水平部又は垂直部のい
ずれかに接続されるボルト取付部と、ボルト取付部を貫
通するように下方向に向かって取り付けられ、その頭部
を回転することによって軸方向における水平部との相対
位置が変動する調整ボルトとを備え、水平部、垂直部及
び前記ボルト取付部は、長方形平板形状であって長手方
向における一方部と他方部とからなる1枚の金属板の曲
げ加工によって形成され、垂直部は、金属板の一方部よ
りなり、ボルト取付部は、金属板の他方部の横手方向に
おけるほぼ中央部分を垂直部に対して一方向に向かって
ほぼ直角に曲げて形成された第1水平部から構成され、
水平部は、金属板の他方部の一対の外方部分を垂直部に
対して一方向とは反対方向に向かってほぼ直角に曲げて
形成される一対の第2水平部とから構成されるものであ
る。
【0009】
【0010】このように構成すると、水平部によって支
持されたコンクリートブロック等の調整ボルト側への移
動が阻止される。また、レベル調整時において、一対の
第2水平部の各々が接続される垂直部の各々のいずれか
が常にコンクリートブロック等を押圧するため、ボルト
取付部に回転力を与えることがない。
【0011】請求項2記載の発明は、コンクリートブロ
ック等を支持してそのレベル調整を行うためのレベル調
整具であって、板形状を有し、コンクリートブロック等
の底部を支持することができる水平部と、板形状を有
し、水平部に対してほぼ直角方向に接続され、コンクリ
ートブロック等の側壁に沿わすことができる垂直部と、
板形状を有し、水平部とほぼ同方向に配置され、水平部
又は垂直部のいずれかに接続されるボルト取付部と、ボ
ルト取付部を貫通するように下方向に向かって取り付け
られ、その頭部を回転することによって軸方向における
水平部との相対位置が変動する調整ボルトとを備え、水
平部、垂直部及びボルト取付部は、長方形平板形状であ
って長手方向における一方部と他方部とからなる1枚の
金属板の曲げ加工によって形成され、垂直部は、金属板
の一方部である第1垂直部よりなり、ボルト取付部は、
金属板の他方部のほぼ中央部分であって、垂直部側の部
分よりなる第2垂直部と、第2垂直部に対して一方向に
向かってほぼ直角に曲げて形成される第1水平部とから
構成され、水平部は、金属板の他方部の一対の外方部分
を垂直部に対して一方向とは反対方向に向かってほぼ直
角に曲げて形成される一対の第2水平部とから構成され
るものである。
【0012】このように構成すると、水平部によって支
持されたコンクリートブロック等の調整ボルト側への移
動が阻止される。又、レベル調整時において、一対の第
2水平部の各々が接続される第1垂直部の各々のいずれ
かが常にコンクリートブロック等を押圧するため、ボル
ト取付部に回転力を与えることがない。さらに、ボルト
取付部のレベルが水平部のレベルに比べて下方に位置す
ることになる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成において、ボルト取付部は、調整
ボルトのねじ部の外径より大きな開口が形成された平板
と、その軸中心が開口の中心に整列するように平板に取
り付けられたねじ部に螺合自在のナットとからなるもの
である。このように構成すると、調整ボルトのボルト取
付部に対する螺合状態が安定する。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成において、調整ボルトは、角柱形状の頭部と、
頭部に接続されたねじ部と、ねじ部に接続され、その外
径がねじ部の谷径より小さく、且つその先端部が半球状
に形成された棒状部とを含むものである。
【0015】このように構成すると、少ない回転で調整
ボルトの先端部が平板から所望の位置に移動する。又、
調整ボルトの先端部を接地した状態での調整ボルトの回
転抵抗が低減し、且つ調整ボルトの水平移動に対する阻
止力がより大きくなる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載のレベル調整具を用いて行うコン
クリートブロックの施工方法であって、布設すべきコン
クリートブロックの下面にレベル調整具を取り付ける工
程と、レベル調整具が取り付けられたコンクリートブロ
ックを所定の基盤施工面上に載置する工程と、レベル調
整具を用いて、コンクリートブロックの水平レベルを調
整する工程と、取り付けられたレベル調整具の外方端部
に沿わせて、コンクリートブロックの外周を囲う態様で
型枠を基盤施工面上に設置する工程と、コンクリートブ
ロックの上部開口部及びコンクリートブロックと型枠と
の間からコンクリートを打設して、基礎コンクリート層
と底打ちコンクリート層とを一体に打設する工程とを備
えたものである。
【0017】このように構成すると、上方からの調整ボ
ルトの操作のみによって、コンクリートブロックの水平
レベルの調整が行われ、しかも基礎コンクリート層と底
打ちコンクリート層とが一体打設される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、上方に位置する調整ボルトの頭部を回転させるだ
けで、水平部に支持されたコンクリートブロック等のレ
ベル調整が容易となるとともに、コンクリートブロック
等の調整ボルト側への移動が阻止され、又ボルト取付部
に回転力を与えることがないため、より安定した状態で
のレベル調整が可能となる。又、水平部、垂直部及びボ
ルト取付部とは1枚の金属板から形成されるため、製造
コストが削減すると共に一定の強度を確保することがで
きる。
【0019】
【0020】請求項2記載の発明は、上方に位置する調
整ボルトの頭部を回転させるだけで、水平部に支持され
たコンクリートブロック等のレベル調整が容易となると
ともに、コンクリートブロック等の調整ボルト側への移
動が阻止され、又、ボルト取付部に回転力が加わらない
ので、より安定した状態でのレベル調整が可能となる。
しかも、水平部の接地面からの位置に対して調整ボルト
の長さを短くすることが可能となり、座屈の可能性も小
さくなる。仮に座屈した場合でも、接地する第1水平部
とコンクリートブロック等を支持している第2水平部と
の間に一定の空間が確保されるため、手、足がコンクリ
ートブロック等の下に挟まれる危険性もなく、より安定
した状態での調整ボルトの回転が可能となる。さらに、
水平部、垂直部及びボルト取付部とは1枚の金属板から
形成されるため、製造コストが削減すると共に一定の強
度を確保することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の効果に加えて、平板自身にねじが形成
されたものに比べて安定したねじ孔が形成されるため、
操作性を向上させるとともに製造時のコスト削減に寄与
する。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の効果に加えて、コンクリートブロック等のレベル調
整がより迅速に可能となり、又より小さな回転力で且つ
安定した状態でのレベル調整が可能となる。
【0023】請求項5記載の発明は、上方からの調整ボ
ルトの操作のみによって、コンクリートブロックの水平
レベルの調整が行われため、効率的でかつ安全な作業が
可能となる。しかも基礎コンクリート層と底打ちコンク
リート層とが一体打設されるので、効率的な施工となる
と共に、レベル調整具が一体打設されたコンクリート層
に覆われるので、施工後の美観を阻害することもない。
【0024】これらの図を参照して、レベル調整具16
は所定の厚さの長方形板状の例えば鉄板等の金属板を断
面L字状に曲げ加工したものによって構成されている。
すなわちレベル調整具16は、側溝25を支持するため
の水平部17と側溝25の側壁に沿わすための垂直部1
8とから構成される。水平部17の端部側は、調整ボル
ト21を取り付けるためのボルト取付部23になってい
る。ボルト取付部23には、調整ボルト21を挿通自在
とする丸形状の開口19が形成されており、その中心に
その軸が整列するようにナット20が水平部17の下面
側に溶接されて固定されている。
【0025】調整ボルト21は六角柱形状の頭部31
と、頭部31に接続するねじ部32と、ねじ部32に接
続され、その外面にねじが形成されていない円柱状の棒
状部33とから構成される。なお棒状部33の外径はね
じ部32の谷径より小さく形成されており、その先端部
34は半球状に仕上げられている。
【0026】一方、垂直部18の端部側には、固定ボル
ト26を取り付けるための長穴状切欠部22が形成され
ている。
【0027】図3は図2のIII−IIIラインの断面
図である。図を参照して、上述のように調整ボルト21
の棒状部33の外径はねじ部32の谷径より小さく形成
されているため、ねじ部32に螺合するナット20のめ
ねじ部に対して棒状部33は係合することなく挿通自在
となる。そのため、図3に示されたような状態に調整ボ
ルト21を係合するときには、調整ボルト21の胴部に
全ねじが形成されているのに比べて、より少ない回転に
よって図の状態に係合させることができる。これによっ
て、レベル調整のための調整ボルト21の所定位置への
係合に要する時間をより短縮することができる。そこ
で、この実施の形態による調整ボルトでは、ねじ部32
の軸方向長さは、側溝25のレベル調整に必要な最低限
の長さとしている。
【0028】次に、この実施の形態によるレベル調整具
16を用いて側溝25のレベル調整を行う手順について
説明する。
【0029】まず、レベル調整具16を調整すべき側溝
25の底部に当接させた状態で垂直部18を側溝25の
側壁に沿わせる。この状態で、固定ボルト26によって
垂直部18を側溝25に固定する。固定ボルト26は対
象とすべき側溝25に合わせて、インサート方式、アン
カーボルト方式又は貫通方式等を用いて固定すればよ
い。この時垂直部18に形成されている切欠部22は長
穴形状となっているため、固定ボルト26の固定にあた
っての上下の微調整が容易となる。
【0030】次に、調整ボルト21を水平部17に固定
されたナット20に螺合させる。そして、側溝25の水
平方向への位置合わせによって定まる調整ボルト21の
下方向に対応する位置であって、支持基盤28の上面に
矩形平板状の鉄製又はコンクリート平板等の接地板27
を配置する。この状態で側溝25を下方向に移動させる
と、調整ボルト21の棒状部33の先端部34が接地板
27の上面に当接する。
【0031】そして、調整ボルト21の頭部31をレン
チ等を用いて所望の方向に回転させる。これによって、
水平部17の下面と接地板27との上面との距離Lが変
動する。この時、調整ボルト21の先端部34は球面状
に仕上げられているため、接地板27とは一点で接触す
ることになる。したがって、調整ボルト21を回転させ
た場合、その回転による接地板27との間によって生じ
る摩擦力は先端部34が平面状のものに比べてより小さ
くなる。そのため、調整ボルト21を回転させるために
要する力を低減させることになり、調整ボルト21の回
転をスムーズに行うことが可能となる。
【0032】一方、側溝25による下方向への重量は、
調整ボルト21を介して接地板27に対して一点に加わ
るため、調整ボルト21の接地板27に対する水平方向
の移動阻止力が大きくなる。したがって、レベル調整時
の側溝25の水平方向の振れをより低減することも可能
となる。
【0033】調整ボルト21の回転によって側溝25を
所望の高さにするレベル調整が終了すると、基礎型枠2
9を支持基盤28の上に設置させる。この時、レベル調
整具16の水平部17の端部が基礎型枠29の設置位置
のガイドの役目を果たすことになり、側溝25に対する
基礎型枠29の位置合せがより簡易となる。そして基礎
型枠29を固定したのちコンクリートを側溝25の上方
部から流し込むことによって、基礎コンクリート30a
と底打ちコンクリート30bとの一体打設が可能とな
る。なお、レベル調整具16と接地板27は流し込まれ
た基礎コンクリート30aおよび底打ちコンクリート3
0bの中に埋設されることになり、外部に露出すること
なく側溝25を所定のレベルに調整した状態が保持され
る。
【0034】図4はこの発明の第2の実施の形態による
レベル調整具の外観形状を示した斜視図であり、図5は
この実施の形態によるレベル調整具を使用した状態を示
した側面図である。
【0035】図4を参照して、この実施の形態によるレ
ベル調整具16は長方形平板形状の鉄板を切断し、これ
を曲げ加工することによって形成される。すなわち、金
属板の一方が垂直部18を構成し、金属板の他方部のほ
ぼ中央部分が垂直部18に対して一方向に向かってほぼ
直角に曲げられて第1水平部41を構成し、金属板の他
方部の一対の外方部分が第1水平部41の形成方向とは
反対方向に垂直部18に対してほぼ直角に曲げられて一
対の第2水平部42a,第2水平部42bを構成する。
【0036】垂直部18の端部側には固定ボルト26を
取り付けるための長穴状切欠部22が形成される。第1
水平部41の外方部には、先の実施の形態によるものと
同様に調整ボルト21を取り付けるための開口19が形
成され、この開口19の中心に整列するように第1水平
部41の下面側にナット20が溶接されて固定される。
【0037】次に、この実施の形態によるレベル調整具
16の使用方法について説明する。図5に示されている
ように、レベル調整すべき側溝25の底部に第2水平部
42a,第2水平部42bを当接させると共に、垂直部
18を側溝25の側壁に沿わせるように当接させ、この
状態で固定ボルト26によってレベル調整具16を側溝
25に固定させる。次に、第1水平部41に形成された
開口19に調整ボルト21を挿通させ、ナット20に螺
合させる。このように、側溝25の調整ボルト21側へ
の水平方向への移動は、固定ボルト26による固定の前
であっても垂直部18によって確実に阻止されるので、
側溝25とレベル調整具16との位置関係が安定したも
のとなる。
【0038】次に支持基盤28の上面の所定の位置に接
地板27を設置し、これに調整ボルト21の先端を当接
させるように側溝25を下方に移動させる。そして調整
ボルト21を所望の方向に回転させることによって、側
溝25のレベル調整が行われる。この時、第2水平部4
2a,第2水平部42bが接続する垂直部18の部分の
いずれかが、調整ボルト21の回転方向にかかわらず常
に側溝25の側壁に押圧される。そのため、第1水平部
41に回転力が加わらず、安定した状態で調整ボルト2
1の調整が可能となる。
【0039】レベル調整が終了すると、第1水平部41
の端部をガイドとして基礎型枠29を設置し、次に基礎
コンクリート30aと底打ちコンクリート30bとを流
し込み、これを養生することによって、側溝25の設置
工事が終了する。
【0040】図6はこの発明の第3の実施の形態による
レベル調整具16の外観形状を示した斜視図であり、図
7はこの実施の形態によるレベル調整具を使用した状態
を示した側面図である。
【0041】図6を参照して、この実施の形態によるレ
ベル調整具16は、第1水平部41が第1垂直部45か
ら直接直角方向に曲げられて形成されたものではない。
すなわち、図に示されているように、第1水平部41は
第1垂直部45と一体となって下方に伸びる第2垂直部
46の端部において直角方向に曲げられて形成された点
が、先の第2の実施の形態によるレベル調整具と異なっ
ている。他の部分の構造は、基本的に先の第2の実施の
形態によるレベル調整具と同一であるため、これらの点
についての説明は繰り返さない。
【0042】次に、この実施の形態によるレベル調整具
16の使用方法について説明する。図7を参照して、調
整すべき側溝25に対する第1垂直部45及び第2水平
部42a,第2水平部42bの当接及び固定ボルト26
を用いてのレベル調整具16の側溝25に対する固定に
ついては、先の第2の実施の形態によるものと同一であ
る。そして第1水平部41に取り付けられた調整ボルト
21を用いての側溝25のレベル調整の方法について
も、第2の実施の形態によるものと同一である。
【0043】しかしながら、この実施の形態によるレベ
ル調整具16は第2垂直部46が形成されているため、
側溝25の底部と支持基盤28の上面との間の距離L
に比べて、第1水平部41の下面と支持基盤28の上面
との間の距離Lが先の第2の実施の形態によるものと
比べて小さくなる。従って、距離Lを大きく取るよう
に側溝25のレベル調整具16を調整しなければならな
い場合であっても、調整ボルト21が取り付けられる部
分の実質距離Lを小さくすることができる。そのた
め、調整ボルト21の径を特に太くする等の必要がな
く、安定した状態で調整ボルト21を操作することが可
能となる。すなわち、調整ボルト21の座屈の恐れにつ
いては、距離Lを前提として設計すればよいため、調
整ボルト21のコストの削減に寄与する。
【0044】次に調整ボルト21の回転によるレベル調
整が終了したのち、第1水平部41の端部をガイドとし
て基礎型枠29を設置し、基礎コンクリート30aと底
打ちコンクリート30bとを流し込むことによって側溝
25の設置工事は終了する。
【0045】図8はこの発明の第4の実施の形態による
レベル調整具の外観形状を示した斜視図である。
【0046】図を参照して、この実施の形態によるレベ
ル調整具16は1枚の金属板を曲げ加工することによっ
て形成するものではなく、2枚の矩形平板状の金属板を
組み合わせこれらを溶接等によって固定することによっ
て形成するものである。すなわち、長方形平板形状の垂
直片51を長方形平板形状の水平片52の上に起立する
ように取り付ける。垂直片51の外方部には固定ボルト
26を取り付けるための長穴状切欠部22が形成され
る。水平片52の一方側には調整ボルト21を取り付け
るための開口19が形成され、かつ開口19と整列する
ように水平片52の下面にナット20が溶接されて固定
される。そして使用時には、水平片52の他方部と垂直
片51との間に、調整すべき側溝25等を設置してこれ
を固定することによって、先の図5に示した第2の実施
の形態のように側溝25のレベル調整が可能となる。
【0047】なお、上記の各実施の形態においては、調
整ボルト21のねじ部32を螺合させるために水平部1
7等の下面にナット20を取り付けているが、これに代
えて、水平部17等に形成された開口19自身に、ねじ
部32に螺合するめねじを形成してもよい。
【0048】また、上記の各実施の形態においては、調
整ボルト21の先端側をその外面にねじが形成されてい
ない棒状部33としているが、これは調整ボルト21の
水平部17に対する所定位置までの取り付けを迅速にす
るために設定されたものである。したがって、取り付け
の迅速さを特に問題としないのであれば、通常のボルト
のように先端までの全ての胴部にねじが形成されたもの
を調整ボルトとして使用してもよい。
【0049】さらに、上記の各実施の形態においては、
固定ボルト26を用いてレベル調整具16を側溝25に
固定しているが、側溝25の設置工事の内容によっては
必ずしも固定ボルト26は必要ではない。
【0050】さらに、上記の各実施の形態においては、
固定ボルト26の側溝25に対する固定における誤差を
吸収するために垂直部18に長穴状切欠部22を形成し
ているが、これに代えて垂直部18に長穴を形成した
り、あるいは複数の丸孔等を形成してもよい。
【0051】さらに、上記の各実施の形態においては、
支持すべきブロックをその底部が開放されている門型の
側溝25を対象としているが、適用対象はこれに限ら
ず、底部が開放されていないコンクリートブロック等に
対しても、第1の実施の形態以外の他の形態によるレベ
ル調整具を同様に適用することが可能である。
【0052】さらに、上記の各実施の形態においては、
レベル調整具をコスト的な利点から鉄板等の金属板を加
工して形成しているが、金属板に限らず、セラミックス
や鋳物等の他の材料によって水平部や垂直部を形成して
も良い。
【0053】さらに、上記の各実施の形態では、調整ボ
ルトを受ける接地板を用いているが、支持基盤の上面の
状況によっては、必ずしも必要なものではなく、直接調
整ボルトを支持基盤の上に設置してこれを調整してもよ
い。
【0054】次に、上記の各実施の形態によるレベル調
整具を用いてコンクリートブロック等のレベル調整を行
う際の施工方法について説明する。1.コンクリートブ
ロックのジョイント部に「受け」がない通常のものコン
クリートブロック両端部付近の両壁面下部へレベル調整
ボルトが外側になるようにレベル調整具を計4ヶ所又は
複数ヶ所に取り付け布設を行う。連続して設置する他の
コンクリートブロックに対しても、順次同様にレベル調
整具を取り付けて布設作業を行う。
【0055】掘削の都合上、コンクリートブロックのジ
ョイント部に作業空間がない場合にはレベル調整ボルト
がブロック壁部の内側へなるように取り付け、ブロック
の上部(開放部)又は内部よりボックスレンチ等を用い
てレベル調整を行う。
【0056】なお、全てのレベル調整具をブロック壁内
部へ向けて取り付けても良いがバランス的に少し不安定
になるので、外方に向かって取り付けるレベル調整具も
確保しておくことが好ましい。2.コンクリートブロッ
クの端部をジョイント部に重ね合わせて布設を行う構造
のものジョイント部の対面壁部の下部2ヶ所又は複数ヶ
所にレベル調整具を取り付け、前述の項目1.と同要領
にて布設作業を行う。3.なお、レベル調整具の向きは
どのように取り付けても良いが、最もバランスの良い取
り付け方法を下記に列記する。
【0057】 全てのレベル調整ボルトがブロック壁
部の外側になるように取り付ける。 ブロックの一方の端部2ヶ所はブロック壁部の内側
向きに、もう一方の端部2ヶ所は外側になるよう取り付
ける。 ブロック両端部の対角方向の2ヶ所はブロック壁部
の内側向きに、もう一方の対角方向の2ヶ所は外側にな
るように取り付ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるレベル調整
具の概略形状を示した斜視図である。
【図2】図1で示されたレベル調整具の使用状態を示し
た側面図である。
【図3】図2のIII−IIIラインの断面図である。
【図4】この発明の第2の実施に形態によるレベル調整
具の概略形状を示した斜視図である。
【図5】図4で示されたレベル調整具の使用状態を示し
た側面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態によるレベル調整
具の概略形状を示した斜視図である。
【図7】図6で示されたレベル調整具の使用状態を示し
た側面図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態によるレベル調整
具の概略形状を示した斜視図である。
【図9】従来の高さ調整金具を用いたコンクリートブロ
ックの施工要領を示した図である。
【図10】図9の従来の施工要領で用いられる高さ調整
金具の詳細を示した側面図である。
【符号の説明】
16 レベル調整具 17 水平部 18 垂直部 19 開口 20 ナット 21 調整ボルト 31 頭部 32 ねじ部 33 棒状部 34 先端部 41 第1水平部 42 第2水平部 45 第1垂直部 42 第2垂直部 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 397053683 加藤 孝 三重県桑名市東方1387番地の1 (73)特許権者 593070321 奥田 智一 三重県一志郡香良洲町3665−6 (72)発明者 大嶽 利彰 岐阜県多治見市小路町46番地の1 (72)発明者 太田 浩司 三重県伊勢市中須町1535 (72)発明者 大脇 博美 岐阜県美濃加茂市牧野2312番地の1 (72)発明者 廣瀬 貴 岐阜県美濃加茂市加茂野町木野472番地 の91 (72)発明者 加藤 孝 三重県桑名市大字東方1387番地の1 (72)発明者 奥田 智一 三重県一志郡香良洲町3665−6 (56)参考文献 特開 平10−140641(JP,A) 特開 平9−221769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 5/04 E04G 21/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロック等を支持してその
    レベル調整を行うためのレベル調整具であって、 板形状を有し、コンクリートブロック等の底部を支持す
    ることができる水平部と、 板形状を有し、前記水平部に対してほぼ直角方向に接続
    され、コンクリートブロック等の側壁に沿わすことがで
    きる垂直部と、 板形状を有し、前記水平部とほぼ同方向に配置され、前
    記水平部又は前記垂直部のいずれかに接続されるボルト
    取付部と、 前記ボルト取付部を貫通するように下方向に向かって取
    り付けられ、その頭部を回転することによって軸方向に
    おける前記水平部との相対位置が変動する調整ボルトと
    を備え、 前記水平部、前記垂直部及び前記ボルト取付部は、長方
    形平板形状であって長手方向における一方部と他方部と
    からなる1枚の金属板の曲げ加工によって形成され、 前記垂直部は、前記金属板の前記一方部よりなり、 前記ボルト取付部は、前記金属板の前記他方部の横手方
    向におけるほぼ中央部分を前記垂直部に対して一方向に
    向かってほぼ直角に曲げて形成された第1水平部から構
    成され、 前記水平部は、前記金属板の前記他方部の一対の外方部
    分を前記垂直部に対して前記一方向とは反対方向に向か
    ってほぼ直角に曲げて形成される一対の第2水平部とか
    ら構成される、レベル調整具。
  2. 【請求項2】 コンクリートブロック等を支持してその
    レベル調整を行うためのレベル調整具であって、 板形状を有し、コンクリートブロック等の底部を支持す
    ることができる水平部と、 板形状を有し、前記水平部に対してほぼ直角方向に接続
    され、コンクリートブロック等の側壁に沿わすことがで
    きる垂直部と、 板形状を有し、前記水平部とほぼ同方向に配置され、前
    記水平部又は前記垂直部のいずれかに接続されるボルト
    取付部と、 前記ボルト取付部を貫通するように下方向に向かって取
    り付けられ、その頭部を回転することによって軸方向に
    おける前記水平部との相対位置が変動する調整ボルトと
    を備え、 前記水平部、前記垂直部及び前記ボルト取付部は、長方
    形平板形状であって長手方向における一方部と他方部と
    からなる1枚の金属板の曲げ加工によって形成され、 前記垂直部は、前記金属板の前記一方部である第1垂直
    部よりなり、 前記ボルト取付部は、前記金属板の前記他方部の横手方
    向におけるほぼ中央部分であって、前記垂直部側の部分
    よりなる第2垂直部と、前記第2垂直部に対して一方向
    に向かってほぼ直角に曲げて形成される第1水平部とか
    ら構成され、 前記水平部は、前記金属板の前記他方部の一対の外方部
    分を前記垂直部に対して前記一方向とは反対方向に向か
    ってほぼ直角に曲げて形成される一対の第2水平部とか
    ら構成される、レベル調整具。
  3. 【請求項3】 前記ボルト取付部は、前記調整ボルトの
    ねじ部の外径より大きな開口が形成された平板と、その
    軸中心が前記開口の中心に整列するように前記平板に取
    り付けられた前記ねじ部に螺合自在のナットとからな
    る、請求項1又は請求項2に記載のレベル調整具。
  4. 【請求項4】 前記調整ボルトは、角柱形状の頭部と、
    前記頭部に接続された前記ねじ部と、前記ねじ部に接続
    され、その外径が前記ねじ部の谷径より小さく、且つそ
    の先端部が半球状に形成された棒状部とを含む、請求項
    3記載のレベル調整具。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のレベル調整具を用いて行うコンクリートブロックの施
    工方法であって、 布設すべきコンクリートブロックの下面に前記レベル調
    整具を取り付ける工程と、 前記レベル調整具が取り付けられたコンクリートブロッ
    クを所定の基盤施工面上に載置する工程と、 前記レベル調整具を用いて、前記コンクリートブロック
    の水平レベルを調整する工程と、 前記取り付けられたレベル調整具の外方端部に沿わせ
    て、前記コンクリートブロックの外周を囲う態様で型枠
    を前記基盤施工面上に設置する工程と、 前記コンクリートブロックの上部開口部及び前記コンク
    リートブロックと前記型枠との間からコンクリートを打
    設して、基礎コンクリート層と底打ちコンクリート層と
    を一体に打設する工程とを備えた、コンクリートブロッ
    クの施工方法。
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