JP3336933B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JP3336933B2
JP3336933B2 JP32658097A JP32658097A JP3336933B2 JP 3336933 B2 JP3336933 B2 JP 3336933B2 JP 32658097 A JP32658097 A JP 32658097A JP 32658097 A JP32658097 A JP 32658097A JP 3336933 B2 JP3336933 B2 JP 3336933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子機器等
に使用されるSOI構造の半導体装置、及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横型半導体素子を形成した半導体素子形
成層と、半導体支持層との間に埋込絶縁層を有する、い
わゆるSOI(silicon on insulator)構造の半導体装
置が、ドレイン領域とウェル領域との間の寄生接合容量
成分が埋込絶縁層によってカットされて、ドレイン領域
とソース領域間の容量を低下することができるため、出
力容量の低い素子として注目されている。
【0003】このSOI構造の半導体装置は、例えば特
開平7−183522号に記載されたように、半導体素
子形成層と、半導体支持層との間に埋込絶縁層を有する
半導体装置の、半導体素子形成層に、横型半導体素子が
形成されたものであり、その横型半導体素子は、例えば
図5に示すように、埋込絶縁層32まで到達するN型の
ドリフト領域41と、そのドリフト領域41上に隣接し
て配設された高濃度N型のドレイン領域42と、ドリフ
ト領域41を挟んでドレイン領域42と対向する位置
に、ドリフト領域41と隣接して配設され、埋込絶縁層
32まで到達する、P型のウェル領域43と、そのウェ
ル領域43上に隣接して配設され、ドリフト領域41か
ら所定の距離離間して配設された高濃度N型のソース領
域44とを半導体素子形成層31に形成し、更にその表
面に、ソース領域44に接続したソース電極36と、ド
レイン領域42に接続したドレイン電極37と、ドリフ
ト領域41とソース領域44の間のウェル領域43に、
ゲート酸化膜39を介して接続したゲート電極38と、
を備えて形成されている。そして一般に、この半導体素
子が、複数並べて配設されることにより集積化されてい
る。
【0004】近年、耐圧が優れた半導体装置が望まれて
いる。そのため、図6に示すように、ウェル領域43上
に高濃度P型のボディーコンタクト領域45を配設する
と共に、そのボディーコンタクト領域45をソース電極
36に接続することにより、ウェル領域43とソース電
極36の電気的接続性を向上させると共に、ウェル領域
43とソース領域44を同電位にして、半導体素子内の
耐圧を高めることが検討されている。また、半導体素子
間の耐圧を高めるために、ウェル領域43の外側に、埋
込絶縁層32まで到達する高濃度P型の分離領域46を
配設し、その分離領域46をソース電極36に接続する
ことが検討されている。
【0005】しかし、これらのボディーコンタクト領域
45や分離領域46を配設した半導体装置の場合、従来
の構造と比較してボディーコンタクト領域45や分離領
域46を配設する部分が必要となるため、単位半導体素
子当たりの面積が大きくなり、半導体素子を配設する面
積効率が低いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、横型半導体素子を形成した半導体素子形成層と、
半導体支持層との間に埋込絶縁層を有する半導体装置で
あって、半導体素子内及び素子間の耐圧が優れると共
に、半導体素子を配設する面積効率が優れた半導体装置
を提供することにある。
【0007】また、半導体素子内及び素子間の耐圧が優
れると共に、半導体素子を配設する面積効率が優れた半
導体装置を、精度良く製造することが可能な半導体装置
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
半導体装置は、横型半導体素子を形成した半導体素子形
成層と、半導体支持層と、の間に埋込絶縁層を有する半
導体装置であって、半導体素子形成層に、埋込絶縁層ま
で到達する第一導電型のドリフト領域と、そのドリフト
領域上に隣接して配設された高濃度第一導電型のドレイ
ン領域と、上記ドリフト領域を挟んでドレイン領域と対
向する位置に、上記ドリフト領域と隣接して配設され、
埋込絶縁層まで到達する、第一導電型とは反対の第二導
電型のウェル領域と、そのウェル領域上に隣接して配設
され、上記ドリフト領域から所定の距離離間して配設さ
れた高濃度第一導電型のソース領域と、を備えて横型半
導体素子を形成している半導体装置において、半導体素
子形成層に、上記ウェル領域に隣接すると共に、上記ド
リフト領域から離間して配設された、埋込絶縁層まで到
達する高濃度第二導電型の分離領域をも備え、その分離
領域及びソース領域を、ソース電極に接続していること
を特徴とする。
【0009】
【0010】本発明の請求項に係る半導体装置の製造
方法は、請求項1記載の半導体装置の製造方法であっ
て、埋込絶縁層の一方の側に第一導電型の半導体素子形
成層を有すると共に、他方の側に半導体支持層を有する
基板の、半導体素子形成層の表面に酸化膜を形成した
後、分離領域を形成しようとする部分、及びウェル領域
を形成しようとする部分の一部、及びドレイン領域を形
成しようとする部分の一部の酸化膜を除去して、半導体
素子形成層を露出させ、次いで、半導体素子形成層のう
ち、分離領域を形成しようとする部分及びウェル領域を
形成しようとする部分の一部に、それぞれ不純物を注入
した後、熱処理することによって不純物を埋込絶縁層ま
で到達するように拡散させて、分離領域及びウェル領域
を形成し、次いで、ソース領域及びドレイン領域を形成
した後、分離領域及びソース領域と接続するように、ソ
ース電極を形成することを特徴とする。
【0011】本発明によると、分離領域が、ウェル領域
に隣接すると共に、埋込絶縁層まで到達する高濃度第二
導電型であり、かつ、ソース領域及び分離領域が共にソ
ース電極に接続しているため、ウェル領域とソース領域
を電気的接続性良く同電位にすることが可能となって、
従来の半導体装置のようにボディーコンタクト領域を設
けなくても、半導体素子内の耐圧を高めることが可能に
なる。また、この分離領域は、ウェル領域の外側に、埋
込絶縁層まで到達するように配設されているため、周囲
からの干渉を遮断することができ、半導体素子間の耐圧
を高めることが可能になる。
【0012】そのため、従来の半導体装置のようにボデ
ィーコンタクト領域を設けなくても、半導体素子内及び
素子間の耐圧が優れるので、半導体素子を配設する面積
効率が優れると共に、半導体素子内及び素子間の耐圧が
優れた半導体装置となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置及びその
製造方法を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係
る半導体装置の一実施の形態を説明する図であり、
(a)は厚み方向の断面図、(b)は平面方向の断面図
である。図2は本発明に係る半導体装置の他の実施の形
態を説明する平面方向の断面図である。また、図3及び
図4は本発明に係る半導体装置の製造方法の、一実施の
形態を説明する工程図である。
【0014】本発明の請求項1に係る半導体装置の一実
施の形態は、図1に示すように、半導体素子形成層11
と、半導体支持層13と、の間に埋込絶縁層12を有す
る半導体装置であり、半導体素子形成層11に横型半導
体素子が形成されている。なおこの図は、複数並べて配
設された半導体素子のうち、1つを表した図である。な
おこれらの層の材料やイオン濃度等としては、特に限定
するものではないが、半導体支持層13としては、N型
で、イオン濃度が1019cm-3以上のシリコンが挙げら
れ、埋込絶縁層12としては、酸化シリコンが挙げられ
る。また、半導体素子形成層11のうち、半導体素子を
形成していない部分は、N型で、イオン濃度が1015
-3台のシリコンが挙げられる。
【0015】この半導体素子形成層11に形成された半
導体素子には、埋込絶縁層12まで到達するN型のドリ
フト領域21と、そのドリフト領域21上に隣接して配
設された高濃度N型のドレイン領域22を備えている。
更に、ドリフト領域21を挟んでドレイン領域22と対
向する位置には、ドリフト領域21と隣接して配設され
た、埋込絶縁層12まで到達する、P型のウェル領域2
3を備えており、更に、そのウェル領域23上には、ウ
ェル領域23に隣接して配設され、ドリフト領域21か
ら所定の距離離間して配設された高濃度N型のソース領
域24を備えている。更に、ウェル領域23に隣接する
部分には、ドリフト領域21から離間して配設された、
埋込絶縁層12まで到達する高濃度P型の分離領域25
を備えている。
【0016】また、これらの表面に、ソース領域24及
び分離領域25に接続したソース電極16と、ドレイン
領域22に接続したドレイン電極17と、ウェル領域2
3のうちドリフト領域21とソース領域24の間の部分
(以下、チャネル部と記す)23aに、ゲート酸化膜1
9を介して接続したゲート電極18と、を備えることに
より、半導体素子が形成されている。
【0017】なお、分離領域25が、ウェル領域23に
隣接すると共に、埋込絶縁層12まで到達する高濃度P
型であり、かつ、ソース領域24及び分離領域25が共
にソース電極16に接続していることが重要である。分
離領域25がウェル領域23に隣接していない場合や、
埋込絶縁層12まで到達していない場合や、ソース領域
24及び分離領域25の一方又は両方がソース電極16
に接続していない場合には、半導体素子内や素子間の耐
圧が低下しやすくなる。
【0018】この分離領域25は、ウェル領域23と同
様の高濃度P型であり、かつ、ウェル領域23に隣接し
て配設されているため、ウェル領域23との電気的接続
性に優れ、更に、ソース領域24及び分離領域25が共
にソース電極16に接続しているため、ウェル領域23
とソース領域24を同電位にすることが可能となって、
従来の半導体装置のようにボディーコンタクト領域を設
けなくても、半導体素子内の耐圧を高めることが可能に
なる。また、この分離領域25は、ウェル領域23の外
側に、埋込絶縁層12まで到達するように配設されてい
るため、周囲からの干渉を遮断することができ、半導体
素子間の耐圧を高めることが可能になる。
【0019】そのため、従来の半導体装置の場合のよう
にボディーコンタクト領域を設けなくても、半導体素子
内及び素子間の耐圧が優れるので、半導体素子を配設す
る面積効率が優れると共に、半導体素子内及び素子間の
耐圧が優れた半導体装置となる。なお更に、従来の半導
体装置の場合に有していた、ウェル領域のうちボディー
コンタクト領域と分離領域の間の部分も無くすことがで
きるため、半導体素子を配設する面積効率が優れた半導
体装置となる。
【0020】なお上記各領域や電極の材料やイオン濃度
等としては、特に限定するものではないが、ドリフト領
域21は、半導体素子形成層11のうち、半導体素子を
形成していない部分と同様のN型で、イオン濃度が10
15cm-3台の領域である。また、ドレイン領域22及び
ソース領域24は、N型で、イオン濃度が1020cm -3
台の領域であり、拡散長は1μm程度である。なおこの
拡散長は、チャネル部23aのフローティングをさける
ために、半導体素子形成層11の厚みより薄いことが必
要であり、この場合、半導体素子形成層11の厚みは、
例えば2μmである。また、ウェル領域23は、P型
で、イオン濃度が1016cm-3以上の領域であり、分離
領域25は、P型で、イオン濃度が1019cm-3以上の
領域である。
【0021】また、ソース電極16は、ソース領域24
上、及び分離領域25上にまたがって形成されており、
例えばアルミ・シリコン合金で形成される。なお、この
ソース電極16は、半導体装置の動作時には、接地して
用いられる。そのため、分離領域25及びウェル領域2
3も接地され、半導体素子内及び半導体素子間の耐圧を
高めることが可能となる。また、ドレイン電極17は、
ドレイン領域22上に、例えばアルミ・シリコン合金で
形成される。また、ゲート電極18は、チャネル部23
a上に形成された、例えば厚さ500オングストローム
のゲート酸化膜19の上に形成され、例えば高濃度にド
ープされたポリシリコンで形成される。
【0022】またこれらの各領域の表面部分の幅として
は、耐圧が100Vの場合、例えば、ドレイン領域22
が4μm、ドリフト領域21が5μm、ウェル領域23
(チャネル部23a)が2μm、ソース領域24が6μ
m、分離領域25が3μmであり、これらの合計20μ
mのセルピッチで、半導体素子を形成可能となる。な
お、図4に示す従来の半導体装置の場合、ボディーコン
タクト領域45、及び、ウェル領域43のうちボディー
コンタクト領域45と分離領域46の間の部分の幅が必
要となるため、同様に耐圧が100Vの場合、例えば、
セルピッチは27μmとなる。
【0023】なお、分離領域25を配設する位置は、隣
り合う半導体素子の間全体に配設することに限定するも
のではなく、図2に示すように、隣り合う半導体素子1
0,10のウェル領域23の間全体に、ソース領域24
を配設すると共に、そのソース領域24の外側に分離領
域25を形成するようにし、この分離領域25とソース
領域24を、ソース電極16に接続するようにしても良
い。この場合、更にセルピッチを小さくすることが可能
なため、特に半導体素子を配設する面積効率が優れた半
導体装置となり好ましい。なお、同様に耐圧が100V
の場合、分離領域25の幅を減算することにより、例え
ば、セルピッチは17μmとなる。
【0024】このような半導体素子が形成された半導体
装置を製造する方法としては、例えば図3(a)に示す
ように、埋込絶縁層12の一方の側にN型の半導体素子
形成層11を有すると共に、他方の側に半導体支持層1
3を有する基板を用いる。そして、半導体素子形成層1
1の表面を熱酸化して、半導体素子形成層11の表面に
酸化膜14を形成する。
【0025】次いで図3(b)に示すように、酸化膜1
4を形成した部分のうち、分離領域を形成しようとする
部分25b、及びウェル領域を形成しようとする部分の
一部23b、及びドレイン領域を形成しようとする部分
の一部22bの酸化膜14を除去して、半導体素子形成
層11を露出させる。次いで、図3(c)に示すよう
に、半導体素子形成層11の表面のうち、分離領域を形
成しようとする部分25bを残してレジストマスク50
を形成した後、分離領域を形成しようとする部分25b
に、ボロンイオン等の不純物を注入する。
【0026】次いで図3(d)に示すように、ウェル領
域を形成しようとする部分の一部23bのレジストマス
ク50を除去した後、レジストマスク50又は酸化膜1
4でマスクされていない部分に、ボロンイオン等の不純
物を注入する。次いでレジストマスク50を除去した
後、熱処理することによって、図4(a)に示すよう
に、ボロンイオン等の不純物を埋込絶縁層12まで到達
するように拡散させて、分離領域25及びウェル領域2
3を形成する。
【0027】次いで図4(b)に示すように、分離領域
25を形成した部分にレジストマスク50を形成した
後、半導体素子形成層11の表面のうち、ソース領域を
形成しようとする部分の一部24b及びドレイン領域を
形成しようとする部分の一部22bに、リンイオン等の
不純物を注入する。次いでレジストマスク50を除去し
た後、アニールを行い、図4(c)に示すように、ソー
ス領域24及びドレイン領域22を形成する。そして、
ドレイン領域22とウェル領域23に挟まれる部分が、
ドリフト領域21となる。
【0028】次いで図4(d)に示すように、酸化膜1
4を処理してゲート酸化膜19を形成した後、そのゲー
ト酸化膜19上にゲート電極18を設けると共に、ドレ
イン領域22上にドレイン電極17、ソース領域24上
及び分離領域25上にまたがってソース電極16を形成
することにより、半導体素子が形成される。
【0029】この方法の場合、酸化膜14をマスクとし
て自己整合的にソース領域24、ドレイン領域22及び
ウェル領域23を形成するため、微細な半導体素子を精
度良く製造することが可能となる。また、従来のボディ
ーコンタクト領域を形成した半導体装置の場合と比較し
て、ボディーコンタクト領域を形成するためのマスク工
程が不要となるため、生産性が向上するという効果も得
られる。
【0030】なお、上記の実施の形態は、第一導電型と
してN型、第二導電型としてP型の実施の形態を説明し
たが、これに限定するものではなく、第一導電型として
P型、第二導電型としてN型とするように形成した半導
体装置の場合も、同様に、半導体素子内及び素子間の耐
圧が優れると共に、半導体素子を配設する面積効率が優
れた半導体装置となる。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る半導体装置は、
半導体素子形成層に、ウェル領域に隣接すると共に、ド
リフト領域から離間して配設された、埋込絶縁層まで到
達する高濃度第二導電型の分離領域をも備え、その分離
領域及びソース領域を、ソース電極に接続しているた
め、半導体素子内及び素子間の耐圧が優れると共に、半
導体素子を配設する面積効率が優れた半導体装置とな
る。
【0032】本発明の請求項に係る半導体装置の製造
方法は、酸化膜をマスクとして本発明の請求項1に係る
半導体装置を製造するため、半導体素子内及び素子間の
耐圧が優れると共に、半導体素子を配設する面積効率が
優れた半導体装置を、精度良く製造することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施の形態を説明
する図であり、(a)は厚み方向の断面図、(b)は平
面方向の断面図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の他の実施の形態を説
明する平面方向の断面図である。
【図3】本発明に係る半導体装置の製造方法の、一実施
の形態を説明する工程図である。
【図4】本発明に係る半導体装置の製造方法の、一実施
の形態を説明する工程図である。
【図5】従来の半導体装置を説明する図であり、(a)
は厚み方向の断面図、(b)は平面方向の断面図であ
る。
【図6】従来の他の半導体装置を説明する図であり、
(a)は厚み方向の断面図、(b)は平面方向の断面図
である。
【符号の説明】
10 半導体素子 11,31 半導体素子形成層 12,32 埋込絶縁層 13,33 半導体支持層 14 酸化膜 16,36 ソース電極 17,37 ドレイン電極 18,38 ゲート電極 19,39 ゲート酸化膜 21,41 ドリフト領域 22,42 ドレイン領域 22b ドレイン領域を形成しようとする部分の一
部 23,43 ウェル領域 23a チャネル部 23b ウェル領域を形成しようとする部分の一部 24,44 ソース領域 24b ソース領域を形成しようとする部分の一部 25,46 分離領域 25b 分離領域を形成しようとする部分 45 ボディーコンタクト領域 50 レジストマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 岸田 貴司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 高野 仁路 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 吉田 岳司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−260503(JP,A) 特開 平7−193242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 29/786 H01L 21/336

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横型半導体素子を形成した半導体素子形
    成層と、半導体支持層と、の間に埋込絶縁層を有する半
    導体装置であって、半導体素子形成層に、埋込絶縁層ま
    で到達する第一導電型のドリフト領域と、そのドリフト
    領域上に隣接して配設された高濃度第一導電型のドレイ
    ン領域と、上記ドリフト領域を挟んでドレイン領域と対
    向する位置に、上記ドリフト領域と隣接して配設され、
    埋込絶縁層まで到達する、第一導電型とは反対の第二導
    電型のウェル領域と、そのウェル領域上に隣接して配設
    され、上記ドリフト領域から所定の距離離間して配設さ
    れた高濃度第一導電型のソース領域と、を備えて横型半
    導体素子を形成している半導体装置において、半導体素
    子形成層に、上記ウェル領域に隣接すると共に、上記ド
    リフト領域から離間して配設された、埋込絶縁層まで到
    達する高濃度第二導電型の分離領域をも備え、その分離
    領域及びソース領域を、ソース電極に接続していること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法で
    あって、埋込絶縁層の一方の側に第一導電型の半導体素
    子形成層を有すると共に、他方の側に半導体支持層を有
    する基板の、半導体素子形成層の表面に酸化膜を形成し
    た後、分離領域を形成しようとする部分、及びウェル領
    域を形成しようとする部分の一部、及びドレイン領域を
    形成しようとする部分の一部の酸化膜を除去して、半導
    体素子形成層を露出させ、次いで、半導体素子形成層の
    うち、分離領域を形成しようとする部分及びウェル領域
    を形成しようとする部分の一部に、それぞれ不純物を注
    入した後、熱処理することによって不純物を埋込絶縁層
    まで到達するように拡散させて、分離領域及びウェル領
    域を形成し、次いで、ソース領域及びドレイン領域を形
    成した後、分離領域及びソース領域と接続するように、
    ソース電極を形成することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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