JP3336917B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置で
あって、特に車室外空気の汚れ度合いに応じて内外気モ
ードを自動的に内気循環モードに切り換えるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車室外空気の汚れに応じて内外気
モードを自動的に内気循環モードに切り換えるものが周
知である。例えば、車室外の汚れを検出する汚れセンサ
を設置し、このセンサの検出値(汚れ度合い)が、所定
基準値(汚れ度合い)より大きいときには、内外気モー
ドを外気導入モードから内気循環モードに切り換える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外気の汚れ
度合いに対する乗員の感覚は、人それぞれ個人差があ
る。例えば、都市圏内に住んでいる人は、常に排気ガス
等に囲まれて生活しているので、乗員の汚れ度合いに対
する感覚は、鈍感であると言える。これに対し、比較的
外気が清浄な郊外に住んでいる人は、都市圏内に住んで
いる人よりも、乗員の汚れ度合いに対する感覚は、敏感
であると言える。従って、上記従来装置では、乗員の感
覚の個人差に追従できないという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、乗員の感覚の個
人差に追従して、汚れた外気にて乗員に不快感を与えず
に済む車両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし6記載の発明では、所定の空調状態
を乗員によって手動で設定する手動部材(26)と、
定基準値(Ls)を乗員によって手動にて変更設定する
手動設定手段(23)とを備え、乗員により手動部材
(26)が所定操作された時に、手動設定手段(23)
にて所定基準値(Ls)を変更設定可能としたことを特
徴としている。これにより、手動設定手段にて、所定基
準値を乗員の手動にて変更設定可能にしたため、乗員の
感覚の個人差に追従して、汚れた外気にて乗員に不快感
を与えずに済む。
【0006】また、請求項2記載の発明では、手動設定
手段(23)は、車室内に設けられた空調操作パネル
(22)に設けられ、所定の空調状態を切り換えるとと
もに、所定基準値(Ls)を変更設定するようになって
いることを特徴としている。
【0007】これにより、手動設定手段(23)が、所
定の空調状態を切り換えること所定基準値(Ls)を
変更設定することとを兼用しているため、所定の空調状
態を切り換えるための手段と所定基準値(Ls)を変更
設定するための手段とを別個に設けずに済む。また、請
求項3記載の発明は、手動部材(26)は、車室内に設
けられた空調操作パネル(22)に設けられ、空調操作
パネル(22)には、手動部材(26)で設定される空
調状態を表示する表示部(30)が設けられており、乗
員により手動部材(26)が所定操作されると、表示部
(30)に所定基準値(Ls)の設定状態を表示すると
ともに、手動設定手段(23)にて所定基準値(Ls)
を変更設定可能とする設定表示モードに切り換わるよう
になっていることを特徴としている。
【0008】これにより、設定表示モードに切り換える
ために、別個のスイッチ手段を設けずに済む。また、請
求項4記載の発明では、手動部材(26)は、内気循環
モードと外気導入モードとを切り換える内外気切換スイ
ッチ(26)にて構成されていることを特徴としてい
る。
【0009】これにより、乗員の操作フィーリングに合
わせて、設定表示モードに切り換えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。図1に車両用空調装置の内外気制御装
置の全体構成図を示す。図2に内外気切換装置の要部詳
細図を示す。図1に示すように車両の車室内には車両用
空調装置1が設置されている。この車両用空調装置1
は、周知のものであって車室内への空調用送風路をなす
空調ケース2を有する。空調ケース2の最も空気上流側
には、周知の内気導入口3と外気導入口4とが設けられ
ている。内気導入口3は、空調ケース2内に車室内空気
(以下、内気)を取り入れるためのものであり、外気導
入口4は、空調ケース2内に車室外空気(以下、外気)
を取り入れるものである。
【0011】これら内気導入口3と外気導入口4とは、
内外気切換部材である内外気切換ドア6にて選択的に開
閉可能となっている。内外気切換ドア6は、空調ケース
2に回動可能に支持されており、内気導入口3と外気導
入口4とから取り入れられる内気と外気との割合を切換
調整するものである。内外気切換ドア6は、電気的駆動
手段としてサーボモータ7にて駆動されるようになって
いる。サーボモータ7は、後述の制御装置20にて駆動
制御され、これにより、内外気切換ドア6は、図2中矢
印Aの範囲を作動可能となっている。
【0012】そして、本実施形態では、内外気モードと
して図2に示すように内気入口3を開口するとともに
外気導入口4を閉じるように内外気切換ドア6を図2中
aに示す作動範囲の一端側に駆動し、空調ケース2内に
内気のみを導く内気循環モード(以下、内気モード)
と、外気導入口4を開口するとともに内気導入口3を閉
じるように内外気切換ドア6を図2中bに示す作動範囲
の他端側に駆動し、空調ケース2内に外気のみを導く外
気導入モード(以下、外気モード)とが切換可能となっ
ている。
【0013】空調ケース2には、上記内気導入口3と外
気導入口4との空気下流側に、車室内に向かう空気流を
発生する送風機5が設けられている。そして、この送風
機5は、上記3つの内外気モードに応じて外気または内
気、もしくは内気および外気を空調ケース2内に吸引す
る。図示していないが空調ケース2には、上記送風機5
の空気下流側に空気を冷却する周知のエバポレータが配
置され、さらにこのエバポレータの下流側には空気を加
熱する周知のヒータコアが配置されている。そして、空
調ケース2内には、空調風の温度を調節する手段として
周知のエアミックスドアが配置されている。
【0014】さらに空調ケース2の空気下流側には、車
室内に空気を導く複数の空気通路が形成されている。こ
の空気通路は、周知のものであって乗員の上半身に向か
って空調風を送風するためのフェイス用空気通路、乗員
の下半身に向かって空調風を送風するためのフット用空
気通路、車両の窓ガラスの内面に向かって空調風を送風
するためのデフロスタ用空気通路等が形成されている。
なおこれら3つの空気通路への空気の流れは、周知の吹
出切換ドアにて制御される。
【0015】図1に示すように車両のエンジンルーム9
内には、外気の汚れを検出する手段であるガスセンサ1
0が設置されている。このガスセンサ10は周知のもの
であって良いが、本実施形態におけるガスセンサ10
は、一酸化炭素(CO)や炭化窒素(HC)等の有害ガ
スに反応する半導体素子(例えば、SiO2 )と、この
半導体素子の反応速度を高める電気ヒータ(図示しな
い)とからなるものである。そして、ガスセンサ10
は、上記有害ガスの濃度(外気の汚れ)が大きくなる
程、出力値(出力電圧)VDgs が低くなるように構成さ
れている。
【0016】次に、上記制御装置20について簡単に説
明する。制御装置20は、RAMやROM等を備えるコ
ンピュータ手段である。そして、制御装置20には、図
示しないイグニッションスイッチがオンされると、図示
しない車載バッテリから電力が供給されるようになって
いる。制御装置20には、入力端子として上記ガスセン
サ10の他に、空調環境に影響を与える環境因子を検出
するセンサ群21(例えば内気温センサ、外気温センサ
等)や、車室内に設けられた空調操作パネル22が接続
されている。
【0017】空調操作パネル22は、車両幅方向中央部
でインストルメントパネル(図示しない)に設けられて
いる。空調操作パネル22には、図3に示すように所定
の空調状態として車室内の設定温度を、乗員によって手
動で切り換えるダイアル式の温度設定器23(手動部
材)が設けられている。また、空調操作パネル22に
は、上記温度設定器23にて設定された設定温度となる
ように上記センサ群21からの信号に基づいて自動的に
空調制御するオート(AUTO)スイッチ24と、車両
用空調装置1の作動を停止するオフ(OFF)スイッチ
25と、乗員の操作により手動にて内気モードもしくは
外気モードを切り換える押動式の内外気スイッチ26
(手動設定手段)とが設けられている。
【0018】さらに空調操作パネル22には、図3に示
すように乗員の操作により送風機5の送風量を設定する
シーソー式の送風スイッチ27と、乗員の操作により吹
出口モードを切り換える吹出口モード切換スイッチ2
8、車両に搭載された空調用冷凍サイクル(コンプレッ
サ)の作動させるか、停止するかを設定するエアコン
(A/C)スイッチ29が設けられている。
【0019】そして、空調操作パネル22には、空調情
報を表示するLCDにて構成された表示部30が設けら
れている。この表示部30には、温度設定器23にて設
定された設定温度を表示する温度表示部30aと、送風
機5の送風量を表示する送風表示部30bと、吹出口モ
ードを表示する吹出口表示部30cとが設けられてい
る。
【0020】なお、上記オートスイッチ24をオンする
と上記送風機5が起動され、上記オフスイッチ22cを
オンすると上記送風機5が停止する。また、制御装置2
0には、出力端子として上記サーボモータ7や送風機5
等に接続されている。次に、ガスセンサ10の検出値に
応じた内外気切換ドア6の制御内容について説明する。
図4にこの制御内容を表すフローチャートを示す。な
お、このフローチャートは、上記イグニッションスイッ
チがオンされたときに、上記オートスイッチ24がオン
の状態にあり、送風機5が駆動状態のときに行われる。
【0021】先ず、ステップS10では、タイマー等の
初期化処理を行うとともに、ガスセンサ10のウォーム
アップを行う。ここで、ウォームアップとは、上述した
電気ヒータにて半導体素子を暖めて、半導体素子の反応
速度を高めることである。また、ガスセンサ10のウォ
ームアップは、このフローチャートが始めて実行された
とき約30秒行われ、30秒経過すると始めてステップ
S20に進む。そして、このウォームアップ中は、内外
気モードは内気モードとする。これにより、ウォームア
ップ中に外気が汚れていても、この外気が車室内に侵入
することが防止できる。
【0022】次にステップS20では、ガスセンサ10
にて有害ガスの濃度(外気の汚れの大きさであり、以
下、単にガス濃度)を検出するための基準値VCLR をセ
ットする。ここで、ガスセンサ10は、上記半導体素子
によって検出精度のばらつきが非常に大きいため、ガス
濃度を絶対値で検出することが困難である。従って、本
実施形態では上記基準値VCLR に対する変化量で外気の
汚れの大きさを検出する。また、上記基準値VCLR は、
ガスセンサ10が検出する汚れの絶対値である。
【0023】そして、本実施形態では上記基準値VCLR
は、以下の数式1にて決定される。
【0024】
【数1】基準値VCLR ←max(VCLR ,VDGS ) なお、VDGS はガスセンサ10の実際に検出する汚れ
(絶対値)である。上記数式1にて示すように基準値V
CLR は、このフローチャートが実行されているときの最
も外気が清浄な場所におけるガス濃度VDGS となる。
【0025】続いて、ステップS30では、ガスセンサ
10が検出するガス濃度VDGS を読み取り、ステップS
40に進む。ステップS40では、後述の内外気制御処
理に使用される処理値Lnを算出する。この処理値Ln
は以下の数式2にて算出される。
【0026】
【数2】処理値Ln=ガス濃度VDGS /基準値VCLR つまり、この数式2は、上述したように上記基準値VCL
R に対する変化量であって、外気の汚れ度合いに相当す
る。また、外気が汚染されて汚れの大きさが大きいと、
ガス濃度VDGS および処理値Lnは小さくなる。
【0027】次に、ステップS50に進んで、本発明の
要部である上記ガス濃度VDGS による内外気制御処理を
行う。以下、この内外気制御処理について説明する。図
5にこのステップS50の制御内容を示すフローチャー
トを示す。なお、上記内外気スイッチ26が操作されて
マニュアルにて内外気モードが決定されている場合は、
以下のフローチャートは実行されず、内外気スイッチ2
6の設定に応じて内外気モードが選択される。
【0028】先ず、ステップS51では、上記処理値L
nが予め設定された所定基準値Ls以下か否かを判定す
る。なお、この所定基準値Lsは、乗員が不快感を感じ
る外気の汚れの所定基準値である。そして、上述したよ
うに外気が汚染されて汚れが大きいと、ガス濃度VDGS
は小さくなる。従って、上記処理値Lnが所定基準値L
sより小さいときとは、外気の汚れが所定基準値より大
きくて乗員が不快感を感じるときである。そして、この
場合、ステップS52に進んで、内外気モードを内気モ
ードとする。
【0029】一方、ステップS51にて、上記処理値L
nが所定基準値Lsより大きいときには、外気がそれほ
ど汚れておらず、汚れ度合いが所定基準値より小さく乗
員が不快感を感じないときであり、この場合はステップ
S53に進む。ステップS53では、内外気モードを外
気モードとする。次に、本発明の要部である上記空調操
作パネル22について説明する。
【0030】本例では、上記所定基準値Lsは、温度設
定器23を操作することで、乗員によって手動にて−2
〜2の5段階、変更設定可能となっている。以下、この
所定基準値Lsの設定変更の処理(制御装置6での処
理)仕方を図6のフローチャート、および図7にて説明
する。なお、上記所定基準値Lsは、−2から2の順に
汚れが小さくなるように設定される。つまり、例えば、
所定基準値Lsが2のときと0のときでは、前者の方
が、外気の汚れに対して敏感に反応して、内外気モード
を内気循環モードに切り換えることになる。
【0031】ステップS60では、内外気スイッチ26
が第1所定時間T1(例えば、2秒)以上継続してオン
(押動)されたか否かを判定する。そして、この判定結
果がNOで、内外気スイッチ26のオン時間が、第1所
定時間T1より短いときには、ステップS70に進ん
で、乗員の指示通りに内気モードと外気モードとを切り
換える。
【0032】一方、ステップS60での判定結果がYE
Sで、内外気スイッチ26のオン時間が第1所定時間T
1より長いときには、ステップS80に進む。ステップ
S80では、表示部30を図7に示すような設定表示モ
ードに切り換える。つまり、乗員により内外気切換スイ
ッチ26(手動部材)が、所定操作として第1所定時間
T1以上継続してオンされると、表示部30に図7中
〜で示すように所定基準値Lsとして−2〜2の5段
階のうち、いずれか1つが表示するとともに、所定基準
値Lsの変更設定が可能となる設定表示モードに切り換
わる。
【0033】これにより、表示部30には、図7に示す
ように現状設定されている所定基準値Lsが表示され
る。また、ステップS80では、設定表示モードに切り
換わってからの時間を計時するタイマーカウントTを開
始する。その後、ステップS90にて温度設定器23が
操作されたか否かを判定し、この判定結果がYESで例
えば温度設定器23を図3中矢印T+側に回すと、図中
上方から下方に向かうように所定基準値Lsが変更設定
される。また、温度設定器23を図3中矢印T−側に回
すと、図中下方から上方に向かうように所定基準値Ls
が段階的に変更設定される。一方、ステップS90にて
温度設定器23が操作されていないと判定された場合
は、ステップS110に進む。
【0034】このように所定基準値Lsを乗員の手動に
て変更設定可能にしたため、乗員の感覚の個人差に追従
して、汚れた外気にて乗員に不快感を与えずに済む。ま
た、本発明では、設定表示モードに切り換えるために別
個のスイッチ手段を設けても良いが、本例では内外気切
換スイッチ26を上記スイッチ手段として兼用している
ため、特別にスイッチを設けずに済む。
【0035】これに加え、設定表示モードに切り換える
ために、例えばオートスイッチ24を第1所定時間T1
継続してオンするようにしても良いが、上記所定基準値
Lsは内外気モードを切り換えるためのものであるた
め、内外気切換スイッチ26にて設定表示モードに切り
換えるようにすることで、乗員の使用フィーリングに合
致する。
【0036】また、本例では所定基準値Lsを変更設定
するために、上記温度設定器23を使用した。つまり、
温度設定器23は、設定温度を切り換えるとともに、所
定基準値Lsを変更するようにしたため、所定基準値L
sを変更設定するために、別個の設定スイッチ手段を設
けずに済む。そして、ステップS110では、温度設定
器23以外のスイッチ(24、28、29)がオンされ
たか、もしくは上記ステップS80でのタイマーカウン
トが第2所定時間T2(本例では6秒)経過したか否か
が判定される。この判定結果がYESで、内外気スイッ
チ26がオンされて上記設定表示モードに切り換わって
から、第2所定時間経過すると、ステップS120に進
み、この設定表示モードに切り換わる前の表示状態で、
表示部30を図3に示す通常表示に復帰させる。一方、
ステップS110での判定結果がNOの場合は、ステッ
プS90に戻る。
【0037】(変形例) 上記実施形態では、設定表示モードに切り換えるために
内外気スイッチ26を使用したが、別個のスイッチを設
けて行うようにしても良い。さらには、この別個のスイ
ッチにて上記所定基準値Lsを変更設定できるようにし
ても良い。また、上記各実施形態では、設定表示モード
に切り換えるためにプッシュ式の内外気スイッチ26を
使用したが、例えば図3中左右方向に摺動するととも
に、3つの設定位置を有するスイッチとし、3つの設定
位置により内気モード、外気モード、設定表示モードと
いうように切り換えるようにしても良い。
【0038】また、上記各実施形態では、上記設定表示
モードに切り換わってから、第2所定時間経過すると、
通常表示に復帰するようになっていたが、設定表示モー
ドに切り換わってから再度第1所定時間、内外気スイッ
チ26を継続してオンすると、通常表示に復帰するよう
にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における車両用空調装置の構
成図である。
【図2】上記実施形態における内外気切換ドアの作動を
表す図である。
【図3】上記実施形態における空調操作パネルを表す図
である。
【図4】上記実施形態における制御内容を表すフローチ
ャートである。
【図5】上記実施形態における制御内容を表すフローチ
ャートである。
【図6】上記実施形態における制御内容を表すフローチ
ャートである。
【図7】上記実施形態における空調操作パネルにおい
て、設定表示モードを表す図である。
【符号の説明】
2…空調ケース、6…エアコン制御装置、23…温度設
定器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沓名 邦治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 太田 隆典 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−20817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 103 B60H 1/24 661

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内への空調風送風路をなす空調ケー
    ス(2)を有し、車室外空気の汚れが所定基準値(L
    s)より大きいと、自動的に車室内空気のみを前記空調
    ケース(2)内に導入する内気循環モードとし、車室外
    空気の汚れが所定基準値(Ls)より小さいと、自動的
    に車室外空気のみを前記空調ケース(2)内に導入する
    外気導入モードとする車両用空調装置であって、所定の空調状態を乗員によって手動で設定する手動部材
    (26)と、 前記所定基準値(Ls)を、乗員によって手動にて変更
    設定する手動設定手段(23)とを備え、 乗員により前記手動部材(26)が所定操作された時
    に、前記手動設定手段(23)にて前記所定基準値(L
    s)を変更設定可能とした ことを特徴とする車両用空調
    装置。
  2. 【請求項2】 前記手動設定手段(23)は、車室内に
    設けられた空調操作パネル(22)に設けられ、所定の
    空調状態を切り換えるとともに、前記所定基準値(L
    s)を変更設定するようになっていることを特徴とする
    請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記手動部材(26)は、車室内に設け
    られた空調操作パネル(22)に設けられ、 前記空調操作パネル(22)には、前記手動部材(2
    6)で設定される前記空調状態を表示する表示部(3
    0)が設けられており、 乗員により前記手動部材(26)が所定操作されると、
    前記表示部(30)に前記所定基準値(Ls)の設定状
    態を表示するとともに、前記手動設定手段(23)にて
    前記所定基準値(Ls)を変更設定可能とする設定表示
    モードに切り換わるようになっていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記手動部材(26)は、前記内気循環
    モードと前記外気導入モードとを切り換える内外気切換
    スイッチ(26)にて構成されていることを特徴とする
    請求項3記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部(30)は、前記設定状態以
    外の空調情報をも表示するようなっており、 前記内外気切換スイッチ(26)は、押動式のスイッチ
    にて構成されており、押動する押動時間(T)が第1所
    定時間(T1)より短いときには、前記内気循環モード
    と前記外気導入モードとを切り換え、前記押動時間
    (T)が第1所定時間(T1)より長いときに前記設定
    表示モードに切り換わるようになっており、 前記内外気切換スイッチ(26)が押動されて前記設定
    表示モードに切り換わってから、第2所定時間(T2)
    経過すると、前記設定表示モードに切り換わる前の表示
    状態に復帰するようになっていることを特徴とする請求
    項4記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 車室内の設定温度を設定する温度設定器
    (23)を有し、 前記手動設定手段(23)は、前記温度設定器(23)
    にて構成されていることを特徴とする請求項1ないし5
    いずれか1つに記載の車両用空調装置。
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