JP3336471B2 - ワークの洗浄装置 - Google Patents
ワークの洗浄装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば加工の終了した
エンジンバルブを、自動的に、かつ迅速に洗浄して乾燥
する洗浄装置に関するものである。
エンジンバルブを、自動的に、かつ迅速に洗浄して乾燥
する洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの機械加工工程を経て製作されたエ
ンジンバルブは、各部の寸法精度を厳重に検査して出荷
され、検査の重要な項目として、エンジンバルブの弁フ
ェース部が、弁座に密接するか否かを検査するリークテ
ストが行なわれている。
ンジンバルブは、各部の寸法精度を厳重に検査して出荷
され、検査の重要な項目として、エンジンバルブの弁フ
ェース部が、弁座に密接するか否かを検査するリークテ
ストが行なわれている。
【0003】加工後のエンジンバルブに切削油等が付着
していると、微細な切粉や空気中に浮遊する塵埃等が付
着して、リークテスト時に測定誤差が生じることがある
ので、検査直前にワークを洗浄する必要がある。
していると、微細な切粉や空気中に浮遊する塵埃等が付
着して、リークテスト時に測定誤差が生じることがある
ので、検査直前にワークを洗浄する必要がある。
【0004】しかし、リークテストは、工作機械より送
り出されてきたワークに対し、流れ作業的に個別に行な
われるので、生産性を低下させることのないように、洗
浄も個別に、かつ迅速に行なう必要がある。従来は、こ
の要求を満足させる洗浄装置がなく、単なるエアブロー
のみで、リークテスタにワークを供給していた。
り出されてきたワークに対し、流れ作業的に個別に行な
われるので、生産性を低下させることのないように、洗
浄も個別に、かつ迅速に行なう必要がある。従来は、こ
の要求を満足させる洗浄装置がなく、単なるエアブロー
のみで、リークテスタにワークを供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エアブローのみでは、
ワークに付着している油脂分や塵埃等を完全に除去する
ことができず、リークテスト時の測定精度を向上させる
ことは難しい。また、ワークに油が付着していると、リ
ークテスト終了後のワークに打痕等の外部欠陥があるか
否かを目視検査する際、作業員の手袋の糸くず等がワー
クに付着し、その状態で出荷されると商品価値を低下さ
せることになる。
ワークに付着している油脂分や塵埃等を完全に除去する
ことができず、リークテスト時の測定精度を向上させる
ことは難しい。また、ワークに油が付着していると、リ
ークテスト終了後のワークに打痕等の外部欠陥があるか
否かを目視検査する際、作業員の手袋の糸くず等がワー
クに付着し、その状態で出荷されると商品価値を低下さ
せることになる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ワークを個別に、かつ迅速に洗浄するこ
とにより、ワークに付着している油脂分や塵埃等を完全
に除去して次工程に送り出すようにしたワークの洗浄装
置を提供することを目的としている。
されたもので、ワークを個別に、かつ迅速に洗浄するこ
とにより、ワークに付着している油脂分や塵埃等を完全
に除去して次工程に送り出すようにしたワークの洗浄装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、供給位置に
搬入されたワークを把持して、供給位置に隣接する洗浄
位置まで移送する第1フィンガー及び前記洗浄位置のワ
ークを、その側方の乾燥位置まで移送する第2フィンガ
ーを備える移送装置と、洗浄位置に移送されたワークの
下端を支持する昇降可能な支持手段と、前記洗浄位置に
おいてワークの上面を支持して軸線まわりに回転させる
回転装置と、前記洗浄位置の側方に設けられ、回転する
ワークに洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置と、前記乾燥
位置の側方に設けられた噴気位置とを備え、かつ前記第
1、第2フィンガーを、進退用エアシリンダに取付けら
れた支持板により開閉可能に保持するとともに、各フィ
ンガーの基部を、前記エアシリンダに連係された個々の
駆動杆の先端部により押圧することにより、各フィンガ
ーを同期して開閉させるようにしたことにより達成され
る。
搬入されたワークを把持して、供給位置に隣接する洗浄
位置まで移送する第1フィンガー及び前記洗浄位置のワ
ークを、その側方の乾燥位置まで移送する第2フィンガ
ーを備える移送装置と、洗浄位置に移送されたワークの
下端を支持する昇降可能な支持手段と、前記洗浄位置に
おいてワークの上面を支持して軸線まわりに回転させる
回転装置と、前記洗浄位置の側方に設けられ、回転する
ワークに洗浄液を噴射する洗浄液噴射装置と、前記乾燥
位置の側方に設けられた噴気位置とを備え、かつ前記第
1、第2フィンガーを、進退用エアシリンダに取付けら
れた支持板により開閉可能に保持するとともに、各フィ
ンガーの基部を、前記エアシリンダに連係された個々の
駆動杆の先端部により押圧することにより、各フィンガ
ーを同期して開閉させるようにしたことにより達成され
る。
【0008】
【0009】
【作用】本発明の装置によれば、ワークが洗浄位置まで
移送されると、両端が支持手段と回転装置により挾持さ
れて回転させられ、その間に、洗浄液噴射装置がワーク
全体に洗浄液を噴射することにより、ワークに付着して
いる油脂分が完全に除去される。
移送されると、両端が支持手段と回転装置により挾持さ
れて回転させられ、その間に、洗浄液噴射装置がワーク
全体に洗浄液を噴射することにより、ワークに付着して
いる油脂分が完全に除去される。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例を示すも
ので、(1)は、エンジンバルブ(2)の洗浄と乾燥を行な
う処理室(3)を囲む箱状のカバー体で、カバー体(1)内
には、後記するような供給位置(A)と第1洗浄位置(B)
と第2洗浄位置(C)と乾燥位置(D)とが、左方より順に
ほぼ等間隔に配設されている。
ので、(1)は、エンジンバルブ(2)の洗浄と乾燥を行な
う処理室(3)を囲む箱状のカバー体で、カバー体(1)内
には、後記するような供給位置(A)と第1洗浄位置(B)
と第2洗浄位置(C)と乾燥位置(D)とが、左方より順に
ほぼ等間隔に配設されている。
【0011】カバー体(1)の上板(1a)には、供給位置
(A)の上方に位置する搬入口(4)と、乾燥位置(D)の上
方に位置する搬出口(5)とがそれぞれ設けられている。
(A)の上方に位置する搬入口(4)と、乾燥位置(D)の上
方に位置する搬出口(5)とがそれぞれ設けられている。
【0012】処理室(3)内には、両洗浄位置(B)(C)に
向かって洗浄液を噴射する複数のノズル(6)を上下方向
に連設した洗浄液供給管(7)と、乾燥位置(D)に向かっ
て圧縮空気を噴射する複数のノズル(8)を上下方向に連
設したエア供給管(9)とがそれぞれ設けられている。
向かって洗浄液を噴射する複数のノズル(6)を上下方向
に連設した洗浄液供給管(7)と、乾燥位置(D)に向かっ
て圧縮空気を噴射する複数のノズル(8)を上下方向に連
設したエア供給管(9)とがそれぞれ設けられている。
【0013】カバー体(1)の前方(図2の下方)には、カ
バー体(1)内に供給されたエンジンバルブ(2)を側方に
移送する移送装置(X)が設置されており、その基板(10)
上に設けた1対のガードレール(11)には、移動ベース(1
1a)が摺動自在として嵌合されている。移動ベース(11a)
は、エアシリンダ(11b)により側方に往復駆動される。
移動ベース(11a)上には、案内板(12)が固着されてい
る。
バー体(1)内に供給されたエンジンバルブ(2)を側方に
移送する移送装置(X)が設置されており、その基板(10)
上に設けた1対のガードレール(11)には、移動ベース(1
1a)が摺動自在として嵌合されている。移動ベース(11a)
は、エアシリンダ(11b)により側方に往復駆動される。
移動ベース(11a)上には、案内板(12)が固着されてい
る。
【0014】案内板(12)を前後方向に摺動自在に挿通す
る中空の1対の支持杆(13)の後部は、カバー体(1)の前
板(1b)の側方を向く長孔(図示略)を遊通し、その後端に
は、2枚の板材を離間させて固着した支持板(14)が、水
平をなして取付けられている。
る中空の1対の支持杆(13)の後部は、カバー体(1)の前
板(1b)の側方を向く長孔(図示略)を遊通し、その後端に
は、2枚の板材を離間させて固着した支持板(14)が、水
平をなして取付けられている。
【0015】両支持杆(13)の前端にはフランジ(15)が連
設され、また前端部には、支持杆(13)内に設けた圧縮コ
イルばね(図示省略)により常時前方に向けて付勢された
摺動杆(16)の後半部が嵌合されている。両摺動杆(16)の
前端には、側方を向く連係板(17)の中間部が固着されて
いる。案内板(12)の前面には、フランジ(15)が当接しう
るストッパ(18)が固設されている。
設され、また前端部には、支持杆(13)内に設けた圧縮コ
イルばね(図示省略)により常時前方に向けて付勢された
摺動杆(16)の後半部が嵌合されている。両摺動杆(16)の
前端には、側方を向く連係板(17)の中間部が固着されて
いる。案内板(12)の前面には、フランジ(15)が当接しう
るストッパ(18)が固設されている。
【0016】上記支持板(14)の中央と両側端部には、供
給位置(A)と第1洗浄位置(B)と第2洗浄位置(C)に向
かって進退する、第1フィンガー(19)と第2フィンガー
(20)と第3フィンガー(21)の基部が支持され、各フィン
ガー(19)(20)(21)は、圧縮コイルばね(22)により、開口
する方向に常時付勢されている。
給位置(A)と第1洗浄位置(B)と第2洗浄位置(C)に向
かって進退する、第1フィンガー(19)と第2フィンガー
(20)と第3フィンガー(21)の基部が支持され、各フィン
ガー(19)(20)(21)は、圧縮コイルばね(22)により、開口
する方向に常時付勢されている。
【0017】案内板(12)の中央と両側端部に、上記支持
杆(13)と平行をなして前後方向に摺動自在に貫設した3
本の駆動杆(23)の後端には、各フィンガー(19)(20)(21)
の基部に嵌合するローラ(24)が枢設されている。各駆動
杆(23)の前端部の小径ロッドの前端は、上記連係板(17)
の中央と両端とに、前後に摺動自在に嵌合し、各駆動杆
(23)の前部の段部と連係板(17)の間には、圧縮コイルば
ね(25)が巻装されている。
杆(13)と平行をなして前後方向に摺動自在に貫設した3
本の駆動杆(23)の後端には、各フィンガー(19)(20)(21)
の基部に嵌合するローラ(24)が枢設されている。各駆動
杆(23)の前端部の小径ロッドの前端は、上記連係板(17)
の中央と両端とに、前後に摺動自在に嵌合し、各駆動杆
(23)の前部の段部と連係板(17)の間には、圧縮コイルば
ね(25)が巻装されている。
【0018】連係板(17)の中央は、案内板(12)の中央に
固設した第1エアシリンダ(26)のピストンロッド(26a)
に、ブラケット(27)を介して連結され、第1エアシリン
ダ(26)が短縮すると連係板(17)が後退し、かつ同時に各
支持杆(13)、各駆動杆(23)、及び支持板(14)は、案内板
(12)のストッパ(18)に支持杆(13)のフランジ(15)が当接
するまで後退する。これにより、各フィンガー(19)(20)
(21)は、図2に示す位置より後退して、それぞれ供給位
置(A)と第1洗浄位置(B)と第2洗浄位置(C)内に位置
する。
固設した第1エアシリンダ(26)のピストンロッド(26a)
に、ブラケット(27)を介して連結され、第1エアシリン
ダ(26)が短縮すると連係板(17)が後退し、かつ同時に各
支持杆(13)、各駆動杆(23)、及び支持板(14)は、案内板
(12)のストッパ(18)に支持杆(13)のフランジ(15)が当接
するまで後退する。これにより、各フィンガー(19)(20)
(21)は、図2に示す位置より後退して、それぞれ供給位
置(A)と第1洗浄位置(B)と第2洗浄位置(C)内に位置
する。
【0019】第1エアシリンダ(26)がさらに短縮して、
摺動杆(16)が支持杆(13)内のばねを圧縮しつつ嵌入する
と、連係板(17)が各駆動杆(23)を直接押動することによ
り、ローラ(24)が各フィンガー(19)(20)(21)の基部内に
突入して、各フィンガー(19)(20)(21)は閉じられる。
摺動杆(16)が支持杆(13)内のばねを圧縮しつつ嵌入する
と、連係板(17)が各駆動杆(23)を直接押動することによ
り、ローラ(24)が各フィンガー(19)(20)(21)の基部内に
突入して、各フィンガー(19)(20)(21)は閉じられる。
【0020】カバー体(1)の上板(1a)の上面における第
1、第2両洗浄位置(B)(C)の上方に立設した1対の軸
受(28)には、回転軸(29)が、上板(1a)を貫通して支承さ
れ、両回転軸(29)の上端に軸着した従動ギヤ(30)は、そ
の中間に設けた減速モータ(31)の駆動ギヤ(32)と噛合し
ている。
1、第2両洗浄位置(B)(C)の上方に立設した1対の軸
受(28)には、回転軸(29)が、上板(1a)を貫通して支承さ
れ、両回転軸(29)の上端に軸着した従動ギヤ(30)は、そ
の中間に設けた減速モータ(31)の駆動ギヤ(32)と噛合し
ている。
【0021】各回転軸(29)の下端には、ローダヘッド(3
3)が固着され、その下面には、等間隔をもって放射方向
を向く3片の支持片(33a)が取付けられている。両ロー
ダヘッド(33)は、減速モータ(31)により互いに同方向に
等速で回転する。
3)が固着され、その下面には、等間隔をもって放射方向
を向く3片の支持片(33a)が取付けられている。両ロー
ダヘッド(33)は、減速モータ(31)により互いに同方向に
等速で回転する。
【0022】カバー体(1)の底板(1c)の下面における第
1、第2両洗浄位置(B)(C)の下方に、前記回転軸(29)
と同軸をなして垂設した1対の支持筒(34)には、昇降杆
(35)が上下に摺動自在に嵌合され、底板(1c)を貫通する
各昇降杆(35)の上端には、プッシャ(36)が回転自在に取
付けられている。昇降杆(35)の下端同士は連結板(37)を
もって連結されている。
1、第2両洗浄位置(B)(C)の下方に、前記回転軸(29)
と同軸をなして垂設した1対の支持筒(34)には、昇降杆
(35)が上下に摺動自在に嵌合され、底板(1c)を貫通する
各昇降杆(35)の上端には、プッシャ(36)が回転自在に取
付けられている。昇降杆(35)の下端同士は連結板(37)を
もって連結されている。
【0023】連結板(37)の中央は、底板(1c)における両
支持筒(34)の中間に垂設した第2エアーシリンダ(38)の
ピストンロッド(38a)の下端に連結されている。両プッ
シャ(36)は第2エアーシリンダ(38)の伸縮により昇降
し、エンジンバルブ(2)の軸端を支持する。
支持筒(34)の中間に垂設した第2エアーシリンダ(38)の
ピストンロッド(38a)の下端に連結されている。両プッ
シャ(36)は第2エアーシリンダ(38)の伸縮により昇降
し、エンジンバルブ(2)の軸端を支持する。
【0024】上述の装置は、供給装置(図示省略)の第1
吸盤(39)が、図示するように、上下方向を向くエンジン
バルブ(2)の傘部(2a)を吸着して、カバー体(1)の搬入
口(4)より処理室(3)内の供給位置(A)まで搬入する
と、左限に移動して待機している移送装置(X)における
各フィンガー(19)(20)(21)が、第1エアシリンダ(26)の
作動により後進して、左端の第1フィンガー(19)が上記
エンジンバルブ(2)の軸部(2b)を把持する。そののち第
1吸盤(39)は、エンジンバルブ(2)を解放して搬入口
(4)より上方に退去する。
吸盤(39)が、図示するように、上下方向を向くエンジン
バルブ(2)の傘部(2a)を吸着して、カバー体(1)の搬入
口(4)より処理室(3)内の供給位置(A)まで搬入する
と、左限に移動して待機している移送装置(X)における
各フィンガー(19)(20)(21)が、第1エアシリンダ(26)の
作動により後進して、左端の第1フィンガー(19)が上記
エンジンバルブ(2)の軸部(2b)を把持する。そののち第
1吸盤(39)は、エンジンバルブ(2)を解放して搬入口
(4)より上方に退去する。
【0025】ついで、各フィンガー(19)(20)(21)は、右
限に移動した後再び後進し、把持したエンジンバルブ
(2)を第1洗浄位置(B)まで搬送する。
限に移動した後再び後進し、把持したエンジンバルブ
(2)を第1洗浄位置(B)まで搬送する。
【0026】すると、プッシャ(36)が上昇して、上記エ
ンジンバルブ(2)の軸端を支持し、傘部(2a)がローダヘ
ッド(33)に当接すると同時にローダヘッド(33)が回転を
開始する。回転するエンジンバルブ(2)に向かって、側
方のノズル(6)より、適温まで加熱された防錆剤を混入
した洗浄液を噴射し、一定時間(例えば5秒間)洗浄す
る。
ンジンバルブ(2)の軸端を支持し、傘部(2a)がローダヘ
ッド(33)に当接すると同時にローダヘッド(33)が回転を
開始する。回転するエンジンバルブ(2)に向かって、側
方のノズル(6)より、適温まで加熱された防錆剤を混入
した洗浄液を噴射し、一定時間(例えば5秒間)洗浄す
る。
【0027】1回目の洗浄の終ったエンジンバルブ(2)
は、第2フィンガー(20)の上述と同様の動作により、第
2洗浄位置(C)まで移送されて、前回同様に2回目の洗
浄を行なう。
は、第2フィンガー(20)の上述と同様の動作により、第
2洗浄位置(C)まで移送されて、前回同様に2回目の洗
浄を行なう。
【0028】2回目の洗浄の終ったエンジンバルブ(2)
は、第3フィンガー(21)により把持されて乾燥位置(D)
まで移送され、側方のノズル(8)より噴出する圧縮空気
により乾燥される。
は、第3フィンガー(21)により把持されて乾燥位置(D)
まで移送され、側方のノズル(8)より噴出する圧縮空気
により乾燥される。
【0029】乾燥の終ったエンジンバルブ(2)は、その
傘部(2a)を排出装置(図示省略)の第2吸盤(40)が吸着し
て、排出口(5)より所定位置に排出される。
傘部(2a)を排出装置(図示省略)の第2吸盤(40)が吸着し
て、排出口(5)より所定位置に排出される。
【0030】本発明の装置は、各フィンガー(19)(20)(2
1)が上述の動作を繰返し連続して行なうことにより、搬
入口(4)より連続して搬入された個々のエンジンバルブ
(2)を、順次迅速に洗浄、乾燥して、次工程に送り出す
ことができるので、本装置をワーク搬送ラインの途中に
設けても、ワークの流れを停滞させることがない。
1)が上述の動作を繰返し連続して行なうことにより、搬
入口(4)より連続して搬入された個々のエンジンバルブ
(2)を、順次迅速に洗浄、乾燥して、次工程に送り出す
ことができるので、本装置をワーク搬送ラインの途中に
設けても、ワークの流れを停滞させることがない。
【0031】なお、上述の実施例においては、処理室
(3)内に2ケ所の洗浄位置(B)(C)を設けて、1個のエ
ンジンバルブ(2)に対し2度洗浄するようにしたが、洗
浄位置を1ケ所とすることもある。
(3)内に2ケ所の洗浄位置(B)(C)を設けて、1個のエ
ンジンバルブ(2)に対し2度洗浄するようにしたが、洗
浄位置を1ケ所とすることもある。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (a) 個々のワークの洗浄を自動的、かつ迅速に行なう
ことができるので、本装置を、例えばワーク搬送ライン
の途中に設けても、生産性を低下させる恐れがない。
る。 (a) 個々のワークの洗浄を自動的、かつ迅速に行なう
ことができるので、本装置を、例えばワーク搬送ライン
の途中に設けても、生産性を低下させる恐れがない。
【0033】(b) ワークに付着している油脂分を完全
に除去しうるので、例えば次工程の完成品検査等におい
て、測定誤差が生じたり、ワークに異物が付着したりす
るのを防止することができる。
に除去しうるので、例えば次工程の完成品検査等におい
て、測定誤差が生じたり、ワークに異物が付着したりす
るのを防止することができる。
【0034】(c) 洗浄後のワークを乾燥するようにす
ると、ワークへの異物の付着が完全に防止されるととも
に、ワークに付着した洗浄液が搬送中に滴下することが
ない。
ると、ワークへの異物の付着が完全に防止されるととも
に、ワークに付着した洗浄液が搬送中に滴下することが
ない。
【図1】本発明装置の一実施例を示す一部切欠正面図で
ある。
ある。
【図2】図1のL−L線に沿う一部省略横断平面図であ
る。
る。
(A)供給位置 (B)第1洗浄位置 (C)第2洗浄位置 (D)乾燥位置 (X)移送装置 (1)カバー体 (1a)上板 (1b)前板 (1c)底板 (2)エンジンバルブ (2a)傘部 (2b)軸部 (3)処理室 (4)搬入口 (5)搬出口 (6)ノズル (7)洗浄液供給管 (8)ノズル (9)エア供給管 (10)基板 (11)ガイドレール (11a)移動ベース (11b)エアシリンダ (12)案内板 (13)支持杆 (14)支持板 (15)フランジ (16)摺動杆 (17)連係板 (18)ストッパ (19)第1フィンガー (20)第2フィンガー (21)第3フィンガー (22)圧縮コイルばね (23)駆動杆 (24)ローラ (25)圧縮コイルばね (26)第1エアシリンダ (26a)ピストンロッド (27)ブラケット (28)軸受 (29)回転軸 (30)従動ギヤ (31)減速モータ (32)駆動ギヤ (33)ローダヘッド (33a)支持片 (34)支持筒 (35)昇降杆 (36)プッシャ (37)連結板 (38)第2エアシリンダ (38a)ピストンロッド (39)第1吸盤 (40)第2吸盤
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 1/00 - 7/04
Claims (1)
- 【請求項1】 供給位置に搬入されたワークを把持し
て、供給位置に隣接する洗浄位置まで移送する第1フィ
ンガー及び前記洗浄位置のワークを、その側方の乾燥位
置まで移送する第2フィンガーを備える移送装置と、洗
浄位置に移送されたワークの下端を支持する昇降可能な
支持手段と、前記洗浄位置においてワークの上面を支持
して軸線まわりに回転させる回転装置と、前記洗浄位置
の側方に設けられ、回転するワークに洗浄液を噴射する
洗浄液噴射装置と、前記乾燥位置の側方に設けられた噴
気装置とを備え、かつ前記第1、第2フィンガーを、進
退用エアシリンダに取付けられた支持板により開閉可能
に保持するとともに、各フィンガーの基部を、前記エア
シリンダに連係された個々の駆動杆の先端部により押圧
することにより、各フィンガーを同期して開閉させるよ
うにしたことを特徴とするワークの洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29494793A JP3336471B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | ワークの洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29494793A JP3336471B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | ワークの洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144177A JPH07144177A (ja) | 1995-06-06 |
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