JP3336069B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP3336069B2
JP3336069B2 JP08543893A JP8543893A JP3336069B2 JP 3336069 B2 JP3336069 B2 JP 3336069B2 JP 08543893 A JP08543893 A JP 08543893A JP 8543893 A JP8543893 A JP 8543893A JP 3336069 B2 JP3336069 B2 JP 3336069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical path
mirror
lens array
housing
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP08543893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06276362A (ja
Inventor
隆明 宮下
和弘 藤田
修 永瀬
克則 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP08543893A priority Critical patent/JP3336069B2/ja
Publication of JPH06276362A publication Critical patent/JPH06276362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3336069B2 publication Critical patent/JP3336069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、画像読取装置に関し、より詳細
には、ファクシミリやイメージスキャナの読み取り部に
用いる等倍密着イメージセンサ等を用いた画像読取装置
に関する。
【0002】
【従来技術】図14は、従来の画像読取装置の構成図
で、図中、31は加圧部材、32はルーフミラーアレイ
(RMA)、33は絞り板、34はレンズアレイ(L
A)、35は光路分離ミラー、36はフレーム、37は
コンタクトガラス、38は等倍イメージセンサ、39は
照明光源(LED)、40はルーフミラーレンズアレイ
(RMLA)、41はローラである。
【0003】レンズアレイ(LA)34と絞り板33と
ルーフミラーアレイ(RMA)32を基準ピン(レンズ
アレイ34とルーフミラーアレイ32に形成)および基
準穴(絞り板33に形成)で係合一体化した部材をセン
サユニットフレーム内に固定し、照明光源(LED光
源)39および光電変換素子を複数列配設した等倍イメ
ージセンサ38に、光路分離ミラー35を該光路分離ミ
ラー35とレンズアレイ(LA)34の光軸を含む面と
が交差する線を中心(回転)軸として回転させる構成を
示している。光電変換素子は、例えば画素密度の異なる
ものを複数列設けたもの、あるいは異なる波長の光に感
度のある素子(カラーセンサ)を複数列設けたものでも
よい。
【0004】図15は、ルーフミラーレンズアレイ(R
MLA)の従来例を示す図で、図中、51は高密度ルー
フミラーアレイ、52は高密度レンズアレイ、53は光
路分離ミラー、54は短形開口レンズである。ルーフミ
ラーレンズアレイ(RMLA)は、光路分離ミラー(S
M)53と、レンズアレイ(LA)52と、ルーフミラ
ーアレイ(RMA)51と、前記レンズアレイ52と前
記ルーフミラーアレイ51との間に配設される絞り板
(図示せず)、および前記構成部品を保持して外光を遮
断するためのハウジング部材で構成されている。
【0005】このような構成により、物体からの光は、
光路分離ミラー(SM)53で反射されたのち、物体面
と共役な像面に結像される。そして、前記レンズアレイ
52と前記ルーフミラーアレイ51との配列方向(Y方
向)と直交方向(X方向)ともに正立実像を形成する。
特に、Y方向に正立等倍像を形成することから、レンズ
アレイ52とルーフミラーアレイ51のそれぞれ対応す
る単一のルーフミラーレンズにより得られる像をY方向
に重複させることで必要な幅をカバーする。また、レン
ズアレイ、絞り板、ルーフミラーアレイの配列ピッチは
ほぼ一致しているため、各レンズの光量分布はほぼ等し
い。そしてY方向の光量分布が均一化されるように各レ
ンズの光量分布を適切に定めることができる。
【0006】本発明に係る従来技術を記載した公知文献
としては、以下のものがある。例えば、特開平1−26
5660号公報の「固体撮像装置」のものは、ロッドレ
ンズアレイと蛍光管と等倍型撮像素子の組合せによる等
倍撮像装置において、光源と原稿との間にスリットを配
置したことを特徴とするものである。しかしながら、こ
の公報のものは、光源と原稿の間にスリットを配してい
るが、光源からの直接光が結像光学系に入射するのを防
止する構造にはなっていないため、性能の低下を十分に
防止できない等の欠点を有していた。また、先に提案さ
れた特願平2−220687号のものは、前述した図1
4の構成のもので、コンタクトガラスを設けた密着読み
取り型の等倍センサユニットが示されているが、光路分
離ミラーの保持あるいは迷光の遮光等については十分な
考慮がなされていない。
【0007】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、等倍画像読取装置の原稿照明用の光源の有効照明
光束以外の不要なフレア光を除去し、読み取り画像の画
質の向上を図ること、また、光路分離ミラーの保持方法
を改良し、性能の向上および信頼性を確保すること、ま
た、センサユニット内部および外部より供給される粉塵
やゴミ等がセンサ部に付着するのを防止して性能の劣化
を防ぐこと、さらに、部品点数の削減等、製造コストの
低減を図るようにした画像読取装置を提供することを目
的としてなされたものである。
【0008】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
照明光源と、レンズアレイと、該レンズアレイの配設ピ
ッチで屋根型反射面が複数個連続して形成されたルーフ
ミラーアレイと、前記レンズアレイと前記ルーフミラー
アレイとの間に配設されレンズ間の迷光を遮光する絞
り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、これら
の光学部材を収納するハウジング等で構成される結像素
子と、センサとから成る画像読取装置において、前記レ
ンズアレイと原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結
像光路中に前記ハウジングで保持されるカバーガラスを
配設したこと、更には、(2)(1)において、カバー
ガラスのレンズアレイ側の面に遮光膜を形成したこと、
或いは、(3)カバーガラスの原稿読取用のコンタクト
ガラス側の面に遮光膜を形成したこと、或いは、(4)
カバーガラスのレンズアレイ側の面および原稿読取用の
コンタクトガラス側の面に遮光膜を形成したこと、或い
は、(5)ハウジングに、前記光路分離ミラーのレンズ
アレイに対向する面の裏面側に、該光路分離ミラーと略
平行な突起部を形成し、該光路分離ミラーを前記突起部
に接着保持し、該突起部を延長し、前記レンズアレイと
原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結像光路中に配
設するカバーガラスとの間に樹脂シール材を配設する構
造にしたこと、或いは、(6)ハウジングに、前記カバ
ーガラスとコンタクトガラス側のセンサ側の有効光束と
が交差する近傍を除去して凹部を形成したこと、或い
は、(7)照明光源と、レンズアレイと、該レンズアレ
イの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して形成さ
れたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと前記ル
ーフミラーアレイとの間に配設され迷光を遮光する絞
り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、これら
の光学部材を収納するハウジング等で構成される結像素
子と、センサとから成る画像読取装置において、前記レ
ンズアレイと原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結
像光路中に前記ハウジングで保持されるカバーガラスを
配設し、前記ハウジングに、光路分離ミラーのレンズア
レイに対向する面の裏面側に前記光路分離ミラーと略平
行な突起部を形成し、該光分離ミラーを該突起部に接着
保持したこと、更には、(8)(5)において、ハウジ
ングに、前記光路分離ミラーのレンズアレイに対向する
の裏面側に該光路分離ミラーと略平行な突起部を形成
し、該光路分離ミラーを前記突起部に接着保持し、該突
起部の前記光路分離ミラー接着面の裏面側に略L型の遮
光部材を配設したこと、或いは、(9)照明光源と、レ
ンズアレイと、該レンズアレイの配設ピッチで屋根型反
射面が複数個連続して形成されたルーフミラーアレイ
と、前記レンズアレイと前記ルーフミラーアレイとの間
に配設され迷光を遮光する絞り板と、光路中に配設さ
れる光路分離ミラーと、これらの光学部材を収納するハ
ウジング等で構成される結像素子と、センサとから成る
画像読取装置において、光路分離ミラーのレンズアレイ
に対向する面の裏面側に略L字型で有効結像光束が透過
する位置に開口部を設けた遮光部材を配設したこと、更
には、(10)(7)において、照明光源の有効光束が
透過する位置に開口部を設けた遮光部材を配設したこ
、或いは、(11)照明光源と、レンズアレイと、該
レンズアレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続
して形成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレ
イと前記ルーフミラーアレイとの間に配設され迷光を
遮光する絞り板と、光路中に配設される光路分離ミラー
と、これらの光学部材を収納するハウジング等で構成さ
れる結像素子と、センサとから成る画像読取装置におい
て、前記ハウジングに、前記光路分離ミラーの前記レン
ズアレイに対向する面の裏面側に該光路分離ミラーと略
平行な突起部を形成し、該光路分離ミラーを前記突起部
に接着保持し、該突起部を延長し、前記レンズアレイと
前記原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結像光路中
に配設するカバーガラスを保持する構造にし、前記ハウ
ジングに前記照明光源のコンタクトガラス側に遮光用の
突起を一体で設けたこと、或いは、(12)照明光源
と、レンズアレイと、該レンズアレイの配設ピッチで屋
根型反射面が複数個連続して形成されたルーフミラーア
レイと、前記レンズアレイと前記ルーフミラーアレイと
の間に配設され迷光を遮光する絞り板と、光路中に配
設される光路分離ミラーと、これらの光学部材を収納す
るハウジング等で構成される結像素子と、センサとから
成る画像読取装置において、前記ハウジングに、前記
路分離ミラーのレンズアレイに対向する面の裏面側に
光路分離ミラーと略平行な突起部を形成し、該光路分
離ミラーを前記突起部に接着保持し、突起部を延長
し、前記レンズアレイと原稿読取用のコンタクトガラス
との間の結像光路中に配設するカバーガラスとの間に樹
脂シール材を配設する構造にしたことを特徴としたもの
である。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明による画像読取装置の一実
施例(請求項)を説明するための構成図で、図中、1は
レンズアレイ(LA)、2はルーフミラーアレイ(RM
A)、3は絞り板、4は光路分離ミラー(MS)、5は
遮光板、6は照明光源、7は等倍センサ、8,9はハウ
ジング、10はカバーガラス、11はコンタクトガラ
ス、12a〜12cは凹部である。
【0010】レンズアレイ(LA)1と絞り板3とルー
フミラーアレイ(RMA)2を係合一体化した部材をセ
ンサユニットフレーム内に固定し、照明光源(LED光
源)6、および光電変換素子を複数列配設した等倍セン
サ7に、光路分離ミラー4を該光路分離ミラー4とレン
ズアレイ(LA)1の光軸を含む面とが交差する線を中
心(回転)軸として回転させる構成を示している。ま
た、光電変換素子は、例えば画素密度の異なるものを複
数列設けたもの、あるいは異なる波長の光に感度のある
素子(カラーセンサ)を複数列設けたものでもよい。
【0011】さらに、レンズアレイ1とコンタクトガラ
ス11との間にハウジング8で保持したカバーガラス1
0を結像光路中に配設した。外部より供給される粉塵や
ゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等倍センサ上に
付着して性能を低下させるのを防止できる。また、物体
面や像面より離れた位置に配設しているため、結像性能
の低下も防止できる。
【0012】図2は、本発明による画像読取装置の他の
実施例(請求項2)の構成図で、図中、13は遮光膜
で、その他、図1と同じ作用をする部分は同一の符号を
付してある。レンズアレイ1とコンタクトガラス11と
の間にハウジング8で保持したカバーガラス10を結像
光路中に配設した。さらに、カバーガラス10の内面
に、遮光膜13を照明光束および有効結像光束を遮断し
ない領域に設けた。LED照明光源6により照明された
原稿の読み取り位置以外からの不用な反射光がハウジン
グ内部に導入されるのを防止できる。また、外部より供
給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、
等倍センサ上に付着して性能を低下させるのを防止でき
る。さらに、物体面や像面より離れた位置に配設してい
るため、結像性能の低下も防止できる。
【0013】図3は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項3)の構成図で、図中、14は遮光
膜で、その他、図1と同じ作用をする部分は同一の符号
を付してある。レンズアレイ1とコンタクトガラス11
との間にハウジング8で保持したカバーガラス10を結
像光路中に配設した。さらに、カバーガラス10の外面
に、遮光膜14を照明光束および有効結像光束を遮断し
ない領域に設けた。LED照明光源6により照明された
原稿の読み取り位置以外からの不用な反射光がハウジン
グ内部に導入されるのを防止でき、遮光膜14をより原
稿に近い位置に設置できるため遮光性能が向上する。ま
た、外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット
内部に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低下する
のを防止できる。さらに、物体面や像面より離れた位置
に配設しているため、結像性能の低下も防止できる。
【0014】図4は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項4)の構成図で、図中の参照番号
は、図1〜図3のものと同じである。レンズアレイ1と
コンタクトガラス11との間にハウジング8で保持した
カバーガラス10を結像光路中に配設した。さらに、カ
バーガラス10の内面に遮光膜13を、外面に遮光膜1
4を照明光束および有効結像光束を遮断しない領域に設
けた。遮光膜をカバーガラス10の両面に設けること
で、さらに不用光の除去効率が向上する。LED照明光
源6により照明された原稿の読み取り位置以外からの不
用な反射光がハウジング内部に導入されるのを防止でき
る。また、外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユ
ニット内部に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低
下するのを防止できる。さらに、物体面や像面より離れ
た位置に配設しているため、結像性能の低下も防止でき
る。
【0015】図5は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項5)の構成図で、図中、15は突起
部(ミラー貼付部)、16は接着剤で、その他、図1と
同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。ハウジ
ング8の光路分離ミラー4のレンズアレイ1に対向する
面の裏面側にミラーとほぼ平行な突起部(ミラー貼付
部)15を形成し、光路分離ミラー4を、接着剤16で
接着して保持した。ハウジング8はAl(アルミニウ
ム)もしくはAlの合金を押しだし、あるいは、引き抜
き等の方法で同一断面形状で形成した。光路分離ミラー
の平面度が高いためにハウジング突起部との間に隙間を
生じる可能性があるが、接着層の厚みで吸収が可能であ
る。突起部(ミラー貼付部)15を設けたために、光路
分離ミラー4とハウジング8の接触面積が増加し、強度
も向上して信頼性が高くなる。
【0016】図6は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項6)の構成図で、図中の参照番号
は、図5のものと同じである。レンズアレイ1とコンタ
クトガラス11との間にハウジング8で保持したカバー
ガラス10を結像光路中に配設した。さらに、ハウジン
グ8の光路分離ミラー4のレンズアレイ1に対向する面
の裏面側にミラーとほぼ平行な突起部(ミラー貼付部)
15を形成し、光路分離ミラー4を接着剤16で接着し
て保持した。ハウジング8はAlもしくはAlの合金を
押しだし、あるいは、引き抜き等の方法で同一断面形状
で形成した。光路分離ミラーの平面度が高いためにハウ
ジング突起部との間に隙間を生じる可能性があるが、接
着層の厚みで吸収が可能である。突起部(ミラー貼付
部)15を設けたために、光路分離ミラー4とハウジン
グ8の接触面積が増加し、強度も向上して信頼性が高く
なる。また、外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサ
ユニット内部に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が
低下するのを防止できる。さらに、カバーガラスを物体
面や像面より離れた位置に配設しているため、結像性能
の低下も防止できる。
【0017】図7は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項7)の構成図で、図中、17はL型
遮光部材で、その他、図6と同じ作用をする部分は同一
の符号を付してある。レンズアレイ1とコンタクトガラ
ス11との間にハウジング8で保持したカバーガラス1
0を結像光路中に配設し、さらに、ハウジング8の光路
分離ミラー4のレンズアレイ1に対向する面の裏面側に
ミラーとほぼ平行な突起部(ミラー貼付部)15を形成
し、光路分離ミラー4を接着剤16で接着して保持し
た。さらに、突起部15の光路分離ミラー貼付部15の
裏面側に、L型遮光部材17を配設した。ハウジングに
突起部(ミラー貼付部)15を設けたために、光路分離
ミラー4とハウジング8の接触面積が増加し、強度も向
上して信頼性が高くなる。また、L型遮光部材17を設
けたために、LED照明光源6により照明された原稿の
読み取り位置以外からの不用な反射光がハウジング内部
に導入されるのを防止できる。また、外部より供給され
る粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等倍セ
ンサ上に付着して性能が低下するのを防止できる。さら
に、カバーガラスを物体面や像面より離れた位置に配設
しているため、結像性能の低下も防止できる。
【0018】図8は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項8)の構成図で、18は開口部付L
型遮光部材で、その他、図1と同じ作用をする部分は同
一の符号を付してある。レンズアレイ1とコンタクトガ
ラス11との間にハウジング8で保持したカバーガラス
10を結像光路中に配設し、さらに、光路分離ミラー4
のレンズアレイ1に対向する面の裏面側に中空開口部を
持つL型遮光部材18を配設し、該遮光部材18の先端
部をハウジング8とカバーガラス10との間で保持し
た。遮光部材18の先端部をハウジング8で固定したた
めに、位置ズレ等の変動が低減できる。また、L型遮光
部材17を設けたために、LED照明光源6により照明
された原稿の読み取り位置以外からの不用な反射光がハ
ウジング内部に導入されるのを防止できる。また、外部
より供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵
入し、等倍センサ上に付着して性能が低下するのを防止
できる。さらに、カバーガラスを物体面や像面より離れ
た位置に配設しているため、結像性能の低下も防止でき
る。
【0019】図9は、本発明による画像読取装置の更に
他の実施例(請求項9)の構成図で、図中、19は開口
部付逆L型遮光部材で、その他、図8と同じ作用をする
部分は同一の符号を付してある。レンズアレイ1とコン
タクトガラス11との間にハウジング8で保持したカバ
ーガラス10を結像光路中に配設した。さらに、光路分
離ミラーのレンズアレイに対向する面の裏面側に中空開
口部を持つL型遮光部材19をLED照明光源6とカバ
ーガラス10の間に配設し、該遮光部材19の先端部を
ハウジング8とカバーガラス10との間で保持した。遮
光部材19の先端部をハウジング8で固定したために、
位置ズレ等の変動が低減できる。また、逆L型遮光部材
19を設けたために、LED照明光源6での原稿の読み
取り位置以外の不用な照射光を低減できる。また、カバ
ーガラスの設置により外部より供給される粉塵やゴミ等
がセンサユニット内部に侵入し、等倍センサ上に付着し
て性能が低下するのを防止できる。さらに、カバーガラ
スを物体面や像面より離れた位置に配設しているため、
結像性能の低下も防止できる。なお、本実施例よりカバ
ーガラスを除去した構成も可能である。
【0020】図10は、本発明による画像読取装置の更
に他の実施例(請求項10)の構成図で、図中、20は
カバーガラス受部(突起部の延長部)、21は光源遮光
部材で、その他、図5と同じ作用をする部分は同一の符
号を付してある。ハウジング8に、光路分離ミラー4の
レンズアレイ1に対向する面の裏面側にミラーとほぼ平
行な突起部(ミラー貼付部)15を形成し、光路分離ミ
ラー4を接着剤16で接着して保持した。さらに、突起
部の先端を延長して延長部20を設け、レンズアレイ1
とコンタクトガラス11との間に配設するカバーガラス
10を保持する形状を形成した。カバーガラス10を突
起部15とハウジング8とで結像光路中に配設して保持
した。さらに、光源遮光部材21をハウジング8と一体
でLED照明光源6とコンタクトガラス11の間に設け
た。
【0021】ハウジング8は、AlもしくはAlの合金
を押し出し、あるいは、引き抜き等の方法で同一断面形
状で形成できるため、構造設定の自由度が高く、本構成
をとることも可能であるが、接着層の厚みで吸収が可能
である。突起部(ミラー貼付部)15を設けたために、
光路分離ミラー4とハウジング8の接触面積が増加し、
強度も向上して信頼性が高くなる。また、外部より供給
される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等
倍センサ上に付着して、性能を低下させるのを防止でき
る。さらに、カバーガラスを物体面や像面より離された
位置に配設しているため、結像性能の低下も防止でき
る。
【0022】図11は、本発明による画像読取装置の更
に他の実施例(請求項11)の構成図で、図中、22
a,22bは凹型開口部(スリット状開口部)、23は
2次加工での除去部で、その他、図2と同じ作用をする
部分は同一の符号を付してある。ハウジング8の等倍セ
ンサの配設部近傍の有効結像光球透過用のスリット状開
口部22a,22bを、2次加工により開口部を形成す
る際の加工幅よりも光路分離ミラー側の開口部幅を大き
く(凹型開口)し、AlもしくはAl合金を押し出し、
あるいは、引き抜き等の方法で同一断面形状で形成した
のち、2次加工での除去部23を機械加工等の方法で除
去した。このような構造にすることで、請求項10に示
した実施例等に示した開口形状に比べ、光軸に平行な方
向(紙面上の左右方向)に機械加工にともない発生する
バリ等が有効結像光束よりも大きく離れるため、乱反射
等による結像性能の低下が小さい。また、同様に、凹型
開口も有効結像光束よりも大きく離れるため乱反射等に
よる結像性能の低下が小さい。さらに、ハウジングの等
倍センサ側の結像光束透過部に少なくとも2か所以上の
狭窄部を設けることで前記効果が顕著になる。
【0023】図12は、本発明による画像読取装置の更
に他の実施例(請求項12)の構成図で、図中、24は
シール材受け部(溝)、25はシール材で、その他、図
6と同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。ハ
ウジング8の、光路分離ミラー4のレンズアレイ1に対
向する面の裏面側にミラーとほぼ平行な突起部(ミラー
貼付部)15を形成し、光路分離ミラー4を接着剤16
で接着して保持した。さらに、突起部15の先端にシー
ル材受け部(溝)24を形成した。レンズアレイ1とコ
ンタクトガラス11との間の結像光路中にカバーガラス
10をハウジング8で保持する際にシール材受け部
(溝)24とカバーガラス10との間にシール材25を
配設した。カバーガラス10には遮光膜13を形成し
た。ハウジングは、AlもしくはAlの合金を押し出
し、あるいは、引き抜き等の方法で同一断面形状で形成
できるため構造設定の自由度が高く本構成をとることが
可能である。
【0024】突起部(ミラー貼付部)を設けたために、
光路分離ミラー4とハウジング8の接触面積が増加し、
強度も向上して信頼性が高くなる。また、外部より供給
される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等
倍センサ上に付着して、性能を低下させるのを防止でき
る。また、LED照明光源6の基板等から発生するゴミ
や異物等が等倍センサ側に移動するのを防止することも
できる。さらに、カバーガラスを物体面や像面より離れ
た位置に配設しているため、結像性能の低下も防止でき
る。ハウジングはコーナー部に丸みをつけているが、A
l成形加工金型作製で制約を受け、図示したような形状
になる場合もある。シール材は、樹脂等の成形品あるい
はシリコン樹脂等を用いた弾性のあるシール材、さらに
は、天然ゴムや合金ゴム等の弾性材等任意のものが使用
できる。
【0025】図13は、本発明による画像読取装置の更
に他の実施例(請求項13,14)の構成図で、図中、
26はハウジング除去部、27は原稿、18はLED照
明光源からの照明光が原稿27の特に白部で反射され、
ハウジング除去部26へ至る光路で、その他、図12と
同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。レンズ
アレイ1と原稿読取用のコンタクトガラス11との間の
結像光路中にハウジング8で保持されるカバーガラス1
0を配設し、ハウジング8のカバーガラス10とコンタ
クトガラス11側の等倍センサ7側の有効光束とが交差
する近傍部(ハウジング除去部26)に凹部を形成し
た。LED照明光源6からの照明光が原稿27の白部で
反射され、ハウジング内部に到達する有効結像光束以外
を除去することで結像性能の低下を防止することができ
る。
【0026】また、ハウジング8の照明光源6の近傍部
にハウジング外形より内側に凹部12a〜12cを設け
た。ハウジング断面に直交する方向からビス等をねじこ
む下穴の役割をもつ円形に近い開口を形成する際に、照
明光源6の近傍部に設け、放熱フィンの役割を持たせる
ことが可能で、特にLED照明光源6の発光にともない
発生する熱によるユニットの温度上昇を抑制することが
できる。なお、凹部12a〜12cを設けることは、前
述した請求項1〜13のいずれにも適用であることはも
ちろんである。
【0027】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:レンズアレイとコンタ
クトガラスとの間にハウジングで保持したカバーガラス
を結像光路中に配設したので、外部より供給される粉塵
やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等倍センサ上
に付着して性能を低下させるのを防止できる。また、物
体面や像面より離れた位置に配設しているため、結像性
能の低下も防止できる。 (2)請求項2に対応する効果:レンズアレイとコンタ
クトガラスとの間にハウジングで保持したカバーガラス
を結像光路中に配設し、さらに、カバーガラスの内面
に、遮光膜を照明光束および有効結像光束を遮断しない
領域に設けたので、LED照明光源により照明された原
稿の読み取り位置以外からの不用な反射光がハウジング
内部に導入されるのを防止できる。また、外部より供給
される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入し、等
倍センサ上に付着して性能を低下させるのを防止でき
る。さらに、物体面や像面より離れた位置に配設してい
るため、結像性能の低下も防止できる。 (3)請求項3に対応する効果:レンズアレイとコンタ
クトガラスとの間にハウジングで保持したカバーガラス
を結像光路中に配設し、さらに、カバーガラスの外面
に、遮光膜を照明光束および有効結像光束を遮断しない
領域に設けたので、LED照明光源により照明された原
稿の読み取り位置以外からの不用な反射光がハウジング
内部に導入されるのを防止でき、遮光膜をより原稿に近
い位置に設置できるため遮光性能が向上する。また、外
部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に
侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低下するのを防
止できる。さらに、物体面や像面より離れた位置に配設
しているため、結像性能の低下も防止できる。 (4)請求項4に対応する効果:レンズアレイとコンタ
クトガラスとの間にハウジングで保持したカバーガラス
を結像光路中に配設し、さらに、カバーガラスの内面に
遮光膜を、外面に他の遮光膜を照明光束および有効結像
光束を遮断しない領域に設けたので、両面に設けること
でさらに不用光の除去効率が向上する。また、LED照
明光源により照明された原稿の読み取り位置以外からの
不用な反射光がハウジング内部に導入されるのを防止で
きる。また、外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサ
ユニット内部に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が
低下するのを防止できる。さらに、物体面や像面より離
れた位置に配設しているため、結像性能の低下も防止で
きる。 (5)請求項5に対応する効果:ハウジングに突起部
(ミラー貼付部)を設けたために、光路分離ミラーとハ
ウジングの接触面積が増加し、強度も向上して信頼性が
高くなる。(6)請求項6に対応する効果:レンズアレイと原稿読
取用のコンタクトガラスとの間の結像光路中にハウジン
グで保持されるカバーガラスを配設し、ハウジングのカ
バーガラスとコンタクトガラス側の等倍センサ側有効光
束とが交差する近傍部(ハウジング除去部)に凹部を形
成したので、LED照明光源からの照明光が原稿の白部
で反射され、ハウジング内部に到達する有効結像光束以
外を除去することで結像性能の低下を防止することがで
きる。)請求項に対応する効果:ハウジングの結像光束
と照明光とを分離できる位置に突起部(ミラー貼付部)
を設けたために、光路分離ミラーとハウジングの接触面
積が増加し、強度も向上して信頼性が高くなる。また、
外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部
に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低下するのを
防止できる。さらに、カバーガラスを物体面や像面より
離れた位置に配設しているため、結像性能の低下も防止
できる。 ()請求項に対応する効果:ハウジングの結像光束
と照明光とを分離できる位置に突起部(ミラー貼付部)
を設けたために、光路分離ミラーとハウジングの接触面
積が増加し、強度も向上して信頼性が高くなる。また、
L型遮光部材を設けたために、LED照明光源により照
明された原稿の読み取り位置以外からの不用な反射光が
ハウジング内部に導入されるのを防止できる。また、外
部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に
侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低下するのを防
止できる。さらに、カバーガラスを物体面や像面より離
れた位置に配設しているため、結像性能の低下も防止で
きる。 ()請求項に対応する効果:遮光部材の先端部をハ
ウジングで固定したために、位置ズレ等の変動が低減で
きる。また、L型遮光部材を設けたために、LED照明
光源により照明された原稿の読み取り位置以外からの不
用な反射光がハウジング内部に導入されるのを防止でき
る。また、外部より供給される粉塵やゴミ等がセンサユ
ニット内部に侵入し、等倍センサ上に付着して性能が低
下するのを防止できる。さらに、カバーガラスを物体面
や像面より離れた位置に配設しているため、結像性能の
低下も防止できる。 (10)請求項10に対応する効果:遮光部材の先端部
をハウジングで固定したために、位置ズレ等の変動が低
減できる。また、逆L型遮光部材を設けたために、LE
D照明光源での原稿の読み取り位置以外の不用な照射光
を低減できる。また、カバーガラスの設置により外部よ
り供給される粉塵やゴミ等がセンサユニット内部に侵入
し、等倍センサ上に付着して性能が低下するのを防止で
きる。さらに、カバーガラスを物体面や像面より離れた
位置に配設しているため、結像性能の低下も防止でき
(11 )請求項11,12に対応する効果:ハウジング
に突起部(ミラー貼付部)を設けたために、光路分離ミ
ラーとハウジングの接触面積が増加し、強度も向上して
信頼性が高くなる。また、外部より供給される粉塵やゴ
ミ等がセンサユニット内部に侵入し、等倍センサ上に付
着して、性能を低下させるのを防止できる。また、LE
D照明光源の基板等から発生するゴミや異物等が等倍セ
ンサ側に移動するのを防止することもできる。さらに、
カバーガラスを物体面や像面より離れた位置に配設して
いるため、結像性能の低下も防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像読取装置の一実施例(請求
項1)を説明するための構成図である。
【図2】 本発明による画像読取装置の他の実施例(請
求項2)を説明するための構成図である。
【図3】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項3)を説明するための構成図である。
【図4】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項4)を説明するための構成図である。
【図5】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項5)を説明するための構成図である。
【図6】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項6)を説明するための構成図である。
【図7】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項7)を説明するための構成図である。
【図8】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項8)を説明するための構成図である。
【図9】 本発明による画像読取装置の更に他の実施例
(請求項9)を説明するための構成図である。
【図10】 本発明による画像読取装置の更に他の実施
例(請求項10)を説明するための構成図である。
【図11】 本発明による画像読取装置の更に他の実施
例(請求項11)を説明するための構成図である。
【図12】 本発明による画像読取装置の更に他の実施
例(請求項12)を説明するための構成図である。
【図13】 本発明による画像読取装置の更に他の実施
例(請求項13)を説明するための構成図である。
【図14】 従来の画像読取装置の構成図である。
【図15】 従来のルーフミラーレンズアレイ(RML
A)の構成図である。
【符号の説明】
1…レンズアレイ(LA)、2…ルーフミラーアレイ
(RMA)、3…絞り板、4…光路分離ミラー(M
S)、5…遮光板、6…照明光源、7…等倍センサ、
8,9…ハウジング、10…カバーガラス、11…コン
タクトガラス、12a〜12c…凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 克則 岩手県花巻市大畑第10地割109 リコー 光学株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−245759(JP,A) 実開 平8−88068(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 H04N 1/024 - 1/036

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光源と、レンズアレイと、該レンズ
    アレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して形
    成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと前
    記ルーフミラーアレイとの間に配設されレンズ間の迷
    光を遮光する絞り板と、光路中に配設される光路分離ミ
    ラーと、これらの光学部材を収納するハウジング等で構
    成される結像素子と、センサとから成る画像読取装置に
    おいて、前記レンズアレイと原稿読取用のコンタクトガ
    ラスとの間の結像光路中に前記ハウジングで保持される
    カバーガラスを配設したことを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カバーガラスのレンズアレイ側の面
    に遮光膜を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーガラスの原稿読取用のコンタ
    クトガラス側の面に遮光膜を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記カバーガラスのレンズアレイ側の面
    および原稿読取用のコンタクトガラス側の面に遮光膜を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングに、前記光路分離ミラー
    のレンズアレイに対向する面の裏面側に、該光路分離ミ
    ラーと略平行な突起部を形成し、該光路分離ミラーを前
    記突起部に接着保持し、該突起部を延長し、前記レンズ
    アレイと原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結像光
    路中に配設するカバーガラスとの間に樹脂シール材を配
    設する構造にしたことを特徴とする請求項1に記載の
    像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングに、前記カバーガラスと
    コンタクトガラス側のセンサ側の有効光束とが交差する
    近傍を除去して凹部を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 照明光源と、レンズアレイと、該レンズ
    アレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して形
    成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと前
    記ルーフミラーアレイとの間に配設され迷光を遮光す
    る絞り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、こ
    れらの光学部材を収納するハウジング等で構成される結
    像素子と、センサとから成る画像読取装置において、前
    記レンズアレイと原稿読取用のコンタクトガラスとの間
    の結像光路中に前記ハウジングで保持されるカバーガラ
    スを配設し、前記ハウジングに、光路分離ミラーのレン
    ズアレイに対向する面の裏面側に前記光路分離ミラーと
    略平行な突起部を形成し、該光分離ミラーを該突起部に
    接着保持したことを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングに、前記光路分離ミラー
    のレンズアレイに対向する面の裏面側に該光路分離ミラ
    ーと略平行な突起部を形成し、該光路分離ミラーを前記
    突起部に接着保持し、該突起部の前記光路分離ミラー接
    着面の裏面側に略L型の遮光部材を配設したことを特徴
    とする請求項5に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 照明光源と、レンズアレイと、該レンズ
    アレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して形
    成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと前
    記ルーフミラーアレイとの間に配設され迷光を遮光す
    る絞り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、こ
    れらの光学部材を収納するハウジング等で構成される結
    像素子と、センサとから成る画像読取装置において、
    路分離ミラーのレンズアレイに対向する面の裏面側に略
    L字型で有効結像光束が透過する位置に開口部を設けた
    遮光部材を配設したことを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 照明光源の有効光束が透過する位置に
    開口部を設けた遮光部材を配設したことを特徴とする請
    求項7に記載する画像読取装置。
  11. 【請求項11】 照明光源と、レンズアレイと、該レン
    ズアレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して
    形成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと
    前記ルーフミラーアレイとの間に配設され迷光を遮光
    する絞り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、
    これらの光学部材を収納するハウジング等で構成される
    結像素子と、センサとから成る画像読取装置において、
    前記ハウジングに、前記光路分離ミラーの前記レンズア
    レイに対向する面の裏面側に該光路分離ミラーと略平行
    な突起部を形成し、該光路分離ミラーを前記突起部に接
    着保持し、該突起部を延長し、前記レンズアレイと前記
    原稿読取用のコンタクトガラスとの間の結像光路中に配
    設するカバーガラスを保持する構造にし、前記ハウジン
    グに前記照明光源のコンタクトガラス側に遮光用の突起
    を一体で設けたこ とを特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 照明光源と、レンズアレイと、該レン
    ズアレイの配設ピッチで屋根型反射面が複数個連続して
    形成されたルーフミラーアレイと、前記レンズアレイと
    前記ルーフミラーアレイとの間に配設され迷光を遮光
    する絞り板と、光路中に配設される光路分離ミラーと、
    これらの光学部材を収納するハウジング等で構成される
    結像素子と、センサとから成る画像読取装置において、
    前記ハウジングに、前記光路分離ミラーのレンズアレイ
    に対向する面の裏面側に前記光路分離ミラーと略平行な
    突起部を形成し、該光路分離ミラーを前記突起部に接着
    保持し、突起部を延長し、前記レンズアレイと原稿読
    取用のコンタクトガラスとの間の結像光路中に配設する
    カバーガラスとの間に樹脂シール材を配設する構造にし
    たことを特徴とする画像読取装置。
JP08543893A 1993-03-18 1993-03-18 画像読取装置 Expired - Lifetime JP3336069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08543893A JP3336069B2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08543893A JP3336069B2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06276362A JPH06276362A (ja) 1994-09-30
JP3336069B2 true JP3336069B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=13858870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08543893A Expired - Lifetime JP3336069B2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3336069B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049859B2 (ja) * 2013-03-19 2016-12-21 三菱電機株式会社 イメージセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06276362A (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3202856B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3948439B2 (ja) 密着イメージセンサおよびこれを用いた画像読み取り装置
JP3118016B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2009164654A (ja) 複眼方式のカメラモジュール
CN108696676B (zh) 相机模块
US5283691A (en) Solid state imaging apparatus
JP3336069B2 (ja) 画像読取装置
JP3495583B2 (ja) 光学装置
JPH06123851A (ja) 半導体レーザ光源ユニット
JPS5846181B2 (ja) 密着形イメ−ジセンサ
JP3813759B2 (ja) 撮像装置
JP4318366B2 (ja) 全方位視覚カメラ
KR101268983B1 (ko) 경통 모듈
JP3241868B2 (ja) 焦点検出用照明装置
CN212628099U (zh) 摄像设备
JPH063609A (ja) 走査光学装置
JP2539478Y2 (ja) 原稿読み取り装置
JP2000101781A (ja) 密着型イメージセンサユニット
CN1168985A (zh) 照相机用数据写入装置
JP2899305B2 (ja) イメージスキャナ
JP3021076B2 (ja) 結像素子並びに画像読取装置および光プリントヘッド
JPS6048014A (ja) 結像装置
JP3179796B2 (ja) 光デバイスユニット
JPH04355571A (ja) 電子カメラ
JPH0299937A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130802

Year of fee payment: 11