JP3241868B2 - 焦点検出用照明装置 - Google Patents
焦点検出用照明装置Info
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Description
ールビデオカメラ、ビデオカメラ等に最適な焦点検出用
照明装置に関するものである。
されるように、焦点検出用の照明装置に於いて、投光レ
ンズを複数の領域に分割し、さらに、これらの光軸を同
一平面上に並べることによって、中央を強く照射しなが
らも広い範囲に照明光を照射する技術が知られている。
は広視野化され、また、かなり短い焦点距離をもカバー
する標準ズームレンズも一般化されている。そこで、焦
点検出用照明装置に於いても、より一層の広画角化が望
まれている。
な要求に鑑み、多数の測距視野を有する焦点検出装置と
高倍率ズームレンズとの組み合わせにも対応し、高照度
域を有しながらも広範囲を照明できる焦点検出用照明装
置において、光源として発光ダイオードを用いる場合に
問題となるボンディングワイヤ接続部によって明暗パタ
ーン数の減少した領域を少なくし、測距不能になりにく
い焦点検出用照明装置を実現することを目的としたもの
である。
反射光に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出するため
に、光源と互いに異なる複数の光軸を有する光学系とに
よって複数の光源像を被写体上に一部が重なり合った重
複部を形成するように投影すると共に、該重複部を前記
撮影レンズの光軸上を測距する測距視野上に設定した焦
点検出用照明装置において、前記光源は、暗部パターン
部をなす電極へ通電することにより複数の明暗パターン
部からなる前記光源像としての発光パターンが形成され
る発光ダイオードにより構成され、前記被写体上に形成
される前記発光パターンの前記重複部は、前記電極に通
電のために接続されるリード線の接続部に別途投影され
た他の発光パターンが重なるようにしたものである。 こ
の構成では、多数の測距視野を有する焦点検出装置と高
倍率ズームレンズとの組み合わせにも対応して広範囲を
照明でき、しかも明暗パターンの本数を取り難い個所で
あるリード線との接続部をなす部分はについては他のパ
ターンが重複して投影されるので、測距のしやすい焦点
検出用照明装置を実現したものである。
検出用照明装置を組み込んだ一眼レフカメラであって、
図4は斜視図、図5は断面図である。図中、10は一眼
レフカメラ本体、11は一眼レフカメラ本体10からの
指令に基づいて撮影レンズ1を光軸12方向に移動保持
するレンズ鏡筒である。
グスクリーン、16はペンタプリズム、17は接眼レン
ズであり、これらはファインダー系を構成している。
に自動焦点調節装置を構成する公知の焦点検出装置で、
ハーフミラー13を透過した物体光が、その背後に配設
されたサブミラー14を介して導かれる。焦点検出装置
の測距視野は、撮影レンズの光軸上とその両脇に2箇所
ずつで、水平方向に並んでいる。
する赤色パネル、5は撮影条件を設定するためのダイア
ル、7はレリーズ釦である。
明装置の一実施例を示す図であり、図1は分解斜視図、
図2は断面図である。図に於いて、33は光源となる発
光ダイオード37を収納した透明パッケージ、32はこ
のパッケージ33が透明接着剤で固着されるドーム、3
1は投光レンズである。発光ダイオード37の発光波長
を700nm程度とすれば、この波長に於いて焦点検出
装置のセンサー感度が高く、逆に視感度が低いため都合
がよい。
投光レンズ31が、後方よりドーム32が取り付けられ
ている。また、34,35は発光ダイオード37と不図
示の駆動回路との電気的接続を行うリード線、36はカ
メラの内部機構側への光線漏れを防ぐための遮光接着シ
ートである。
ージ33の詳細を示す図で、図6はパッケージの平面
図、図7はパッケージ33に収納された発光ダイオード
37の平面詳細図である。図6に示す38,39は発光
ダイオード37の電気的接続をとるリードで、パッケー
ジ内部では破線で示した形状となっている。図7はこの
破線で示した部分を拡大して示したもので、発光ダイオ
ード上の電極37aを除く部分が発光し、後述するよう
に、被写体上にはこの電極による発光パターンが投影さ
れる。また、発光ダイオード37の裏面がリード38に
接続されると共に、電極37aがボンディングワイヤ4
0によってもう一方のリード39に接続されている。
置の動作について説明する。
透明接着剤層を透過してドーム32に入射する。この
後、投光レンズ31、赤色パネル2を介して被写体側へ
投射され、発光ダイオードの像を形成する。この時、ド
ーム32と投光レンズ31の入射面はそれぞれ単一の光
学面であるが、投光レンズ31の射出面は図3に示すよ
うに四分割されており、光束は四方向に分割される。
面31bの光軸、Cは面31cの光軸、Dは面31dの
光軸である。このように四つの光軸が横一列に並んでい
ることによって、四つの発光ダイオードの像が横一列に
並んで投影されることとなる。
(a)〜(d)は、それぞれ面31a〜31dを通過し
た光束による発光ダイオードの像である。各像の内部に
は図7を用いて説明した発光パターンによる明暗が形成
されている。実際にはこれらの像が一度に投影されるた
め、重複部が形成され図9に示すような像となる。
は暗部、白抜き部は明部、ドットを掛けた領域は明部が
重なって2倍の照度となった高照度部である。すなわ
ち、この高照度部は発光ダイオード像の重複部における
明部であって、投光レンズの面31bと31cを透過し
た光束によって形成されている。したがって、図3に示
した光軸B,Cの間隔でその重複幅が決定される。
ることにより、撮影レンズをズーミングしたときにも、
最も多用される光軸上の測距視野は常に重複部が投影さ
れた被写体をとらえることができる。しかも、像の重複
を中央部に限ることによって照明範囲を左右に広げるこ
とが出来、より広視野化した焦点検出装置に対応するこ
とが可能となった。また、より焦点距離が短かく画角が
広い撮影レンズにも対応することが可能である。
ード37のボンディングワイヤを接続する電極は他に比
べて太くなって明暗パターンの数が減るため、この部分
を測距したときの能力は他に比べて低下してしまう。本
実施例では4つの発光ダイオードの像を投影しているた
め、このような領域は4箇所存在し得る。ところが、本
実施例ではボンディングワイヤの接続部の像を重複させ
ているため、逆に言えば、像の重複部に対応する電極の
一部をリードとの電気的接続のための領域として用いて
いるため、この明暗パターンが減少している部分は全体
として3箇所と少なくなっている。この結果、焦点検出
装置の5個の測距視野がこの領域に掛かるような撮影レ
ンズの焦点距離は減少し、測距不能になりにくい。
次の効果がある。
を有する発光ダイオードを用い、前記電極に通電のため
に接続されるリード線の接続部に別途投影された他の発
光パターンが重なるようにしたことにより、明暗パター
ンが減少している部分を見かけ上少なくすることが可能
となった。この結果、例えば焦点検出装置の5個の測距
視野がこの領域に掛かるような撮影レンズの焦点距離は
減少し、測距不能になりにくいという効果が得られた。
置の分解斜視図。
の斜視図。
平面図。
て四分割された光束による光源像のそれぞれ示す図。
す図。
ズ 32…ドーム 33…透明パッ
ケージ 34,35…リード線 36…遮光接着
シート 37…発光ダイオード 38,39…リ
ード 40…ボンディングワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体からの反射光に基づいて撮影レン
ズの焦点状態を検出するために、光源と互いに異なる複
数の光軸を有する光学系とによって複数の光源像を被写
体上に一部が重なり合った重複部を形成するように投影
すると共に、該重複部を前記撮影レンズの光軸上を測距
する測距視野上に設定した焦点検出用照明装置におい
て、前記光源は、暗部パターン部をなす電極へ通電すること
により複数の明暗パターン部からなる前記光源像として
の発光パターンが形成される発光ダイオードにより構成
され、前記被写体上に形成される前記発光パターンの前
記重複部は、前記電極に通電のために接続されるリード
線の接続部に別途投影された他の発光パターンが重なる
ことを特徴とする焦点検出用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13617093A JP3241868B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 焦点検出用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13617093A JP3241868B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 焦点検出用照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06347690A JPH06347690A (ja) | 1994-12-22 |
JP3241868B2 true JP3241868B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15168965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13617093A Expired - Fee Related JP3241868B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 焦点検出用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241868B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103873A1 (en) | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fujifilm Corporation | Image-taking apparatus and projection module |
US9247125B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-01-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Auxiliary light projection apparatus, flash apparatus, and photographing apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5320856B2 (ja) * | 2008-06-26 | 2013-10-23 | 株式会社ニコン | 補助光投影装置 |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP13617093A patent/JP3241868B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103873A1 (en) | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fujifilm Corporation | Image-taking apparatus and projection module |
US9247125B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-01-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Auxiliary light projection apparatus, flash apparatus, and photographing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06347690A (ja) | 1994-12-22 |
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