JP3241868B2 - 焦点検出用照明装置 - Google Patents

焦点検出用照明装置

Info

Publication number
JP3241868B2
JP3241868B2 JP13617093A JP13617093A JP3241868B2 JP 3241868 B2 JP3241868 B2 JP 3241868B2 JP 13617093 A JP13617093 A JP 13617093A JP 13617093 A JP13617093 A JP 13617093A JP 3241868 B2 JP3241868 B2 JP 3241868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
focus detection
light emitting
illumination device
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13617093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06347690A (ja
Inventor
康夫 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13617093A priority Critical patent/JP3241868B2/ja
Publication of JPH06347690A publication Critical patent/JPH06347690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3241868B2 publication Critical patent/JP3241868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラ、スチ
ールビデオカメラ、ビデオカメラ等に最適な焦点検出用
照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−20705号公報に示
されるように、焦点検出用の照明装置に於いて、投光レ
ンズを複数の領域に分割し、さらに、これらの光軸を同
一平面上に並べることによって、中央を強く照射しなが
らも広い範囲に照明光を照射する技術が知られている。
【0003】一方で、カメラ用焦点検出装置の測距視野
は広視野化され、また、かなり短い焦点距離をもカバー
する標準ズームレンズも一般化されている。そこで、焦
点検出用照明装置に於いても、より一層の広画角化が望
まれている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】本発明はこのよう
な要求に鑑み、多数の測距視野を有する焦点検出装置と
高倍率ズームレンズとの組み合わせにも対応し、高照度
域を有しながらも広範囲を照明できる焦点検出用照明装
において、光源として発光ダイオードを用いる場合に
問題となるボンディングワイヤ接続部によって明暗パタ
ーン数の減少した領域を少なくし、測距不能になりにく
焦点検出用照明装置を実現することを目的としたもの
である。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体からの
反射光に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出するため
に、光源と互いに異なる複数の光軸を有する光学系とに
よって複数の光源像を被写体上に一部が重なり合った重
複部を形成するように投影すると共に、該重複部を前記
撮影レンズの光軸上を測距する測距視野上に設定した
点検出用照明装置において、前記光源は、暗部パターン
部をなす電極へ通電することにより複数の明暗パターン
部からなる前記光源像としての発光パターンが形成され
る発光ダイオードにより構成され、前記被写体上に形成
される前記発光パターンの前記重複部は、前記電極に通
電のために接続されるリード線の接続部に別途投影され
た他の発光パターンが重なるようにしたものである。
の構成では、多数の測距視野を有する焦点検出装置と高
倍率ズームレンズとの組み合わせにも対応して広範囲を
照明でき、しかも明暗パターンの本数を取り難い個所で
あるリード線との接続部をなす部分はについては他のパ
ターンが重複して投影されるので、測距のしやすい焦点
検出用照明装置を実現したものである。
【0007】
【実施例】先ず、図4、及び図5は、本発明による焦点
検出用照明装置を組み込んだ一眼レフカメラであって、
図4は斜視図、図5は断面図である。図中、10は一眼
レフカメラ本体、11は一眼レフカメラ本体10からの
指令に基づいて撮影レンズ1を光軸12方向に移動保持
するレンズ鏡筒である。
【0008】13はハーフミラー、15はフォーカシン
グスクリーン、16はペンタプリズム、17は接眼レン
ズであり、これらはファインダー系を構成している。
【0009】また、9は不図示のレンズ駆動装置ととも
に自動焦点調節装置を構成する公知の焦点検出装置で、
ハーフミラー13を透過した物体光が、その背後に配設
されたサブミラー14を介して導かれる。焦点検出装置
の測距視野は、撮影レンズの光軸上とその両脇に2箇所
ずつで、水平方向に並んでいる。
【0010】2は焦点検出用照明装置からの光束を射出
する赤色パネル、5は撮影条件を設定するためのダイア
ル、7はレリーズ釦である。
【0011】図1及び図2は本発明による焦点検出用照
明装置の一実施例を示す図であり、図1は分解斜視図、
図2は断面図である。図に於いて、33は光源となる発
光ダイオード37を収納した透明パッケージ、32はこ
のパッケージ33が透明接着剤で固着されるドーム、3
1は投光レンズである。発光ダイオード37の発光波長
を700nm程度とすれば、この波長に於いて焦点検出
装置のセンサー感度が高く、逆に視感度が低いため都合
がよい。
【0012】30はレンズホルダーであって、前方より
投光レンズ31が、後方よりドーム32が取り付けられ
ている。また、34,35は発光ダイオード37と不図
示の駆動回路との電気的接続を行うリード線、36はカ
メラの内部機構側への光線漏れを防ぐための遮光接着シ
ートである。
【0013】図6、図7は発光ダイオード37とパッケ
ージ33の詳細を示す図で、図6はパッケージの平面
図、図7はパッケージ33に収納された発光ダイオード
37の平面詳細図である。図6に示す38,39は発光
ダイオード37の電気的接続をとるリードで、パッケー
ジ内部では破線で示した形状となっている。図7はこの
破線で示した部分を拡大して示したもので、発光ダイオ
ード上の電極37aを除く部分が発光し、後述するよう
に、被写体上にはこの電極による発光パターンが投影さ
れる。また、発光ダイオード37の裏面がリード38に
接続されると共に、電極37aがボンディングワイヤ4
0によってもう一方のリード39に接続されている。
【0014】さて、以上の構成による焦点検出用照明装
置の動作について説明する。
【0015】先ず、発光ダイオード37から発した光は
透明接着剤層を透過してドーム32に入射する。この
後、投光レンズ31、赤色パネル2を介して被写体側へ
投射され、発光ダイオードの像を形成する。この時、ド
ーム32と投光レンズ31の入射面はそれぞれ単一の光
学面であるが、投光レンズ31の射出面は図3に示すよ
うに四分割されており、光束は四方向に分割される。
【0016】図3に於いて、Aは面31aの光軸、Bは
面31bの光軸、Cは面31cの光軸、Dは面31dの
光軸である。このように四つの光軸が横一列に並んでい
ることによって、四つの発光ダイオードの像が横一列に
並んで投影されることとなる。
【0017】図8及び図9はこの様子を示す図で、図8
(a)〜(d)は、それぞれ面31a〜31dを通過し
た光束による発光ダイオードの像である。各像の内部に
は図7を用いて説明した発光パターンによる明暗が形成
されている。実際にはこれらの像が一度に投影されるた
め、重複部が形成され図9に示すような像となる。
【0018】図9に於いて、斜め線によるハッチング部
は暗部、白抜き部は明部、ドットを掛けた領域は明部が
重なって2倍の照度となった高照度部である。すなわ
ち、この高照度部は発光ダイオード像の重複部における
明部であって、投光レンズの面31bと31cを透過し
た光束によって形成されている。したがって、図3に示
した光軸B,Cの間隔でその重複幅が決定される。
【0019】この重複部を撮影レンズの光軸上に投影す
ることにより、撮影レンズをズーミングしたときにも、
最も多用される光軸上の測距視野は常に重複部が投影さ
れた被写体をとらえることができる。しかも、像の重複
を中央部に限ることによって照明範囲を左右に広げるこ
とが出来、より広視野化した焦点検出装置に対応するこ
とが可能となった。また、より焦点距離が短かく画角が
広い撮影レンズにも対応することが可能である。
【0020】さらに、図7に示したように、発光ダイオ
ード37のボンディングワイヤを接続する電極は他に比
べて太くなって明暗パターンの数が減るため、この部分
を測距したときの能力は他に比べて低下してしまう。本
実施例では4つの発光ダイオードの像を投影しているた
め、このような領域は4箇所存在し得る。ところが、本
実施例ではボンディングワイヤの接続部の像を重複させ
ているため、逆に言えば、像の重複部に対応する電極の
一部をリードとの電気的接続のための領域として用いて
いるため、この明暗パターンが減少している部分は全体
として3箇所と少なくなっている。この結果、焦点検出
装置の5個の測距視野がこの領域に掛かるような撮影レ
ンズの焦点距離は減少し、測距不能になりにくい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
の効果がある。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】また、前記光源電極による発光パターン
を有する発光ダイオードを用い、前記電極に通電のため
に接続されるリード線の接続部に別途投影された他の発
光パターンが重なるようにしたことにより、明暗パター
ンが減少している部分を見かけ上少なくすることが可能
となった。この結果、例えば焦点検出装置の5個の測距
視野がこの領域に掛かるような撮影レンズの焦点距離は
減少し、測距不能になりにくいという効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、焦点検出用照明装
置の分解斜視図。
【図2】図1に示す焦点検出用照明装置の縦断面図。
【図3】図1の投光レンズの平面図。
【図4】焦点検出用照明装置を搭載した一眼レフカメラ
の斜視図。
【図5】図4の一眼レフカメラの断面図。
【図6】図1の焦点検出用照明装置の発光ダイオードの
平面図。
【図7】図6の発光ダイオードの詳細を示す拡大図。
【図8】図1の焦点検出用照明装置の投光レンズによっ
て四分割された光束による光源像のそれぞれ示す図。
【図9】図1の焦点検出用照明装置の実際の投影像を示
す図。
【符号の説明】
30…レンズホルダー 31…投光レン
ズ 32…ドーム 33…透明パッ
ケージ 34,35…リード線 36…遮光接着
シート 37…発光ダイオード 38,39…リ
ード 40…ボンディングワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの反射光に基づいて撮影レン
    ズの焦点状態を検出するために、光源と互いに異なる複
    数の光軸を有する光学系とによって複数の光源像を被写
    体上に一部が重なり合った重複部を形成するように投影
    すると共に、該重複部を前記撮影レンズの光軸上を測距
    する測距視野上に設定した焦点検出用照明装置におい
    て、前記光源は、暗部パターン部をなす電極へ通電すること
    により複数の明暗パターン部からなる前記光源像として
    の発光パターンが形成される発光ダイオードにより構成
    され、前記被写体上に形成される前記発光パターンの前
    記重複部は、前記電極に通電のために接続されるリード
    線の接続部に別途投影された他の発光パターンが重なる
    ことを特徴とする焦点検出用照明装置。
JP13617093A 1993-06-07 1993-06-07 焦点検出用照明装置 Expired - Fee Related JP3241868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13617093A JP3241868B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 焦点検出用照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13617093A JP3241868B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 焦点検出用照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06347690A JPH06347690A (ja) 1994-12-22
JP3241868B2 true JP3241868B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=15168965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13617093A Expired - Fee Related JP3241868B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 焦点検出用照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3241868B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006103873A1 (en) 2005-03-25 2006-10-05 Fujifilm Corporation Image-taking apparatus and projection module
US9247125B2 (en) 2012-12-11 2016-01-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Auxiliary light projection apparatus, flash apparatus, and photographing apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320856B2 (ja) * 2008-06-26 2013-10-23 株式会社ニコン 補助光投影装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006103873A1 (en) 2005-03-25 2006-10-05 Fujifilm Corporation Image-taking apparatus and projection module
US9247125B2 (en) 2012-12-11 2016-01-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Auxiliary light projection apparatus, flash apparatus, and photographing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06347690A (ja) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5526083A (en) Finder system of a camera
JP3241868B2 (ja) 焦点検出用照明装置
US5459551A (en) Light emission device for focus detection having a chart and an illuminator
JP2002268128A (ja) ファインダー画面内表示装置
JP3272871B2 (ja) 一眼レフレックスカメラファインダーのスーパーインポーズ表示装置
JP2527159B2 (ja) 焦点検出装置
JP3586365B2 (ja) 測光装置
JP3748472B2 (ja) 光学機器
US6434335B1 (en) Camera
JP3115419B2 (ja) カメラのファインダ
JPS63291042A (ja) 焦点検出用投影パタン
JPH0714982Y2 (ja) カメラのファインダ内表示装置
JPH07244317A (ja) カメラ
JPS61295520A (ja) 焦点検出装置
JP4136088B2 (ja) 一眼レフカメラの受光素子位置調整装置およびその調整方法
JP2008257254A (ja) 一眼レフカメラの測光レンズ
JP2000122151A (ja) カメラの表示装置
JP2003107560A (ja) カメラの表示光投射光学系
JPS62180314A (ja) 焦点検出装置
JPH0572603A (ja) カメラ
JPH01291112A (ja) 測距装置
JP2001094848A (ja) モニター付カメラ
JP2005128332A (ja) カメラのファインダー内照明装置
JPH0736060B2 (ja) オ−トフオ−カシングライト装置
JPS61295521A (ja) 焦点検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071019

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees