JP3335707B2 - 多層基板の製造方法 - Google Patents

多層基板の製造方法

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JP3335707B2 JP10401193A JP10401193A JP3335707B2 JP 3335707 B2 JP3335707 B2 JP 3335707B2 JP 10401193 A JP10401193 A JP 10401193A JP 10401193 A JP10401193 A JP 10401193A JP 3335707 B2 JP3335707 B2 JP 3335707B2
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弘之 栗谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に用いられる
多層基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高速化および高密度化に伴
い、誤動作の原因となる外部ノイズや電子部品自体が発
生するノイズが問題となっている。これらのノイズを吸
収、除去する為のバイパスコンデンサを基板内部に形成
した構造の基板がある(特開昭53−68870号公
報、特開昭58−158996号公報、特開平3−20
1593号公報参照)。このような構造の基板では、コ
ンデンサの電極間には、誘電率が高い絶縁体が用いられ
る。
【0003】このように、絶縁層の誘電率が高い多層基
板を製造する方法として、次の二つの方法が知られてい
る。
【0004】第一は、高誘電体粒子を含む樹脂ワニスを
繊維基材に含浸し、乾燥して得られた高誘電率プリプレ
グ10と銅はく11とを積層し、プレス成形して高誘電
率基板を得(図2(a))、この基板の銅はくを加工し
て内層回路12を形成して内層板13とし(図2
(b))、得られた内層板13と銅はく11とを、通常
のプリプレグ14を介して重ね、プレス成形して多層化
し(図2(c))、最後にドリル加工、表層の回路加工
及び外形加工を施して高誘電率絶縁層15を有する多層
基板16(図2(d))を得る方法である(特開昭61
−136281号公報参照)。
【0005】絶縁層の誘電率が高い多層基板を製造する
第二の方法は、誘電率の高い充填剤を含有した熱可塑性
樹脂をシート状にし、積層、成形する方法である(特開
平3−201593号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第一の製造方法では、
ガラス布などの繊維基材が基板中で占める割合が20〜
50体積%と大きく、繊維基材が基板の誘電特性に与え
る影響が大きい。すなわち、基材の誘電率を高くできな
いため、絶縁層の誘電率が低くなり、残りの樹脂中に高
誘電体粒子を配合しても絶縁層全体の誘電率を増大させ
る効果が少ない。また、高誘電体粒子を多量に配合した
場合、ワニスの流動性が低下してプリプレグを作製でき
なかったり、金属はくとの接着性がよくない。
【0007】第二の製造方法では、成形温度での溶融樹
脂粘度が高くなるため、誘電率の高い充填剤を多量に配
合できず、絶縁層の誘電率を大きくできない。また、熱
可塑性樹脂は耐熱性が不十分なものが多く、耐熱性の良
好な樹脂は価格が高かったり成形温度が高いなどコスト
面で不利である。
【0008】本発明は、かかる状況に鑑みなされたもの
で、誘電率が高い絶縁層を有し、かつ耐熱性、信頼性に
優れる多層基板を安価に提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに接しな
いように対向配置されたプリント配線板の間に形成され
た空隙に、高誘電率の無機充填剤及び硬化剤を配合した
エポキシ樹脂を注入硬化させてなる多層基板である。
【0010】本発明の多層基板は、成形型により形成さ
れたキャビティ内に、片面がキャビティ内面に接し、他
面が互いに接しないようにプリント配線板を対向配置
し、該プリント配線板間に形成された空隙に、高誘電率
の無機充填剤及び硬化剤を配合したエポキシ樹脂を注入
硬化させることによって製造される。以下、本発明を詳
細に説明する。
【0011】本発明において用いられるエポキシ樹脂と
しては、電気、電子用絶縁樹脂として一般に使用されて
いるものが使用できる。特にオルソクレゾールノボラツ
ク型エポキシ樹脂やアルキル置換ビフェノールジグリシ
ジルエーテルが、耐湿性、耐熱性、成形性、接着性など
の点で好適である。
【0012】エポキシ樹脂の粘度は、ICIコーンプレ
ート型粘度計を用いた150℃での溶融粘度が1Pa・
s以下であることが好ましく、0.3Pa・s以下であ
ることがより好ましい。エポキシ樹脂の溶融粘度が高い
と、高誘電率の無機充填剤の配合量が制限され、多量の
無機充填剤を配合すると、成形時の流動性が低下し、成
形できなかったり、回路パターンの段差部にボイドを発
生するからである。溶融粘度の低いエポキシ樹脂を用い
れば、成形時の流動性を確保しながら多量の無機充填剤
を配合することができ、絶縁層の誘電率を大きくでき
る。上記条件での粘度が1Pa・sを超えると充分な量
の無機充填剤を配合することができず、絶縁層の誘電率
を大きくできない。溶融粘度の低い樹脂を用いることに
より、有機溶剤や可塑剤、希釈剤など樹脂の粘度を低く
するための添加剤が不要となる。特に有機溶剤を用いた
場合、その乾燥工程に於ける設備の防爆対策や回収装
置、排気処理装置などのコストが不要となる。
【0013】エポキシ樹脂の硬化剤としては、電気電子
用エポキシ樹脂の硬化剤として一般に使用されているも
のが使用できる。例えば、フェノール化合物、酸無水
物、グアニジン誘導体、イミダゾール類、ポリアミン類
が挙げられる。特に、耐湿性及び電気特性の良好な点か
らノボラック型フェノール樹脂またはフェノールアラル
キル樹脂が好ましい。
【0014】高誘電率の無機充填剤としては、二酸化チ
タン、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウムなど
化合物単体及び一般のセラミックコンデンサに用いられ
ている高誘電セラミツクスが使用できる。無機充填剤の
誘電率が高いほど、絶縁層の誘電率も高くなるが、誘電
率の高い無機化合物は概して温度特性、即ち誘電率の温
度係数が大きいため必要に応じて選択する。これらの無
機充填剤のうち、特にセラミックコンデンサの原料とし
て市販されている配合粉末を焼成、粉砕したものは、温
度特性を制御する添加剤などがあらかじめ配合されてお
り、好適である。無機充填剤の配合量は、成形材料中で
50〜90体積%の範囲であることが好ましく、さらに
好ましくは、60〜80体積%の範囲である。無機充填
剤が50体積%未満であると絶縁層の誘電率を増大する
効果が低く、また絶縁層の熱膨張係数が大きくなるた
め、プリント配線板との接着性が低下したり、寸法安定
性が悪くなる。一方無機充填剤が90体積%を超える
と、成形中の成形材料の流動性が低く、成形性が悪くな
る。
【0015】無機充填剤は粉末状で成形材料中に配合す
るが、その粒径は、絶縁層の厚さや成形型内での成形材
料の流動性などを考慮し適宜選択する。例えば、一般の
成形材料で使用されている充填剤と同様の平均粒径が5
〜50μmの範囲のものが成形しやすく好適である。ま
た、その形状は破砕状、球状、繊維状などどのようなも
のでもよい。ただし、球状の充填剤を用いると、成形時
の成形材料の流動性がよく、破砕状、繊維状の充填剤を
用いると絶縁層の機械的強度が高くなる。
【0016】必要に応じて、硬化反応を促進するアミン
系、リン系の硬化促進剤を使用してもよい。また、高級
脂肪酸、高級脂肪酸金属塩、エステル系ワックス、ポリ
エチレン系ワックスなどの離型剤、カーボンブラックや
有機染料などの着色剤、エポキシシラン、アミノシラ
ン、有機チタネート、アルミニウムアルコレートなどの
カップリング剤を使用してもよい。
【0017】以上のような原材料を用いて成形材料を作
製する方法は、一般的に用いられている方法がそのまま
使用できる。例えば、所定の配合量の原材料をミキサー
などによって充分混合した後、熱ロール、押出機などに
よって混練し、冷却、粉砕する方法が挙げられる。ま
た、常温で液状の樹脂を用いる場合は、らいかい器、ニ
ーダー、ロールなどで混練してもよい。
【0018】プリント配線板は、特に限定されず、通常
の電子機器で用いられているフェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリイミド樹脂
系の両面または多層基板を用いることができる。特に、
価格や信頼性の点からガラスエポキシプリント配線板が
好適である。もちろん本発明方法で得られた多層基板で
もよい。プリント配線板の厚み及び外形は用途に応じて
適宜選択、設定でき、貫通孔やザグリなどの穴加工が施
されてもよい。また、複数枚のプリント配線板を組み合
わせて一つの面を構成してもよい。
【0019】本発明の多層基板を製造する方法は、移送
成形法、圧縮成形法、射出成形法、注型法などの一般的
な方法を用いることができる。特に成形装置が小形であ
り、成形時のボイドの発生を低く抑えることができ、充
填性が良好な点から移送成形法が好ましい。成形型は上
記成形法で一般に用いられるものでよく、基板の外形と
なるキャビティの形状は成形可能であればどのようなも
のでもよい。例えば平板状、凹凸を有する形状、曲面状
などが挙げられる。
【0020】以上の部材及び移送成形法を用いて多層基
板を製造する手順を図1を用いて説明するが、本発明方
法はこれに限定されるものではない。
【0021】(a)に断面図を示すように、成形型は上
型1と下型2からなりキャビティ3を形成する。このキ
ャビティ内にプリント配線板4を、その片面がキャビテ
ィ内面に接し、他面が互いに接しないで空隙5を形成す
るように配置する。この時のプリント配線板の固定の方
法は、真空吸着や静電吸着、固定ピンやスペーサを用い
る方法など公知の方法を使用することができる。次に、
粉末状、フレーク状、シート状またはタブレット状の成
形材料を必要に応じて加熱、加圧してスプルー6から空
隙5に充填し、硬化させる。硬化後、成形型を開いて
(b)に示すような高誘電率絶縁層7を有する多層基板
8が得られる。さらに、必要に応じ、(c)に示すよう
に、ドリル加工してスルーホール9を設け、スルーホー
ルメッキを施す。
【0022】
【作用】成形型を用いて、高誘電率無機充填剤を含有す
るエポキシ樹脂成形材料で2枚以上のプリント配線板を
一体成形することにより、誘電率が高い絶縁層を有し、
耐熱性、信頼性に優れた多層基板を安価に製造すること
ができる。すなわち、ガラス布などの基材を含まないた
め、高誘電率無機充填剤を多量に配合することができ、
絶縁層の誘電率を大きくできる。
【0023】また、ガラス布などの基材による誘電特性
への影響がないため、絶縁層の誘電率を効果的に増大す
ることができる。さらに、熱硬化性樹脂を用いた成形材
料で成形するため、優れた耐熱性と信頼性をもった多層
基板が安価に得られた。得られた多層基板は成形型によ
り成形時に外形を賦与されるため、パンチプレスやルー
タなどによる外形加工工程を必要としない。
【0024】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明するが、
本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0025】実施例1 成形材料の調製 150℃におけるICI粘度が0.3Pa・sのオルソ
クレゾールボラック型エポキシ樹脂(住友化学工業株式
会社、ESCN−195−3)100部(重量部、以下
同じ)、フェノールノボラック樹脂(日立化成工業株式
会社、HP−800N)50部、1,8ジアザビシクロ
−(5,4,0)−ウンデセン−7(DBU)1部、1
kHz、25℃での誘電率が1100のセラミックコン
デンサ用配合粉末焼成粉(富士チタン工業株式会社製の
セラミックコンデンサ用配合粉末N3300−Mを12
50℃で3時間焼成し、ボールミルで粉砕した粉末)1
065部(60体積%に相当する)を配合し、80℃の
2本ロールで15分間混練した。
【0026】多層基板の製造 次に図1(a)に示すように、上下とも深さ0.8mm
のキャビティを有する低圧移送成形金型に、厚さ0.4
mmのガラスエポキシ両面プリント配線板2枚をそれぞ
れ上型及び下型のキャビティ内面に接するように配置し
た。このプリント配線板間に上記成形材料を低圧移送プ
レスで175℃、7MPa、90秒で移送成形し、5時
間、175℃で後硬化して、厚さ1.6mm、100m
m角の多層基板を得た。
【0027】実施例2 成形材料の調製 150℃におけるICI粘度が0.01Pa・sのビフ
ェノール型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会
社、YX−4000H)100部、フェノールノボラッ
ク樹脂(実施例1で用いたものと同じ)50部、1,8
ジアザビシクロ−(5,4,0)−ウンデセン−7(D
BU)3部、実施例1で用いたセラミックコンデンサ用
配合粉末焼成粉1080部(60体積%に相当する)を
配合し、80℃の2本ロールで15分間混練した。以
下、実施例1と同様にして多層基板を製造した。
【0028】実施例3 成形材料の調製 ビフェノール型エポキシ樹脂(実施例2で用いたものと
同じ)100部、フェノールノボラック樹脂(実施例1
で用いたものと同じ)50部、1,8ジアザビシクロ−
(5,4,0)−ウンデセン−7(DBU)3部、実施
例1で用いたセラミックコンデンサ用配合粉末焼成粉1
680部(70体積%に相当する)を配合し、80℃の
2本ロールで15分間混練した。以下、実施例1と同様
にして多層基板を製造した。
【0029】比較例1 ジシアンジアミド硬化系エポキシ樹脂ワニスに、ワニス
の固形分に対し67体積%の実施例1で用いたセラミッ
クコンデンサ用配合粉末焼成粉を、3本ロールで混合
し、厚さ0.2mmのガラス布に含浸し、乾燥してプリ
プレグを得た。図2(a)に示すように、このプリプレ
グ4枚と銅はく2枚を積層し、プレスにより170℃、
90分加熱加圧して銅張積層板を得た。これに図(b)
に示すように内層回路を形成し、内層板を得た。
【0030】さらに図2(c)に示すように、内層板の
両面に高誘電体粒子を含まない通常のプリプレグ2枚と
銅はく1枚をそれぞれ配置し、プレスにより170℃、
90分加熱加圧して、多層基板を得た。基板の高誘電率
絶縁層中の、樹脂/ガラス布/セラミックコンデンサ用
配合粉末焼成粉の比率は、体積%比で、45/25/3
0であった。
【0031】比較例2 ワニスの固形分に対し114体積%のセラミックコンデ
ンサ用配合粉末焼成粉を用いたこと以外は比較例1と同
様にして多層基板を得た。基板の高誘電率絶縁層中の樹
脂/ガラス布/セラミックコンデンサ用配合粉末焼成粉
の比率は、体積%比で、30/25/40であった。
【0032】比較例3 ポリエーテルサルホン樹脂(住友化学工業株式会社、4
100G)100部、実施例1用いたセラミックコンデ
ンサ用配合粉末焼成粉170部(30体積%)を330
℃で混練して成形材料を得た。射出成形金型に実施例で
用いたプリント配線板2枚を実施例と同様に配置して上
記成形材料を射出成形し、厚さ1.6mmの多層基板を
得た。
【0033】以上のようにして得られた多層基板を用い
て、1kHz、25℃における比誘電率、基板内のボイ
ドの有無およびはんだ耐熱性を評価した。比誘電率は、
第2層と第3層の間の静電容量をLCRメータ(ヒュー
レットパッカード製、モデル4274A)を用いて測定
し、計算により求めた。基板内のボイド評価は、表層の
銅はくを除去し軟エックス線装置(株式会社日立製作
所、BR−1505型)を用いて行った。はんだ耐熱性
の評価は、JISC6481に準拠し常態の基板を用い
て260℃、20秒後の膨れ、はがれを観察した。結果
を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】誘電率は、実施例1及び2の多層基板が比
較例1の5倍、実施例3の多層基板が比較例1の7倍以
上となっている。無機充填剤の配合量を多くした比較例
2では、樹脂の流動性が悪く、ボイドを多量に含み、成
形できなかった。比較例3の多層基板は、材質が熱可塑
性樹脂であるので、はんだ耐熱性が劣っていることがわ
かる。
【0036】
【発明の効果】本発明の多層基板は、絶縁層となる成形
材料中に多量の高誘電率充填剤を配合することができる
ため、著しく誘電率が高絶縁層を有する多層基板を効率
よく得ることができる。また、熱硬化性のエポキシ樹脂
を用いて成形するため、はんだ耐熱性などの信頼性に優
れた基板を安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明方法における成形型にプリント
配線板を配置した例の断面図、(b)は得られた多層基
板の断面図、(c)はこれにめっきスルーホールを施し
たものの断面図である。
【図2】従来の方法による多層基板の製造手順を断面図
で示したものである。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 キャビティ 4 プリント配線板 5 空隙 6 スプルー 7 高誘電率絶縁層 8 多層基板 9 スルーホール 10 高誘電率プリプレグ 11 銅はく 12 内層回路 13 内層板 14 通常のプリプレグ 15 高誘電率絶縁層 16 多層基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/46 B32B 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型により形成されたキャビティ内
    に、片面がキャビティ内面に接し、他面が互いに接しな
    いようにプリント配線板を対向配置し、該プリント配線
    板間に形成された空隙に、高誘電率の無機充填剤及び硬
    化剤を配合したエポキシ樹脂を注入硬化させることを特
    徴とする多層基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 高誘電率の無機充填剤及び硬化剤を配合
    したエポキシ樹脂に用いられるエポキシ樹脂の粘度が、
    ICIコーンプレート型粘度計を用いた150℃での溶
    融粘度が1Pa・s以下であり、無機充填剤の配合量が
    成形材料中で50〜90体積%である請求項1記載の多
    層基板の製造方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101522787B1 (ko) * 2013-11-21 2015-05-26 삼성전기주식회사 부품 내장 인쇄회로기판
US9386701B2 (en) 2012-11-30 2016-07-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Electronic component embedded printed circuit board

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US9386701B2 (en) 2012-11-30 2016-07-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Electronic component embedded printed circuit board
KR101522787B1 (ko) * 2013-11-21 2015-05-26 삼성전기주식회사 부품 내장 인쇄회로기판

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