JP3335159B2 - 液圧緩衝式軸受 - Google Patents

液圧緩衝式軸受

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JP3335159B2
JP3335159B2 JP2000106069A JP2000106069A JP3335159B2 JP 3335159 B2 JP3335159 B2 JP 3335159B2 JP 2000106069 A JP2000106069 A JP 2000106069A JP 2000106069 A JP2000106069 A JP 2000106069A JP 3335159 B2 JP3335159 B2 JP 3335159B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/18Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper characterised by the location or the shape of the equilibration chamber, e.g. the equilibration chamber, surrounding the plastics spring or being annular
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F16F13/264Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions comprising means for acting dynamically on the walls bounding a working chamber

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧で緩衝を行う
軸受に関する。より詳細には本発明は、支持軸受と受け
台とを備える、液圧緩衝式軸受であって、この支持軸受
と受け台とが、エラストマー材料からなる支持ばねを介
して弾性的かつ可撓的に相互に支持され、作動室と補償
室とを含み、この作動室と補償室が、それぞれ緩衝液で
満たされており、振動の導入される方向に直列に配置さ
れて隔壁によって仕切られ、かつこの隔壁に設けられた
1以上の緩衝通路によって緩衝液を流通可能に連結さ
れ、作動室が、隔壁により仕切られた側とは反対側で、
弾性的かつ可撓的な1以上のダイヤフラムで画定されて
おり、このダイヤフラムが作動室とは反対側に空気室を
画定し、空気室が、被支持装置の動作状態に依存して開
閉可能なバルブ又はチェック弁を介して空気を流通する
ように、周囲環境と接続されている軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】このような軸受は、独国特許明細書4238
752C1号から公知である。これに記載の軸受は、軸受の
伸張運動や収縮運動によって、チェック弁を介して空気
室を排気して、ポンプ作用によって空にして、軸受のば
ね剛性を上昇させる。チェック弁を使用することによ
り、外部からの補助なしで空気室の排気が可能である。
空気室を換気する、リークするためにバルブが開放さ
れ、それによって空気室は大気圧となる。するとダイヤ
フラムは再び初期位置へと戻ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べたような種類の液圧で緩衝を行う軸受を改良し
て、非常に小さな寸法と低い全高でありながら、必要に
応じて高いばね剛性と高い緩衝度を有する軸受を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、冒頭に述べ
たような種類の液圧で緩衝を行う軸受において、バルブ
の閉鎖時、かつ軸受の伸張運動時に、空気がチェック弁
を介して周囲環境から空気室に流入し、空気室が膨張可
能であり、それによって軸受の剛性が高まることを特徴
とする軸受によって解決される。有利な実施形態は従属
請求項に記載されている。
【0005】本発明の範囲内では、上述の課題を解決す
るために、液圧緩衝式軸受は、バルブが閉じていて軸受
が伸張運動をするとき、軸受の剛性を高めるために、チ
ェック弁を介して追加流入する空気で空気室を膨張させ
ることができるように設計されている。そのそれぞれの
場合の使用状況に応じて、軸受を取り巻いている大気を
周囲環境であるとみなすことができる。本発明におい
て、伸張運動とは、軸受が軸方向に伸びるような力を受
け、結果として軸受の高さ、長さが増大するような方向
への運動を意味する。また収縮運動とは、これとは逆
に、軸受が軸方向に縮むような力を受け、結果として軸
受の高さ、長さが減少するような方向への運動を意味す
る。
【0006】有利な実施形態によれば、支持軸受がコア
とコア薄板とからなり、コア薄板は支持ばねにはりつい
て接続され、密着結合され、コア薄板はコアと密封結合
されるように設計される。コア薄板とコアとの結合する
面はそれぞれの形状が一致するように、それによってこ
の結合面が機密であるように結合される。あるいはコア
薄板の形状がコアと結合するのに適した形状となるよう
に決定され、それによってコア薄板とコアとが、相互の
間の機密が保たれるように結合される。この場合、複数
部分で構成された支持軸受をさまざまな型式の軸受に容
易に適合させることができるので有利である。例えば別
様に構成されたコアをそれぞれ同一のコア薄板と接続す
ることが可能性であり、この場合にはコアのコア薄板と
の接続領域が一致するように構成されているだけでよ
い。コアをさまざまに形成することができるばかりでな
く、その都度の使用状況に適合させた互いに異なる材料
でコアを構成することもできる。
【0007】空気室はダイヤフラム、コア、コア薄板に
よって画定されていることが好ましい。このときダイヤ
フラムは、振動の導入される方向に対して横向きにすな
わち垂直方向に延伸するとともに、コア薄板の軸方向も
しくはおおむね軸方向に延伸するフランジと密閉的に結
合されていることが好ましい。ダイヤフラムとこのフラ
ンジの間は密封結合されていることが好ましい。このよ
うな場合には空気室は、ダイヤフラムと、コアと、ダイ
ヤフラムに表面を被覆されたコア薄板とによって画定さ
れている。振動の導入される方向に対して垂直方向に延
伸するダイヤフラムは、例えば冒頭に述べた従来技術に
基づくダイヤフラムのような、振動の導入される方向に
延伸するダイヤフラムに較べて、流体、緩衝液の流れの
方向を変えることなく、及びそれによる損失を生じるこ
となく、直接負荷できるという利点がある。すなわち本
発明のように構成されているダイヤフラムは、緩衝液の
振動を効率よく減衰し、結果として良好な減衰作用をも
たらし得る。コアへの一体化により、もしくはダイヤフ
ラムがコア薄板のフランジと密封結合され、結果として
ダイヤフラムがコアと一体化していることにより、実質
的に軸受けの高さの増大がもたらされないので、軸受を
コンパクトに構成することができる。しかもノズル−ダ
イヤフラム−システムからの幾何学的な分離は、機能を
調節することに対して有利である。
【0008】支持ばねとダイヤフラムは、同じ材料、一
様な材料から形成され、かつ一体的に相互に移行するよ
うに、すなわち両者を形成する材料が互いに一体化する
ように、一体的に構成されることが好ましい。支持ばね
とダイヤフラムのいずれも、1回の作業工程でコア薄板
とともに加硫されることが好ましく、これによって低コ
ストでかつ簡単な製造工程により製造可能であるという
優れた利点がもたらされる。
【0009】特に軟らかい、柔軟なダイヤフラムは、大
きな直径のダイヤフラムを別途に製造することによって
製造することが有効である。
【0010】バルブは電磁的に操作可能に構成すること
ができる。これとは異なる操作方法、例えば空気圧又は
液圧での操作も同様に考えることができ、この場合にバ
ルブの電磁的な操作は正確な開閉切換が可能であるの
で、特にエンジン軸受での使用に適している。
【0011】バルブは、内燃機関のエンジン制御部と信
号伝達的に接続され、つまり内燃機関のエンジン制御部
からの信号によって制御され、内燃機関のアイドリング
時にはバルブを開放、リークして空気室と周囲環境、大
気とを連通させ、アイドリング回転数よりも高い回転数
領域ではバルブを閉鎖することが好ましい。
【0012】さらに本発明の軸受の機能について説明す
る。本発明による軸受は、エンジン軸受として内燃機関
を支持するために利用されることが好ましい。内燃機関
のアイドリング時にはバルブが開放するので、空気室内
の圧力が大気圧と一致することになる。この動作状態で
は軸受のばね剛性は比較的小さく、アイドリングの振動
を絶縁又は除去できる。
【0013】これに対してアイドリング回転数よりも高
い回転数領域のとき、つまり走行動作時には、バルブは
閉じており、空気室は周囲環境に対して密閉的に閉ざさ
れている。走行動作時のあいだ、振幅が大きく周波数の
低い振動を減衰するための緩衝液が、作動室と補償室の
間で緩衝通路を通って往復移動する。このような動作状
態では、空気室を画定しているダイヤフラムがわずかし
か変形しない。これは空気室が閉じられており、その中
にある空気が振動の減衰中に交互に圧縮・膨張されるか
らである。振動の振幅が大きく、そのために軸受に大き
な伸張運動が生じているとき、作動室の内部には弾性反
発に起因する負圧が生じる。この負圧はダイヤフラムを
作動室の方向に湾曲させるので、空気室の容積が増大す
ることとなる。このときバルブは閉じているから、負圧
を補償するために空気室の内部には、周囲環境からチェ
ック弁を介して空気の流入が起こる。すなわち大気から
チェック弁を介して空気室に空気が流入することによっ
て、空気室内部の負圧が補償される。負荷方向が交番
し、軸受の運動が伸張運動から収縮運動へと換わると、
チェック弁は自動的に閉鎖する。したがってさきほどま
での伸張運動のときに空気室に吸引されていた空気塊は
空気室から逃げることができなくなる。このようにして
空気室内部の圧力が高まるために、全体として軸受の剛
性がより高く調節され、これによって緩衝作用が向上す
る。
【0014】バルブとチェック弁が予備組立可能な、予
め組み立てられたユニットを形成していることが好まし
い。それによりこのユニットの軸受への取付が大幅に簡
素化され、取付ミスの危険性が最低限に抑えられる。
【0015】コアは円環状に構成することができ、この
ときバルブとチェック弁からなるユニットがコアと結合
される。このときコアは軸方向に垂直に延伸する概略円
環形状である。ユニットは、例えばコアの中央の切欠
き、凹所、開口に配置され、コアとねじにより固定、結
合される。このときバルブ又はチェック弁のいずれかを
介して、空気室と大気もしくは周囲環境との間を流れる
空気は、コアの中央の開口に設けられた中空円筒状のコ
アボルト又は中空円筒状のスタッドボルトの通路を介し
て流通する。このような構成部品により、バルブとチェ
ック弁からなるユニットの支持軸受への取付が達成され
るだけでなく、これらの部品は同時に周囲環境と空気室
の間を流れる空気の連絡管路を形成する。
【0016】コア及び/又はユニットは少なくとも1つ
のストップバンパを備えることができ、この場合にはダ
イヤフラムは、軸受が収縮運動するときに、軸受の極端
な偏向運動を制限するように、軸受が著しくずれた位置
まで縮められて圧縮されないように、ストップバンパに
当接可能である。振幅が大きくて周波数の低い振動の場
合、例えば作動室の内部でピーク圧力、瞬間的に高い圧
力が発生する。支持ばねにくらべてはるかに薄く構成さ
れているダイヤフラムが、軸受の収縮運動時に生じる好
ましくない機械的な高い負荷を受けないようにするため
に、ストップバンパを設けることができる。それによっ
て軸受は長期の使用期間にわたって一定の優れた使用特
性を保つことができる。
【0017】ダイヤフラムは、ストップバンパに対向す
る側に、そのストップバンパと相補的な表面形状、表面
輪郭、表面プロファイルを備えることができる。この表
面輪郭は、例えばストップネップの形態の不規則なプロ
ファイルによって形成することができ、それによってス
トップバンパが接触したときに発生するストップ騒音を
低減することができる。
【0018】ダイヤフラムは、軸受が静的な予荷重を受
けているとき、弾性的な予圧の作用下でストップバンパ
に密接接触する。このような構成により、本発明の軸受
は一層優れた緩衝特性を有することになる。
【0019】少なくとも支持ばねの外周側を断熱キャッ
プで取り囲むことができる。断熱キャップは、支持軸受
に定置に固定され、固定式に取り付けられていることが
好ましく、この場合には接続されている内燃機関からの
直接的な熱放射が、エラストマー材料からなる支持ばね
に到達することが防止される。さらに有利なことには、
作動室と補償室の内部に存在する緩衝液も好ましくない
高い温度負荷から保護され、このようなことは経時変化
せず優れた使用特性が得られるという観点から傑出した
利点である。
【0020】
【発明の実施の形態】さらに本発明による2種類の軸受
の実施例について、図1及び2を参照しながら詳しく説
明する。
【0021】図1には、本発明による軸受の第1の実施
例が模式的な図面として描かれている。この軸受は液圧
で緩衝を行う軸受として構成されており、支持軸受1と
受け台2とを包含しており、これら支持軸受1と受け台
2とは支持ばね3を介して互いに支持されている。軸受
内部には作動室4と補償室5が配設されている。作動室
4は、ダイヤフラム10と支持ばね3と隔壁8によって画
定され、同時に隔壁8の作動室4とは反対側に補償室5
が、隔壁8と仕切膜32によって画定されている。作動室
4と補償室5はそれぞれ緩衝液7で満たされているとと
もに、運転に起因して導入される振動の方向6に相前後
して、直列に配置されている。隔壁8の外周部を巡るよ
うに内部に形成されている緩衝通路9によって、液体す
なわち緩衝液7を伝えるように、作動室4と補償室5は
相互に結合、連通されている。本実施例では隔壁8は2
つの部分8.1、8.2から構成されており、このとき隔壁8
の両方の部分8.1、8.2の間にはエラストマー材料からな
る対向結合ダイヤフラム23が配置され、この対向結合ダ
イヤフラム23により高周波数で低振幅の振動が効果的に
絶縁される。
【0022】作動室4は、軸方向に見て支持軸受1の方
を向いた側、図1中では上方の側がエラストマー材料か
らなるダイヤフラム10によって仕切られており、もしく
はダイヤフラム10によって画定されている。同様にこの
ダイヤフラム10は、作動室4と軸方向反対側で空気室11
を画定している。つまり作動室4と空気室11はダイヤフ
ラム10によって仕切られている。このとき支持ばね3と
ダイヤフラム10とは同じ材料から一体的に形成されてい
る。本実施例では、コア薄板16がコア15及び支持ばね3
と密着、密封結合されている。またダイヤフラム10はコ
ア薄板16の概略軸方向に延伸するフランジ17と密封結合
している。空気室11は、電磁的に開閉操作可能なバルブ
12とチェック弁13によって、空気の流れを伝達するよう
に、空気室11内から空気を排気し又は空気を導入するよ
うに周囲環境、大気14と連通している。チェック弁13
は、周囲環境14から空気室11へ空気を流すが、逆方向空
気室11から周囲環境14へは空気を流さない。このときバ
ルブ12とチェック弁13から構成されるユニット18は、コ
ア15とねじにより固定されている。図1に示される実施
例ではコア15は中央に切欠き、凹所、開口19を備えてい
る。また図1の軸受はバルブ12が閉じた状態、すなわち
バルブ12のピストンが図1中で開口30よりも右に位置し
て、開口30が空気室11と連通していない状態を示してい
る。
【0023】空気室11には、バルブ12が閉じていて、軸
受が伸張運動するすなわち軸受が軸方向に伸びるように
引っ張られるときに、チェック弁13を介してさらなる空
気が流入し、それによって空気室11は膨張して、その結
果軸受の剛性は高められる。
【0024】次に本発明による軸受の機能について説明
する。図1に図示した軸受はエンジン軸受として、内燃
機関を支持するために利用される。内燃機関のアイドリ
ング時にはバルブ12が開放されるので、空気室11内の圧
力は大気圧と等しくなる。バルブ12が開くと、空気室11
と周囲環境4は、通路31、バルブ12の開口30を介して連
通する。この動作状態では軸受のばね剛性は比較的小さ
く、アイドリングの振動を絶縁又は補償することができ
る。
【0025】これに対してアイドリング回転数よりも高
い回転数領域では、つまり走行動作時には、バルブ12は
閉鎖され、空気室は周囲に対して密封、密閉的に閉ざさ
れている。走行動作時のあいだ、振幅が大きく周波数の
低い振動を減衰するための緩衝液7が、作動室4と補償
室5の間で緩衝通路9を通って往復移動する。この動作
状態では、緩衝液7の移動にしたがって、仕切膜32が補
償室5の容積を変化させるように変位するために、空気
室11を仕切っているダイヤフラム10はわずかしか変形し
ない。空気室11が閉鎖され、その中に閉じこめられてい
る空気は、振動が減衰する際に圧縮・膨張を交互に繰り
返す。軸受が収縮運動をするときは、すなわち軸受が軸
方向に縮むように押し付けられるときには、ダイヤフラ
ム10はその表面溝21でストップバンパ20と当接する。振
動の振幅が大きく、そのために軸受に大きな伸張運動が
生じる場合には、作動室4の内部には弾性反発に起因す
る負圧が生成される。すなわち軸受全体が軸方向に引っ
張られ、その結果として作動室4の内部の圧力が負圧と
なる。この負圧によってダイヤフラム10は作動室4の方
向に湾曲する、すなわちダイヤフラム10は作動室4の方
に凸となるので、その結果空気室11の容積が増大する。
このときバルブ12は閉じているので、チェック弁13を介
して周囲環境14から空気室内部にさらなる空気が導入さ
れ、それによってこの負圧が補償される。軸受の運動が
伸張運動から収縮運動へと運動方向が反転し、負荷の方
向が交番すると、チェック弁13は自動的に閉まる。した
がってそれまでの伸張運動のときに空気室11に吸引され
ていた空気塊は、空気室11に閉じこめられ、空気室11か
ら逃げることができなくなる。このようにして空気室11
内部の圧力が高まり、全体として軸受の剛性がより高く
調節され、結果として緩衝作用が向上する。
【0026】本実施例では、コア15は円環状のストップ
バンパ20を有しており、軸受の収縮運動に際してダイヤ
フラム10がストップバンパ20と当接可能であり、それに
よって収縮運動時における軸受の極端な偏向運動を制限
することができる。すなわちダイヤフラム10がストップ
バンパ20と当接する位置よりもさらに軸受が縮められ、
圧縮されることはない。ダイヤフラム10のストップバン
パ20に対向する部分には、ストップバンパ20と相補的な
形状を備える表面輪郭が設けられている。
【0027】断熱キャップ22が、支持軸受1と固定式に
結合され、支持ばね3と作動室4とを軸方向で覆ってい
る。この構成により支持ばね3のエラストマー材料及び
作動室4の中にある緩衝液7は、例えばこの軸受が支承
している内燃機関からの好ましくない高い温度負荷から
保護される。
【0028】図2には本発明による軸受の第2実施例が
示されている。図2では、バルブ12が開いた状態、すな
わちバルブ12のピストンが開口30よりも左側に位置し
て、開口30及び通路31を介して空気室11と周囲環境4が
連通されている状態を示している。ここではバルブ12又
はチェック弁13から空気室11への空気を連通する通路31
が、コアボルトの側方、コアの中心からずれたところに
配置されている。これにより空気室11を周囲環境14に対
して開放・閉鎖する開閉バルブ12とチェック弁13とから
構成されている切換ユニット、空気室11を周囲環境14に
対して開閉するユニット18を、軸受の軸から半径方向に
ずれた位置に配置すること、すなわち半径方向にオフセ
ットして配置することができる。これにより軸受構造全
体の高さを一層低くすることが可能である。さらにこの
実施例の場合には、車両内のスペース状況に応じてエン
ジンか車体かのいずれかと接続されているコア15に取り
付けられた保持部24に、バルブ12、チェック弁13を介し
て周囲環境14と空気室11とを連通する空気の通路を設け
ることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、支持軸受(1)と受け台
(2)とを備える、液圧で緩衝を行う軸受であって、こ
の支持軸受(1)と受け台(2)とが、エラストマー材
料からなる支持ばね(3)を介して弾性的かつ可撓的に
相互に支持され、作動室(4)と補償室(5)とを含
み、この作動室(4)と補償室(5)が、それぞれ緩衝
液(7)で満たされており、振動の導入される方向
(6)に直列に配置されて隔壁(8)によって仕切ら
れ、かつこの隔壁(8)に設けられた1以上の緩衝通路
(9)によって緩衝液(7)を流通可能に連結され、作
動室(4)が、隔壁(8)により仕切られた側とは反対
側で、弾性的かつ可撓的な1以上のダイヤフラム(10)
で画定されており、このダイヤフラム(10)が作動室
(4)とは反対側に空気室(11)を画定し、空気室(1
1)が、被支持装置の動作状態に依存して開閉可能なバ
ルブ(12)又はチェック弁(13)を介して空気を流通す
るように、周囲環境(14)と接続されている軸受に関す
る。そしてバルブ(12)が閉鎖し、軸受が伸張運動をし
ているとき、空気がチェック弁(13)を介して周囲環境
(14)から空気室(11)に流入して、空気室(11)が膨
張可能であり、それによって軸受の剛性が高まることを
特徴とする。このような構成であることによって、必要
に応じて得られる高いばね剛性と高い緩衝度を有する小
さな寸法かつ低い高さの軸受を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸受の第1の実施例を示す断面図
である。
【図2】本発明による軸受の第2の実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 支持軸受 2 受け台 3 支持ばね 4 作動室 5 補償室 6 振動方向 7 緩衝液 8 隔壁 9 緩衝通路 10 ダイヤフラム 11 空気室 12 バルブ 13 チェック弁 14 周囲環境 15 コア 16 コア薄板 17 フランジ 18 ユニット 19 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 13/00 - 13/30

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持軸受と受け台とを備える、液圧で緩
    衝を行う軸受であって、 この支持軸受と受け台とが、エラストマー材料からなる
    支持ばねを介して弾性的かつ可撓的に相互に支持され、 作動室と補償室とを含み、この作動室と補償室が、それ
    ぞれ緩衝液で満たされており、振動の導入される方向に
    直列に配置されて隔壁によって仕切られ、かつこの隔壁
    に設けられた1以上の緩衝通路によって緩衝液を流通可
    能に連結され、 前記作動室が、前記隔壁により仕切られた側とは反対側
    で、弾性的かつ可撓的な1以上のダイヤフラムで画定さ
    れており、このダイヤフラムが前記作動室とは反対側に
    空気室を画定し、 該空気室が、被支持装置の動作状態に依存して開閉可能
    なバルブ又はチェック弁を介して空気を流通するよう
    に、周囲環境と接続されている軸受において、 前記バルブ(12)の閉鎖時、かつ軸受の伸張運動時に、
    空気が前記チェック弁(13)を介して周囲環境(14)か
    ら前記空気室(11)に流入し、前記空気室(11)が膨張
    可能であり、それによって軸受の剛性が高まることを特
    徴とする軸受。
  2. 【請求項2】 前記支持軸受(1)がコア(15)とコア
    薄板(16)とからなり、このコア薄板(16)が、支持ば
    ね(3)と密着結合され、前記コア(15)と密封結合さ
    れている、請求項1記載の軸受。
  3. 【請求項3】 前記空気室(11)が、前記ダイヤフラム
    (10)、前記コア(15)、前記コア薄板(16)によって
    画定されている、請求項1又は2記載の軸受。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤフラム(10)が、振動の導入
    される方向(6)に対して垂直に延伸し、コア薄板(1
    6)の軸方向に延びるフランジ(17)と密封結合されて
    いる、請求項1から3までのいずれか1項記載の軸受。
  5. 【請求項5】 前記支持ばね(3)と前記ダイヤフラム
    (10)が、同じ材料から一体的に形成されている、請求
    項1から4までのいずれか1項記載の軸受。
  6. 【請求項6】 前記バルブ(12)が電磁的に操作可能で
    ある、請求項1から5までのいずれか1項記載の軸受。
  7. 【請求項7】 前記バルブ(12)が、内燃機関のエンジ
    ン制御部からの信号によって制御され、内燃機関のアイ
    ドリング時には前記バルブ(12)が開放されて前記空気
    室(11)と周囲環境(14)が連通され、アイドリング回
    転数よりも高い回転数領域の時には前記バルブ(12)が
    閉鎖される、請求項1から6までのいずれか1項記載の
    軸受。
  8. 【請求項8】 前記バルブ(12)と前記チェック弁(1
    3)が、ともに予め組み立てられたユニット(18)を形
    成している、請求項1から7までのいずれか1項記載の
    軸受。
  9. 【請求項9】 前記コア(15)が円環状に構成されてお
    り、前記ユニット(18)が前記コア(15)と結合されて
    いる、請求項2から8までのいずれか1項記載の軸受。
  10. 【請求項10】 前記ユニット(18)が、前記コア(1
    5)の切欠き(19)でねじにより結合されている、請求
    項9記載の軸受。
  11. 【請求項11】 前記コア(15)及び/又は前記ユニッ
    ト(18)が、1以上のストップバンパ(20)を有し、軸
    受の収縮運動のときに前記ダイヤフラム(10)が該スト
    ップバンパ(20)に当接することによって、軸受の極端
    な偏向運動が制限される、請求項2から10までのいず
    れか1項記載の軸受。
  12. 【請求項12】 前記ダイヤフラム(10)が、ストップ
    バンパ(20)に対向する側に表面輪郭(21)を備えてい
    る、請求項11記載の軸受。
  13. 【請求項13】 軸受が静的な予荷重を受けている場合
    に、前記ダイヤフラム(10)が弾性的な予圧の作用下で
    ストップバンパ(20)に密接接触する、請求項1から1
    0までのいずれか1項記載の軸受。
  14. 【請求項14】 少なくとも前記支持ばね(3)が、そ
    の外周側を断熱キャップ(22)によって取り囲まれてい
    る、請求項1から13までのいずれか1項記載の軸受。
  15. 【請求項15】 前記断熱キャップ(22)が前記支持軸
    受(1)に固定式に結合されている、請求項14記載の
    軸受。
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