JP3335116B2 - 押出し成形造粒機 - Google Patents

押出し成形造粒機

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JP3335116B2
JP3335116B2 JP31550397A JP31550397A JP3335116B2 JP 3335116 B2 JP3335116 B2 JP 3335116B2 JP 31550397 A JP31550397 A JP 31550397A JP 31550397 A JP31550397 A JP 31550397A JP 3335116 B2 JP3335116 B2 JP 3335116B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はやや湿潤した粉体よ
りなる造粒材料、例えば、薬品、化学調味料、洗剤など
をスクリーンの造粒用穴から押し出して円柱状に造粒す
る押出し成形造粒機に関し、さらに詳しくは円筒スクリ
ーンの内部に導入した造粒材料をローラーあるいはへら
状のスクレーパーで外部へ押し出す成形造粒機に関す
る。
【0002】
【従来技術】図14(A)は上記押出し成形造粒機の一
部切欠縦断面図、図14(B)は図14(A)のB−B
線横断面図である。この押出し成形造粒機の機体上部に
は周面に造粒用穴を備えた円筒スクリーン61が設けら
れ、円筒スクリーン61の内部に突設された駆動軸62
にスクレーパー63を固定して回転駆動できるようにし
てある。図14(B)に示すようにスクレーパー63は
そのボス部63aから3個のアーム64を突出させ、そ
れらのアーム64にそれぞれ支持されたローラ65をス
クリーン周面に近い位置で遊転自在に支承してある。そ
して、駆動軸62の回転に伴ってスクレーパー63が回
転するとローラ65が矢印方向に公転するとともにスク
リーン周面との接触により自転して円筒スクリーン61
内に投入された造粒材料をスクリーン外側へ押し出して
円柱状の造粒品を得るように構成してある。なお、造粒
材料の性質に応じてアーム64の先端にローラ65を設
けないヘラ状のスクレーパーも使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示す従来の押出し成形造粒機では下記の課題がある。 (1)第1の課題:上記従来の押出し成形造粒機では省
スペース、低コストで単位時間当たりに製造できる造粒
品の量を増やすことはできない。単位時間当たりの造粒
品の量を増加させるためには、円筒スクリーン61のサ
イズを大きくすることが簡単であり、そのためには円筒
スクリーン61の直径Dとそれと相似的にスクレーパー
63のボス部径d、スクリーン高さHを増加させること
が必要になる。そうすると、必然的に直径Dとボス部径
dの差である空隙Sと高さHも大きくなる。
【0004】一方、同じ造粒材料を同じ大きさに造粒す
る限り、空隙Sと高さHの最適な大きさは造粒理論上ほ
ぼ決まっている。空隙Sが大きすぎるとボス部63a付
近の空間が広すぎて、造粒材料が円筒スクリーン61を
通るまでにスクリーン内部で必要以上にかき回される
し、また、高さHが高すぎるとスクリーン内部で下の部
分の材料は上の部分の材料の重量が余分にかかり、造粒
品質の劣化を引き起こし好ましくない。したがって直径
Dを大きくした場合、ボス部径dは相似比より十分に大
きくして空隙Sが変わらないようにし、さらに高さHも
変わらないようにすることが大径化する上でのノウハウ
とされている。
【0005】しかしそれでは造粒スペースの増加は直径
Dの長さの増加に比例するだけにとどまり、容量増加効
果は直径Dのサイズアップ相似比の3乗どころか2乗も
得られない不経済なものとなってしまう問題がある。ま
た、円筒スクリーン61を構成するスクリーン板の厚さ
は穴径毎にほぼ決まっているので同じ大きさの造粒品を
製造する限り、スクリーンの板厚は同じである。例え
ば、穴径1mmのスクリーンでは板厚は0.8mm,穴
径2mmでは板厚は1.2mm程度であるから、同じ板
厚で直径Dを大きくするとスクリーンの強度が低下す
る。
【0006】上記した理由により、造粒材料や造粒径に
よって円筒スクリーン61のサイズの経済的な上限はほ
ぼ決まってくると言ってよく、その値は直径Dで250
mmから400mmといったところであり、単位時間当
たりに製造できる造粒品の量を増やすために円筒スクリ
ーン61のサイズを上記直径Dの範囲を超えて大きくす
ることは現実的ではない。単位時間当たりに製造できる
造粒品の量を増やすために、従来は造粒機の設置台数を
増やす方策が取られてきたのみである。しかしそれは造
粒機の設置面積の増大と複数台設置によるコスト高を招
来する原因になっていた。
【0007】(2)第2の課題:従来の押出し成形造粒
機では同じ造粒材料から大きさの異なる粒径の造粒品を
一度に製造することはできない。押出し成形造粒機によ
って得られた造粒品を錠剤などの打錠用材料に供する場
合において、特に強度や密度の高い錠剤が必要なときは
造粒品の粒径を大径と小径あるいは大径,中径,小径に
作り分け、それらを所定比率で混合したものを打錠用材
料とすることが望ましい。これは異なる粒径のものを所
定比率で混合すると、大径の粒同士の空隙に小径あるい
は小径,中径の粒が入り込んで埋まり材料の密度を高く
でき、打錠により得られた錠剤の強度を高めることがで
きるからである。錠剤の強度を高めることにより、糖衣
をコーティングする等の後工程において錠剤の欠けやく
ずれなどの不良品を出にくくすることができる。しか
し、従来の押出し成形造粒機では異なる粒径のものを組
み合わせるためにはそれぞれ必要な粒径の数の造粒機を
設置しなければならない問題があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は上記各課題を解決できる押出し
成形造粒機を提供することにある。具体的な目的の一例
を示すと、以下の通りである。 (a)造粒目的に適したスクリーンサイズを保ちながら、
1台の造粒機の設置面積のままで余分な設置面積やコス
トを増すことなく、造粒出力量を増加できる造粒機を提
供する。 (b)複数の粒径の粒から構成される造粒品を品質良くか
つ効率的に得られる造粒機を提供する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は、後述する明細書中の記載において詳しく説明す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明を、例えば、実施
の形態を示す図1から図13に基づいて説明すると、次
のように構成したものである。第1発明は、重荷図1〜
図3に示すように、周面に造粒用穴を備えた円筒スクリ
ーン8を複数段状に形成した複合型スクリーン3と、そ
の複合型スクリーン゜3の内部に突入され、回転駆動さ
れる主軸26と、粉体通過用開口22を備え、上記複合
型スクリーン3を複数の造粒室19に区画する仕切り板
17と、各造粒室19ごとに設けられ、主軸26によっ
て回転駆動されて造粒材料を押出すスクレーパー20と
を有し、最上部の円筒型スクリーン8側に造粒材料の投
入口24を設け、その投入口24から投入された造粒材
料を各造粒室19毎に各々のスクレーパー20で周面側
へ押し出すとともに、順次、粉体通過用開口22から下
方の造粒室19へ落下させることにより、各造粒室19
毎の造粒を行えるように構成したことを特徴とする。
【0010】第2発明は、主に図3に示すように、上記
円筒スクリーン8が、枠体14の内面にスクリーン板1
0を装着することにより構成してあり、その枠体14が
上側および下側のフランジ11,12を連結部材13に
より一体に接続することにより構成してある。第3発明
は、主に図6,図7に示すように最上部のスクレーパー
20の上方に入口羽根31が設けられ、この入口羽根3
1を駆動する羽根軸32は中空の主軸26内を貫通して
機台2から駆動されることを特徴とする。第4発明は、
主に図9に示すように主軸26には下端のスクレーパー
20のみが取り付けられ、この下端のスクレーパー20
より上に位置するスクレーパー20はそれぞれ隣り合う
下方のスクレーパー20に対して固定手段により固定し
てあることを特徴とする。
【0011】第5発明は、主に図9および図10に示す
ように、仕切板17はそれぞれ粉体通過用開口22が設
けられた2枚の板材からなり、その板材を相互にずらせ
ることにより粉体通過用開口22の通過面積を変化でき
るように構成してあることを特徴とする。第6発明は、
主に図11に示すように、スクレーパー20のボス部2
0aには仕切板下面とスクレーパー上面との間の空間に
向かって放射状に空気穴35が開いており、この空気穴
35は主軸26から圧縮空気を受けるべく主軸26内の
空気通路36と連通していることを特徴とする。第7発
明は、造粒用穴径の異なる複数の円筒スクリーン8を組
み合わせることにより複合型スクリーン3を構成してあ
ることを特徴とする。
【0012】第8発明は、少なくとも一つの造粒室19
において、スクレーパー20の先端を、例えば図14
(B)に示すようなアーム付のローラーとしたことを特
徴とする。第9発明は、主に図13に示すように、主軸
26を回転駆動する駆動装置(図13においては減速機
28)は複合型スクリーン3の上方位置に設けられ、主
軸26がその駆動装置から下方に伸び、主軸基部と複合
型スクリーン3との間には造粒材料のホッパー4が設け
られ、主軸26には各造粒室19のスクレーパー20が
取り付けられ、最下段の円筒スクリーン8の下側には底
面が全てスクリーンになった下端スクリーン38が連設
され、下端スクリーン38内に設けられる下端スクレー
パー44は主軸26により回転されるとともに下端スク
リーン38の形状に合致した形状に設定してあることを
特徴とする。なお、上記第1発明〜第9発明の構成はそ
れぞれ組み合わせることが可能である。
【0013】次に、上記第1発明〜第9発明の説明を行
う。第1発明において、「円筒スクリーン8を複数段状
に形成した複合型スクリーン3」とは、単独で持ち運べ
る円筒スクリーン8を順次積み重ねるように固定する場
合と、一体として形成した円筒形状スクリーンを所定間
隔で仕切板17により区画することにより結果として複
数の円筒スクリーン8を複数段状に積み重ねた状態にな
る場合とを含む意味である。回転駆動される主軸26
は、機台2内の減速機28などの駆動装置から垂下ある
いは立設されることにより設けられることが好ましい。
スクリーンの材質は特に限定されないが、一般的にはパ
ンチメタルあるいはパンチメタルのように多数の所定直
径の穴を開けた比較的薄い金属板が使用される。
【0014】粉体通過用開口22は、造粒材料を下段の
造粒室19へ良好に供給できるものであれば、その開口
面積比率、形状、個数、配列等は特に限定されない。ま
た、仕切板17が複数個設けられる場合は、必要に応じ
て粉体通過用開口22の構成を仕切板17毎に変えるこ
とも可能である。なお仕切板17の開口面積を大きくす
れば、下段の造粒室19へ落下する造粒材料の比率を増
やすことができる。他に下段の造粒室19へ落下する造
粒材料の比率を変える方法としては、スクレーパー20
の羽根の個数を変化させることなどがある。
【0015】造粒室19とは仕切板17によって区画さ
れ、造粒工程において略独立しているとみなせる空間を
言う。なお、同じ粒径の造粒品を多量に得る目的で多段
に構成する場合は、各円筒スクリーン8に対応して造粒
室19の容積が同じになるように仕切板17が設けられ
るとともに各スクレーパー20の形状は各造粒室19に
おいて同一にすることが好ましい。なお、仕切板17は
円筒スクリーン側に適宜固定されて回転しないように構
成する。また、仕切板17の形状は特に限定されず、仕
切板は水平な平面であっても、平面以外のもの、例えば
陣笠状の円錐形であってもよい。円錐形とする場合は、
円筒スクリーン8の中心側が上方位置であり、周辺側が
下方位置となるような円錐形にすることが好ましい。こ
の場合はスクレーパー20がその平面でない仕切板17
の上面と常に一定間隔を保持できる所定形状に設定され
る。
【0016】スクレーパー20は実質的に円筒スクリー
ン8の周面から造粒材料を押し出すように機能するもの
であれば、その形状、羽根数、構造などは限定されな
い。特に、粒径、形状等の異なる複数種の造粒品を一度
に製造する場合は、各造粒室19内のスクレーパー2
0、円筒スクリーン8の造粒用穴はそれぞれ適宜、変え
られることがある。第4発明でも説明されているよう
に、スクレーパー20と主軸26の関係は、主軸26に
個々のスクレーパー20が直接に固定される場合と、下
段のスクレーパー20のボス部20a等を介して上段の
スクレーパー20が順次固定される場合も含む。
【0017】「枠体14」を使用した一構成例として
は、スクリーン板10を枠体14に装着することにより
個別の円筒スクリーン8を製造し、この円筒スクリーン
8と仕切板17とを交互連続一体に固定して機台2上に
取り付けることにより、複合型スクリーン3を形成する
ように構成することもできる。
【0018】また、第9発明にも示したように、主軸2
6の駆動装置が複合型スクリーン3の上方位置に設けら
れた構成では、複合型スクリーン3の最下段の円筒スク
リーン8に下端スクリーン38を連設することが可能に
なる。そのような下側スクリーンとしては、後述する環
状空間型スクリーン40の他、他段と同様な円筒スクリ
ーン8と、上方から下方に向かって直径が小さくなる円
錐スクリーンとを単純に接続したスクリーン等が例示で
きる。
【0019】
【作用および効果】第1発明であれば、複合型スクリー
ン及び仕切板は固定状態であり、主軸の回転によってス
クレーパーが各造粒室内で回転を行う。そして、投入口
から投入された造粒材料は各造粒室毎に各々のスクレー
パーで周面側へ押し出されることにより円筒スクリーン
の周面から造粒品を得ることができる。また、周面側へ
押し出されなかった造粒材料を順次、粉体通過用開口か
ら下方の造粒室へ落下させることにより、各造粒室毎の
造粒を行える。このように第1発明であれば、複数段状
に積み重ねられるので設置スペースは1台分で足りると
ともに、各段の造粒室において機台、主軸、駆動装置等
を共用できることになるので、従来のように複数の造粒
機を個別に配置した構成に比べて低コストで構成でき
る。
【0020】第2発明であれば、元来、上述のようにス
クリーン板はごく薄いものであるので、複段とするにあ
たりスクリーン板にたよらず、こうした枠体を設けるこ
とにより強度を増すことができる。また、スクリーン板
がスクレーパーの造粒時の圧力で変形破損したときの交
換が容易となり、安価に複合型スクリーンを構成できる
利点がある。第3発明であれば、入口羽根を設けること
により、投入された造粒材料を解きほぐし、過度に詰め
込まれないように調整することができる。したがって投
入口に一度に多量の造粒材料を投入されても造粒作用を
正常に行わせることができる。
【0021】第4発明であれば、下端のスクレーパーだ
けが直接主軸に取り付けられ、それより上のスクレーパ
ーは固定手段により下端のスクレーパーに取り付けられ
回転駆動される。この構成であると、主軸は下端のスク
レーパー位置までの長さに短縮でき、かつその長さは多
段の段数に関係なく同じものとすることができる。即
ち、スクリーンやスクレーパーの段数は製造工程に応じ
て適宜変更されるが、主軸の構成は変える必要がなくな
る。第5発明であれば、2枚の板材をずらすことにより
粉体通過用の開口面積を変えることができ、各段の造粒
材料の流れのバランスを調整することができる。
【0022】第6発明であれば、仕切板の下面とスクレ
ーパーの上面との間の空間に圧縮空気を噴射することに
より、仕切板から落下した造粒材料を解きほぐし、活性
化してスクレーパーへの詰め込み防止を図ることができ
る。第7発明であれば、前述した強度や密度の高い錠剤
を作るのに適した粒径の組み合わせが、例えば、1m
m,0.8mm,0.6mmであった時、その造粒用穴
径の円筒スクリーンを各段に装着すればよい。このよう
に第7発明であれば、造粒の目的に応じて粒径の異なる
造粒品を省スペースで一度に製造できるとともに、一度
に製造する場合においても各段が造粒目的に適したスク
リーンサイズを維持できるので造粒品を高品質に維持で
きる。
【0023】第8発明であれば、掻き出しにはスクレー
パーもローラーも造粒特性に応じて使い分けられる。造
粒特性に応じて全段スクレーパーとすることもできる
し、全段ローラーとすることもできる。あるいは一台の
造粒機のなかでフレキシブルに混用することもできる。
第9発明であれば、ホッパーから投入された造粒材料
は、各造粒室により造粒されるとともに、順次落下した
造粒材料は最終的に下端スクリーンに達する。そして、
下端スクリーンは底面が全てスクリーンとなっているの
でスクリーン面積が多く、造粒品の排出性が良く生産性
を高めることができる。
【0024】
【実施の形態】以下、上記本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す複
段型押出し成形造粒機の斜視図、図2は全体の概略縦断
面図、図3は要部縦断面図、図4は図3のIV−IV線横断
面図、図5は図3のV−V横断面図である。図1に示す
ように、この複段型押出し成形造粒機1は、駆動装置な
どが収容された機台2と、前述した複合型スクリーン3
と、複合型スクリーン3の上部に取り付けられたホッパ
ー4と、機台2上に設置され、造粒された製品を排出口
5へ送り出す回転テーブル6と、造粒機の各種制御を行
う制御装置7とを有している。
【0025】複合型スクリーン3は円筒スクリーン8を
複数段状に積み上げることにより構成してある。図3に
示すように円筒スクリーン8は枠体14としての円筒枠
体9にスクリーン板10を取り付けることにより構成し
てある。この実施形態では、図1〜図5も示すように円
筒枠体9は上側フランジ11、下側フランジ12を3本
の連結部材13で一体に接続することにより構成してあ
り、円筒枠体9の内面取付部に長方形の3枚のスクリー
ン板10を取り付けることにより個々の円筒スクリーン
8が構成してある。なお、図1〜図3に示す構成におい
ては、円筒スクリーン8を3段に積み重ねることによ
り、複合型スクリーン3が形成してある。
【0026】また、造粒製品の粒径が小径、中径、大径
とがある割合で構成されることが望まれる場合は、円筒
スクリーン8を3段に構成した図1の構成で、例えば、
粒径の組み合わせが0.6mm,0.8mm,1.0m
mならば、最上段の円筒スクリーン8を0.6mmに対
応した穴を有するもので構成し、中段の円筒スクリーン
8を0.8mmに対応した穴を有するもので構成し、最
下段の円筒スクリーン8を1.0mmに対応した穴を有
するもので構成している。
【0027】上側、下側フランジ11,12にはそれぞ
れ図4に示すようにボルト穴15を設け、通しボルトな
どの固定手段により、下側の円筒スクリーン8を構成す
る上側フランジ11と上側の円筒スクリーン8を構成す
る下側フランジ12とをしっかりと固定して複数の円筒
スクリーン8を段状に積み重ねられるにようにしてあ
る。さらに、図3に示すように上側フランジ11と下側
フランジ12が接続された内周面には嵌入溝部16がで
きるように各上側、下側フランジ11,12の内側面に
段差が形成してあり、その嵌入溝部16に仕切板17の
差込フランジ18を挟み込むことにより、各円筒スクリ
ーン8毎に造粒室19を形成できるようにしてある。
【0028】仕切板17は図5に示すように円盤形の板
材で構成してあり、その円盤形の中央部にスクレーパー
20のボス部20aを貫通させるためのボス孔21が設
けてあり、そのボス孔21の周囲に粉体通過用開口22
を備えている。図5では、粉体通過用開口22は8個の
円形開口23で構成され、その円形開口23を等間隔で
配設した構成としてある。上記の複合型スクリーン3
は、図2に示すように機台2上のスクリーン着座25に
順次、円筒スクリーン8を複数段状に積み重ねることに
より構成される。スクリーン着座面25aは造粒用穴が
形成されていない平面としてあるので、最下段の造粒室
19に入った造粒材料は円筒スクリーン8の周面から掻
き出されるまで、最下段の造粒室19内に留まることに
なる。
【0029】また、機台2の内部にはスクリーン着座2
5を貫通して複合型スクリーン3の内部に突入される主
軸26が設けられている。機台内部には、モータ27、
減速機28が設けられ、モータ27の回転を減速機28
で減速した後、主軸26に伝え、複合型スクリーン3内
で回転できるようにしてある。主軸26には各スクレー
パー20のボス部20aが外嵌固定される。スクレーパ
ー20は造粒室19毎に一つ設けられる。最上部の円筒
スクリーン8の上側フランジ11にはホッパー4が取り
付けられ、その投入口24から造粒材料が投入できるよ
うにしてある。主軸26の最上端面あるいは最上端スク
レーパー20のボス部20a上面には円錐形スピンナー
29が取り付けられている。またスピンナー29にはス
ピンナー29を回すための突設棒30が2本設けられて
いる。
【0030】この構成の複段型押出し成形造粒機1の作
用について簡単に説明する。機台2中のモーター27、
減速機28により主軸26が回転駆動され、主軸26上
に固定された各スクレーパー20が各造粒室19内で回
転する。上記ホッパー4から投入された造粒材料は、ま
ず一番上の造粒室19内に入り、スクレーパー20によ
って円筒スクリーン8を通って造粒作用を受けながら掻
き出される。掻き出されるのを待つ造粒材料の一部は仕
切板17の粉体通過用穴22を通って下方に落ち、2番
目の造粒室19のスクレーパー20で掻き出されるのを
待つ。次々と掻き出されるか落ちるかどちらかを選びな
がら、最終的には最下段の造粒室19へ入りそこから掻
き出される。
【0031】図6,図7および図8はこの発明の第2実
施形態を説明するための図であり、図6は第2実施形態
の概略縦断面図、図7はその要部縦断面図、図8は図7
のVIII−VIII線横断面図である。図6に示すように、こ
の第2実施形態では主軸26を中空の軸として構成し、
その主軸26内に入口羽根31を回転させる羽根軸32
を設け、その羽根軸32を機台2内の別のモータ33、
減速機34により回転駆動させるようにしてある。
【0032】図6,図7に示す構成では、入口羽根31
は主軸26の回転方向と逆方向に回転するように設定し
てある。入口羽根31は、スピンナー29と主軸上面2
6aとの間に介在させてあり、スピンナー29、入口羽
根31はともに羽根軸32により回転駆動されるように
してある。投入口24側から羽根軸32を垂下して入口
羽根31を支持する構成よりも、この実施形態の構成の
ように主軸26内に羽根軸32を通して入口羽根31を
回転させることにより、機台2側に駆動装置などを集中
することができるとともに、造粒材料の投入動作の妨げ
になることを防止することができる利点がある。
【0033】図9および図10はこの発明の第3実施形
態を説明するための図であり、図9は複合型スクリーン
の要部縦断面図、図10は仕切板の構成を示す図9のX
−X線横断面図である。この第3実施形態は、最下段の
造粒室19にあるスクレーパー20のみが主軸16によ
って直接に駆動され、最下段のスクレーパー20より上
側に位置するスクレーパー20はそれぞれ隣り合う下方
のスクレーパー20に対してボルト46等の固定手段に
より固定したことを第1の特徴としている。また、第2
の特徴としては、仕切板17を2枚一組の円板で構成
し、粉体通過用開口22の開口面積を変えれるように構
成した点がある。
【0034】図10に示すように2枚一組の円形開口2
3を相互に適宜ずらせてその状態で固定することにより
開口面積を変化できるようにしてある。円形開口23を
長孔として、開口面積の変化を大きくできるようにする
ことも可能である。なお、仕切板17内において、粉体
通過用開口22を設ける位置は特に限定されないが、円
筒スクリーン8の外周面近くの位置に設けることは好ま
しくない。その理由は外周面近くに粉体通過用開口22
があることにより造粒材料がスクレーパー20によって
押し出される効率が低下するためである。
【0035】図11はこの発明の第4実施形態を説明す
るための図であり、複合型スクリーン内の要部縦断面図
である。この第4実施形態では、スクレーパー20のボ
ス部20aに仕切板17の下面とスクレーパー上面との
間の空間に向かって放射状に空気を発する空気穴35を
開けており、この空気穴35は主軸26から圧縮空気を
受けるべく主軸26内の空気通路36と連通した構成と
してある。主軸26の回転に伴って圧縮空気は回転しな
がら放出されるので、スクレーパー20と主軸26間の
隙間に造粒材料が入り込むことを防止することができ
る。ボス部20aに設けられる空気穴35の個数は適
宜、設定される。
【0036】図12はこの発明の第5実施形態を説明す
るための図であり、複合型スクリーンの要部縦断面図で
ある。この第5実施形態では、仕切板17が略陣笠状の
円錐形としてある。仕切板17は、円筒スクリーンの中
心側から周辺側に向けて下方に傾斜するようにしてあ
り、各造粒室19内のスクレーパー20もその傾斜面に
沿った下面を有するように形成してある。また、最下段
の造粒室19及びスクリーパー20が上方の造粒室19
とそれぞれ同じ形状となるように、スクリーン着座25
が最下段の円筒スクリーン8内に円錐台形(円錐の先端
部を裁断し切り取った立体)に突出してある。この構成
であると、スクレーパー20のボス部20a周辺にある
造粒材料も重力の働きにより円筒スクリーン8の周面側
に向かうので、ボス部20aに造粒材料が詰まり、造粒
能力が低下するような恐れを低減できる。
【0037】図13はこの発明の第6実施形態を説明す
るための概略縦断面図である。この第6実施形態では、
主軸26を回転駆動する減速機28は複合型スクリーン
3の上方位置に設けられた架台37(機台2の一種)に
取り付けられ、主軸26が下方に伸び、主軸基部と複合
型スクリーン3との間には造粒材料のホッパー4が設け
られている。なお、主軸26に各造粒室19のスクレー
パー20が取り付けられていることは前述の実施形態と
同様である。また、最下段の円筒スクリーン8の下側に
は、下端スクリーン38が連設して固定してある。その
下端スクリーン38は環状空間型スクリーン40で構成
してある。
【0038】その環状空間型スクリーン40は同じ円筒
面を有する円筒スクリーン41と、造粒用穴を備えた円
環スクリーン42と、上方から下方に向かって直径が大
きくなる、造粒用穴を備えた円錐スクリーン43とから
構成されており、円環スクリーン42と円錐スクリーン
43とで下端スクリーン38の底面を構成している。ま
た、主軸26の下端には環状空間型スクリーン42の形
状に合致した下端スクレーパー44が取り付けてある。
つまり、下端スクレーパー44は円筒スクリーン42、
円環底面スクリーン42、円錐スクリーン43からそれ
ぞれ造粒材料が掻き出せるような構造としてある。
【0039】この第6実施形態の構成であれば、環状空
間型スクリーン40の円筒スクリーン41からは同様に
造粒することができるとともに、円環底面スクリーン4
2、円錐スクリーン43からも掻き出すことができ、生
産性を向上させることができる。特に、最後の造粒材料
は円筒スクリーン41からも円錐スクリーン43からも
落ちてきて円環底面スクリーン42上に集まるが、下端
スクレーパー44の円環底面に対応した部分から残らず
掻き出され排出される。また、下端スクリーン38を複
合型スクリーン3で形成される造粒品とは別の形状、特
性等を有する異種の造粒品とすることも可能であり、こ
の場合は、そのような異種の造粒品と、複合型スクリー
ンで形成される造粒品とを同時に製造することができ
る。
【0040】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。以下、その
ような実施形態を説明する。 (1)前記実施形態では、造粒出力量を増やす、粒径の
異なる造粒品を一度に得るという観点から説明したが、
円筒スクリーンの造粒用穴、スクレーパーの形状を適宜
設定することにより、複合型スクリーンにおいても複数
の形状、特性、性質等の粒を一度に所定比率で組み合わ
せることが可能である。 (2)前記実施形態では、粒径の異なる造粒品を一度に
混合できるという構成のみ示したが、それぞれの造粒品
を取り出す個別の搬送路を各造粒室の回りに形成するこ
とにより、個別の粒径、形状、特性の造粒品を分別して
製造することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態を示す押出し成形
造粒機の一部縦断正面図である。
【図2】図2は第1実施形態の概略縦断面図である。
【図3】図3は第1実施形態の要部縦断面図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線横断面図である。
【図5】図5は図3のV−V横断面図である。
【図6】図6はこの発明の第2実施形態を説明するため
の概略縦断面図である。
【図7】図7はこの発明の第2実施形態を説明するため
の要部縦断面図である。
【図8】図8は図7のVIII−VIII線横断面図である。
【図9】図9はこの発明の第3実施形態を説明するため
の図であり、複合型スクリーンの要部縦断面図である。
【図10】図9のX−X線横断面図である。
【図11】図11はこの発明の第4実施形態を説明する
ための図であり、複合型スクリーンの要部縦断面図であ
る。
【図12】図12はこの発明の第5実施形態を説明する
ための図であり、複合型スクリーンの要部縦断面図であ
る。
【図13】図13はこの発明の第6実施形態を説明する
ための概略縦断面図である。
【図14】図14(A)は従来の押出し成形造粒機の一
部切欠縦断面図、図14(B)は図14のB−B線横断
面図である。
【符号の説明】
2…機台、3…複合型クリーン、4…ホッパー、8…円
筒スクリーン、10…スクリーン板、11…上側フラン
ジ、12…下側フランジ、13…連結部材、14…枠
体、17…仕切板、19…造粒室、20…スクレーパ
ー、20a…スクレーパーのボス部、22…粉体通過用
開口、24…投入口、26…主軸、31…入口羽根、3
2…羽根軸、35…空気穴、36…空気通路、38…下
端スクリーン、44…下端スクレーパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 昌男 兵庫県神戸市中央区浜辺通5丁目1番14 号 神戸商工貿易センタービル 深江工 業株式会社内 審査官 中野 孝一 (56)参考文献 特開 平3−118830(JP,A) 実開 昭64−39822(JP,U) 実開 昭63−69540(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 2/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に造粒用穴を備えた円筒スクリーン
    (8)を複数段状に形成した複合型スクリーン(3)と、 その複合型スクリーン(3)の内部に突入され、回転駆動
    される主軸(26)と、 粉体通過用開口(22)を備え、上記複合型スクリーン
    (3)を複数の造粒室(19)に区画する仕切板(17)と、 各造粒室(19)毎に設けられ、主軸(26)によって回転
    駆動されて造粒材料を押し出すスクレーパー(20)とを
    有し、 最上部の円筒型スクリーン(8)側に造粒材料の投入口
    (24)を設け、その投入口(24)から投入された造粒材
    料を各造粒室(19)毎に各々のスクレーパー(20)で周
    面側へ押し出すとともに、順次、粉体通過用開口(22)
    から下方の造粒室(19)へ落下させることにより、各造
    粒室(19)毎の造粒を行えるように構成したことを特徴
    とする、押出し成形造粒機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、上記円筒スクリーン(3)が枠体(14)の内面
    にスクリーン板(10)を装着することにより構成してあ
    り、前記枠体(14)が上側および下側のフランジ(1
    1,12)を連結部材(13)により一体に接続すること
    により構成してあることを特徴とする、押出し成形造粒
    機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、最上部のスクレーパー(20)の上方には入口
    羽根(31)が設けられ、この入口羽根(31)を駆動する
    羽根軸(32)は中空の主軸(26)内を貫通して機台(2)
    から駆動されることを特徴とする、押出し成形造粒機。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、主軸(26)には下端のスクレーパー(20)の
    みが取り付けられ、この下端のスクレーパー(20)より
    上に位置するスクレーパー(20)はそれぞれ隣り合う下
    方のスクレーパー(20)に対して固定手段により固定し
    てあることを特徴とする押出し成形造粒機。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、仕切板(17)はそれぞれ粉体通過用開口(2
    2)が設けられた2枚の板材からなり、それら板材を相
    互にずらせることにより粉体通過用開口(22)の通過面
    積を変化できるように構成してあることを特徴とする、
    押出し成形造粒機。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、スクレーパー(20)のボス部(20a)には仕
    切板下面とスクレーパー上面との間の空間に向かって放
    射状に空気穴(35)が開いており、この空気穴(35)は
    主軸(26)から圧縮空気を受けるべく主軸(26)内の空
    気通路(36)と連通していることを特徴とする、押出し
    成形造粒機。
  7. 【請求項7】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、造粒用穴径の異なる複数の円筒スクリーン
    (8)を組み合わせることにより複合型スクリーン(3)を
    構成してあることを特徴とする、押出し成形造粒機。
  8. 【請求項8】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、少なくとも一つの造粒室(19)において、ス
    クレーパー(20)の先端をアーム付のローラーとしたこ
    とを特徴とする、押出し成形造粒機。
  9. 【請求項9】 前記請求項1に記載の押出し成形造粒機
    において、主軸(26)を回転駆動する駆動装置は複合型
    スクリーン(3)の上方位置に設けられ、主軸(26)がそ
    の駆動装置から下方に伸び、主軸基部と複合型スクリー
    ン(3)との間には造粒材料のホッパー(4)が設けられ、
    主軸(26)には各造粒室(19)のスクレーパー(20)が
    取り付けられ、最下段の円筒スクリーン(8)の下側には
    底面が全てスクリーンになった下端スクリーン(38)が
    連接され、下端スクリーン(38)内に設けられる下端ス
    クレーパー(44)は主軸(26)により回転されるととも
    に、下端スクリーン(38)の形状に合致した形状に設定
    してあることを特徴とする、押出し成形造粒機。
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