JP3334033B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JP3334033B2
JP3334033B2 JP30128096A JP30128096A JP3334033B2 JP 3334033 B2 JP3334033 B2 JP 3334033B2 JP 30128096 A JP30128096 A JP 30128096A JP 30128096 A JP30128096 A JP 30128096A JP 3334033 B2 JP3334033 B2 JP 3334033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regulating member
developer
developing
developing sleeve
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30128096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10133481A (ja
Inventor
大典 長尾
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP30128096A priority Critical patent/JP3334033B2/ja
Priority to US08/955,614 priority patent/US5991586A/en
Publication of JPH10133481A publication Critical patent/JPH10133481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3334033B2 publication Critical patent/JP3334033B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置において、像担持体に形成された
潜像を現像するのに使用する現像装置に係り、特に、
ナーと磁性キャリアとを混合してなる現像剤を像担持体
と対向する現像領域に搬送する現像スリーブの内周側に
複数の磁極を有するマグネット部材が設けられると共
に、上記の現像スリーブによって現像領域に搬送される
現像剤の量をこの現像スリーブと所要間隔を介して対向
するように設けられた規制部材によって規制するように
した現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置においては、像担持体に形成された潜像を現像
するのに様々な現像装置が使用されていた。
【0003】そして、このような現像装置の一つとし
て、図1に示すように、像担持体1と対向するようにし
て設けられた現像スリーブ11の内周側に複数の磁極
N,S,…を有するマグネット部材12を設け、このマ
グネット部材12の磁気力によってトナーと磁性キャリ
アとが混合された現像剤を現像スリーブ11上に保持さ
せると共に、この現像スリーブ11を回転させて、この
現像スリーブ11により現像剤を磁気ブラシの状態で像
担持体1側に搬送させ、またこのように搬送される現像
剤の量をこの現像スリーブ11と所要間隔を介して対向
するように設けられた規制部材13により規制して、像
担持体1と対向する現像領域に搬送される現像剤の量を
調整し、この現像スリーブ11により適当量の現像剤を
磁気ブラシの状態で現像領域に搬送させて像担持体1に
接触させ、像担持体1に形成された潜像を現像するよう
にしたものが存在していた。
【0004】しかし、このように磁気ブラシを像担持体
1に接触させて現像を行なう場合、この磁気ブラシによ
り像担持体1に供給されたトナーが掻き取られ、形成さ
れる画像に筋状のノイズが発生したり、画像が乱れたり
する等の問題があった。
【0005】このため、近年においては、現像スリーブ
11と規制部材13との間隔Dbを狭くして、現像スリ
ーブ11によって現像領域に搬送される現像剤の量を少
なくし、現像スリーブ11像担持体1とが対向する現像
領域に交流電界を作用させ、現像剤を像担持体1と接触
させないようにして現像を行なうことが検討されるよう
になった。
【0006】しかし、このように現像スリーブ11と規
制部材13との間隔Dbを狭くした場合、現像スリーブ
11によって現像領域に搬送される現像剤の量にむらが
生じたり、現像装置内に混入された異物や、現像装置内
において凝集した現像剤等の凝集物が現像スリーブ11
と規制部材13との間に詰まり、このように詰まった部
分においては、現像剤が現像スリーブ11によって搬送
されなくなり、形成される画像に白筋等の画像抜けが発
生するという問題があった。
【0007】そこで、従来においては、上記の規制部材
13を磁性材料で構成し、この規制部材13に現像剤が
磁気的に拘束されるようにして、現像スリーブ11と規
制部材13との間隔Dbを大きくした場合においても、
適当量の現像剤が現像スリーブ11によって像担持体1
に搬送されるようにしたものが開発された。
【0008】しかし、このように磁性体で構成された規
制部材13を用いた場合においても、この規制部材13
を設ける位置や、マグネット部材12を現像スリーブ1
1の内周側にセットする位置等がずれたりして、規制部
材13とこれに対向するマグネット部材12の磁極Sと
の位置関係が変化したり、また規制部材13と現像スリ
ーブ11との間隔Dbが変化した場合において、現像ス
リーブ11によって像担持体1に搬送される現像剤の量
が大きく変化し、像担持体1に搬送される現像剤の量が
多くなりすぎたり、少なくなりすぎたりして適切な現像
が行なえず、安定した濃度でノイズのない画像を得るこ
とができないという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、トナーと
磁性キャリアとを混合してなる現像剤を像担持体と対向
する現像領域に搬送する現像スリーブの内周側に複数の
磁極を有するマグネット部材が設けられると共に、上記
の現像スリーブによって現像領域に搬送される現像剤の
量を磁性体で構成された規制部材により規制するように
なった現像装置における上記のような問題を解決するこ
とを課題とするものである。
【0010】すなわち、この発明においては、上記のよ
うに現像スリーブによって搬送される現像剤の量を磁性
体で構成された規制部材により規制する場合において、
この規制部材を設ける位置や、マグネット部材を現像ス
リーブの内周側にセットする位置等がずれたりして、規
制部材とこれに対向するマグネット部材の磁極との位置
関係が変化したり、また規制部材と現像スリーブとの間
隔が変化した場合においても、現像スリーブによって現
像領域に搬送される現像剤が規制部材により一定した状
態で規制され、現像スリーブによって現像領域に搬送さ
れる現像剤の量が大きく変化するということがなく、安
定した濃度でノイズのない良好な画像が安定して得られ
るようにすることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における現像装
置においては、上記のような課題を解決するため、トナ
ーと磁性キャリアとを混合してなる現像剤を像担持体と
対向する現像領域に搬送する現像スリーブの内周側に複
数の磁極を有するマグネット部材が設けられると共に、
上記の現像スリーブによって現像領域に搬送される現像
剤の量を規制する規制部材が磁性体で構成され、この規
制部材が現像スリーブと所要間隔を介して対向するよう
に設けられてなる現像装置において、上記の規制部材と
対向する部分に位置する前記のマグネット部材における
磁極が、300Gauss以上の垂直磁力を有すると共
に垂直磁力の変動幅が10Gauss以下になった平坦
な垂直磁力分布の部分を周方向20°以上の角度の範囲
で存在するように有し、上記の規制部材をこの磁極にお
ける垂直磁力の変動幅が10Gauss以下の部分に設
けるようにしたのである。
【0012】ここで、この発明における現像装置のよう
に、規制部材と対向する部分に位置するマグネット部材
における磁極が上記のような垂直磁力の変化の小さい平
坦な垂直磁力分布の部分を有するようにし、この磁極に
おける垂直磁力の変動幅が10Gauss以下の部分に
規制部材を設けると、この規制部材を設ける位置や、マ
グネット部材を現像スリーブの内周側にセットする位置
等がずれたりして、規制部材とこれに対向するマグネッ
ト部材の磁極との位置関係が変化したり、また規制部材
と現像スリーブとの間隔が変化した場合においても、規
制部材が対向する位置における磁極の垂直磁力の変動が
少なくなる。
【0013】このため、規制部材を設ける位置等がずれ
た場合においても、この規制部材により規制されて現像
領域に搬送される現像剤の量の変動が少なくなり、所定
量の現像剤が安定して現像領域に搬送されて現像に使用
されるようになり、安定した濃度でノイズのない良好な
画像が安定して得られるようになる。
【0014】ここで、この発明における現像装置におい
ては、上記のように規制部材を設ける位置や、マグネッ
ト部材を現像スリーブの内周側にセットする位置等がず
れたりして、規制部材とこれに対向するマグネット部材
の磁極との位置関係が変化したり、また規制部材と現像
スリーブとの間隔が変化した場合においても、規制部材
を上記のように対向するマグネット部材の磁極における
垂直磁力の変動幅が10Gauss以下の部分に簡単に
セットできるようにするため、上記のマグネット部材に
おける磁極において垂直磁力の変動幅が10Gauss
以下になった部分を周方向20°以上の角度の範囲で存
在させるようにしている
【0015】また、この発明における現像装置において
、現像スリーブによって一定した量の現像剤が現像領
域に安定して搬送されるようにするため、上記の磁性体
で構成された規制部材と対向するマグネット部材の磁極
における垂直磁力が300Gauss以上になるように
している
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
現像装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0017】ここで、この実施形態における現像装置
も、前記の図1に示した現像装置と同様に、像担持体1
と対向するようにして設けられた現像スリーブ11の内
周側に複数の磁極N,S,…を有するマグネット部材1
2を設け、このマグネット部材12の磁気力によって現
像剤を現像スリーブ11上に保持させると共に、この現
像スリーブ11を回転させて、この現像スリーブ11に
より現像剤を磁気ブラシの状態で像担持体1側に搬送さ
せ、またこのように搬送される現像剤の量をこの現像ス
リーブ11と所要間隔Dbを介して対向するように設け
られた規制部材13により規制するようにしており、こ
の規制部材13をステンレス等の磁性体で構成するよう
にしている。
【0018】そして、この規制部材13により像担持体
1と対向する現像領域に搬送される現像剤の量を調整し
た後、この現像スリーブ11によって適当量の現像剤を
現像領域に搬送し、この現像スリーブ11に直流電圧に
交流電圧を重畳させた現像バイアス電圧を印加させて、
現像スリーブ11と像担持体1とが対向する現像領域に
交流電界を作用させ、現像剤を像担持体1と接触させな
いようにして現像を行なうようにしている。
【0019】ここで、この実施形態における現像装置に
おいては、図2に示すように、上記の規制部材13と対
向する部分に位置するマグネット部材12における磁極
Sが垂直磁力の変化の少ない平坦な垂直磁力分布の部分
を有し、この垂直磁力分布の平坦な部分における垂直磁
力の変動幅が、周方向20°以上の角度の範囲において
10Gauss以下になるようにしており、このように
垂直磁力の変動幅が10Gauss以下の部分に規制部
材13が位置するようにしている。
【0020】そして、この実施形態における現像装置の
ように、規制部材11をこれに対向するマグネット部材
12の磁極Sにおける垂直磁力の変動幅が10Gaus
s以下の部分に設けると、この規制部材11を設ける位
置や、マグネット部材12を現像スリーブ11の内周側
にセットする位置等が少しずれて、規制部材13とこれ
に対向するマグネット部材12の磁極Sとの位置関係が
変化したり、また規制部材13と現像スリーブ11との
間隔Dbが変化した場合においても、規制部材13が対
向する位置における磁極Sの垂直磁力の変動が少なくな
り、この規制部材13により規制されて現像領域に搬送
される現像剤の量が大きく変化するということがなく、
一定した量の現像剤が安定して現像領域に搬送されて現
像に使用されるようになり、安定した濃度でノイズのな
い良好な画像が安定して得られるようになる。
【0021】次に、具体的な実験例に基づいてこの発明
に係る現像装置が優れている点を明らかにする。
【0022】(実験例1)この実験例における現像装置
においては、上記の実施形態における現像装置と同様
に、図2に示すように、規制部材13と対向する部分に
位置するマグネット部材12における磁極Sが垂直磁力
の変化の少ない平坦な垂直磁力分布の部分を有してお
り、この垂直磁力分布の平坦な部分における垂直磁力の
変動幅が、磁極Sを中心とし現像剤の搬送方向上流側か
ら下流側にわたって周方向20°の角度の範囲において
8Gaussになっていた。
【0023】ここで、現像スリーブ11からの距離を
0.1mm刻みで0〜1mmまで変化させて、規制部材
13と対向するマグネット部材12の磁極Sにおける垂
直磁力分布を測定し、その結果を図3に示した。
【0024】この結果、距離を0.1mm刻みに変化さ
せて測定した上記の磁極Sの垂直磁力分布は密な状態に
なっており、現像スリーブ11からの距離の変化による
垂直磁力の変動幅は少なくなっていた。
【0025】また、この実験例における現像装置におい
ては、現像剤として、平均粒径が30μmの磁性キャリ
アと平均粒径が8μmのトナーとを混合させてトナー濃
度が13重量%になったものを使用すると共に、上記の
規制部材13にSUS430からなる磁性体で構成され
たものを用い、現像スリーブを165mm/sの速度で
回転させるようにした。
【0026】そして、この実験例における現像装置にお
いて、上記の規制部材13を設ける位置を変化させ、マ
グネット部材12の中心に対して、規制部材13におけ
る現像剤の搬送方向上流側の端部と、上記のマグネット
部材12の磁極Sとがなす角度を変化させると共に、規
制部材13と現像スリーブ11との間隔Dbを変化さ
せ、規制部材13を通過して搬送される現像剤の搬送量
を求めるようにした。
【0027】ここで、マグネット部材12の中心に対し
て、規制部材13における現像剤の搬送方向上流側の端
部とマグネット部材12の磁極Sとがなす角度について
は、上記の磁極Sの位置と一致する場合を0°にし、規
制部材13における現像剤の搬送方向上流側の端部が磁
極Sよりも現像剤の搬送方向上流側に位置する場合を
−、現像剤の搬送方向下流側に位置する場合を+にし、
この角度を−15°〜+15°の範囲で変化させるよう
にした。
【0028】そして、規制部材13と現像スリーブ11
との間隔Dbを0.60mm,0.50mm,0.40
mm及び0.30mmにし、それぞれマグネット部材1
2の中心に対して、規制部材13における現像剤の搬送
方向上流側の端部とマグネット部材12の磁極Sとがな
す角度を上記のように変化させ、規制部材13を通過し
て搬送される現像剤の搬送量の変化を求め、その結果を
図4に示した。なお、この図4においては、Dbが0.
60mmの場合を△、0.50mmの場合を×、0.4
0mmの場合を◇、0.30mmの場合を○で示した。
【0029】この結果、マグネット部材12の中心に対
して、規制部材13における現像剤の搬送方向上流側の
端部とマグネット部材12の磁極Sとがなす角度が−1
0°〜+10°の範囲で、垂直磁力の変動幅が10Ga
uss以下になった部分において規制部材13の位置を
変化させた場合には、搬送される現像剤の量の変化が少
なく、またDbの変化に伴う現像剤の搬送量の変化も少
なくなっていた。これに対して、−10°〜+10°の
範囲外の−15°や+15°の位置に規制部材13を設
けた場合には、現像剤の搬送量の変化が大きくなる共
に、Dbの変化に伴う現像剤の搬送量の変化も大きくな
っていた。
【0030】また、規制部材13と現像スリーブ11と
の間隔Dbを0.30〜0.70mmの範囲で変化させ
ると共に、マグネット部材12の中心に対して、規制部
材13における現像剤の搬送方向上流側の端部と上記の
マグネット部材12の磁極Sとがなす角度を−10°〜
+10°の範囲で規制部材13の位置を変化させ、規制
部材13を通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を
求め、その結果を図5に示した。なお、図5において
は、上記の角度が−10°の場合を×、−5°の場合を
△、0°の場合を□、+5°の場合○を、+10°の場
合を◇で示した。
【0031】この結果、規制部材13と現像スリーブ1
1との間隔Dbが0.30〜0.60mmの範囲におい
ては、マグネット部材12の中心に対して、規制部材1
3における現像剤の搬送方向上流側の端部とマグネット
部材12の磁極Sとのなす角度が−10°〜+10°の
範囲で規制部材13の位置を変化させても現像剤の搬送
量の変化は少なくなっていたが、規制部材13と現像ス
リーブ11との間隔Dbが0.70mm以上になると、
規制部材13と磁極Sとがなす角度が変化した場合にお
ける現像剤の搬送量の変化が大きくなり、規制部材13
と現像スリーブ11との間隔Dbを0.6mm以内にす
ることが好ましかった。
【0032】次に、上記の現像装置において、現像スリ
ーブ11と像担持体1とが対向する部分における間隔D
sを0.35mmにすると共に、像担持体1の表面電位
を−450Vにし、上記の現像スリーブ11に対して、
−350Vの直流電圧にピーク・ピーク値Vp−pが
1.6kVで周波数が3kHzの矩形波からなる交流電
圧を重畳させた現像バイアス電圧を作用させて現像を行
なうようにし、上記の現像スリーブ11によって現像領
域に搬送される現像剤の搬送量と、現像を行なった場合
において形成される画像の画像濃度との関係を調べて、
その結果を図6に示すと共に、現像剤の搬送量と像担持
体1に対するキャリアの付着状態との関係を調べ、その
結果を図7に示した。なお、図7に示すキャリア付着に
ついては、目視による5段階評価を行ない、全くキャリ
ア付着が発生していない場合を5、若干キャリア付着が
あるが問題がない場合を4、キャリア付着があるが実用
上問題がない下限レベル場合を3、キャリア付着があっ
て実用上問題がある場合を2、キャリア付着が激しい場
合を1として評価した。
【0033】この結果、形成された画像が十分な画像濃
度を有する1.4以上になるためには、現像剤の搬送量
を4mg/cm2 以上にすることが好ましく、一方像担
持体1へのキャリア付着を抑制する点からは、現像剤の
搬送量を6.5mg/cm2以下にすることが好ましか
った。
【0034】また、上記の現像装置において、規制部材
13と対向する部分のマグネット部材12における磁極
Sの垂直磁力を200〜450Gaussの範囲で変更
させて規制部材13により規制するようにし、規制部材
13を通過して搬送される現像剤の搬送性を調べ、その
結果を下記の表1に示した。ここで、現像剤の搬送性に
ついては、現像スリーブ11によって搬送される現像剤
の状態を目視により評価し、現像スリーブ11によって
搬送される現像剤の量にむらが存在しない場合を○、搬
送される現像剤にむらが生じた場合を△、現像スリーブ
11によって現像剤がほとんど搬送されなかった場合を
×で示した。
【0035】
【表1】
【0036】この結果、規制部材13と対向する部分に
おいて上記のマグネット部材12における磁極Sの磁力
が200Gauss以下である場合、現像剤が現像スリ
ーブ11によって像担持体1と対向する現像領域に搬送
されず、また300Gauss未満の場合には、現像ス
リーブ11によって現像領域に搬送される現像剤の量に
むらが生じており、現像剤をむらなく安定して像担持体
1と対向する現像領域に搬送させるためには、上記のマ
グネット部材12における磁極Sの磁力を300Gau
ss以上にすることが好ましかった。
【0037】(実験例2)この実験例における現像装置
においては、上記の実験例1における現像装置におい
て、規制部材13と対向する部分に位置するマグネット
部材12における磁極Sだけを変更させ、図8に示すよ
うに、この磁極Sにおける垂直磁力分布が垂直磁力の変
動幅が少ない平坦な部分を有しておらず、従来のように
放物線状になったものを用いるようにした。なお、この
磁極Sにおいては、磁極Sを中心とし現像剤の搬送方向
上流側から下流側にわたる−10°〜+10°の範囲
で、垂直磁力の変動幅が約320Gaussになってい
た。
【0038】そして、上記の実験例1の場合と同様に、
上記の磁極Sの垂直磁力分布を現像スリーブ11からの
距離を0〜1mmまで0.1mm刻みに変化させて測定
し、その結果を図9に示した。
【0039】この結果、距離を0.1mm刻みに変化さ
せて測定した上記の磁極Sの垂直磁力分布は上記の実験
例1の場合に比べて疎の状態になっており、現像スリー
ブ11からの距離の変化による垂直磁力の変動幅は大き
くなっていた。
【0040】次に、上記の実験例1の場合と同様に、規
制部材13を設ける位置を変化させて、マグネット部材
12の中心に対して、規制部材13における現像剤の搬
送方向上流側の端部とこれに対向するマグネット部材1
2の磁極Sとがなす角度及び規制部材13と現像スリー
ブ11との間隔Dbとをそれぞれ変化させ、規制部材1
3を通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を求める
ようにした。
【0041】ここで、この実験例においては、規制部材
13と現像スリーブ11との間隔Dbを0.60mm,
0.50mm,0.40mm,0.30mm及び0.2
0mmにし、それぞれマグネット部材12の中心に対し
て、規制部材13における現像剤の搬送方向上流側の端
部と上記のマグネット部材12の磁極Sとがなす角度を
−10°〜+10°の範囲で変化させ、規制部材13を
通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を求め、その
結果を図10に示した。なお、図10においては、Db
が0.60mmの場合を△、0.50mmの場合を×、
0.40mmの場合を◇、0.30mmの場合を○、
0.20mmの場合を□で示した。
【0042】この結果、この実験例のものにおいては、
上記の磁極Sにおける垂直磁力の変動幅が大きくなって
いるため、規制部材13を設ける位置や規制部材13と
現像スリーブ11との間隔Dbが変化すると、現像剤の
搬送量が大きく変化した。
【0043】また、規制部材13と現像スリーブ11と
の間隔Dbを0.20〜0.70mmの範囲で変化させ
ると共に、マグネット部材12の中心に対して、規制部
材13における現像剤の搬送方向上流側の端部とマグネ
ット部材12の磁極Sとがなす角度を−10°〜+10
°の範囲で変化させて、規制部材13を通過して搬送さ
れる現像剤の搬送量の変化を求め、その結果を図11に
示した。なお、図11においては、上記の角度が−10
°の場合を×、−5°の場合を△、0°の場合を□、+
5°の場合を○、+10°の場合を◇で示した。
【0044】この結果、規制部材13と現像スリーブ1
1との間隔Dbが0.30mm以下の範囲では、マグネ
ット部材12の中心に対して、規制部材13における現
像剤の搬送方向上流側の端部とマグネット部材12の磁
極Sとがなす角度を−10°〜+10°の範囲で変更さ
せても現像剤の搬送量の変化は少なくなっていたが、規
制部材13と現像スリーブ11との間隔Dbが0.30
mmを越えると、規制部材13と磁極Sとがなす角度が
少しずれるだけで、現像剤の搬送量が大きく変化した。
【0045】このため、この実験例の現像装置において
は、規制部材13を上記のマグネット部材12の磁極S
に対して設ける角度が若干ずれたり、また規制部材13
と現像スリーブ11との間隔Dbが少し変化しただけ
で、規制部材13を通過して搬送される現像剤の搬送量
が大きく変化し、規制部材13を設ける位置やマグネッ
ト部材12をセットする位置を正確に設定しなければ、
所定量の現像剤を安定して搬送させることはできないも
のであった。
【0046】(実験例3)この実験例における現像装置
においても、上記の実験例1における現像装置におい
て、規制部材13と対向する部分に位置するマグネット
部材12における磁極Sだけを変更させ、図12に示す
ように、この磁極Sにおける垂直磁力が最大になる部分
以外の部分において、垂直磁力の変動幅が少なく垂直磁
力分布が平坦になった部分を有するものを用いるように
した。ここで、このように垂直磁力の変動幅が少なく垂
直磁力分布が平坦になった部分においては、周方向10
°の角度の範囲において垂直磁力の変動幅が約10Ga
ussになっていた。
【0047】そして、この実験例のものにおいても、上
記の実験例1の場合と同様に、規制部材13を設ける位
置を周方向に移動させると共に、規制部材13と現像ス
リーブ11との間隔Dbを変化させ、規制部材13を通
過して搬送される現像剤の搬送量の変化を求めるように
した。
【0048】ここで、この実験例においては、上記のよ
うに規制部材13を周方向に移動させるにあたっては、
規制部材13を垂直磁力分布が平坦になった部分におけ
る現像剤の搬送方向上流側端部に位置させた状態を0°
とし、この0°の状態より現像剤の搬送方向上流側に位
置する場合を−、現像剤の搬送方向下流側に位置する場
合を+にし、この角度を−10°〜+20°の範囲で変
化させるようにすると共に、規制部材13と現像スリー
ブ11との間隔Dbを0.60mm,0.50mm,
0.40mm及び0.30mmにして、それぞれ規制部
材13を通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を求
め、その結果を図13に示した。なお、図13において
は、Dbが0.60mmの場合を◇、0.50mmの場
合を○、0.40mmの場合を□、0.30mmの場合
を×で示した。
【0049】この結果、この実験例のものにおいて、垂
直磁力の変動幅が約10Gauss以下である0°〜+
10°の範囲内においては、規制部材13を設ける位置
が変化しても搬送される現像剤の量の変化が少なく、ま
たDbが変化した場合であっても現像剤の搬送量の変化
は少なくなっていた。これに対して、0°〜+10°以
外の垂直磁力の変動幅が大きな部分に規制部材13を設
けた場合には、規制部材13を設ける角度が少しずれる
だけで、現像剤の搬送量が大きく変化すると共に、Db
の変化に伴う現像剤の搬送量の変化も大きくなってい
た。
【0050】このため、この実験例のものにおいても、
規制部材13をマグネット部材12における垂直磁力の
変動幅が10Gauss以下の部分に設けるようにする
と、規制部材13を設ける位置がずれても現像剤の搬送
量が変化するということが少なく、適切な量の現像剤を
現像スリーブ11により安定して現像領域に搬送させる
ことができ、安定した濃度でノイズのない良好な画像が
安定して得られるようになった。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、規制部材と対向する部分に位置す
るマグネット部材における磁極が、300Gauss以
上の垂直磁力を有すると共に垂直磁力の変動幅が10G
aussになった平坦な垂直磁力分布の部分を周方向2
0°以上の角度の範囲で存在するように有し、このよう
垂直磁力の変動幅が10Gauss以下の部分に規制
部材を設けるようにしたため、この規制部材を設ける位
置や、マグネット部材を現像スリーブの内周側にセット
する位置等がずれたりした場合においても、規制部材が
対向する位置における磁極の垂直磁力の変動が少なくな
って、この規制部材により規制されて現像領域に搬送さ
れる現像剤の量変化するのが抑制され、一定した量の
現像剤が安定して現像領域に搬送されるようになった。
【0052】この結果、この発明における現像装置にお
いては、規制部材を設ける位置等がずれた場合において
も、一定した量の現像剤が現像領域に搬送されて適切な
現像が行なわれるようになり、安定した濃度でノイズの
ない良好な画像が安定して得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像スリーブによって像担持体と対向する現像
領域に搬送される現像剤の量を規制部材により規制する
ようにした現像装置の概略説明図である。
【図2】実験例1における現像装置において、規制部材
と対向する位置におけるマグネット部材の磁極の垂直磁
力分布を示した図である。
【図3】実験例1の現像装置において、上記の磁極の垂
直磁力分布の状態を現像スリーブからの距離を0.1m
m刻みで変化させて測定した図である。
【図4】実験例1の現像装置において、規制部材と現像
スリーブとの間隔を0.30〜0.60mmの範囲にし
て、マグネット部材の中心に対して、規制部材における
現像剤の搬送方向上流側の端部とマグネット部材の磁極
とがなす角度を変化させた場合において、規制部材を通
過して搬送される現像剤の搬送量の変化を示した図であ
る。
【図5】実験例1の現像装置において、マグネット部材
の中心に対して、規制部材における現像剤の搬送方向上
流側の端部とマグネット部材の磁極とがなす角度を−1
0°〜+10°の範囲にして、規制部材と現像スリーブ
との間隔を0.30〜0.70mmの範囲で変化させた
場合において、規制部材を通過して搬送される現像剤の
搬送量の変化を示した図である。
【図6】実験例1の現像装置において、現像領域に搬送
される現像剤の搬送量と形成される画像の画像濃度との
関係を示した図である。
【図7】実験例1の現像装置において、現像領域に搬送
される現像剤の搬送量と像担持体に対するキャリア付着
との関係を示した図である。
【図8】実験例2における現像装置において、規制部材
と対向する位置におけるマグネット部材の磁極の垂直磁
力分布を示した図である。
【図9】実験例2の現像装置において、上記の磁極の垂
直磁力分布の状態を現像スリーブからの距離を0.1m
m刻みで変化させて測定した図である。
【図10】実験例2の現像装置において、規制部材と現
像スリーブとの間隔を0.20〜0.60mmの範囲に
して、マグネット部材の中心に対して、規制部材におけ
る現像剤の搬送方向上流側の端部とマグネット部材の磁
極とがなす角度を変化させた場合において、規制部材を
通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を示した図で
ある。
【図11】実験例2の現像装置において、マグネット部
材の中心に対して、規制部材における現像剤の搬送方向
上流側の端部とマグネット部材の磁極とがなす角度を−
10°〜+10°の範囲にして、規制部材と現像スリー
ブとの間隔を0.20〜0.70mmの範囲で変化させ
た場合において、規制部材を通過して搬送される現像剤
の搬送量の変化を示した図である。
【図12】実験例3における現像装置において、規制部
材と対向する位置におけるマグネット部材の磁極の垂直
磁力分布を示した図である。
【図13】実験例3の現像装置において、規制部材と現
像スリーブとの間隔を0.30〜0.60mmの範囲に
して、規制部材を周方向に移動させた場合において、規
制部材を通過して搬送される現像剤の搬送量の変化を示
した図である。
【符号の説明】
1 像担持体 11 現像スリーブ 12 マグネット部材 13 規制部材 N,S,… 磁極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと磁性キャリアとを混合してなる
    現像剤を像担持体と対向する現像領域に搬送する現像ス
    リーブの内周側に複数の磁極を有するマグネット部材が
    設けられると共に、上記の現像スリーブによって現像領
    域に搬送される現像剤の量を規制する規制部材が磁性体
    で構成され、この規制部材が現像スリーブと所要間隔を
    介して対向するように設けられてなる現像装置におい
    て、上記の規制部材と対向する部分に位置する前記のマ
    グネット部材における磁極が、300Gauss以上の
    垂直磁力を有すると共に垂直磁力の変動幅が10Gau
    ss以下になった平坦な垂直磁力分布の部分を周方向2
    0°以上の角度の範囲で存在するように有し、上記の規
    制部材がこの磁極における垂直磁力の変動幅が10Ga
    uss以下の部分に設けられてなることを特徴とする現
    像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した現像装置において、
    上記の現像スリーブによって現像領域に搬送される現像
    剤の量が4〜6.5mg/cm 2 であることを特徴とす
    る現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載した現像装
    置において、上記の現像スリーブに、直流電圧に交流電
    圧を重畳させた現像バイアス電圧が印加されていること
    を特徴とする現像装置。
JP30128096A 1996-10-25 1996-10-25 現像装置 Expired - Lifetime JP3334033B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30128096A JP3334033B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 現像装置
US08/955,614 US5991586A (en) 1996-10-25 1997-10-22 Developing device including a magnetic regulating member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30128096A JP3334033B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 現像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10133481A JPH10133481A (ja) 1998-05-22
JP3334033B2 true JP3334033B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=17894931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30128096A Expired - Lifetime JP3334033B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 現像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5991586A (ja)
JP (1) JP3334033B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6823163B2 (en) * 2000-05-26 2004-11-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including an electric field having an oscillation component between an image carrier and a developer carrier
US6882818B2 (en) 2001-03-21 2005-04-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a development apparatus forming a magnetic brush separated from a latent image carrier outside a development area
US6895203B2 (en) * 2002-02-01 2005-05-17 Ricoh Company, Ltd. Developing method and apparatus using two-ingredient developer with prescribed coating of particles and resin
JP2017203841A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2023012678A (ja) 2021-07-14 2023-01-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2023012675A (ja) 2021-07-14 2023-01-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置およびそれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07107618B2 (ja) * 1986-05-15 1995-11-15 ミノルタ株式会社 現像装置
JPS6324268A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
DE68912004T2 (de) * 1988-07-01 1994-05-05 Canon Kk Entwicklungsgerät.
US5424489A (en) * 1990-09-03 1995-06-13 Fujitsu Limited Magnetic brush developing apparatus
US5396026A (en) * 1990-09-03 1995-03-07 Fujitsu Limited Magnetic brush developing apparatus
JPH06266233A (ja) * 1993-03-12 1994-09-22 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JPH08240989A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Canon Inc 現像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5991586A (en) 1999-11-23
JPH10133481A (ja) 1998-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3334033B2 (ja) 現像装置
US4391891A (en) Developing method using (alternating electric field and) a developer of the field-dependent type and an apparatus therefor
US4901116A (en) Developing apparatus
JPH056103A (ja) 現像装置
JPS6255148B2 (ja)
JP2003149927A (ja) 現像装置
JP2538096Y2 (ja) 現像装置
JPH0344678A (ja) 現像装置
JP2001075357A (ja) 現像装置
JPH117194A (ja) 現像装置
JP2000122403A (ja) 現像装置
JPH1010871A (ja) 現像装置
JP2926761B2 (ja) 現像装置
JPH01144075A (ja) 現像装置
JPS5926370Y2 (ja) 電荷注入装置
JP3571189B2 (ja) 現像装置
JP2000056572A (ja) 現像装置
JPH06194928A (ja) 磁気ブラシ帯電装置
JP3437288B2 (ja) 帯電装置
JP2001272862A (ja) 現像装置
JP3551696B2 (ja) 現像装置
JPH01102589A (ja) 現像装置
JPS63148278A (ja) 現像装置
JPH10149003A (ja) 現像装置
JPS60153067A (ja) 磁気ブラシ現像ロ−ラ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130802

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term