JP3333834B2 - 画像データ送受信装置 - Google Patents

画像データ送受信装置

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JP3333834B2
JP3333834B2 JP22741893A JP22741893A JP3333834B2 JP 3333834 B2 JP3333834 B2 JP 3333834B2 JP 22741893 A JP22741893 A JP 22741893A JP 22741893 A JP22741893 A JP 22741893A JP 3333834 B2 JP3333834 B2 JP 3333834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば外部から供給
される画像データを内部から発生されたビデオクロック
を用いて受信する形式の画像形成装置に適用されるデー
タ送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタ装置等の画像形成
装置においては、種々の外部出力装置(ホスト装置)と
接続されてプリントアウトが行われている。ホスト装置
からケーブルを介して送られてくる画像データは、レー
ザプリンタ装置に装着されている外部装置コントローラ
を介してレーザプリンタ装置本体に入力される。
【0003】レーザプリンタ装置が画像形成動作に入る
場合、ホスト装置から外部コントローラを介して供給さ
れる画像データを、レーザプリンタ装置の制御部で発生
されるビデオクロックに同期させて画像形成が行われ
る。この種のビデオクロックは、特開昭51−4614
1号公報に記述されている。すなわち、レーザプリンタ
装置の制御部で発生されるビデオクロックが外部装置コ
ントローラに供給され、外部装置コントローラがこの供
給されたビデオクロックに応じて画像データを送出する
ことにより、レーザプリンタ装置で画像形成が行われる
ものである。
【0004】しかしながら、外部装置コントローラ内部
における素子等により、画像データの出力タイミングは
ビデオクロックに対して遅れを生じ、画像データとビデ
オクロックとの間で位相差が発生する。この位相差は、
外部装置コントローラによって異なっている。
【0005】この位相差をなくすために、制御部で発生
するビデオクロックを外部装置コントローラの画像デー
タ出力用と、レーザプリンタ装置の画像形成用とに分
け、画像形成用のビデオクロック数の変更や、画像デー
タ出力にディレイ素子等の信号調整部を付加するなどし
て画像データの同期調整を行なっていた。しかしなが
ら、ビデオクロック数の変更や信号調整部の付加は面倒
であるとともにコスト上昇の一因ともなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように外部装
置コントローラ内部における素子等により、画像データ
の出力タイミングは画像形成用のビデオクロックに対し
て遅れを生じ、画像データと画像形成用のビデオクロッ
クとの間に位相差が発生する。そのために、この位相差
に対して画像形成用のビデオクロック数の変更や、画像
データ出力にディレイ素子等の信号調整部を付加しなけ
ればならないという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、ビデオクロック数を
変更することなく、信号調整部を付加することもなく、
簡単な構成で内部ビデオクロックを外部から供給された
画像データに同期させることのできる画像データ送受信
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ送受信
装置は、クロック信号を発生するクロック信号発生手段
と、このクロック信号発生手段で発生されたクロック信
号に応じて、供給される画像データを送出する画像デー
タ送出手段と、この画像データ送出手段から送出された
画像データと前記クロック信号発生手段で発生されたク
ロック信号との位相差の補正を、位相差1/2クロック
単位で設定する設定手段と、この設定手段で設定された
補正量に基づきクロック信号の位相を補正する補正手段
と、この補正手段で補正されたクロック信号に応じて、
前記画像データ送出手段から送出された画像データを受
信する画像データ受信手段とから構成されている。
【0009】この発明の画像形成装置は、ホスト装置か
ら供給される画像データを外部装置コントローラを介し
て受信して画像を形成する画像形成装置において、上記
ホスト装置から供給される画像データを受信するための
同期クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、
このクロック信号発生手段で発生されたクロック信号に
基づいて画像エリア情報を作成する作成手段と、この作
成手段で作成された画像エリア情報と上記クロック信号
発生手段で発生されたクロック信号とにより、画像デー
タ出力用のクロック信号を作成して上記外部装置コント
ローラに出力するクロック信号出力手段と、上記作成手
段で作成された画像エリア情報を1/2クロック単位で
予め設定されたクロック分補正する補正手段と、この補
正手段で補正された補正画像エリア情報と、上記クロッ
ク信号発生手段で発生されたクロック信号と、上記クロ
ック信号出力手段から出力された画像データ出力用のク
ロック信号に基づいて供給される画像データとにより画
像形成出力信号を出力する画像形成出力手段と、この画
像形成出力手段から出力される画像形成出力信号に従い
画像を形成する画像形成手段とから構成されている。
【0010】
【作用】この発明は、クロック信号発生手段で発生され
たクロック信号に応じて、供給される画像データを画像
データ送出手段で送出し、送出された画像データと前記
クロック信号発生手段で発生されたクロック信号との位
相差の補正を、位相差1/2クロック単位で設定し、設
定された補正量に基づきクロック信号の位相を補正し、
補正されたクロック信号に応じて、前記画像データ送出
手段から送出された画像データを受信するようにしたも
のである。
【0011】この発明は、ホスト装置から供給される画
像データを外部装置コントローラを介して受信して画像
を形成する画像形成装置において、上記ホスト装置から
供給される画像データを受信するための同期クロック信
号を発生し、この発生されたクロック信号に基づいて画
像エリア情報を作成し、この作成された画像エリア情報
と上記発生されたクロック信号とにより画像データ出力
用のクロック信号を作成して上記外部装置コントローラ
に出力し、上記作成された画像エリア情報を1/2クロ
ック単位で予め設定されたクロック分補正し、この補正
された補正画像エリア情報と上記発生されたクロック信
号と上記外部装置コントローラから上記出力された画像
データ出力用のクロック信号に基づいて供給される画像
データとにより画像形成出力信号を出力し、この出力さ
れる画像形成出力信号に従い画像を形成するようにした
ものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の画像データ送受信
装置を備えた画像形成装置、例えばレーザプリンタ装置
を用いたシステム全体の構成を示すものである。
【0013】このシステムは、レーザプリンタ装置1と
外部装置コントローラ4と、電子計算機やワードプロセ
ッサなどの外部出力装置であるホスト装置100 とから構
成されている。
【0014】ホスト装置100 は、ケーブルCを介して外
部装置コントローラ4に接続されている。外部装置コン
トローラ4は、図示しない外部装置インターフェイスコ
ネクタを介してレーザプリンタ装置1と接続されてい
る。レーザプリンタ装置1は、全体の制御を司る制御部
2、および後述する各部からなるプリンタエンジン80
とから構成されている。
【0015】レーザプリンタ装置1は、ホスト装置100
と、外部装置コントローラ4を介して結合された状態と
なっていて、ホスト装置100 より印刷開始信号を受ける
と画像形成動作を開始し、ホスト装置100 から供給され
る画像データに基づき、用紙に画像を記録して出力する
ようになっている。
【0016】図2乃至図5において、レーザプリンタ装
置1を説明する。すなわち、装置本体1はその上面に開
放部1aを有している。また、この装置本体1内の中央
部には、主制御基板(制御部)2が配置されている。そ
して、この主制御基板2の後方(図3の右側方向)に
は、画像の形成を行うための電子写真プロセスユニット
3が配置されている。さらに、装置本体1の前方下部に
は複数枚の機能追加用制御基板(外部装置コントロー
ラ)4,…を収容する制御基板収容部5が、また前方上
部には画像の記録された用紙が排出される排紙部6が形
成されている。
【0017】前記機能追加用制御基板4,…は、機能の
追加(たとえば、書体、漢字などの種類を増設するな
ど)の程度に応じて最大3枚まで装着できるようになっ
ている。
【0018】また、前記制御基板収容部5の最下段に位
置する機能追加用制御基板4の前端縁部には、ICカー
ド用コネクタ16が複数(例えば、3個)配設されてお
り、記憶媒体としてのICカード17を挿入することに
より、されに機能を追加することができるようになって
いる。
【0019】ICカード17は、不揮発性メモリ、たと
えばバッテリバックアップ付きのスタティクRAM、E
EPROM、EPROM、あるいはマスクROMなどに
より構成されるものである。これらICカード17に
は、たとえば文字フォント、エミュレーションプログラ
ムなどが記憶されている。
【0020】一方、前記制御基板収容部5の最下段に位
置する機能追加用制御基板4,…の左端面部には、2つ
のインターフェイスが配設されており、これらインター
フェイスは装置本体1の開口部(いずれも図示しない)
に対向されて設けられている。
【0021】また、装置本体1内の下部は、多数枚の用
紙P,…が収納可能な給紙カセット7を収容するカセッ
ト収容部8となっている。給紙カセット7は、カセット
収容部8に対して前面下部より挿入されて装着されるも
のであり、図に矢印で示す方向に着脱自在とされてい
る。
【0022】前記排紙部6は、装置本体1の前部上面に
一段低く形成された凹所からなり、その前端縁部には、
排紙部6に折り重ねたり、図のように展開できる回動可
能な排紙トレイ9が設けられている。この排紙トレイ9
の前端中央部には、略コ字状の切欠部が形成されてお
り、この切欠部には、収容したり、展開できる補助排紙
トレイ10が設けられている。これにより、排紙される
用紙のサイズに応じて排紙トレイ9の大きさを調節でき
るようになっている。
【0023】この排紙部6の左側に位置する装置本体1
の左枠部の上面には、操作パネル14が、そして装置本
体1の後面側には、用紙を手差しにより給紙する手差し
トレイ15が設けられている。
【0024】操作パネル14には、枚数、モード、案内
メッセージなどを表示する液晶表示器、各種の状態をラ
イト・エミッティング・ダイオードにより点灯表示する
LED表示器、および各種の動作を指示するスイッチが
設けられている。
【0025】上記LED表示器は、外部機器(例えば、
ホスト装置)とつながっているか否か、つまりオンライ
ン/オフラインのモードを示す「オンライン」、装置本
体1が動作可能な状態にあることを示す「レディ」、画
像転送中であることを示す「データ」、オペレータコー
ルを要請する「オペレータ」、サービスコールを要請す
る「サービス」、オート/マニュアルを示す「モード」
の各表示器により構成されている。
【0026】前記スイッチは、例えばメニューキー、バ
リューキー、およびテンキーなどにより構成されてい
る。上記メニューキーは、「次項目」および「前項目」
の2つのキーにより構成され、液晶表示器の左半分に表
示される複数のメニュー情報が、「次項目」キーを押す
ごとにインクリメントされ、また「前項目」キーを押す
ごとにデクリメントされるようになっている。そして、
これらの表示動作は、キーの操作に応じてサイクリック
に繰り返されるようになっている。上記バリューキーも
「次項目」および「前項目」の2つのキーにより構成さ
れ、液晶表示器の左半分に表示されるメニュー情報に対
応した複数のバリュー情報が、「次項目」キーを押すご
とにインクリメントされ、また「前項目」キーを押すご
とにデクリメントされるようになっている。そして、こ
れらの表示動作も、キーの操作に応じてサイクリックに
繰り返されるようになっている。
【0027】従って、オペレータは、上記メニューキー
およびバリューキーを操作することにより所望の動作を
選択し、指示できるようになっている。次に、帯電,像
露光,現像,転写,剥離,清掃(クリーニング)および
定着などの画像形成動作について説明する。すなわち、
ユニット収容部のほぼ中央部には、像担持体としてのド
ラム状の感光体20が配置されている。この感光体20
の周囲には、その回転方向に沿ってスコロトロンからな
る帯電手段21、露光部において静電潜像を形成するレ
ーザ露光ユニット22、現像工程と清掃工程とを同時に
行う磁気ブラシ式の現像ユニット23、スコロトロンか
らなる転写手段24、ブラシ部材からなるメモリ除去手
段25、および前露光手段26が順次配設されている。
そして、これらのうち、感光体20、帯電手段21、現
像ユニット23、およびメモリ除去手段25を一体化し
てなる電子写真プロセスユニット3が、装置本体1内に
着脱可能に設けられている。
【0028】現像ユニット23は、トナーtとキャリア
cとからなる二成分現像剤Dを用いるようになってい
る。また、装置本体1内には、給紙カセット7から給紙
手段27を介して自動給紙された用紙P、および手差し
トレイ15から手差し給紙された用紙Pを、前記感光体
20と転写手段24との間の画像転写部を経て排紙部6
に導く用紙搬送路29が形成されている。
【0029】この用紙搬送路29の画像転写部の上流側
には、搬送ローラ対30、アライニングローラ対31、
および搬送ローラ対32が配置されている。また、下流
側には、定着ユニット33および排紙ローラユニット3
4がそれぞれ配置されている。
【0030】上記搬送ローラ対32の配設位置の上方に
は冷却ファンユニット35が配設され、またアライニン
グローラ対31の近傍にはアライニングスイッチ36が
設けられ、さらに画像転写部の上方には搬送ガイド37
が設けられている。
【0031】なお、給紙手段27の近傍にはペーパエン
プティスイッチ320が設けられており、給紙カセット
内の用紙Pの有無を検知するようになっている。また、
搬送ローラ対32の近傍には手差しスイッチ321が、
そして排紙ローラユニット34の近傍には排紙スイッチ
322がそれぞれ設けられている。
【0032】しかして、画像形成動作にあたっては、ま
ず図1に示したホスト装置100 からの印刷開始信号を受
けることにより、感光体20が回転される。そして、こ
の感光体20の表面電位が前露光手段26により一定に
保たれるとともに、帯電手段21により一様に帯電され
る。
【0033】この状態において、ホスト装置100 からの
ドットイメージデータを受けて変調されたレーザビーム
aがレーザ露光ユニット22から放射され、上記感光体
20に照射される。すなわち、このレーザビームaで感
光体20の表面を走査,露光することにより、画像信号
に対応した静電潜像が形成される。この感光体20上の
静電潜像は、現像ユニット23の現像剤磁気ブラシD´
中のトナーtによって現像され、顕像(トナー像)化さ
れる。
【0034】一方、このトナー像の形成動作に同期し
て、給紙カセット7から取り出された用紙P、または手
差しトレイ15から手差し給紙された用紙Pがアライニ
ングローラ対31を介して画像転写部28に送り込まれ
る。これにより、あらかじめ感光体20上に形成された
上記トナー像が、転写手段24の作用により用紙P上に
転写される。
【0035】ついで、トナー像の転写された用紙Pは、
搬送ガイド37による案内で用紙搬送路29を通過して
定着ユニット33に送り込まれ、ここで前記トナー像が
用紙P上に溶融定着される。この後、上記用紙Pは、排
紙ローラユニット34を介して排紙部6に排出される。
【0036】なお、用紙P上にトナー像を転写した後の
感光体20は、導電性ブラシからなるメモリ除去手段2
5によって表面に残る残留トナーが静電的に吸引されて
除去される。これにより、感光体20の表面上では均一
に分布するようになり、現像ユニット23により機械
的,静電的に吸収される。
【0037】また、前記定着ユニット33は、ヒータラ
ンプ40を内蔵したヒートローラ41と、このヒートロ
ーラ41に圧接された加圧ローラ42とを備えた構成と
されている。そして、これらローラ41,42間を用紙
Pが通過することにより、トナー像が用紙Pに溶融定着
されるようになっている。
【0038】さらに、上記ヒートローラ41および加圧
ローラ42は、下部ケーシング43および上部ケーシン
グ44によって囲繞されている。そして、定着に必要な
良好な温度雰囲気を確保できるように、極力、外部に熱
が逃げないような構造となっている。
【0039】また、上部ケーシング44内で、かつヒー
トローラ41と加圧ローラ42との接触部47の上流側
近傍には用紙ガイド48が配置されており、定着ユニッ
ト33に導かれた用紙Pの先端を確実にヒートローラ4
1と加圧ローラ42との間に案内できるようになってい
る。
【0040】さらに、定着ユニット33の用紙Pの出口
側には、下部ケーシング43と一体に用紙ガイド49が
設けられており、定着済みの用紙Pを排紙ローラユニッ
ト34に導くようになっている。
【0041】この排紙ローラユニット34は、下部ロー
ラ50と上部ローラ51とからなり、その搬送方向に
は、用紙Pの非画像形成面側に接する除電ブラシ52が
設けられた構成とされている。
【0042】装置本体1の上面の解放部1aには、プラ
スチック製のトップカバー60が開閉可能に設けられ、
このトップカバー60の内面に、前記転写手段24、搬
送ガイド37、および除電ブラシ52を含んで前記排紙
ローラユニット34の上部ローラ51が取り付けられて
いる。このトップカバー60は、装置本体1の後端側上
部に設けられた支軸61を回動し得るようになってい
る。
【0043】しかして、このトップカバー60を上方に
回動操作すると、前記転写手段24、搬送ガイド37、
および除電ブラシ52を含んで上部ローラ51が装置本
体1の解放部1aから引き出される。これにより、用紙
搬送路29の大部分、および用紙搬送路29に臨む電子
写真プロセスユニット3における大部分の機器が露出さ
れる。このため、用紙Pのつまり時におけるその除去作
業などを容易に、かつ効率良く行えるようになってい
る。
【0044】また、装置本体1のリヤカバー64も支軸
65を介して開閉可能となっており、用紙搬送路29の
起端側、つまり給紙手段27により取り出された用紙P
も容易に取り除くことが可能である。
【0045】なお、オゾンフィルタ62は発生するオゾ
ンを取り除くためのものであり、トナーカートリッジ6
3は補給用のトナーtを収容するのである。次に、レー
ザプリンタ装置1の制御系について説明する。
【0046】図1において、外部装置コントローラ4
は、図示しない外部装置インターフェースコネクタを介
して装置本体1と接続され、制御部2およびプリンタエ
ンジン80と電気的に接続されている。
【0047】制御部2は、同期回路2a、設定部2b、
位相補正部2cを含み全体の制御を司る。図6は、外部
装置コントローラ4とその周辺部を示すものである。図
において、CPU741 は外部装置コントローラ4全体の
制御を行うものである。ROM742 は制御用プログラム
を記憶するもので、このプログラムに従って上記CPU
741 が動作する。また、上記ROM742 には、データ変
更時に照合される暗証番号、トップマージン、レフトマ
ージン、ペーパタイプ等の用紙Pに関するデータ等が記
憶されている。RAM743 はホスト装置100 から送られ
てくる画像データを一時的に蓄えるページバッファとし
て用いられたり、CPU741 の作業用のバッファとして
用いられる。
【0048】拡張メモリ744 は、ホスト装置100 から送
られてくる画像データがビットマップデータ等の大量の
データの場合に、上記RAM743 では1ページ分のデー
タを格納できない場合に用いられる大容量のメモリであ
る。ビデオRAM745 はビットイメージに展開された画
像データが格納されるもので、この出力はシリアル−パ
ラレル変換回路746 に供給されるようになっている。上
記シリアル−パラレル変換回路746 は、上記ビデオRA
M745 においてビットイメージに展開され、パラレルデ
ータとして送られてくる画像データをシリアルデータに
変換し、制御部2に送出するものである。
【0049】ホストインターフェース748 は、ホスト装
置100 とこの外部装置コントローラ4との間のデータの
受渡しを行うもので、シリアル転送ラインおよびパラレ
ル転送ラインの2種類の転送ラインを備えるケーブルC
で接続されている。そして、ホスト装置100 との間で転
送されるデータの種類に応じて適宜使い分けることがで
きるようになっている。
【0050】エンジンインターフェース751 は、外部装
置コントローラ4と制御部2との間で画像データ出力用
のビデオクロックおよび画像データを含む各種インター
フェース信号の受渡しを仲介するものである。接続回路
753 は、ICカード17をコネクタ16,16に挿入し
たり、あるいはコネクタ16,16から抜き取ったりす
る際に、ICカード17に供給する電源および信号線を
遮断しておき、挿入時または抜取り時に発生するノイズ
によりICカード17に記憶されているデータが破壊さ
れるのを防止するものである。
【0051】操作パネル制御回路757 は、操作パネル1
4の液晶表示器に案内メッセージを表示する制御、及び
操作パネル14のLED表示器の点灯、消灯、点滅の制
御、あるいは操作パネル14のスイッチから入力された
データをCPU741 に送出する制御等を行うものであ
る。また、内部バス752 は、上記CPU741 、ROM74
2 、RAM743 、拡張メモリ744 、ビデオRAM745 、
操作パネル制御回路757、ホストインターフェース748
、エンジンインターフェース751 、および接続回路753
との間で相互にデータの受渡しを行うバスである。
【0052】図7は、プリンタエンジン80の要部の構
成を示すもので、機構部駆動回路81には、各種モータ
およびソレノイド等を駆動するための駆動回路が設けら
れており、制御部2から出力される2値の制御信号S1
によりオン/オフが制御される。すなわち、例えば各駆
動回路は「1」のときオン、「0」のときオフされ、前
露光装置82、メインモータ83、ソレノイド84乃至
87、および冷却ファン88に電圧(例えば+24V)
を通電し又は遮断するようになっている。スキャナ制御
回路90には半導体レーザ91およびミラーモータ92
の駆動回路が設けられている。
【0053】半導体レーザ91は、制御部2から出力さ
れるレーザ変調信号S2によりオン/オフが制御され、
また、ミラーモータ92は制御部2から出力される制御
信号S3によりオン/オフが制御されるようになってい
る。さらに、レーザ光検出センサ93にはPINダイオ
ードが用いられており、レーザ光がこのレーザ光検出セ
ンサ93を通過するときにその光エネルギに比例した電
流が流れる。この電流信号がレーザ光検出信号S4とし
て制御部2へ送られ、このレーザ光検出信号S4に対応
して制御部2は、水平同期信号(HSYNC)を出力す
る。
【0054】図8は、制御部2中の同期回路2aの構成
例を示すもので、内部ビデオクロックを発生する内部ビ
デオクロック発生ブロック70、用紙Pに対する画像形
成エリアを確定するためのタイマである画像形成情報ブ
ロック71、外部装置コントローラ4への画像データ出
力用のビデオクロックを合成する内部ビデオクロック合
成回路72、内部ビデオクロックを反転する反転回路7
3、画像形成出力信号を出力する画像形成出力ブロック
74とから構成されている。
【0055】内部クロック発生ブロック70は、入力ク
ロック切替え回路70aと内部ビデオクロック発生部7
0bとから構成されている。入力クロック切替え回路7
0aは、制御部2の図示しない基準クロック発振源から
の基準クロック、またはレーザ光検出信号S4と同期の
とられた内部クロックと同等の外部からのビデオクロッ
クとを切替え、基準クロックとして内部ビデオクロック
発生部70bに供給する。内部ビデオクロック発生部7
0bは、供給される基準クロックと制御部2から発生さ
れる水平同期信号(HSYNC)とを合成して内部ビデ
オクロックを発生する。
【0056】内部ビデオクロック発生部70bで発生さ
れた内部ビデオクロックは、画像形成情報ブロック7
1、内部ビデオクロック合成回路72、反転回路73、
画像形成出力ブロック74、及び位相補正部2cに供給
される。
【0057】画像形成情報ブロック71は、レフトマー
ジン用のLマージンタイマ75、ライトマージン用のR
マージンタイマ76、バーチカルエリア用のVマージン
タイマ77、紙幅エンド及び水平同期信号HSYNC検
出用のBエリアタイマ78とから構成されている。画像
形成情報ブロック71は、供給される内部ビデオクロッ
クに基づいて、上記タイマ75〜78を用いてビデオク
ロック出力分の幅(印字幅)だけ出される1スキャンラ
インの画像エリア、すなわち、画像エリア情報を作成す
る。
【0058】画像形成情報ブロック71で作成された画
像エリア情報は、内部ビデオクロック合成回路72、及
び位相補正部2cに供給される。内部ビデオクロック合
成回路72は、供給される内部ビデオクロックと画像エ
リア情報とにより、画像エリア分のビデオクロック(画
像データ出力用のビデオクロック)を作成して外部装置
コントローラ4に出力する。上記画像データ出力用のビ
デオクロックは、外部装置コントローラ4からのビット
マップデータ(画像データ)を出力させるためのもので
ある。
【0059】反転回路73は、供給される内部ビデオク
ロックを図示しないインバータにより、内部ビデオクロ
ックの反転クロックを位相補正部2cに出力する。この
内部ビデオクロックの反転クロックは、位相補正部2c
での遅延設定における立ち上がり、立ち下がりの設定時
に使用される。
【0060】画像形成出力ブロック74は、画像データ
・補正画像エリア合成回路74aを用いて、内部ビデオ
クロック発生部70bから供給される内部ビデオクロッ
ク、位相補正部2cから供給される補正画像エリア情
報、外部装置コントローラ4から供給される画像データ
とにより、画像形成出力信号(画像出力)をプリンタエ
ンジン80に出力する。
【0061】同期回路2aの内部ビデオクロック合成回
路72は、ビデオクロックを画像データ等の条件により
定められた1ライン分のビデオクロック数だけ外部装置
コントローラ4に送出する。その出力タイミングに基づ
いて外部装置コントローラ4は、ホスト装置100 から供
給される画像データを同期回路2aに出力する。また、
内部ビデオクロックは、画像形成用としても用いられ
る。
【0062】外部装置コントローラ4から同期回路2a
に入力される画像データは、外部装置コントローラ4内
部の素子等により同期回路2aからの内部ビデオクロッ
クに対して遅れが発生する。この遅れは、使用する外部
装置コントローラ4により異なっている。
【0063】本実施例においては、この遅れの補正を位
相差分1/2クロック単位で設定部2bを用いて設定
し、その設定に基づいて位相補正部2cが内部ビデオク
ロックから設定されたクロック分遅らせた補正画像エリ
ア情報を同期回路2aに供給する。
【0064】また、設定部2bは、例えば、1チップの
マイクロコンピュータとROMを組み合わせて構成され
ている。図9は制御部2中の位相補正部2cの構成例を
示すもので、アンドゲート11a〜11i、オアゲート
12a〜12d、ノアゲート13a〜13c、D型フリ
ップフロップ回路19a〜19c、およびビデオクロッ
クディレイコントロールレジスタ(アドレス信号、アク
セスライト信号)18とから構成されている。
【0065】設定部2bのアドレス(1CH)は、ビデ
オクロックディレイコントロールレジスタ(VCDCレ
ジスタ)18の設定を行うための情報で、ライト信号の
“L”レベルから“H”レベルへの切替わりエッジによ
り、データバスの設定がVCDCレジスタ18から出力
される。
【0066】VCDCレジスタ18は、外部装置コント
ローラ4からのビットマップ展開された画像データに同
期させる内部ビデオクロックの遅延に対して位相調整を
行うために用いられる。設定部2bで設定される図10
に示す8ビットの設定信号において、ビット「ISC
E」は内部ビデオクロックの立ち上がりか立ち下がりか
のエッジ設定を行い、「0」で立ち下がりエッジ、
「1」で立ち上がりエッジを設定する。この時、位相補
正部2c内部で内部ビデオクロックとリバース内部ビデ
オクロックの選択が行われる。
【0067】また、ビット「ICD01」,「ICD00」
は、位相調整のために内部ビデオクロックの遅延設定を
行うもので3クロックまで設定することができ、「0
0」で遅延なし、「01」で1クロック遅延、「10」
で2クロック遅延、「11」で3クロック遅延を設定す
る。
【0068】次に、内部ビデオクロックと画像データの
同期調整について図11、図12を参照して説明する。
なお、図11において、ビデオクロックの各エッジに対
してその位置を示す点線を「A」〜「O」まで示してい
るが、図12の「A」〜「O」に対応している。
【0069】まず、ビデオクロックは、上述したVCD
Cレジスタ18への設定により同期調整位置が記号a〜
hで示す8箇所のポイント(エッジ)で可能である。こ
れに対して、外部装置コントローラ4内部の素子等によ
り制御部2に入る画像データが遅れることは上述した通
りであるが、この遅れは外部装置コントローラ4の種類
によって異なる。
【0070】予め使用する外部装置コントローラ4の素
子等による遅れを把握して、例えば、操作パネル14を
用いてキー入力することにより補正量を設定部2bに設
定し、画像データと画像形成用の内部ビデオクロックを
同期させる。この補正量は、後述するように図10のビ
ット位置“0”,“1”,“2”の3ビットで設定され
る。
【0071】例えば、同期回路2aから外部装置コント
ローラ4に出力したビデオクロックの最初の立ち下がり
エッジが「a」から出力されたものとする。そこで、外
部装置コントローラ4内部の素子等による遅れで制御部
2に入る画像データが、図11の(b)に示すデータス
タート位置「1」の場合、図11の(d)に示す「遅延
なし立ち下がり」として設定部2bへ設定し、同期回路
2aから供給された内部ビデオクロックがそのまま画像
形成用として用いられる。この画像形成用の内部ビデオ
クロックに応じて、外部装置コントローラ4から送出さ
れた画像データが画像形成出力ブロック74を通しプリ
ンタエンジン80でプリントアウトされる。
【0072】例えば、外部装置コントローラ4内部の素
子等による遅れで制御部2に入る画像データが、図11
の(b)に示すデータスタート位置「2」の場合は、内
部ビデオクロックの最初の立ち下がりエッジ「a」より
1クロック半遅延しているので、設定部2bから1クロ
ック半の遅延を設定しなければ、画像データに対してク
ロック数が1クロック半少なくなってしまう。従って、
設定部2bにおいて図12の(a)に示す「1クロック
遅延立ち上がり」または図12の(c)に示す「2クロ
ック遅延立ち下がり」を設定することによって、位相補
正部2cで内部ビデオクロックを「1クロック遅延立ち
上がり」または「2クロック遅延立ちがり」させた同
期用の画像エリア情報(補正)が出力される。
【0073】この場合、画像データとして問題なく設定
されるのは、図12の(a)に示す「1クロック遅延立
ち上がり」または図12の(c)に示す「2クロック遅
延立ち下がり」であり、他の図11の(d)に示す「遅
延なし立ち上がり」〜図11の(h)に示す「1クロッ
ク遅延立ち下がり」ではXで示す後端の画像データがな
くなり、また、図12の(e)に示す「2クロック遅延
立ち上がり」〜図12の(i)に示す「3クロック遅延
立ち上がり」ではYで示す前端の画像データがなくな
る。なお、図12の(e)に示す「2クロック遅延立ち
上がり」と図12の(i)に示す「3クロック遅延立ち
上がり」とは、画像データが1クロック毎にカウントさ
れるのでZで示す追加最終データが付加される。
【0074】上述したような設定は、設定部2bから図
10に示すようなビット位置“0”〜“7”までの8ビ
ットの設定信号を位相補正部2cに出力することによっ
て行われる。例えば、図12の(a)に示す「1クロッ
ク遅延立ち上がり」の設定の場合、この8ビットの設定
信号は、“0”“ビット位置が立ち上がりエッジで
「1」となり、“1”ビット位置が1クロック遅延で
「1」となり、“2”ビット位置が1クロック遅延で
「0」となる。なお、“3”〜“7”ビット位置は本実
施例には関係がないので説明を省略する。
【0075】上記のような設定部2bの設定による位相
補正部2cにおける各回路構成素子の動作論理表を図1
3に示す。図13の「構成素子」の項において、「18
QA」はVCDCレジスタ18のQA出力であり、「1
8QB」はVCDCレジスタ18のQB出力であり、
「18QC」はVCDCレジスタ18のQC出力であ
り、「11b,11c,11d」はそれぞれのアンドゲ
ート出力であり、「13b」はノアゲート出力であり、
「11e,11f,11g,11h」はそれぞれのアン
ドゲート出力であり、「12c」はオアゲート出力であ
り、「19a D入力」はD型フリップフロップ回路1
9aのD入力であり、「19a Q出力」はD型フリッ
プフロップ回路19aのQ出力であり、「19b Q出
力」はD型フリップフロップ回路19bのQ出力であ
り、「19c Q出力」はD型フリップフロップ回路1
9cのQ出力である。
【0076】従って図13の動作論理表から、D型フリ
ップフロップ回路19aのD入力は遅延なしのそのまま
の画像エリア情報となり、D型フリップフロップ回路1
9aのQ出力は1クロック遅延の画像エリア情報とな
り、D型フリップフロップ回路19bのQ出力は2クロ
ック遅延の画像エリア情報となり、D型フリップフロッ
プ回路19cのQ出力は3クロック遅延の画像エリア情
報となる。
【0077】図14は、この時の内部ビデオクロックと
リバース内部ビデオクロックによる「遅延なしの立ち上
がり、立ち下がり」、「1クロック遅延の立ち上がり、
立ち下がり」、「2クロック遅延の立ち上がり、立ち下
がり」、「3クロック遅延の立ち上がり、立ち下がり」
を示している。なお、アンドゲート11e〜11hは、
アンドゲート11b〜11dとノアゲート13bによっ
て定められ、その設定はVCDCレジスタ18の設定に
よる。
【0078】このような設定信号がデータバスを介し
て、図9に示すVCDCレジスタ18の入力端子DAに
1ビット目、入力端子DBに2ビット目、入力端子DC
に3ビット目、入力端子DDに4ビット目、入力端子D
Eに5ビット目が入力される。なお、4ビット目と5ビ
ット目は本実施例に関係がないので説明を省略する。
【0079】まず、VCDCレジスタ18は、図示しな
いマイクロコンピュータからのリセット、及び電源投入
時等で、クリア信号によって初期化される。初期化され
たVCDCレジスタ18は、上記データバスからの設定
信号がアドレス信号によりVCDCレジスタ18のレジ
スタが選ばれ、ライト信号の立ち上がりエッジをクロッ
クとしてVCDCレジスタ18のレジスタにラッチ(ホ
ールド)される。
【0080】VCDCレジスタ18の出力端子QAから
は、アンドゲート11a,11i、およびノアゲート1
3a,13cに、立ち上がりまたは立ち下がりの選択ク
ロックを出力する。VCDCレジスタ18の出力端子Q
B,QCからは、アンドゲート11b〜11h、ノアゲ
ート13bに、遅延設定された画像エリア情報を出力
し、QB,QCで設定された画像エリア情報がオアゲー
ト12cより合成されて出力される。
【0081】アンドゲート11b〜11d,およびノア
ゲート13bは、アンドゲート11e〜11hの選択を
1つとするためのもので、D型フリップフロップ回路1
9a〜19cによる画像エリア遅延の選択にあわせて合
成するための回路である。
【0082】出力端子QD,QEは、本発明と直接に関
係がないので説明を省略する。アンドゲート11b〜1
1d,およびノアゲート13bは、設定によりアンドゲ
ート11e〜11hの中の1つに「1」を出力し、画像
エリア情報が合成される。
【0083】一方、内部ビデオクロックは、QA設定出
力により、オアゲート12dで立ち上がり立ち下がりの
クロックを選択し、D型フリップフロップ19a,19
b,19cのクロック入力端子CKに出力する。なお、
D型フリップフロップ19a,19b,19cは、1ラ
インごとのクリア信号により初期化される。
【0084】以上詳述したようにこの発明によれば、外
部装置コントローラから入力される画像データの遅れ時
間の補正を、位相差1/2クロック単位で補正の設定を
し、画像形成用の内部ビデオクロックを1/2クロック
単位で設定されたクロック分遅らせてスタートさせるこ
とにより、正確に画像形成をすることができる。
【0085】上記の補正により、1ライン分の画像デー
タにより定められた内部ビデオクロック数の変更をする
ことなく、信号調整部を付加することもなく、制御部で
画像データと同期したビデオクロックを供給することが
できる。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ビデオクロック数を変更することなく、信号調整部を付
加することもなく、簡単な構成で内部ビデオクロックを
外部から供給された画像データに同期させることのでき
るデータ送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるシステム全体の構
成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1中のレーザプリンタ装置を示す外観斜視
図。
【図3】図1中のレーザプリンタ装置を示す構成図。
【図4】図1中のレーザプリンタ装置を示す構成図。
【図5】図1中のレーザプリンタ装置を示す斜視図。
【図6】外部装置コントローラの概略構成を示すブロッ
ク図。
【図7】プリンタエンジン要部の構成を示すブロック
図。
【図8】同期回路の構成例を示すブロック図。
【図9】位相補正部の構成例を示すブロック図。
【図10】設定信号を説明するためのビット構成図。
【図11】ビデオクロックと画像データの同期調整につ
いて説明するためのタイミングチャート。
【図12】ビデオクロックと画像データの同期調整につ
いて説明するためのタイミングチャート。
【図13】位相補正部における各回路構成素子の動作論
理表を示す図。
【図14】内部ビデオクロックとリバース内部ビデオク
ロックと画像エリア情報の遅延位置を説明するための
図。
【符号の説明】
1…レーザプリンタ装置 2…制御部 2a…同期回路 2b…設定部 2c…位相補正部 4…外部装置コントローラ 80…プリンタエンジン 100 …ホスト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/51 B41J 2/44 H04N 1/23

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を発生するクロック信号発
    生手段と、 このクロック信号発生手段で発生されたクロック信号に
    応じて、供給される画像データを送出する画像データ送
    出手段と、 この画像データ送出手段から送出された画像データと前
    記クロック信号発生手段で発生されたクロック信号との
    位相差の補正を、位相差1/2クロック単位で設定する
    設定手段と、 この設定手段で設定された補正量に基づきクロック信号
    の位相を補正する補正手段と、 この補正手段で補正されたクロック信号に応じて、前記
    画像データ送出手段から送出された画像データを受信す
    る画像データ受信手段と、 を具備したことを特徴とする画像データ送受信装置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置から供給される画像データを
    外部装置コントローラを介して受信して画像を形成する
    画像形成装置において、 上記ホスト装置から供給される画像データを受信するた
    めの同期クロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、 このクロック信号発生手段で発生されたクロック信号に
    基づいて画像エリア情報を作成する作成手段と、 この作成手段で作成された画像エリア情報と上記クロッ
    ク信号発生手段で発生されたクロック信号とにより、画
    像データ出力用のクロック信号を作成して上記外部装置
    コントローラに出力するクロック信号出力手段と、 上記作成手段で作成された画像エリア情報を1/2クロ
    ック単位で予め設定されたクロック分補正する補正手段
    と、 この補正手段で補正された補正画像エリア情報と、上記
    クロック信号発生手段で発生されたクロック信号と、上
    記クロック信号出力手段から出力された画像データ出力
    用のクロック信号に基づいて供給される画像データとに
    より画像形成出力信号を出力する画像形成出力手段と、 この画像形成出力手段から出力される画像形成出力信号
    従い画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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