JP3333577B2 - 熱処理用ボート及び縦型熱処理装置 - Google Patents

熱処理用ボート及び縦型熱処理装置

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JP3333577B2 JP07522593A JP7522593A JP3333577B2 JP 3333577 B2 JP3333577 B2 JP 3333577B2 JP 07522593 A JP07522593 A JP 07522593A JP 7522593 A JP7522593 A JP 7522593A JP 3333577 B2 JP3333577 B2 JP 3333577B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハなどの円
形板状の被処理体に対して熱処理を行うために用いられ
る熱処理用ボート及びこのボートを用いた縦型熱処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)
の製造プロセスの1つとして、酸化膜の形成やドーパン
トの拡散などを行うために高温下で熱処理を行うプロセ
スがある。この熱処理を行う装置としては、従来横型熱
処理炉が主流であったが、最近では、外気の巻き込みが
少ないなどの理由から縦型熱処理炉が多く使用されるよ
うになってきている。
【0003】縦型熱処理炉を用いた縦型熱処理装置にお
いては、多数のウエハを上下に間隔をおいて搭載して熱
処理炉に対してロード、アンロードを行うために縦長の
熱処理用ボート(ウエハボートとも呼ばれる)が用いら
れる。図8は従来の熱処理用ボートを示し、この熱処理
用ボート1は、上下にそれぞれ対向して配置された円形
の天板11及び底板12の間に、例えば石英よりなる4
本の支柱13〜16が設けられ、そのうち2本の支柱1
3、14についてはウエハWの進入方向手前側の左右位
置をそれぞれ支持し、また残り2本の支柱15、16に
ついては、ウエハWの進入方向奥側の左右位置をそれぞ
れ支持するような位置関係に配置されており、断熱材で
ある保温筒2の上に設けられている。
【0004】そして、各支柱13〜16は、図9に示す
ように各ウエハWが挿入されてその周縁部下面を支持す
るようにウエハWの厚さよりも若干上下の幅が長い溝部
17が形成されており、手前側の2本の支柱13、14
の間から搬送アーム21により溝部17に対してウエハ
Wの着脱が行われる。
【0005】なお、このような熱処理用ボート1の構造
は、従来の横型炉に用いられていた構造をそのまま縦に
して使用されているものである。即ち、横型炉において
は、ウエハの移載は、ウエハを熱処理用ボートの下側か
ら突き上げる機構と、突き上げられたウエハを把持する
機構とにより行われており、このような移載方法の必要
性から熱処理用ボートの構造が決定されていたのであ
る。
【0006】図8の熱処理用ボート1は、処理前のウエ
ハWが所定枚数搭載されると、エレベータ22が上昇し
て図示しない熱処理炉内に導入され、これによりウエハ
Wがロードされて、所定の熱処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハの熱
処理プロセスの中には、例えばウエハにイオン注入を行
った後に、注入されたドーパント(不純物イオン)を所
定の深さまで拡散させるために1200℃程度の高温で
長時間加熱する場合がある。ウエハの基材がシリコンで
ある場合には、シリコンの融点が1410℃であること
から1200℃の温度下ではシリコンウエハの降伏応力
も極端に小さくなっている。
【0008】一方、ウエハは大口径化が進みつつあり、
そのサイズは6インチから8インチへ移行し始めてお
り、さらには12インチへの移行も検討されている。こ
のようにウエハが大口径化してくると、上述のようにウ
エハの基材の融点に近い温度で熱処理を行ったときに、
熱処理用ボートの支柱により支持されている個所の付近
において、スリップと呼ばれる結晶欠陥がウエハに発生
しやすい。このスリップは、目視では確認しにくい程度
の微小な断層であり、拡大鏡や顕微鏡などにより見るこ
とができる。
【0009】ここでスリップが発生する原因としては、
ウエハの自重による内部応力、ウエハの面内温度不
均一に基づく熱歪応力、が推定原因として挙げられてい
る。即ち、上記については、熱処理用ボートによる支
持位置がウエハの周縁部にあり、しかも4ヶ所の部分的
な支持であることから、支持個所付近でウエハの自重に
よる大きな内部応力が生じ、この内部応力がある大きさ
を越えたときにスリップが発生すると考えられる。そし
てまたウエハには規格値内で反りがあり、加熱時に温度
分布に基づく反りもある。さらに支柱の溝の加工におい
ても製作上の誤差がある。こうした要因により4ヶ所あ
るウエハの支持点の1ヶ所が離れてしまう場合にはウエ
ハの支持点は3個所になり、支柱13〜16の配置から
分かるように各支持点の荷重はアンバランスになり、そ
のうち1ヶ所にスリップの発生限界を越えた大きな応力
が生ずることになる。
【0010】また上記のについては、ウエハを昇温さ
せるときに熱処理用ボートの支柱を経由して熱が出入り
するため、ウエハの中心部と周縁部との間に温度差が生
じて熱歪応力が発生するが、この熱歪応力がある大きさ
を越えたときにスリップが発生すると考えられる。
【0011】このようにウエハを熱処理するに当たっ
て、特にウエハの基材の融点に近い高温で熱処理するに
当たって、ウエハが大口径化してくると、スリップの発
生という問題が起こり、このことがウエハの大口径化へ
の移行を阻む一つの大きな課題となっている。
【0012】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであって、その目的は、円形板状の被処理体
を熱処理する場合にスリップの発生を軽減することので
きる熱処理用ボート及び縦型熱処理装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の円形板
状の被処理体を上下に間隔をおいて搭載すると共に被処
理体の周囲に沿って複数の支柱が配列され、縦型熱処理
炉内にて被処理体を熱処理するために用いられる熱処理
用ボートにおいて、 前記複数の支柱の各々に上下に間隔
おいて形成された多数の溝部と、これら溝部にその外周
縁が着脱自在に挿入され、前記被処理体の周縁部下面に
面接触して当該被処理体を支持する多数の円弧状または
リング状の支持部材と、これら支持部材に形成された貫
通孔と、 各支持部材の貫通孔に挿入された固定シャフト
と、を備え、 各支持部材は前記固定シャフトを介してボ
ートに係止されていることを特徴とする熱処理用ボート
である。この発明において、例えば複数の支柱は天板及
び底板の間に設けられ、固定シャフトは天板から底板に
亘って貫通し、上端部が天板に係止されている。また他
の発明は、このような熱処理用ボートを備えたことを特
徴とする縦型熱処理装置である。
【0014】
【作用】被処理体例えばウエハはその外周縁が被処理体
支持部材により面接触して支持されることになる。従っ
て支持個所付近における被処理体の自重による内部応力
が4点支持の場合よりも緩和され、被処理体に反りがあ
っても、支持面が広いため1ヶ所に大きな荷重がかかる
ことがない。また被処理体の外周縁に沿った温度分布の
不均一が緩和されるようになる。さらに被処理体支持部
材が被処理体と同じ材質であるため、熱処理時における
温度上昇又は下降の度合いが同じになり、面内温度差が
小さくなって熱歪応力も相当に緩和される。
【0015】また被処理体支持部材が支柱に着脱自在で
あれば、一体型のものと比べて制作が容易であるし、更
に被処理体の各搬送方式に対応した種々の形態の被処理
体支持部材を用意しておけば、搬送方式を変更する場合
にも被処理体支持部材を適宜選択して使用することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の実施例に係る縦型熱処理装置の一部を示
す概観斜視図、図2〜図4は熱処理用ボートの一部を示
す図である。この実施例の熱処理用ボート3は、円形板
状の被処理体であるウエハを熱処理するために用いられ
るものであり、以下熱処理用ボートをウエハボート、被
処理体支持部材をウエハ支持部材と呼ぶことにする。
ウエハボート3は、上下にそれぞれ対向して配置された
円形の例えばSiCからなる天板31及び底板32を備
え、これらの間に例えば4本のSiCやポリシリコンよ
りなる支柱41〜44が固定されている。天板31と底
板32との間には、例えば150枚のウエハ支持部材5
が所定の間隔をおいて平行に配置されており、これら支
持部材5は、ウエハWがシリコンウエハである場合に
は、これと同じ材質例えばポリシリコンからなる。
【0017】各ウエハ支持部材5は、円弧状、例えば支
柱41、42間にて後述の搬送アーム21が進入するに
十分な大きさの切り欠き5aが形成されると共に内径が
ウエハWの外径よりも小さく形成された馬蹄形状をなし
ており、その外周縁が図4に示すように各支柱41〜4
4に設けた4つの溝部45に挿入されて当該溝部45の
底面に水平に保持され、かつ溝部45の側面に当接して
いる。
【0018】また各ウエハ支持部材5における支柱4
3、44の間に位置する部分(ウエハWの搬出入側を前
側とすると後側部分)には、外径が他の部分よりも大き
くて外方側に突出し、中央部に貫通孔51(図3参照)
を備えた突片部50が形成されている。各ウエハ支持部
材5の貫通孔51には、ウエハ支持部材5の位置を固定
するための固定シャフト6が挿入されている(ただし図
1では支柱41と重なって見えない)。
【0019】この固定シャフト6の上部には、図2に示
すように天板31から下方に脱落しないように天板31
の貫通孔より大きな係止部61を介して係止される一
方、固定シャフト6の下部は底板2に固定されずに貫通
しており、これにより固定シャフト6を天板31から抜
き出すことができるように構成されている。各ウエハ支
持部材5の切り欠き5aは、ウエハボート3に対してウ
エハWの受け渡しを行うための搬送機構例えば搬送アー
ム21が進入される進入空間Sを構成している。以上の
ように構成されたウエハボート3は、図1に示すように
下部にフランジ部20を備えた保温筒2の上に着脱自在
に装着されており、この保温筒2はボートエレベータ2
2上に載置されている。このウエハボート3の上方側に
は縦型炉7が配置されている。71は縦型炉7内の図で
は見えない反応管内に所定のガスを供給するガス供給
管、72は反応管内を排気する排気管である。
【0020】次に上述の実施例の作用について説明す
る。先ず搬送アーム21により処理前のウエハWをウエ
ハ支持部材5の切り欠き5a(進入空間S)から当該ボ
ート3内に進入させ、ウエハ支持部材5の直上に位置さ
せ、次いで搬送アーム21をウエハボート3に対して相
対的にわずかに下降させることによりウエハWがウエハ
ボート3のウエハ支持部材5に受け渡される。これによ
りウエハWの周縁部がウエハ支持部材5の上面に面接触
される。
【0021】このようなウエハWの受け渡しを例えばウ
エハボート3の上段側から順次行い、ウエハボート3に
所定枚数例えば150枚搭載した後、ボートエレベータ
22を上昇させてウエハWを縦型炉7内にロードする。
例えば約1200℃の温度で熱処理を行う場合は、縦型
炉7内は例えば約800℃に加熱されており、ウエハW
がロードされた後約1200℃まで昇温され、所定の熱
処理が行われる。その後ボートエレベータ22が下降し
てウエハWがアンロードされ、上述と逆の操作でウエハ
Wがウエハボート3から取り出される。
【0022】このような実施例によれば、各ウエハW
は、円弧状に広がったウエハ支持部材5の広い面で面接
触により支持されるため、ウエハWに加わる内部応力が
小さく、またウエハWに反りがあって外周縁の一部が浮
いたとしても、残りの部分が周方向に沿った面で支持さ
れるので従来の4点支持の場合のようにウエハWの1ヶ
所に過大な荷重が加わることもなく、この結果スリップ
の発生を軽減することができる。そしてシリコンウエハ
の場合は、シリコンの融点が1410℃であることか
ら、約1000℃以上の温度で熱処理する場合に上述の
構成は非常に有効である。
【0023】またウエハ支持部材5の支持面が広いこと
からウエハWの外周縁に沿った温度分布の不均一も緩和
されるようになり、さらにウエハ支持部材5がウエハW
と同じ材質であるため熱処理時における両者の温度上昇
又は下降の度合いが同じになってウエハWの周縁部と中
心部との温度差が小さくなり、このため熱歪応力が相当
に緩和される。即ちウエハWとウエハ支持部材5とにつ
いて輻射熱に対する吸収率や熱伝導率が揃うので、ウエ
ハ支持部材5に接触している個所とそれ以外の個所との
熱歪(温度差)が抑えられ、このためこれに起因するス
リップの発生も軽減することができる。
【0024】またウエハ支持部材5は、固定シャフト6
を抜き出すことにより支柱41〜44に対して着脱自在
となっているので、製作が容易である。本発明ではウエ
ハ支持部材と支柱とを一体成形してもよいが、一体成形
の場合には形状にかなりの制約を受けるため、上述のよ
うに着脱自在とした方が得策である。
【0025】またウエハ支持部材5のメンテナンスが容
易であり、例えば一部のウエハ支持部材5が破損した場
合は、固定シャフト6を抜き出して破損したウエハ支持
部材5のみを除去して新しいものと交換することがで
き、全部を交換しなければならない場合に比較してきわ
めて経済的となる。更に後述のようにウエハ支持部材は
種々のタイプのものを製作できるので、ウエハの搬送方
法に応じてウエハ支持部材を交換することができる。
【0026】次に、他の実施例について説明する。図5
は他の実施例に係るウエハ支持部材を示し、この例で
は、独立した2つの半円弧状部材5A、5Bによりウエ
ハ支持部材5が構成されている。半円弧状部材5A、5
Bは、その外周縁が支柱41〜44に設けた溝部45に
挿入されて自重により水平に保持されるとともに、半円
弧状部材5A、5Bに夫々設けた貫通孔51A、51B
に固定シャフト6A、6Bが挿入されて位置が固定され
ている。一方の半円弧状部材5Aと他方の半円弧状部材
5Bとの間は、ウエハボート3に対してウエハWの受け
渡しを行うための搬送機構である搬送アーム21が進入
される進入空間Sを構成している。
【0027】図6はさらに他の実施例に係るウエハ支持
部材を示し、この例では、ウエハ支持部材5はリング状
の形態をなしている。この場合ウエハ支持部材5には図
1のような搬送アーム21が進入される進入空間Sが設
けられていないため、図1に示した搬送方式をそのまま
使用することができない。そのため図7に示すような突
き上げ装置8がボートステージ9の下方に配置される。
【0028】この突き上げ装置8は、固定台81に螺合
され、上端に突き上げ部82を備えたボールネジ83
と、固定台81に設けられたモータ84と、ボールネジ
83に螺合され、モータ84によりベルト85を介して
回転されるプーリ86とを有してなる。このような突き
上げ装置8を用いる場合、ウエハボート3をボートエレ
ベータ22とは別個に設けられたボートステージ9上に
載置し、搬送アーム21により処理前のウエハWを隣接
するウエハ支持部材5、5間に進入させ、ウエハ支持部
材5の直上に位置させる。次いでモータ84を駆動して
ボールネジ83を回転させることにより突き上げ部82
をウエハボート3内を上昇させ、搬送アーム21上のウ
エハWを下方から突き上げる。ウエハWが浮き上がった
状態で、搬送アーム21を引き出し、モータ84を逆回
転させて突き上げ部82を下降させ、ウエハWをウエハ
支持部材5に受け渡す。これによりウエハWの周縁部が
リング状のウエハ支持部材5の上面に面接触で支持され
る。このようなウエハWの受け渡しを例えばウエハボー
ト3の上段側から順次行い、ウエハボート3に所定枚数
例えば150枚搭載した後、ウエハボート3をボートエ
レベータ22に移し換えて、これを上昇させてウエハW
を縦型炉7内にロードし、所定の熱処理を行う。その後
ボートエレベータ22を下降させてウエハWをアンロー
ドし、上述と逆の操作でウエハWをウエハボート3から
取り出す。
【0029】このようにウエハの搬送方式が異なる場合
でも、ウエハ支持部材5が支柱41〜44に対して着脱
自在に設けられているので、天板31と底板32と支柱
41〜44とからなるウエハボート本体をそのまま利用
して、ウエハ支持部材5のみを適宜交換することによ
り、種々の搬送方式に容易に対応させることができ、い
わばユニバーサル型のウエハボートが得られる。
【0030】以上の実施例では、ウエハ支持部材をウエ
ハと同じ材質により構成し、かつ、複数の支柱にウエハ
支持部材を着脱自在に設けてウエハボートを構成した
が、これに限られることはなく、本発明は、ウエハ支
持部材をウエハと同じ材質で構成し、かつ、ウエハ支持
部材を支柱に固定して設ける構成、ウエハ支持部材を
ウエハとは異なる材質で構成し、かつ、ウエハ支持部材
を支柱に着脱自在に設ける構成、を採用してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、被処理体の内部応力が
緩和され、被処理体のスリップの発生を軽減できる。さ
らに、被処理体支持部材が支柱に着脱自在であるので、
製作が容易であり、また一部の被処理体支持部材が破損
した場合にもその交換が容易となり、加えて種々の搬送
方式に対応させて被処理体支持部材を容易に交換できる
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例に用いられる熱処理用ボートを
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例におけるウエハ支持部材を示す
平面図である。
【図4】熱処理用ボートの一部を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるウエハ支持部材を
示す平面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例におけるウエハ支持
部材を示す平面図である。
【図7】図5のウエハ支持部材を用いたウエハの搬送方
式を示す説明図である。
【図8】従来の縦型熱処理装置に用いられていた熱処理
用ボートの概観を示す斜視図である。
【図9】従来の縦型熱処理装置に用いられていた熱処理
用ボートの一部を示す断面図である。
【符号の説明】
W ウエハ(被処理体) 21 搬送アーム 3 ウエハボート 41〜44 支柱 45 溝部 5、5A、5B ウエハ支持部材(被処理体支持部材) 6 固定シャフト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の円形板状の被処理体を上下に間隔
    をおいて搭載すると共に被処理体の周囲に沿って複数の
    支柱が配列され、縦型熱処理炉内にて被処理体を熱処理
    するために用いられる熱処理用ボートにおいて、 前記複数の支柱の各々に上下に間隔おいて形成された多
    数の溝部と、 これら溝部にその外周縁が着脱自在に挿入され、前記被
    処理体の周縁部下面に面接触して当該被処理体を支持す
    る多数の円弧状またはリング状の支持部材と、これら支持部材に形成された貫通孔と、 各支持部材の貫通孔に挿入された固定シャフトと、を備
    え、 各支持部材は前記固定シャフトを介してボートに係止さ
    れていることを特徴とする熱処理用ボート。
  2. 【請求項2】 複数の支柱は天板及び底板の間に設けら
    れ、固定シャフトは天板から底板に亘って貫通し、上端
    部が天板に係止されていることを特徴とする請求項1記
    載の熱処理用ボート。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の熱処理
    用ボートを備えたことを特徴とする縦型熱処理装置。
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