JP3331893B2 - 圧電共振子およびそれを用いたフィルタおよびam受信回路 - Google Patents

圧電共振子およびそれを用いたフィルタおよびam受信回路

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JP3331893B2
JP3331893B2 JP01458297A JP1458297A JP3331893B2 JP 3331893 B2 JP3331893 B2 JP 3331893B2 JP 01458297 A JP01458297 A JP 01458297A JP 1458297 A JP1458297 A JP 1458297A JP 3331893 B2 JP3331893 B2 JP 3331893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧電共振子および
それを用いたフィルタに関し、特にたとえば、AMラジ
オに使用される中間周波フィルタなどに用いられる圧電
共振子およびそれを用いたフィルタおよびAM受信回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は従来の圧電共振子の一例を示す
斜視図である。圧電共振子1は、長方形の板状の圧電体
基板2を含む。圧電体基板2の両面には、電極3,4が
形成される。一方の電極3は、溝5によって圧電体基板
2の幅方向に2分割され、一方の電極部分3aと他方の
電極部分3bとが入出力端子6a,6bとして用いられ
る。また、他方の電極4は、グランド端子として用いら
れる。
【0003】この圧電共振子1は、電極3の2つの電極
部分3a,3bを入出力電極とすることにより、圧電素
子の長さ振動モードを利用している。このような圧電共
振子1の周波数特性が、図28および図29に示され
る。なお、図29は、図28の特性の共振周波数付近の
拡大図である。このように、長さ振動モードを利用する
ことにより、拡がり振動を利用した圧電共振子に比べて
小型化が可能である。
【0004】このような圧電共振子は、たとえばAMラ
ジオの中間周波フィルタとして用いられる。AM受信回
路では、混合回路において、受信した信号に局部発振回
路からの信号が混合される。混合回路の出力信号は中間
周波フィルタに通され、中間周波信号が取り出される。
得られた中間周波信号は中間周波増幅回路で増幅され、
さらに検波回路で検波される。そして、検波された信号
が低周波増幅回路で増幅されて、スピーカーが駆動され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラジオ
に外部から衝撃が加わった場合、図30に示すように、
圧電共振子に反りが生じる。このような反りが発生する
と、圧電体基板の一方側に伸びが生じ、他方側に縮みが
生じる。そのため、圧電体基板に逆極性の電荷が発生す
る。この電荷は入出力端子から信号として出力され、ラ
ジオの増幅器などに伝達される。そして、最終的にスピ
ーカーを駆動し、雑音の発生の原因となる。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、機
械的な衝撃が加わっても、不要な信号の出力が抑えられ
る圧電共振子およびそれを用いたフィルタおよびAM受
信回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、長方形の板
状の圧電体基板と、圧電体基板の両面に形成される電極
とを含み、少なくとも一方の電極が圧電体基板の幅方向
3分割され、かつ分割された電極の2つの外側部分は
圧電体基板の長手方向に延びる中心線に対して対称とな
るように形成され、一方の電極および他方の電極によっ
て2つの入出力端子およびグランド端子が構成される圧
電共振子であって、分割された前記電極は前記圧電体基
板の長手方向に延びる中心線に平行となるように3分割
された前記電極のそれぞれの前記外側部分の幅方向の長
さの合計と中央部分の幅方向の長さとがほぼ等しく、か
つ分割された前記電極の外側電極どうしの幅方向の長さ
がほぼ等しく、分割された電極2つの外側部分が接続
されて一方の入出力端子とし、中央部分の電極を他方の
前記入出力電極として用いられる、圧電共振子である
また、複数の圧電共振子を接続してフィルタを作製する
場合、複数の圧電共振子の中の少なくとも最終段に上述
の圧電共振子が用いられる。また、この発明は、受信信
号と局部発振回路からの信号とを混合するための混合回
路と、混合回路の出力信号から中間周波信号を取り出す
ための中間周波フィルタと、中間周波フィルタで得られ
た中間周波信号から音声信号を検波するための検波回路
とを含み、中間周波フィルタとして、上述の圧電共振子
またはフィルタが用いられる、AM受信回路である。
【0008】この圧電共振子を用いる場合、少なくとも
3分割された電極のうち、圧電体基板の長手方向に延び
る中心線に対して対称となる電極部分を接続して一方の
入出力端子を設け、他の全ての電極部分を用いて他方の
入出力端子を設けることにより、2つの入出力端子が形
成される。この圧電共振子では、圧電体基板の幅方向に
電極を分割することにより、圧電体基板に長さ振動を発
生させることができる。この長さ振動を利用して、フィ
ルタ特性を得ることができる。
【0009】このとき、外部の機械的な衝撃が加わっ
て、圧電体基板に反りが発生すると、一方の入出力端子
に接続された電極部分に逆極性の電荷が発生し、他方の
入出力端子に接続された電極部分にも逆極性の電荷が発
生する。したがって、圧電体基板の長手方向に延びる中
心線に対して対称となる電極部分を接続することによ
り、発生した逆極性の電荷が相殺される。
【0010】特に、圧電体基板の長手方向に延びる中心
線に平行となるように電極を3分割し、それぞれの外側
部分の幅方向の長さの合計と中央部分の幅方向の長さと
をほぼ等しくすれば、接続された外側部分と中央部分と
が等しい面積となる。そのため、分割された電極の外側
部分と中央部分とを2つの入出力端子とし、反対面の電
極をグランド端子とすれば、2つの入出力端子とグラン
ド端子との間の静電容量を等しくすることができる。な
お、分割された電極の外側部分の幅方向の長さの合計と
中央部分の幅方向の長さとが「ほぼ」等しいという理由
は、ダイサーなどを用いて加工するときに、目標値に対
して±20%の加工精度上の誤差があることに起因す
る。
【0011】また、圧電体基板の長手方向に延びる中心
線に平行となるように電極を3分割し、それぞれの外側
部分の幅方向の長さと中央部分の幅方向の長さとをほぼ
等しくすれば、異なる幅となるように電極を分割する場
合のように、極端に幅方向の長さが短い部分が存在しな
くなる。そのため、ダイサーなどを用いて微細加工を施
すときに、圧電体基板が欠けたり、電極剥離が発生した
りすることを防止することができる。なお、分割された
電極の外側部分の幅方向の長さと中央部分の幅方向の長
さとが「ほぼ」等しいという理由は、ダイサーなどを用
いて加工するときに、目標値に対して±20%の加工精
度上の誤差があることに起因する。
【0012】また、分割された電極に導電性の支持部材
が固定されている場合、パターン電極の形成された基板
上に、支持部材を介して圧電体基板が取り付けられる。
このとき、支持部材によって、圧電体基板のノード点以
外の部分は基板から離れた状態となり、圧電体基板の振
動が抑圧されない。
【0013】複数の圧電共振子を用いてフィルタを作製
する場合、少なくとも最終段にこの発明の圧電共振子が
用いられる。このとき、前段の圧電共振子に衝撃による
ノイズが発生しても、最終段の圧電共振子の共振周波数
と異なるため、フィルタからノイズが出力されない。
【0014】これらの圧電共振子やフィルタをAM受信
回路の中間周波フィルタとして使用すれば、外部からの
衝撃によるノイズが出力されず、スプリアス特性をよく
することができ、不要な電気的信号を除去することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、外部の機械的な衝撃
が加わっても、それによって発生した電荷が相殺される
ため、不要な信号の出力が抑えられる。特に、電極を3
分割し、外側部分の幅方向の長さの合計と中央部分の幅
方向の長さとをほぼ等しくすることにより、2つの入出
力端子とグランド端子の間の静電容量を等しくすること
ができ、2つの入出力端子のどちらを入力用および出力
用として用いても、同じ特性を得ることができるさら
に、支持部材を用いて圧電体基板をパターン電極の形成
された基板などに取り付けたとき、圧電体基板の振動が
抑圧されないため、良好な特性を得ることができる。
【0016】また、複数の圧電共振子を用いたフィルタ
において、この発明の圧電共振子を最終段に用いれば、
衝撃によって前段の圧電共振子にノイズが発生しても、
フィルタからのノイズの出力を抑えることができる。し
たがって、これらの圧電共振子やフィルタをAMラジオ
の中間周波フィルタとして使用すれば、幅スプリアスを
抑圧することができるので、不要な電気的信号を通すこ
とがなく、スピーカーからの雑音を低減することができ
る。
【0017】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の圧電共振子の
一例を示す斜視図である。圧電共振子10は、長方形の
板状の圧電体基板12を含む。圧電体基板12の両面に
は、それぞれ電極14,16が形成される。一方の電極
14側には、圧電体基板12の長手方向に向かって延び
る2つの溝18,20が形成される。これらの溝18,
20は、圧電体基板12の長手方向に延びる中心線に対
して、対称となるように形成される。図1に示す圧電共
振子10では、圧電体基板12の長手方向に延びる中心
線と平行となるように、溝18,20が形成されてい
る。これらの溝18,20によって、電極14は、3つ
の電極部分14a,14b,14cに分割される。な
お、溝18,20は、圧電体基板12の中心線に対して
対称であれば、必ずしも中心線に平行である必要はな
い。つまり、電極14の両外側の電極部分14a,14
bが、中心線に対して対称となるように形成されていれ
ばよい。
【0019】この圧電共振子10では、電極16がグラ
ンド端子として用いられる。また、電極14の外側の電
極部分14a,14cが接続され、一方の入出力端子2
2として用いられる。また、電極14の中央の電極部分
14bが、他方の入出力端子24として用いられる。そ
して、一方の入出力端子22に信号を入力することによ
り、圧電体基板12が長さ振動し、その共振周波数に対
応した信号が他方の入出力端子24から出力される。
【0020】このような圧電共振子10は、図2および
図3に示すように、3端子型の圧電部品とすることがで
きる。この圧電部品30は、絶縁体基板32を含む。絶
縁体基板32の一方面上には、2つのパターン電極3
4,36が形成される。これらのパターン電極34,3
6は、絶縁体基板32の長手方向の両端側から中央部に
向かって形成され、中央部において互いに対向するよう
に形成される。また、これらのパターン電極34,36
は、絶縁体基板32の側面から他方面側に回り込むよう
に形成される。そして、絶縁体基板32の他方面側にお
いて、2つの入出力リード端子38,40が、パターン
電極34,36に接続される。
【0021】絶縁体基板32の一方面上には、パターン
電極34,36が対向する部分を除いて、絶縁層42が
形成される。そして、絶縁体基板32の中央部で対向す
るパターン電極34,36には、支持部材44を介し
て、圧電共振子10が取り付けられる。支持部材44
は、図4に示すように、3つの部分46,48,50で
構成される。それぞれの部分46,48,50は、圧電
体基板12の長手方向の中央部において、電極部分14
a,14b,14cに取り付けられる。このとき、外側
の電極部分14a,14cに取り付けられる支持部材4
4の部分46,50には、圧電体基板12の長手方向の
一方側に導電部46a,50aが形成され、他方側に絶
縁部46b,50bが形成される。反対に、中央の電極
部分14bに取り付けられる支持部材44の部分48に
は、圧電体基板12の長手方向の他方側に導電部48a
が形成され、一方側に絶縁部48bが形成される。した
がって、電極部分14a,14cと電極部分14bと
は、圧電体基板12の長手方向に関して、支持部材44
の異なる部分で導電している。
【0022】このような支持部材44を用いることによ
り、外側の電極部分14a,14cは一方のパターン電
極34に電気的に接続され、中央の電極部分14bは他
方のパターン電極36に電気的に接続される。したがっ
て、これらの電極部分14a,14cは一方の入出力リ
ード端子38に電気的に接続され、電極部分14bは他
方の入出力リード端子40に電気的に接続される。
【0023】また、電極16の中央部には、リード線5
2が取り付けられる。さらに、圧電共振子10上には、
金属キャップ54が被せられる。このとき、導電ワイヤ
52と金属キャップ54とが、導電ペースト56によっ
て接続される。さらに、金属キャップ54には、グラン
ド用リード端子58が取り付けられる。したがって、圧
電共振子10の電極16とグランド用リード端子58と
が、電気的に接続される。なお、絶縁層42が形成され
ていることにより、金属キャップ54とパターン電極3
4,36とは、電気的に絶縁されている。そして、絶縁
体基板32および金属キャップ54の外側を覆うように
して外装材60が形成されることによって、圧電部品3
0が形成される。
【0024】このような圧電部品30では、圧電共振子
10のノード点である中央部が支持部材44で支持され
ているため、圧電体基板12の長さ振動が抑圧されず、
良好な特性を得ることができる。なお、図4において、
圧電共振子10には、圧電体基板12の幅方向に延びる
2つの溝62が形成されているが、これらの溝62は、
圧電体基板12の長手方向の両端から、その全長の1/
6だけ内側の部分に形成されている。これらの溝62を
形成することにより、第3高調波の発生を防止すること
ができる。
【0025】この圧電共振子10に外部から衝撃が加わ
った場合、たとえば図5に示すように、圧電体基板12
に反りが生じる。このとき、圧電体基板12の長手方向
に延びる中心線を境として、一方側に延びが生じ、他方
側に縮みが生じる。そのため、たとえば圧電体基板12
の延びが生じた部分に正電荷が発生し、縮みが生じた部
分に負電荷が発生する。しかしながら、電極14の外側
の電極部分14a,14cが接続されているため、発生
した正電荷および負電荷が相殺される。また、電極14
の中央の電極部分14bでは、圧電体基板12の中心線
の両側で発生した逆極性の電荷が相殺され、入出力端子
22,24から外部衝撃による信号が出力されない。
【0026】また、図6に示すように、圧電体基板12
の両面の電極14,16の両方を3つの電極部分に分割
してもよい。この場合、たとえば、電極14の中央部分
14bが、一方の入出力端子22として用いられる。そ
して、電極14の外側の電極部分14a,14cが電極
16の中央の電極部分16bに接続され、これらが接地
用として用いられる。さらに、電極16の外側の電極部
分16a,16cが接続され、他方の入出力端子24と
して用いられる。このような圧電共振子10において
も、圧電体基板12に反りが生じたときに、電極14の
外側の電極部分14a,14cに発生する電荷が相殺さ
れ、中央の電極部分14bに発生する電荷も相殺され
る。同様に、電極16の外側の電極部分16a,16c
に発生する電荷が相殺され、中央の電極部分16bに発
生する電荷が相殺される。したがって、圧電共振子10
に外部衝撃が加わっても、その外部衝撃による信号が入
出力端子22,24から出力されない。
【0027】このように、これらの圧電共振子10は、
外部衝撃によって発生する信号を抑えることができる。
したがって、この圧電共振子10をAMラジオの中間周
波フィルタとして用いたときに、外部衝撃によってスピ
ーカーから発生する雑音を抑えることができる。しか
も、図7,図8および図9,図10に示すように、従来
の圧電共振子に比べて、共振周波数における減衰量がほ
ぼ同じであり、しかもスプリアスの小さい特性を得るこ
とができる。なお、図7,図8は図1に示す圧電共振子
10の特性であり、図9,図10は図6に示す圧電共振
子10の特性である。そして、図8は図7に示す特性の
共振周波数付近の拡大図であり、図10は図9に示す特
性の共振周波数付近の拡大図である。
【0028】これらの圧電共振子10について、図1に
座標を示すように、圧電体基板12の幅方向をX方向、
長手方向をY方向、厚み方向をZ方向としたとき、各方
向に10G(重力加速度の10倍)で1kHzの振動を
与えて、出力端子と接地電極との間の出力信号を測定し
た。この測定結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1からわかるように、従来の圧電共振子
に比べて、本発明の圧電共振子10はノイズの発生が少
ないことがわかる。特に、X方向に振動を与えたときに
は、従来の圧電共振子では10.2mVのノイズが発生
したのに対し、本発明の圧電共振子10では0.7mV
のノイズしか発生していない。このように、この発明に
よれば、外部衝撃が加わっても、ノイズの発生の少ない
圧電共振子10を得ることができる。
【0031】なお、図1に示す圧電共振子10におい
て、外側の電極部分14a,14cの幅方向の長さの合
計と、中央の電極部分14bの幅方向の長さとがほぼ等
しくなるようにすれば、外側の電極部分14a,14c
の合計面積と、中央の電極部分14bの面積とが等しく
なる。外側の電極部分14a,14cを接続して一方の
入出力端子22とし、中央の電極部分14bが他方の入
出力端子24として用いられるため、入出力端子22と
他方の電極16との間の静電容量と、入出力端子24と
他方の電極16との間の静電容量とが等しくなる。した
がって、入出力端子22,24のどちらを入力用および
出力用に用いても、同じ特性を得ることができる。その
ため、たとえば図2に示すような圧電部品にした場合、
入出力端子38,40を入力用および出力用として区別
する必要がない。
【0032】また、それぞれの外側の電極部分14a,
14cの幅方向の長さと、中央の電極部分14bの幅方
向の長さとがほぼ等しくなるようにすれば、極端に幅方
向の長さが短い部分が存在しなくなる。そのため、ダイ
サーなどを用いて微細加工を施すときに、圧電体基板1
2が欠けたり、電極14の剥離が発生したりすることを
防止することができる。したがって、加工時の破損を防
止することができ、容易に圧電共振子10を製造するこ
とができる。
【0033】また、図11に示すように、2つの圧電共
振子10を用いて、フィルタを作製することができる。
フィルタ70は、たとえば絶縁体基板72を含む。絶縁
体基板72上には、入力用パターン電極74,出力用パ
ターン電極76および接地用パターン電極78が形成さ
れる。入力用パターン電極74および出力用パターン電
極76は、絶縁体基板72の両端付近に、互いに平行す
るように形成される。また、接地用パターン電極78
は、入力用パターン電極74および出力用パターン電極
76の間に形成される。これらの入力用パターン電極7
4,出力用パターン電極76および接地用パターン電極
78は、絶縁体基板72の一端側から対向する他端側に
向かって延びるように形成される。さらに、絶縁体基板
72の側面には、外部回路との接続のための外部端子8
2が形成される。これらの外部端子82には、入力用パ
ターン電極74,出力用パターン電極76および接地用
パターン電極78などが接続される。
【0034】接地用パターン電極78上には、2つの圧
電共振子10が載置される。そして、導電接着剤84な
どによって、圧電共振子10の電極16と接地用パター
ン電極78とが接続される。さらに、一方の圧電共振子
10の電極14の外側の電極部分14a,14cが、リ
ード線によって入力用パターン電極74に接続される。
また、他方の圧電共振子10の電極14の外側の電極部
分14a,14cが、リード線によって出力用パターン
電極76に接続される。そして、それぞれの圧電共振子
10の電極14の中央の電極部分14bが、リード線で
接続される。さらに、これらの圧電共振子10の上に
は、金属キャップ86などが被せられる。
【0035】このフィルタ70では、2段の圧電共振子
10によって、フィルタが形成されている。このような
複数段のフィルタ70においても、上述の圧電共振子1
0と同様の作用によって、外部衝撃による信号の出力を
抑制することができる。
【0036】また、図4に示すような支持部材44を用
いて、絶縁体基板72上に圧電共振子10を取り付けて
もよい。この場合、図12に示すように、入力用パター
ン電極74および出力用パターン電極76が、絶縁体基
板72の両端部から中央部に延びるように形成される。
さらに、これらの入力用パターン電極74および出力用
パターン電極76に対向するようにして、共通電極88
が形成される。また、絶縁体基板72の一端から他端に
向かって、接地用パターン電極78が形成される。
【0037】そして、支持部材44を介して、入力用パ
ターン電極74と共通電極88との間に1つの圧電共振
子10が取り付けられる。また、別の支持部材44を介
して、出力用パターン電極76と共通電極88との間に
別の圧電共振子10が取り付けられる。これによって、
2つの圧電共振子10の中央部の電極部分14bが、共
通電極88で接続される。また、それぞれの圧電共振子
10の外側の電極部分14a,14cが、入力用パター
ン電極74および出力用パターン電極76に接続され
る。さらに、リード線などによって、2つの圧電共振子
10の電極16が、接地用パターン電極78に接続され
る。また、絶縁体基板72上に、絶縁層90を介して金
属キャップ86が載置される。このようなフィルタ70
では、圧電共振子10のノード点である中央部が支持部
材44で支持され、その他の部分が絶縁体基板72から
離れた状態にあるため、圧電共振子10の長さ振動が抑
圧されず、良好な特性を得ることができる。
【0038】さらに、図13に示すように、2段の圧電
共振子を用いたフィルタ70において、初段に従来の圧
電共振子1を使用し、最終段のみをこの発明の圧電共振
子10にしてもよい。このようなフィルタ70では、外
部衝撃によって初段の圧電共振子1から信号が出力され
ても、そのような信号は最終段の圧電共振子10の共振
周波数と異なるため、出力用パターン電極76からは出
力されない。このように、この発明の圧電共振子10を
用いれば、外部衝撃が加わっても、不要な信号が出力さ
れないフィルタを得ることができる。
【0039】また、図14に示すように、初段に圧電体
基板の両面の電極を分割した圧電共振子10を使用し、
最終段に一方の電極のみを分割した圧電共振子10を使
用したフィルタ70についても、外部衝撃によって発生
する電荷が相殺される。したがって、このフィルタ70
においても、外部衝撃によって、不要な信号が出力され
ない。なお、図14に示すフィルタ70において、一方
の電極のみを分割した圧電共振子10を初段に使用し、
両面の電極を分割した圧電共振子10を最終段に使用し
てもよい。
【0040】このようなフィルタの特性を比べるため
に、この発明の圧電共振子10を2つ接続したフィルタ
70の特性を図15および図16に示した。また、入力
側に従来の圧電共振子1を使用し、出力側にこの発明の
圧電共振子10を使用したフィルタ70の特性を図17
および図18に示した。さらに、入力側に圧電体基板の
両面の電極を分割した圧電共振子10を使用し、出力側
に一方の電極を分割した圧電共振子10を使用したフィ
ルタ70の特性を図19および図20に示した。また、
従来の圧電共振子1を2つ接続したフィルタの特性を図
21および図22に示した。これらの特性図から、それ
ぞれのフィルタの特性はほぼ同等であることがわかる。
【0041】さらに、これらのフィルタに振動を与えて
試験を行ったところ、従来の圧電共振子を2つ用いたフ
ィルタでは、最大10.2mVの信号が出力されたのに
対し、この発明の圧電共振子10を一方または両方に用
いたフィルタでは、最大0.7mVの信号しか出力され
なかった。この試験から、この発明の圧電共振子10を
使用することにより、外部衝撃に影響されにくいフィル
タを得られることがわかる。
【0042】特に、図14に示すように、両面の電極1
4,16を分割した圧電共振子を用いた場合、図20に
示すように、共振周波数の両側に減衰極が生じ、理想的
なフィルタ特性を得ることができる。
【0043】このような圧電共振子10やフィルタ30
は、図23に示すように、AM受信回路に用いられる。
AM受信回路100は、アンテナ102を含む。アンテ
ナ102は、混合回路104に接続される。さらに、混
合回路104には、局部発振回路106が接続される。
そして、混合回路104において、受信した信号と局部
発振回路106の信号とが混合される。混合回路104
は、中間周波フィルタ108に接続される。そして、中
間周波フィルタ108は中間周波増幅回路110に接続
され、さらに中間周波増幅回路110は検波回路112
に接続される。検波回路112は低周波増幅回路114
に接続され、低周波増幅回路114の出力信号によって
スピーカー116が駆動される。このAM受信回路10
0の中間周波フィルタ108として、上述の圧電共振子
10またはフィルタ70が使用される。
【0044】受信した信号は、混合回路104におい
て、局部発振回路106の信号と混合される。ここで、
受信信号と局部発振回路106の信号との周波数差の成
分を有する中間周波信号ができる。そして、中間周波フ
ィルタ108において、中間周波信号のみが取り出され
る。この中間周波信号の周波数は、日本では455kH
zに定められている。中間周波信号は受信電波と同じよ
うな変調内容を含んでいるので、検波回路112で検波
することによって、変調内容を取り出すことができる。
このような変調内容を含む低周波信号が検波回路112
から出力され、この低周波信号が低周波増幅回路114
で増幅される。この低周波増幅回路114の出力信号に
よってスピーカー116が駆動され、スピーカー116
から音声が出力される。
【0045】このようなAM受信回路100の中間周波
フィルタ108として、この発明の圧電共振子10やフ
ィルタ70を使用すれば、外部衝撃による信号の出力を
防止でき、幅スプリアスを抑圧できるので、不要な電気
的信号を通すことがなく、スピーカーからの雑音を低減
することができる。
【0046】なお、電極14の分割方法としては、外側
部分14a,14cから出力される逆極性の電荷が相殺
され、中央部分14bから出力される逆極性の電荷が相
殺されるようにすればよい。つまり、外側部分14a,
14cの面積が等しく、中央部分14bの中の逆極性の
電荷が発生する部分の面積が等しくなっていればよい。
したがって、圧電体基板12の中心線に対して対称な部
分で電極14が分割されていればよく、その分割部分が
平行である必要はない。また、電極14を分割するため
には、必ずしも溝を形成する必要はなく、平板状の圧電
体基板12に全面電極を形成し、エッチングなどによっ
て電極14または電極16のみを分割してもよい。
【0047】また、電極14や電極16の分割方法とし
ては、たとえば4分割または5分割など、3分割以上に
分割してもよい。たとえば図24に示すように、電極1
4を4つの部分14a〜14dに分割した場合、外側の
電極部分14a,14dが接続されて、一方の入出力電
極22として用いられる。また、内側の電極部分14
b,14cが接続されて、それが他方の入出力端子24
として用いられる。この場合、外側の電極部分14a,
14bが、圧電体基板14の長手方向に延びる中心線に
対して対称となるように形成され、かつ内側の電極部分
14b,14c中心線に対して対称である必要があ
。これらの電極部分14b,14cが接続されること
により、外部衝撃などによって発生する逆極性の電荷を
相殺することができる。
【0048】さらに、図25に示すように、電極14を
5つの部分14a〜14eに分割してもよい。この場
合、たとえば外側の電極部分14a,14eが接続され
て、一方の入出力端子22として用いられる。また、内
側の3つの電極部分14b,14c,14dが接続され
て、他方の入出力端子24として用いられる。この場
合、外側の電極部分14a,14eが、圧電体基板14
の長手方向に延びる中心線に対して対称となるように形
成され、かつ内側の電極部分14b,14c,14d
中心線に対して対称である必要がある。これらの電極部
分14b,14c,14dが接続されることにより、外
部衝撃などによって発生する逆極性の電荷を相殺するこ
とができる。
【0049】また、電極14を5分割した場合、図26
に示すように、外側の電極部分14a,14eと中央の
電極部分14cとが接続されて、一方の入出力端子22
として用いることができる。このとき、残りの電極部分
14b,14dが接続されて、他方の入出力端子24と
して用いられる。このような接続方法を採用する場合、
外部衝撃などによって発生する逆極性の電荷を相殺する
ためには、圧電体基板12の長手方向に延びる中心線に
対して対称となる部分で電極14を分割する必要があ
る。
【0050】なお、電極14を3分割以上に分割する場
合においても、一方の入出力端子22に接続される電極
部分の合計面積と、他方の入出力端子24に接続される
電極部分の合計面積とがほぼ等しくなるようにすれば、
2つの入出力端子22,24と電極16との間の静電容
量を等しくすることができ、2つの入出力端子22,2
4のどちらを入力用および出力用に用いても、同じ特性
を得ることができる。また、全ての電極部分の幅方向の
長さを等しくすれば、極端に幅方向の長さが短い部分が
存在しなくなり、ダイサーなどで微細加工を施すとき
に、圧電体基板や電極の破損を防止することができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧電共振子の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す圧電共振子を用いた3端子型の圧電
部品を示す斜視図である。
【図3】図2に示す圧電部品の分解斜視図である。
【図4】図2に示す圧電部品に用いられる圧電共振子を
示す斜視図である。
【図5】図1に示す圧電共振子に外部から衝撃が加わっ
たときの状態を示す図解図である。
【図6】この発明の圧電共振子の他の例を示す側面図で
ある。
【図7】図1に示す圧電共振子の周波数特性を示すグラ
フである。
【図8】図7に示す周波数特性の共振周波数付近の拡大
図である。
【図9】図6に示す圧電共振子の周波数特性を示すグラ
フである。
【図10】図9に示す周波数特性の共振周波数付近の拡
大図である。
【図11】図1に示す圧電共振子を2つ用いたフィルタ
の一例を示す斜視図である。
【図12】図1に示す圧電共振子を2つ用いたフィルタ
の他の例を示す分解斜視図である。
【図13】図1に示す圧電共振子を最終段に用いたフィ
ルタの例を示す斜視図である。
【図14】図6に示す圧電共振子を初段に用い、図1に
示す圧電共振子を最終段に用いたフィルタの例を示す図
解図である。
【図15】図1に示す圧電共振子を2つ接続したフィル
タの周波数特性を示すグラフである。
【図16】図15に示す周波数特性の共振周波数付近の
拡大図である。
【図17】図1に示す圧電共振子を最終段に用いたフィ
ルタの周波数特性を示すグラフである。
【図18】図17に示す周波数特性の共振周波数付近の
拡大図である。
【図19】図6に示す圧電共振子を初段に使用し、図1
に示す圧電共振子を最終段に用いたフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
【図20】図19に示す周波数特性の共振周波数付近の
拡大図である。
【図21】従来の圧電共振子を2つ接続したフィルタの
周波数特性を示すグラフである。
【図22】図21に示す周波数特性の共振周波数付近の
拡大図である。
【図23】この発明の圧電共振子またはフィルタを中間
周波フィルタとして用いたAM受信回路を示すブロック
図である。
【図24】圧電共振子の電極を4分割した例を示す斜視
図である。
【図25】圧電共振子の電極を5分割した例を示す斜視
図である。
【図26】圧電共振子の電極を5分割して接続方法を変
えた例を示す斜視図である。
【図27】従来の圧電共振子の一例を示す斜視図であ
る。
【図28】図27に示す従来の圧電共振子の周波数特性
を示すグラフである。
【図29】図28に示す周波数特性の共振周波数付近の
拡大図である。
【図30】図27に示す従来の圧電共振子に外部から衝
撃が加わったときの状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 圧電共振子 12 圧電体基板 14 電極 16 電極 18 溝 20 溝 22 入出力端子 24 入出力端子 30 圧電部品 70 フィルタ 44 支持部材 100 AM受信回路 102 アンテナ 104 混合回路 106 局部発振回路 108 中間周波フィルタ 110 中間周波増幅回路 112 検波回路 114 低周波増幅回路 116 スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/17 H03H 9/54

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の板状の圧電体基板、および前記
    圧電体基板の両面に形成される電極を含み、 少なくとも一方の前記電極が前記圧電体基板の幅方向
    3分割され、かつ分割された前記電極の2つの外側部分
    は前記圧電体基板の長手方向に延びる中心線に対して対
    称となるように形成され、 一方の前記電極および他方の前記電極によって2つの入
    出力端子およびグランド端子が構成される圧電共振子で
    あって、分割された前記電極は前記圧電体基板の長手方向に延び
    る中心線に平行となるように3分割された前記電極のそ
    れぞれの前記外側部分の幅方向の長さの合計と中央部分
    の幅方向の長さとがほぼ等しく、かつ分割された前記電
    極の外側電極どうしの幅方向の長さがほぼ等しく、 分割された前記電極前記外側部分が接続されて一方の
    前記入出力端子とし、中央部分の電極を他方の前記入出
    力電極として用いられる、圧電共振子。
  2. 【請求項2】 前記圧電体基板のノード点において、分
    割された前記電極に導電性の支持部材が固定され、分割
    された前記電極が前記支持部材によって絶縁体基板上に
    形成されたパターン電極に接続された、請求項1に記載
    の圧電共振子。
  3. 【請求項3】 複数の圧電共振子を接続したフィルタで
    あって、複数の前記圧電共振子の中の少なくとも最終段
    が請求項1または請求項のいずれかに記載の圧電共振
    子である、フィルタ。
  4. 【請求項4】 受信信号と局部発振回路からの信号とを
    混合するための混合回路、前記混合回路の出力信号から
    中間周波信号を取り出すための中間周波フィルタ、およ
    び前記中間周波フィルタで得られた中間周波信号から音
    声信号を検波するための検波回路を含み、 前記中間周波フィルタとして、請求項1または請求項
    のいずれかに記載の圧電共振子または請求項に記載の
    フィルタが用いられる、AM受信回路。
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