JPH03289708A

JPH03289708A - 圧電部品

Info

Publication number: JPH03289708A
Application number: JP9122590A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Tanaka; 田中　康廣
Original assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1990-04-05
Filing date: 1990-04-05
Publication date: 1991-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】意粟圭生腓里公立本発明は、圧電基板の両面に形成された振動電極と取出
電極とが、接続電極を介して接続された圧電部品に関す
る。

災来企且歪上記のような圧電部品としては、例えば第７図に示すよ
うな共振子がある。

共振子は、圧電基板５１と、この圧電基板５１の上下面
に設けられた保護基板５２とを有している。上記圧電基
板５１の上下面５１ａ・５１ｂにおける略中央部には、
それぞれ振動電極５３が形成される一方、上記上下面５
１ａ・５１ｂの一方端にはそれぞれ取出電極５４が形成
されている。

そして、この取出電極５４と上記振動電極５３とはそれ
ぞれ接続電極５５によって接続されている。

が　゛しよ゛と　るところで、上記圧電基板５１と保護基板５２とは接着剤
によって固定されているが、接着する際第８図に示すよ
うに、接続電極５５や取出電極５４の側面に空洞部６０
が形成されることになる。

このため、共振子を多湿雰囲気で使用した場合には、接
続電極５５や取出電極５４の側面に沿って、天府Ａ−Ｂ
で示す如く水分が侵入することになる。

加えて、共にセラミックから成る圧電基板５１と保護基
板５２との接着力に比べて、接続電極５５や取出電極５
４と保護基板５２との接着力は弱くなる。このため、電
極５４・５５と保護基板５２との間からも水分が侵入す
ることになる。この結果、振動電極５３に水分が付着す
ることとなり、圧電部品の特性が劣化するという課題を
有していた。

本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、振動
電極に水分が付着するのを抑制し、圧電部品の特性の向
上を図ることができる圧電部品を提供することを目的と
する。

１　　１　　るための本発明は上記目的を達成するために、圧電基板の両面に
形成された振動電極と、圧電基板の両面に形成され外部
電極と接続された取出電極とが接続電極を介して接続さ
れると共に、上記圧電基板と圧電基板を挟むように設け
られた保護部材とが接着剤により固定された圧電部品に
おいて、前記接続電極が湾曲形状を成していることを特
徴とする。

罫−−−星上記構成の如く、振動電極と取出電極とを接続する接続
電極が湾曲形状であれば、取出電極と振動電極との距離
が長くなる。したがって、接続電極及び取出電極の側面
に形成された空洞部や、接続電極及び取出電極と保護基
板との隙間から水分が侵入した場合であっても、水分が
振動電極に到達し難くなる。

穿ユ」墨虹閣本発明の第１実施例を、第１図及び第２図に基づいて、
以下に説明する。第１図は共振子を正面側から見たとき
の斜視図、第２図は第１図の発振子の分解斜視図（外部
電極は図示せず）である。

第２図に示すように、共振子は、圧電基板２と、セラミ
ックから成る保護基板３・４とを有しており、この圧電
基板２は上記圧電基板２の上下面に接着されるような構
造である。

上記圧電基板２の上下面２ａ・２ｂにおける略中央部に
は、それぞれ振動電極５・６が形成されており、これら
振動電極５・６に信号電圧が印加されると例えば厚み滑
りモードの圧電振動が励起されるようになっている。ま
た、上記上下面２ａ・２ｂの一方端にはそれぞれ取出電
極７・８が形成されており、取出電極７・８と上記振動
電極５・６とはそれぞれ湾曲形状の接続電極９・工０に
よって接続されている。

一方、前記保護基板３・４の接着面における振動電極５
・６に臨む位置には、振動電極５・６より若干大きな空
洞１１・１２が形成されており、これら空洞１工・工２
によって圧電基板２の振動が許容される。

前記圧電基板２と保護基板３・４とから威る発振子本体
工両側面と、これら両側面に連なる前後面、上下面には
、第１図に示すように、前記取出電極７・８と電気的に
接続された外部電極１３・工４が形成されている。

ところで、上記の如く取出電極７・８と振動電極５・６
とを接続する接続電極９・１０が湾曲形状であれば、取
出電極７・８と振動電極５・６との距離が長くなる。し
たがって、接続電極９・１０及び取出電極７・８の側面
に形成された空洞部や、接続電極９・１０及び取出電極
７・８と保護基板３・４との隙間から水分が侵入した場
合であっても、水分が振動電極５・６に到達し難くなる
。

これにより、共振子の特性が劣化するのを抑制すること
ができる。

尚、上記の効果を得るためには、なるべく接続電極９・
１０を大きく湾曲させることが好ましい。

このためには、振動電極５・６に十分な信号電流を印加
できる程度の太さとなるように接続電極９・ｌＯを構成
する必要がある。

第１１益班本発明の第２実施例を、第３図乃至第６図に基づいて、
以下に説明する。第３図は容量内蔵型チップ発振子の斜
視図、第４図はチップ発振子の分解斜視図（外部電極、
アース電極は図示せず）、第５図（ａ）（ｂ）はセラ壽
ツク基板を示す図であり、同図（ａ）は上面図、同図（
ｂ）は下面図、第６図は容量内蔵型チップ発振子の等価
回路図である。

第４図に示すように、容量内蔵型チップ発振子は、圧電
基板３２と、この圧電基板３２が固定されるセラミンク
基板３３と、セラミックから威り上記圧電基板３２に接
着されるカバー基ｔＦｉ、３４とを有している。

上記圧電基板３２の上下面には電極２５・２６が形成さ
れており、電極２５・２６の重なり部分３７により振動
電極が構成される。そして、これら振動電極に信号電圧
が印加されると例えば厚み滑りモードの圧電振動が励起
されるようになっている。

前記セラミック基板３３の内側面には、第５図（ａ）に
示すように、容量形成用電極３５・３６が形成されてい
る。そして、この容量形成用電極３５・３６の端部には
、上記電極２５・２６が半田付けされるような構成であ
る。また、セラミック基板３３の内側面の両端には、取
出電極４０・４１が形成されており、この取出電極４０
・４１と上記容量形成用電極３５・３６とは湾曲形状を
威す接続電極４２・４３により接続されている。

この接続電極４２・４３の湾曲部分は前記カバー基板３
４の接着部に位置している。

一方、セラミック基板３３の外側面には、第５図（ｂ）
に示すように、容量形成用電極３７が形成されており、
この容量形成用電極３７と上記容量形成用電極３５・３
６との対向部分３８・３９によりコンデンサが構成され
る。

上記取出電極４０・４１は、第３図に示すように、上記
３つの基板３２・３３・３４から成る発振子本体２８の
両側面と、これら両側面に連なる前後面、下面に形成さ
れた外部電極２８・２９と電気的に接続されている。ま
た、上記容量形成用電極３７は発振子本体４１の前後面
、下面に形成されたアース電極４４と接続されている。

尚、上記構造の容量内蔵型チップ発振子の等価回路は、
第６図に示すように、入力端子４５は共振子４６を介し
て出力端子４７と接続されており、上記共振子４６の両
端はコンデンサ４８・４９を介してアースされるような
構造である。

ここで、前記セラミック基板３３とカバー基板３４との
接着部に位置する接続電極４２・４３は、湾曲形状であ
るので、前記第１実施例と同様、水分が振動電極５・６
に到達し難くなる。

４゜見ｌ庇ｌ媚果以上説明したように本発明によれば、水分が振動電極に
到達し難くなって、圧電部品の特性が劣化するのを抑制
することができるので、圧電部品の特性を飛躍的に向上
させることができという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は共振子を正面側から見たときの斜視図、第２図
は共振子の分解斜視図（外部電極は図示せず）、第３図
は容量内蔵型チップ発振子の斜視図、第４図はチップ発
振子の分解斜視図（外部電極。アース電極は図示せず）、第５図（ａ）（ｂ）はセラミ
ック基板を示す図であり、同図（ａ）は上面図、同図（
ｂ）は下面図、第６図は容量内蔵型チップ発振子の等価
回路図である。３４・・・カバー基板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）圧電基板の両面に形成された振動電極と、圧電基
板の両面に形成され外部電極と接続された取出電極とが
接続電極を介して接続されると共に、上記圧電基板と圧
電基板を挟むように設けられた保護部材とが接着剤によ
り固定された圧電部品において、前記接続電極が湾曲形状を成していることを特徴とする
圧電部品。