JP3331645B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

Info

Publication number
JP3331645B2
JP3331645B2 JP34191392A JP34191392A JP3331645B2 JP 3331645 B2 JP3331645 B2 JP 3331645B2 JP 34191392 A JP34191392 A JP 34191392A JP 34191392 A JP34191392 A JP 34191392A JP 3331645 B2 JP3331645 B2 JP 3331645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
message
telephone line
sensor
remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34191392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06188969A (ja
Inventor
真一 阪口
裕二 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP34191392A priority Critical patent/JP3331645B2/ja
Publication of JPH06188969A publication Critical patent/JPH06188969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3331645B2 publication Critical patent/JP3331645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内もしくは事務所
内に発生した火災、不法侵入なの異常事態を検知して、
その異常事態の内容を遠隔地から電話回線を介して聴取
することのできる留守番電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、事務所、ビル等に火災、不法
侵入、ガス漏れなどの異常事態が発生すると、それを検
知して警備会社に通報するサービス(以下、セキュリテ
ィサービスと称する)が利用されている。このセキュリ
ティサービスは警備会社と契約をしている事務所、ビル
等に上記のような異常事態が発生すると、そこに設置さ
れたセンサーが異常事態を検知し、電話回線などを介し
て警備会社に自動的に通報し、警備会社の職員がその異
常事態に対応するというものである。
【0003】また、特開平2−274642号公報に開
示されているように自動車の盗難防止装置も考えられて
いる。これは自宅から離れた一般の駐車場に自動車を駐
車している場合にこの自動車が移動される、もしくはド
アが無理に開けられたりすると、そのことをセンサーが
検知して、自動車に設置された移動体電話がその自動車
の所有者宅に自動的に電話をし、自動車に発生した異常
事態を報知するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記セ
キュリティサービス、自動車の盗難防止装置はいずれも
異常が発生して初めて警備会社もしくは所有者に通報す
るものであり、セキュリティーサービスに於いては異常
事態がいつ発生しても警備会社が対応するという利点は
あるものの、そのサービス料金が高く、一般家庭向きで
はない。
【0005】また、自動車の盗難防止装置に於いては、
前述のようなサービス料金は発生しないものの、留守な
どで自宅に人がいない場合は、異常事態を知らせる電話
がかかってきてもまったく対応できないという欠点があ
る。
【0006】本発明は上記従来技術に鑑みてなされたも
ので、留守番電話装置の遠隔操作機能を利用すること
で、特別高額な費用も発生せず、出先がどこであろうと
簡単にいつでも留守宅の異常事態の発生の有無をメッセ
ージで確認することができる留守番電話装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に
本発明の留守番電話装置は、電話回線から入力されるリ
ング信号を検出するリング信号検出手段と、前記リング
信号検出手段から出力される信号により前記電話回線を
閉結するインターフェイス回路と、電話回線から入力さ
れるリモート信号を検出するリモート信号検出手段と、
異常を検出するセンサーと、前記センサーが検出信号を
出力したときに前記リモート信号検出手段がリモート信
号を検出すると前記センサーが検出信号を出力したこと
を示す信号を送出し、前記センサーが検出信号を出力し
ていないときに前記リモート信号検出手段がリモート信
号を検出すると、前記入来メッセージ録音手段に録音さ
れたメッセージを送出するよう制御する制御手段から構
成されている。
【0008】
【作用】この構成によって、センサーが異常を示す信号
を出力したときにリング信号検出手段がリング信号を検
出すると、インターフェイス回路が直ちに電話回線を閉
結するよう制御手段が制御し、センサーが異常を示す信
号を出力していないときにリング信号検出手段がリング
信号を検出すると、入来メッセージ録音手段に録音され
たメッセージを送出することとなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に於ける留守番電
話装置の構成を示すブロック図、図2及び図3はその動
作を示すフローチャート、図4は本装置の設置状況を示
す図である。図1において、1は電話回線、2は電話回
線1とのインターフェイス回路、3は電話回線1から入
力されるリング信号を検出するリング信号検出手段、4
は入力される信号を増幅してインターフェイス回路2を
介して電話回線1に送出する増幅回路、5はデジタル形
式の音声信号をアナログ信号に変換する音声合成回路、
6は応答メッセージのメッセージデータを記憶するメッ
セージデータ記憶手段、7は電話回線1から入力される
リモート信号を検出するリモート信号検出手段、8は制
御動作に必要なデータを記憶する記憶手段、9は電話回
線1から入力されるメッセージを録音する入来メッセー
ジ録音手段で、カセットテープ、カセットテープを駆動
するテープデッキ、カセットテープに音声信号を録音し
再生する録再ヘッドから構成される。10は入来メッセ
ージ録音手段9の信号路を切り替えるスイッチ、11は
カセットテープの走行量を検出するための回転検知手
段、12発呼者側の終話を検出する終話検出手段、13
はアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デ
ジタル変換手段(以下、A/D変換手段と称す)、14
はマイク、15はマイク14の信号路を切り替えるスイ
ッチ、16は増幅回路、17はスピーカー、18は玄関
に設置された赤外線センサーで人の侵入を検出する。1
9は台所に設置されたガス漏れセンサーでガス漏れを検
出する。20は台所に設置された温度センサーで火災の
発生を検出する。21は操作部、22は制御手段でマイ
クロコンピューターにより構成されている。
【0011】なお、センサーについては既に各種のセン
サーが実用化されており、ここではその詳細な説明は省
略するが、各センサーは、異常を検出していない場合論
理レベル“0”の信号を、異常を検出すると論理レベル
“1”の信号を出力するものとする。
【0012】以上の様に構成された留守番電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。まず、本装置は図4に
示すように家庭に設置されており、各センサーは留守番
電話装置に無線で接続されている。
【0013】次に応答メッセージの録音について説明す
る。本発明の留守番電話装置では合計6つのメッセージ
が録音でき、第1のメッセージの録音時間は最大20
秒、第2から第6の5つのメッセージの録音時間は最大
8秒とする。したがって、応答メッセージのメッセージ
データを記憶するメッセージデータ記憶手段6は第1か
ら第6までの6つのメッセージ録音領域に分けられてい
る。また、第2のメッセージは、制御手段22のポート
1(P1)に接続されたセンサーが論理レベル“1”の
信号を出力した時に電話回線1に送出されるよう制御手
段22に予めプログラムされている。同様に第3のメッ
セージはポート2(P2)に接続されたセンサー、第4
のメッセージはポート3(P3)に接続されたセンサー
論理レベル“1”の信号を出力したときに電話回線1に
送出されるメッセージがある。なお、センサーは本体に
設けられた接続端子を介して増設可能であり、第5のメ
ッセージはポート4(P4)にセンサーが接続され、そ
のセンサーから論理レベル“1”の信号が出力された時
に電話回線1に送出されるメッセージである。また、第
6のメッセージはいずれのセンサーも異常を示す検出信
号で出力していない時に電話回線1に送出されるメッセ
ージである。
【0014】操作部21から第1の応答メッセージ録音
の指示を行うために、操作部21の録音ボタンを1回押
下すると、制御手段22がこれを検出し、一定時間後ス
イッチ15をa側に接続した状態でマイク14を導通さ
せ、図示していない表示手段を点灯させ、使用者に第1
のメッセージの録音可能状態になったことを表示する。
使用者がマイク14に向かってメッセージ「はい、こち
らは○○です。ただ今留守にしております。ご用の方は
発振音の後にお話しください。」を発すると、マイク1
4が電気信号に変換し、スイッチ15を介してA/D変
換手段13に出力する。A/D変換手段13ではアナロ
グ信号をデジタル信号に変換し、制御手段22はその出
力信号をメッセージデータ記憶手段6の第1のメッセー
ジ領域に記憶させる。メッセージの録音が終了し、再度
録音ボタンを押下すると、マイク14を非導通とし、メ
ッセージデータ記憶手段6のメッセージ終了アドレスを
記憶手段8に記憶させる。次に第2のメッセージ「玄関
の赤外線センターが異常を検出しました。」を録音する
場合録音ボタンを2回続けて押下すると、制御手段22
はメッセージデータ記憶手段6の第2のメッセージ領域
にメッセージデータを録音し、録音が終了すると、メッ
セージの終了アドレスを記憶手段8に記憶する。以下、
同様にして第3のメッセージ「ガス漏れセンサーが異常
を検出しました。」を録音するときは録音ボタンを3
回、第4のメッセージ「台所の温度センサーが異常を検
出しました。」を録音するときは録音ボタンを4回押下
してメッセージを録音する。
【0015】また、上述と同様に録音ボタン6回押下し
て第6のメッセージ「センサーに異常はありません。」
を録音する。
【0016】次に着信応答動作を図2及び図3を用いて
説明する。上記のように応答メッセージを録音した後、
操作部21の待機ボタンを押下することによって本装置
を待機状態に設定する。待機状態に設定すると、制御手
段22はリング信号検出手段3及びセンサー18,1
9,20から出力される信号により、電話回線1からリ
ング信号を入力されていないか(ステップ1)、センサ
ーが異常を検出していないか(ステップ2)を監視す
る。電話回線1からリング信号が入力されたことをリン
グ信号検出手段3が検出すると、制御手段22は記憶手
段8を参照し、センサー18,19,20が異常を検出
したか(ステップ4)、及び本装置を待機状態にしてか
ら電話回線1から入力される入来メッージが録音された
か(ステップ5)を判定する。今回の着信ではセンサー
が異常を検出しておらず、待機状態にしてから1回も入
来メッセージが録音されていない状態とすると、リング
信号検出手段3から出力される信号によりリング信号が
5回入力されたことを制御手段22が検出すると(ステ
ップ7)、インターフェイス回路2を制御して電話回線
1を閉結する(ステップ8)。次に制御手段22はメッ
セージデータ記憶手段6の第1のメッセージ領域から第
1のメッセージ「はい、こちら○○です。ただ今留守に
しております。ご用の方は発振音の後にお話してくださ
い。」のデータを読みだし、音声合成回路5に出力す
る。音声合成回路5では入力されたデジタル信号をアナ
ログ信号に変換し、音声信号として増幅回路4、インタ
ーフェイス回路2を介して電話回線1に出力する(ステ
ップ9)。制御手段22は、応答メッセージ送出中に電
話回線1からリモート信号が入力されないかリモート信
号検出手段7を監視する(ステップ10)。リモート信
号が検出されないまま、記憶手段8に記憶された第1の
応答メッセージの終了アドレスまでメッセージデータを
読みだし、応答メッセージの送出が終了すると(ステッ
プ11)、制御手段22は増幅回路4、インターフェイ
ス回路2を介して電話回線1に発振音を送出する。発振
音の送出が終了すると、制御手段22はスイッチ10を
a側に接続した状態で入来メッセージ録音手段9を動作
させ、電話回線1を介して発呼者から入力される音声を
録音する(ステップ12)。入来メッセージの録音中も
電話回線1から入力されるリモート信号を監視する(ス
テップ13)。リモート信号が検出されないまま、電話
回線1から入力されるビジー信号もしくは無音状態の一
定の時間の継続を終話検出手段12が検出すると、制御
手段22は発呼者がメッセージの録音を終了したものと
判定し(ステップ14)、インターフェイス回路2を制
御し、電話回線1を開放させると共に(ステップ1
5)、本装置が待機状態になった後、新しくメッセージ
の録音があった事を記憶手段8に記憶させる。
【0017】次に上記のようにして録音されたメッセー
ジを遠隔聴取する場合について説明する。なお、各セン
サーは異常を示す検出信号を出力していないものとす
る。
【0018】まず、電話回線1からリング信号が入力さ
れたことをリング信号検出手段3が検出すると、制御手
段22は記憶手段8を参照し、本装置が待機状態になっ
た後、入来メッセージの録音があったかを判定する(ス
テップ5)。今回の着信では新しく入来メッセージが録
音されているのでリング信号が3回入力されると(ステ
ップ6)、電話回線1を閉結する(ステップ8)。ここ
で本装置の使用者が本装置に電話をかけた場合、リング
バックトーンを3回聞いた時点で本装置が電話回線1を
閉結すると、新しく入来メッセージが録音されているこ
とを知る事ができ、また、リングバックトーンを5回聞
いた時点で電話回線1が閉結されれば新しい入来メッセ
ージが録音されていない事を知る事ができる。したがっ
て、入来メッセージの遠隔聴取のために本装置に電話を
かけた場合、リングバックトーンを4回聞いた時点で電
話を切れば電話料金が発生する事無く、新しいメッセー
ジが録音されていない事を知る事ができる。
【0019】ステップ8で電話回線1を閉結すると、前
述したように第1の応答メッセージを送出した後、電話
回線1から入力される入来メッセージを録音する動作に
移行する。応答メッセージの送出中もしくは入来メッセ
ージの録音中にリモート信号検出手段7がリモート信号
を検出すると(ステップ10,13)、制御手段22は
リモート信号が予め記憶手段8に記憶しているIDコー
ドと一致するか判定し(ステップ16,17)、一致す
ると判定した場合、センサーが異常を検出していないか
記憶手段8を参照し(ステップ18)、今回の着信では
異常は検出されていないので、制御手段22はスイッチ
10をb側に切り替え、入来メッセージ録音手段9を制
御し、テープをテープ始点まで巻き戻させ、テープ始点
から入来メッセージを再生させる。再生された入来メッ
セージはインターフェイス回路2を介して電話回線1に
送出される(ステップ19)。メッセージの終了位置ま
で再生すると、制御手段22はスイッチ10をa側に切
り替えると共に入来メッセージ録音手段9を停止させ、
一定時間次のリモート信号の待機状態となる。ここで入
来メッセージの終了位置は録音時のカセットデッキのテ
ープリールの回転に伴って出力される回転検知手段11
からの加点パルスを制御手段22がカウントし、録音終
了位置のカウント値を記憶手段8が記憶している事によ
って検出される。
【0020】次のリモート信号の待機状態中にセンサー
の状態を確認するリモート信号を発呼者が送出すると、
リモート信号検出手段7がこのリモート信号を検出し、
制御手段22が予め記憶手段8に記憶されている信号と
照合する(ステップ21)。制御手段22がセンサーの
状態を確認するリモート信号であると判定すると、メッ
セージデータ記憶手段6から第6のメッセージデータを
読みだし、第6のメッセージ「センサーに異常はありま
せん。」を電話回線1に送出する(ステップ20)。メ
ッセージを送出すると再び次のリモート信号を受け付け
る待機状態となり、一定時間内に次のリモート信号が検
出されないか(ステップ29)、終話検出手段12が発
呼者の終話を検出すると(ステップ30)、インターフ
ェイス回路2に電話回線1を開放させる(ステップ3
1)。
【0021】次にセンサーが異常を示す検出信号を出力
した場合について説明する。なお、ここでは玄関に設置
された赤外線センサー18が異常を検出した場合につい
て説明する。
【0022】ステップ2で赤外線センサーが18異常を
検出して論理レベル“1”の信号を出力した場合、制御
手段22は記憶手段8に玄関に設置された赤外線センサ
ー18が異常を検出したことを記憶させる(ステップ
3)。この状態で電話回線1からリング信号が入力され
ると(ステップ1)、制御手段22は記憶手段8を参照
し、センサーに異常が発生しているか判定する(ステッ
プ4)。ここでは赤外線センサー18に異常が発生して
いるのでステップ8に移行し、直ちに電話回線1を閉結
する。したがって本装置の使用者が本装置に電話をか
け、1回目のリングバックトーンを聞いた時点で電話回
線1が閉結されればセンサーが異常を検出している事を
知る事ができる。電話回線1を閉結すると、応答メッセ
ージの送出と入来メッセージの録音動作に移行するが、
前述と同様電話回線1から入力されるリモート信号をリ
モート信号検出手段7が検出し(ステップ10,1
3)、そのリモート信号がIDコードと一致すると(ス
テップ16,17)、記憶手段8を参照しセンサーに異
常が発生しているか判定する(ステップ18)。今回の
着信では赤外線センサー18に異常が発生した事を記憶
されているので、赤外線センサー18に異常が発生した
場合に送出されるメッセージである第2の応答メッセー
ジデータをメッセージデータ記憶手段6から読みだし、
電話回路1に第2の応答メッセージ「玄関の赤外線セン
サーが異常を検出しました。」を送出する(ステップ2
0)。第2の応答メッセージ送出後一定時間次のリモー
ト信号を受け付けるる状態となり、この状態中に入来メ
ッセージの再生を指示する信号を受信すると(ステップ
22)、前述と同様入来メッセージ録音手段9に録音さ
れたメッセージを再生し、電話回線1に送出する。
【0023】また、次のリモート信号を受け付ける状態
中に、本装置のマイク14から入力される音声信号を増
幅して電話回線1に送出する機能、いわゆるルームモニ
タ機能を指示するリモート信号を受信すると(ステップ
23)、制御手段22はマイク14を導通させ、スイッ
チ15をb側に切り替え、マイク14から入力される信
号を増幅回路4、インターフェイス回路2を介して電話
回線1に送出する(ステップ24)。このルームモニタ
機能が動作中に例えば侵入者の音声が聞こえた場合、マ
イク14から入力される音声を入来メッセージ録音手段
9に録音する機能を指示するリモート信号を発呼者が送
出すると、リモート信号検出手段7がこの信号を検出し
(ステップ25)、制御手段22はスイッチ10をbに
切り替え、入来メッセージ録音手段9を動作させ、マイ
ク14から入力される信号を録音する(ステップ2
7)。ルームモニタ機能の終了を指示する信号が入力さ
れると(ステップ26,28)、再び次のリモート信号
受け付ける状態となり、一定時間内に次のリモート信号
が検出されないか(ステップ29)、終話検出手段12
が発呼者の終話を検出すると(ステップ30)、インタ
ーフェイス回路2に電話回線1を開放させる(ステップ
31)。
【0024】上記と同様にしてガス漏れセンサー19が
異常すなわちガス漏れを検出すると、第3のメッセージ
「ガス漏れセンサーが異常を検出しました。」が、温度
センサー20が異常すなわち火災を検出すると、第4の
メッセージ「温度センサーが異常を検出しました。」が
送出される。
【0025】以上の実施例ではセンサーが異常を検出し
た場合、その旨を示す応答メッセージを電話回線1に送
出するように構成したが、何らかの警報となる信号音の
みを発生させ電話回線1に送出するようにしても良い。
【0026】以上の様に本実施例によれば、外出先から
留守宅の状態すなわち異常の発生の有無を簡単に知る事
ができ、もし、異常が発生していた場合、隣人などに電
話をして留守宅の様子を窺ってもらい、侵入者の人影、
あるいは災害などが判明した場合、警察署あるいは消防
署に連絡する事によって迅速な対応をする事が出来る。
【0027】また、センサーが異常を検出しているとき
には1回目のリング信号で、異常を検出していないとき
は3回もしくは5回のリング信号で電話回線1が閉結さ
れるので、リングバックトーンが2回聞こえた時点で電
話を切れば、通話料金が発生する事無く留守宅の異常事
態の発生の有無を確認する事ができる。
【0028】
【発明の効果】以上の様に本発明は、電話回線から入力
されるリング信号を検出するリング信号検出手段と、前
記リング信号検出手段から出力される信号により前記電
話回線を閉結するインターフェイス回路と、電話回線か
ら入力されるリモート信号を検出するリモート信号検出
手段と、センサーと、前記センサーが検出信号を出力し
たときに前記リモート信号を検出手段がリモート信号を
検出すると、応答メッセージを送出する応答メッセージ
送出手段と、上記各手段を制御する制御により、特別な
通信手段を必要としないため特別高額な費用も発生せ
ず、出先がどこであろうと簡単にいつでも留守宅の異常
事態の発生の有無をメッセージで確認する事が出来る。
【0029】また、センサーが異常を検出しているとき
には異常を検出していない場合よりも少ない回数のリン
グ信号で電話回線を閉結するので通話料金が発生する事
無く、留守宅の異常事態の発生の有無を確認する事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の構
成を示すブロック図
【図2】同動作を示すフローチャート
【図3】同動作を示すフローチャート
【図4】同留守番電話装置の設置状況を示す図
【符号の説明】
1 電話回線 2 インターフェイス回路 3 リング信号検出手段 4 増幅回路 5 音声合成回路 6 メッセージデータ記憶手段 7 リモート信号検出手段 8 記憶手段 9 入来メッセージ録音手段 10 スイッチ 11 回転検知手段 12 終話検出手段 13 A/D変換手段 14 マイク 15 スイッチ 16 増幅回路 17 スピーカー 18 赤外線センサー 19 ガス漏れセンサー 20 温度センサー 21 操作部 22 制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/658 H04M 11/00 - 11/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線から入力されるリング信号を検出
    するリング信号検出手段と、 前記リング信号検出手段から出力される信号により電話
    回線を閉結するインターフェイス回路と、 電話回線に応答メッセージを送出する応答メッセージ送
    出手段と、 応答メッセージの送出後に電話回線から入力される入来
    メッセージを録音する入来メッセージ録音手段と、 電話回線から入力されるリモート信号を検出するリモー
    ト信号検出手段と、 異常を検出するセンサーと、 前記センサーが検出信号を出力したときに前記リモート
    信号検出手段がリモート信号を検出すると、前記センサ
    ーが検出信号を出力したことを示す信号を送出し、 前記センサーが検出信号を出力していないときに前記リ
    モート信号検出手段がリモート信号を検出すると、前記
    入来メッセージ録音手段に録音されたメッセージを送出
    するよう制御する 制御手段を備えたことを特徴とする留
    守番電話装置。
  2. 【請求項2】前記センサーが検出信号を出力したことを
    示す信号を送出する状態中に前記リモート信号検出手段
    が入来メッセージ再生を指示するモート信号を検出する
    と前記入来メッセージ録音手段に録音されたメッセージ
    を送出させるよう前記制御手段が制御することを特徴と
    する請求項1記載の留守番電話装置。
  3. 【請求項3】前記入来メッセージ録音手段に録音された
    メッセージを送出する状態中に前記リモート信号検出手
    段が状態確認のためのリモート信号を検出すると前記セ
    ンサーが検出信号を出力したことを示す信号もしくは前
    記センサーが検出信号を出力していないことを示す信号
    を送出するよう前記制御手段が制御することを特徴とす
    る請求項1記載の留守番電話装置。
  4. 【請求項4】前記入来メッセージ録音手段がメッセージ
    を録音している状態で前記リング信号検出手段がリング
    信号を検出すると前記入来メッセージ録音手段がメッセ
    ージを録音していない状態よりも短い時間で前記インタ
    ーフェイス回路 が電話回線を閉結し、 前記センサーが検出信号を出力したときに前記リング信
    号検出手段がリング信号を検出すると、前記入来メッセ
    ージ録音手段がメッセージを録音している状態よりも短
    い時間で前記インターフェイス回路が電話回線を閉結す
    るよう前記制御手段が制御することを特徴とする 請求項
    1記載の留守番電話装置。
JP34191392A 1992-12-22 1992-12-22 留守番電話装置 Expired - Lifetime JP3331645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34191392A JP3331645B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 留守番電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34191392A JP3331645B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 留守番電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06188969A JPH06188969A (ja) 1994-07-08
JP3331645B2 true JP3331645B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=18349723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34191392A Expired - Lifetime JP3331645B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 留守番電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3331645B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111564024A (zh) * 2020-05-25 2020-08-21 安徽复盛信息科技有限公司 一种基于危险气体监测报警的自动保护方法及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401698B1 (ko) * 2000-11-11 2003-10-17 신호균 전화국선을 이용한 실버 시스템 및 서비스 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111564024A (zh) * 2020-05-25 2020-08-21 安徽复盛信息科技有限公司 一种基于危险气体监测报警的自动保护方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06188969A (ja) 1994-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5579377A (en) Remote-control telephone answering system and method
JPH04505526A (ja) アナログ/デジタル音声記憶セルラ電話
JPH02181559A (ja) 電話装置
JP3331645B2 (ja) 留守番電話装置
JP2528345B2 (ja) 多機能電話装置
JP4161094B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
GB2265248A (en) Entry monitoring apparatus.
JPS6318754A (ja) 留守番電話装置の遠隔制御方式
JPS6139756A (ja) 留守番電話システム
JP2686642B2 (ja) 留守番電話装置
JPH0954887A (ja) 火災及び防犯警報装置及びこれに使用される携帯電話機
JPH025067B2 (ja)
KR920006140B1 (ko) 자동응답기의 수신메세지 유무확인방법
JPH0234076A (ja) 留守番電話装置
JPH02268054A (ja) 留守番電話機能付通信端末装置
JPS6020670A (ja) 留守番電話装置
JPS6339260A (ja) テレコントロ−ル装置
JPH06169341A (ja) 留守番電話装置
JP2583080B2 (ja) 留守番電話システム
JPS61284152A (ja) 回線終端装置
JP3222706B2 (ja) 留守番電話機
JP2552379B2 (ja) 留守番電話機
JPH04237248A (ja) ドアホン装置
JPS6018048A (ja) 留守番電話装置
JPS58121858A (ja) 電話付属装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070726

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11