JP3331560B2 - 電線接続部の密封方法および密封構造 - Google Patents
電線接続部の密封方法および密封構造Info
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Description
導体端末を互いに接続した電線接続部を被覆して電気絶
縁性および防水性を確保するための電線接続部の密封方
法および密封構造に関する。
電線接続部を密封して保護するための構造としては図1
0に示されるようなものが知られている。同図中におい
て、電線接続部1は複数本の電線Wの各導体端末を互い
に接続し、その先端部1aに熱圧着加工を施して形成さ
れている。また、電線接続部1には防水処理として接着
剤を浸透又は滴下するような接着剤処理(図示しない)
が施されている。
着剤2によって封止された熱収縮チューブ3に被覆され
ており、熱収縮チューブ3の一端側に挿着された円板状
の隔離板4が電線接続部1と当接するようになってい
る。また、熱収縮チューブ3内にはシーリング剤として
ブチルゴム5が充填されている。
ータ又は加熱装置によって加熱処理を施すと、図11に
示される如く熱収縮チューブ3が収縮する。そして、電
線接続部1の先端部1aの周囲が熱収縮チューブ3の内
壁3aから隔離された状態で包着される。
縮チューブ3を収縮させる際に、先端部1aから突出し
た芯線があっても、隔離板4が介在していることと、そ
の隔離板4によって熱収縮チューブ3の内壁3aが先端
部1aから離れるようになることによって、芯線が熱収
縮チューブ3を突き破ってしまうような不測の事故を防
止している。
は、隔離板4によって電線接続部1から突出した芯線に
対する熱収縮チューブ3の突き破りを防止しているが、
電線接続部1に熱収縮チューブ3を被覆する際に隔離板
4が位置ズレを起こしたり、隔離板4と電線接続部1の
先端部1aとが当接せずに間隔があいた状態で熱収縮チ
ューブ3が収縮したりしてしまうと、芯線が熱収縮チュ
ーブ3を突き破ってしまう恐れがあり、隔離板4は十分
な突き出し防止部材になっていなかった。
としてのブチルゴム5を充填しているが、このブチルゴ
ム5をまんべんなく充填しないと、熱収縮チューブ3の
内壁3aと収束して被覆された電線W等との間に間隙が
生じてしまい、水、塩水、油等の図示しない異物がその
間隙をつたって熱収縮チューブ3内に入り込み、電線接
続部1に施した接着剤を腐食して防水機能を低下させる
恐れがあった。
め、電線接続部が確実に密封され、電気絶縁性および防
水性が確保されるとともに、芯線による熱収縮チューブ
の突き破りを確実に防止して信頼性を格段に向上させる
ことのできる電線接続部の密封方法および密封構造を提
供することを課題とする。
なされた請求項1記載の本発明の電線接続部の密封方法
は、複数本の電線の各導体端末を互いに接続して電線接
続部を形成し、該電線接続部に前記導体端末を形成する
芯線の突き出しを防止するキャップを被着するととも
に、該キャップを被着した前記電線接続部に、ホットメ
ルト接着剤が内壁に塗布され、かつ、該ホットメルト接
着剤により一端が封止された熱収縮チューブを被覆し
て、該熱収縮チューブを加熱、収縮させることにより、
前記キャップと共に前記電線接続部を密封することを特
徴としている。
は、まず複数本の電線の各導体端末を互いに接続して形
成した電線接続部に、導体端末を形成する芯線の突き出
しを防止するキャップを被着する。そして、そのキャッ
プを被着した電線接続部に、ホットメルト接着剤が内壁
に塗布され、かつ、ホットメルト接着剤により一端が封
止された熱収縮チューブを被覆した後、その熱収縮チュ
ーブを加熱して熱収縮チューブ自体を収縮させるととも
に、内壁に塗布されて層を成したホットメルト接着剤を
溶かして間隙を埋め、固化させることによって、キャッ
プと共に電線接続部を密封するようになっている。この
ように、電線接続部にキャップを被着してから密封して
いるので、芯線が熱収縮チューブを突き破ってしまうこ
とはなく、確実に不測の事故を防止することができて信
頼性を格段に向上させることができる。また、このよう
な熱収縮チューブを電線接続部に対して用いることによ
り、電線接続部を確実に密封し、電気絶縁性および防水
性を確保することができる。さらにまた、キャップを被
着し、そこへ熱収縮チューブを被覆して加熱するだけで
容易に電線接続部を密封することができるので作業性も
よい。
方法は、請求項1に記載の電線接続部の密封方法におい
て、前記キャップに前記電線接続部の被着側からスリッ
ト状の切り欠き溝を形成して、前記キャップを前記電線
接続部に被着することを特徴としている。
の被着側からスリット状の切り欠き溝を形成して、その
キャップを電線接続部に被着するようになっているの
で、キャップが拡開する範囲内で電線接続部のサイズ変
更に適応させることができる。また、電線接続部ごとに
キャップを新規製造する必要がなく、コストアップを極
力おさえられる。
記載の本発明の電線接続部の密封方法は、複数本の電線
の各導体端末を互いに接続して電線接続部を形成し、該
電線接続部に、前記導体端末を形成する芯線の突き出し
を防止し、かつ、突出部が形成されたキャップを被着す
るとともに、該キャップを被着した前記電線接続部に、
ホットメルト接着剤が内壁に塗布された熱収縮チューブ
を被覆して、該熱収縮チューブを加熱、収縮させること
により、前記キャップと共に前記電線接続部を密封する
ことを特徴としている。
は、まず複数本の電線の各導体端末を互いに接続して形
成した電線接続部に、導体端末を形成する芯線の突き出
しを防止し、かつ、突出部が形成されたキャップを被着
する。そして、そのキャップを被着した電線接続部に、
ホットメルト接着剤が内壁に塗布された熱収縮チューブ
を被覆した後、その熱収縮チューブを加熱して熱収縮チ
ューブ自体を収縮させるとともに、内壁に塗布されて層
を成したホットメルト接着剤を溶かして間隙を埋め、固
化させることによって、キャップと共に電線接続部を密
封するようになっている。このように、電線接続部にキ
ャップを被着してから密封しているので、芯線が熱収縮
チューブを突き破ってしまうことはなく、確実に不測の
事故を防止することができて信頼性を格段に向上させる
ことができる。また、キャップに突出部を形成すると電
線接続部に対する被着が非常に容易になる。さらにま
た、このような熱収縮チューブを電線接続部に対して用
いることにより、電線接続部を確実に密封し、電気絶縁
性および防水性を確保することができる。また、キャッ
プを被着し、そこへ熱収縮チューブを被覆して加熱する
だけで容易に電線接続部を密封することができるので作
業性もよい。
方法は、請求項3に記載の電線接続部の密封方法におい
て、前記キャップに前記電線接続部の被着側からスリッ
ト状の切り欠き溝を形成して、前記キャップを前記電線
接続部に被着することを特徴としている。
の被着側からスリット状の切り欠き溝を形成して、その
キャップを電線接続部に被着するようになっているの
で、キャップが拡開する範囲内で電線接続部のサイズ変
更に適応させることができる。また、電線接続部ごとに
キャップを新規製造する必要がなく、コストアップを極
力おさえられる。
方法は、請求項3又は請求項4に記載の電線接続部の密
封方法において、前記熱収縮チューブは両端が開口し、
前記キャップの前記突出部に前記熱収縮チューブの一方
の開口側が位置するように被覆して密封することを特徴
としている。
が開口し、キャップの突出部に熱収縮チューブの一方の
開口側が位置するように被覆して密封するようになって
いるので、この突出部が熱収縮チューブの一方の開口側
に対する封止部材になり、熱収縮チューブの一端を予め
封止する必要がなくなって、コスト低減を図ることがで
きる。
法におけるホットメルト接着剤は、一般に「EVA」と
略称されているエチレン・酢酸ビニルの共重合体であっ
て、エチレン含量が60〜80パーセント、酢酸ビニル
含量が40〜20パーセントの組成のポリマーを用い、
100度C以上で溶かして種々の材料に接着させるよう
な接着剤を一例として挙げることができる(上記エチレ
ンの相手成分として酢酸ビニルの他にアクリル酸エチ
ル、アクリル酸、メタクリル酸を用いて重合した共重合
体の場合等もあるので、これに限られるものではな
い)。
記載の本発明の電線接続部の密封構造は、複数本の電線
の各導体端末を互いに接続して形成した電線接続部を、
前記導体端末を形成する芯線の突き出しを防止するキャ
ップで被着し、該キャップで被着された前記電線接続部
の外側を、内壁にホットメルト接着剤が塗布され、か
つ、一端が該ホットメルト接着剤により封止された熱収
縮チューブで被覆するとともに、該熱収縮チューブに熱
処理を施して密着させることにより、前記キャップと共
に前記電線接続部を密封することを特徴としている。
は、複数本の電線の各導体端末を互いに接続して形成し
た電線接続部を、導体端末を形成する芯線の突き出しを
防止するキャップで被着し、そのキャップで被着された
電線接続部の外側を、内壁にホットメルト接着剤が塗布
され、かつ、一端がホットメルト接着剤により封止され
た熱収縮チューブで被覆するとともに、熱収縮チューブ
に熱処理を施して密着させるようになっている。このよ
うに、電線接続部にキャップを被着しているので、芯線
が熱収縮チューブを突き破ってしまうことはなく、確実
に不測の事故を防止することができて信頼性を格段に向
上させることができる。また、熱収縮チューブに熱処理
を施して熱収縮チューブ自体を収縮させるとともに、内
壁に塗布されて層を成したホットメルト接着剤を溶かし
て間隙を埋め、固化させているので、電線接続部を確実
に密封し、電気絶縁性および防水性を確保することがで
きる。さらにまた、キャップを被着し、そこへ熱収縮チ
ューブを被覆して加熱するだけで容易に電線接続部をキ
ャップと共に密封することのできる作業性のよい構造を
得ることができる。
構造は、請求項6に記載の電線接続部の密封構造におい
て、前記キャップには前記電線接続部の被着側からスリ
ット状の切り欠き溝を形成することを特徴としている。
部の被着側からスリット状の切り欠き溝を形成している
ので、キャップが拡開する範囲内で電線接続部のサイズ
変更に適応させることができる。また、電線接続部ごと
にキャップを新規製造する必要がなく、コストアップを
極力おさえられる。
記載の本発明の電線接続部の密封構造は、複数本の電線
の各導体端末を互いに接続して形成した電線接続部を、
前記導体端末を形成する芯線の突き出しを防止し、か
つ、突出部が形成されたキャップで被着し、該キャップ
で被着された前記電線接続部の外側を、内壁にホットメ
ルト接着剤が塗布された熱収縮チューブで被覆するとと
もに、該熱収縮チューブに熱処理を施して密着させるこ
とにより、前記キャップと共に前記電線接続部を密封す
ることを特徴としている。
は、複数本の電線の各導体端末を互いに接続して形成し
た電線接続部を、導体端末を形成する芯線の突き出しを
防止し、かつ、突出部が形成されたキャップで被着し、
そのキャップで被着された電線接続部の外側を、内壁に
ホットメルト接着剤が塗布された熱収縮チューブで被覆
するとともに、熱収縮チューブに熱処理を施して密着さ
せるようになっている。このように、電線接続部にキャ
ップを被着しているので、芯線が熱収縮チューブを突き
破ってしまうことはなく、確実に不測の事故を防止する
ことができて信頼性を格段に向上させることができる。
また、キャップに突出部を形成すると電線接続部に対す
る被着が非常に容易になる。さらにまた、熱収縮チュー
ブに熱処理を施して熱収縮チューブ自体を収縮させると
ともに、内壁に塗布されて層を成したホットメルト接着
剤を溶かして間隙を埋め、固化させているので、電線接
続部を確実に密封し、電気絶縁性および防水性を確保す
ることができる。また、キャップを被着し、そこへ熱収
縮チューブを被覆して加熱するだけで容易に電線接続部
をキャップと共に密封することのできる作業性のよい構
造を得ることができる。
構造は、請求項8に記載の電線接続部の密封構造におい
て、前記キャップには前記電線接続部の被着側からスリ
ット状の切り欠き溝を形成することを特徴としている。
部の被着側からスリット状の切り欠き溝を形成している
ので、キャップが拡開する範囲内で電線接続部のサイズ
変更に適応させることができる。また、電線接続部ごと
にキャップを新規製造する必要がなく、コストアップを
極力おさえられる。
封構造は、請求項8又は請求項9に記載の電線接続部の
密封構造において、前記熱収縮チューブは両端が開口
し、前記キャップの前記突出部に前記熱収縮チューブの
一方の開口側を密着させて封止することを特徴としてい
る。
が開口し、キャップの突出部に熱収縮チューブの一方の
開口側を密着させて封止するようになっているので、こ
の突出部が熱収縮チューブの一方の開口側に対する封止
部材になり、熱収縮チューブの一端を予め封止する必要
がなくなって、コスト低減を図ることができる。
造における上記ホットメルト接着剤は、上述したホット
メルト接着剤(EVA)を同様に挙げることができる。
実施の形態を説明する。図1は本発明の電線接続部の密
封構造の一実施の形態を示す断面図である。また、図2
は図1のキャップの斜視図、図3は図1の熱収縮チュー
ブの断面図、図4は図1の電線接続部に図2のキャップ
を被着した状態を示す正面図、図5は図4のキャップを
被着した電線接続部に図3の熱収縮チューブを被覆した
状態を示す断面図である。
電線Wの各導体端末を互いに接続し、その先端部11a
に熱圧着加工を施して形成されている。また、電線接続
部11には防水処理として接着剤(例えばアロンアルフ
ァ、ビスカなどの瞬間接着剤(共に商品名))を浸透又
は滴下するような接着剤処理(図示しない)が施されて
いる。
端末が露出しているので、熱圧着された先端部11aを
含む電線接続部11にキャップ12を被着した後、その
キャップ12を被着した電線接続部11の外側、及びそ
の電線接続部11近傍の電線Wの絶縁被覆部分の外側を
熱収縮チューブ13で被覆して密封し、電気絶縁性及び
防水性を確保できるように成されている。
プロピレン、塩化ビニールなど)により図2に示される
如く矩形の箱状に射出成形され、四つの側面には電線接
続部11の被着側となる開口部12aからそれぞれスリ
ット状の切り欠き溝14が形成されている。尚、キャッ
プ12は本一実施の形態において矩形に成形されている
が、有底の円筒形であっても差し支えない。また、切り
欠き溝14は拡開してサイズの異なる電線接続部に対応
できるようにするための溝であるので、上記四つに限る
ものではない。
脂材(例えば、放射線架橋ポリオレフィンなど)から成
形され、図3に示される如く内壁にホットメルト接着剤
15が塗布されて層を成し、かつ、一端がホットメルト
接着剤15によって封止されている。尚、上記ホットメ
ルト接着剤15は、一般に「EVA」と略称されている
エチレン・酢酸ビニルの共重合体であって、エチレン含
量が60〜80パーセント、酢酸ビニル含量が40〜2
0パーセントの組成のポリマーを用い、100度C以上
で溶かして用いるものを適用している(一例であって上
記エチレンの相手成分として酢酸ビニルの他にアクリル
酸エチル、アクリル酸、メタクリル酸を用いて重合した
共重合体の場合等もあるので、これに限られるものでは
ない)。
しながら電線接続部11を密封する工程を説明する。ま
ず、図3に示される如く、前記電線Wの束を収容し得る
内径の熱収縮チューブ13を前記電線接続部11とその
近傍の収束した電線Wとの長さに合わせて適宜寸法に切
断し、その一端をホットメルト接着剤15によって封止
するとともに、内壁にもホットメルト接着剤15を塗布
してホットメルト接着剤15の層を形成しておく。その
後、図4に示される如く、電線接続部11にはキャップ
12を開口部12a側から被着しておく。
12を被着した電線接続部11を矢線方向から挿入(図
5参照)した後、図示しないヒータ又は加熱装置によっ
て熱収縮チューブ13に加熱処理を施す。
り、熱収縮チューブ13自体が電線接続部11に密着す
る方向に収縮を開始する。また、熱収縮チューブ13の
内壁に層を成したホットメルト接着剤15が溶融して熱
収縮チューブ13とキャップ12を被着した電線接続部
11及び各電線Wの絶縁被覆層との間隙を埋めつくす。
完了すると、収縮した熱収縮チューブ13とキャップ1
2を被着した電線接続部11間にまんべんなく行き渡っ
たホットメルト接着剤15が冷却(自然、強制どちらで
もよい)されて急速に固化し、図1に示されるように電
線接続部11が強固に密封された状態になる。
2を被着しているので、芯線が熱収縮チューブ13を突
き破ってしまうことはなく、確実に不測の事故を防止す
ることができて信頼性を格段に向上させることができ
る。また、電線接続部ごとにキャップを新規製造する必
要がなく、コストアップを極力おさえられる。さらに、
上記のような熱収縮チューブ13をキャップ12を被着
した電線接続部11に対して用いれば、電線接続部11
を確実に密封し、電気絶縁性および防水性を確保するこ
とができる。さらにまた、熱収縮チューブ13を被覆し
て加熱するだけで容易に電線接続部11をキャップ12
と共に密封することができるので、作業性のよい構造で
あるといえる。また、熱収縮チューブ13は収束した電
線Wの直径にあわせて多種揃える必要がなく、共通使用
が可能であるので、品種の削減とコスト低減を共に実現
することができる。
の一実施の形態について説明する。図6は本発明の電線
接続部の密封構造の他の一実施の形態を示す断面図であ
る。また、図7は図6のキャップの斜視図、図8は図7
のキャップのA−A線断面図、図9は図6の電線接続部
に図7のキャップを被着して熱収縮チューブを被覆した
状態を示す断面図である。尚、上記図1ないし図5で説
明した電線接続部の密封構造と同様の構成部材について
は同一の符号を付して説明する。
1は複数本の電線Wの各導体端末を互いに接続し、その
先端部11aに熱圧着加工を施して形成されている。ま
た、電線接続部11には防水処理として前記接着剤を浸
透又は滴下するような接着剤処理(図示しない)が施さ
れている。
端末が露出しているので、熱圧着された先端部11aを
含む電線接続部11にキャップ22を被着した後、その
キャップ22を被着した電線接続部11の外側、及びそ
の電線接続部11近傍の電線Wの絶縁被覆部分の外側を
熱収縮チューブ23で被覆して密封し、電気絶縁性及び
防水性を確保できるように成されている。
プロピレン、塩化ビニールなど)により図7および図8
に示される如く矩形の箱状に射出成形され、四つの側面
には電線接続部11の被着側となる開口部22aからそ
れぞれスリット状の切り欠き溝14が形成されている。
また、キャップ22には開口部22aの逆側に位置して
円柱状の突出部22bが設けられている。尚、キャップ
22は本形態において矩形に成形されているが、有底の
円筒形であっても差し支えない。また、切り欠き溝14
は拡開してサイズの異なる電線接続部に対応できるよう
にするための溝であるので、上述と同様に四つに限るも
のではない。一方、突出部22bは後述するように熱収
縮チューブ23の一方の開口部を封止するための部材で
あるが、この突出部22bをキャップ22に設けること
によって前記電線接続部11に対する被着の作業性が向
上するとともに、上記接着剤処理が施された電線接続部
11に手指が触れてしまうことを防止することができ
る。
脂材(例えば、放射線架橋ポリオレフィンなど)から成
形され、図9に示される如く両端が開口し、内壁に上述
のホットメルト接着剤15が塗布されて層を形成してい
る。
線接続部11を密封する工程を説明する。まず、電線W
の束を収容し得る内径の熱収縮チューブ23を電線接続
部11とその近傍の収束した電線Wとの長さに合わせて
適宜寸法に切断し、内壁にホットメルト接着剤15を塗
布(熱収縮チューブ23と同時にホットメルト接着剤1
5を成形したものでもよい)してホットメルト接着剤1
5の層を形成しておく。また、電線接続部11にはキャ
ップ22を開口部22a側から被着しておく。
22を被着した電線接続部11を矢線方向から挿入し、
熱収縮チューブ23の一方の開口部にキャップ22の突
出部22bを位置あわせをした後、図示しないヒータ又
は加熱装置によって熱収縮チューブ23に加熱処理を施
す。
り、熱収縮チューブ23自体が電線接続部11に密着す
る方向に収縮を開始する。熱収縮チューブ23の内壁に
層を成したホットメルト接着剤15が溶融して熱収縮チ
ューブ23とキャップ22を被着した電線接続部11及
び各電線Wの絶縁被覆層との間隙を埋めつくす。また、
熱収縮チューブ23の一方の開口部にキャップ22の突
出部22bが位置あわせされているので、突出部22b
が溶融したホットメルト接着剤15と共に熱収縮チュー
ブ23の一方の開口部を封止する。
完了すると、収縮した熱収縮チューブ23とキャップ2
2を被着した電線接続部11間にまんべんなく行き渡っ
たホットメルト接着剤15が冷却(自然、強制どちらで
もよい)されて急速に固化し、図6に示されるように電
線接続部11が強固に密封された状態になる。
2を被着しているので、芯線が熱収縮チューブ23を突
き破ってしまうことはなく、確実に不測の事故を防止す
ることができて信頼性を格段に向上させることができ
る。また、キャップ22に突出部22bを形成すると電
線接続部11に対する被着が非常に容易になる。さら
に、突出部22bが熱収縮チューブ23の一方の開口部
側に対する封止部材になり、熱収縮チューブ23の一端
を上述のように予め封止する必要がなくなって、コスト
低減を図ることができる。
れた本発明によれば、電線接続部の密封方法は、まず複
数本の電線の各導体端末を互いに接続して形成した電線
接続部に、導体端末を形成する芯線の突き出しを防止す
るキャップを被着する。そして、そのキャップを被着し
た電線接続部に、ホットメルト接着剤が内壁に塗布さ
れ、かつ、ホットメルト接着剤により一端が封止された
熱収縮チューブを被覆した後、その熱収縮チューブを加
熱して熱収縮チューブ自体を収縮させるとともに、内壁
に塗布されて層を成したホットメルト接着剤を溶かして
間隙を埋め、固化させることによって、キャップと共に
電線接続部を密封するようになっている。このように、
電線接続部にキャップを被着してから密封しているの
で、芯線が熱収縮チューブを突き破ってしまうことはな
く、確実に不測の事故を防止することができて信頼性を
格段に向上させることができるという効果を奏する。ま
た、このような熱収縮チューブを電線接続部に対して用
いることにより、電線接続部を確実に密封し、電気絶縁
性および防水性を確保することができるという効果を奏
する。さらにまた、キャップを被着し、そこへ熱収縮チ
ューブを被覆して加熱するだけで容易に電線接続部を密
封することができるので作業性もよい。
ャップに電線接続部の被着側からスリット状の切り欠き
溝を形成して、そのキャップを電線接続部に被着するよ
うになっているので、キャップが拡開する範囲内で電線
接続部のサイズ変更に適応させることができるという効
果を奏する。また、電線接続部ごとにキャップを新規製
造する必要がなく、コストアップを極力おさえられる。
線接続部の密封方法は、まず複数本の電線の各導体端末
を互いに接続して形成した電線接続部に、導体端末を形
成する芯線の突き出しを防止し、かつ、突出部が形成さ
れたキャップを被着する。そして、そのキャップを被着
した電線接続部に、ホットメルト接着剤が内壁に塗布さ
れた熱収縮チューブを被覆した後、その熱収縮チューブ
を加熱して熱収縮チューブ自体を収縮させるとともに、
内壁に塗布されて層を成したホットメルト接着剤を溶か
して間隙を埋め、固化させることによって、キャップと
共に電線接続部を密封するようになっている。このよう
に、電線接続部にキャップを被着してから密封している
ので、芯線が熱収縮チューブを突き破ってしまうことは
なく、確実に不測の事故を防止することができて信頼性
を格段に向上させることができるという効果を奏する。
また、キャップに突出部を形成すると電線接続部に対す
る被着が非常に容易になる。さらにまた、このような熱
収縮チューブを電線接続部に対して用いることにより、
電線接続部を確実に密封し、電気絶縁性および防水性を
確保することができるという効果を奏する。また、キャ
ップを被着し、そこへ熱収縮チューブを被覆して加熱す
るだけで容易に電線接続部を密封することができるので
作業性もよい。
ャップに電線接続部の被着側からスリット状の切り欠き
溝を形成して、そのキャップを電線接続部に被着するよ
うになっているので、キャップが拡開する範囲内で電線
接続部のサイズ変更に適応させることができるという効
果を奏する。また、電線接続部ごとにキャップを新規製
造する必要がなく、コストアップを極力おさえられる。
収縮チューブは両端が開口し、キャップの突出部に熱収
縮チューブの一方の開口側が位置するように被覆して密
封するようになっているので、この突出部が熱収縮チュ
ーブの一方の開口側に対する封止部材になり、熱収縮チ
ューブの一端を予め封止する必要がなくなって、コスト
低減を図ることができるという効果を奏する。
線接続部の密封構造は、複数本の電線の各導体端末を互
いに接続して形成した電線接続部を、導体端末を形成す
る芯線の突き出しを防止するキャップで被着し、そのキ
ャップで被着された電線接続部の外側を、内壁にホット
メルト接着剤が塗布され、かつ、一端がホットメルト接
着剤により封止された熱収縮チューブで被覆するととも
に、熱収縮チューブに熱処理を施して密着させるように
なっている。このように、電線接続部にキャップを被着
しているので、芯線が熱収縮チューブを突き破ってしま
うことはなく、確実に不測の事故を防止することができ
て信頼性を格段に向上させる構造を提供することができ
る。また、熱収縮チューブに熱処理を施して熱収縮チュ
ーブ自体を収縮させるとともに、内壁に塗布されて層を
成したホットメルト接着剤を溶かして間隙を埋め、固化
させているので、電線接続部を確実に密封し、電気絶縁
性および防水性を確保することができる。さらにまた、
キャップを被着し、そこへ熱収縮チューブを被覆して加
熱するだけで容易に電線接続部をキャップと共に密封す
ることのできる作業性のよい構造を得ることができる。
ャップには電線接続部の被着側からスリット状の切り欠
き溝を形成しているので、キャップが拡開する範囲内で
電線接続部のサイズ変更に適応させることができるとい
う効果を奏する。また、電線接続部ごとにキャップを新
規製造する必要がなく、コストアップを極力おさえられ
る。
線接続部の密封構造は、複数本の電線の各導体端末を互
いに接続して形成した電線接続部を、導体端末を形成す
る芯線の突き出しを防止し、かつ、突出部が形成された
キャップで被着し、そのキャップで被着された電線接続
部の外側を、内壁にホットメルト接着剤が塗布された熱
収縮チューブで被覆するとともに、熱収縮チューブに熱
処理を施して密着させるようになっている。このよう
に、電線接続部にキャップを被着しているので、芯線が
熱収縮チューブを突き破ってしまうことはなく、確実に
不測の事故を防止することができて信頼性を格段に向上
させる構造を提供することができる。また、キャップに
突出部を形成すると電線接続部に対する被着が非常に容
易になる。さらにまた、熱収縮チューブに熱処理を施し
て熱収縮チューブ自体を収縮させるとともに、内壁に塗
布されて層を成したホットメルト接着剤を溶かして間隙
を埋め、固化させているので、電線接続部を確実に密封
し、電気絶縁性および防水性を確保することができる。
また、キャップを被着し、そこへ熱収縮チューブを被覆
して加熱するだけで容易に電線接続部をキャップと共に
密封することのできる作業性のよい構造を得ることがで
きる。
ャップには電線接続部の被着側からスリット状の切り欠
き溝を形成しているので、キャップが拡開する範囲内で
電線接続部のサイズ変更に適応させることができるとい
う効果を奏する。また、電線接続部ごとにキャップを新
規製造する必要がなく、コストアップを極力おさえられ
る。
熱収縮チューブは両端が開口し、キャップの突出部に熱
収縮チューブの一方の開口側を密着させて封止するよう
になっているので、この突出部が熱収縮チューブの一方
の開口側に対する封止部材になり、熱収縮チューブの一
端を予め封止する必要がなくなって、コスト低減を図る
ことができるという効果を奏する。
形態を示す断面図である。
状態を示す正面図である。
熱収縮チューブを被覆した状態を示す断面図である。
施の形態を示す断面図である。
熱収縮チューブを被覆した状態を示す断面図である。
程を説明するための断面図である。
後の隔離板と電線接続部の状態を説明する断面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 複数本の電線の各導体端末を互いに接続
して電線接続部を形成し、該電線接続部に前記導体端末
を形成する芯線の突き出しを防止するキャップを被着す
るとともに、該キャップを被着した前記電線接続部に、
ホットメルト接着剤が内壁に塗布され、かつ、該ホット
メルト接着剤により一端が封止された熱収縮チューブを
被覆して、該熱収縮チューブを加熱、収縮させることに
より、前記キャップと共に前記電線接続部を密封するこ
とを特徴とする電線接続部の密封方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電線接続部の密封方法
において、 前記キャップに前記電線接続部の被着側からスリット状
の切り欠き溝を形成して、前記キャップを前記電線接続
部に被着することを特徴とする電線接続部の密封方法。 - 【請求項3】 複数本の電線Wの各導体端末を互いに接
続して電線接続部を形成し、該電線接続部に、前記導体
端末を形成する芯線の突き出しを防止し、かつ、突出部
が形成されたキャップを被着するとともに、該キャップ
を被着した前記電線接続部に、ホットメルト接着剤が内
壁に塗布された熱収縮チューブを被覆して、該熱収縮チ
ューブを加熱、収縮させることにより、前記キャップと
共に前記電線接続部を密封することを特徴とする電線接
続部の密封方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の電線接続部の密封方法
において、 前記キャップに前記電線接続部の被着側からスリット状
の切り欠き溝を形成して、前記キャップを前記電線接続
部に被着することを特徴とする電線接続部の密封方法。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の電線接続
部の密封方法において、 前記熱収縮チューブは両端が開口し、前記キャップの前
記突出部に前記熱収縮チューブの一方の開口側が位置す
るように被覆して密封することを特徴とする電線接続部
の密封方法。 - 【請求項6】 複数本の電線の各導体端末を互いに接続
して形成した電線接続部を、前記導体端末を形成する芯
線の突き出しを防止するキャップで被着し、該キャップ
で被着された前記電線接続部の外側を、内壁にホットメ
ルト接着剤が塗布され、かつ、一端が該ホットメルト接
着剤により封止された熱収縮チューブで被覆するととも
に、該熱収縮チューブに熱処理を施して密着させること
により、前記キャップと共に前記電線接続部を密封する
ことを特徴とする電線接続部の密封構造。 - 【請求項7】 請求項6に記載の電線接続部の密封構造
において、 前記キャップには前記電線接続部の被着側からスリット
状の切り欠き溝を形成することを特徴とする電線接続部
の密封構造。 - 【請求項8】 複数本の電線の各導体端末を互いに接続
して形成した電線接続部を、前記導体端末を形成する芯
線の突き出しを防止し、かつ、突出部が形成されたキャ
ップで被着し、該キャップで被着された前記電線接続部
の外側を、内壁にホットメルト接着剤が塗布された熱収
縮チューブで被覆するとともに、該熱収縮チューブに熱
処理を施して密着させることにより、前記キャップと共
に前記電線接続部を密封することを特徴とする電線接続
部の密封構造。 - 【請求項9】 請求項8に記載の電線接続部の密封構造
において、 前記キャップには前記電線接続部の被着側からスリット
状の切り欠き溝を形成することを特徴とする電線接続部
の密封構造。 - 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の電線接
続部の密封構造において、 前記熱収縮チューブは両端が開口し、前記キャップの前
記突出部に前記熱収縮チューブの一方の開口側を密着さ
せて封止することを特徴とする電線接続部の密封構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34297097A JP3331560B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電線接続部の密封方法および密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34297097A JP3331560B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電線接続部の密封方法および密封構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11178143A JPH11178143A (ja) | 1999-07-02 |
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ID=18357926
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34297097A Expired - Fee Related JP3331560B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電線接続部の密封方法および密封構造 |
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JP (1) | JP3331560B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-12-12 JP JP34297097A patent/JP3331560B2/ja not_active Expired - Fee Related
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