JP3293758B2 - 電線接続部の密封方法および密封構造 - Google Patents

電線接続部の密封方法および密封構造

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の電線の端
末を互いに接続した電線接続部を被覆して電気絶縁性お
よび防水性を確保するための電線接続部の密封方法およ
び密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電線端末の接続部を保護するに
は、たとえば、図11に示すように、複数本の電線aの
端末に設けた接続部a1 に塩化ビニル製のキャップbを
被せ、さらにキャップbの上を二重ハーフラップcで被
覆するとともに、キャップbと二重ハーフラップcとの
間にブチルゴムdを注入し、電線a相互間およびキャッ
プb、二重ハーフラップcなどの隙間をブチルゴムで充
填してなじませる。そして、図12に示すように、キャ
ップbと二重ハーフラップcの上にテープeを巻いて全
体を被覆することにより、電線aの接続部を密封する方
法がある。
【0003】しかしながら、上記の工程は、ブチルゴム
dを注入してなじませる作業や、テープeを巻き付ける
作業などの非常に手間取る煩雑な作業を伴うため生産性
が悪く、また、製品の品質にばらつきが生じやすく、ブ
チルゴムdと電線aおよびキャップbとの密着が不十分
となって電線aを矢印方向へ引っ張るとキャップbが簡
単に外れることがあるなどの問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、電線接続部が確実に密封
され、電気絶縁性および防水性が確保されるとともに、
密封作業が簡素化され、生産性および信頼性が格段に向
上する電線接続部の密封方法および密封構造を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した発明の電線接続部の密封方法
は、複数本の電線の端末を互いに接続し、先端部に圧着
部を有する電線接続部に、熱収縮チューブの内壁に周面
が密着する円板状の隔離板を介在させて、一端を封止し
た熱収縮チューブを被覆するとともに、該熱収縮チュー
ブの内側に充填材を充填したのち、該熱収縮チューブを
加熱して収縮させることにより、該電線接続部を密封す
ることを特徴とする。また、請求項2に記載した発明の
電線接続部の密封方法は、複数本の電線の端末を互いに
接続し、先端部に圧着部を有する電線接続部に、圧着部
と熱収縮チューブの内壁との間に先端に該圧着部のスト
ッパを設けた熱圧着端子を介在させて、一端を封止した
熱収縮チューブを被覆するとともに、該熱収縮チューブ
の内側に充填材を充填したのち、該熱収縮チューブを加
熱して収縮させることにより、該電線接続部を密封する
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載した発明の電線接続
部の密封方法は、複数本の電線の端末を互いに接続し、
先端部に圧着部を有する電線接続部に、圧着部と熱収縮
チューブの内壁との間に該熱収縮チューブの収縮に伴っ
て径が小さくなるストッパリングを介在させて、一端を
封止した熱収縮チューブを被覆するとともに、該熱収縮
チューブの内側に充填材を充填したのち、該熱収縮チュ
ーブを加熱して収縮させることにより、該電線接続部を
密封することを特徴とする。前記ストッパリングは帯状
体を丸め、両端部を互いに上下重ね合せて形成すること
が好適である(請求項4)。前記熱収縮チューブの一端
がホットメルト接着剤により封止され、該熱収縮チュー
ブ内に充填材としてブチルゴムを充填することが好まし
い(請求項5)。
【0007】請求項6に記載した発明の電線接続部の密
封構造は、複数本の電線端末を互いに接続した電線接続
部の外側を、一端を封止した熱収縮チューブで被覆する
とともに、該電線接続部と該熱収縮チューブとの間に充
填材を充填して熱処理を施すことにより、該電線接続部
の電線相互間および該熱収縮チューブとの間の隙間に充
填材が充填され、かつ該電線接続部の周囲に該熱収縮チ
ューブを密着させて密封し、かつ、前記電線接続部の圧
着部の近傍に前記熱収縮チューブの内壁に周面が密着す
る円板状の隔離板を介在させたことを特徴とする。請求
項7に記載した発明の電線接続部の密封構造は、複数本
の電線端末を互いに接続した電線接続部の外側を、一端
を封止した熱収縮チューブで被覆するとともに、該電線
接続部と該熱収縮チューブとの間に充填材を充填して熱
処理を施すことにより、該電線接続部の電線相互間およ
び該熱収縮チューブとの間に隙間に充填材が充填され、
かつ該電線接続部の周囲に該熱収縮チューブを密着させ
て密封し、かつ、 前記熱収縮チューブの内壁に密着
し、前記電線接続部の圧着部と該熱収縮チューブの内壁
との間に先端に該圧着部のストッパを設けた熱圧着端子
を介在させたことを特徴とする。
【0008】請求項8に記載した発明の電線接続部の密
封構造は、複数本の電線端末を互いに接続した電線接続
部の外側を、一端を封止した熱収縮チューブで被覆する
とともに、該電線接続部と該熱収縮チューブとの間に充
填材を充填して熱処理を施すことにより、該電線接続部
の電線相互間および該熱収縮チューブとの間に隙間に充
填材が充填され、かつ該電線接続部の周囲に該熱収縮チ
ューブを密着させて密封し、かつ、前記熱収縮チューブ
の内壁に密着し、前記電線接続部の圧着部の近傍に該熱
収縮チューブの収縮に伴って径が小さくなるストッパリ
ングを介在させたことを特徴とする。前記ストッパリン
グは帯状体を丸め、両端部を互いに上下重ね合せて形成
することが好適である(請求項9)。前記熱収縮チュー
ブの一端がホットメルト接着剤により封止され、前記充
填材がブチルゴムであることが好ましい(請求項1
0)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる複数本の電線
Wの端末に形成した電線接続部1の密封構造を示す断面
図である。電線接続部1は、集束した複数本の電線Wの
末端に熱圧着加工を施すことにより各電線Wが互いに一
体に接続された部位を指称するもので、先端部に電線W
の芯線相互が接続された圧着部1aを有している。
【0010】圧着部1aは電線Wの芯線が露出している
ので、この圧着部1aを含む電線接続部1の外側に熱収
縮チューブ2を被着して密封し、圧着部1aの電気絶縁
性および防水性を確保するようにしている。熱収縮チュ
ーブ2は、熱収縮性の合成樹脂材から形成され、内部に
被集束材を収容したのち、加熱することにより収縮させ
て被集束材を密封するようにした被包材である。
【0011】次に、熱収縮チューブ2によって電線接続
部1を密封する工程を説明する。先ず、電線Wの束を収
容しうる内径の熱収縮チューブ2を電線接続部1の長さ
に合わせた適宜寸法に切断し、その一端をホットメルト
接着剤3によって封止しておく。この熱収縮チューブ2
の中に、図2に示すように、電線接続部1を挿入すると
ともに、充填材としてブチルゴム4を充填する。
【0012】そして、電線接続部1を挿入した熱収縮チ
ューブ2を外側から加熱すると、熱収縮チューブ2の収
縮が開始されるとともに、ブチルゴム4はその粘度が低
下して電線接続部1の電線W相互間および熱収縮チュー
ブ2との隙間などに行きわたり隅々まで充填される。熱
収縮チューブ2の収縮が完了すると、電線接続部1の周
囲と熱収縮チューブ2とが密着するとともに、ブチルゴ
ム4の充填により、電線接続部1が強固に密封される。
【0013】図3は、本発明の別の実施例に係わる密封
構造を形成する工程の説明図である。図3においては、
熱収縮チューブ2に挿入された電線接続部1の圧着部1
aの近傍に円板状の隔離板5を配置した例を示してい
る。
【0014】隔離板5を配置して熱処理を施すことによ
り、図4に示すように、圧着部1aの周囲が熱収縮チュ
ーブ2の内壁2aから隔離された状態で電線接続部1が
包着される。そのため、熱収縮チューブ2を収縮させる
際に、圧着部1aから突出した電線Wの芯線があって
も、熱収縮チューブ2の内壁2aが圧着部1aから離れ
ているので、電線Wの芯線が熱収縮チューブ2を突き破
るような不測の事故を防止することができる。
【0015】図5ないし図7は、本発明の他の実施例に
係わる密封構造を形成する工程の説明図である。図5に
おいては、電線接続部1の圧着部1aを熱圧着端子6を
用いて熱圧着した状態を示している。
【0016】熱圧着端子6は、短冊状の熱圧着板6aの
一端に丸形のストッパ6bが折曲形成されたものであ
り、導電性金属薄板をプレス加工等して製造されてい
る。
【0017】熱圧着工程において、集束した複数本の電
線Wの末端とともに熱圧着端子6は熱圧着加工が施され
る。圧着部1aは電線Wの先端の芯線をストッパ6bに
当接させて芯線を整えたのち、芯線相互と熱圧着板6a
とを接続して形成する。
【0018】熱圧着端子6を配置して熱処理を施すこと
により、図7に示すように、圧着部1aの周囲が熱収縮
チューブ2の内壁2aから隔離された状態で電線接続部
1が包着される。圧着部1aはストッパ6bに当接され
ているので電線Wの芯線の突出を防止することができ
る。また、熱収縮チューブを収縮させる際に、仮りに圧
着部1aから突出した電線Wの芯線があっても、熱収縮
チューブ2の内壁2aが圧着部1aから離れているの
で、電線Wの芯線が熱収縮チューブ2を突き破るような
不測の事故を防止することができる。更に、熱収縮チュ
ーブ2に電線接続部1を挿入する際、圧着部1aは熱圧
着端子6に圧着されているので、熱圧着端子6が熱収縮
チューブ2内で位置ずれ、又は脱落したりすることがな
い。
【0019】図8ないし図10は、本発明の更に他の実
施例に係わる密封構造を形成する工程の説明図である。
図8においては、ストッパリング7の例を示している。
ストッパリング7は熱収縮チューブ2に挿入された電線
接続部1の圧着部1aと熱収縮チューブ2の内壁2aと
の間に配置されている。
【0020】ストッパリング7は帯状体8を丸め、その
両端部8a,8bを互いに上下重ね合せるようにして形
成されている。このストッパリング7に外力が加わる
と、端部8a,8bがそれぞれ図中矢印方向に移動して
径が小さくなる。
【0021】ストッパリング7を配置して熱処理を施す
ことにより、図10に示すように、熱収縮チューブ2の
収縮に伴ってストッパリング7は圧着部1aの周囲を囲
うように径が小さくなる。これにより、熱収縮チューブ
2を収縮させる際に、圧着部1aから突出した電線Wの
芯線があっても、圧着部1aの周囲がストッパリング7
によって囲われているので、電線Wの芯線が熱収縮チュ
ーブ2を突き破るような不測の事故を防止することがで
きる。また、熱収縮チューブ2の収縮に伴ってストッパ
リング7も縮径するので、密封された電線接続部1の外
径を小さくすることができる。
【0022】上記ストッパリング7は熱可塑性の合成樹
脂で形成するのが好ましい。尚、ストッパリング7は合
成樹脂製の幅広の板を丸めてパイプ状に形成してから適
宜巾に切断して用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、電線接続部に被せた熱収縮チ
ューブ内に、ブチルゴム等の充填材を充填した状態で熱
収縮チューブの収縮処理を施すようにしているため、電
線相互間および熱収縮チューブとの隙間が充填材で充填
されるとともに、電線接続部の周囲に熱収縮チューブが
密着して電線接続部が確実に密封され、接続部の信頼性
が向上する。また、電線接続部を保護するキャップやテ
ープ巻きなどが不要となるので、部品点数の削減が可能
となるとともに密封作業が簡素化され製造コストが著し
く低減される。更に、電線接続部の圧着部と熱収縮チュ
ーブの内壁との間に、隔離板、熱圧着端子、ストッパリ
ングなどを介在させているので、圧着部から突出した電
線の芯線があっても、この芯線が熱収縮チューブを突き
破るような不測の事故を防止することができるなどの多
くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる電線接続部の密封構造
を示す断面図である。
【図2】図1の電線接続部を形成する工程の説明図であ
る。
【図3】本発明の別の実施例に係わる電線接続部の密封
構造を形成する工程の説明図である。
【図4】図3の熱収縮チューブの収縮処理を施した後の
隔離板と電線接続部の状態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係わる熱圧着端子と電線
接続部との熱圧着工程の説明図である。
【図6】図5の密封構造を形成する工程の説明図であ
る。
【図7】図6の熱収縮チューブの収縮処理を施した後の
熱圧着端子と電線接続部の状態を示す断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施例に係わるストッパリン
グの斜視図である。
【図9】図8のストッパリングを配置した電線接続部の
密封構造を形成する工程の説明図である。
【図10】図9の熱収縮チューブの収縮処理を施した後
のストッパリングと電線接続部の状態を示す断面図であ
る。
【図11】従来の電線接続部の密封構造を示す断面図で
ある。
【図12】図11のキャップの上にテープ巻きを施した
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
W 電線 1 電線接続部 1a 圧着部 2 熱収縮チューブ 2a 内壁 3 ホットメルト接着剤 4 充填材(ブチルゴム) 5 隔離板 6 熱圧着端子 6a 熱圧着板 6b ストッパ 7 ストッパリング 8 帯状体 8a,8b 端部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線の端末を互いに接続し、先
    端部に圧着部を有する電線接続部に、熱収縮チューブの
    内壁に周面が密着する円板状の隔離板を介在させて、
    端を封止した熱収縮チューブを被覆するとともに、該熱
    収縮チューブの内側に充填材を充填したのち、該熱収縮
    チューブを加熱して収縮させることにより、該電線接続
    部を密封することを特徴とする電線接続部の密封方法。
  2. 【請求項2】 複数本の電線の端末を互いに接続し、先
    端部に圧着部を有する電線接続部に、圧着部と熱収縮チ
    ューブの内壁との間に先端に該圧着部のストッパを設け
    た熱圧着端子を介在させて、一端を封止した熱収縮チュ
    ーブを被覆するとともに、該熱収縮チューブの内側に充
    填材を充填したのち、該熱収縮チューブを加熱して収縮
    させることにより、該電線接続部を密封することを特徴
    とする電線接続部の密封方法。
  3. 【請求項3】 複数本の電線の端末を互いに接続し、先
    端部に圧着部を有する電線接続部に、圧着部と熱収縮チ
    ューブの内壁との間に該熱収縮チューブの収縮に伴って
    径が小さくなるストッパリングを介在させて、一端を封
    止した熱収縮チューブを被覆するとともに、該熱収縮チ
    ューブの内側に充填材を充填したのち、該熱収縮チュー
    ブを加熱して収縮させることにより、該電線接続部を密
    封することを特徴とする電線接続部の密封方法。
  4. 【請求項4】 前記ストッパリングは帯状体を丸め、両
    端部を互いに上下重ね合せて形成することを特徴とする
    請求項3記載の電線接続部の密封方法。
  5. 【請求項5】 前記熱収縮チューブの一端がホットメル
    ト接着剤により封止され、該熱収縮チューブ内に充填材
    としてブチルゴムを充填することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1項に記載の電線接続部の密封方法。
  6. 【請求項6】 複数本の電線端末を互いに接続した電線
    接続部の外側を、一端を封止した熱収縮チューブで被覆
    するとともに、該電線接続部と該熱収縮チューブとの間
    に充填材を充填して熱処理を施すことにより、該電線接
    続部の電線相互間および該熱収縮チューブとの間に隙間
    に充填材が充填され、かつ該電線接続部の周囲に該熱収
    縮チューブを密着させて密封し、かつ、前記電線接続部
    の圧着部の近傍に前記熱収縮チューブの内壁に周面が密
    着する円板状の隔離板を介在さ せたことを特徴とする
    線接続部の密封構造
  7. 【請求項7】 複数本の電線端末を互いに接続した電線
    接続部の外側を、一端を封止した熱収縮チューブで被覆
    するとともに、該電線接続部と該熱収縮チューブとの間
    に充填材を充填して熱処理を施すことにより、該電線接
    続部の電線相互間および該熱収縮チューブとの間に隙間
    に充填材が充填され、かつ該電線接続部の周囲に該熱収
    縮チューブを密着させて密封し、かつ、 前記熱収縮チ
    ューブの内壁に密着し、前記電線接続部の圧着部と該熱
    収縮チューブの内壁との間に先端に該圧着部のストッパ
    を設けた熱圧着端子を介在させたことを特徴とする電線
    接続部の密封構造。
  8. 【請求項8】 複数本の電線端末を互いに接続した電線
    接続部の外側を、一端を封止した熱収縮チューブで被覆
    するとともに、該電線接続部と該熱収縮チューブとの間
    に充填材を充填して熱処理を施すことにより、該電線接
    続部の電線相互間および該熱収縮チューブとの間に隙間
    に充填材が充填され、かつ該電線接続部の周囲に該熱収
    縮チューブを密着させて密封し、かつ、前記熱収縮チュ
    ーブの内壁に密着し、前記電線接続部の圧着部の近傍に
    該熱収縮チューブの収縮に伴って径が小さくなるストッ
    パリングを介在させたことを特徴とする電線接続部の密
    封構造。
  9. 【請求項9】 前記ストッパリングは帯状体を丸め、両
    端部を互いに上下重ね合せて形成することを特徴とする
    請求項8記載の電線接続部の密封構造。
  10. 【請求項10】 前記熱収縮チューブの一端がホットメ
    ルト接着剤により封止され、前記充填材がブチルゴムで
    あることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に
    記載の電線接続部の密封構造。
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