JP3331493B2 - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

Info

Publication number
JP3331493B2
JP3331493B2 JP08742897A JP8742897A JP3331493B2 JP 3331493 B2 JP3331493 B2 JP 3331493B2 JP 08742897 A JP08742897 A JP 08742897A JP 8742897 A JP8742897 A JP 8742897A JP 3331493 B2 JP3331493 B2 JP 3331493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
return passage
fuel return
control valve
pressure control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08742897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10266916A (ja
Inventor
陽一 中嶋
節雄 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP08742897A priority Critical patent/JP3331493B2/ja
Publication of JPH10266916A publication Critical patent/JPH10266916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3331493B2 publication Critical patent/JP3331493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプより内燃機
関に供給される燃料圧力を制御する圧力制御弁に関する
もので、内燃機関の燃料供給装置として用いられる。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料供給装置に用いられる圧
力制御弁は特開昭61−149567号公報に示され
る。この圧力制御弁によると、燃料リターン通路の上流
端には燃料室内に開口するバルブシートが配置され、燃
料リターン通路の下流端にオリフィスが配置される。そ
して、燃料室内に導入される燃料圧力に応じて区画体と
一体的に形成された弁体がバルブシートを開閉し、燃料
室内の余剰な燃料はオリフィスを介して燃料タンク内へ
返送され、これによって燃料室内の燃料圧力が所定の圧
力状態に設定される。
【0003】一方、内燃機関の燃料供給装置に用いられ
る制御弁は、余剰の燃料を圧力制御弁の燃料リターン通
路から燃料配管を介して燃料タンク内へ返送されるもの
で、この燃料配管を廃止して、その設置空間や部品点数
を削減することを目的とした燃料供給装置は、特開平8
−193552号公報に示される。この圧力制御弁は、
燃料ポンプ、ストレーナとともに支持ブラケットに固定
され、この支持ブラケットが燃料タンク内へ配置され、
もって圧力制御弁が燃料タンク内へ配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる特開昭61−1
49567号公報に示される圧力制御弁によると、バル
ブシートの下流側の燃料リターン通路の下流端にオリフ
ィスが配置されたことによって、バルブシートの下流側
に臨む燃料リターン通路内の燃料圧力を高めることがで
きて、該圧力を段階的に減圧することができたものであ
り、これによって減圧沸騰による気泡の発生を抑止でき
て圧力制御弁内の流動音の発生を減少できたものであ
る。そして、かかる流動音の少ない圧力制御弁を、特開
平8−193552号公報に示される燃料供給装置の圧
力制御弁として用いた場合以下の問題を有する。すなわ
ち、燃料リターン通路において、バルブシートの下流側
の通路を流れる燃料オリフィスによって絞られ、オリフ
ィスを通過する燃料の流速は大きく上昇し、この速い流
速をもった燃料は、オリフィスの下流端から略大気圧状
態にある燃料タンク内へ一気に噴流として排出される。
以上によると、速い流速を有する燃料の、燃料タンク内
への燃料噴出音、あるいは、燃料噴流と燃料タンク内の
燃料との衝突、波立ち音、更には、燃料タンク、燃料タ
ンク内に設置された部品等と燃料噴流との衝突音によっ
て燃料タンク内に騒音が発生し、この音は車内に伝播し
て乗員に不快感を与える。
【0005】本発明になる圧力制御弁は、上記不具合に
鑑み成されたもので、圧力制御弁自体で流動音の発生が
少なく、更に圧力制御弁を燃料タンク内へ配置した際に
おいて騒音の発生の少ない、極めて静粛な内燃機関の燃
料供給装置に好適な圧力制御弁を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明になる圧力制御弁
は、前記目的達成の為に、内燃機関に供給される燃料の
燃料圧力を制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納
配置される圧力制御弁において、圧力制御弁を構成する
下側ハウジング1には、その上流端6Aが燃料室4内に
開口し、下流端6Bが下流開口6Cをもって燃料タンク
内に開口する燃料リターン通路6が設けられ、前記燃料
リターン通路の上流端6Aに弁体9にて開閉されるバル
ブシート7が配置されるとともにバルブシート7に臨み
バルブシート7で発生する減圧沸騰を防止するオリフィ
ス12を近接配置し、更にオリフィス12の下流端12
Cと燃料リターン通路6の下流開口6Cとの間に、燃料
リターン通路6の長手軸心方向に沿い、該燃料リターン
通路を、複数の流路24A,24B…に区分する整流壁
部材23よりなる噴流抑止手段Jを配置したことを第1
の特徴とする。
【0007】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記、噴流抑止手段を、燃料リターン通路6を複数の開口
に区分する多孔部材25としたことを第2の特徴とす
る。
【0008】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記、噴流抑止手段を、燃料リターン通路6にあって、燃
料リターン通路6の横断面積を部分的に拡大する拡大流
路室26としたことを第3の特徴とする。
【0009】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記噴流抑止手段、燃料リターン通路6の中心方向に向
かって立設される複数の衝突壁部材28C,28Dとし
たことを第4の特徴とする。
【0010】更に本発明は、内燃機関に供給される燃料
の燃料圧力を制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収
納配置される圧力制御弁において、圧力制御弁を構成す
る下側ハウジング1には、その上流端6Aが燃料室4内
に開口する上流側燃料リターン通路20と、その上流側
21Aが上流側燃料リターン通路20に交差して連な
り、下流端21Bの下流開口21Cが燃料タンク内に開
口する下流側燃料リターン通路21と、が設けられ、前
記上流側燃料リターン通路には、燃料室4内に臨むバル
ブシート7とバルブシート7に臨むオリフィス12が配
置され、下流側燃料リターン通路21をオリフィス12
より噴出する噴流を抑止する噴流抑止手段Jとしたこと
を第5の特徴とする。
【0011】更に又、本発明は、内燃機関に供給される
燃料の燃料圧力を制御する圧力制御弁が、燃料タンク内
に収納配置される圧力制御弁において、圧力制御弁を構
成する下側ハウジング1には、その上流端6Aが燃料室
4内に開口し、下流端30Bが底部をなして閉塞される
上流側燃料リターン通路30が形成され、上流側燃料リ
ターン通路30には燃料室4に臨んで開口するバルブシ
ート7と、バルブシート7に臨むオリフィス12と、オ
リフィス12の下流端12Cに臨み底部を含む滞溜室3
1と、が形成され、一方、下流開口32Bが燃料タンク
内に開口する下流側燃料リターン通路32の上流端32
Aを、オリフィス12より噴出する噴流を抑止する噴流
抑止手段Jとしての滞溜室31内に開口したことを第6
の特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明になる圧力制御弁の第1の実施
例について図1により説明する。1は上方に向かって凹
部が形成された下側ハウジング、2は下方に向かって凹
部が形成された上側ハウジングであり、両ハウジング
1,2の間にはゴム材料によって形成される区画体3が
配置される。そして、下側ハウジング1の凹部と区画体
3の下側面によって燃料室4が形成され、上側ハウジン
グ2の凹部と区画体3の上側面によって空気室5が形成
される。6は、図1において、上下方向に穿設された燃
料リターン通路であり、燃料リターン通路6の上流端6
Aは燃料室4内に開口するとともに燃料室4に臨むバル
ブシート7が配置される。従って、燃料リターン通路6
の上流端6Aはバルブシート7を介して燃料室4内に開
口する。又、燃料リターン通路6の下流端6Bは、下流
開口6Cを介して外方に向かって開口する。一方、燃料
室4の側壁には、燃料流入路8が開口するもので、燃料
流入路8の上流より昇圧された燃料が供給され、この燃
料が燃料室4内へ導入される。
【0013】区画体3には、弁体9が一体的に配置され
るもので、区画体3が上下方向に移動することによって
弁体9はバルブシート7を開閉する。本例において弁体
9は平板ゴム材料よりなり、区画体3に取着されるホル
ダー部材10にカシメ結合された。又、空気室5内には
スプリング11が縮設されるもので、区画体3はこのス
プリング11のバネ力によって燃料室4側に付勢され、
弁体9はバルブシート7に当接して燃料リターン通路6
を閉塞するよう付勢される。
【0014】そして、燃料リターン通路6内には、オリ
フィス12が配置される。オリフィス12は、バルブシ
ート7の通路径より小径のオリフィス部12Aを備える
もので、このオリフィス12の上流端12Bはバルブシ
ート7の下流端7Aに臨んで配置される。一方、オリフ
ィス12の下流端12Cは、燃料リターン通路6の下流
端6Bに臨んで配置されるもので、オリフィス12の下
流端12Cと燃料リターン通路6の下流開口6Cとの間
には、比較的に長い通路長を有する下流側の燃料リター
ン通路6Dが存在する。
【0015】そして、前記下流側の燃料リターン通路6
Dには以下に述べる噴流抑止手段Jが配置される。図2
は噴流抑止手段Jの斜視図、図3は図2の右側面図であ
る。23は、整流壁部材であり、中心から外周に向かっ
て複数の整流壁23A,23B,23C,23Dが延び
るもので、各整流壁の外径は、下流側の燃料リターン6
D内へ配置される直径をなすとともに下流側の燃料リタ
ーン通路6Dの長手軸心方向に沿う壁長さを有する。2
3Eは、整流壁23A〜23Dの一端に形成された円板
状の鍔部であり、鍔部23E及び整流壁23A〜23D
よりなる整流壁部材23は、合成樹脂材料によって射出
成形するのが好ましい。そして、上記整流壁部材23
は、燃料リターン通路6の下流開口6Cから下流側の燃
料リターン通路6D内へ挿入されて固定される。この固
定は、圧入、接着、他の手段を用いて行なわれる。以上
によると、下流側の燃料リターン通路6Dは、整流壁部
材23の隣接する整流壁によって燃料リターン通路6の
長手軸心方向に沿う複数の流路24A,24B,24
C,24Dに区分される。この流路は図3に示される。
【0016】尚、オリフィス12の上流端12Bとバル
ブシート7の下流端7Aとは当接させることなく、間隙
を存在させる方が好ましい。
【0017】次にその作用について説明する。燃料流入
路8から燃料室4内へ、例えば図示せぬ燃料ポンプによ
って昇圧された燃料が導入されるものであり、この際、
燃料室4内の燃料圧力が変化すると、区画体3は燃料室
4内の燃料圧力と空気室5内のスプリング11のバネ力
との押圧関係において変位する。すなわち、燃料室4内
の燃料圧力が大きくなると、区画体3は空気室5側へ大
きく変位し、弁体9はバルブシート7を大きく開放して
多量の燃料を燃料室4からバルブシート7を介して燃料
リターン通路6内へ流出させる。
【0018】一方、燃料室4内の燃料圧力が前記圧力状
態より低下(大気圧に近づくこと)すると、区画体3は
その圧力低下に応じて燃料室4側へ変位し、弁体9はバ
ルブシート7を圧力低下に応じて閉塞移動して燃料室4
からバルブシート7を介して燃料リターン通路6内へ流
出する燃料量を減少させる。従って、燃料室4内の燃料
は、燃料室4内の燃料圧力に応じて弁体9がバルブシー
ト7を開放して燃料リターン通路6内へ流出されるもの
で、これによって燃料室4内の燃料圧力を所望の一定に
保持することができたものであり、燃料供給装置の燃料
噴射弁に向かう燃料の圧力を一定に保持できたものであ
る。
【0019】そして、燃料リターン通路6内に、バルブ
シート7の下流端7Aに臨んでオリフィス12を配置し
たことによって、バルブシート7の下流端7Aとオリフ
ィス12の上流端12Bとの間の燃料リターン通路6内
の圧力を高めることができたものである。従って、バル
ブシート7からオリフィス12に向かって流出する燃料
圧力が急激に低下することが防止されるもので、減圧沸
騰による気泡の発生が抑止され、バルブシート7から燃
料リターン通路6(具体的にはバルブシート7とオリフ
ィス12との間の燃料リターン通路)内へ流出する燃料
の流動音を低減できたものである。
【0020】一方、バルブシート7からオリフィス12
内へ流入する燃料は、オリフィス部12Aによって絞ら
れた後に再びオリフィス12の下流端12Cから下流開
口6Cに連なる下流側の燃料リターン通路6D内へ噴出
される。ここで、オリフィス12の下流端6Bから噴出
される燃料はオリフィス部12Aによって絞られること
から噴流を成すものであるが、本発明になる圧力制御弁
にあっては、整流壁部材23によりなる噴流抑止手段J
を用いたので、オリフィス12の下流端12Cから下流
側の燃料リターン通路6D内へ噴出される噴流は、下流
側の燃料リターン通路6D内を下流開口6Cに向かって
流下する際、各整流壁23A〜23Bに衝突しつつ流路
24A〜24Dを通過して燃料タンク内へ排出される。
以上によると、噴流のエネルギーは、整流壁23A〜2
3Dに衝突すること、及び整流壁に接触して長手軸心方
向に流れること、から充分に弱められて燃料タンク内へ
排出されるものである。
【0021】従って、本発明になる圧力制御弁を燃料タ
ンク内に配置した際において、バルブシート7に臨む燃
料リターン通路6にオリフィス12を配置したことによ
ってバルブシート7を流れる燃料の流動音を低減できた
こと。及びオリフィス12の下流端12Cと燃料リター
ン通路6の下流開口6Cとの間の下流側の燃料リターン
通路6Dに噴流抑止手段Jとしての整流壁部材23を設
けたことによって燃料リターン通路6の下流開口6Cか
ら排出する燃料の噴流のエネルギーを低下できたので、
圧力制御弁から燃料タンク内への燃料の吐出音、燃料タ
ンク内の燃料との衝突、波立ち音、更には燃料タンク内
に設置した部品との衝突音を大きく低減でき、燃料タン
ク内における騒音の発生を低減できたこと。によって、
極めて静粛であって燃料タンク内へ配置するに好適な内
燃機関用の圧力制御弁を提供できたものである。又、整
流壁部材23は、合成樹脂材料を射出成形することによ
って容易に製作できること、及び燃料リターン通路6内
への固着は合成樹脂材料の有する弾性を利用できること
から噴流抑止手段Jを安価に提供できたものである。
【0022】次に、噴流抑止手段Jの他の実施例につい
て図4により説明する。25は多孔部材であり、網目材
料を円筒状に形成し、この多孔部材25を燃料リターン
通路6の下流開口6Cから下流側の燃料リターン通路6
D内に挿入して固定配置したものである。以上による
と、下流側の燃料リターン通路6Dは、多孔部材25の
網目によって複数の開口に区分され、この開口が下流側
の燃料リターン通路6Dの下流開口6Cに臨む。
【0023】かかる多孔部材25よりなる噴流抑止手段
Jを用いたことによると、オリフィス12の下流端12
Cから下流側の燃料リターン通路6D内へ噴出される噴
流は、下流側の燃料リターン通路6D内を下流開口6C
に向かって流下する際、多孔部材25の複数の開口を通
過して燃料タンク内へ排出される。
【0024】以上によると、噴流のエネルギーは、多孔
部材25に衝突すること、及び多孔部材25の複数の開
口を通過することから充分に弱められて燃料タンク内へ
排出されるものである。多孔部材25の開口の大きさは
噴流のエネルギーによって選定されるものであるが、本
例によれば、開口の大きさを選定する際、網のメッシュ
を変えることによって極めて容易に対応できるものであ
る。尚、多孔部材25は網目材料に限定されるものでな
く、平板に複数の孔が穿設されているものでも、発泡材
料を用いてもよい。
【0025】次に、噴流抑止手段Jの他の実施例につい
て図5により説明する。本実施例における噴流抑止手段
Jは、下流側の燃料リターン通路6Dの横断面積を部分
的に拡大して拡大流路室26としたものである。具体的
には、下流側の燃料リターン通路6Dの下流端6Bから
上流(図7において左方)側に向けて、その直径D1が
燃料リターン通路6の直径D2より大径をなす拡大通路
26Aが穿設され、拡大通路26Aの下流開口26Bが
拡大通路26Aの直径D1より小径の直径D3の開放孔
27Aを有するプラグ27にて閉塞する。以上による
と、拡大通路26Aの上流側は下流側の燃料リターン通
路6Dによって絞られ、下流側はプラグ27の開放孔2
7Aによって絞られた拡大流路室26が形成されるもの
で、拡大流路室26の上流は燃料リターン通路6に連絡
され、下流はプラグ27の開放孔27Aを介して燃料タ
ンク内へ開口される。いいかえると、下流側の燃料リタ
ーン通路6Dには、その横断面積が部分的に拡大された
拡大流路室26が形成されたことになる。
【0026】かかる拡大流路室26よりなる噴流抑止手
段Jを用いたことによると、オリフィス12の下流端1
2Cから下流側の燃料リターン6D内へ噴出される噴流
は、下流側の燃料リターン通路6D内を下流開口6Cに
向かって流下する際、拡大流路室26内に流入した後に
開放孔27Aから燃料タンク内へ排出される。
【0027】以上によると、下流側の燃料リターン通路
6Dを流れる噴流のエネルギーは、下流側の燃料リター
ン通路6Dの横断面積より大であって、且つ室容積の充
分大なる拡大流路室26内へ流入した際、大きく弱めら
れるもので、充分に弱められた燃料が開放孔27Aから
燃料タンク内へ排出される。本例によれば、拡大通路2
6Aは、下流側の燃料リターン通路6Dの製作時に同時
に鋳抜き形成、あるいは2段孔加工することによって容
易に形成でき、しかもプラグ27は開放孔27Aを備
え、拡大通路26Aを閉塞する機能を備えればよいので
単なるプレス品でよいものであり、噴流抑止手段Jの製
作を極めて安価に行い得るものである。又、拡大流路室
26の直径D1及び室容積の選定は、単に拡大通路26
Aの直径と深さを変えることによって対応できるもの
で、その選定の自由度を大きく向上できたものである。
【0028】次に噴流抑止手段Jの他の実施例について
図6により説明する。本実施例における噴流抑止手段J
は、下流側の燃料リターン通路6D内に、該通路の中心
に向けて複数の衝突壁部材28を設けたものである。具
体的にこの噴流抑止手段Jは、下流側の燃料リターン通
路6Dの長手軸心方向に沿う円筒部28Aと、円筒部2
8Aの内周壁28Bから円筒部28Aの略中心に向かっ
て突出する複数の衝突壁部材28とにより形成されるも
のである。本例における衝突壁部材28は第1の衝突壁
部材28Cと第2の衝突壁部材28Dとよりなり、第1
の衝突壁部材28Cは上流側にあって下方の内周壁28
Bより中心に向かって上方にのび、その上端に半月形の
第1流路28Eを形成し、一方、第2の衝突壁部材28
Dは、下流側にあって上方の内周壁28Bから中心に向
かって下方にのび、その下端に半月形の第2流路28F
を形成する。第1の衝突壁部材28Cと第2の衝突壁部
材28Dとの間には間隙Sが存在する。そして、かかる
噴流抑止手段Jの円筒部28Aが下流側の燃料リターン
通路6Dの下流開口6Cから下流側の燃料リターン通路
6D内へ挿入配置される。以上によると、第1の衝突壁
部材28Cは、下流側の燃料リターン通路6Dの上流側
(図6にて左側)に臨んで配置され、第2の衝突壁部材
28Dは下流側の燃料リターン通路6Dの下流開口6C
に臨んで配置される。
【0029】かかる衝突壁部材28よりなる噴流抑止手
段Jを用いたことによると、オリフィス12の下流端1
2Cから下流側の燃料リターン通路6D内へ噴出される
噴流は、下流側の燃料リターン通路6内を下流開口6C
に向かって流下する際、衝突壁部材28に衝突した後に
下流開口6Cから燃料タンク内へ排出される。すなわ
ち、下流側の燃料リターン通路6Dを流れる噴流のエネ
ルギーは、円筒部28A内へ流入すると、第1の衝突壁
部材28Cに衝突して弱められ、この弱められた噴流は
その上方に形成される第1流路28Eから第2の衝突壁
部材28Dに向かって流れて衝突する。これによると噴
流のエネルギーは更に弱められ、この噴流は下方に形成
される第2流路28Fを介して下流開口6Cに進んで燃
料タンク内へ排出される。本例によれば、衝突壁部材2
8は、下流側の燃料リターン通路6Dの燃料流れの方向
に略直交するよう配置されるので、噴流のエネルギーを
大きく弱めることが可能であり、更に、衝突壁部材28
を下流側の燃料リターン通路6Dの長手軸心方向に沿っ
て複数配置すると噴流のエネルギーの低減をより一層効
果的に行なうことができる。又、この円筒部28Aを含
む衝突壁部材28は合成樹脂材料を用いて射出成形によ
って製作でき、且つ燃料リターン通路6への装着も合成
樹脂材料の弾性を用いて固着できるので、製造コストを
安価におさえることができる。又、衝突壁部材28を本
例の如く、下方、上方と交互に立設することによってエ
ネルギーの低減を一層効果的に達成できる。更に又、噴
流のエネルギーの大きさに応じて、衝突壁部材28の内
周壁28Bからの突出高さ、及び衝突壁部材28の数を
選定すると、噴流のエネルギーを適正に抑止することが
できる。
【0030】次に図7により本発明の圧力制御弁の他の
実施例について説明する。尚、図1と同一構造部分につ
いては同一符号を使用して説明を省略する。20は、図
2において上下方向に穿設された上流側燃料リターン通
路であり、その上流端20Aには、燃料室4内へ開口す
るバルブシート7が配置される。21は、その上流端2
1Aが上流側燃料リターン通路20に交差し、下流端2
1Bが下流開口21Cをもって側方に開口する下流側燃
料リターン通路である。本例では下流側燃料リターン通
路21を上流側燃料通路20に直交させた。そして、オ
リフィス12は上流側燃料リターン通路20内に配置さ
れるもので、オリフィス12の上流端12Bは、バルブ
シート7の下流端7Aに臨んで配置され、オリフィス1
2の下流端12Cは下流側燃料リターン通路21の内周
壁21Dに臨んで配置される。下流端12Cが内周壁2
1Dに臨むとは、対向することであり、このように対向
できたことは、下流側燃料リターン通路21を上流側燃
料リターン通路20に対して交差して形成したことによ
る。本例における噴流抑止手段Jは、下流側燃料リター
ン通路21が成すものである。本実施例によると、上流
側燃料リターン通路20に、バルブシート7の下流端7
Aに臨んでオリフィス12が配置されたことによって、
前記実施例と同様にバルブシート7からオリフィス12
に向かって流出する燃料圧力が急激に低下することが防
止されたので、減圧沸騰による気泡の発生が抑止され、
バルブシート7から流出する燃料の流動音を低減できた
ものである。
【0031】一方、オリフィス12から噴出される噴流
は、噴流抑止手段Jとしての下流側燃料リターン通路2
1の内周壁21Dに向かって噴出され、この内周壁21
Dによって流れ方向が変えられるので、より積極的に噴
流エネルギーが弱められる。従って、下流側燃料リター
ン通路21の下流端21Bの下流開口21Cから燃料タ
ンク内へは、充分に噴流エネルギーが弱められた燃料が
排出されるものである。
【0032】以上の如く、本実施例によると、バルブシ
ート7における流動音の低減と、下流開口21Cから燃
料タンク内へ排出される燃料の噴流エネルギーを低下で
きたこと、によって前記実施例と同様に静粛で燃料タン
ク内へ配置するに好適な圧力制御弁を提供できたもので
あるが、特に噴流抑止手段Jとしての下流側燃料リター
ン通路21を、バルブシート7、オリフィス12を備え
た上流側リターン通路20に交差して形成したことによ
って、オリフィス12から噴出される噴流のエネルギー
をより効果的に弱めることができたものである。
【0033】図8には噴流抑止手段Jの更に他の実施例
が示される。図1と同一構造部分は同一符号を使用して
説明を省略する。30は、図8において、上下方向に穿
設された上流側燃料リターン通路であり、その上流端3
0Aには、弁体9によって開閉されるバルブシート7が
配置され、バルブシート7の下流端7Aに臨む上流側燃
料リターン通路30には、オリフィス12が配置され
る。前記、上流側燃料リターン通路30の下流端30B
は底部をなして閉塞されるもので、オリフィス12の下
流端12Cと、該下流端12Cに臨む下流端30Bの底
部を含む上流側燃料リターン通路30によって滞溜室3
1が形成される。すなわち、オリフィス12のオリフィ
ス部12Aは、この滞溜室31に向かって開口する。3
2は、下流側燃料リターン通路であり、その上流端32
Aは滞溜室31内に開口し、下流端は下流開口32Bを
介して側方に開口する。すなわち、下流側燃料リターン
通路32は滞溜室31より側方に分岐する。
【0034】かかる滞溜室31を備えた噴流抑止手段J
を用いたことによると、オリフィス12の下流端12C
より噴出される噴流は、滞溜室31内へ噴出されるもの
で、滞溜室31内に噴出された噴流は滞溜室31内にお
いて渦流を生じ、下方向に向かって指向する噴流のエネ
ルギーは大きく弱められる。そして、この弱められた噴
流は、滞溜室31内に開口する下流側燃料リターン通路
32内に流入し、下流開口32Bから燃料タンク内へ排
出される。本例によれば、上流側燃料リターン通路30
の底部30Bを下方に向かってのばすことによって、オ
リフィス12の下流端12Cとそれに臨む底部30Bを
含む上流側燃料リターン通路30とによって滞溜室31
を形成できたもので、格別な部材、格別新たな通路加工
を必要とするものでなく、噴流抑止手段Jを極めて容易
にして且つ安価に製作することができる。又、滞溜室3
1内において、噴流によって生起する渦流の大きさは、
噴流の有するエネルギーに応じて大きくなるもので、噴
流のエネルギーを渦流によって効果的に弱めることがで
きる。更に又、下流側燃料リターン通路32の上流端3
2Aを滞溜室31の上方へ開口すると、滞溜室31内に
おける渦流の発生は一層促進されるもので、噴流のエネ
ルギーを低減するのに更に効果的である。
【0035】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる圧力制御弁
は、内燃機関に供給される燃料の燃料圧力を制御する圧
力制御弁が、燃料タンク内に収納配置される圧力制御弁
において、圧力制御弁を構成する下側ハウジング1に
は、その上流端6Aが燃料室4内に開口し、下流端6B
が下流開口6Cをもって燃料タンク内に開口する燃料リ
ターン通路6が設けられ、前記燃料リターン通路の上流
端6Aに弁体9にて開閉されるバルブシート7が配置さ
れるとともにバルブシート7に臨みバルブシート7で発
生する減圧沸騰を防止するオリフィス12を近接配置
し、更にオリフィス12の下流端12Cと燃料リターン
通路6の下流開口6Cとの間に、燃料リターン通路6の
長手軸心方向に沿い、該燃料リターン通路を、複数の流
路24A,24B…に区分する整流壁部材23よりなる
噴流抑止手段Jを配置したので、オリフィスによってバ
ルブシートを流れる燃料の流動音を低減でき、又、噴流
抑止手段として、燃料リターン通路6の長手軸心方向に
沿い、該燃料リターン通路を、複数の流路24A,24
B…に区分する整流壁部材23を用いたことにより、オ
リフィスから噴出される噴流は、下流側燃料リターン通
路の内周壁に衝突して、その流れ方向が変えられるの
で、より積極的に噴流のエネルギーを弱めることができ
る。従って、燃料リターン通路の下流開口から燃料タン
ク内へ排出される燃料の噴流エネルギーを低下できたの
で、極めて静粛で、燃料タンク内へ配置するに好適な内
燃機関用の圧力制御弁を提供できる。
【0036】又、前記、噴流抑止手段を、燃料リターン
通路6を複数の開口に区分する多孔部材25としたこと
によると、噴流は多孔部材に衝突しつつ複数の開口を通
過するので、そのエネルギーを充分に弱めることがで
き、且つ開口の選択を容易に行なうことができる。
【0037】前記、噴流抑止手段を、燃料リターン通路
6にあって、燃料リターン通路6の横断面積を部分的に
拡大する拡大流路室26としたことによると、噴流が拡
大流路室内へ流入することによってエネルギーを弱める
ことができ、且つ拡大流路室の形成が極めて安価に行な
いうる。
【0038】又、前記、噴流抑止手段を、燃料リターン
通路6の中心方向に向かって立設される複数の衝突壁部
材28C,28Dとしたことによると、噴流は衝突壁部
材に略直交して衝突し、この衝突を複数の衝突壁部材に
よってくり返し行なわれるので、そのエネルギーの低減
は一層効果的に行なうことができる。
【0039】更に、内燃機関に供給される燃料の燃料圧
力を制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納配置さ
れる圧力制御弁において、圧力制御弁を構成する下側ハ
ウジング1には、その上流端6Aが燃料室4内に開口す
る上流側燃料リターン通路20と、その上流側21Aが
上流側燃料リターン通路20に交差して連なり、下流端
21Bの下流開口21Cが燃料タンク内に開口する下流
側燃料リターン通路21と、が設けられ、前記上流側燃
料リターン通路には、燃料室4内に臨むバルブシート7
とバルブシート7に臨むオリフィス12が配置され、下
流側燃料リターン通路21をオリフィス12より噴出す
る噴流を抑止する噴流抑止手段Jとしたことによると、
オリフィスから噴出される噴流のエネルギーを下流側燃
料リターン通路によって効果的に弱めることができる。
そして、このとき噴流抑止手段として格別な部材、加工
を必要としない。
【0040】更に又、内燃機関に供給される燃料の燃料
圧力を制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納配置
される圧力制御弁において、圧力制御弁を構成する下側
ハウジング1には、その上流端6Aが燃料室4内に開口
し、下流端30Bが底部をなして閉塞される上流側燃料
リターン通路30が形成され、上流側燃料リターン通路
30には燃料室4に臨んで開口するバルブシート7と、
バルブシート7に臨むオリフィス12と、オリフィス1
2の下流端12Cに臨み底部を含む滞溜室31と、が形
成され、一方、下流開口32Bが燃料タンク内に開口す
る下流側燃料リターン通路32の上流端32Aを、オリ
フィス12より噴出する噴流を抑止する噴流抑止手段J
としての滞溜室31内に開口したことによると、滞溜室
内において生起する渦流によって噴流のエネルギーを弱
めることができ、且つ滞溜室の形成に際して格別な部
材、格別な加工を必要とするものでなく噴流抑止手段を
安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる圧力制御弁の一実施例を示す縦断
面図。
【図2】本発明の圧力制御弁に用いられる噴流抑止手段
の一実施例を示す斜視図。
【図3】図2の噴流抑止手段の装着状態における右側面
図。
【図4】噴流抑止手段の他の実施例を示す要部縦断面
図。
【図5】噴流抑止手段の他の実施例を示す要部縦断面
図。
【図6】噴流抑止手段の他の実施例を示す要部縦断面
図。
【図7】本発明になる圧力制御弁の他の実施例を示す縦
断面図。
【図8】噴流抑止手段の更に他の実施例を示す要部縦断
面図。
【符号の説明】
6 燃料リターン通路 6A 上流端 6B 下流端 6C 下流開口 7 バルブシート 12 オリフィス 12C オリフィスの下流端 20 上流側燃料リターン通路 21 下流側燃料リターン通路 23 整流壁部材 25 多孔部材 26 拡大流路室 28C,28D 衝突壁部材 31 滞溜室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 37/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に供給される燃料の燃料圧力を
    制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納配置される
    圧力制御弁において、 圧力制御弁を構成する下側ハウジング1には、その上流
    端6Aが燃料室4内に開口し、下流端6Bが下流開口6
    Cをもって燃料タンク内に開口する燃料リターン通路6
    が設けられ、 前記燃料リターン通路の上流端6Aに弁体9にて開閉
    されるバルブシート7が配置されるとともにバルブシー
    ト7に臨みバルブシート7で発生する減圧沸騰を防止す
    るオリフィス12を近接配置し、更にオリフィス12の
    下流端12Cと燃料リターン通路6の下流開口6Cとの
    間に、燃料リターン通路6の長手軸心方向に沿い、該燃
    料リターン通路を複数の流路24A,24B…に区分
    する整流壁部材23よりなる噴流抑止手段Jを配置した
    ことを特徴とする圧力制御弁。
  2. 【請求項2】 前記噴流抑止手段Jを、燃料リターン通
    路6の長手軸心方向に沿い、該燃料リターン通路6を複
    数の流路24A,24B…に区分する整流壁部材23に
    代えて、燃料リターン通路6を複数の開口に区分する多
    孔部材25としたことを特徴とする請求項1記載の圧力
    制御弁。
  3. 【請求項3】 前記噴流抑止手段Jを、燃料リターン通
    路6の長手軸心方向に沿い、該燃料リターン通路6を複
    数の流路24A,24B…に区分する整流壁部材23に
    代えて、燃料リターン通路6にあって、燃料リターン通
    路6の横断面積を部分的に拡大する拡大流路室26とし
    たことを特徴とする請求項1記載の圧力制御弁。
  4. 【請求項4】 前記噴流抑止手段J燃料リターン通
    路6の長手軸心方向に沿い、該燃料リターン通路6を複
    数の流路24A,24B…に区分する整流壁部材23に
    代えて、燃料リターン通路6の中心方向に向かって立設
    される複数の衝突壁部材28C,28Dとしたことを特
    徴とする請求項1記載の圧力制御弁。
  5. 【請求項5】 内燃機関に供給される燃料の燃料圧力を
    制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納配置される
    圧力制御弁において、圧力制御弁を構成する下側ハウジ
    ング1には、その上流端6Aが燃料室4内に開口する上
    流側燃料リターン通路20と、その上流側21Aが上流
    側燃料リターン通路20に交差して連なり、下流端21
    Bの下流開口21Cが燃料タンク内に開口する下流側燃
    料リターン通路21と、が設けられ、 前記上流側燃料リターン通路には、燃料室4内に臨むバ
    ルブシート7とバルブシート7に臨むオリフィス12が
    配置され、下流側燃料リターン通路21をオリフィス1
    2より噴出する噴流を抑止する噴流抑止手段Jとしたこ
    とを特徴とする圧力制御弁。
  6. 【請求項6】 内燃機関に供給される燃料の燃料圧力を
    制御する圧力制御弁が、燃料タンク内に収納配置される
    圧力制御弁において、圧力制御弁を構成する下側ハウジ
    ング1には、その上流端6Aが燃料室4内に開口し、下
    流端30Bが底部をなして閉塞される上流側燃料リター
    ン通路30が形成され、上流側燃料リターン通路30に
    は燃料室4に臨んで開口するバルブシート7と、バルブ
    シート7に臨むオリフィス12と、オリフィス12の下
    流端12Cに臨み底部を含む滞溜室31と、が形成さ
    れ、一方、下流開口32Bが燃料タンク内に開口する下
    流側燃料リターン通路32の上流端32Aを、オリフィ
    ス12より噴出する噴流を抑止する噴流抑止手段Jとし
    ての滞溜室31内に開口したことを特徴とする圧力制御
    弁。
JP08742897A 1997-03-21 1997-03-21 圧力制御弁 Expired - Fee Related JP3331493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08742897A JP3331493B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 圧力制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08742897A JP3331493B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 圧力制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10266916A JPH10266916A (ja) 1998-10-06
JP3331493B2 true JP3331493B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=13914608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08742897A Expired - Fee Related JP3331493B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 圧力制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3331493B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6752170B2 (en) * 2001-01-16 2004-06-22 Denso Corporation Fuel pressure regulating valve

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10266916A (ja) 1998-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101082771B1 (ko) 개선된 거품 형성 유닛
JP3331493B2 (ja) 圧力制御弁
US6789529B2 (en) Pulsation damping device in fuel pump module
JP2010501784A (ja) 燃料噴射弁
US6752170B2 (en) Fuel pressure regulating valve
CN113544347B (zh) 用于产生加气的液体射流的射流调节器
KR19980081162A (ko) 자동차용 연료 쳄버
JP3359430B2 (ja) 弁装置
JPH08246984A (ja) 内燃機関の燃料供給系脈動圧減衰装置
JP4887555B2 (ja) 微細気泡発生装置のノズル
JP3511313B2 (ja) ベーン型表面張力タンク
JP4016628B2 (ja) 微細気泡発生装置のノズル
JPH06109164A (ja) アングル弁
JP4944718B2 (ja) 気泡発生装置
JP2008516135A (ja) 燃料噴射弁
JPH11240345A (ja) 車両用合成樹脂製燃料タンク
JPS5816779Y2 (ja) 高膨張泡発生装置
CN111798823A (zh) 排气流体碰撞型消音器
JP3165552B2 (ja) 流体噴射ノズル
JP3541259B2 (ja) 内燃機関における燃料供給装置
JPH1089494A (ja) 蒸気加減弁
JP2002256997A (ja) フィルター装置
JP4166792B2 (ja) 燃料噴射装置
TW200946168A (en) High expansion foam fire-extinguishing system
JP2001190439A (ja) 気泡発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees