JP3331368B2 - 合成樹脂管を接続するための接続具 - Google Patents

合成樹脂管を接続するための接続具

Info

Publication number
JP3331368B2
JP3331368B2 JP16671398A JP16671398A JP3331368B2 JP 3331368 B2 JP3331368 B2 JP 3331368B2 JP 16671398 A JP16671398 A JP 16671398A JP 16671398 A JP16671398 A JP 16671398A JP 3331368 B2 JP3331368 B2 JP 3331368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
synthetic resin
movement
pipe
preventing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16671398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000002384A (ja
Inventor
和行 早川
茂之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP16671398A priority Critical patent/JP3331368B2/ja
Publication of JP2000002384A publication Critical patent/JP2000002384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3331368B2 publication Critical patent/JP3331368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、合成樹脂管を接
続するための接続具に関し、詳しくは、合成樹脂管の接
続端部に内挿される内挿筒部を備えた接続具本体と、前
記接続端部を前記内挿筒部とで挟み付けて、該管体を接
続すべく、前記内挿筒部に対し軸方向に移動される移動
スリーブとからなるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成樹脂管(以下、管とい
う)を接続するための接続具として種々のものがあるが
その中でも、例えば特公平5−79877号公報に示す
ようなものが提案されており、具体的には図13に示す
ような構成となっている。
【0003】即ち、この種の接続具は、管スリーブとし
て形成された接続片301と、管スリーブに対して軸方
向に運動可能な移動スリーブ302との2つの部分から
なる接続具300であって、前記接続片301に周方向
のリブが設けられており、この接続片301のフランジ
303に一番近いところに設けられたリブを管体の移動
防止ストッパー301aとして形成するとともに、この
移動防止ストッパー301aとフランジ303との間に
移動スリーブ302により押し出された管材料の受容室
304が形成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示すように、移動スリーブ302を移動させていく
と、移動スリーブ302により押し出された管材料は、
奥方に充分な受容室304があっても飛び出すケースが
あり、フランジ303と移動スリーブ302との間に前
記管材料が挟まれ、移動スリーブ302の充分な移動が
阻害される。かかる場合に移動スリーブ302をフラン
ジ303に当接するまで押しはめることができないた
め、管体を完全に接続することができず、また、外観上
もよくないという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決することで
あり、その目的は、移動スリーブの押しはめに伴う管体
の奥方への移動を防止するとともに、移動スリーブによ
って押し出された管材料を受容可能とし、さらに移動ス
リーブとフランジとで管材料を挟むことにより該スリー
ブの移動が阻害されることを防止する合成樹脂管の接続
具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上を解決するために、
本各発明の採った手段は、実施形態において使用する符
号を付して説明すると、まず請求項1に係る合成樹脂管
を接続するための接続具100は、前記合成樹脂管10
の接続端部11に内挿される内挿筒部21を備えた接続
具本体20と、前記接続端部11を前記内挿筒部21と
で挟み付けて該管10を接続すべく、前記内挿筒部21
に対し軸方向に移動する移動スリーブ30とからなり、
前記接続具本体20には、前記移動スリーブ30の移動
に伴って該管10が接続方向に移動するのを防止すべく
該管10の端面に当接する移動防止部22と、前記移動
スリーブ30の移動により押し出された管材料10aを
受容する受容部23と、前記押出された管材料10aが
外方に飛び出すのを防止する飛出防止部24とを備え
当該飛出防止部24は、内挿筒部21との間に管挿入空
間部を形成するように反接続方向に突設されてなり、部
分的に切り欠かれることによって、前記管の端部の確認
窓40を設けたことをその要旨とした。
【0007】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の合成樹脂管を接続するための接続具100を構成す
る移動防止部22を、管挿入空間部の奥方に受容部23
を形成すべく、飛出防止部24の内壁に形成されてなる
ことをその要旨とした。
【0008】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の合成樹脂管を接続するための接続具100を構成す
る移動防止部22を、飛出防止部24の内壁から突出す
る段部で形成されることをその要旨とした。
【0009】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の合成樹脂管を接続するための接続具100を構成す
る前記段部と前記内挿筒部21との間に設けられる受容
部23を、薄肉の合成樹脂管10が挿入される第2の管
挿入空間を構成したことをその要旨とした。
【0010】次に、請求項に係る合成樹脂管を接続す
るための接続具100は、請求項記載の合成樹脂管の
接続具100を構成する接続具本体20を、前記移動ス
リーブ30の移動に伴って、前記第2の管挿入空間内に
挿入された薄肉の合成樹脂管10が接続方向に移動する
のを防止すべく、該薄肉の管10の端面に当接する第2
の移動防止部25と、前記移動スリーブ30の移動によ
り押出された前記薄肉の管10の管材料10aを受容す
る第2の受容部26とを備えたことをその要旨とした。
【0011】次に、請求項に係る合成樹脂管を接続す
るための接続具100は、請求項記載の合成樹脂管の
接続具100を構成する移動防止部22を、飛出防止部
24の内壁が奥方に向けて漸次内挿筒部21側に傾斜す
る傾斜面で形成されることをその要旨とした。
【0012】次に、請求項に係る合成樹脂管を接続す
るための接続具100は、請求項記載の合成樹脂管の
接続具100を構成する移動防止部22を、管挿入空間
の奥方に受容部23を形成すべく、内挿筒部21の外壁
に形成されてなることをその要旨とした。
【0013】最後に、請求項に係る合成樹脂管を接続
するための接続具100は、請求項記載の合成樹脂管
の接続具100を構成する移動防止部22を、管挿入空
間の奥端壁で構成され、受容部23は、管挿入空間の内
方又は外方に設けられることをその要旨とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る合成樹脂管の接続具
の実施の形態を説明するが、これは代表的な例を示した
ものであり、その要旨を越えない限り、以下の実施例に
より本発明が限定されるものでない。
【0015】さて、図1は、本発明にかかる合成樹脂管
の接続具100に、架橋ポリエチレン等の材料からなる
合成樹脂管10(以下、管10という)を差しはめた状
態を示すものである。そして、接続具100は管10の
接続端部11に内挿される内挿筒部21を備えた接続具
本体20と、前記接続端部11を前記内挿筒部21とで
挟み付けて該管10を接続すべく、前記内挿筒部21に
対し軸方向に移動される移動スリーブ30とから基本構
成されたものである。尚、管10の接続端部11は、前
記内挿筒部21に差しはめられる前に一般的に使用され
る拡径治具によって拡張されているため、容易に差しは
めることができる。これにより、前記内挿筒部21の内
周面と管10の内周面とが略同一直線上に揃うため、流
量損失を防ぐことができる。
【0016】そして、前記内挿筒部21の外周面上に
は、リブ21aが複数周設されており、移動スリーブ3
0を押しはめたときに各々のリブ21aが管10に食い
込むため、管10を確実に接続することができる。ま
た、内挿筒部21の奥方には、管10の接続端部11の
端面が当接する移動防止部22が内挿筒部21の外壁に
周設されている。移動防止部22は前記リブ21aに比
して所定高さ分、高く周設されている。これにより、前
記移動スリーブ30を管10外周上に圧縮しつつ押しは
める際にも移動防止部22が管10の端面のストッパと
なるため、管10が接続方向へ移動することが防止され
る。
【0017】ところで、前記移動スリーブ30の押しは
め過程においては、図2に示すように、押し出された管
10の管材料10aは接続方向に徐々に蓄積される。そ
して、この蓄積された管材料10aが外方に飛び出すの
を防止すべく前記移動防止部22に当接した管10の端
部外側を覆う飛出防止部24が設けられている。
【0018】前記飛出防止部24は、内挿筒部21との
間に管挿入空間部を形成するように接続具100に接続
された管10を引き抜く方向(以下、反接続方向とい
う)に突設されており、その形状は、略L字形状に形成
されている。これにより、確実に管材料10aの外方へ
の飛び出しが防止される。この飛び出しを制限された管
材料10aは、さらに奥方(接続方向)に逃げようとす
るが、それを受容するための受容部23が前記移動防止
部22の奥方に設けられている。
【0019】次に、図3は、接続具本体20の内挿筒部
21に移動スリーブ30が完全に押しはめられた状態を
示す。この場合、移動スリーブ30の端面は飛出防止部
24の端面に圧着される。その際、図に示すように、押
し出されて蓄積された管材料10aは飛出防止部24に
よって外方への飛び出しが防止されるため、受容部23
に侵入し完全に受容される。これにより、移動スリーブ
30の端面が飛出防止部24の端面に圧着するまで確実
に押し嵌めることが可能となる。
【0020】尚、移動防止部22は、図4に示すよう
に、飛出防止部24の内壁から突出する段部を形成して
もよい。このような接続具100にあっては、移動防止
部22の内壁と内挿筒部21との間に受容部23が形成
される。そして、上述した実施例と同様に、移動スリー
ブ30を管10外周上に圧縮しつつ押しはめる際に移動
防止部22が管10の端面のストッパとなるため、管1
0が接続方向に移動することが防止される。そして、押
し出されて蓄積された管10の管材料10aは飛出防止
部24によって外方への飛び出しが制限され、さらに奥
方(接続方向)に逃げようとした管材料10aは受容部
23に侵入し受容される。
【0021】また、図5は、接続具100の別の実施例
を示す一部拡大断面図であるが、この図に示すように、
飛出防止部24の内壁を奥方に向かって漸次内挿筒部側
に傾斜する傾斜面としてもよい。即ち、内挿筒部21と
飛出防止部24の内壁との挿入空間は奥方ほど狭まる形
状となっているので、管10の口径よりも狭い空間にさ
しかかったときに飛出防止部24の内壁がストッパーと
なり管10の上部端面に当接する。そして、蓄積された
管10の管材料10aはさらに奥方に形成された受容部
23に侵入し受容される。
【0022】次に、図6は、接続具100の別の実施例
を示す一部拡大断面図である。この接続具100は、管
10の接続端部11に内挿される内挿筒部21を備えた
接続具本体20と、前記接続端部11を前記内挿筒部2
1とで挟み付けて、該管10を接続すべく前記内挿筒部
21に対し軸方向に移動される移動スリーブ30とから
基本構成されたものである。
【0023】そして、本実施例の特徴は、移動防止部2
2が管挿入空間の奥端壁で構成され、受容部23を管挿
入空間の内方及び外方に設けた点である。つまり、飛出
防止部24は、内挿筒部21に対して垂直方向に突設さ
れ途中で反接続方向に内挿筒部21に対して平行に折り
曲らげれる略L字形状に形成されている。即ち、飛出防
止部24を構成する垂直な内壁面が移動防止部22とな
る。よって、管10の端面は、飛出防止部24の垂直な
内壁面に当接し移動が防止される。
【0024】これにより、上述した実施例と同様に、移
動スリーブ30を管10外周上に圧縮しつつ押しはめる
際に前記内壁面が管10の端面のストッパの役割をする
ため、管10が接続方向に移動することが防止される。
続いて、押し出されて蓄積された管10の管材料10a
は、飛出防止部24によって外方への飛び出しが制限さ
れるとともに、飛出防止部24と内挿筒部21との間に
形成された管挿入空間の内方及び外方に形成された受容
部23に受容される。尚、本実施例においては、受容部
23は管挿入空間の内方及び外方に形成されているが、
これに限定されることはなく、内方または外方のいずれ
か一方に形成されたものでもよい。
【0025】次に、図7は、飛出防止部24の突出端部
を部分的に切り欠くことにより管端部の確認窓40を設
けた接続具100を示したものである。確認窓40は、
管10の端面が移動防止部22に当接しているか否かを
容易に確認し得るように、飛出防止部24の突出端部
に、前記移動防止部22よりも図示するH分だけ奥方に
半円形状まで切り欠かれている。そして、半円形状の確
認窓40は飛出防止部24の突出端部に所定間隔を隔て
て切欠形成されている。これにより、移動スリーブ30
を強制的に押しはめて飛出防止部24の端面に圧着させ
たときでも、管10が内挿頭部21の奥方まで確実に差
しこまれているか否かの確認作業が容易となる。尚、確
認窓40は、上記実施例に限定されることはなく、例え
ば、飛出防止部24の突出端部ではなく突出部中心近傍
に円形状に切り欠いたものでもよく、管10の接続状態
を確認できるものであればどんな形状でもよい。
【0026】また、上述したように、管10の管端を拡
径させて本発明にかかる接続具100に連結する実施例
に限定することなく、例えば、図8に示すように、管端
を拡径する必要のない管10に本発明にかかる接続具1
00を連結してもよい。
【0027】次に、図9に示す発明は、管接続部60に
接続具100が取着されたヘッダー200である。ヘッ
ダー200は、壁裏に配管される給水湯管に接続される
液供給体のことであり、このヘッダー200に接続され
た給水湯管は、液排出部となる各使用器機に向かって配
管を為すものである。
【0028】ヘッダー200は、架橋ポリエチレン等の
耐熱性のある合成樹脂により形成されており、図に示す
ように、主管が接続される管接続部60及び、上述した
給水湯管等が各々に接続されて分配配管される複数の管
接続部60を有している。そして、各々の管接続部60
には接続具100が取着されている。尚、主管が接続さ
れる管接続部60は他の管接続部60に比して口径が大
きいため、接続具100もこれに対応したものが取着さ
れている。
【0029】前記接続具100は、図9または図10に
示すように、接続具本体20を2つ兼ね備えたものであ
る。即ち、一方にヘッダー200の管接続部60の接続
端部に内層される内層筒部21を備えた接続具本体20
と、これと反対方向に連なる他方に給水湯管等の合成樹
脂管10の接続端部に内層される内層筒部21を備えた
接続具本体20を備えたものである。
【0030】まず、ヘッダー200に給水湯管等の管1
0を接続した状態を説明すると、給水湯管等の管10を
接続する側の接続具本体20には、管10の接続端部1
1を前記内挿筒部21とで挟み付けて、管10を接続す
べく前記内挿筒部21に対し軸方向に移動される移動ス
リーブ30が各々備えられている。また、各々の接続具
本体20には、移動スリーブ30の移動に伴って管10
が接続方向に移動するのを防止すべく管端面に当接する
移動防止部22と、前記移動スリーブ30の移動に伴っ
て押し出された管材料10aを受容すべく前記移動防止
部22の奥方に設けられた受容部23と、前記押し出さ
れた管材料10aが外方に飛び出すのを防止すべく前記
移動防止部22に当接した管10の端部外側を覆う飛出
防止部24とが備えられている。
【0031】前記内挿筒部21の外周面上には、管接続
部60の接続端部を接続方向に案内するリブ21aが複
数周設されており、その奥方には、管10の接続端部1
1の端面が当接する移動防止部22が周設されている。
この移動防止部22は前記リブ21aに比して所定高さ
分、高く周設されているため、前記移動スリーブ30を
管10外周上に圧縮しつつ押しはめる際にも移動防止部
22が管10の端面のストッパとなり、管10が接続方
向へ移動することが防止される。
【0032】続いて、前記移動スリーブ30の押しはめ
過程に、押し出された管10の管材料10aは接続方向
に徐々に蓄積される。そして、この蓄積された管材料1
0aが外方に飛び出すのを防止すべく前記移動防止部2
2に当接した管10の端部外側を覆う飛出防止部24が
設けられている。
【0033】前記飛出防止部24は、内挿筒部21との
間に管挿入空間を形成するように反接続方向に突設され
ており、その形状は、略L字形状に形成されている。こ
れにより、確実に管材料10aの外方への飛び出しが防
止される。この飛び出しを制限された管材料10aは、
さらに奥方(接続方向)に逃げようとするが、それを受
容するための受容部23が前記移動防止部22の奥方に
設けられている。
【0034】前記受容部23によって、接続具本体20
の内挿筒部21に移動スリーブ30が完全に押しはめて
移動スリーブ30の端面が飛出防止部の端面に圧着され
た際にも、図に示すように、押し出されて蓄積された管
材料10aは飛出防止部24によって外方への飛び出し
が防止されるため、受容部23に浸入し完全に受容され
る。これにより、移動スリーブ30の端面が飛出防止部
24の端面に圧着するまで確実に押しはめることが可能
となる。また、この移動スリーブ30と飛出防止部24
との閉鎖により、外観上も非常に優れたものとなる。さ
らに、複数ある合成樹脂管10の接続作業を迅速且つ確
実に行うことが可能となる。
【0035】尚、ヘッダー200の管接続部60に接続
具100を取着する際においても、上述した合成樹脂管
100を接続するのと実質的に同一の機能が得られるこ
とは明白であるから、叙上の説明を援用する。ところ
で、ヘッダー200に取着された接続具100につい
て、本実施例では接続具本体を2つ兼ね備えたものを示
したが、これに限定されることはなく、例えば、ヘッダ
ー200の管接続部60に取着する側の構成については
管接続部60に取着できる構成であればよく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲の変更であれば、いかなる構成で
もよい。
【0036】また、接続具100の構成は、上記実施例
に限定されることはなく、例えば、図4において示した
如く、接続具100の移動防止部22を飛出防止部24
の内壁から突出する段部で形成してもよい。また、図1
1及び図12に示したように、薄肉の合成樹脂管10が
挿入される第2の管挿入空間を構成するように、段部と
内挿筒部21との間に受容部23を設けたものでもよ
い。さらに、図5に示したように、移動防止部22を、
飛出防止部24の内壁が奥方に向けて向けて漸次内挿筒
部側に傾斜する傾斜面で形成してもよい。
【0037】そして、図7において説明した如く、飛出
防止部24の突出端部を部分的に切り欠くことにより管
端部の確認窓40を設けたものでもよい。これにより、
管10が内挿筒部21の奥方まで確実に差し込まれてい
るか否かの確認作業が容易となる。さらに、ヘッダー2
00に接続される複数ある管の接続作業を迅速且つ確実
に行うことが可能となる。
【0038】ところで、本発明は、上述した実施例に限
定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲
内での改良、変形等は本発明に含まれるものである。
尚、本各発明は、次のように変更して具体化することも
可能である。
【0039】(1)上述した図4に示す実施例において
は、移動防止部22が飛出防止部24の内壁から突出す
る段部で形成されているものを示したが、これに限定さ
れることはなく、例えば、図11に示すように、段部と
内挿筒部21との間に設けられる受容部23を、薄肉の
合成樹脂管が挿入される第2の管挿入空間Sを構成する
ようにしてもよい。即ち、この実施例においては、移動
防止部22が飛出防止部24の内壁から突出する2段階
の段部で形成されたものである。このように、第2の移
動防止部25を設けることにより、第2の管挿入空間S
内に挿入された薄肉の合成樹脂管10の移動を防止する
ことができる。そして、第2の管挿入空間Sの奥方に
は、移動スリーブ30の移動により押し出された薄肉の
管10の管材料を受容するための第2の受容部26が形
成されている。尚、第2の受容部26は、受容部23の
奥方一部に形成したものである。このように、かかる構
成からなる接続具100の実施例においては、上述した
実施例と実質的に同一の機能が得られる他にも、さらに
薄肉の管10に対しても対応することができるため、管
10の口径の肉厚のバラツキに対応することができる。
【0040】(2)また、本発明の別の実施例として、
図12に示すように、第2の移動防止部25を、管挿入
空間Sの奥方に第2の受容部26を形成すべく、飛出防
止部24の内壁に形成したものでもよい。即ち、この実
施例においては、第2の移動防止部25が管挿入空間S
の奥端壁で構成され、第2の受容部26を管挿入空間S
の内方(内挿筒部側)に設けたものである。即ち、内挿
筒部21から垂直方向に突出する内壁面が第2の移動防
止部25となる。これにより、移動スリーブ30を管1
0外周上に圧縮しつつ押しはめる際に前記内壁面が管1
0の端面のストッパの役割をするため、管10が接続方
向に移動することが防止される。続いて、押し出されて
蓄積された管10の管材料は、飛出防止部24と内挿筒
部21との間に形成された管挿入空間Sの内方に形成さ
れた第2の受容部26に受容される。尚、第2の受容部
26は、受容部23の奥方の一部に形成したものであ
る。このように、本発明にかかる接続具100は、該管
10の接続端部11に内挿される内挿筒部21を備えた
接続具本体20と、前記接続端部11を前記内挿筒部2
1とで挟み付けて該管10を接続すべく、前記内挿筒部
21に対し軸方向に移動される移動スリーブ30とから
なり、前記接続具本体20は、前記移動スリーブ30の
移動に伴って管10が接続方向に移動するのを防止すべ
く、管10端面に当接する移動防止部22と、前記移動
スリーブ30の移動に伴って押し出された管材料10a
を受容する受容部23と、前記押し出された管材料10
aが外方に飛び出すのを防止すべく、前記移動防止部2
2に当接した管10の端部外側を覆う飛出防止部24と
を備えたものである。
【0041】従って、前記移動スリーブ30を管10外
周上に圧縮しつつ押しはめる際にも移動防止部22が管
10の端面のストッパとなるため、管10が接続方向へ
移動することを防止できる。また、飛出防止部24によ
って、前記移動スリーブ30の押しはめ過程において、
押しだされて徐々に蓄積された管10の管材料10aが
外方に飛び出すのを確実に防止することができ、この飛
び出しを制限された管材料10aは、さらに奥方(接続
方向)に形成された受容部23に受容することができ
る。これにより、移動スリーブ30と飛出防止部24と
閉鎖することができ、外観上も非常に優れたものとする
ことができる。
【0042】さらに、飛出防止部24の突出端部に部分
的に切り欠くことにより形成された確認窓40を設けた
ことにより、移動スリーブ30を強制的に押しはめて飛
出防止部24の端面に圧縮させたときでも、管10が内
挿筒部21の奥方まで確実に差し込まれているか否かの
確認作業を容易に行うことができる。
【0043】次に、本発明にかかるヘッダー200にお
いては、前記接続具100を、該管10の接続端部11
に内挿される内挿筒部21を備えた接続本体20と、前
記接続端部11を前記内挿筒部21とで挟み付けて、前
記管10を接続すべく前記内挿筒部21に対し軸方向に
移動される移動スリーブ30とから構成し、前記接続本
体20は、前記移動スリーブ30の移動に伴って管10
が接続方向に移動するのを防止すべく管端面に当接する
移動防止部22と、前記移動スリーブ30の移動に伴っ
て押し出された管材料10aを受容する受容部23と、
前記押し出された管材料10aが外方に飛び出すのを防
止すべく前記移動防止部22に当接した管10の端部外
側を覆う飛出防止部24とを備えたものである。
【0044】従って、上記のように構成されたヘッダー
200は、上述した接続具100と同様な作用効果を奏
することは勿論のこと、さらに、複数の給水湯管などの
管10の接続作業を迅速且つ確実に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、本願請求項1の発明
は、合成樹脂管を接続するための接続具であって、該管
の接続端部に内挿される内挿筒部を備えた接続具本体
と、前記接続端部を前記内挿筒部とで挟み付けて該管を
接続すべく、前記内挿筒部に対し軸方向に移動される移
動スリーブとからなり、前記接続具本体は、前記移動ス
リーブの移動に伴って管が接続方向に移動するのを防止
すべく管端面に当接する移動防止部と、前記移動スリー
ブの移動に伴って押し出された管材料を受容する受容部
23と、前記押し出された管材料が外方に飛び出すのを
防止する飛出防止部とを備えたことにより、前記移動ス
リーブを管外周上に圧縮しつつ押しはめる際にも移動防
止部が管の端面のストッパとなるため、管が接続方向へ
移動することを防止できる。
【0046】また、飛出防止部によって、前記移動スリ
ーブの押しはめ過程において、押し出されて徐々に蓄積
された管の管材料が外方に飛び出すのを確実に防止する
ことができ、この飛び出しを制限された管材を、さらに
奥方(接続方向)に形成された受容部に受容することが
できる。これにより、移動スリーブと飛出防止部とを閉
鎖することができ、外観上も非常に優れたものとするこ
とができる。
【0047】また、この請求項1に係る発明は、その
続具を構成する飛出防止部を、内挿筒部との間に管挿入
空間を形成するように反接続方向に突設したことによ
、前記移動スリーブの押しはめ過程において、押し出
されて徐々に蓄積された管の管材料が外方に飛び出すこ
とを確実に防止することができる。さらに、この請求項
1に係る発明は、その接続具を構成する飛出防止部を、
部分的に切り欠いて管端部の確認窓を設けたことによ
り、移動スリーブを強制的に押しはめて飛出防止部の端
面に圧着させたときでも、管が内挿筒部の奥方まで確実
に差し込まれているか否かの確認作業を容易に行うこと
ができる。
【0048】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する前記移動防止部を、管挿入
空間部の奥方に受容部を形成すべく、飛出防止部の内壁
に形成したことにより、上記請求項記載の発明と同様
な効果を奏する他、移動スリーブを管外周上に圧縮しつ
つ押しはめる際にも移動防止部が管の端面のストッパと
なるため、管が接続方向へ移動することを防止できる。
【0049】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する移動防止部を、飛出防止部
の内壁から突出する段部で形成したことにより、上記請
求項記載の発明と同様な効果を奏することができる。
【0050】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する段部と内挿筒部との間に設
けられる受容部を、薄肉の合成樹脂管が挿入される第2
の管挿入空間を構成したことにより、上記請求項記載
の発明と同様な効果を奏する他、第2の管挿入空間部内
に挿入された薄肉の合成樹脂管の移動を防止することが
できる。これにより、管10の口径の肉厚のバラツキに
対応することができる。
【0051】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する接続具本体に、前記スリー
ブの移動に伴って、前記第2の管挿入空間内に挿入され
た薄肉の合成樹脂管が接続方向に移動するのを防止すべ
く該薄肉の管の端面に当接する第2の移動防止部と、前
記移動スリーブの移動により押出された前記薄肉の管の
管材料を受容する第2の受容部とを備えたことにより、
上記請求項記載の発明と同様な効果を奏する他、第2
の管挿入空間部の奥方には、受容部が形成されているた
め、移動スリーブ30の移動により押し出された薄肉の
管の管材料を受容することができる。
【0052】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する移動防止部を、飛出防止部
の内壁が奥方に向けて漸次内挿筒部側に傾斜する傾斜面
で形成したことにより、上記請求項記載の発明と同様
な効果を奏することができる。次に、請求項に係る発
明は、請求項記載の発明の接続具を構成する移動防止
部を、管挿入空間の奥方に受容部を形成すべく、内挿筒
部の外壁に形成したことにより、上記請求項記載の発
明と同様な効果を奏することができる。
【0053】次に、請求項に係る発明は、請求項
載の発明の接続具を構成する移動防止部を、管挿入空間
の奥端壁で構成し、受容部を、管挿入空間の内方又は外
方に設けたことにより、上記請求項記載の発明と同様
な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本各発明に係る接続具の実施例において管を差
しはめた状態を示す断面図である。
【図2】本各発明に係る接続具の実施例において移動ス
リーブを部分的に押しはめた状態を示す断面図である。
【図3】本各発明に係る接続具の実施例において移動ス
リーブを完全に押しはめた状態を示す断面図である。
【図4】本各発明に係る接続具の別の実施例において管
を差しはめた状態を示す断面図である。
【図5】本各発明に係る接続具を構成する飛出防止部の
別の実施例を示す拡大部分断面図である。
【図6】本各発明に係る接続具の別の実施例を示す部分
断面図である。
【図7】本各発明に係る接続具を構成する飛出防止部に
確認窓を設けた状態を示す一部切欠断面図である。
【図8】本各発明に係る接続具の実施例に管端を拡開さ
せていない管を差しはめた状態を示す断面図である。
【図9】本各発明に係るヘッダーの実施例において管を
差しはめた状態を示す一部切欠平面図である。
【図10】図9における一部拡大断面図である。
【図11】本各発明に係る接続具の別の実施例を示す部
分断面図である。
【図12】本各発明に係る接続具の別の実施例を示す部
分断面図である。
【図13】従来の接続具において移動スリーブを部分的
に押しはめた状態を示す断面図である。
【図14】従来の接続具において移動スリーブを奥方ま
で押しはめた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 管 10a 管材料 11 接続端部 20 接続具本体 21 内挿筒部 21a リブ 22 移動防止部 23 受容部 24 飛出防止部 25 第2の移動防止部 26 第2の受容部 30 移動スリーブ 40 確認窓 100 接続具 200 ヘッダー

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂管を接続するための接続具であ
    って、 前記合成樹脂管の接続端部に内挿される内挿筒部を備え
    た接続具本体と、前記接続端部を前記内挿筒部とで挟み
    付けて該管を接続すべく、前記内挿筒部に対し軸方向に
    移動する移動スリーブとからなり、 前記接続具本体には、前記移動スリーブの移動に伴って
    該管が接続方向に移動するのを防止すべく該管の端面に
    当接する移動防止部と、 前記移動スリーブの移動により押し出された管材料を受
    容する受容部と、前記押出された管材料が外方に飛び出
    すのを防止する飛出防止部とを備え 当該飛出防止部は、内挿筒部との間に管挿入空間部を形
    成するように反接続方向に突設されてなり、部分的に切
    り欠かれることによって、前記管の端部の確認窓を設け
    ことを特徴とする合成樹脂管を接続するための接続
    具。
  2. 【請求項2】 前記移動防止部は、管挿入空間部の奥方
    に受容部を形成すべく、飛出防止部の内壁に形成されて
    なることを特徴とする請求項に記載の合成樹脂管を接
    続するための接続具。
  3. 【請求項3】 前記移動防止部は、飛出防止部の内壁か
    ら突出する段部で形成されることを特徴とする請求項
    に記載の合成樹脂管を接続するための接続具。
  4. 【請求項4】 前記段部と前記内挿筒部との間に設けら
    れる受容部は、薄肉の合成樹脂管が挿入される第2の管
    挿入空間を構成することを特徴とする請求項に記載の
    合成樹脂管を接続するための接続具。
  5. 【請求項5】 前記接続具本体は、前記スリーブの移動
    に伴って、前記第2の管挿入空間内に挿入された薄肉の
    合成樹脂管が接続方向に移動するのを防止すべく、該薄
    肉の管の端面に当接する第2の移動防止部と、前記移動
    スリーブの移動により押出された前記薄肉の管の管材料
    を受容する第2の受容部とを備えたことを特徴とする請
    求項に記載の合成樹脂管を接続するための接続具。
  6. 【請求項6】 前記移動防止部は、飛出防止部の内壁が
    奥方に向けて漸次内挿筒部側に傾斜する傾斜面で形成さ
    れることを特徴とする請求項記載の合成樹脂管を接続
    するための接続具。
  7. 【請求項7】 移動防止部は、管挿入空間の奥方に受容
    部を形成すべく、内挿筒部の外壁に形成されてなること
    を特徴とする請求項記載の合成樹脂管を接続するため
    の接続具。
  8. 【請求項8】 移動防止部は、管挿入空間の奥端壁で構
    成され、受容部は、管挿入空間の内方又は外方に設けら
    れることを特徴とする請求項記載の合成樹脂管を接続
    するための接続具。
JP16671398A 1998-06-15 1998-06-15 合成樹脂管を接続するための接続具 Expired - Fee Related JP3331368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16671398A JP3331368B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 合成樹脂管を接続するための接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16671398A JP3331368B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 合成樹脂管を接続するための接続具

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144630A Division JP4019186B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 合成樹脂管を接続するための接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000002384A JP2000002384A (ja) 2000-01-07
JP3331368B2 true JP3331368B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=15836387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16671398A Expired - Fee Related JP3331368B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 合成樹脂管を接続するための接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3331368B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056227A1 (en) 2001-12-25 2003-07-10 Mirai Industry Co., Ltd. End part structure of water passing tube, water passing tube with the end part structure, structure of connection between water passing tube and connection body, and method of forming end part structure of water passing tube
JP2008089184A (ja) * 2002-03-11 2008-04-17 Mirai Ind Co Ltd 通水管の接続具
JP2006225989A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Mym Corp 裏配管具
JP4701012B2 (ja) * 2005-05-31 2011-06-15 未来工業株式会社 管接続具
CN100410001C (zh) * 2006-07-21 2008-08-13 张天林 一种高强度自密封铝塑复合管接头的制作方法
JP5426972B2 (ja) * 2009-09-14 2014-02-26 未来工業株式会社 管接続装置及び管継手
JP5236689B2 (ja) * 2010-06-01 2013-07-17 未来工業株式会社 管接続具
KR101552693B1 (ko) 2015-02-10 2015-09-11 주식회사 하이스텐 배수관 연결방법
JP7364412B2 (ja) * 2019-10-04 2023-10-18 三菱ケミカルインフラテック株式会社 管継手とパイプの接続構造及び接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000002384A (ja) 2000-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1327156C (zh) 管接头
JP3331368B2 (ja) 合成樹脂管を接続するための接続具
US7971911B2 (en) Plug part of a plug-type connection arrangement and plug-type connection arrangement
JPH07151278A (ja) 波形管用継手
KR100556080B1 (ko) 배관용 이음쇠
US8782872B2 (en) Multi-piece piping connector using grooves and method of connecting pipe using the same
JP4564679B2 (ja) 管継手
JP2002349779A (ja) 合成樹脂管を接続するための接続具
JP2009257501A (ja) 給水湯用の継手
JP3521276B2 (ja) 合成樹脂製管体の接続具
JP4588933B2 (ja) 樹脂製パイプとタンクとの接続構造
JP4220211B2 (ja) 配管用コネクタ
JP6571987B2 (ja) 継手部の構造および管の敷設方法
JP2001159182A (ja) 下水管路用耐震継手
JP4701012B2 (ja) 管接続具
JP6662099B2 (ja) パイプ継手
JP4081164B2 (ja) 樹脂パイプ用継手
GB2505420A (en) Pipe insert
JP2004084957A (ja) 合成樹脂製管体の接続具
JP5481145B2 (ja) 管継手の雌型継手部材
JP2016090046A (ja) 継手及び継手取付構造
JPH09250666A (ja) 細径チューブ接続用継手
JP5236689B2 (ja) 管接続具
JP5784811B1 (ja) 継手及び継手取付構造
JP5207906B2 (ja) フレキシブルチューブ用継手

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees