JP3329695B2 - 同報通信方法及び通信装置 - Google Patents

同報通信方法及び通信装置

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JP3329695B2 JP16798997A JP16798997A JP3329695B2 JP 3329695 B2 JP3329695 B2 JP 3329695B2 JP 16798997 A JP16798997 A JP 16798997A JP 16798997 A JP16798997 A JP 16798997A JP 3329695 B2 JP3329695 B2 JP 3329695B2
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    • H04N1/32074Redialing, e.g. after failure to make a connection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同報通信機能及び
リダイヤル機能を有する電話装置又はファクシミリ装置
等に適用可能な同報通信方法及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置には、相手先の
電話番号をワンタッチボタンや短縮番号に割り付けて登
録することができるものがある。同報通信機能を有する
ファクシミリ装置では、同報通信を行う際にワンタッチ
ボタンや短縮番号を使用して複数宛先を選択し登録して
おり、同時に登録できる宛先は数十個から数百個にまで
及んでいる。また、同報通信そのものを複数登録できる
ようになっており、一方の同報通信で発生したリダイヤ
ル待ち時間に、他方の同報通信を起動するといったシー
ケンシャルな発信が可能なものもある。
【0003】ファクシミリ装置で複数の同報通信が登録
された場合の通信手順について説明する。図1(a)
は、原稿Aを受信端末D(1)及びD(2)へ同報する
同報通信(ジョブA)と、原稿Bを受信端末D(2)及
びD(3)へ同報する同報通信(ジョブB)とが登録さ
れ、受信端末D(2)がビジー状態の場合を示す。
【0004】ジョブAにおいて、受信端末D(2)がビ
ジーで回線接続できないためにジョブAがリダイヤル待
ちに入る。一方で、起動されたジョブBがビジー検知さ
れた受信端末D(2)に対して発呼する。受信端末D
(2)が依然としてビジーの場合は、ジョブAと同様に
回線接続できないので、発呼先を受信端末D(3)へ変
更する。受信端末D(3)に発呼して回線接続できれば
原稿Bを送信する。ジョブBに登録した受信端末に対す
る発信が一通り終了したところで、ビジーで送信できな
かった受信端末(D(2))が残っていればリダイヤル
待ちに入る。
【0005】ジョブAでは、リダイヤルインターバルが
経過したところで、未送信の受信端末D(2)に対して
再び発呼する。図1(a)に示す例ではリダイヤルイン
ターバルの間に受信端末(D(2))のビジー状態が解
消されているので、送信を完了して正常終了する。ジョ
ブBでも、リダイヤルインターバルが経過したところ
で、未送信の受信端末D(2)に対して発呼して原稿B
を送信する。
【0006】図3(a)は、原稿Aを受信端末D(1)
及びD(2)へパスワード送信にて同報する同報通信
(ジョブA)と、原稿Bを受信端末D(3)及びD
(4)へパスワード送信にて同報する同報通信(ジョブ
B)とが登録され、受信端末D(1)がビジー宛先、受
信端末D(2)は回線断による通信エラー、受信端末D
(3)はパスワード不一致の場合を示す。
【0007】ジョブAにおいて、受信端末D(2)への
通信中に回線が切れて通信エラーが発生し、受信端末D
(2)に対してすぐに再発呼して送信する。ビジーで通
信できなかった受信端末D(1)に対してリダイヤル待
ちに入る。
【0008】一方、ジョブBはジョブAがリダイヤルイ
ンターバルに入ると起動される。ジョブBでは、受信端
末D(3)にパスワード送信したが、パスワード不一致
で通信エラーとなっている。通信エラーとなった受信端
末D(3)に対しては繰り返し再発呼し、所定回数連続
して通信エラーとなったところで、発呼先を次の受信端
末D(4)に変更する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記ファクシミリ装置
では、一人のユーザによって登録された複数宛先の同報
通信を実行している最中に、別のユーザにより別の同報
通信が登録される場合がある。この場合、上述したよう
に後から登録された宛先(D(2))の中には先に実行
している同報宛先と同一の宛先を重複して選択している
ことがある。仮に先に実行していた宛先(D(2))が
話中(ビジー)で接続できずにリダイヤル待ちになった
状態のとき、後から登録された同報通信が実行され同じ
宛先に発呼したとすれば、当然話中で接続できずにリダ
イヤル待ちに入ることになる。その結果、2つの同報通
信が終了するまでに最低でも2回のリダイヤルインター
バルが発生し送信終了までに長い時間を要する。
【0010】また、上記ファクシミリ装置では、通信エ
ラーが発生すると送信できるまで何度も再発呼するが、
パスワード不一致等の通信エラー原因によっては同一宛
先に何度接続しても通信できないため、次宛先へ移行す
るのに手間がかかり同報通信が全ての宛先に対して終了
するまでに長い時間を費やすことになる。
【0011】このように、同報通信機能及びリダイヤル
機能を有するファクシミリ装置に代表される通信装置
は、ひとつの同報通信がすべての宛先に対して終了する
までに接続不能又は通信不能の宛先に何度も発呼するこ
とからいたずらに回線の占有率が高くなるおそれがあっ
た。
【0012】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、接続可能又は通信可能な宛先に対して優先
的に発呼することにより、同報通信がすべての宛先に対
して終了するまで時間を短縮でき、同報通信によって回
線が占有されるのを防止可能な同報通信方法及び通信装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような手段を講じた。
【0014】請求項1記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録し、前記第1同報通信ジョブを実
行した際に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1
同報通信ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第
2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの
中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一
の宛先が含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実
行においてこの宛先をスキップして他の宛先を優先発呼
する制御を行う構成を採る。
【0015】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先が後の同報通信に含まれていた場合に、ビ
ジー検知された宛先に対する発呼を後回しにするので、
ビジー状態の可能性が低くなってから発呼することが出
来、ジョブの終了時間を短くできる。
【0016】請求項2記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録し、前記第1同報通信ジョブを実
行した際に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1
同報通信ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第
2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの
中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一
の宛先が含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実
行においてこの宛先を後回しとする制御を行う構成を採
る。
【0017】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先をスキップするがその同報通信内で後回し
にするので、ビジー状態の可能性が低くなってから発呼
することが出来、しかもジョブの終了時間を短くできる
効果も大きい。
【0018】請求項3記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録し、前記第1同報通信ジョブを実
行した際に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1
同報通信ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第
2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの
中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一
の宛先が含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実
行においてこの宛先に発呼することなくリダイヤル待ち
を設定する制御を行う構成を採る。
【0019】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先に対して他の同報通信では一度も発呼する
こと無くリダイヤル待ちとするので、宛先に対する発呼
を最小限に抑えることが出来、回線の占有率を下げるこ
とができる。
【0020】請求項4記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録する登録手段と、前記第1同報通
信ジョブを実行した際に宛先の1つがビジー状態である
場合前記第1同報通信ジョブのリダイヤルインターバル
の間に前記第2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報
通信ジョブの中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態
の宛先と同一の宛先が含まれている場合前記第2同報通
信ジョブの実行においてこの宛先をスキップして他の宛
先を優先発呼する制御を行う制御手段とを具備する構成
を採る。
【0021】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先が後の同報通信に含まれていた場合に、ビ
ジー検知された宛先をスキップするように制御してビジ
ー状態の可能性が低くなってから発呼するので、ジョブ
の終了時間を短くでき、回線の占有率をさげることがで
きる。
【0022】請求項5記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録する登録手段と、前記第1同報通
信ジョブを実行した際に宛先の1つがビジー状態である
場合前記第1同報通信ジョブのリダイヤルインターバル
の間に前記第2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報
通信ジョブの中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態
の宛先と同一の宛先が含まれている場合前記第2同報通
信ジョブの実行においてこの宛先を後回しとする制御を
行う制御手段とを具備する構成を採る。
【0023】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先を後の同報通信でスキップするがその同報
通信内で後回しにするので、ビジー状態の可能性が低く
なってから発呼することが出来、しかもジョブの終了時
間を短くできる効果も大きい。
【0024】請求項6記載の発明は、複数の宛先を登録
した第1同報通信ジョブと複数の宛先を登録した第2同
報通信ジョブとを登録する登録手段と、前記第1同報通
信ジョブを実行した際に宛先の1つがビジー状態である
場合前記第1同報通信ジョブのリダイヤルインターバル
の間に前記第2同報通信ジョブを実行し、前記第2同報
通信ジョブの中に前記第1同報通信ジョブのビジー状態
の宛先と同一の宛先が含まれている場合前記第2同報通
信ジョブの実行においてこの宛先に発呼することなくリ
ダイヤル待ちを設定する制御を行う制御手段とを具備す
る構成を採る。
【0025】この構成により、先の同報通信でビジー検
知された宛先に対しては他の同報通信では一度も発呼す
ること無くリダイヤル待ちとするので、宛先に対する発
呼を最小限に押えることで出来、回線の占有率を下げる
ことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信装置の一
実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
【0027】図1(b)、図2(b)、図3(b)は、
本実施の形態の通信装置で複数の同報通信が登録された
場合における発呼シーケンスをそれぞれ示している。
【0028】図1(b)に示す発呼シーケンスは、先行
する同報通信(ジョブA)でビジー検知により接続不能
となった宛先D(2)を記憶しておき、他の同報通信
(ジョブB)を起動するときに発信しようとする宛先
(D(2))が既にビジー検知されていた場合にこの宛
先D(2)をスキップして次に登録されている宛先D
(3)に対して発信を行うようにする。ビジー検知され
ていたためにスキップした宛先D(2)への発呼はジョ
ブBの最後に行う。ジョブBにおいて最後の宛先に対す
る発信が終了した時点で、リダイヤル待ちの宛先が登録
されたジョブ(この例ではジョブA)又は他の同報通信
が登録されていれば(この例ではジョブA,B以外の同
報通信は登録されていない)、リダイヤルインターバル
の経過を待ってジョブAに移行してリダイヤル待ちの宛
先D(2)に対して発呼する。又は、他の登録されてい
る同報通信のジョブへ移行する。
【0029】図2(b)に示す発呼シーケンスは、先行
する同報通信(ジョブA)でビジー検知により接続不能
となった宛先D(2)を記憶しておき、他の同報通信
(ジョブB)を起動するときに発信しようとする宛先
(D(2))が既にビジー検知されていた場合にこの宛
先D(2)をスキップして次に登録されている宛先D
(3)に対して発信を行うようにする。ビジー検知され
ていた宛先D(2)をスキップして残りの宛先D(3)
への発信が終了したら、スキップした宛先D(2)への
発呼は行わずにスキップした宛先D(2)のリダイヤル
を登録して、先にリダイヤル待ちの宛先が登録されたジ
ョブ(この例ではジョブA)又は他の登録された同報通
信(この例ではジョブA,B以外の同報通信は登録され
ていない)へ移行する。
【0030】図3(b)に示す発呼シーケンスは、同報
通信(ジョブA、B)で回線断(ジョブAの発呼)や
パスワード不一致(ジョブBの発呼)で通信エラーと
なったらエラー内容を識別し、回線断等のように再通信
が可能であればすぐに同一宛先D(2)に対して再発呼
を行う。また、パスワード不一致のように再通信が不可
能であればその宛先D(3)に対しては再発呼させない
で、次の宛先D(4)の発呼を行う。
【0031】図4に本実施の形態に係る通信装置の機能
ブロックを示している。同図に示す通信装置は、ワンタ
ッチボタン及び短縮番号に割り付けた宛先の電話番号等
の宛先情報を記憶した宛先メモリ1、同報通信に登録さ
れた宛先の宛先情報が宛先メモリ1からロードされる宛
先メモリ2、同報通信のジョブ管理ファイルが記憶され
るジョブ管理メモリ3、ユーザが操作するパネル部4、
上記発呼シーケンスの制御を含む各種制御を行う制御部
5、受信画情報等を記録する記録部6、送信原稿を読み
取る読み取り部7、読み取られた原稿の画情報を記憶す
る画情報メモリ8、送受信部9を備えている。この通信
装置は、交換機10を介して各宛先D(1)〜D(4)
と回線接続される。
【0032】図5にジョブ管理ファイルの構成を示して
いる。ジョブ管理ファイルは、ユーザが同報通信を登録
したときに付与されるファイル番号、そのジョブの通信
状態、発呼時刻、短縮番号等を使用して登録された発呼
宛先、宛先に発呼したときのエラー情報及び残り発呼回
数といったジョブ管理情報が登録される。
【0033】図6は宛先メモリ1のデータ構成を示して
いる。同図に示すように、ワンタッチボタンや短縮番号
に割り付けて登録されている複数の宛先と電話番号とが
対応して記憶されている。
【0034】次に、以上のように構成された通信装置の
動作について図7〜図13のフローチャートを用いて詳
細に説明する。
【0035】図1(b)に示すように、原稿Aを受信端
末D(1)及びD(2)へ同報通信する場合、ユーザは
読み取り部7に原稿Aをセットし、パネル部4で同報通
信機能を選択した上で短縮番号などを使用して受信端末
D(1)及びD(2)を入力する。
【0036】パネル部4より制御部5へ上記操作内容が
与えられると、図7(a)のフローチャートに基づいて
ジョブAとして同報通信の登録が行われる。すなわち、
宛先メモリ1から同報通信の宛先としてD(1)及びD
(2)を選択する一方、読み取り部7を駆動して原稿A
を読み取り画情報メモリ8へ蓄積する。制御部5が、選
択された宛先と蓄積された原稿Aの画情報に対するジョ
ブAを発生させてファイル番号の設定されたジョブ管理
ファイルAをジョブ管理メモリ3へ格納する。そして、
宛先毎に初期情報をジョブ管理メモリ3のジョブ管理フ
ァイルAに格納し、宛先ポインタを最初の宛先D(1)
にセットする。
【0037】また、原稿Bを受信端末D(2)及びD
(3)へ同報通信する場合、ユーザは読み取り部7に原
稿Bをセットし、パネル部4で同報通信機能を選択した
上で短縮番号などを使用して受信端末D(2)及びD
(3)を入力する。
【0038】パネル部4より制御部5へ上記操作内容が
与えられると、図7(b)のフローチャートに基づいて
ジョブBとして同報通信の登録が行われる。すなわち、
宛先メモリ1からD(2)及びD(3)を選択する一
方、読み取り部7を介して原稿Bを読み取り画情報メモ
リ8へ蓄積する。制御部5が、選択された宛先と蓄積さ
れた原稿Bの画情報に対するジョブBを発生させてファ
イル番号の設定されたジョブ管理ファイルBをジョブ管
理メモリ3へ格納する。そして、宛先毎に初期情報をジ
ョブ管理メモリ3のジョブ管理ファイルBに格納し、宛
先ポインタを最初の宛先D(2)にセットする。
【0039】また、図3(b)に示すように、原稿Aを
受信端末D(1)及びD(2)へパスワード送信で同報
通信する場合も上記同様に図7(a)に示すフローチャ
ートにしたがって同報通信の準備がされる。さらに、図
3(b)では原稿Bを受信端末D(3)及びD(4)へ
パスワード送信で同報通信しているが、この場合は図7
(c)に示すフローチャートにしたがって同報通信の準
備がされる。
【0040】以上のようにして、通信装置に対して1人
又は複数のユーザから先に登録した同報通信が終了する
前に次々と別の同報通信が登録されていく。以下、図1
(b)に示すようにジョブA,Bが登録されたものとし
て説明する。
【0041】制御部5は、ステップS1の処理におい
て、図9のフローチャートにしたがって通信起動要因の
チェックを行っている。パネル部4から同報通信の登録
があると(S1−1)、回線がフリー状態になっている
か否か判断する(S1−2)。回線フリーならばジョブ
管理メモリ3から起動ジョブAのジョブ管理ファイルA
を読み出して(S1−3)、発呼宛先のポインタがセッ
トされた宛先D(1)の情報を取得する(S1−4)。
【0042】次に、ステップS2の処理において、図1
0のフローチャートにしたがって発呼可能宛先のチェッ
クを行っている。通信可能なジョブAでポインタのセッ
トされた宛先D(1)の情報を宛先管理メモリ3から読
み出す(S2−1)。上記ステップS1からの一連の処
理の場合には、ステップS1−4の処理においてポイン
タがセットされた宛先のジョブ管理情報が取得されてい
る。このジョブ管理情報から宛先D(1)の残り発呼回
数をチェックするが(S2−2)、全てのジョブで初め
ての発呼であるから残り発呼回数は初期値のままである
ことから、宛先D(1)が他のジョブBの中に登録され
ているか否かチェックする(S2−3)。他のジョブB
のジョブ管理ファイルにおける宛先D(1)のエラー情
報をチェックする(S2−4)。他のジョブBにおいて
宛先D(1)がビジーで終了しているかどうかチェック
するが(S2−5)、ここでは初めての発呼であるので
他のジョブBにおいて宛先D(1)がビジーで終了して
いないことを確認できる。したがって、ジョブAにおい
て宛先D(1)は発呼可能であると判断される。
【0043】ステップS3の処理において、発呼可能な
宛先D(1)に対して発呼開始する(S4)。宛先D
(1)の発呼結果を検知して(S4)、宛先D(1)が
ビジーでなくて回線接続されればジョブ管理メモリ3に
格納されているジョブAのジョブ管理ファイルAにおけ
る宛先D(1)のエラー情報をクリアする(S5)。C
ED検知後、送受信部9を介して原稿Aを接続された宛
先D(1)に対して送信する(S6)。原稿Aの画情報
が送信されるのを待ち(S7)、送信終了した時点で
(S8)、通信エラーの発生の有無をチェックする(S
9)。通信エラーが発生せずに正常終了した場合は、宛
先D(1)のエラー情報をクリアし(S10)、ジョブ
Aのジョブ管理ファイルAにおける宛先D(1)の残り
発呼回数を0にする(S11)。
【0044】今終了したジョブAの全ての宛先の残り発
呼回数が0となっているか否か判断する(S12)。こ
こでは、ジョブAで最初の発呼であるので宛先D(2)
の残り発呼回数は初期値(=3)のままであるので、制
御部5がジョブAのジョブ管理ファイルにおける宛先ポ
インタを次の宛先であるD(2)へセットする(S1
3)。
【0045】図14(a)に、ステップS13の処理が
終了した時点でのジョブ管理ファイルA,Bの状態を示
している。同図に示すように、上記した処理によりジョ
ブ管理ファイルAでは、通信結果にしたがって宛先D
(1)のエラー情報に「正常」が設定され、ポインタが
D(2)にセットされている。なお、ジョブBのジョブ
管理ファイルBは初期設定のままである。
【0046】次に、宛先ポインタがジョブAにおける先
頭の宛先にセットされているかどうか判断するが(S1
4)、図14(a)に示すように先頭ではないD(2)
にセットされているので、上記ステップS2へ移行して
宛先D(1)の場合と同様に宛先D(2)について発呼
可能宛先かどうかの判断を行う。宛先D(2)は先の宛
先D(1)と同様に他のジョブBを含めて最初の発呼で
あるのでビジー終了していないため発呼可能であると判
断する。
【0047】図1(b)に示す例は、ジョブAにおいて
宛先D(2)に発呼したところビジーのために接続でき
なかった場合であるので、ステップS4では相手ビジー
と判断してジョブ管理メモリ3のジョブ管理ファイルA
の宛先D(2)にビジー情報をセットする(S15)。
ジョブ管理ファイルAの宛先D(2)の残り発呼回数を
初期値から1つデクリメントして2とする(S16)。
ステップS12の処理へ移行してジョブAに登録された
全ての宛先の残り発呼回数が0となっているかチェック
するが(S12)、ジョブ管理ファイルAの宛先D
(2)の残り発呼回数が2となっているので宛先ポイン
タをジョブAにおいて次の宛先D(1)にセットする
(S13)。
【0048】ジョブAにおいて今回ポインタがセットさ
れた宛先D(1)は先頭であるのでジョブAに登録され
た宛先に対して1通り発呼が済んだと判断し(S1
7)、リダイヤル時刻をセットした上で(S18)、ジ
ョブ管理ファイルAの通信状態に再発呼待ちをセットす
る(S19)。
【0049】ジョブAに対して再発呼待ちをセットした
後、ジョブ管理メモリ3に実行待ちジョブが登録されて
いるか否かチェックする(S20)。今は、ジョブBが
実行待ち状態にあるので、制御部5がジョブ管理メモリ
3から実行待ちジョブBのジョブ管理情報を取り出し
(S21)、ジョブ管理ファイルBに設定されている通
信状態をチェックして(S22)、再発呼待ち状態でな
ければ上記ステップS1へ移行してジョブAと同様の発
呼シーケンスを実行する。
【0050】ジョブBについて通信起動要因のチェック
を行い、パネル部4より入力されたジョブBをジョブ管
理メモリ3から起動ジョブとして読み出し、ジョブ管理
ファイルBにおいて宛先ポインタのセットされている宛
先情報(D(2))を読み出す(S1)。
【0051】発呼可能宛先のチェックにおいて、ジョブ
管理ファイルBから宛先ポインタのセットされている宛
先D(2)の残り発呼回数をチェックする(S2−
2)。ジョブBにおいて宛先D(2)は最初の発呼であ
り初期値のままであるので、ステップS2−3の処理に
移行し、この宛先D(2)が他のジョブAの中に存在す
るかどうか判断する。宛先D(2)は他のジョブAの中
に存在するので、ジョブAのジョブ管理ファイルAにお
ける宛先D(2)のエラー情報をチェックする(S2−
4)。その結果、現在ジョブBで宛先ポインタのセット
されている宛先D(2)は先行するジョブAでビジーで
終了していることが判るので(S2−5)、現時点では
宛先D(2)に対しては発呼不可の判定を下してジョブ
管理ファイルBにおける宛先ポインタを次の宛先D
(3)にセットする(S2−6)。
【0052】新しく宛先ポインタをセットした宛先D
(3)について、ステップS2の発呼可能宛先のチェッ
クを掛ける。宛先D(3)は全てのジョブにおいて初め
て発呼するところであるので、発呼可能と判定されるこ
とになる。したがって、ジョブBにおいては、ジョブA
でビジー終了している宛先D(2)はスキップされて次
の宛先D(3)が先に発呼開始される(S3)。
【0053】図14(b)に、ジョブAにおいて宛先D
(2)への発呼がビジー終了し、ジョブBで宛先D
(3)への発呼時のジョブ管理ファイルA,Bの状態を
示している。同図に示すように、上記した処理によりジ
ョブ管理ファイルAでは、通信結果にしたがって宛先D
(2)のエラー情報に「ビジー」が設定され、ジョブ管
理ファイルBのスキップされた宛先D(2)のエラー情
報は初期設定のままとなっている。
【0054】図1(b)に示す例では、ジョブBにおけ
る宛先D(3)への送信が正常終了しているので、図1
4(c)に示すようにジョブ管理ファイルBの宛先D
(3)のエラー情報に正常が設定される一方、残り発呼
回数に0が設定される。
【0055】ジョブBにおいて、宛先D(3)への送信
が正常終了すると、ジョブ管理ファイルBでの宛先ポイ
ンタが先頭の宛先D(2)にセットされるので、ステッ
プS14からステップS17の処理へ移行して、宛先ポ
インタのセットされた宛先D(2)が当該ジョブBで初
回発呼か否か判断される。ジョブBでは、宛先D(2)
は初回発呼であるので発呼可能宛先チェック(S2)せ
ずに、ステップS3へ移行して宛先D(2)に対して発
呼を開始する。
【0056】図1(b)に示す例は、ジョブBにおいて
一度スキップされた宛先D(2)への送信が正常終了す
る場合であるので、図15(a)に示すようにジョブ管
理ファイルBの宛先D(2)のエラー情報に正常が設定
され、残り発呼回数に0が設定される。
【0057】ジョブB実行時のステップS11で、ジョ
ブ管理ファイルBの宛先D(2)の残り発呼回数を0に
設定したことにより、ジョブBに登録された全ての宛先
D(2)、D(3)の残り発呼回数が0であると判断さ
れるので(S12)、ステップS20へ処理を移行す
る。
【0058】ジョブAが実行待ちの状態となっているの
で(S20)、ジョブ管理メモリ3からジョブAのジョ
ブ管理ファイルAを読み出す(S21)。ジョブ管理フ
ァイルAの通信状態をチェックすると再発呼待ちが設定
されているので(S22)、現在時刻とリダイヤル時刻
とを比較し(S23)、リダイヤル時刻まで時間があれ
ばステップS20で他に実行待ちジョブがないかチェッ
クする。図1(b)に示す例では他に実行待ちジョブが
無いのでリダイヤル時刻がくるのを待つことになる。
【0059】リダイヤル時刻となっていれば、ジョブ管
理ファイルAの宛先ポインタを残り発呼回数が残ってい
る宛先D(2)へセットし、ステップS2の発呼可能宛
先チェックを行わずに宛先D(2)へ発呼する(S
3)。
【0060】図1(b)に示す例では宛先D(2)に回
線接続できて正常終了するので、ステップS11でジョ
ブAにおける宛先D(2)の残り発呼回数を0にする。
図15(b)はジョブAで宛先D(2)の通信が正常終
了したときのジョブ管理ファイルA,Bの状態を示して
いる。
【0061】ステップS12でジョブAの全ての宛先の
残り発呼回数が0であることを認識できたならばジョブ
Aを終了する。さらに、ステップS20で実行待ちジョ
ブが無いことを確認して一連の同報通信を終了する。
【0062】このように、同報通信(ジョブA)でビジ
ー検知により接続不能となった宛先(D(2))を記憶
しておき、他の同報通信(ジョブB)において発信しよ
うとする宛先(D(2))が既にビジー検知されていた
場合に、この宛先をスキップして次に登録されている宛
先に対して発信を行うので、接続可能性の高い宛先を優
先させて通信させることができ、従来に比べジョブBの
終了時間を早めることが出来、ジョブA,B全体の終了
時間を早めることができる。
【0063】また、ジョブを起動したときにスキップさ
れた宛先をスキップされなかった宛先の通信に引き続い
て実行するので、先行するジョブのリダイヤルインター
バル中に当該ジョブの全宛先又は多くの宛先への通信を
終了できる可能性があり、送信終了時間を早めることが
できる。
【0064】ところで、図2(b)に示す発呼シーケン
スを実現するためには、図12のフローチャートに代え
て図13のフローチャートに基づいた制御を行う必要が
ある。すなわち、ジョブBにおいて、先頭の宛先D
(2)をスキップして次の宛先D(3)の送信が正常終
了して宛先D(3)の残り発呼回数を0にしたならば
(S11)、ステップT1へ移行してジョブBに登録さ
れている全ての宛先の残り発呼回数が0になっているか
どうか判断する。未発呼の宛先がある場合、残り発呼回
数が0でない宛先が存在することになるので、その場合
は宛先ポインタを次の宛先にセットする(T2)。ジョ
ブBに登録された最後の宛先(D(3))の送信が終わ
ると宛先ポインタは先頭の宛先にセットされスキップし
た宛先を含めて1廻りしたことになる。宛先ポインタが
先頭の宛先にセットされた場合は(T3)、スキップし
た宛先への発呼は行わずにリダイヤル時刻をセットし
(T4)、ジョブ管理ファイルBの通信の状態に再発呼
待ちをセットする(T5)。
【0065】図2(b)に示すように、ジョブAのリダ
イヤルインターバルが終了してリダイヤル時刻となった
ところで、ジョブAで宛先ポインタのセットされている
宛先D(2)に対して発呼する(S3)。ジョブAでの
宛先D(2)に対する送信は正常終了することによりジ
ョブ管理ファイルAにおける宛先D(2)のエラー情報
は正常に書き換えられるので、ジョブBが起動されて宛
先ポインタが宛先D(2)にセットされて発呼される。
【0066】このように、宛先ポインタが先頭の宛先に
セットされた場合は(T3)、スキップした宛先への発
呼は行わずにリダイヤル時刻をセットし(T4)、ジョ
ブ管理ファイルBの通信の状態に再発呼待ちをセットす
るようにしたので、ビジー検知された宛先に対して再発
呼するまでに十分な時間を確保することができ接続確立
を向上できる。
【0067】次に、図3(b)に示すように同報通信の
途中で通信エラーが発生した場合について説明する。
【0068】図3(b)ではジョブAにおける宛先D
(2)への送信中に回線断によるエラーが発生するの
で、ステップS9の処理でエラー発生が検知されてジョ
ブ管理ファイルAにおける宛先D(2)のエラー情報に
回線断が設定される(S26)。図16(a)にジョブ
AでのD(1)への発呼終了時、同図(b)にジョブA
での第1回目のD(2)への送信発呼終了時のジョブ管
理ファイルA,Bの状態を示している。
【0069】ステップS27において、ジョブ管理ファ
イルAにおける宛先D(2)の残り発呼回数をデクリメ
ントした後、発生した通信エラーが再発呼可能なもので
あるか否か判断する(S28)。例えば、回線断による
通信エラーであれば再発呼すれば接続して正常に通信で
きる可能性が高いが、パスワード送信でパスワード不一
致の通信エラーが出された場合には再発呼しても通信不
可能であることは明らかである。
【0070】通信エラーの内容はジョブ管理ファイルに
エラー情報として記憶されているので、ジョブ管理ファ
イルAの宛先D(2)のエラー情報をチェックする。図
3(b)の場合には回線断が設定されているので、ステ
ップS28では再発呼可能と判断されてステップS2へ
処理を移行する。図16(c)はジョブAで宛先D
(2)の通信が正常終了した時点でのジョブ管理ファイ
ルA,Bの状態を示している。
【0071】一方、図3(b)に示す例では、ジョブB
において宛先D(3)に発呼したところパスワード不一
致で通信エラーとなっている。ステップS26ではジョ
ブ管理ファイルBにおける宛先D(3)のエラー情報に
パスワード不一致を設定し、残り発呼回数をデクリメン
トする。ステップS28で再発呼可能か否か判断する
が、エラー内容がパスワード不一致の場合は再発呼不可
能と判断して、ステップS11の処理へ移行して宛先D
(3)の残り発呼回数を0に設定する。これにより以降
の処理で宛先D(3)に宛先ポインタがセットされるこ
とがあっても、のころ発呼回数が0であるので発呼され
ることはなくなる。図17(a)は宛先D(3)がパス
ワード不一致で通信エラーが出された時点でのジョブ管
理ファイルA,Bの状態を示している。
【0072】図3(b)に示すように、宛先D(3)へ
の発呼がパスワード不一致で通信エラーとなったなら
ば、すぐに次の宛先D(4)へ宛先ポインタがセットさ
れて宛先D(4)に発呼される。図17(b)は宛先D
(4)の通信が終了した時点でのジョブ管理ファイル
A,Bの状態を示している。
【0073】このように、通信エラーが発生したらエラ
ー内容をチェックして再通信可能なエラーであれば同一
宛先に対して直後に再発呼するが、再発呼しても可能の
ない宛先に対しては残り発呼回数を0にして以後は発呼
できないようにするので、再発呼しても通信不可能な宛
先に何度も発呼する無駄をなくすことができ、ジョブが
終了する時間を短くすることができる。これを2つの同
報通信がリダイヤルインターバルを利用して交互に平行
して行われている場合に応用すれば、1つの同報通信に
おいて通信エラーが再発呼不可能のものであれば、設定
発呼回数を繰り返さずに次に移行するので、その分他の
同報通信を含めて全体の通信が終了するまでの時間を短
縮できる。
【0074】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、接
続可能又は通信可能な宛先に対して優先的に発呼するこ
とにより、同報通信がすべての宛先に対して終了するま
で時間を短縮でき、同報通信によって回線が占有される
のを防止可能な同報通信方法及び通信装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)従来の第1の発呼シーケンスを示すシー
ケンス図。 (b)本発明の一実施の形態における第1の発呼シーケ
ンスを示すシーケンス図。
【図2】(a)従来の第2の発呼シーケンスを示すシー
ケンス図。 (b)上記実施の形態における第2の発呼シーケンスを
示すシーケンス図。
【図3】(a)従来の第3の発呼シーケンスを示すシー
ケンス図。 (b)上記実施の形態における第3の発呼シーケンスを
示すシーケンス図。
【図4】上記実施の形態に係る通信装置の機能ブロック
図。
【図5】上記実施の形態の通信装置におけるジョブ管理
ファイルの構成図。
【図6】上記実施の形態の通信装置における宛先メモリ
の構成図。
【図7】(a)上記実施の形態におけるジョブA登録の
ためのフロー図。 (b)上記実施の形態におけるジョブB登録のためのフ
ロー図。 (c)上記実施の形態でパスワード送信のジョブB登録
のためのフロー図。
【図8】上記実施の形態における同報通信の一部を示す
フロー図。
【図9】上記実施の形態における同報通信での通信起動
要因チェックのフロー図。
【図10】上記実施の形態における同報通信での発呼可
能宛先チェックのフロー図。
【図11】上記実施の形態における同報通信の他の一部
を示すフロー図。
【図12】上記実施の形態における同報通信の他の一部
を示すフロー図。
【図13】上記実施の形態における図12のフローチャ
ートに代わる他のフロー図。
【図14】上記実施の形態で図1(b)の発呼パターン
におけるジョブ管理ファイルの前半部の状態遷移図。
【図15】上記実施の形態で図1(b)の発呼パターン
におけるジョブ管理ファイルの後半部の状態遷移図。
【図16】上記実施の形態で図3(b)の発呼パターン
におけるジョブ管理ファイルの前半部の状態遷移図。
【図17】上記実施の形態で図3(b)の発呼パターン
におけるジョブ管理ファイルの後半部の状態遷移図。
【符号の説明】
1,2 宛先メモリ 3 ジョブ管理メモリ 4 パネル部 5 制御部 6 記録部 7 読み取り部 8 画情報メモリ 9 送受信部 10 交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/32 H04L 11/18 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/18 H04N 1/00 - 1/32 H04M 1/26 - 1/57 H04M 11/00 - 11/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    し、前記第1同報通信ジョブを実行した際に宛先の1つ
    がビジー状態である場合前記第1同報通信ジョブのリダ
    イヤルインターバルの間に前記第2同報通信ジョブを実
    行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記第1同報通信
    ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が含まれている
    場合前記第2同報通信ジョブの実行においてこの宛先を
    スキップして他の宛先を優先発呼する制御を行うことを
    特徴とする同報通信方法。
  2. 【請求項2】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    し、前記第1同報通信ジョブを実行した際に宛先の1つ
    がビジー状態である場合前記第1同報通信ジョブのリダ
    イヤルインターバルの間に前記第2同報通信ジョブを実
    行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記第1同報通信
    ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が含まれている
    場合前記第2同報通信ジョブの実行においてこの宛先を
    後回しとする制御を行うことを特徴とする同報通信方
    法。
  3. 【請求項3】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    し、前記第1同報通信ジョブを実行した際に宛先の1つ
    がビジー状態である場合前記第1同報通信ジョブのリダ
    イヤルインターバルの間に前記第2同報通信ジョブを実
    行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記第1同報通信
    ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が含まれている
    場合前記第2同報通信ジョブの実行においてこの宛先に
    発呼することなくリダイヤル待ちを設定する制御を行う
    ことを特徴とする同報通信方法。
  4. 【請求項4】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    する登録手段と、前記第1同報通信ジョブを実行した際
    に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1同報通信
    ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第2同報通
    信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記
    第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が
    含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実行におい
    てこの宛先をスキップして他の宛先を優先発呼する制御
    を行う制御手段とを具備した通信装置。
  5. 【請求項5】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    する登録手段と、前記第1同報通信ジョブを実行した際
    に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1同報通信
    ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第2同報通
    信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記
    第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が
    含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実行におい
    てこの宛先を後回しとする制御を行う制御手段とを具備
    した通信装置。
  6. 【請求項6】 複数の宛先を登録した第1同報通信ジョ
    ブと複数の宛先を登録した第2同報通信ジョブとを登録
    する登録手段と、前記第1同報通信ジョブを実行した際
    に宛先の1つがビジー状態である場合前記第1同報通信
    ジョブのリダイヤルインターバルの間に前記第2同報通
    信ジョブを実行し、前記第2同報通信ジョブの中に前記
    第1同報通信ジョブのビジー状態の宛先と同一の宛先が
    含まれている場合前記第2同報通信ジョブの実行におい
    てこの宛先に発呼することなくリダイヤル待ちを設定す
    る制御を行う制御手段とを具備した通信装置。
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