JP3329626B2 - 車輌用灯具及び車輌用灯具のランプボデイの形成方法 - Google Patents

車輌用灯具及び車輌用灯具のランプボデイの形成方法

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JP3329626B2
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佐藤  修
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な車輌用灯具及
び車輌用灯具のランプボデイの形成方法に関する。詳し
くは、構造が単純で部品点数が少なく、コストを低減す
ることができる新規な車輌用灯具及び車輌用灯具のラン
プボデイの形成方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】車輌用灯具において、従来は、その前面
がレンズによって覆われて灯室を形作るランプボデイと
光源バルブを保持すると共にランプボデイに着脱自在に
取着されて光源バルブを上記灯室内に配置するためのバ
ルブホルダー、即ち、ソケットとが別個の部材として形
成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車輌用
灯具にあっては、ランプボデイとバルブホルダーが別個
の部材として形成され、バルブホルダーをランプボデイ
に取着する構造であるため、両者にその取付のために、
複雑な形状を必要とし、そのため、金型形状が複雑にな
る、成形歩留まりが悪くなる、等のためコスト高になる
という問題がある。
【0004】また、ランプボデイとバルブホルダーとが
別体であるため、この両者の間の防水を図るため、パッ
キングを介在させる必要が有り、この点もコスト高の原
因となる。
【0005】そこで、上記した問題を解消するために、
バルブホルダー部をランプボデイに一体に形成したもの
もあるが、光源バルブの周辺や端子部は点灯時に高温に
なるため、バルブホルダー部は耐熱性を要求され、その
ため、ランプボデイ全体を耐熱性の高い合成樹脂で形成
せざるを得ず、コスト高となるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用灯具は、上
記した課題を解決するために、合成樹脂製のランプボデ
イと該ランプボデイの前面開口を覆うレンズと光源とを
有する車輌用灯具において、ランプボデイは光源バルブ
を保持するバルブホルダー部の筐体部とその外周部とが
異なる材料により一体に形成されて成り、光源バルブを
保持するバルブ保持部と外部との電気的接続を為す端子
部とが一体に形成されて成る端子片がバルブホルダー部
の筐体部にインサート成形により一体に形成されて成る
ものである。
【0007】また、本発明車輌用灯具のランプボデイの
形成方法は、光源バルブを保持するバルブホルダー部の
筐体部を一体に有するランプボデイを合成樹脂によって
形成する方法であって、予め形成したバルブホルダー部
を金型内にインサートし、それからバルブホルダー部の
外周部を為す部分の材料樹脂を射出してバルブホルダー
部の筐体部と外周部とを一体化し、光源バルブを保持す
ると共に外部との電気的接続を為す端子片を金型内にイ
ンサートして筐体部を成形しバルブホルダー部を形成す
るものである。
【0008】従って、本発明によれば、バルブホルダー
部がランプボデイに一体に形成されるとともに、光源バ
ルブを保持し外部との電気的接続を為す端子片を金型内
にインサートして筐体部を成形しバルブホルダー部を形
成しているので、部品点数は減少し、また、形状も単純
化することが出来、更に、パッキング等も不要なため、
コストを低減できるという利点がある。
【0009】また、バルブホルダー部の筐体部をその外
周部とは異なる材料で形成することができるため、バル
ブホルダー部の筐体部の材料のみを耐熱性の高いものと
すれば良く、この点でもコストの低減に寄与する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明車輌用灯具及び車
輌用灯具のランプボデイの形成方法の詳細を図示した実
施の形態に従って説明する。
【0011】車輌用灯具、例えば、自動車用の信号灯1
は、合成樹脂製のランプボデイ2と、該ランプボデイ2
の前面開口を覆うレンズ3と、ランプボデイ2とレンズ
3とによって画成された灯室4内に配置された光源バル
ブ5とから成る。
【0012】ランプボデイ2は光源バルブ5を保持する
と共に外部との電気的接続を為すバルブホルダー部6と
該バルブホルダー部6以外の部分、即ち、外周部7とが
合成樹脂で一体に成形されて成る。
【0013】外周部7の開口縁部には前方(光の照射方
向を前方とする。)に開口した据付溝8が形成され、レ
ンズ3の周縁部に後方へ突出するように形成された据付
脚9が上記据付溝8内に嵌合された状態でレンズ3がラ
ンプボデイ2に取り付けられている。
【0014】バルブホルダー部6は筐体部10と端子片
11、11とから成る。
【0015】筐体部10は前方に向かって窪んだ浅い皿
状をした基部12と該基部12の後面から後方へ突出し
後面が開口した角筒状をしたコネクタケース部13とが
一体に形成されて成る。
【0016】端子片11、11は同じ形状を有し、上下
及び左右対称になるように配置されるものであるので、
その下側に配置される一方のものについて説明する。
【0017】端子片11は光源バルブ5を保持するバル
ブ保持部14と外部との電気的接続を為すための端子部
15とが導電性及びばね弾性を有する金属板によって一
体に形成されて成る。
【0018】バルブ保持部14の主部16は前面が開口
し後面が上端部(上側のものにあっては下端部)を除い
て閉塞されると共に上方に(上側のものにあっては下方
に)開口したほぼ角箱状を為し、その右側壁17(上側
のものにあっては左側壁)の前端には押え片18が、ま
た、左側壁19(上側のものにあっては右側壁)の前端
には係止片20及び接触片21が、それぞれ連設されて
いる。
【0019】押え片18は右側壁17の前端から左方へ
(上側のものにあっては右方へ)延びる前端部18aと
該前端部18aの左端(上側のものにあっては右端)か
ら後方へ主部16の前後長さのほぼ3分の2ほど延びた
規制部18bと該規制部18bの後端から僅かに左方へ
(上側のものにあっては右方へ)突出したストッパ部1
8cと該ストッパ部18cの左端(上側のものにあって
は右端)からやや後方へ延びそれから直角に曲がって右
方へ(上側のものにあっては左方へ)延びてその先端が
右側壁(上側のものにあっては左側壁)に当接した位置
固定部18dとが一体に形成されて成る。そして、前端
部18aは右側壁17の下端部(上側のものにあっては
上端部)と上側(上側のものにあっては下側)ほぼ3分
の1の部分を除く部分から左方へ延び、その上縁(上側
のものにあっては下縁)が徐々に下方へ(上側のものに
あっては上方へ)変位して行き、その左端(上側のもの
にあっては右端)でその上下幅は右側壁17の上下幅の
ほぼ半分弱となる。そして、押え片18のその余の部分
18b、18c、18dはその上下幅が前端部18aの
左端の上下幅とほぼ同じで、かつ、右側壁17のほぼ下
半部と対向して位置している。
【0020】係止片20は主部16の左側壁19(上側
のものにあっては右側壁)のほぼ上半分(上側のものに
あっては下半分)の部分から形成されている。左側壁1
9のほぼ上半分の部分は前後方向におけるほぼ中間の部
分から前側の部分22が下半分の部分(上側のものにあ
っては上半分の部分)とスリット23によって分離され
ており、該部分22のほぼ中間の部分からやや右方へ
(上側のものにあっては左方へ)変位して行き、途中か
らまた真直ぐ前方へ向かって延びるようになっている。
係止片20は上記部分22の前端から右方へ(上側のも
のにあっては左方へ)更に後方へ湾曲した前端部20a
と、該前端部20aの右端(上側のものにあっては左
端)からやや右後方へ(上側のものにあっては左後方
へ)延び、後端部が鋭角に左方へ(上側のものにあって
は右方へ)屈曲した係止部20bとが一体に形成されて
成る。
【0021】接触片21は主部16の左側壁19(上側
のものにあっては右側壁)の下半分の部分(上側のもの
にあっては上半分の部分)から右方へ(上側のものにあ
っては左方へ)更に後方へ湾曲した前端部21aと、該
前端部21aの右端(上側のものにあっては左端)から
やや右後方へ(上側のものにあっては左後方へ)向かっ
て延び後端部が右方へ(上側のものにあっては左方へ)
凸状に湾曲した接触部21bとされた弾性部21cとが
一体に形成されて成る。
【0022】そして、接触片21の接触部21bは上記
押え片18のストッパ部18cよりやや前側の位置に対
向する所に位置し、係止片20の係止部20bの後端部
は上記接触部21bより前方に位置し、また、係止片2
0の係止部20bは接触片21の弾性部21cの前後方
向で対応する部分より右方に(上側のものにあっては左
方に)位置している。また、係止部20bの後端部の最
も右方に(上側のものにあっては左方に)位置した部分
は接触片21の接触部21bの右端(上側のものにあっ
ては左端)より僅かに左寄りに(上側のものにあっては
右寄りに)位置している。
【0023】主部16の下面壁(上側のものにあっては
上面壁)24は前後方向における中間よりやや後方の位
置から前側の部分がスリット25、25により左右側壁
17、19から分離され、該分離された部分26が低い
台形状に上方へ(上側のものにあっては下方へ)突出さ
れて弾発片とされている。
【0024】主部16の後面壁27の上縁(上側のもの
にあっては下縁)からは後方へ向かって埋設部28が突
設され、更に、該埋設部28の後端から端子部15が後
方へ向かって突設されている。
【0025】埋設部28は後面壁27の左右幅と等しい
左右幅を有し前後幅の小さい板状をしたベース部29と
該ベース部29のほぼ半分の左右幅を有しベース部29
の中央部から後方へ突出したアンカー部30とを有し、
アンカー部30は真ん中に形成された孔31により2つ
の部分32、32に分けられ、これら部分32、32は
その中間部に左右に突出した突起33、33、・・・を
有する。
【0026】端子部15は所要幅のほぼ2倍の幅に打抜
き形成された部分の左右辺部15a、15aをその余の
部分の上面に(上側のものにあっては下面に)折り重ね
て使用材料の板厚の2倍の厚みを有するようにされてい
る。
【0027】しかして、端子片11、11はバルブ保持
部14、14の主部16、16が互いの開口が対向する
向きで上下に対向配置された状態でその埋設部28、2
8が筐体部10の基部12内に埋設されて筐体部10と
一体化され、バルブ保持部14、14が基部12の前面
から前方へ突出し、端子部15、15がコネクターケー
ス部13内に位置される。
【0028】筐体部10の基部12の前面からはリブ3
4、34、・・・が突設されており、これらリブ34、
34、・・・は端子片11、11のバルブ保持部14、
14の上面壁24の外面、下面壁24の外面及び側面壁
17、17、19、19の外面にそれぞれ当接し、バル
ブ保持部14、14の安定に寄与するようになってい
る。
【0029】そして、ウエッジベースタイプの光源バル
ブ5のベース部5aが前方から端子片11、11のバル
ブ保持部14、14内に挿入される。バルブ保持部1
4、14内にベース部5aが挿入された光源バルブ5
は、ベース部5aの上下両側面に端子片11、11の弾
発片26、26が弾接してその上下方向の位置が規制さ
れ、また、ベース部5aの側面が端子片11、11の押
え片18、18の規制部18b、18bに当接してその
左右方向の位置が規制され、更に、ベース部5aの後端
が押え片18、18のストッパ部18c、18cに当接
してその後端の位置が規制され、更にまた、ベース部5
aに形成された図示しない係合突起が係止片20、20
の係止部20b、20bに係合されて前方への脱落が防
止され、そして、ベース部5aの側面に沿って配置され
た図示しない外部リードに接触片21、21の接触部2
1b、21bが弾接される。
【0030】そして、上記したランプボデイ2は、例え
ば、次のようにして形成される。
【0031】先ず、バルブホルダー部6の形成を行う。
【0032】即ち、固定型35に形成された凹部36内
に端子片11、11(図では1つのみ示してある。)の
バルブ保持部14、14を挿入し(図9(a)参照)、
可動型37を型締めし(図9(b)参照)、それによっ
て形成されたキャビティ38内に筐体部10の成型用樹
脂39を射出し(図9(c)参照)、該射出樹脂の冷却
固化後型開きをし、出来上がったバルブホルダー部6を
可動型37から取り出す。このように、端子片11、1
1を成形型にインサートした状態で成型用樹脂を射出す
る、いわゆるインサート成形により、バルブホルダー部
6を形成する。
【0033】すると、端子片11、11の埋設部28、
28が筐体部10の基部12内に埋設され、しかも、埋
設部28、28に突起33、33、・・・が形成されて
いるので、端子片11、11は筐体部10に確実に保持
され、かつ、筐体部10から抜け出てしまうおそれもな
い。
【0034】尚、このようなインサート成形によらず
に、先ず、筐体部の成形を行った後、端子片を該筐体部
に取り付けるようにしても良い。
【0035】また、筐体部10成型用樹脂39には耐熱
性を有する合成樹脂、例えば、ナイロン樹脂が用いられ
る。尚、PPなども有効である。
【0036】次いで、外周部7成型用金型に上記バルブ
ホルダー部6をインサートする。即ち、固定型40に形
成された凹部41内に端子片11、11(図では1つの
み示してある。)のバルブ保持部14、14を挿入し、
また、可動型42に形成された凹部43内に筐体部10
を挿入する。この時、バルブホルダー部6は、その筐体
部10の基部12の前端面44が固定型40の凹部41
周縁部によって、また、基部12の後面の外周部45が
可動型42の凹部43の前端部によって、それぞれ保持
され、2つの金型40、42とバルブホルダー部6の筐
体部10の基部12の側面とによって外周部7成型用の
キャビティ46が形成される(図10(a)参照)。
【0037】それから、上記キャビティ46内に外周部
7の成型用樹脂47を射出する(図10(b)参照)。
この成型用樹脂47としては、この部分7がそれほどの
耐熱性を要しないものであるので、比較的安価な合成樹
脂を使用することができる。例えば、リサイクル材(例
えば、ABSとPCの混合されたもの)、AAS(耐候
性を要する場合)等を使用することができる。尚、PP
なども有効である。
【0038】しかして、成型用樹脂47の熱によって
バルブホルダー部6の筐体部10のキャビティ46に面
している部分が部分的に溶融して成型用樹脂47の該部
分に接している部分と一体化するので、冷却固化と共
に、外周部7とバルブホルダー部6とが一体に結合され
る。そこで、型開きをして出来上がったランプボデイ2
を可動型42から取り出す。
【0039】上記した自動車用信号灯1にあっては、ラ
ンプボデイ2にバルブホルダー部6が一体に形成されて
いるので、部品点数が減少すると共に、バルブホルダー
部6及びランプボデイ2の形状が単純化し、金型形状が
シンプルになってコストの低減に寄与する。また、形状
が単純なため、成形歩留まりも良好となり、この点でも
コストの低減に寄与する。
【0040】また、従来必要としていたランプボデイと
バルブホルダー部との間の防水用のパッキングが不要で
あり、この点でもコストの低減に寄与する。
【0041】更に、上記したように、バルブホルダー部
6のみを耐熱性の高い材料で形成すれば、端子片11、
11周辺の熱による劣化を防止することができ、なおか
つ、コストの低減を可能にする。
【0042】更にまた、上記したように、バルブホルダ
ー部6の成形をその金型内に端子片11、11をインサ
ートして行う、いわゆるインサート成形によって行え
ば、端子片11、11取付部の防水性が良好となり、か
つ、端子片11、11が筐体部10から脱落してしまう
おそれもない。また、埋設部28、28に孔31、31
を形成して、成型用樹脂との接触面積が少なくなるよう
にしておけば、この部分での密封性が向上し、より確実
な防水効果が得られる。
【0043】また、上記したように、端子片11、11
のバルブ保持部14、14がその周囲を筐体部10によ
って囲まれることがないようにしておくことによって、
該バルブ保持部14、14からの熱発散が促進され、バ
ルブホルダー部6の熱劣化を防止することができる。
【0044】更に、端子片11、11のバルブ保持部1
4、14の側面をリブ34、34、・・・によって支え
るようにしておくと、バルブ保持部14、14の位置が
安定し、これに支持される光源バルブ5の光源位置を正
確に位置決めすることができる。
【0045】尚、上記したランプボデイ2の成形は、バ
ルブホルダー部6をインサートして行う、いわゆるイン
サート成形によって為すように説明したが、2つの固定
型をターンテーブル上に用意し、ターンテーブルを回転
させながらそれぞれの固定型に先ずバルブホルダー部成
型用可動型を型締めしてバルブホルダー部6の成形を行
い、次いで、外周部成型用可動型を型締めして外周部7
の成形を行う、というように、交互に成形を行う、いわ
ゆる2色成形法によって成形しても良い。
【0046】図11はランプボデイの変形例2Aを示す
ものであり、該ランプボデイ2Aはその前端開口縁から
外方へ突出したリム48が一体に形成されている。
【0047】このように、ランプボデイ2Aがリム48
を有する場合、該リム48は外気に曝され、風雨等の直
撃を受けるので、外周部7A成型用樹脂として、耐候性
の良好な合成樹脂、例えば、AASなどを使用すると良
い。
【0048】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用灯具は、合成樹脂製のランプボデイと
該ランプボデイの前面開口を覆うレンズと光源とを有す
る車輌用灯具において、ランプボデイは光源バルブを保
持するバルブホルダー部の筐体部とその外周部とが異な
る材料により一体に形成されて成り、光源バルブを保持
するバルブ保持部と外部との電気的接続を為す端子部と
が一体に形成されて成る端子片がバルブホルダー部の筐
体部にインサート成形により一体に形成されて成ること
を特徴とする。
【0049】また、本発明車輌用灯具のランプボデイの
形成方法は、光源バルブを保持するバルブホルダー部の
筐体部を一体に有するランプボデイを合成樹脂によって
形成する方法であって、予め形成したバルブホルダー部
を金型内にインサートし、それからバルブホルダー部の
外周部を為す部分の材料樹脂を射出してバルブホルダー
部の筐体部と外周部とを一体化し、光源バルブを保持す
ると共に外部との電気的接続を為す端子片を金型内にイ
ンサートして筐体部を成形しバルブホルダー部を形成す
ことを特徴とする。
【0050】従って、本発明によれば、バルブホルダー
部がランプボデイに一体に形成されるとともに、光源バ
ルブを保持し外部との電気的接続を為す端子片を金型内
にインサートして筐体部を成形しバルブホルダー部を形
成しているので、部品点数は減少し、また、形状も単純
化することが出来、更に、パッキング等も不要なため、
コストを低減できるという利点がある。
【0051】また、バルブホルダー部の筐体部をその外
周部とは異なる材料で形成することができるため、バル
ブホルダー部の筐体部の材料のみを耐熱性の高いものと
すれば良く、この点でもコストの低減に寄与する。
【0052】尚、上記した実施の形態に示した各部の具
体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
ての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されること
があってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明車輌用灯具の実施の
形態を示すものであり、本図は水平断面図である。
【図2】レンズ及び光源バルブを除いた状態の正面図で
ある。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】バルブホルダー部を一部切り欠いて示す拡大斜
視図である。
【図5】図6乃至図8と共に端子片を示すものであり、
本図は拡大正面図である。
【図6】拡大平面図である。
【図7】拡大右側面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図10と共に本発明車輌用灯具のランプボデイ
の形成方法を示すものであり、本図はバルブホルダー部
の形成手順を(a)、(b)、(c)の順に示す概略断
面図である。
【図10】ランプボデイの形成手順を(a)、(b)の
順に示す概略断面図である。
【図11】ランプボデイの変形例を示す水平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車用信号灯(車輌用灯具) 2 ランプボデイ 3 レンズ 5 光源バルブ 6 バルブホルダー部 7 外周部 10 筐体部 11 端子片 12 基部 14 バルブ保持部 15 端子部 34 リブ 35 固定型(金型) 37 可動型(金型) 39 成型用樹脂(材料樹脂) 40 固定型(金型) 42 可動型(金型) 47 成型用樹脂(材料樹脂)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 今関 雅子 (56)参考文献 特開 平8−195107(JP,A) 実開 昭57−43504(JP,U) 実開 昭58−182210(JP,U) 実開 昭64−12310(JP,U) 実開 昭62−47010(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 F21W 101:14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のランプボデイと該ランプボ
    デイの前面開口を覆うレンズと光源とを有する車輌用灯
    具において、 前記ランプボデイは光源バルブを保持するバルブホルダ
    ー部の筐体部とその外周部とが異なる材料により一体に
    形成されて成り、 上記光源バルブを保持するバルブ保持部と外部との電気
    的接続を為す端子部とが一体に形成されて成る端子片が
    上記バルブホルダー部の筐体部にインサート成形により
    一体に形成されて成る ことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 【請求項2】 上記バルブホルダー部の筐体部は外周部
    より耐熱性の高い合成樹脂で形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 【請求項3】 端子片のバルブ保持部はバルブホルダー
    部の筐体部の基部から突出されて成ることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 【請求項4】 端子片のバルブ保持部はバルブホルダー
    部の筐体部の基部に一体に形成されたリブによって側面
    を保持されていることを特徴とする請求項3に記載の車
    輌用灯具。
  5. 【請求項5】 光源バルブを保持するバルブホルダー部
    の筐体部を一体に有するランプボデイを合成樹脂によっ
    て形成する方法であって、 予め形成したバルブホルダー部を金型内にインサート
    し、それからバルブホルダー部の外周部を為す部分の材
    料樹脂を射出してバルブホルダー部の筐体部と外周部と
    を一体化し、 上記光源バルブを保持すると共に外部との電気的接続を
    為す端子片を金型内にインサートして筐体部を成形しバ
    ルブホルダー部を形成する ことを特徴とする車輌用灯具
    のランプボデイの形成方法。
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