JP3329006B2 - 可変容量型圧縮機用制御弁 - Google Patents

可変容量型圧縮機用制御弁

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JP3329006B2
JP3329006B2 JP17706493A JP17706493A JP3329006B2 JP 3329006 B2 JP3329006 B2 JP 3329006B2 JP 17706493 A JP17706493 A JP 17706493A JP 17706493 A JP17706493 A JP 17706493A JP 3329006 B2 JP3329006 B2 JP 3329006B2
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control
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真一 佐藤
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    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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    • F04B27/18Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸入室、吐出室及び制
御室を有する車両空調用可変容量型圧縮機に用いられ、
制御室圧力を制御して該圧縮機の吐出容量を可変する制
御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭58−158382
号公報記載の圧縮機が知られている。この圧縮機は、吸
入室、吐出室及び制御室としてのクランク室を有すると
ともに、図8に示す制御弁が装備されている。この制御
弁には、弁本体90内の一端に感圧手段としてのベロー
ズ91が変位可能に装着されており、このベローズ91
には弁機構における第1の弁体としての棒状弁体92が
他端側に延在され、棒状弁体92には弁機構における第
2の弁体としてのだるま状弁体93が結合されている。
【0003】また、弁本体90にはベローズ91の外側
に低圧室94が形成されており、この低圧室94は低圧
通路95及び第1の流体導通ポートとしての低圧口95
aを介して上記吸入室(図示せず)に連通され、吸入室
より導入する冷媒ガスによって低圧室94内に吸入圧力
Psを作用させうるようになされている。さらに、弁本
体90には棒状弁体92との間に低圧弁座90aが形成
されており、この低圧弁座90aにベローズ91の伸長
で棒状弁体92が着座すれば低圧通路95は遮断され
る。
【0004】また、弁本体90の他端には高圧室96が
形成されており、この高圧室96は高圧通路97及び第
2の流体導通ポートとしての高圧口97aを介して上記
吐出室(図示せず)に連通されている。さらに、弁本体
90にはだるま状弁体93との間に高圧弁座90bが形
成されており、この高圧弁座90bにベローズ91の短
縮でだるま状弁体93が着座すれば高圧通路97は遮断
される。かかる高圧室96には高圧口97aを覆うべ
く、濾過手段としての網部材98が装着されている。
【0005】加えて、弁本体90の中間には2本の制御
通路81、82が形成され、これら制御通路81、82
は第3の流体導通ポートとしての制御口81a、82a
を介して上記クランク室(図示せず)に連通されてい
る。こうして、この圧縮機では、吸入圧力Psが所定圧
力を超えておれば、制御弁において、ベローズ91が短
縮するため、棒状弁体92が低圧弁座90aから離反す
る。このため、低圧通路95が制御通路81と連通さ
れ、クランク室内の冷媒ガスは、制御口81a、制御通
路81、低圧弁座90a、低圧室94、低圧通路95及
び低圧口95aを経て、吸入室に導出される。同時に、
だるま状弁体93は棒状弁体92を介して高圧弁座90
bに着座するため、高圧通路97は遮断され、吐出室内
の冷媒ガスはクランク室に導入されない。これにより、
圧縮機では、クランク室圧力Pcが低下し、ピストンに
作用する背圧が低下して揺動板の傾角の拡大によりピス
トンのストロークが大きくなって吐出容量が拡大され
る。
【0006】逆に、吸入圧力Psが所定圧力まで低下し
たとき、同制御弁において、ベローズ91が伸長するた
め、棒状弁体92が低圧弁座90aに着座する。このた
め、低圧通路95が遮断され、クランク室内の冷媒ガス
は吸入室に導出されない。同時に、だるま状弁体93は
棒状弁体92を介して高圧弁座90bから離反する。こ
のため、高圧通路97は制御通路82と連通され、吐出
室内の冷媒ガスは、網部材98、高圧口97a、高圧通
路97、高圧弁座90b、制御通路82及び制御口82
aを経て、クランク室に導入される。これにより、圧縮
機では、クランク室圧力Pcが上昇し、ピストンに作用
する背圧が上昇して揺動板の傾角の縮小によりピストン
のストロークが小さくなって吐出容量が縮小される。
【0007】こうして、この制御弁では、クランク室圧
力Pcを制御することにより圧縮機の吐出容量を可変す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の制
御弁では、一端に配置された高圧口には網部材たる濾過
手段が装着されているものの、胴部に配置された低圧口
及び制御口には、濾過手段が装着されていない。このた
め、従来の制御弁では、吐出室内の冷媒ガスが高圧口を
経てクランク室に導入される際には、ボア等で生じた摩
耗粉が高圧口を覆う濾過手段により捕捉されるものの、
クランク室内の冷媒ガスが制御口及び制御通路を経て吸
入室に導出される際には、クランク室内において斜板等
の摺動部位で生じた摩耗粉が制御口を経て弁座に噛み込
みやすい。
【0009】また、圧縮機をエバポレータ等とともに車
両に組み込んで冷媒ガスを封入する際には、冷凍回路中
に存在する異物が冷媒ガスとともに制御弁の低圧通路、
高圧通路及び制御通路を移動しやすい。従来の制御弁で
は、高圧通路を弁座方向に移動する異物は、高圧口を覆
う濾過手段により捕捉されるものの、低圧通路又は制御
通路を弁座方向に移動する異物は、やはり弁座まで移動
しやすく、ここで噛み込みを生じるおそれがある。
【0010】これらの場合、一般に小型の制御弁は、弁
座での弁体の着座と離反とのストロークが短いため、着
座と離反とが滑らかに行われにくくなり、圧縮機の吐出
容量制御が妨げられ、最悪の場合には容量制御不能に至
ってしまう。本発明は、摩耗粉等の異物が弁座に噛み込
まないようにすることを解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の可変容量
型圧縮機用制御弁は、上記課題を解決するため、吸入
室、吐出室及び制御室を有する可変容量型圧縮機に用い
られ、前記各室に連なる流体導通ポートと、感圧手段に
応動して各ポートを選択的に連通する弁機構とを内装し
た制御弁であって、前記各ポートのすべてに濾過手段が
装着され、前記各ポートの少なくとも一つは前記弁機構
の胴部周面に凹設された環溝内に開口され、前記濾過手
段の少なくとも一つは、該環溝に嵌入する可撓性の枠体
と、該枠体に被装された濾過材とからなるという新規な
手段を採用している。
【0012】(2)本発明の可変容量型圧縮機用制御弁
では、請求項1のものにおいて、前記弁機構の胴部周面
に凹設された環溝内に開口されたすべてのポートに装着
される濾過手段は、該環溝に嵌入する可撓性の枠体と、
該枠体に被装された濾過材とからなることができる。 (3)本発明の可変容量型圧縮機用制御弁では、請求項
1と請求項2のものにおいて、枠体は互いに係脱可能な
係合手段を有し、該枠体の内周面には、ポートによる導
通を実質的に確保しつつ、係合状態の該係合手段と該ポ
ートとの対面を阻止すべく該ポートと係合する回り止め
が突設されていることが好ましい。
【0013】
【作用】
(1)請求項1の可変容量型圧縮機用制御弁では、各流
体導通ポートのすべてに濾過手段が装着され、一端に配
置された流体導通ポートばかりでなく、胴部に配置され
た流体導通ポートにも濾過手段が装着されている。この
ため、この制御弁では、吐出室内の冷媒ガスが流体導通
ポートとしての高圧口を経て制御室に導入される際に
は、ボア等で生じた摩耗粉は、高圧口に装着された濾過
手段により捕捉され、また制御室内の冷媒ガスが流体導
通ポートとしての制御口及び制御通路を経て吸入室に導
出される際には、制御室内において斜板等の摺動部位で
生じた摩耗粉等の異物は、制御口に装着された濾過手段
に捕捉され、弁座まで移動しない。
【0014】また、この制御弁では、圧縮機をエバポレ
ータ等とともに車両に組み込んで冷媒ガスを封入する
際、冷凍回路中に存在する異物が冷媒ガスとともに制御
弁の低圧通路又は制御通路を移動しても、その異物は、
流体導通ポートとしての高圧口に装着された濾過手段に
より捕捉され、またやはり流体導通ポートとしての低圧
口又は制御口に装着された濾過手段に捕捉され、弁座ま
で移動しない。
【0015】(2)可変容量型圧縮機用制御弁では、制
御弁の小型化、ひいては圧縮機の小型化を図る観点か
ら、一つの流体導通ポートは一端に配置され、他の各流
体導通ポートは胴部に配置されていることが多い。かか
る制御弁では、従来の制御弁における網部材(図8の符
号98)のように、他端側から帽子状に被覆する構成に
より、胴部に配置された各ポートに濾過手段を装着せん
としても、装着不能であるか、又は濾過手段が制御弁の
ほぼ半分程度を被覆する大きなものとなってしまう。
求項1の可変容量型圧縮機用制御弁では、小型化を図る
観点から各ポートの少なくとも一つは弁機構の胴部周面
に開口しているが、それに濾過部材を装着する際、枠体
を弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面においてポート
が開口する環溝に位置させた後、枠体を弾性力に服させ
れば、枠体が弾性力により環状に復帰して環溝に嵌入さ
れる。これにより、枠体に被装された濾過材はポートを
確実に被覆する。したがって、この場合には、装着を容
易に行なうことができるとともに、濾過手段が大型化し
て製造コストの高騰を生じることがない。
【0016】請求項2の可変容量型圧縮機用制御弁で
は、さらに小型化を図る観点からこのように弁機構の
部周面に開口されたすべてのポートに濾過部材を装着す
る際、枠体を弾性力に抗して拡径しつつ、胴部周面にお
いて各ポートが開口する環溝に位置させた後、枠体を弾
性力に服させれば、枠体が弾性力により環状に復帰して
環溝に嵌入される。これにより、枠体に被装された濾過
材はそれら各ポートを確実に被覆する。したがって、こ
の場合には、装着を容易に行なうことができるととも
に、濾過手段が大型化して製造コストの高騰を生じるこ
とがない。
【0017】(3)請求項1及び請求項2の可変容量型
圧縮機用制御弁において、環溝に嵌入する可撓性の枠体
として、互いに係脱可能な係合手段を有するものを採用
した場合、係合状態の係合手段がポートと対面してしま
えば、摩耗粉等の異物が係合手段の間隙からポートを経
て弁座に噛み込むおそれがある。請求項3の可変容量型
圧縮機用制御弁では、枠体の内周面に回り止めが突設さ
れ、この回り止めがポートと係合することにより、係合
状態の係合手段とポートとの対面を阻止する。このた
め、異物は係合手段の間隙からポートに進入せず、弁座
への異物の噛み込みは確実に防止される。また、こうし
て回り止めがポートと係合しても、ポートによる導通は
実質的に確保され、制御弁としての機能は阻害されな
い。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例1、2を図
面を参照しつつ説明する。 (実施例1)まず、図1に示す制御弁30を用いる車両
空調用揺動斜板型圧縮機について説明する。この圧縮機
においては、図4に示すように、軸心と平行に複数のボ
ア1aをもつシリンダブロック1がフロントハウジング
2及びリアハウジング4により閉塞され、シリンダブロ
ック1とフロントハウジング2との間には制御室として
のクランク室5が形成されている。クランク室5内に
は、フロントハウジング2から一端が延在され、フロン
トハウジング2との間に軸封装置2a及びラジアル軸受
2bを介し、かつシリンダブロック1との間にラジアル
軸受1bを介して駆動軸6が回転可能に軸支されてい
る。駆動軸6には、フロントハウジング2との間にスラ
スト軸受2cを介してロータ7が固着されているととも
に、軸方向に摺動可能にスリーブ19が挿入されてい
る。
【0019】ロータ7の長孔7bには斜板8のピン8a
が所定変位可能に係留され、同斜板8はスリーブ19の
両側に突設された枢軸19aに揺動可能に枢支されてい
る。この斜板8にはスラスト軸受9、プレーン軸受1
0、レース11及びスラストワッシャ12を介して揺動
板13が係留され、同揺動板13の一部はクランク室5
内に延在されたガイド棒16により回転が規制されてい
る。揺動板13にはそれぞれロッド14を介して各ピス
トン15が係留され、各ピストン15は各ボア1a内を
往復動可能に収容されている。
【0020】また、リアハウジング4には外周側に吸入
室17及び内周側に吐出室18が形成され、これら吸入
室17及び吐出室18と各ボア1aとの間には吸入弁3
a、弁板3b及び吐出弁3cが介在されている。弁板3
b及び吐出弁3cには吸入弁3aに開閉される吸入室1
7と各ボア1aとの間に吸入ポートが貫設され、吸入弁
3a及び弁板3bには吐出弁3cに開閉される各ボア1
aと吐出室18との間に吐出ポートが貫設されている。
吐出室18内には吐出弁3cの弁部に対向してリテーナ
3dが固着され、吸入室17及び吐出室18よりリア側
のリアハウジング4内には図1に示す制御弁30が装備
されている。
【0021】さらに、図4に示すように、シリンダブロ
ック1及びリアハウジング4には、クランク室5と制御
弁30とを接続する給気通路20と、クランク室5と吸
入室17とを連通しオリフィス21aを途中にもつ抽気
通路21とが貫設されている。また、リアハウジング4
には、吸入室17と制御弁30とを接続する2本の連通
路22a、22bと、吐出室18と制御弁30とを接続
する連通路23とが貫設されている。
【0022】次に、図1に示す制御弁30について説明
する。制御弁30では、弁本体31と筒体32との間で
感圧手段としてのダイアフラム33が挟持部材34a、
34bにより挟持されている。筒体32には螺子部材3
5が螺合されており、これら筒体32、螺子部材35、
ダイアフラム33及び挟持部材34aにより大気室50
が形成されている。大気室50には筒体32と螺子部材
35とで構成されるバックラッシにより大気圧が導入さ
れている。また、大気室50には、螺子部材35と断面
ハット状押え金37との間に所定押圧力のばね36が介
在され、押え金37の他端側にボール38、プレート3
9、リング状押え金40及びプレート41を介してダイ
アフラム33が位置されている。
【0023】弁本体31の上端にはダイアフラム33及
び挟持部材34bとの間に低圧室51が形成されてお
り、この低圧室51は連通路51aにより前記圧縮機の
一方の連通路22aと連通され、これにより低圧室51
には吸入圧力Psが導入されている。また、低圧室51
にはダイアフラム33と当接して断面Π状押え金42が
設けられ、押え金42と低圧室51底面との間には所定
押圧力のばね43が介在されている。押え金42には弁
本体31内を摺動可能なロッド44の上端が固着されて
おり、ロッド44の下端には弁体としてのボール45が
固着されている。
【0024】また、弁本体31の連通路51a下方に
は、第1の流体導通ポートとしての高圧口52aが胴部
周面に凹設された環溝52b内に開口し、ロッド44の
周囲を経て下方に延在する高圧通路52が形成されてい
る。この高圧通路52は、高圧口52aを介して前記圧
縮機の連通路23と連通されている。高圧口52aには
濾過手段たるフィルタ60が装着されている。このフィ
ルタ60は、図2に示すように、複数箇所側面に窓をも
つとともに1箇所にS字状の切り込みをもつ環状の枠体
60aと、各窓に張設された濾過材たる網部60b(♯
120)とからなる。枠体60aは弾性材料(66ナイ
ロン)により構成されており、切り込みにより互いに係
脱可能な係合手段としてのフック60cが構成されてい
る。
【0025】さらに、弁本体31の下端には制御室53
が形成されており、制御室53の上端にはボール45が
着座することにより高圧通路52を遮断する高圧弁座3
0aが形成されている。制御室53の中央は制御通路5
5と連通されており、制御通路55では第2の流体導通
ポートとしての制御口55aが胴部周面に凹設された環
溝55b内に開口している。この制御通路55は制御口
55aを介して前記圧縮機の給気通路20と連通されて
いる。制御口55aにも濾過手段たるフィルタ61が装
着されている。このフィルタ61も、図2に示すよう
に、複数箇所側面に窓をもつとともに1箇所にS字状の
切り込みをもつ環状の枠体61aと、各窓に張設された
濾過材たる網部61bとからなる。枠体61aは弾性材
料により構成されており、切り込みにより互いに係脱可
能なフック61cが構成されている。
【0026】制御室53の下方側には上下に延在する低
圧通路54をもつ押え金46が固着されており、低圧通
路54は下端に開口する第3の流体導通ポートとしての
低圧口54aを介して前記圧縮機の他方の連通路22b
と連通されている。押え金46とボール45との間には
所定押圧力のばね47が介在されており、押え金46の
上端にはボール45が着座することにより低圧通路54
を遮断する低圧弁座30bが形成されている。弁本体3
1の下端には低圧口54aを覆うべく、濾過手段たるフ
ィルタ62が装着されている。このフィルタ62は、図
3に示すように、筒状に形成されて弁本体31の下端と
整合するとともに複数箇所側面に窓をもつ枠体62a
と、各窓に張設された濾過材たる網部62bとからな
る。枠体62aは弾性材料により構成されている。
【0027】以上のように構成されたこの制御弁30を
内蔵した圧縮機は、図示しないコンデンサ、膨張弁、蒸
発器等とともに冷凍回路に組み込まれ、車両エンジンの
駆動力により図4に示す駆動軸6が駆動されて使用され
る。すなわち、駆動軸6の回転によりロータ7を介して
斜板8が所定傾斜角で回転し、揺動板13は同傾斜角の
下、回転が規制された状態で揺動する。これにより、ピ
ストン15は所定ストロークでボア1a内を往復動する
ため、蒸発器と接続された吸入室17から冷媒ガスをボ
ア1a内に吸入して冷媒ガスのエントロピーを増大させ
た後、ボア1a内で冷媒ガスを圧縮し、ボア1a内から
コンデンサと接続された吐出室18に冷媒ガスを吐出す
る。
【0028】ここで、図1に示す制御弁30において、
吸入圧力Psが所定圧力を超えておれば、吸入室17と
連通路22aにより連通された低圧室51が膨張するた
め、ダイアフラム33が上方に移動する。このため、ボ
ール45は高圧弁座30aに着座し、低圧弁座30bか
らは離反する。よって、高圧通路52は遮断され、低圧
通路54が制御通路55と連通する。これにより、クラ
ンク室5内の冷媒ガスは、給気通路20、フィルタ6
1、制御口55a、制御通路55、低圧弁座30b、低
圧通路54、低圧口54a、フィルタ62及び連通路2
2bを経て、吸入室17に導出される。
【0029】このとき、この制御弁30では、クランク
室5内において斜板8等の摺動部位で生じた摩耗粉等の
異物は、フィルタ61に捕捉され、低圧弁座30bまで
移動しない。そして、これにより、クランク室圧力Pc
が低下し、ピストン15に作用する背圧が低下して揺動
板13の傾角の拡大によりピストン15のストロークが
大きくなって吐出容量が拡大される。
【0030】逆に、吸入圧力Psが所定圧力まで低下し
たとき、吸入室17と連通路22aにより連通された低
圧室51が収縮するため、ダイアフラム33が下方に移
動する。このため、ボール45は高圧弁座30aからは
離反し、低圧弁座30bに着座する。よって、高圧通路
52が制御通路55と連通し、低圧通路54は遮断され
る。これにより、吐出室18内の冷媒ガスは、連通路2
3、フィルタ60、高圧通路52、高圧弁座30a、制
御通路55、フィルタ60、制御口55a及び給気通路
20を経て、クランク室5に導入される。
【0031】このとき、この制御弁30では、吐出室1
8内に存在する摩耗粉等の異物は、フィルタ60に捕捉
され、高圧弁座30aまで移動しない。そして、これに
より、クランク室圧力Pcが上昇し、ピストン15に作
用する背圧が上昇して揺動板13の傾角の縮小によりピ
ストン15のストロークが小さくなって吐出容量が縮小
される。
【0032】また、この制御弁30では、圧縮機をエバ
ポレータ等とともに車両に組み込んで冷媒ガスを封入す
る際、冷凍回路中に存在する異物が冷媒ガスとともに制
御弁30の低圧通路54又は制御通路55を移動して
も、その異物はやはり低圧口54a及び制御口55aに
装着されたフィルタ62、61に捕捉され、低圧弁座3
0b又は高圧弁座30aまで移動しない。
【0033】こうして、この制御弁30では、摩耗粉等
の異物が低圧弁座30b、高圧弁座30aに噛み込まな
い。したがって、この圧縮機では、制御弁30における
低圧弁座30b及び高圧弁座30aでのボール45の着
座と離反とのストロークが短くても、着座と離反とが滑
らかに行われ、長期の使用の場合にも、クランク室圧力
Pcを確実に制御して吐出容量の制御を確実に行なうこ
とができる。
【0034】また、この制御弁30では、小型化を図る
観点から、高圧口52a及び制御口55aが胴部周面に
開口していても、高圧口52a及び制御口55aにフィ
ルタ60、61を装着する際、枠体60a、61aを弾
性力に抗して拡径しつつ、胴部周面において高圧口52
a及び制御口55aが開口する環溝52b、55bに位
置させた後、枠体60a、61aを弾性力に服させれ
ば、枠体60a、61aが弾性力により環状に復帰して
環溝52b、55bに嵌入される。これにより、枠体6
0a、61aに被装された網部60b、61bは高圧口
52a及び制御口55aを確実に被覆する。したがっ
て、この場合には、装着を容易に行なうことができると
ともに、フィルタ60、61が大型化して製造コストの
高騰を生じることがない。 (実施例2)実施例2では、図1に示す制御弁30にお
いて、胴部周面に凹設された環溝52b、55bに濾過
手段としての他の型式のフィルタ70、71を装着し、
かつこれを図7に示す両頭ピストン型可変容量斜板式圧
縮機に適用している。
【0035】制御弁30では、図1に示すように、実施
例1における連通路22aを検圧管路Aとして採用して
いる。これにより低圧室51にはクランク室圧力Pcが
導入される。また、実施例1における第1の流体導通ポ
ートとしての高圧口52aを低圧口56aとして採用
し、連通路23を低圧管路Dとして採用している。これ
により低圧管路Dはクランク室圧力Pcにされる。
【0036】さらに、実施例1における高圧通路52を
低圧通路57として採用し、高圧弁座30aを低圧弁座
30cとして採用し、給気通路20を供給管路Bとして
採用している。これにより供給管路Bは発動圧力にされ
る。加えて、実施例1における第3の流体導通ポートと
しての低圧口54aを高圧口56bとして採用し、低圧
通路54を高圧通路58として採用し、低圧弁座30b
を高圧弁座30dとして採用し、連通路22bを高圧管
路Cとして採用している。これにより高圧管路Cは吐出
圧力Pdにされる。
【0037】低圧口56aには図5及び図6に示すフィ
ルタ70が装着されている。このフィルタ70は、複数
箇所側面に窓をもつとともに1箇所に切り込みをもつ環
状の枠体70aと、各窓に張設された濾過材たる網部7
0bとからなる。枠体70aは弾性材料により構成され
ており、切り込みの一端に膨出して形成された係合部7
0cと、切り込みの他端に形成されて係合部70cと係
脱可能な被係合部70dとを有している。また、この枠
体70aの内周面には低圧口56aと係合しつつ低圧口
56aによる導通を実質的に確保する必要最小限度の大
きさの回り止め70eが突設されている制御口55aに
も、係合部71c、被係合部71d及び回り止め71e
をもつ枠体71aと、網部71bとからなる同様のフィ
ルタ71が装着されている。
【0038】なお、高圧口56bには、実施例1と同
様、図3に示すフィルタ62が装着されている。また、
圧縮機では、図7に示すように、シリンダブロック1は
前後一対のブロック1c、1dを互いに接合して構成さ
れ、その内部中央には制御室としてのクランク室5が形
成されるとともに、前後両端面にはフロントハウジング
2及びリアハウジング4が結合されている。クランク室
5は検圧管路A及び低圧管路Dにより制御弁30に接続
されている。
【0039】シリンダブロック1にはクランク室5のフ
ロント側及びリア側の対向する位置に複数組のボア1a
が形成され、両ボア1a内には両頭ピストン15が往復
動可能に収容されている。シリンダブロック1には偏平
部6aをもつ駆動軸6がボア1aと平行な軸線上に回転
可能に支持され、偏平部6aには長孔6bが穿設されて
いる。リア側のブロック1dには套管24が駆動軸6の
軸心に沿って移動可能に配設され、駆動軸6はフロント
側が軸受を介してブロック1cに支持され、リア側が套
管24に軸受を介して回転可能に支承されたスリーブ1
9と嵌合されている。なお、駆動軸6の後端はスリーブ
19の途中まで延び、スリーブ19の内端との間には押
圧ばね25が介装されている。
【0040】クランク室5内に位置するスリーブ19の
基部には駆動軸6と直交するように一対の枢軸19aが
径方向に突設され、これら枢軸19aにより斜板8が傾
動可能に支持されている。斜板8は、ピン8aにより長
孔6bに所定変位可能に係留されているとともに、シュ
ー26を介して両頭ピストン15を係留している。そし
て、套管24と共動するスリーブ19の軸方向変位に基
づき、ピン8aが長孔6bに案内されることにより斜板
8の傾角が変動し、その傾動中心は両頭ピストン15の
リア側上死点が不変となるように設定されている。
【0041】シリンダブロック1と前後両ハウジング
2、4との間には弁板3が介在され、前後両ハウジング
2、4内には吸入室17及び吐出室18が形成されると
ともに、各吐出室18は図示しない吐出口を介して外部
冷却回路に連結されている。フロント吸入通路17aを
介してクランク室5と連通するフロント吸入室17は、
弁板3に設けられた吸入弁機構(図示せず)を介してフ
ロント圧縮室に連通し、フロント吐出室18は吐出弁機
構(図示せず)を介して同じくフロント圧縮室に連通さ
れている。一方、リア吸入通路17bを介してクランク
室5と連通するリア吸入室17も、弁板3に設けられた
同様の吸入弁機構(図示せず)を介してリア圧縮室に連
通し、リア吐出室18は吐出弁機構(図示せず)を介し
て同じくリア圧縮室に連通されている。リア吐出室18
は高圧管路Cにより制御弁30に接続されている。
【0042】リア吸入室17の後方側にはプランジャ2
7が套管24と当接する状態で軸方向に摺動可能に嵌装
されており、このプランジャ27とリアハウジング4と
の間には制御圧室28が形成されている。制御圧室28
は供給管路Bにより制御弁30に接続されている。以上
のように構成された圧縮機では、クランク室圧力Pcが
所定圧力を超えておれば、図1に示す制御弁30におい
て、クランク室5と検圧管路Aにより連通された低圧室
51が膨張するため、ダイアフラム33が上方に移動す
る。このため、ボール45は低圧弁座30cに着座し、
高圧弁座30dからは離反する。よって、低圧通路57
は遮断され、高圧通路58が制御通路55と連通する。
これにより、吐出室18内の冷媒ガスは、高圧管路C、
フィルタ62、高圧通路58、高圧弁座30d、制御通
路55、制御口55a、フィルタ71及び供給管路Bを
経て、制御圧室28に発動圧力として導入される。
【0043】このとき、この制御弁30においても、異
物がフィルタ62に捕捉され、高圧弁座30dまで移動
しない。そして、発動圧力は、プランジャ27、套管2
4及びスリーブ19を介して斜板8に伝達され、これが
圧縮反力によって斜板8の傾角を常に縮小させる向きに
作用するモーメントMに対抗し、両者の力の均衡によっ
て斜板8の傾角が拡大され、つまり圧縮機の吐出容量が
拡大される。
【0044】逆に、クランク室圧力Pcが所定圧力まで
低下したとき、低圧室51が収縮するため、ダイアフラ
ム33が下方に移動する。このため、ボール45は低圧
弁座30cからは離反し、高圧弁座30dに着座する。
よって、低圧通路57が制御通路55と連通し、高圧通
路58は遮断される。これにより、制御圧室28内の冷
媒ガスは、供給管路B、フィルタ71、制御口55a、
制御通路55、低圧弁座30c、低圧通路57、フィル
タ70及び低圧管路Dを経て、クランク室5に導出され
る。
【0045】このとき、この制御弁においても、異物が
フィルタ71に捕捉され、低圧弁座30cまで移動しな
い。ここで、この制御弁30では、枠体71aに突設さ
れた回り止め71eが制御口55aと係合することによ
り、係合状態の係合部71c及び被係合部71dと制御
口55aとの対面を阻止している。このため、異物は係
合部71cと被係合部71dとの間隙から制御口55a
に進入せず、低圧弁座30cへの異物の噛み込みは確実
に防止される。また、こうして回り止め71eが制御口
55aと係合しても、制御口55aによる導通は実質的
に確保され、制御弁30としての機能は阻害されない。
そして、斜板8の傾角が縮小され、つまり圧縮機の吐出
容量が縮小される。
【0046】また、この制御弁30においても、圧縮機
の組み込みの際の異物がフィルタ70、71に捕捉さ
れ、低圧弁座30c又は高圧弁座30dまで移動しな
い。フィルタ70による異物の捕捉もフィルタ71の場
合と同様である。したがって、この制御弁30において
は、実施例1よりさらに優れた効果を奏することができ
る。
【0047】
【発明の効果】(1)以上詳述したように、請求項1の
可変容量型圧縮機用制御弁では、請求項1記載の構成を
採用しているため、摩耗粉等の異物が弁座に噛み込まな
いようにすることができる。したがって、この制御弁を
採用した圧縮機では、制御弁における弁座での弁体の着
座と離反とのストロークが短くても、着座と離反とが滑
らかに行われ、長期の使用の場合にも、容量制御を確実
に行なうことができる。また、請求項1の可変容量型圧
縮機用制御弁では、請求項1記載の構成を採用している
ため、制御弁、ひいては圧縮機の小型化を実現しつつ、
濾過手段の装着を容易に行なうことができるとともに、
濾過手段が大型化して製造コストの高騰を生じることが
ない。
【0048】(2)請求項2の可変容量型圧縮機用制御
弁では、請求項2記載の構成を採用しているため、制御
弁、ひいては圧縮機のさらなる小型化を実現しつつ、濾
過手段の装着を容易に行なうことができるとともに、濾
過手段が大型化して製造コストの高騰を生じることがな
い。 (3)請求項3の可変容量型圧縮機用制御弁では、請求
項3記載の構成を採用しているため、請求項1及び請求
項2の効果が得られるとともに、摩耗粉等の異物の弁座
への噛み混みを確実に防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の制御弁の縦断面図である。
【図2】実施例1の制御弁に採用したフィルタの斜視図
である。
【図3】実施例1の制御弁に採用したフィルタの斜視図
である。
【図4】実施例1の制御弁を採用した可変容量型圧縮機
の縦断面図である。
【図5】実施例2の制御弁に採用したフィルタの斜視図
である。
【図6】実施例2の制御弁の横断面図である。
【図7】実施例2の制御弁を採用した可変容量型圧縮機
の縦断面図である。
【図8】従来の制御弁の縦断面図である。
【符号の説明】
17…吸入室 18…吐出室 5…ク
ランク室(制御室) 54a、52a、55a、56a、56b…流体導通ポ
ート(54a、56a…低圧口、52a、56b…高圧
口、55a…制御口) 33…ダイアフラム(感圧手段) 45…ボール(弁
体) 60、61、62、70、71…フィルタ(濾過手段) 52b、55b…環溝 60a、61a、70a、71
a…枠体 60b、61b、70b、71b…網部(濾過材) 60c、61c、70c、71c、70d、71d…係
合手段(60c、61c…フック、70c、71c…係
合部、70d、71d…被係合部) 70e、71e…回り止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 刈間 宏信 (56)参考文献 実開 平3−42078(JP,U) 実開 昭63−183383(JP,U) 実開 昭63−138484(JP,U) 実開 昭63−182285(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/08 F04B 39/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入室、吐出室及び制御室を有する可変容
    量型圧縮機に用いられ、前記各室に連なる流体導通ポー
    トと、感圧手段に応動して各ポートを選択的に連通する
    弁機構とを内装した制御弁であって、前記各ポートのす
    べてに濾過手段が装着され、前記各ポートの少なくとも
    一つは前記弁機構の胴部周面に凹設された環溝内に開口
    され、前記濾過手段の少なくとも一つは、該環溝に嵌入
    する可撓性の枠体と、該枠体に被装された濾過材とから
    ることを特徴とする可変容量型圧縮機用制御弁。
  2. 【請求項2】前記弁機構の胴部周面に凹設された環溝内
    に開口されたすべてのポートに装着される濾過手段は、
    該環溝に嵌入する可撓性の枠体と、該枠体に被装された
    濾過材とからなることを特徴とする請求項1に記載の可
    変容量型圧縮機用制御弁。
  3. 【請求項3】枠体は互いに係脱可能な係合手段を有し、
    該枠体の内周面には、ポートによる導通を実質的に確保
    しつつ、係合状態の該係合手段と該ポートとの対面を阻
    止すべく該ポートと係合する回り止めが突設されている
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の可変容
    量型圧縮機用制御弁。
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