JP3328763B2 - 縦型ウエハボートのウエハ支持構造 - Google Patents

縦型ウエハボートのウエハ支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの支
持構造に係り、特に縦型の拡散炉等の内部に半導体ウエ
ハを配置するための縦型ウエハボートにおける半導体ウ
エハの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路などの半導体装置
の製造工程においては、半導体である単結晶シリコンウ
エハにp型やn型の導電型を形成するために不純物を拡
散したり、表面を保護する酸化膜の形成等に、炉心管を
水平に配置した横型の拡散炉と称する電気炉が使用され
てきた。この横型拡散炉の場合、シリコンウエハは、石
英ガラス製のウエハボートと称する支持部材に立てて横
方向に多数並べて配置され、拡散炉に搬入したり拡散炉
から搬出するようにしていた。しかし、近年、半導体装
置の高集積度化に伴い、パーティクルの減少、酸素の巻
き込みの減少、クリーンルームの床面積の減少などを図
るため、拡散炉ばかりでなく、化学気相成長法(CV
D)によって絶縁酸化膜などを形成するCVD炉におい
ても急速に縦型への移行が進められている。
【0003】縦型の拡散炉は、炉心管が鉛直向に配置し
てある。このため、ウエハボートも縦型となっていて、
蚕棚のようにシリコンウエハを上下方向に積み重ねるよ
うに配置するようになっている。図4(1)は、縦型ウ
エハボートの一例を示したものである。
【0004】すなわち、縦型ウエハボート10は、石英
ガラスや炭化ケイ素(SiC)またはシリコンによって
形成され、円形のベース12に複数(例えば4本)の支
柱14(14a〜14d)が立設してあって、これらの
支柱14の上部に円形の天板16が取り付けてある。ま
た、各支柱14には、図4(2)に示したように、上下
方向に等間隔で複数の挿入溝18が設けてあって、これ
らの挿入溝18間に形成された突部20がシリコンウエ
ハ22の支持部となっていて、突部20にシリコンウエ
ハ22の周縁部を乗せることにより、シリコンウエハ2
2を4点で支持するようにしてある。そして、シリコン
ウエハ22は、支柱14a、14d間からウエハボート
10に出し入れするようになっている。
【0005】一方、シリコンウエハ22を図4(3)の
ように支持する場合もある。すなわち、各支柱14a〜
14dの突部20にSiCによって構成した円板状棚板
であるサセプタ24を架け渡し、その上にシリコンウエ
ハ22を乗せるようにしている。これは、シリコンウエ
ハ22の大径化に伴い、シリコンウエハ22を1000
℃以上の温度で加熱処理した際に、周縁部の4点支持で
はシリコンウエハ22が自重によって垂れ下がって熱変
形するため、シリコンウエハ22の下面全体を支持して
シリコンウエハ22の熱変形を防止するようにしたもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の縦型ウ
エハボート10においては、図4(2)のようにシリコ
ンウエハ22の周縁部を突部20によって4点支持する
場合、シリコンウエハ22と突部20とが滑り接触とな
っているため、シリコンウエハ22を高温処理したとき
に、シリコンウエハ22の周縁部が外側に熱膨張する際
に、突部20との間の摩擦によって膨張が妨げられる力
を受け、熱膨張による変形等に伴う応力によってスリッ
プと称する転位列からなる欠陥が発生する。そして、こ
のスリップは、ウエハの直径が大きくなるのに伴ってよ
り顕在化し、8インチ径ウエハなどの大径のウエハを高
温処理する場合の大きな問題となっている。また、図4
(3)に示したサセプタ24を用いた支持構造において
も、熱膨張率の相違や両者が完全に密接していないこと
などによる摩擦に伴う応力を受け、シリコンウエハ22
にスリップが発生する問題がある。
【0007】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、半導体ウエハにスリップが発生
するのを防止することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る縦型ウエハボートのウエハ支持構造
は、半導体ウエハが熱膨張する際に、摩擦によりウエハ
ボートのウエハ支持から受ける応力を小さくするため、
ウエハ支持部に半導体ウエハの膨張によって移動する移
動体を配置して半導体ウエハを支持するようにしてい
る。すなわち、本発明は、ベース上に立設した支柱によ
って半導体ウエハを支持する縦型ウエハボートのウエハ
支持構造において、前記ウエハボートのウエハ支持部
に、前記半導体ウエハの半径方向に移動可能な移動体を
配置し、この移動体を介して前記半導体ウエハを支持す
る構成にした。移動体は、SiC薄膜によって形成した
中空のコロであることが望ましい。このSiC薄膜から
なる中空のコロは、例えば太さ2〜5mmの棒状黒鉛基
材の表面に、CVDによってSiCを0.2〜1.0m
m蒸着したのち、SiCを蒸着した黒鉛基材を適宜の長
さに切断し、黒鉛基材を燃焼除去することによって得る
ことができる。
【0009】また、ウエハ支持部は、前記移動体を配置
する面を凹曲面に形成したり、半導体ウエハの半径方向
において内側より外側が漸次高くなっている傾斜面に形
成することができる。また、ウエハ支持部は前記支柱に
保持させた円板状棚板によって構成し、移動体は、棚板
上の、半導体ウエハの中心から、半導体ウエハの半径の
ほぼ50〜90%に相当する円周上に複数配置するとよ
い。
【0010】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、半導体ウエハ
を高温処理する際に半導体ウエハが熱膨張すると、半導
体ウエハと接触している移動体がウエハの熱膨張に伴っ
てウエハ支持部の面上を移動する。このため、半導体ウ
エハは、熱膨張に対する自由度が増大して容易に熱膨張
することが可能となり、半導体ウエハに作用する力が大
幅に減少し熱膨張による変形などが防止でき、内部応力
が小さくなってスリップの発生を防止することができ
る。特に、移動体としてコロなどの転動体を用いると、
転動体が半導体ウエハの熱膨張に伴ってウエハ支持部の
面上を容易に転動し、半導体ウエハには、従来の滑り摩
擦と異なってころがり摩擦が作用するため、半導体ウエ
ハの熱膨張が極めて円滑、容易に行われる。
【0011】移動体としてSiC薄膜からなる中空コロ
を用いると、小型軽量で高温での熱変形も小さく、また
熱容量が小さい移動体が得られ、容易に転動するととも
に半導体ウエハに与える熱的影響も少なく、半導体ウエ
ハの熱膨張に伴う変形や熱分布が小さくなり、スリップ
の発生をより確実に防止することができる。また、移動
体を配置するウエハ支持部の面を凹曲面や傾斜面とする
と、移動体がウエハ支持部から転落するのを防止するこ
とができるばかりでなく、移動体の配置位置が一定とな
り、半導体ウエハの支持位置が一定となって品質を安定
させることができる。そして、半導体ウエハの中心か
ら、半導体ウエハの半径のほぼ70%に相当する円周上
に複数の移動体を配置すると、半導体ウエハの移動体よ
り内側の面積と外側の面積とがほぼ等しく、移動体の両
側の半導体ウエハの重量がほぼ等しくなって、半導体ウ
エハの熱変形などをより小さくすることができ、このた
めスリップの発生をより効果的に防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る縦型ウエハボートの
ウエハ支持構造の好ましい実施の形態を、添付図面に従
って詳細に説明する。なお、前記従来技術において説明
した部分に対応する部分については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0013】図1(1)は、本発明の第1実施形態に係
る縦型ウエハボートのウエハ支持構造を示す側面図であ
る。縦型ウエハボートを構成している複数の支柱14の
それぞれには、上下方向に等間隔で複数の挿入溝18が
設けてあって、これらの挿入溝18の間がウエハ支持部
である突部20となっている。そして、ウエハの支持面
となる各突部20の上面26は平坦に形成してあって、
この上面26に移動体であるコロ28が配置してある。
コロ28は、図1(2)に示してあるように、挿入溝1
8の側壁に平行に配置してあって、シリコンウエハ22
の半径方向に転動できるようになっている。また、コロ
28は、棒状黒鉛基材に炭化ケイ素(SiC)をCVD
によって蒸着したSiC薄膜から形成され、図1(3)
に示したように中空の円筒状をなしている。
【0014】上記のごとく構成した第1実施形態は、支
柱14に形成した突部20の上面26に、コロ28をシ
リコンウエハ22の半径方向に転動できるように配置す
る。その後、図1(1)に示したように、シリコンウエ
ハ22の周縁部をコロ28に乗せ、コロ28を介してシ
リコンウエハ22を突部20によって支持する。そし
て、複数のシリコンウエハ22を縦型ウエハボートに支
持させた状態で拡散炉(図示せず)に入れ、酸化膜の形
成などの熱処理を行なうと、シリコンウエハ22は熱膨
張して周縁部が外側に伸びる。
【0015】シリコンウエハ22の下面に接触している
コロ28は、シリコンウエハ22の熱膨張によって回転
モーメントが与えられ、突部20の上面を図1(1)の
左方向に転動する。そして、シリコンウエハ22は、コ
ロ28ところがり接触となっているためにコロ28から
受ける力が極めて小さく、接触部の自由度が大きくなっ
て熱膨張を妨げられることがなく、熱膨張による変形な
どによるスリップの発生を防止することができる。
【0016】しかも、コロ28は、SiC薄膜によって
円筒状に形成してあるため、小型軽量であって高温での
変形も小さく、シリコンウエハ22の熱膨張によって容
易に転動するため、シリコンウエハ22の熱膨張を拘束
したり、あるいは酸化膜の形成時等にコロ28とシリコ
ンウエハ22とが固着するのを防止することができ、シ
リコンウエハ22の熱膨張が円滑に行なわれ、さらにS
iCは熱容量が小さいため、シリコンウエハ22に与え
る熱的影響が極めて小さく、シリコンウエハ22の熱分
布が小さくなってスリップの発生をより確実に抑止する
ことができる。
【0017】なお、前記実施形態においては、移動体と
して中空のコロ28を用いた場合について説明したが、
中実のコロあるいはシリコン、石英ガラスによって形成
したコロを用いてもよく、図1(4)に示したように、
SiCや石英ガラスまたはシリコン等によって形成した
球体30を用いてもよい。また、前記実施形態において
は、コロ28を配置する突部20の上面26が平坦であ
る場合について説明したが、図2(1)に示したよう
に、突部20の上面26に円弧等の凹曲面32を形成
し、この凹曲面32にコロ28を配置してもよい。この
ように、コロ28を配置する面を凹曲面32とするれ
ば、コロ28が突部20から転がり落ちるのを防止する
ことができるとともに、コロ28を常に一定位置に配置
すること可能となり、シリコンウエハ22の支持位置を
一定にすることができてシリコンウエハ22の品質を一
定に保持できる。
【0018】さらに、突部20の上面26に、図2
(2)のように、シリコンウエハ22の半径方向内側と
なる突部20の先端側を、シリコンウエハ22の半径方
向外側となる基端側より低くした傾斜面34を形成し、
この傾斜面34にコロ28を配置してもよい。この場合
においても、凹状曲面32と同様の効果を得ることがで
きる。なお、突部20の先端部の上面は、傾斜面34よ
り高くしてコロ28が転落しないようにする。
【0019】図3は、本発明の第2実施形態を示したも
のである。この第2実施形態は、各支柱14に形成した
突部20の上面26に円板状の棚板からなるサセプタ2
4が配置してあって、このサセプタ24がシリコンウエ
ハ22を支持するウエハ支持部となっている。そして、
サセプタ24の上面に複数(3つ以上)のコロ28が配
置してあり、これらのコロ28の上にシリコンウエハ2
2が乗せてある。各コロ28は、シリコンウエハ22の
半径をrとすると、中心からほぼ0.5〜0.9rの円
周上に配置してある。特に、中心からほぼ0.7rの円
周上に配置した場合には、シリコンウエハ22のコロ2
8より内側の部分と外側の部分との面積がほぼ同じとな
り、コロ28より内側と外側とで重量がバランスし、シ
リコンウエハ22の熱変形等を非常に小さくすることが
できる。なお、サセプタ24のコロ28を配置する面を
図2に示した凹曲面や傾斜面に形成してもよい。
【0020】
【実施例】直径150mmのシリコンウエハを1300
〜1350℃で4時間余熱処理を実施した。従来のよう
にサセプタ24上に直接シリコンウエハ22を配置した
場合には、シリコンウエハの2ヵ所以上で長さ3cm以
上のスリップが多数発生した。これに対して、シリコン
ウエハ22の中心から約0.7rの円周上の3ヵ所(シ
リコンウエハ22の中心に対して約120度間隔)に配
置した場合には、スリップの発生はなかった。コロの配
置位置をシリコンウエハの約0.5rまたは0.9rと
しても同様の結果を得た。
【0021】図4(3)に示したように、サセプタ24
によって直接シリコンウエハ22を支持したときのスリ
ップの発生状態と、図3に示した第2実施形態のコロ2
8を介してシリコンウエハ22を支持したときのスリッ
プの発生状態とを比較したところ、従来のサセプタ24
によってシリコンウエハ22を直接支持した場合、熱処
理を45回(45日)以上した後でないと、シリコンウ
エハを熱処理したときにスリップが発生して使いものに
ならなかった。しかも、45回以上熱処理したサセプタ
24であっても、そのサセプタを酸洗浄するとサセプタ
の表面状態が元に戻り、再び45回以上熱処理をした後
でないとシリコンウエハ22のスリップの発生をなくす
ことができなかった。これに対して、第2実施形態のよ
うにコロ28を介してシリコンウエハ22を支持した場
合、最初からスリップの発生が見られなかった。従っ
て、段取時間を従来の45日から1日に大幅に短縮する
ことができた。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、半導体ウエハを移動体を介して支持したことによ
り、半導体ウエハを高温処理する際に半導体ウエハが熱
膨張すると、半導体ウエハと接触している移動体がウエ
ハの熱膨張に伴ってウエハ支持部の面上を移動するた
め、接触部の熱膨張に対する自由度が増大して容易に熱
膨張し、半導体ウエハに作用する力が大幅に減少し熱膨
張による変形などが防止でき、内部応力を小さくなって
スリップの発生を防止することができる。
【0023】そして、移動体としてSiC薄膜からなる
中空コロを用いると、小型軽量で高温での熱変形も小さ
く、また熱容量が小さい移動体が得られ、容易に転動す
るとともに半導体ウエハに与える熱的影響も少なく、半
導体ウエハの熱膨張に伴う変形や熱分布が小さくなり、
スリップの発生をより確実に防止することができる。ま
た、移動体を配置するウエハ支持部の面を凹曲面や傾斜
面とすると、移動体がウエハ支持部から転落するのを防
止することができるばかりでなく、移動体の配置位置が
一定となり、半導体ウエハの支持位置が一定となって品
質を安定させることができる。そして、半導体ウエハの
中心から、半導体ウエハの半径のほぼ70%に相当する
円周上に複数の移動体を配置すると、半導体ウエハの移
動体より内側の面積と外側の面積とがほぼ等しく、移動
体の両側の半導体ウエハの重量がほぼ等しくなって、半
導体ウエハの熱変形などをより小さくすることができ、
このためスリップの発生をより効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るウエハ支持構造と
移動体との説明図である。
【図2】ウエハ支持部の移動体を配置する面の他の実施
形態の説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態の説明図である。
【図4】縦型ウエハボートの斜視図と従来のウエハ支持
構造の説明図である。
【符号の説明】
10 縦型ウエハボート 12 ベース 14 支柱 20、24 ウエハ支持部(突部、サセプタ) 22 半導体ウエハ(シリコンウエハ) 28、30 移動体(コロ、球体) 32 凹状曲面 34 傾斜面
フロントページの続き (72)発明者 片山 達彦 神奈川県平塚市四之宮2612 コマツ電子 金属株式会社内 (72)発明者 河原 史朋 岡山県玉野市玉三丁目1番1号 三造メ タル株式会社内 (72)発明者 斎藤 誠 東京都中央区築地5丁目6番4号 三造 メタル株式会社内 審査官 宮崎 園子 (56)参考文献 特開 平8−17753(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に立設した支柱によって半導体
    ウエハを支持する縦型ウエハボートのウエハ支持構造に
    おいて、前記ウエハボートのウエハ支持部に、前記半導
    体ウエハの半径方向に移動可能な移動体を配置し、この
    移動体を介して前記半導体ウエハを支持することを特徴
    とする縦型ウエハボートのウエハ支持構造。
  2. 【請求項2】 前記移動体は、SiC薄膜によって形成
    した中空のコロであることを特徴とする請求項1に記載
    の縦型ウエハボートのウエハ支持構造。
  3. 【請求項3】 前記ウエハ支持部は、前記移動体を配置
    する面が凹曲面に形成してあることを特徴とする請求項
    1または2に記載の縦型ウエハボートのウエハ支持構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ウエハ支持部は、前記移動体を配置
    する面を、前記半導体ウエハの半径方向において内側よ
    り外側が漸次高くなっている傾斜面に形成してあること
    を特徴とする請求項1または2に記載の縦型ウエハボー
    トのウエハ支持構造。
  5. 【請求項5】 前記ウエハ支持部は前記支柱に保持させ
    た円板状棚板であって、前記移動体は、前記棚板上の、
    前記半導体ウエハの中心から、半導体ウエハの半径のほ
    ぼ50〜90%に相当する円周上に複数配置してあるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載の
    縦型ウエハボートのウエハ支持構造。
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