JP3327953B2 - 修飾画像形成装置 - Google Patents

修飾画像形成装置

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JP3327953B2 JP20391492A JP20391492A JP3327953B2 JP 3327953 B2 JP3327953 B2 JP 3327953B2 JP 20391492 A JP20391492 A JP 20391492A JP 20391492 A JP20391492 A JP 20391492A JP 3327953 B2 JP3327953 B2 JP 3327953B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原画像の画像領域の周辺
または内部に網パターン等の修飾が施された合成画像を
記録装置に出力することができる修飾画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は原稿画像を読み取って
画素毎の画像データに変換するので、変換された画像デ
ータを処理して原稿画像を忠実に再現するための画像処
理が施される。一方、読み取った画像データに編集、合
成等の人為的な加工を施して、原稿画像に基づいた被加
工画像を記録紙上に記録させるための画像処理も行われ
ている。かかる画像加工の1例として、主に文字画像に
対する修飾加工として、図11に示すような、(a) の網
掛け、(b) の網載せ等の加工処理を行う技術が知られて
いる。かかる修飾加工が施された文字または文字列は他
の文字と背景が異なったり、素地が異なることにより目
立って、文章の画像にメリハリができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、文字画像に
網掛け、網載せ等の修飾加工を施すことにより文字また
は文字列が目立つようにはなるが、網掛け加工が施され
た文字は網画像に埋もれて見辛くなり、網載せ加工が施
された文字は網画像の輪郭がぼやけて読み辛くなるとい
った問題点があった。本発明は従来技術におけるかかる
問題点を克服しようとするものであり、画像の周囲また
は内部に網掛け、網載せ等の修飾加工を施すことによ
り、原画像が見辛くなったり、読み辛くなることの無い
修飾画像の合成加工処理が可能な修飾画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、原画像の画像領域の周辺または内部に修飾
を施す修飾データを格納した記憶装置を備えて、選択さ
れた修飾モードに応じて前記記憶装置から読み出した修
飾データと、原画像の画像データを合成して原画像の画
像領域の周辺または内部に修飾が施された記録画像の合
成データを記録装置に出力する画像合成手段を備えた修
飾画像形成装置において、前記画像領域の輪郭線の内部
または外部の前記輪郭線に接した微細幅領域を抽出する
輪郭線近接領域抽出手段と、該輪郭線近接領域抽出手段
が抽出した微細幅領域に対して、選択された修飾モード
に応じて、隣接する領域と著しく濃度が異なる濃度の画
像データ、または著しく色相が異なる色相の画像データ
を生成して前記画像合成手段に出力する輪郭線近接領域
データ生成手段を有し、修飾モードは画像領域の周辺の
限定領域に網パターンを形成する網掛けモードと、画像
領域の内部に網パターンを形成する網載せモードを含
み、網掛けモードが選択された時には輪郭線近接領域抽
出手段は前記画像領域の輪郭線の外部の前記輪郭線に接
した微細幅領域を抽出し、輪郭線近接領域データ生成手
段は前記輪郭線近接領域抽出手段が抽出した微細幅領域
に対して、最低濃度データを生成し、網載せモードが選
択された時には前記輪郭線近接領域抽出手段は前記画像
領域の輪郭線の内部の前記輪郭線に接した微細幅領域を
抽出し、前記輪郭線近接領域データ生成手段は前記輪郭
線近接領域抽出手段が抽出した微細幅領域に対して、最
高濃度データを生成するものである。
【0005】
【作用】修飾モードが選択されると、選択された修飾モ
ードに応じた、例えば、網パターン等の修飾データが記
憶装置から読み出され、画像合成手段に出力される。輪
郭線近接領域データ生成手段は輪郭線近接領域抽出手段
が抽出した微細幅領域に対して、選択された修飾モード
に応じて、隣接する領域と著しく濃度が異なる濃度の画
像データ、または著しく色相が異なる色相の画像データ
を生成して画像合成手段に出力する。画像合成手段はこ
れらの画像データと、原画像の画像データを合成して原
画像の画像領域の周辺または内部に修飾が施された記録
画像の合成データを記録装置に出力する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の実施例であるデジタル複
写機において、網掛けモードが選択された時の画像修飾
加工ユニットのブロック図である。原稿画像を読み取っ
た8ビットのデジタル画像データODは画像データ入力
部1で2値データに変換されて輪郭周辺処理部2および
網掛け処理部4に出力される。一方、網パターン設定部
3からは図示しない操作部での選択入力により、所望の
網パターンを設定する網パターン設定データNRが網掛
け処理部4に送られる。網掛け処理部4では画像データ
入力部1から出力された画像データODと、輪郭周辺処
理部2から出力された白抜き領域データVDと、網パタ
ーン設定部3から出力された網パターン設定データNR
により画像合成された記録データPDが出力される。
【0007】図2は輪郭周辺処理部2の画素ブロック抽
出回路を示したものである。画素ブロック抽出回路は図
5に示す注目画素Eと、その周囲の8つの画素A,B,
C,D,F,G,H,Iの画像データODを抽出する。
F.F.(フリップフロップ)23,24は画素同期ク
ロックの入力毎に画像データODを1画素ずつ更新保持
する。ラインメモリ21,22は1ライン前の1ライン
分の画像データODを保持し、画素同期クロックの入力
毎に1画素ずつ更新される。F.F.25,26,2
7,28もF.F.23,24と同様である。従って、
図2に示すように、図5に示す注目画素Eを含む9つの
画素A,B,C,D,E,F,G,H,Iの画像データ
ODはF.F.23,24,25,26,27,28に
保持され、あるいは、出力される。図3は輪郭周辺処理
部2の画像周辺白抜き回路を示したものである。図5に
示す注目画素Eを除く8つの画素A,B,C,D,F,
G,H,Iの画像データODはオア回路29に入力さ
れ、その出力データは注目画素Eの画像データODの反
転データと共にアンド回路30に入力する。従って、白
抜き領域データVDは注目画素Eが白画素であって、そ
の周囲の8つの画素A,B,C,D,F,G,H,Iの
中、いずれか1つの画素が黒画素の時、Hデータとな
る。
【0008】図4は網掛け処理部4の内部回路を示した
ものである。網パターンROM43には複数の網パター
ンデータNPが数ブロック分格納されており、網パター
ン設定データNRに従って、Xカウンター41およびY
カウンター42の計数完了毎に繰り返し出力される。画
像データODと白抜き領域データVDが入力するオア回
路44の反転出力データと、網パターンデータNPはア
ンド回路45に入力し、その出力データと原画像データ
ODはオア回路46に入力し、オア回路46から網掛け
データPDが出力される。こうして、図6に示すよう
に、(黒)画像の周囲に僅かな白抜き領域が形成された
網掛け記録画像を形成させる網掛けデータPDが生成さ
れる。
【0009】図7は網載せモードが選択された時の画像
修飾加工ユニットのブロック図である。図7に示すよう
に、網載せモードの場合は網掛けモードの場合の輪郭周
辺処理部2および網掛け処理部4がそれぞれ輪郭強調処
理部5および網載せ処理部6に置き換えられる。輪郭強
調処理部5では前述の画素ブロック抽出回路で注目画素
Eを含む9つの画素A,B,C,D,E,F,G,H,
Iの画像データODが抽出された後、図8に示す輪郭強
調回路で、網載せ画像の輪郭データLDが生成される。
即ち、図5に示す注目画素Eを除く8つの画素A,B,
C,D,F,G,H,Iの画像データODはアンド回路
31に入力され、その出力データの反転データは注目画
素Eの画像データODと共にアンド回路32に入力す
る。従って、輪郭データLDは注目画素Eが黒画素であ
って、その周囲の8つの画素A,B,C,D,F,G,
H,Iの中、いずれか1つの画素が白画素の時、Hデー
タとなる。図9は網載せ処理部6の内部回路を示したも
のである。原画像データODと網パターンデータNPは
アンド回路47に入力し、その出力データと輪郭データ
LDはオア回路48に入力し、オア回路48から網載せ
データPD’が出力される。こうして、図10に示すよ
うに、画像自体に網目模様が形成された画像の輪郭部に
縁取りされた網載せ記録画像を形成させる網載せデータ
PD’が生成される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、修飾モードとして、網掛けモードと網載せモ
ードを選択可能にして、網掛けモードが選択された時に
は画像領域の輪郭線の外部の輪郭線に接した微細幅領域
を抽出して、抽出した微細幅領域に対して、最低濃度デ
ータを生成し、網載せモードが選択された時には画像領
域の輪郭線の内部の輪郭線に接した微細幅領域を抽出し
て、抽出した微細幅領域に対して、最高濃度データを生
成するようにしたので、記録画像の網掛けが施された文
字、記号等の原画像が網パターンに埋もれて見辛くなっ
たり、網載せが施された文字、記号等の原画像の輪郭が
ボケて読み辛くなることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるデジタル複写機におい
て、網掛けモードが選択された時の画像修飾加工ユニッ
トのブロック図である。
【図2】輪郭周辺処理部の画素ブロック抽出回路図であ
る。
【図3】輪郭周辺処理部の画像周辺白抜き回路図であ
る。
【図4】網掛け処理部の内部回路図である。
【図5】注目画素とその周辺画素から成る画素ブロック
を示す説明図である。
【図6】画像の周囲に白抜き領域が形成された網掛け記
録画像を示す説明図である。
【図7】網載せモードが選択された時の画像修飾加工ユ
ニットのブロック図である。
【図8】輪郭強調処理部の輪郭強調回路図である。
【図9】網載せ処理部の内部回路図である。
【図10】縁取りされた網載せ記録画像を示す説明図で
ある。
【図11】従来例において、網掛けおよび網載せの加工
処理が施された記録画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像データ入力部 2 輪郭周辺処理部 3 網パターン設定部 4 網掛け処理部 5 輪郭強調処理部 6 網載せ処理部 21,22 ラインメモリ 23,24,25,26,27,28 フリップフロッ
プ回路 29,44,46,48 オア回路 30,31,32,45,47 アンド回路 43 網パターンROM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像の画像領域の周辺または内部に修
    飾を施す修飾データを格納した記憶装置を備えて、選択
    された修飾モードに応じて前記記憶装置から読み出した
    修飾データと、原画像の画像データを合成して原画像の
    画像領域の周辺または内部に修飾が施された記録画像の
    合成データを記録装置に出力する画像合成手段を備えた
    修飾画像形成装置において、 前記画像領域の輪郭線の内部または外部の前記輪郭線に
    接した微細幅領域を抽出する輪郭線近接領域抽出手段
    と、該輪郭線近接領域抽出手段が抽出した微細幅領域に
    対して、選択された修飾モードに応じて、隣接する領域
    と著しく濃度が異なる濃度の画像データ、または著しく
    色相が異なる色相の画像データを生成して前記画像合成
    手段に出力する輪郭線近接領域データ生成手段を有し 修飾モードは画像領域の周辺の限定領域に網パターンを
    形成する網掛けモードと、画像領域の内部に網パターン
    を形成する網載せモードを含み、網掛けモードが選択さ
    れた時には輪郭線近接領域抽出手段は前記画像領域の輪
    郭線の外部の前記輪郭線に接した微細幅領域を抽出し、
    輪郭線近接領域データ生成手段は前記輪郭線近接領域抽
    出手段が抽出した微細幅領域に対して、最低濃度データ
    を生成し、網載せモードが選択された時には前記輪郭線
    近接領域抽出手段は前記画像領域の輪郭線の内部の前記
    輪郭線に接した微細幅領域を抽出し、前記輪郭線近接領
    域データ生成手段は前記輪郭線近接領域抽出手段が抽出
    した微細幅領域に対して、最高濃度データを生成する
    とを特徴とする修飾画像形成装置。
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