JP3327942B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JP3327942B2 JP1689492A JP1689492A JP3327942B2 JP 3327942 B2 JP3327942 B2 JP 3327942B2 JP 1689492 A JP1689492 A JP 1689492A JP 1689492 A JP1689492 A JP 1689492A JP 3327942 B2 JP3327942 B2 JP 3327942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの吸気装置に
係わり、特にEGR等の吸気付加ガスをコレクタ部へ導
入するエンジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンの吸気装置として、
例えば実開昭60−88062号公報に示されているよ
うに、いわゆるコンパクトコレクタタイプのものが知ら
れている。このタイプのものは、複数気筒を有するエン
ジンの各気筒にそれぞれ連通する複数の独立吸気通路と
これらの独立吸気通路の上流側に接続されたコレクタ部
を有し、独立吸気通路とコレクタ部のそれぞれの軸芯が
同一方向になるように配置されている。このようにし
て、吸気分配特性を向上させている。
【0003】また、例えば特開昭63−68762号公
報に示されているように、EGRを複数の独立吸気通路
に接続されたサージタンクに導入するようにした構造の
ものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のコンパク
トコレクタタイプの吸気装置においては、コレクタ部の
上流側には、スロットルバルブが接続されているが、こ
のスロットルバルブとエンジンの気筒までは距離が離れ
ているため、スロットルバルブの支持剛性の点で問題が
あった。
【0005】そこで本発明は、スロットルバルブの支持
剛性を向上させると共に吸気付加ガスの分配性を向上さ
せたエンジンの吸気装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、4本の
気筒を有するエンジンの各気筒にそれぞれ連通し上流部
が集合すると共にほぼ等しい長さを有する4本の独立吸
気通路と、前記独立吸気通路の上流側に配置され、正方
格子状に配置された前記4本の独立吸気通路の上流部が
接続されるコレクタ部であって、前記上流部の軸芯と同
一方向に軸芯を有し、且つ、前記正方格子の中心が該コ
レクタ部の中心と略一致しているコレクタ部と、前記コ
レクタ部の上流側に配置されたスロットルバルブと、前
記コレクタ部の周囲にコレクタ部と一体的に配置され、
外部から吸気付加ガスが導入される拡大室と、前記拡大
室と前記コレクタ部の上方部分とを連通する上部連通孔
と、前記拡大室と前記コレクタ部の下方部分とを連通す
る下部連通孔と、を備えていることを特徴とするエンジ
ンの吸気装置が提供される。
【0007】このように構成された本発明においては、
拡大室は、コレクタ部と一体的に配置されているため、
スロットルバルブの支持剛性および吸気系全体の剛性を
向上させることができる。また、拡大室へ外部から吸気
付加ガスが導入されるため、拡大室において、吸気付加
ガスは、その流速が減衰されると共に空気とミキシング
され、空気とミキシングされた吸気付加ガスは、上方お
よび下方連通孔を通して、コレクタ部の上方及び下方部
分に送られる。ここで、上方連通孔を通してコレクタ部
の上方部分に送られた吸気付加ガスは、正方格子状に配
置された独立吸気通路の上方に配置された2本に主に導
入され、下方連通孔を通してコレクタ部の下方部分に送
られた吸気付加ガスは、正方格子状に配置された独立吸
気通路の下方に配置された2本に主に導入されることに
なるので、吸気付加ガスの独立吸気通路への分配性が著
しく向上する。
【0008】本発明の好ましい態様によれば、前記複数
の独立吸気通路は、エンジンとの接続部から上方に延設
されて前記コレクタ部に接続され、前記拡大室は、前記
コレクタ部と前記独立吸気通路の下流部とを架設する。
このような構成によれば、拡大室は、コレクタ部と独立
吸気通路の下流部を架設するように配置されているた
め、スロットルバルブの支持剛性の支持剛性を向上させ
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1乃至図4
を参照して説明する。図1は正面図、図2は左側面図、
図3は上半分の平面図、及び図4は図3のA−A線に沿
う断面図である。これらの図面に示すように、1は4気
筒のエンジンを示し、このエンジン1の各気筒には、複
数の独立吸気通路2が接続されている。この複数の独立
吸気通路2は、一旦エンジン1とは逆側に延び湾曲して
エンジン1の各気筒と連通している。また、独立吸気通
路2は、上下方向に分割構造とされ、さらに吸気通路長
さを可変とするために複数の独立吸気通路2を相互に連
通する連通部(図示せず)を備えている。
【0010】これらの独立吸気通路2の上流部には、コ
レクタ部3が接続され、このコレクタ部3の上流側に
は、さらにスロットルバルブ(図示せず)が接続されて
いる。図4に示されているように、4本の独立吸気通路
は、中心が、コレクタ部3の中心と略一致する正方格子
状に配置された状態で、コレクタ部3に接続されてい
る。これらの独立吸気通路2の各上流部は集合し、また
各独立吸気通路2はほぼ等しい長さであり、さらに独立
吸気通路2の軸芯とコレクタ部3の軸芯とが、同一方向
になるように配置され、いわゆるコンパクトコレクタタ
イプのものを構成している。さらに、図2に示されてい
るように、独立吸気通路2は、エンジン1との接続部か
ら上方に延設されてコレクタ部3に接続されている。
【0011】図4に詳細に示すように、コレクタ部3の
周囲には、コレクタ部3と一体的に拡大室4が配置され
ている。この拡大室4は、コレクタ部3の下方に位置す
るチャンバ部5と、このチャンバ部5と連通しチャンバ
部5の上方でコレクタ部3に沿って形成された上部通路
部6と、この上部通路部6とコレクタ部3の上方とを連
通させる上部連通孔7と、チャンバ部5とコレクタ部3
の下方とを連通させる下部連通孔8とを備えている。ま
た、拡大室4のチャンバ部5の下端部には、EGR導入
孔10が形成されている。さらに、図1及び図2に示す
ように、この拡大室4は、コレクタ部3と独立吸気通路
2の下流部を架設するように配置されている。
【0012】一方、図1及び図2に示すように、独立吸
気通路2の下流側には、EGRバルブ取付用の座11が
形成され、この座11には、EGRバルブ(図示せず)
が取り付けられる。さらにこのEGRバルブには、エン
ジンの排気系から排気ガスの一部が再循環される。この
排気ガス(EGR)は、EGRバルブ及び上記EGR導
入孔10を経由して、拡大室4へ導入される。
【0013】次に作用について説明する。拡大室4は、
コレクタ部3と一体的に配置され、さらに、コレクタ部
3と独立吸気通路2の下流部を架設するように配置され
ている。このため、スロットルバルブの支持剛性すなわ
ち吸気系全体の支持剛性をを向上させることができる。
さらに、排気ガス(EGR)が、EGRバルブ及びEG
R導入孔10を経由して、拡大室4へ導入されるが、こ
のEGRの分配性を向上させることができる。すなわ
ち、EGR導入孔10から拡大室4へ導入されたEGR
は、チャンバ部5において、その流速が減衰されると共
に空気とミキシングされる。この空気とミキシングされ
たEGRが、上部通路部6と上部連通孔7を介して、さ
らに下部連通孔8を介して、チャンバ部5からコレクタ
部3へ、さらにコレクタ部3から独立吸気通路2へ導入
される。そのため、EGRの各独立吸気通路2への分配
性が著しく向上する。
【0014】この実施例において、外部から拡大室へ導
入されるのは、排気系からの排気ガス(EGR)である
が、本発明は、ブローバイガス等の他の吸気付加ガスの
場合でも、適用できる。
【0015】
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施
例を示す正面図である。
【図2】図2は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施
例を示す左側面図である。
【図3】図3は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施
例を示す上半分の平面図である。
【図4】図4は、図3のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン2 2 独立吸気通路 3 コレクタ部 4 拡大室 5 チャンバ部 6 上部通路部 7 上部連通孔 8 下部連通孔 10 EGR導入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−281920(JP,A) 特開 平1−230613(JP,A) 特開 昭63−68764(JP,A) 実開 昭61−183466(JP,U) 実開 昭64−22829(JP,U) 実開 平1−69128(JP,U) 実公 昭60−33333(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 580 F02M 35/10 F02M 35/10 311 F02M 35/104

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4本の気筒を有するエンジンの各気筒に
    それぞれ連通し上流部が集合すると共にほぼ等しい長さ
    を有する4本の独立吸気通路と、 前記独立吸気通路の上流側に配置され、正方格子状に配
    置された前記4本の独立吸気通路の上流部が接続される
    コレクタ部であって、前記上流部の軸芯と同一方向に軸
    芯を有し、且つ、前記正方格子の中心が該コレクタ部の
    中心と略一致しているコレクタ部と、 前記コレクタ部の上流側に配置されたスロットルバルブ
    と、 前記コレクタ部の周囲にコレクタ部と一体的に配置さ
    れ、外部から吸気付加ガスが導入される拡大室と、 前記拡大室と前記コレクタ部の上方部分とを連通する上
    部連通孔と、 前記拡大室と前記コレクタ部の下方部分とを連通する下
    部連通孔と、 を備えていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の独立吸気通路は、エンジンと
    の接続部から上方に延設されて前記コレクタ部に接続さ
    れ、 前記拡大室は、前記コレクタ部と前記独立吸気通路の下
    流部とを架設する、請求項1記載のエンジンの吸気通
    路。
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