JP3327702B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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Description
するものである。
面図である。図において、4は密閉ハウジングで深いカ
ップ状の右エンドプレート49と、これにボルト56で
締結されたカップ状の左エンドプレート43とからな
る。右エンドプレート49内部にはサブベアリング5
1、電動モータMが、またその端部にはフレーム5が、
左エンドプレート43内部にはスクロール型圧縮機構C
がそれぞれ配設され、電動モータMと圧縮機構Cは回転
シャフト3を介して互に連動連結されている。
メインベアリング52を介して、右エンドプレート49
に回転自在に支持されている。電動モータMはロータM
aとステータMbからなり、ロータMaは回転シャフト
3に固定され、ステータMbは右エンドプレート49に
圧入されることによって固定されている。
ドプレート49の端部に嵌合させ、そのフランジ部5b
を右エンドプレート49のフランジ部と左エンドプレー
ト43のフランジ部との間に挟み、ボルト56によって
上記両フランジ部と共締めすることによって密閉ハウジ
ング4内に固定されている。また、フレーム5には、そ
の中央部にメインベアリング52が取付けられ、その外
面周縁部にスラストベアリング53が固定され、自転阻
止機構6が支持されている。またフレーム5には通路5
4が穿設されている。
1、旋回スクロール2、旋回スクロール2の自転を阻止
するオルダムリンク等の自転阻止機構6等から構成され
ている。固定スクロール1は端板11とその内面に立設
されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11はボ
ルト57によって左エンドプレート43に締結されてい
る。端板11の外周面と左エンドプレート43の内周面
を密接させることによって、密閉ハウジング1内が仕切
られ、端板11の外側には吐出室46が形成され、内側
には吸入室47が限界される。また、端板11の中央に
は吐出ポート13が穿設され、この吐出ポート13は吐
出弁17によって、開閉されるようになっている。
立設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21
の外面に立設されたボス23内にドライブブッシュ32
が旋回軸受34を介して回転自在に嵌装され、このドラ
イブブッシュ32に穿設されたスライド溝33内には回
転シャフト3の内端に偏心して突設された偏心駆動ピン
31がスライド可能に嵌合されている。固定スクロール
1と旋回スクロール2とを相互に所定距離だけ偏心さ
せ、かつ、180度だけ角度をずらせて噛合させること
によって複数個の密閉空間24が形成されている。
転シャフト3、偏心駆動ピン31、ドライブブッシュ3
2、ボス23等からなる旋回駆動機構を介して旋回スク
ロール2が駆動され、旋回スクロール2は自転阻止機構
6によって、自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌
道上を公転旋回運動する。すると、ガスが吸入管44を
経て低圧側48に入る。このガスはステータMbの外囲
に設けられた通路58、ステータMbとロータMaとの
間隙、フレーム5に設けられた通路54を通って吸入室
47を経た後、密閉空間24内に吸入され、そして、旋
回スクロール2の公転旋回運動により密閉空間24の容
積が減少するのに伴って、圧縮されながら中央部に至
り、吐出ポート13より吐出弁17を押し開いて吐出室
46内へ吐出され、ここから吐出管45を経て外部シス
テムへ流出する。
密封端子である。図4は密封端子8の取付状態を図3の
A方向から見た正面図、図5は取付板61と密封端子8
を取り除いた状態における密封端子取付部を図3のA方
向から見た正面図、図6は同密封端子の縦断面図、図7
は同密封端子の正面図であり、同図(a)は図6の左側
正面図、同図(b)は図6の右側正面図である。図8は
上記密封端子のピン82とタブ83の二面図であり、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
ャップ状にプレス成形した端子本体で、円形平面部81
a、円筒部81b、フレア部81cよりなり、円形平面
部81aには3箇所にバーリング孔81dが成形されて
いる。そして、上記各バーリング孔81dに耐熱鋼製の
ピン82を貫通し、その間隙に溶融ガラス84を充填
し、密封及び電気絶縁をしている。また、ピン82の両
端には、図8に示されるようなタブ83が抵抗溶接によ
って固定されている。
で、右エンドプレート49の外面端部に設けられたボス
部65のフランジ面65aに、Oリング62を介して、
ボルト63によって締結されている。また、密封端子8
は取付板61の中心部に穿設された孔64にその本体円
筒部81bを嵌合させ、プロジェクション溶接によって
取付板61に固定されるとともに、フレア部81cによ
って間隙が密封される。
面端部に設けられたボス部65のフランジ面65aには
Oリング溝66とボルト63を螺入するためのねじ孔6
7が穿設されている。
型圧縮機においては、密封端子8とモータリード線を接
続した後、密封端子8が取付けられた取付板61をOリ
ング62等のシール方法で密封し、密閉ハウジング4に
ボルト63によって締結する構造となっている。このよ
うに、密封端子8は密閉ハウジング4に直接取付けられ
るのではなく、取付板61を介して取付けられるので、
部品点数が多くなるとともに、取付板61に、外気に接
しているので錆びないよう、防錆塗装を要するなどコス
トが嵩むという問題があった。また、取付板61はボル
ト締結のためボルト63の螺入に手間がかかるという問
題もあった。
封端子取付けに要する部品点数の減少および加工・組立
コストの減少を図ろうとするものである。
したものであって、複数個の部材をボルト締結して形成
される密閉ハウジングの内部に、スクロール型圧縮機
構、電動モータ等を配設し、同電動モータのリード線と
密封端子とを接続した後、この密封端子を上記密閉ハウ
ジングに取り付けて構成されるスクロール型圧縮機にお
いて、次の特徴を有するスクロール型圧縮機に関するも
のである。 (1)密封端子サブアッセンブリを、外周面にOリング
溝を有するリング状部材と、同リング状部材の内周面に
嵌装された上記密封端子と、上記嵌装部の間隙を密封し
一体化するプロジェクション溶接等の部分とから構成
し、この密封端子サブアッセンブリを、上記リング状部
材のOリング溝にOリングを嵌めて上記密閉ハウジング
のボス部孔に挿入し、同ボス部孔の内面にスナップリン
グを嵌めて保持固定した。
め、従来の密封端子と、外周面にOリング溝を穿設した
リング状部材とを一体化した密封端子サブアセンブリを
形成し、これを密閉ハウジングに取付け、気密性を保つ
ことができる様にした。
考例に係る密封端子の二面図であり、同図(a)は密封
端子の縦断面図、同図(b)は同密封端子の右側正面図
である。図において、9は新設計による密封端子で、密
閉ハウジング4に直接取付けできる様設計されたもので
ある。91は鋼板製、円形状の端子本体で、91aはそ
の外周に設けられたOリング溝、68は同Oリング溝9
1aに嵌め込まれたOリング、91bは同端子本体の中
央部に穿設された3個の孔、82は孔91bの各々に貫
装された耐熱鋼製のピン、84はその間隙に充填された
溶融ガラスである。また、65は右エンドプレート49
の外面端部に設けられたボス、70は密封端子やモータ
リード線を収容するために同ボス65に設けられた孔、
71はその入口部で拡大され、やゝ大きい孔となってい
る内径拡大部である。72はこの孔71に設けられてい
るスナップリング溝、69はその溝に嵌め込まれている
スナップリングである。
タリード線を接続した後、密封端子9の端子本体91に
Oリング68を嵌めて、ボス65の内径拡大部71に嵌
入し、スナップリング69をスナップリング溝72に嵌
め込み取付ける。93はプラスチック製の端子カバーで
ある。端子本体91の外周面とボス65の内径拡大部7
1との間隙はOリング68によってシールされるので、
密閉ハウジング4内の冷媒が外部に洩れることはない。
その他の構成、作用は図3に示す従来のものと同様であ
り対応する部材には同じ符号が付されているので説明を
省略する。
面図であり、同図(a)は密封端子の縦断面図、同図
(b)は同密封端子の右側正面図である。これは従来型
密封端子8と外周にOリング溝91aを有するリング状
部材92とを組み合せ、前記参考例(図1)の新設計型
密封端子9に優るとも劣らない効果を果すようにしたも
のである。
92の内周面92aにその本体円筒部81bを嵌合さ
せ、プロジェクション溶接によってリング状部材92に
固定されるとともに、フレア部81cによって間隙がシ
ールされる。リング状部材92の外周面にはOリング溝
91aが穿設され、Oリング68が嵌め込まれている。
ボス65内部の構造は前記参考例と同様である。上記の
ように従来の密封端子8とリング状部材92が一体化さ
れているので、これを密閉ハウジング4のボス65に直
接取付けることができる。
は、密封端子本体の外周面にOリングをセットできるよ
うな新規構成による新設計型密封端子を使用しているの
で、密封端子を直接密閉ハウジングに取付け、気密性を
保持できる。従って、取付けのための取付板等余分の部
材を必要とせず、コストダウンができる。また、スナッ
プリングで密封端子を取付けているので、従来のボルト
締結に比し取付時間が短縮できる。
密封端子と外周面にOリングをセットできるようにした
リング状部材とを一体化した密封端子サブアセンブリを
形成し、これを前記参考例による新設計型密封端子と同
様に密閉ハウジングに取付け気密性を保持できるので、
ごく簡便な構成の下で前記参考例に優るとも劣らない効
果を発揮できる。
例は前記参考例に比べコスト的に有利になると考えられ
る。
は、密封端子サブアッセンブリを、外周面にOリング溝
を有するリング状部材と、同リング状部材の内周面に嵌
装された密封端子と、上記嵌装部の間隙を密封し一体化
するプロジェクション溶接等の部分とから構成し、この
密封端子サブアッセンブリを、上記リング状部材のOリ
ング溝にOリングを嵌めて密閉ハウジングのボス部孔に
挿入し、同ボス部孔の内面にスナップリングを嵌めて保
持固定するので、密封端子の取付けに要する部品点数の
減少および加工・組立コストの減少を図ることができ
る。
る密封端子の二面図であり、(a)は縦断面図、(b)
は右側正面図。
り、(a)は縦断面図、(b)は右側正面図。
た正面図。
正面図。
の左側正面図、(b)は図6の右側正面図。
(a)は平面図、(b)は側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個の部材をボルト締結して形成され
る密閉ハウジングの内部に、スクロール型圧縮機構、電
動モータ等を配設し、同電動モータのリード線と密封端
子とを接続した後、この密封端子を上記密閉ハウジング
に取り付けて構成されるスクロール型圧縮機において、
密封端子サブアッセンブリを、外周面にOリング溝を有
するリング状部材と、同リング状部材の内周面に嵌装さ
れた上記密封端子と、上記嵌装部の間隙を密封し一体化
するプロジェクション溶接等の部分とから構成し、この
密封端子サブアッセンブリを、上記リング状部材のOリ
ング溝にOリングを嵌めて上記密閉ハウジングのボス部
孔に挿入し、同ボス部孔の内面にスナップリングを嵌め
て保持固定したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24599894A JP3327702B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24599894A JP3327702B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109889A JPH08109889A (ja) | 1996-04-30 |
JP3327702B2 true JP3327702B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=17141951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24599894A Expired - Lifetime JP3327702B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327702B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003148344A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒圧縮機及び耐圧容器 |
JP4829521B2 (ja) | 2005-04-14 | 2011-12-07 | サンデン株式会社 | スクロール型流体機械 |
JP5120153B2 (ja) | 2008-05-23 | 2013-01-16 | 株式会社豊田自動織機 | 電動コンプレッサ |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24599894A patent/JP3327702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08109889A (ja) | 1996-04-30 |
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