JP7403336B2 - 電動圧縮機 - Google Patents

電動圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP7403336B2
JP7403336B2 JP2020020354A JP2020020354A JP7403336B2 JP 7403336 B2 JP7403336 B2 JP 7403336B2 JP 2020020354 A JP2020020354 A JP 2020020354A JP 2020020354 A JP2020020354 A JP 2020020354A JP 7403336 B2 JP7403336 B2 JP 7403336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
sealed terminal
electric compressor
control board
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020020354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021124109A (ja
Inventor
創 佐藤
弘文 平田
圭史 三俣
伸也 濱元
拓真 近藤
和彦 芹澤
真実 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2020020354A priority Critical patent/JP7403336B2/ja
Priority to PCT/JP2021/003208 priority patent/WO2021161805A1/ja
Publication of JP2021124109A publication Critical patent/JP2021124109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7403336B2 publication Critical patent/JP7403336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は電動圧縮機に関する。
例えば、特許文献1に開示されるように、ハウジング内に設けられた気密室に圧縮機構部とこれを駆動する電動モータが配置された電動圧縮機が知られている。特許文献1は、ハウジングを貫通するように電動モータに接続される密封端子を配置し、中継外部コネクタを介して密封端子と制御基板の端子部とを電気的に接続することを開示する。密封端子とは、外気を遮断する気密封止構造を備える端子をいう。特許文献1の電動圧縮機は、制御基板を収容する基板収容室が、圧縮機構部および電動モータを収容するハウジングに一体的に形成される、制御基板一体型の電動圧縮機を構成する。
特許第6225010号公報
本開示は、制御基板一体型の電動圧縮機において、制御基板の配置スペースを確保することを目的とする。
本開示に係る電動圧縮機は、圧縮機構と、圧縮機構を駆動する電動モータと、電動モータの動作を制御する制御基板と、電動モータと制御基板を電気的に接続する密封端子と、圧縮機構、電動モータおよび制御基板を収容するハウジングと、を備える。
本開示に係るハウジングは、電動モータを収容する第1ハウジングと、制御基板および密封端子を収容する、第1ハウジングに締結具により固定される第2ハウジングと、を備える。
密封端子は、単数または複数の締結具により、第2ハウジングに締結される。
本開示によれば、第2ハウジングを第1ハウジングに固定する締結具により、密封端子が第2ハウジングに締結される。これにより、第2ハウジングを第1ハウジングに固定する締結具を設ける領域と密封端子を設ける領域を重複できるので、密封端子を個別に設けるのに比べて、制御基板を設ける領域を広く確保できる。
実施形態に係る電動圧縮機の縦断面図である。 図1の電動圧縮機の密封端子を示す三面図であり、SVが側面図、FVが正面図、PVが平面図である。 図1の電動圧縮機の密封端子を基板収容室から分離して示す図である。 図1の電動圧縮機の基板収容室に密封端子が組み付けられている図である。 図1の電動圧縮機の変形例を示す図である。 図1の電動圧縮機の他の変形例を示す図である。 図1の電動圧縮機の他の変形例を示す図である。 図1の電動圧縮機の他の変形例を示す図である。 図1の電動圧縮機の他の変形例を示す図である。
以下、図面を参照していくつかの実施形態を説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る電動圧縮機1は、電動モータ70の回転軸線Cを含む領域に基板収容室17が設けられる縦置きタイプである。電動圧縮機1は、基板収容室17において、密封端子100の配置を特定することにより、制御基板80を収容するスペースを確保しつつ、基板収容室17の平面積を抑える。
[全体構成]
電動圧縮機1は、図1に示すように、ハウジング10と、例えば車両用空気調和機に用いられる冷媒を圧縮する固定スクロール30および旋回スクロール40を有する圧縮機構20と、圧縮機構20の旋回スクロール40を駆動する電動モータ70と、を備えている。以下、電動圧縮機1の各要素を順に説明する。
[ハウジング]
ハウジング10は、内部に固定スクロール30、旋回スクロール40および電動モータ70などを収納する筐体である。ハウジング10は、回転機構を含む機械的な要素を収容する第1領域11と、電動モータ70を収容する第2領域13と、制御基板80を収容する第3領域15と、を備えている。ハウジング10は、機械的な部材としては、前方Fの側を占めるヘッドカバー12と、後方Bの側を占める第2ハウジング16と、ヘッドカバー12と第2ハウジング16の間に配置される第1ハウジング14と、を備えている。これらの各部材は、鉄を主成分とする合金、アルミニウムを主成分とする合金などを鋳造することにより得ることができる。固定スクロール30および旋回スクロール40も同様である。
説明の便宜上、電動圧縮機1において、第1領域11が設けられる側を前方F、第3領域15が設けられる側を後方Bと定義する。前方Fおよび後方Bは、相対的な意味を有するものとする。例えば、第2領域13よりも第1領域11は前方Fの側に設けられ、第2領域13は第1領域11よりも後方Bの側に設けられる。また、電動圧縮機1において、水平方向H、鉛直方向Vは図1に示すように定義される。
[第1領域11]
第1領域11には、固定スクロール30と旋回スクロール40が設けられる。
また、第1領域11には、ヘッドカバー12と第1ハウジング14の間に、固定スクロール30と旋回スクロール40とで圧縮された冷媒が図示を省略する冷媒回路に向けて吐出される吐出チャンバ19が形成される。
また、第1領域11には、主軸50を回転可能に支持するラジアル軸受21が設けられる。
[第2領域13]
第2領域13には、図1に示すように、内部に電動モータ70が収容される。第2領域13において、電動モータ70のステータ71が第1ハウジング14に固定され、電動モータ70のロータ73がステータ71の内側に配置される。
[第3領域15]
次に、第3領域15には、図1に示すように、制御基板80が設けられる。図示を省略する直流電源から電力の供給を受ける制御基板80は、直流を交流に変換した後、周波数と電圧を調節して、電動モータ70に供給する。
[圧縮機構20(固定スクロール30および旋回スクロール40)]
圧縮機構20を構成する固定スクロール30および旋回スクロール40は、図1に示すように、第1領域11において閉塞された圧縮室CRを形成して冷媒を圧縮する。
固定スクロール30は、固定端板31と、固定端板31から旋回スクロール40に向かって延びる渦巻状の固定ラップ33と、を備える。固定スクロール30は、第1領域11において第1ハウジング14に固定される。
固定端板31の中心部には吐出孔35が設けられ、圧縮室CRで圧縮された冷媒が、吐出孔35を介して吐出チャンバ19に供給される。
旋回スクロール40は、旋回端板41と、旋回端板41から固定スクロール30に向かって延びる渦巻状の旋回ラップ43と、を備える。旋回スクロール40は、主軸50により公転可能に支持される。
旋回端板41は、主軸50と対向する面に、主軸50に向かって延びる円筒状のボス45を備える。ボス45には、主軸50による公転駆動力が伝達されるブッシュ61を回転可能に支持する旋回軸受47が配置される。
[主軸50]
主軸50は、図1に示すように、電動モータ70から旋回スクロール40に向かって延びる円柱状の部材である。主軸50は、ロータ73に固定される円柱状のクランクシャフト51と、クランクシャフト51よりも直径が大きい円板状の嵌合体53と、クランクシャフト51に回転軸線Cから偏心した位置から回転軸線Cに沿って延びるクランクピン55と、を備える。
クランクシャフト51は、回転軸線Cが水平方向Hに沿って配置されるとともに、ロータ73およびステータ71により生成される回転駆動力を旋回スクロール40に伝達する。
嵌合体53はラジアル軸受21に嵌合、支持される部分であり、軸方向の一方の面側にクランクシャフト51が設けられ、他方の面側にクランクピン55が設けられる。嵌合体53はラジアル軸受21の内輪の内側に圧入されることでラジアル軸受21に支持される。
嵌合体53の周りには、旋回スクロール40の公転半径を調節する、図示を省略するリミット穴およびリミットピンが設けられる。
[ドライブブッシュ60]
主軸50と旋回スクロール40との間には、図1に示すように、ドライブブッシュ60が設けられる。
ドライブブッシュ60は、ブッシュ61と、図示を省略するリミットピンと、カウンターウエイト63と、を備える。
ブッシュ61は、クランクピン55とボス45との間に配置され、旋回スクロール40に公転駆動力を伝達する略円柱状の部材である。ブッシュ61の中心から偏心した位置には、クランクピン55が挿通されるクランク孔59が形成される。
カウンターウエイト63は、固定スクロール30に対する旋回スクロール40の押し付け力を調節するとともに、バランスをとる部材である。カウンターウエイト63は、ブッシュ61における主軸50側の円周面から半径方向外側に向かって、半円状に延びる鍔状の部材である。
[電動モータ70]
電動モータ70は、周波数制御された交流電流により回転駆動されるモータであり、旋回スクロール40を公転旋回駆動させる。
電動モータ70は、図1に示すように、主軸50およびドライブブッシュ60を介して旋回スクロール40を公転旋回させるステータ71およびロータ73を備える。
ステータ71は、制御基板80から供給された交流電流に基づいて、交流磁場を形成してロータ73を回転させるものである。ステータ71は、第2領域13の内周面に焼き嵌めなどの方法により固定される。
ロータ73は、ステータ71により形成された交流磁場により回転駆動力を発生するものであって、円筒状に形成された永久磁石から構成される。ロータ73には主軸50のクランクシャフト51が固定される。
[制御基板80]
制御基板80は、ステータ71に供給する交流電流を制御するものであり、第3領域15において基板収容室17に収容される。制御基板80は、図示を省略する、キャパシタ(コンデンサ)と、パワートランジスタなどの電子素子を備える複数の基板を備える。制御基板80は、密封端子100を備える。密封端子100は、制御基板80と電動モータ70を電気的に接続する。この密封端子100は、第2領域13と第3領域15とを気密に区分するために設けられる。電動圧縮機1は、この第3領域15における密封端子100の配置を特定する。
[密封端子100]
次に、図2を参照して密封端子100の配置について説明する。
密封端子100は、電動モータ70と制御基板80とを電気的に接続する端子101と、ボルト107により第1ハウジング14に取り付けられる金属製の支持体103と、端子101を取り囲むように配置される碍子105と、を備える。
3つの端子101は、電動モータ70のU端子,V端子,W端子のそれぞれと電気的に接続される。端子101は、第1ハウジング14の内部から第2ハウジング16の基板収容室17に向けて突出する軸状に形成される。端子101は、図示を省略するガラス固化体と一体に形成されており、ガラス固化体によって金属製の支持体103との絶縁が図られる。
碍子105は、電気絶縁性を有する材料を用いて略円筒状に形成された部材であって、端子101が内部を挿通して配置される。
密封端子100は、図1に示すように、第2ハウジング16の基板収容室17の内部に収容されながら、第1ハウジング14と第2ハウジング16とを仕切る区画壁18に締結具としてのボルト107により締結、固定される。このボルト107は、第2ハウジング16を第1ハウジング14に締結するのを兼ねる。つまり、本実施形態において、図3および図4に示すように、第2ハウジング16を第1ハウジング14に組み付けるのに、基板収容室17の端部に寄せて密封端子100を配置しボルト107により第2ハウジング16とともに第1ハウジング14に締結できる。これにより、第2ハウジング16を第1ハウジング14に固定するボルト107を設ける領域と密封端子100を設ける領域を重複できるので、密封端子100を個別に設けるのに比べて、制御基板80を設ける領域を広く確保できる。
ここで、密封端子100と第2ハウジング16の区画壁18との境界面には、ガスケットなどのシール部材113が介在されており、ハウジングの内部の気密性を確保する。変形密封端子100が配置される区画壁18の端部は、電動圧縮機1を運転している際のハウジング10の内部の圧力変動による変形が少ない。したがって、密封端子100の端部に寄せられた配置は、密封端子100と区画壁18の間の気密性を確保するのに有利である。なお、図3などにおいて、密封端子100の固定に関わらないものをボルト109と表記する。
本実施形態において、複数、具体的には三つの端子101が一列に並んで配置され、一列に並んで配置される複数の端子101の両端の側において、ボルト107により密封端子100が第2ハウジング16に固定される。つまり、三つの端子101に加えて二つのボルト107が一列に配置されるので、配置される一列に直交する幅を小さくできる。
[電動圧縮機1の動作]
次に、上記の構成からなる電動圧縮機1が冷媒を圧縮する手順について説明する。
イ外部から供給された直流電流は、制御基板80のパワートランジスタなどの電子素子により周波数が制御され、ステータ71に供給される。
ステータ71は周波数が制御された交流電流に基づいて交流磁界を形成し、ロータ73は、形成された交流磁界との相互作用により回転駆動力を発生する。ロータ73により発生された回転駆動力は、主軸50に伝達される。
回転駆動力は主軸50のクランクシャフト51および嵌合体53に伝達され、嵌合体53の回転によりクランクピン55が旋回駆動される。クランクピン55の旋回運動は、ブッシュ61およびボス45を介して旋回スクロール40に伝達される。旋回スクロール40は自転運動が規制されながら公転駆動される。
旋回スクロール40が公転駆動されると、固定スクロール30との間に形成された圧縮室CRが、第2領域13から電動圧縮機1の内部に流入した冷媒を取り込み圧縮する。具体的には、圧縮室CRは、固定スクロール30および旋回スクロール40の外周端で冷媒を取り込む。そして、旋回スクロール40の公転により、圧縮室CRは固定ラップ33および旋回ラップ43に沿って外周端から中心側に向かって移動するにつれて容積が小さくなり、取り込んだ冷媒を圧縮する。
圧縮室CRに圧縮された冷媒は、固定スクロール30の吐出孔35を介して吐出チャンバ19に吐出され、吐出チャンバ19内からハウジング10(第1領域11)の外部に吐出される。
[電動圧縮機1が奏する効果]
電動圧縮機1において、密封端子100を第2ハウジング16に締結するボルト107は、第2ハウジング16を第1ハウジング14に締結するのを兼ねる。これにより、第2ハウジング16を第1ハウジング14に組み付けるのに、基板収容室17の端部に寄せて密封端子100を配置しボルト107により第2ハウジング16とともに第1ハウジング14に締結できる。そうすれば、第2ハウジング16を第1ハウジング14に固定するボルト107を設ける領域と密封端子100を設ける領域を重複できるので、密封端子100を個別に設けるのに比べて、制御基板80を設ける領域を広く確保できる。
また、変形密封端子100が配置される区画壁18の端部は、電動圧縮機1を運転している際のハウジング10の内部の圧力変動による変形が少ない。したがって、密封端子100のこの端部に寄せられた配置は、密封端子100と区画壁18の間の気密性を確保するのに有利である。
〔第2実施形態〕
次に、本開示に係る第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、図5に示すように、第2ハウジング16の一つの周壁16Aが密封端子100の外形に倣って形成される。密封端子100が配置される領域は制御基板80が設けられないので、不必要な容積、重量を減らすことができる。また、これに応じて、一対のボルト107の間隔を狭くすれば、密封端子100のシール性を向上できる。
〔第3実施形態〕
次に、本開示に係る第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、図6に示すように、密封端子100の支持体103が平面視して正方形に近い形態を有する。また、密封端子100の支持体103を締結する手段として、密封端子100は第2ハウジング16の第1ハウジング14への締結を兼ねる一方のボルト107を備える。また、第3実施形態は、密封端子100の支持体103を締結する手段として、密封端子100を第2ハウジング16に締結するだけの他方のボルト108を備える。
以上のように、二本のボルト107,108を備える場合、一本だけを密封端子100を第2ハウジング16に締結するのを兼ねる締結具にできる。
第3実施形態は、複数の端子101が一列に並んで配置されるが、一列に並んで配置される複数の端子101の列からずれた部位において、ボルト107,108により密封端子100が第2ハウジング16)に固定される。第3実施形態に係る密封端子100は平面視して正方形に近似する。制御基板80の平面形状によっては、密封端子100の平面形状を正方形に近似することが求められるが、第3実施形態に係る密封端子100はこの要求に応えることができる。
〔第4実施形態〕
次に、本開示に係る第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、図7に示すように、密封端子100の支持体103が平面視して正方形に近い形態を有する。また、密封端子100の支持体103を締結する手段として、密封端子100は第2ハウジング16の第1ハウジング14への締結を兼ねる一本のボルト107を備える。
以上のように、第2ハウジング16の第1ハウジング14への締結を兼ねるのが一本のボルト107だけにできる。
第4実施形態に係る密封端子100は、複数の端子101が三角形状に並んで配置され、三角形状に並んで配置される複数の端子101とともに矩形の四隅をなすように配置されるボルト107により、密封端子100が第2ハウジング16に固定される。第4実施形態に係る密封端子100は平面視して矩形状をなす。制御基板80の平面形状によっては、密封端子100の平面形状を矩形にすることが求められるが、第4実施形態に係る密封端子100もこの要求に応えることができる。
〔第5実施形態〕
次に、本開示に係る第5実施形態について説明する。
第5実施形態は、図8に示すように、第2ハウジング16の周壁16Aに対向して、内壁16Bを設けるとともに、支持体103の周囲にシール材、例えばOリング106を設ける。このOリング106を周壁16Aおよび内壁16Bに突き当てることにより、密封端子100のシール性を向上できる。
〔第6実施形態〕
次に、本開示に係る第6実施形態について説明する。
第6実施形態は、図9に示すように、第2ハウジング16の周壁16Aと密封端子100の支持体103との間に介在片111を設ける。第6実施形態は、支持体103と介在片111の間にシール材、例えばOリング106を設ける。このOリング106を支持体103と介在片111に突き当てることにより、密封端子100のシール性を向上できる。
[付記]
本開示の第1態様に係る電動圧縮機1は、圧縮機構20と、圧縮機構20を駆動させる電動モータ70と、電動モータ70の動作を制御する制御基板80と、電動モータ70と制御基板80を電気的に接続する密封端子100と、圧縮機構20、電動モータ70および制御基板80を収容するハウジング10と、を備える。
第1態様に係るハウジング10は、電動モータ70を収容する第1ハウジング14と、制御基板80および密封端子100を収容する、第1ハウジング14に締結具により固定される第2ハウジング16と、を備える。
第1態様に係るハウジング10は、単数または複数の締結具により、密封端子100が第2ハウジング16に締結される。
本開示の第1態様に係る電動圧縮機1によれば、第2ハウジング16を第1ハウジング14に締結するのを兼ねる。これにより、第2ハウジング16を第1ハウジング14に組み付けるのに、基板収容室17の端部に寄せて密封端子100を配置しボルト107により第2ハウジング16とともに第1ハウジング14に締結できる。そうすれば、第2ハウジング16を第1ハウジング14に固定するボルト107を設ける領域と密封端子100を設ける領域を重複できるので、密封端子100を個別に設けるのに比べて、制御基板80を設ける領域を広く確保できる。
また、変形密封端子100が配置される区画壁18の端部は、電動圧縮機1を運転している際のハウジング10の内部の圧力変動による変形が少ない。したがって、密封端子100のこの端部に寄せられた配置は、密封端子100と区画壁18の間の気密性を確保するのに有利である。
本開示の第2態様に係る電動圧縮機1において、密封端子100は、好ましくは、複数の端子101が一方向、特に一列に並んで配置され、一列に並んで配置される複数の前記端子101の両端の側において、ボルト107により密封端子100が第2ハウジング16に固定される。これにより、三つの端子101に加えて二つのボルト107が一列に配置されるので、配置される一列に直交する幅が小さくなり、制御基板80を設ける矩形の領域を広く確保できる。
なお、ここでは一方向の典型例として一列に並んで配置される例を説明したが、一列の他に、例えば端子101が千鳥配列で配置される場合も、一方向に並んで配置されることに該当する。次の第3態様も同様である。
本開示の第3態様に係る電動圧縮機1において、好ましくは、密封端子100は、複数の端子101が一列に並んで配置され、一列に並んで配置される複数の端子101の列からずれた部位において、締結具により密封端子100が第2ハウジング16に締結される。
第3態様に係る電動圧縮機1において、制御基板80の平面形状によっては、密封端子100の平面形状を正方形に近似することが求められるが、第3実施形態に係る密封端子100はこの要求に応えることができる。
本開示の第4態様に係る電動圧縮機1において、好ましくは、密封端子100は、複数の端子101が三角形状に並んで配置され、三角形状に並んで配置される複数の端子101と矩形の四隅をなすように配置される締結具により、密封端子100が第2ハウジング16に締結される。
第4態様に係る電動圧縮機1においても、制御基板80の平面形状によっては、密封端子100の平面形状を正方形に近似することが求められるが、第3実施形態に係る密封端子100はこの要求に応えることができる。
本開示の第5態様に係る電動圧縮機1において、好ましくは、第2ハウジング16は、平面視した密封端子100の外形形状に倣う周壁を備える。
第5態様に係る電動圧縮機1において、密封端子100が配置される領域は制御基板80が設けられないので、不必要な容積、重量を減らすことができる。また、これに応じて、一対のボルト107の間隔を狭くすれば、密封端子100のシール性を向上できる。
本開示の第6態様に係る電動圧縮機1において、好ましくは、密封端子100と第2ハウジング16の間に、弾性体からなるシール材が介在される。
第6態様に係る電動圧縮機1によれば、密封端子100のシール性を向上できる。
上記以外にも、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1 電動圧縮機
10 ハウジング
11 第1領域
12 ヘッドカバー
13 第2領域
14 第1ハウジング
15 第3領域
16 第2ハウジング
16A 周壁
16B 内壁
17 基板収容室
18 区画壁
19 吐出チャンバ
20 圧縮機構
21 ラジアル軸受
30 固定スクロール
31 固定端板
33 固定ラップ
35 吐出孔
40 旋回スクロール
41 旋回端板
43 旋回ラップ
45 ボス
47 旋回軸受
50 主軸
51 クランクシャフト
53 嵌合体
55 クランクピン
59 クランク孔
60 ドライブブッシュ
61 ブッシュ
63 カウンターウエイト
70 電動モータ
71 ステータ
73 ロータ
80 制御基板
100 密封端子
101 端子
103 支持体
105 碍子
106 Oリング
107,108,109 ボルト
111 介在片
C 回転軸線
CR 圧縮室

Claims (6)

  1. 圧縮機構と、
    前記圧縮機構を駆動する電動モータと、
    前記電動モータの動作を制御する制御基板と、
    前記電動モータと前記制御基板を電気的に接続する密封端子と、
    前記圧縮機構、前記電動モータおよび前記制御基板を収容するハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記圧縮機構および前記電動モータを収容する第1ハウジングと、
    前記制御基板および前記密封端子を収容する、前記第1ハウジングに締結具により固定される第2ハウジングと、を備え、
    単数または複数の前記締結具により、前記密封端子が第2ハウジングに締結される、電動圧縮機。
  2. 前記密封端子は、
    複数の端子が一方向に並んで配置され、
    一方向に並んで配置される複数の前記端子の一端の側または両端の側において、前記締結具により前記密封端子が第2ハウジングに固定される、
    請求項1に記載の電動圧縮機。
  3. 前記密封端子は、
    複数の端子が一方向に並んで配置され、
    一方向に並んで配置される複数の前記端子の列からずれた部位において、前記締結具により前記密封端子が第2ハウジングに固定される、
    請求項1に記載の電動圧縮機。
  4. 前記密封端子は、
    複数の端子が三角形状に並んで配置され、
    三角形状に並んで配置される複数の前記端子とともに矩形の四隅をなすように配置される前記締結具により、前記密封端子が第2ハウジングに固定される、
    請求項1に記載の電動圧縮機。
  5. 前記第2ハウジングは、平面視した前記密封端子の外形形状に倣う周壁を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電動圧縮機。
  6. 前記密封端子と前記第2ハウジングの間に、弾性体からなるシール材が介在される、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電動圧縮機。
JP2020020354A 2020-02-10 2020-02-10 電動圧縮機 Active JP7403336B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020354A JP7403336B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 電動圧縮機
PCT/JP2021/003208 WO2021161805A1 (ja) 2020-02-10 2021-01-29 電動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020354A JP7403336B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 電動圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021124109A JP2021124109A (ja) 2021-08-30
JP7403336B2 true JP7403336B2 (ja) 2023-12-22

Family

ID=77292341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020020354A Active JP7403336B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 電動圧縮機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7403336B2 (ja)
WO (1) WO2021161805A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204431A (ja) 2012-03-27 2013-10-07 Nidec Sankyo Corp ポンプ装置およびポンプ装置の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0837752A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Mitsubishi Electric Corp 電動機
JP3455826B2 (ja) * 1995-04-14 2003-10-14 三明電機株式会社 気密形電磁石装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204431A (ja) 2012-03-27 2013-10-07 Nidec Sankyo Corp ポンプ装置およびポンプ装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021161805A1 (ja) 2021-08-19
JP2021124109A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2662566B1 (en) Compressor motor and electric compressor using same
US8757989B2 (en) Motor-driven compressor
JP2000291557A (ja) 電動式圧縮機
US8956129B2 (en) Electric compressor
JPWO2016104336A1 (ja) 電動スクロール圧縮機
EP2565458B1 (en) Scroll compressor
JP5594836B2 (ja) 電動型圧縮機
WO2008007542A1 (fr) Compresseur électrique
JP7403336B2 (ja) 電動圧縮機
US8827667B2 (en) Scroll compressor with cover covering driving shaft of driving motor
JP2000213463A (ja) 密閉型圧縮機及びその組立方法
JP2005291004A (ja) 電動圧縮機
KR20210024372A (ko) 인버터 회로기판이 내장된 전동압축기
US20200227959A1 (en) Motor and compressor having the same
KR20210090493A (ko) 전동식 압축기
WO2018221282A1 (ja) 圧縮機
JP3327702B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP2002180984A (ja) 冷媒圧縮用電動式圧縮機
JP2004003516A (ja) コンプレッサユニット
KR102163922B1 (ko) 스크롤형 압축기
WO2023013433A1 (ja) 電動圧縮機
WO2020189605A1 (ja) モータ及び電動圧縮機
WO2024042986A1 (ja) 電動圧縮機
WO2022201934A1 (ja) 圧縮機
KR102171451B1 (ko) 스크롤형 압축기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7403336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150