JP5594836B2 - 電動型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機構と電動機とが内蔵されているハウジングにインバータ装置を搭載して構成される電動型圧縮機に関するもので、特に、電動機とインバータ装置とを電気的に接続するターミナルの搭載構造に関する。
ハウジング内に圧縮機構と電動機とを収容した電動型圧縮機においては、電動機を駆動制御するインバータ装置が必要であり、このインバータ装置を冷媒ガス流入経路の囲壁を形成する(電動機収容部の囲壁を形成する)ハウジングの仕切壁を隔てて一体に搭載し、仕切壁に設けられたターミナルを介してインバータ装置から電動機に電力を供給する構成が考えられている。
このようなターミナルの構成としては、仕切壁の一箇所に3本の端子ピンを貫通固定させた本体部を取り付け、インバータ回路にケーブルを介して接続されたインバータ側コネクタと電動機のステータにケーブルを介して接続された電動機側コネクタとを前記端子ピンに相反する方向から装着することでインバータ回路とステータとを電気的に接続する構成が多用されている。
例えば、特許文献1に示されるように、ハウジングに形成された開口にターミナル(気密端子)を外側からOリングと共に嵌め入れ、サークリップを開口内に形成されたサークリップ溝に外側から嵌入することで、ターミナルの外側への移動を規制するようにした構成や、特許文献2に示されるように、ターミナル(ガラス密封端子)の本体とその取付プレートとを一体形成し、この取付プレートをハウジングのボス内に外側から挿入し、スナップリングをボスの内面に穿設された溝に外側から嵌合することでターミナルを固定するようにした構成等が公知となっている。
また、下記する特許文献3に示されるように、ハウジング内に三相同期モータとスクロール式の圧縮部とを収納し、モータに対して圧縮部とは反対側に、ハウジングの仕切壁とハウジングにネジ止めされた蓋部材とによって囲まれた収容区画を形成し、この収容区画内にモータ駆動回路を配設し、仕切壁に取り付けられたターミナルの端子を、インバータ回路基板の外縁部に配置されたモータ駆動回路の各相のインバータ出力端子と直結させることでインバータ回路基板を仕切壁に固定させるようにした構成も公知となっている。
この公報には、ターミナルがモータ側から挿入されて鍔部を仕切壁に係止させる構成や、ターミナル端子をインバータ固定用の支持部材として用い、インバータ回路基板の外縁部の周方向に間隔を隔てて分散配置する構成も開示されている。
特開2007−128756号公報 特開平9−53587号公報 特開2002−371983号公報
しかしながら、特許文献1及び2に示される構成は、ハウジングの開口部分に、ターミナル(気密端子)を外側からOリングと共に嵌め入れ、スナップリング(サークリップ)を開口部分に形成された溝に外側から嵌合させてターミナルを固定する構成であるので、圧縮機のようにハウジング内の圧力(内圧)が高くなる構成にあっては、ターミナルに作用する内圧をスナップリングのみで受けることとなり、従来のターミナルの固定構造では、耐久性の面で問題がある。
そこで、本発明は、インバータ装置と電動機との電気的な接続に必要な複数の端子ピンをまとめて貫通固定したターミナルの装着状態を改良することにより、ターミナルの仕切壁への固定状態の耐久性を確保することが可能な電動式圧縮機を提供することを主たる課題としている。
ところで、複数の端子ピンをまとめて貫通固定したターミナルを仕切壁に装着する構成においては、ターミナルとインバータ回路基板との干渉を避けるために、各々の設置箇所をずらして設ける場合が多い。しかしながら、ターミナルの設置箇所をインバータ回路基板の設置箇所からずらして設ける場合には、双方の設置面積を確保する必要があり、圧縮機の大型化を招くという不都合がある。
このような不都合を解消するために、特許文献3に示されるような、仕切壁を貫通させるターミナル端子をインバータ回路基板の周縁を支持する部材として用いる構成も考えられるが、ターミナル端子は、その構造上、ハウジングの内周面に近接させて仕切壁を貫通させにくいものであるため、ハウジングの内周面から離して仕切壁に貫通させる必要がある。このため、ターミナル端子がインバータ回路基板の周縁を支持する上述の構成にあっては、ハウジングに収容されるインバータ回路基板をハウジングの内周面から離すように小さく形成せざるを得ず、必要とするモータ駆動回路の設置面積を確保するためには、複数枚の回路基板が必要となり、特許文献3に示される構成にあっては、複数枚(2枚)の回路基板を圧縮機の軸方向に積層する構成を採用することから圧縮機の軸方向の寸法が長くなる(インバータ収容部が大きくなる)という不都合がある。
また、インバータ回路基板とターミナルとを別々に設置する構成においては、ハウジングへの位置決めを個別に調整できるため、取り付け精度を高める必要はないが、ターミナルの設置位置とインバータ回路基板の設置位置とを物理的にずらして設置することができない場合や、小型化の要請からターミナルの設置位置とインバータ回路基板の設置位置とをオーバラップさせたい場合には、取り付け構造が複雑となり、また、ターミナルやインバータ回路基板の厳格な位置決め管理が必要になるという不都合がある。
そこで、本発明においては、インバータ回路基板とターミナルのそれぞれの設置位置がオーバラップするような場合においても、インバータ収容部の増大を防いで圧縮機の小型化を図ることができ、また、ターミナルやインバータ回路基板の位置決め精度を高めることなく簡易に取り付けることが可能な電動圧縮機を提供することをも課題としている。
本発明は上記課題を達成するために、本発明に係る電動型圧縮機は、ハウジング内に、圧縮機構と、この圧縮機構を駆動する電動機と、前記電動機を駆動制御するインバータ回路を備えたインバータ回路基板とを備え、前記電動機を収納する電動機収容部と前記インバータ回路基板を収納するインバータ収容部とが仕切壁を介して隔てられ、この仕切壁に形成された貫通孔にターミナルを固定し、前記インバータ回路にケーブルを介して接続されたインバータ側コネクタと前記電動機にケーブルを介して接続された電動機側コネクタとを前記ターミナルに接続することで前記インバータ回路を前記ターミナルを介して前記電動機に電気的に接続する構成において、前記ターミナルは、本体部とこれに貫通固定された複数の端子ピンとを有して構成され、前記本体部は、前記貫通孔に挿通されると共に前記端子ピンが気密に貫通固定された挿通部と、この挿通部に一体に形成され、前記挿通部よりも径が大きく形成されたフランジ部とを有し、前記ターミナルは、前記貫通孔に対して前記電動機収容部側から前記挿通部を挿通させると共に前記フランジ部を前記仕切壁に係止させ、その状態を保持するように前記本体部を抜け防止部材で前記仕切壁に固定したことを特徴としている。
したがって、このような構成においては、複数の端子ピンを本体部に貫通固定したターミナルを、貫通孔に対して電動機収容部側から係止させ、その状態を保つようにターミナルの本体部を抜け防止部材で仕切壁に固定するようにしたので、ターミナルがハウジングの内圧(電動機収容部内の圧力)を受ける場合においても、本体部のフランジ部が仕切壁に係止されているので、このフランジ部によって内圧を受けることが可能となり、抜け防止部材にかかる負荷を小さくすることが可能となる。このため、抜け防止部材に過剰な負荷がかかることがないため、ターミナルの仕切壁への固定状態の耐久性を高めることが可能となる。
尚、抜け防止部材としては、スナップリングなどで代表されるものを用い、ターミナルの挿通部を貫通孔からインバータ収容部に突出させ、抜け防止部材を前記挿通部のインバータ収容部に突出した部分の周囲に取り付ける構成や、抜け防止部材をフランジ部の挿通部と反対側において前記仕切壁に取り付ける構成等が考えられる。
前者の構成によれば、ターミナルの本体部の外周に抜け防止部材が取り付けられるので、本体部の加工と同時に抜け防止部材の取り付け溝を加工することが可能であり、加工作業が容易となる。また、ターミナルの本体部の外周に抜け防止部材が取り付けられるので、組み付け作業も容易となり、組み付け時の作業性が良好となる。また、後者の構成によれば、ターミナルの挿入孔への挿入と、抜け防止部材の取り付けが同一方向から行えるので、組み付け作業が容易となり、組み付け時の作業性が良好となる。
さらに、以上の構成において、本体部からインバータ収容部側へ突出した端子ピンは、インバータ回路基板に形成された通孔を貫通させてインバータ側コネクタに接続させるようにするとよい。
このような構成においては、ターミナルの取り付け箇所とインバータ回路基板の取り付け箇所とのオーバラップを許容しつつ、互いの干渉を避けることが可能となり、また、インバータ回路基板の外縁部をハウジングの内周面に沿って大きく設けることが可能となり、基板を複数枚設ける必要がなくなるので、圧縮機の軸方向及び径方向の寸法を短くすることが可能となる。また、ターミナルとインバータ回路基板との取り付けを独立に行うことが可能となるので、位置決め精度を高める必要もなくなる。
尚、インバータ回路基板は、仕切壁と対峙する側に駆動回路モジュールが配設される構成においては、この駆動回路モジュールを前記仕切壁に螺子止めすることで位置するようにしてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、ターミナルを本体部とこれに貫通固定された端子ピンとを有して構成し、本体部を、貫通孔に挿入されると共に複数の端子ピンが気密に貫通固定された挿通部と、この挿通部に一体に形成され、貫通孔よりも径が大きく形成されたフランジ部とを有し、ターミナルは、貫通孔に対して電動機収容部側から挿通部を挿入させて仕切壁にフランジ部を係止させ、その状態を保持するようにターミナルの本体部を抜け防止部材で仕切壁に固定するようにしたので、ターミナルに対して電動機収容部からの内圧が作用する方向と抜け止めを図る方向とが一致することとなり、フランジ部によって電動機収容部の内圧を受けることが可能となる。このため、抜け防止部材にかかる負荷を小さくすることが可能となり、抜け防止部材に過剰な負荷が集中することがなくなり、ターミナルの仕切壁への固定構造の耐久性を高めることが可能となる。
また、ターミナルの端子ピンをインバータ回路基板に形成された通孔を貫通させてインバータ側コネクタに接続させる構成とすることで、ターミナルの設置位置とインバータ回路基板の設置位置とがオーバラップする場合でも、互いに干渉することなく取り付けることが可能となる。このため、ターミナルをインバータ回路基板の設置位置からずらして設置する必要がなくなり、また、インバータ回路基板をハウジングの内周面に沿って大きく形成することが可能となるので、インバータ回路基板を複数枚設ける必要がなくなり、圧縮機の軸方向又は径方向の寸法を小さくして小型化を図ることが可能となる。
さらに、ターミナルの端子ピンをインバータ回路基板の通孔に貫通させてインバータ側コネクタに接続することで、ターミナルの位置決めとインバータ回路基板の位置決めとを別々に調整することができるので、ターミナルやインバータ回路基板の位置決め精度を高めることが不要となる。
図1は、本発明に係る電動型圧縮機の全体構成を示す断面図である。 図2(a)は、電動機収容部とインバータ収容部とを仕切る仕切壁をインバータ収容部側から見た図であり、図2(b)は、インバータ収容部に収容されるインバータ回路基板を示す図である。 図3は、図1のターミナル装着付近を示す拡大断面図である。
以下、本発明の電動型圧縮機について、図面を参照しながら説明する。
図1において、冷媒を作動流体とする冷凍サイクルに適した電動型圧縮機1が示されている。この電動型圧縮機1は、アルミ合金で構成されたハウジング2内に、図中左方において圧縮機構3を配設し、また、図中右側において圧縮機構を駆動する電動機4を配設している。尚、図1において、図中右側を圧縮機の前方、図中左側を圧縮機の後方としている。
ハウジング2は、圧縮機構3を収容する圧縮機構収容ハウジング部材2aと、圧縮機構3を駆動する電動機4を収容する電動機収容ハウジング部材2bと、電動機4を駆動制御するインバータ装置5を収容するインバータ収容ハウジング部材2cとを有し、これらハウジング部材を位置決めピン7により位置決めすると共に締結ボルト8で軸方向に締結するようにしている。
電動機収容ハウジング部材2bの圧縮機構収容ハウジング部材2aと対峙する側には、軸支部9aが一体に形成された仕切壁49が設けられ、また、インバータ収容ハウジング部材2cの電動機収容ハウジング部材2bと対峙する側にも軸支部9bが一体に形成された仕切壁50が設けられ、これら仕切壁49,50の軸支部9a,9bに駆動軸10がベアリング11,12を介して回転可能に支持されている。この電動機収容ハウジング部材2bとインバータ収容ハウジング部材2cとに形成されたそれぞれの仕切壁49,50によりハウジング2の内部が後方から圧縮機構3を収納する圧縮機構収容部13a、電動機4を収納する電動機収容部13b、及びインバータ装置5を収容するインバータ収容部13cに仕切られている。
尚、この例では、インバータ回路基板52を収容するインバータ収容部13cは、インバータ収容ハウジング部材2cに蓋体14をボルト30によって固定することで画成されている。
圧縮機構3は、固定スクロール部材15とこれに対向配置された旋回スクロール部材16とを有するスクロールタイプのもので、固定スクロール部材15は、ハウジング2の後部内側において固定された円板状の端板15aと、この端板15aの外縁に沿って全周に亘って設けられると共に前方に向かって立設された円筒状の外周壁15bと、その外周壁15bの内側において前記端板15aから前方に向かって延設された渦巻状の渦巻壁15cとから構成されている。
また、旋回スクロール部材16は、円板状の端板16aと、この端板16aから後方に向かって立設された渦巻状の渦巻壁16cとから構成され、端板16aの背面に立設されたボス部16bに、駆動軸10の後端部に設けられると共に駆動軸10の軸心に対して偏心して設けられた偏心軸10aがブッシュ17及びベアリング18を介して連結され、駆動軸10の軸心を中心として公転運動可能に支持されている。
固定スクロール部材15と旋回スクロール部材16とは、それぞれの渦巻壁15c、16cをもって互いに噛み合わされており、それぞれのスクロール部材15,16の渦巻壁15c,16cの先端が相手のスクロール部材の端板15a,16aに当接されており、したがって、固定スクロール部材15の端板15a及び渦巻壁15cと、旋回スクロール部材16の端板16a及び渦巻壁16cとによって囲まれた空間に圧縮室19が画成されている。
また、固定スクロール部材15の外周壁15bと仕切壁49との間には、薄板状の環状のスラストレース20が挟持され、固定スクロール部材15と仕切壁49とは、このスラストレース20を介して突き合わされている。
スラストレース20は、耐摩耗性に優れる素材で形成されているもので、中央には、旋回スクロール部材16のボス部16bや後述するオルダムリング24が貫挿する中央孔が形成されている。また、固定スクロール部材15、スラストレース20、及び電動機収容ハウジング部材2bは、スラストレース20に形成されたピン挿通孔に挿通される位置決めピン33により、位置決め固定されている。
電動機収容ハウジング部材2bの仕切壁49に一体に形成された軸支部9aは、中央に貫通孔を有し、その内面がスラストレース20に向かって径を段階的に大きく形成されているもので、スラストレース20から最も離れた前方側から、ベアリング11が収容されるベアリング部収容部21、前記ブッシュ17と一体をなして駆動軸10の回転に伴って回転するバランスウエイト22を収容するウエイト収容部23、仕切壁49の端面から形成されて旋回スクロール部材16との間で旋回スクロール部材16の自転を防止するオルダムリング24を収容するオルダム収容部25が形成されている。
したがって、旋回スクロール部材16は、駆動軸10の回転により自転力が発生するが、オルダムリング24により自転が規制されつつ駆動軸10の軸心に対して公転運動するようになっている。
前述した固定スクロール部材15の外周壁15bと旋回スクロール部材16の渦巻壁16cの最外周部との間には、後述する吸入口40から導入された冷媒を吸入経路41を介して吸入する吸入室26が形成され、また、ハウジング内の固定スクロール部材15の背後には、圧縮室19で圧縮された冷媒ガスが固定スクロール部材15の略中央に形成された吐出孔27を介して吐出される吐出室28が圧縮機構収容ハウジング部材2aの後端壁との間に画成されている。この吐出室28に吐出された冷媒ガスは、吐出口29を介して外部冷媒回路へ圧送されるようになっている。
これに対して、ハウジング2内の仕切壁49より前方の部分に形成された電動機収容部13bには、電動機4を構成するステータ31とロータ32とが設けられている。ステータ31は、円筒状をなす鉄心34とこれに巻回されたコイル35とで構成され、ハウジング2(電動機収容ハウジング部材2b)の内面に固定されている。また、駆動軸10には、ステータ31の内側において回転可能に収容されたマグネットからなるロータ32が固装され、このロータ32が、ステータ31によって形成される回転磁力により回転され、駆動軸10を回転するようになっている。これらステータ31やロータ32によって、ブラシレスDCモータからなる電動機4が構成されている。
そして、ハウジング2(電動機収容ハウジング部材2b)の側面には、電動機収容部13bに冷媒ガスを吸入する吸入口40が形成され、ステータ31とハウジング2(電動機収容ハウジング部材2b)との間の隙間や、仕切壁49に形成された孔、及び固定スクロール部材15とハウジング2との間に形成される隙間を介して、吸入口40から電動機収容部13bに流入した冷媒を前記吸入室26に導く吸入経路41が構成されている。
インバータ装置5は、図2にも示されるように、インバータ回路51を搭載したインバータ回路基板52をインバータ収容ハウジング部材2cの内周壁に沿って(インバータ収容ハウジング部材2cの電動機収容ハウジング部材2bと対峙する端面に形成されて軸支部9bが一体に形成された仕切壁50の周縁に)間隔を空けて形成されたボス部53にネジ54で固定して構成されているもので、外部から供給される直流電力を多相交流電力に変換して電動機4に供給すると共に、外部からの制御信号に基づき、電動機4の回転速度を制御するようにしている。インバータ回路基板52の裏面、即ち、仕切壁50と対峙される面には、インバータ回路51のスイッチング素子をモジュール化した駆動回路モジュール55が固定されている。この駆動回路モジュール55は、発熱素子が集積されているため、仕切壁50に形成された平坦な設置面56にシリコングリス等の熱伝導材を介して密着され、その状態が保持されるようにインバータ回路基板52に形成されたネジ貫通孔57を介して挿通されたネジ58により仕切壁50に固定され、吸入経路41を流れる冷媒によって仕切壁50を介して冷却するようにしている。
また、仕切壁50には、図3にも示されるように、ターミナル(気密端子)60を取り付けるための貫通孔61が形成されている。この貫通孔61は、電動機収容部13bに臨む側から形成された大径壁部61aと、この大径壁部61aに続いて形成され、インバータ収容部13cに臨む側で径が相対的に小さく形成された小径壁部61bと、大径壁部61aと小径壁部61bとの境界部分に形成された段部61cとを備え、この段部61cには、Oリング62を嵌め入れる環状段差部61dが形成されている。
ターミナル(気密端子)60は、硬質部材で形成された本体部63と、この本体部63に貫通固定された複数(3本)の端子ピン64とを有して構成されているもので、本体部63は、貫通孔61に挿入されると共に前記端子ピン64が底部63a−1に気密に貫通固定される有底筒状の挿通部63aと、この挿通部63aの開口部から径方向外側に一体に延設され、小径壁部61bよりも径が大きく形成され、且つ、大径壁部61aよりも径が小さく形成されて、段部61cに係止可能なフランジ部63bとを有して構成されている。
端子ピン64は、挿通部63aの底部63a−1に形成されたピン挿通孔66にガラスシール部材67を介して絶縁かつ気密にシールされた状態で固定されているもので、底部63a−1に対して略垂直に両側へ延びるように取り付けられている。ピン挿通孔66やこれに固定される端子ピン64は、正面視において正三角形となるように配置され、この例においては、端子ピン64のガラスシール部材67の両側に、絶縁距離を確保するセラミックスからなる絶縁部材68が固定されている。
そして、このようなターミナル60は、貫通孔61に対して電動機収容部側からOリング62からなるシール部材と共に挿入され、Oリング62を環状段差部61dに嵌入すると共に挿通部63aをインバータ収容部13cに突出させ、貫通孔61に形成された段部61cにフランジ部63bを係止させ、その状態を保持するように本体部63(挿通部63a)のインバータ収容部13cに突出させた先端近傍に形成されたリング溝70にスナップリング(抜け防止部材)71を装着することで仕切壁50に固定するようにしている。したがって、貫通孔61は、このターミナル60により気密に封止されるようになっている。
前記インバータ回路基板には、前記ターミナル60の設置箇所と対峙する部分に複数(3つ)の端子ピンを接触させることなく貫通させることができる程度の通孔72が形成されている。また、インバータ回路51には、ケーブル73を介してインバータ側コネクタ74が蓋体14と対峙する側(仕切壁50と対峙する側とは反対側)に接続され、また、電動機4のステータ31にも、ケーブル75を介して電動機側コネクタ76が接続されている。
そして、インバータ回路51にケーブル73を介して接続されたインバータ側コネクタ74は、インバータ回路基板52の通孔72から突出したターミナル(気密端子)60の端子ピン64に前方側(インバータ回路基板52の仕切壁50と対峙する側とは反対側)から装着され、また、ステータ31にケーブル75を介して接続された電動機側コネクタ76は、端子ピン64に後方側(電動機収容部13bの内側)から装着され、インバータ回路51とステータ31とをターミナル60を介して電気的に接続し、電動機4に対してインバータ装置5から給電するようにしている。
したがって、電動機4への給電により、ロータ32が回転して駆動軸10が回転すると、圧縮機構3において、旋回スクロール部材16が偏心軸10aを中心として回転されるので、旋回スクロール部材16は、固定スクロール部材15の軸心の周りを公転する。この際、旋回スクロール部材16は、オルダムリング24からなる自転阻止機構によって自転が阻止されているので、公転運動のみが許容される。
この旋回スクロール部材16の公転運動により、圧縮室19は両スクロール部材の渦巻壁15c、16cの外周側から中心側へ容積を徐々に小さくしつつ移動するので、吸入室26から圧縮室19に吸入された冷媒ガスは圧縮され、この圧縮された冷媒ガスは固定スクロール部材15の端板15aに形成された吐出孔27を介して吐出室28に吐出する。そして、吐出口29を介して外部冷媒回路へ送出される。
以上の構成において、ターミナル60及びインバータ回路基板52をハウジング2(インバータ収容ハウジング部材2c)に取り付けるには、インバータ収容ハウジング部材2cにインバータ回路基板52に取り付ける前、及び、インバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに組み付ける前に、ターミナル60の本体部63の挿通部63aの外周にOリングを取り付け、その状態でターミナル60を仕切壁50の貫通孔61に電動機収容部側からターミナル60の本体部63の挿通部63aを挿入し、Oリング62を環状段差部61dに嵌め入れると共に挿通部63aをインバータ収容部に突出させ、フランジ部63bを段部61cに当接させて、フランジ部63bを仕切壁50に係止させる。そして、その状態が保持されるように、貫通孔61からインバータ収容部側へ突出した挿通部63aの先端近傍に設けられているリング溝70にスナップリング71を嵌め付け、ターミナル60をフランジ部63bとスナップリング71とで小径壁部61bを挟み込むようにして仕切壁50に固定する。
しかる後に、インバータ回路基板52をインバータ収容ハウジング部材2cに取り付け、また、インバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに組み付ける作業を行う。この組み付け作業の順序は、特に限定されるものではないが、例えば、インバータ収容ハウジング部材2cにインバータ回路基板52を組み付ける作業と、電動機収容ハウジング部材2bにステータ31やロータ32を組み付ける作業とが別々に行われる場合には、インバータ回路基板52を駆動回路モジュール55が仕切壁50と対峙するようにしつつ、通孔72にターミナル60の端子ピン64を挿通させると共に、駆動回路モジュール55を仕切壁50の設置面56に当接させる。そして、インバータ回路基板52の位置を微調整しつつ駆動回路モジュール55のネジ孔(インバータ回路基板52に形成されたネジ貫通孔57)の位置を仕切壁50の設置面56に形成されたネジ穴56aの位置と合致させ、ネジ貫通孔57を介してネジ58を挿通させて駆動回路モジュール55を仕切壁50にネジ留めする。
この駆動回路モジュール55のネジ留めにより、インバータ回路基板52は、その設置位置が凡そ決定されるが、周縁に形成されたネジ孔59を介してボス部53にネジ54にてネジ留めすることでインバータ収容ハウジング部材2cに固定される。
その後に、インバータ回路基板52の通孔72から突出したターミナル60の端子ピン64にインバータ側コネクタ74を取り付け、インバータ回路基板52をターミナル60の本体部63とインバータ側コネクタ74との間に配設されるようにする(この例では、インバータ回路基板52がターミナル60の本体部63やインバータ側コネクタ74と接触しないように配設される)。
そして、以上のようにインバータ回路基板52をインバータ収容ハウジング部材2cに取り付けると共に、インバータ側コネクタ74をターミナル60の端子ピン64に取り付け、また、インバータ収容ハウジング部材2cに蓋体14を取り付けてインバータ側を完成させた後に、インバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに近づけ、電動機側コネクタ76を電動機収容部側からターミナル60の端子ピン64に取り付け、しかる後にインバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに締結ボルト8にて締結して固定する。
尚、上述した組み付け工程は、これに限定されるものではなく、上述した工程とは逆に、インバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに近づけて、電動機側コネクタ76を電動機収容部側からターミナル60の端子ピン64に取り付け、しかる後にインバータ収容ハウジング部材2cを電動機収容ハウジング部材2bに締結ボルト8にて締結し、その後、インバータ回路基板52を、駆動回路モジュール55が仕切壁50と対峙するようにしつつ、通孔72にターミナル60の端子ピン64を挿通させ、駆動回路モジュール55をネジ貫通孔57を介して挿通させたネジ58によって仕切壁50にネジ留めし、また、インバータ回路基板52を、周縁に形成されたネジ孔59を介してネジ54によってボス部53にネジ留めし、しかる後に、インバータ回路基板52の通孔72から突出したターミナル60の端子ピン64にインバータ側コネクタ74を取り付け、インバータ回路基板52をターミナル60の本体部63とインバータ側コネクタ74との間に配設されるようにしてもよい。
また、以上の各組み付け工程は、必要に応じて適宜入れ替えるようにしてよい。
したがって、以上の構成によれば、圧力が高い電動機収容部13bの側からターミナル60を嵌め込み、そのフランジ部63bを仕切壁50に形成された段部61cに係止させるようにしたので、ターミナル60に圧力が作用する方向と抜け止めを図る方向とが一致することとなり、フランジ部によって電動機収容部の内圧を受けることが可能となる。このため、スナップリング71に過剰に負荷が集中することがなくなり、ターミナル60の固定構造の耐久性を高めることが可能となる。
また、上述の構成においては、ターミナル60の本体部63の外周にスナップリング71を取り付ける構成であるので、スナップリング71の組み付け時の作業性がよくなり、また、本体部63の加工と同時にスナップリング71を取り付けるリング溝70も加工することが可能となり、本体部63の加工作業を効率的に行うことが可能となる。
なお、スナップリング71と小径壁部61bの間に隙間を設けるようにしてもよい。このような構成とすることで、リング溝70にスナップリング71を嵌め付ける際の作業性を一層良くすることが可能となる。
また、ターミナル60の端子ピン64をインバータ回路基板52の通孔72に貫通させ、インバータ側コネクタ74と接続するようにしたので、ターミナル60の取り付け箇所とインバータ回路基板52の取り付け箇所とをオーバラップさせつつ、互いの干渉を避けることが可能となり、ターミナル60をインバータ回路基板52の設置位置からずらして設置する必要がなくなり、圧縮機の径方向の大型化を避けることが可能となる。
しかも、ターミナル60の取り付け箇所とインバータ回路基板52の取り付け箇所とを互いの干渉を避けつつオーバラップさせるようにしたので、インバータ回路基板52を、その外縁部がインバータ収容ハウジング部材2cの内周面に近接するまで大きく形成してインバータ回路51の搭載領域を大きく確保することが可能となる。このため、インバータ回路基板52を複数枚設ける必要がなくなるので、圧縮機の軸方向又は径方向の寸法を短くすることが可能となる。
さらに、インバータ回路基板52は、仕切壁50と対峙する側に駆動回路モジュール55が装着され、この駆動回路モジュール55を仕切壁50に螺子止めすることで位置決めされ、しかもボス部53にネジ留めすることでインバータ収容ハウジング部材2cに固定されるが、ターミナル60の端子ピン64はインバータ回路基板52の通孔72に余裕をもって貫通してインバータ側コネクタ74に接続されているので、ターミナル60とインバータ回路基板52とを別々に位置決めすることが可能となり、ターミナル60やインバータ回路基板52の位置決め精度を高める必要がなくなる。
尚、上述の構成においては、スナップリング71を貫通孔61から突出した本体部63(挿通部63a)の先端近傍に取り付けてターミナル60を仕切壁50に固定する例を示したが、本体部63のフランジ部63bの後方側、即ち、フランジ部63bの挿通部63aとは反対側において仕切壁50にリング溝70’を形成し、このリング溝70’にスナップリング71’を嵌入してターミナル60を仕切壁50に固定するようにしてもよい。
このような構成によれば、ターミナル60の挿入孔への挿入と、スナップリング71’の取り付けが、同一方向からの作業となるので、組み付け作業がし易いものとなり、組み付け時の良好な作業性を確保することが可能となる。
1 電動型圧縮機
2 ハウジング
3 圧縮機構
4 電動機
13b 電動機収容部
13c インバータ収容部
49,50 仕切壁
51 インバータ回路
52 インバータ回路基板
55 駆動回路モジュール
60 ターミナル
61 貫通孔
63 本体部
63a 挿通部
63b フランジ部
64 端子ピン
71,71’スナップリング
72 通孔
73,75 ケーブル
74 インバータ側コネクタ
76 電動機側コネクタ

Claims (6)

  1. ハウジング内に、圧縮機構と、この圧縮機構を駆動する電動機と、前記電動機を駆動制御するインバータ回路を備えたインバータ回路基板とを備え、前記電動機を収納する電動機収容部と前記インバータ回路基板を収納するインバータ収容部とが仕切壁を介して隔てられ、この仕切壁に形成された貫通孔にターミナルを固定し、前記インバータ回路にケーブルを介して接続されたインバータ側コネクタと前記電動機にケーブルを介して接続された電動機側コネクタとを前記ターミナルに接続することで前記インバータ回路を前記ターミナルを介して前記電動機に電気的に接続する電動型圧縮機において、
    前記ターミナルは、本体部とこれに貫通固定された複数の端子ピンとを有して構成され、
    前記本体部は、前記貫通孔に挿通されると共に前記端子ピンが気密に貫通固定された挿通部と、この挿通部に一体に形成され、前記挿通部よりも径が大きく形成されたフランジ部とを有し、
    前記ターミナルは、前記貫通孔に対して前記電動機収容部側から前記挿通部を挿通させると共に前記フランジ部を前記仕切壁に係止させ、その状態を保持するように前記本体部をスナップリングで前記仕切壁に固定したことを特徴とする電動型圧縮機。
  2. ハウジング内に、圧縮機構と、この圧縮機構を駆動する電動機と、前記電動機を駆動制御するインバータ回路を備えたインバータ回路基板とを備え、前記電動機を収納する電動機収容部と前記インバータ回路基板を収納するインバータ収容部とが仕切壁を介して隔てられ、この仕切壁に形成された貫通孔にターミナルを固定し、前記インバータ回路にケーブルを介して接続されたインバータ側コネクタと前記電動機にケーブルを介して接続された電動機側コネクタとを前記ターミナルに接続することで前記インバータ回路を前記ターミナルを介して前記電動機に電気的に接続する電動型圧縮機において、
    前記ターミナルは、本体部とこれに貫通固定された複数の端子ピンとを有して構成され、
    前記本体部は、前記貫通孔に挿通されると共に前記端子ピンが気密に貫通固定された挿通部と、この挿通部に一体に形成され、前記挿通部よりも径が大きく形成されたフランジ部とを有し、
    前記ターミナルは、前記貫通孔に対して前記電動機収容部側から前記挿通部を挿通させると共に前記フランジ部を前記仕切壁に係止させ、その状態を保持するように前記本体部を抜け防止部材で前記仕切壁に固定するものであり、
    前記ターミナルの挿通部は、前記貫通孔から前記インバータ収容部に突出され、前記抜け防止部材は、前記挿通部の前記インバータ収容部に突出した部分の周囲に取り付けられていることを特徴とする電動型圧縮機。
  3. ハウジング内に、圧縮機構と、この圧縮機構を駆動する電動機と、前記電動機を駆動制御するインバータ回路を備えたインバータ回路基板とを備え、前記電動機を収納する電動機収容部と前記インバータ回路基板を収納するインバータ収容部とが仕切壁を介して隔てられ、この仕切壁に形成された貫通孔にターミナルを固定し、前記インバータ回路にケーブルを介して接続されたインバータ側コネクタと前記電動機にケーブルを介して接続された電動機側コネクタとを前記ターミナルに接続することで前記インバータ回路を前記ターミナルを介して前記電動機に電気的に接続する電動型圧縮機において、
    前記ターミナルは、本体部とこれに貫通固定された複数の端子ピンとを有して構成され、
    前記本体部は、前記貫通孔に挿通されると共に前記端子ピンが気密に貫通固定された挿通部と、この挿通部に一体に形成され、前記挿通部よりも径が大きく形成されたフランジ部とを有し、
    前記ターミナルは、前記貫通孔に対して前記電動機収容部側から前記挿通部を挿通させると共に前記フランジ部を前記仕切壁に係止させ、その状態を保持するように前記本体部を抜け防止部材で前記仕切壁に固定するものであり、
    前記抜け防止部材は、前記フランジ部の前記挿通部と反対側において前記仕切壁に取り付けられていることを特徴とする電動型圧縮機。
  4. 前記抜け防止部材は、スナップリングであることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動型圧縮機。
  5. 前記本体部から前記インバータ収容部側へ突出した端子ピンは、前記インバータ回路基板に形成された通孔を貫通させて前記インバータ側コネクタに接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動型圧縮機。
  6. 前記インバータ回路基板は、前記仕切壁と対峙する側に駆動回路モジュールが装着され、この駆動回路モジュールを前記仕切壁に螺子止めすることで位置決めされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電動型圧縮機。
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