JPH0837752A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH0837752A
JPH0837752A JP17274894A JP17274894A JPH0837752A JP H0837752 A JPH0837752 A JP H0837752A JP 17274894 A JP17274894 A JP 17274894A JP 17274894 A JP17274894 A JP 17274894A JP H0837752 A JPH0837752 A JP H0837752A
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terminal box
frame
terminal
box seat
seat
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JP17274894A
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Inventor
Hiroshi Inao
博 稲尾
Hiroyuki Sakashita
博之 坂下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、端子箱内の結露の発生を防止す
る電動機を得ることを目的とする。 【構成】 この発明の電動機は、固定子を囲繞するフレ
ーム104と、このフレーム104に気密口出線141
を介して取り付けられ、内部に口出線43の先端部が接
続されている端子台27を有する端子箱121とを備
え、端子箱121は、フレーム104との間に空間部1
22bを形成してフレーム104に固着されているとと
もに端子台27を支持する端子箱座122と、この端子
箱座122に取り付けられ端子台27を覆うカバー12
3とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、キャンによ
り機内を固定子室と回転子室とに仕切り、回転子室に冷
却水を流通して回転子および軸受を冷却するようにした
キャンドモータに適用される電動機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えばポンプ駆動用として、電
動機フランジ部がポンプ部(図示せず)に結合される、
従来のキャンドモータを示す部分断面図であり、図にお
いて、1は固定子で、固定子巻線3を装着した固定子鉄
芯2と、この固定子鉄芯2を固定したフレーム4とから
構成されている。5は固定子巻線3の口出線である。6
は回転子で、回転子導体8が固着されエンドリング9で
接合されてある回転子鉄芯7と、この回転子鉄芯7を固
着した回転子軸10とから構成されている。回転子軸1
0には軸心に貫通穴10aが設けられている。回転子鉄
芯7は固定子鉄芯2にエアギャップgを介して対向して
いる。
【0003】11はフレーム4にボルト12で固着され
たブラケットで、通水孔11aが設けられている。13
は極薄厚さの非磁性金属材(例えばステンレス材)から
なる円筒状のキャンで、このキャン13の中間部が固定
子鉄芯2の内径部にはめられている。キャン13の一端
部はOリング14を介しフレーム4の一端部内に水密接
合し、その他端部がブラケット11内にOリング15を
介し水密接合している。16、17は回転子軸10を半
径方向に支持するスリーブ軸受、18は回転子軸10に
固着されたスラスト円板、19は回転子軸10のスラス
ト荷重を支えるスラスト軸受である。20はフレーム4
の端部中心にねじ込まれた空気抜き用キャップ、21は
フレーム4にゴムモールド気密口出線41を介して取り
付けられた端子箱である。
【0004】図7は図6に示した端子箱21の断面図で
あり、端子箱21は、金属のプレス成形品からなり、端
子箱座22とカバー23とから構成されており、この端
子箱21はフレーム4の口出用穴部4aにゴムモールド
気密口出線41を介してボルト25により固着されてい
る。ゴムモールド気密口出線41は、口出線43をゴム
モールド部材44でモールドすることで形成され、口出
線43の先端には圧着端子26が取り付けられている。
45は浅いコップ状でゴムモールド部材44の外周部に
嵌着された押え金である。27は端子箱座22に取り付
けられた端子台で、圧着端子26と接続片28とをボル
ト29により締付け接続させ、また引き込まれた電源ケ
ーブルの端子(図示せず)と接続片28とをボルト30
により締結している。22aは電源ケーブルの引込み用
穴である。
【0005】上記従来のキャンドモータのポンプへの取
り付け、運転について説明する。まず、ポンプに結合
後、キャップ20を外し、キャンドモータを仮運転す
る。これにより、ポンプの圧力が上昇し揚水の一部が冷
却水としてブラケット11の通水孔11aから回転子室
に流入し、キャン13と回転子鉄芯7との隙間を通り内
部空気を外部に排出し、そこでキャップ20をフレーム
4の端部中心に螺着する。冷却水はフレーム4の端部内
径部に形成された流通溝4bを通り、回転子軸10の貫
通穴10aを経てポンプの吸込口(低圧側)に戻る。こ
のように、回転子室を流通する冷却水により、キャン1
3に接する固定子鉄芯2、回転子6および各軸受の冷却
と、軸受の潤滑とが行われる。
【0006】固定子巻線3の口出線5はフレーム4の口
出用穴部4aからゴムモールド気密口出線41を介して
引き出されているので、固定子室は気密封止され、外気
との流通はない。従って、回転子室を流通する冷却水の
温度が外気温度よりかなり低い条件で運転する場合に
は、キャン13や固定子鉄芯2の温度が外気温度より低
くなるが、それでも固定子室内に結露が発生せず、絶縁
抵抗の低下、短絡による運転停止の心配はない。また、
固定子巻線3やフレーム4などの温度は回転子室を流通
する冷却水の温度の影響を受け、外気温の影響は殆ど受
けない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たキャンドモータでは、冷却水の温度が外気温度より非
常に低い条件で運転された場合、フレーム4の温度は勿
論、端子箱座22や端子箱座22の固定ボルト25の温
度が外気温度よりも低くなり、外気の湿度が高い条件が
加わると、端子箱21内に結露が発生し、口出線43等
での絶縁抵抗が低下し、漏電のため運転を停止せざるを
得ないという課題があった。
【0008】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、端子箱内の結露の発生を防止する電動
機を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の電
動機は、端子箱を、フレームとの間に空間部を形成して
フレームに固着されているとともに端子台を支持する端
子箱座と、この端子箱座に取り付けられ前記端子台を覆
うカバーとから構成したものである。
【0010】この発明の請求項2の電動機は、請求項1
の端子箱座に、フレームの外部と空間部内との間で空気
を流通する流通孔を形成したものである。
【0011】この発明の請求項3の電動機は、端子箱
を、フレームとの間に空間部を形成してフレームに固着
されている第1の端子箱座と、この第1の端子箱座との
間に空間部を形成して第1の端子箱座に固着されている
とともに端子台を支持する第2の端子箱座と、この第2
の端子箱座に取り付けられ端子台を覆うカバーとから構
成したものである。
【0012】この発明の請求項4の電動機は、請求項3
の第1の端子箱座および第2の端子箱座に、それぞれフ
レームの外部と空間部内との間で空気を流通する流通孔
を形成したものである。
【0013】この発明の請求項5の電動機は、端子箱
を、フレームとの間に空間部を形成し、かつフレーム内
の固定子室を密閉してフレームに固着されているととも
に端子台を支持する端子箱座と、この端子箱座に取り付
けられ端子台を覆うカバーとから構成し、また端子箱座
に、空間部内を外気の温度と同一にするヒートパイプを
挿着したものである。
【0014】この発明の請求項6の電動機は、請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載のフレームおよび端子
箱座において、フレームに樹脂ボルトを用いて端子箱座
を固着したものである。
【0015】この発明の請求項7の電動機は、金属ボル
トの頭部を、端子箱座の凹部に位置決しているととも
に、凹部に水抜き孔を形成したものである。
【0016】
【作用】この発明の請求項1の電動機においては、端子
箱座により空間部を形成したので、フレームと端子箱と
の接触面積が小さくなり、フレームと端子台との間の伝
熱抵抗が大きくなり、フレームの温度が外気に対して低
いときでも、端子台は外気温度よりそれほど低い温度に
ならず、端子台での結露の発生を防止できる。
【0017】この発明の請求項2の電動機においては、
請求項1の端子箱座に、フレームの外部と空間部内との
間で空気を流通する流通孔を形成したので、流通孔を通
じて空間部内の温度は外気温度とほぼ同一となり、端子
台は外気温度とほぼ同一の温度になり、端子台での結露
の発生を防止できる。
【0018】この発明の請求項3の電動機においては、
フレームと端子台との間には二つの空間部を形成したこ
とにより、請求項1の電動機と比較して、さらにフレー
ムと端子台との間の伝熱抵抗が大きくなり、フレームの
温度が外気に対して低いときでも、端子台は外気温度よ
りそれほど低い温度にならず、端子台での結露の発生を
請求項1の電動機と比較してより防止できる。
【0019】この発明の請求項4の電動機においては、
請求項3の第1の端子箱座および第2の端子箱座に、そ
れぞれフレームの外部と空間部内との間で空気を流通す
る流通孔を形成したので、流通孔を通じて空間部内の温
度は外気温度とほぼ同一となり、請求項1の電動機と比
較してフレームと端子台との間の伝熱抵抗の増大と相俟
って、端子台での結露の発生をより防止できる。
【0020】この発明の請求項5の電動機においては、
端子箱座によりフレームとの間に空間部を形成し、かつ
フレーム内の固定子室を密閉したので、固定子室を密閉
するためのシール部材を用意する必要がなく、また空間
部内はヒートパイプにより外気の温度と同一となり、端
子台での結露の発生も防止できる。
【0021】この発明の請求項6の電動機においては、
フレームに樹脂ボルトと用いて端子箱座を固着したの
で、フレームと樹脂ボルトとの間での樹脂ボルトを介し
ての熱の授受は小さい。
【0022】この発明の請求項7の電動機においては、
金属ボルトの頭部を、端子箱座の凹部に位置決している
とともに、凹部に水抜き孔を形成したので、金属ボルト
の頭部で生じた露は凹部に集められ、そこから水抜き孔
を通じて外部に排出される。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す側断面図であ
り、図6、図7と同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。図において、121は樹脂成
形品である端子箱座122とカバー123とから構成さ
れた端子箱で、この端子箱121は、フレーム104の
口出用穴部104aに嵌着されたゴムモールド気密口出
線141のゴムモールド部144を介して熱伝導率の低
い樹脂ボルト125により固着されている。122aは
ゴムモールド部144を包み込むように端子箱座122
に形成されたくぼみ部で、このくぼみ部122aの深さ
はゴムモールド部144の厚みより少し小さい値を有し
ており、樹脂ボルト125の締め付けによりフレーム1
04側にゴムモールド部144を押し付けるようになっ
ている。122bは端子箱座122とフレーム104と
の間に形成された空間部、122cは端子箱座122の
側面に形成され空間部122bと外気とを連通する流通
孔、123aはカバー123に形成され電源ケーブル引
き込み用穴である。
【0024】上記のキャンドモータにおいては、端子箱
座122は熱伝導率の小さい樹脂で成形されており、か
つ端子箱座122とフレーム104との間に両者間の接
触面積を小さくするために空間部122bを形成したの
で、フレーム104から端子箱座122への冷熱の伝導
は殆どなく、さらに端子箱座122に外気と通じる流通
孔122cを形成したことにより、端子箱121内の内
部温度はほぼ外気温度と同じとなり、端子箱121内に
は結露は生じにくくなる。また、ゴムモールド気密出口
線141のゴムモールド部144はフレーム104側に
押さえ付けられており、固定子室内の気密性も確実に確
保される。
【0025】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示す部分断面図であり、222は第1の端子箱座122
上に重ねられ、樹脂ボルト125で第1の端子箱座12
2とともにフレーム104に樹脂ボルト125で固着さ
れた第2の端子箱座、222aは第1の端子箱座122
と第2の端子箱座222との間に形成された空間部、2
22bは第2の端子箱座222の側面に形成され空間部
222aと外気とを連通する第2の流通孔である。
【0026】この実施例の場合、実施例1に対し、第1
の端子箱座122の上にさらに第2の端子箱座222を
重ねたので、フレーム104と端子箱221との間の伝
熱面積はさらに小さくなり、端子箱221がフレーム1
04からの冷熱の影響がさらに少なくなり、端子箱22
1内での結露は一層生じにくくなる。
【0027】実施例3.図3はこの発明のさらに他の実
施例を示す部分断面図であり、225はフレーム104
に第1の端子箱座122を固着する第1の金属ボルト、
325は第1の端子箱座122に第2の端子箱座222
を固着するための第2の金属ボルトである。
【0028】この実施例の場合、強度の高い第1の金属
ボルト225を用いてフレーム104に第1の端子箱座
122を固着しており、ゴムモールド気密出口線141
のゴムモールド部144はフレーム104側に強く押圧
することができ、固定子室内の気密性はより確実に確保
される。また、強度の高い第2の金属ボルト325を用
いて第1の端子箱座122に第2の端子箱座222を固
着しており、第1の端子箱座122と第2の端子箱座2
22とが強固に結合される。
【0029】実施例4.上記実施例1、2では、端子箱
座122、222を固着する樹脂ボルト125の頭部は
結露が発生しないように樹脂製で製作されているが、ア
ース端子とフレーム104とを結合するボルトについて
は、通電性を要するため金属製にせざるを得ず、そのた
めこのボルトの頭部での結露の発生を防止することがで
きない。図4は金属ボルトの頭部に生じた結露対策とし
てなされた実施例を示す部分断面図であり、50はアー
ス端子、51はアース接続片、52は金属ボルトで、ア
ース端子50とフレーム4とはアース接続片51および
金属ボルト52を介して電気的に接続されている。金属
ボルト52の頭部とアース接続片51の端部とは端子箱
座122の凹部122dに位置決めされ、その凹部12
2dには水抜き孔122eが形成されている。
【0030】この実施例の場合、金属ボルト52の頭部
で発生した結露は凹部122dに集まり、水抜き孔12
2e、空間部122b流通孔122cを通じて外部にス
ムースに排出される。
【0031】実施例5.図5はこの発明のさらに他の実
施例を示す部分断面図であり、322はフレーム204
内の固定子室を密閉する箱形状の端子箱座、60は外気
と端子箱座322内との温度を同じにするヒートパイ
プ、61、62はパッキン、63は平座金、64は口出
線43と端子箱座322との間をシールするシール部材
である。
【0032】この実施例の場合、固定子室内の気密性は
端子箱座322により確保され、かつ端子箱座322内
部の温度はヒートパイプ60により外気とほぼ同じであ
り、端子箱121内の内部温度もほぼ外気温度と同じと
なり、端子箱121内の端子台27では結露が生じにく
くなる。なお、各実施例とも電動機としてキャンドモー
タについて説明したが、これ以外のものにも適用できる
のは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1の電動機によれば、端子箱座により空間部を形成した
ので、フレームと端子箱との接触面積が小さくなり、フ
レームと端子台との間の伝熱抵抗が大きくなり、フレー
ムの温度が外気に対して低いときでも、端子台は外気温
度よりそれほど低い温度にならず、端子箱内の端子台で
の結露の発生を防止できる効果がある。
【0034】また、この発明の請求項2の電動機によれ
ば、請求項1の端子箱座に、フレームの外部と空間部内
との間で空気を流通する流通孔を形成したので、流通孔
を通じて空間部内の温度は外気温度とほぼ同一となり、
端子箱内の端子台は外気温度とほぼ同一の温度になり、
端子台での結露の発生を防止できる効果がある。
【0035】また、この発明の請求項3の電動機によれ
ば、フレームと端子台との間には二つの空間部を形成し
たことにより、請求項1の電動機と比較して、さらにフ
レームと端子台との間の伝熱抵抗が大きくなり、フレー
ムの温度が外気に対して低いときでも、端子台は外気温
度よりそれほど低い温度にならず、端子台での結露の発
生を、請求項1記載の電動機と比較してより確実に防止
できる効果がある。
【0036】また、この発明の請求項4の電動機によれ
ば、請求項3の第1の端子箱座および第2の端子箱座
に、それぞれフレームの外部と空間部内との間で空気を
流通する流通孔を形成したので、流通孔を通じて空間部
内の温度は外気温度とほぼ同一となり、請求項1の電動
機と比較してフレームと端子台との間の伝熱抵抗の増大
と相俟って、端子台での結露の発生をより確実に防止で
きる効果がある。
【0037】また、この発明の請求項5の電動機によれ
ば、端子箱座によりフレームとの間に空間部を形成し、
かつフレーム内の固定子室を密閉したので、固定子室を
密閉するためのシール部材を用意する必要がなく、また
空間部内はヒートパイプにより外気の温度と同一とな
り、端子箱内の端子台での結露の発生も防止できる効果
がある。
【0038】また、この発明の請求項6の電動機によれ
ば、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電動機
において、フレームに端子箱座を樹脂ボルトを用いて固
着したので、例えばフレームからの冷熱が樹脂ボルトを
通じて端子箱座に伝導する割合は小さくなり、請求項1
ないし請求項5に記載の効果をより高めることができ
る。
【0039】また、この発明の請求項7の電動機によれ
ば、金属ボルトの頭部を、端子箱座の凹部に位置決して
いるとともに、凹部に水抜き孔を形成したので、金属ボ
ルトの頭部で生じた露は凹部に集められ、そこから水抜
き孔を通じて外部にスムースに排出され、端子箱内での
結露による悪影響を低く抑えることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の要部断面図である。
【図2】 実施例2の要部断面図である。
【図3】 実施例3の要部断面図である。
【図4】 実施例4の要部断面図である。
【図5】 実施例5の要部断面図である。
【図6】 従来のキャンドモータの一例を示す要部断面
図である。
【図7】 図6の端子箱の側断面図である。
【符号の説明】
27 端子台、43 口出線、104 フレーム、12
1 端子箱、122端子箱座、122b 空間部、12
2c 流通孔、123 カバー、141 ゴムモールド
気密口出線、222 端子箱座、222a 空間部、2
22b 流通孔、50 アース端子、51 アース接続
片、52 金属ボルト、122d 凹部、122e 水
抜き孔、125 樹脂ボルト、60 ヒートパイプ、2
04フレーム、322 端子箱座。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子を囲繞するフレームと、このフレ
    ームに気密口出線を介して取り付けられ、内部に口出線
    の先端部が接続されている端子台を有する端子箱とを備
    えた電動機において、前記端子箱は、前記フレームとの
    間に空間部を形成してフレームに固着されているととも
    に前記端子台を支持する端子箱座と、この端子箱座に取
    り付けられ前記端子台を覆うカバーとから構成されてい
    ることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 端子箱座にはフレームの外部と空間部内
    との間で空気を流通する流通孔が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】 固定子を囲繞するフレームと、このフレ
    ームに気密口出線を介して取り付けられ、内部に口出線
    の先端部が接続されている端子台を有する端子箱とを備
    えた電動機において、前記端子箱は、前記フレームとの
    間に空間部を形成してフレームに固着されている第1の
    端子箱座と、この第1の端子箱座との間に空間部を形成
    して第1の端子箱座に固着されているとともに前記端子
    台を支持する第2の端子箱座と、この第2の端子箱座に
    取り付けられ前記端子台を覆うカバーとから構成されて
    いることを特徴とする電動機。
  4. 【請求項4】 第1の端子箱座および第2の端子箱座に
    はそれぞれフレームの外部と空間部内との間で空気を流
    通する流通孔が形成されていることを特徴とする請求項
    3記載の電動機。
  5. 【請求項5】 固定子を囲繞するフレームと、このフレ
    ームに取り付けられ、内部に口出線の先端部が接続され
    ている端子台を有する端子箱とを備えた電動機におい
    て、前記端子箱は、前記フレームとの間に空間部を形成
    し、かつフレーム内の固定子室を密閉してフレームに固
    着されているとともに前記端子台を支持する端子箱座
    と、この端子箱座に取り付けられ前記端子台を覆うカバ
    ーとから構成され、また前記端子箱座には、前記空間部
    内を外気の温度と同一にするヒートパイプが挿着されて
    いることを特徴とする電動機。
  6. 【請求項6】 フレームに端子箱座が樹脂ボルトで固着
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の
    いずれかに記載の電動機。
  7. 【請求項7】 固定子を囲繞するフレームと、このフレ
    ームに気密口出線を介して取り付けられ、内部に口出線
    の先端部が接続されている端子台を有する端子箱とを備
    え、前記端子箱は、前記フレームとの間に空間部を形成
    して金属ボルトによりフレームに固着されているととも
    に前記端子台を支持する端子箱座と、この端子箱座に取
    り付けられ前記端子台を覆うカバーとから構成され、か
    つ前記端子台上のアース端子がアース接続片、前記金属
    ボルトを介して前記フレームと接続されている電動機に
    おいて、前記金属ボルトの頭部は、前記端子箱座の凹部
    に位置決めされているとともに、前記凹部には水抜き孔
    が形成されていることを特徴とする電動機。
JP17274894A 1994-07-25 1994-07-25 電動機 Pending JPH0837752A (ja)

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