JP3327201B2 - 配線板 - Google Patents

配線板

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JP3327201B2
JP3327201B2 JP04207598A JP4207598A JP3327201B2 JP 3327201 B2 JP3327201 B2 JP 3327201B2 JP 04207598 A JP04207598 A JP 04207598A JP 4207598 A JP4207598 A JP 4207598A JP 3327201 B2 JP3327201 B2 JP 3327201B2
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wiring board
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仁志 上野
勝明 大内
健一 江上
潔 仁平
司 岩下
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線部品に関し、
特にインサート成型による配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の配線板を形成するためのリ
ードフレームの外観斜視図である。
【0003】このリードフレームは、銅板、黄銅板又は
リン青銅板を打ち抜き曲げ加工したリードフレーム1〜
4を4枚重ね合わせたものである。
【0004】これらのリードフレーム1〜4を成型金型
(図示せず)にセットした後、成型金型に成型樹脂を射
出成型して一体化することにより、配線板が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらのリ
ードフレーム1〜4は裸導体なので、成型する際には成
型金型にセットして、金型のピンによりリードフレーム
1〜4が相互に接触しないようにすると共に、成型樹脂
射出時の樹脂圧力により変形したり、リードフレーム1
〜4が外部に飛び出さないように各所を押さえて成型樹
脂内に埋め込む作業を行う必要がある。
【0006】この種の配線板は、リードフレーム1〜4
が1、2層程度の単純な構造の場合には射出成型も比較
的簡単に製造することができる。
【0007】しかしながら、外形寸法に指定があり、リ
ードフレーム1〜4の厚さが薄い場合(0.2〜1.0
mm)や、多層構造の場合にはリードフレーム1〜4の
取扱いに相当の注意が必要であり、しかも成型金型の構
造が複雑となり、射出成型が困難になる場合が多いとい
う問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、リードフレームが3層以上の多層構造の場合でも容
易に製造できる配線板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、リードフレームと、折り曲げ加工した耐熱
絶縁電線とを、前記耐熱絶縁電線を中心に前記リードフ
レームをサンドウィッチ状に交互に組み合わせ、リード
フレーム及び耐熱電線をインサート成型したものであ
る。
【0010】上記構成に加え本発明は、リードフレーム
が銅板、黄銅板又はリン青銅板を打ち抜き加工したもの
に錫或いは半田をメッキしたものであり、耐熱絶縁電線
が単線導体に絶縁体を被覆した後両端をストリップして
所定の形状に折り曲げ加工したものであるのが好まし
い。
【0011】上記構成に加え本発明は、リードフレーム
と耐熱絶縁電線とを組み合わせた後、スーパーエンジニ
アリングプラスチック樹脂で射出成型して一体化したも
のであるのが好ましい。
【0012】上記構成によって、絶縁被覆を有する耐熱
絶縁電線とリードフレームとを交互に組み合わせて射出
成型樹脂でインサート成型することにより、相互の絶縁
距離を確保する必要がないので、リードフレームが3層
以上の多層構造の場合でも容易に配線板を製造すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0014】図1は本発明の配線板の一実施の形態を示
す平面図である。
【0015】同図に示す配線板は、例えば円弧状のリー
ドフレーム1、2と、折り曲げ加工して円弧状に形成し
たジャンパワイヤと呼ばれる耐熱絶縁電線7〜12とを
交互に組み合わせ、これらリードフレーム1、2及び耐
熱絶縁電線7〜12を樹脂(例えばスーパーエンジニア
リングプラスチック樹脂)13で射出成型して一体化し
て所定の形状(リング状)にしたものである。
【0016】図2は図1に示した配線板に用いられる耐
熱絶縁電線の外観図であり、図3は図2に示した耐熱絶
縁電線とリードフレームとを組み合わせた状態を示す外
観斜視図である。
【0017】図2に示す耐熱絶縁電線は、単線導体
(0.5〜5φ)5に絶縁体(FTFE、FEP、ポリ
オレフィン、エナメルコート等)6を被覆した後、両端
をストリップして所定の形状(例えば円弧状)に折り曲
げ加工したものである。
【0018】リードフレーム1、2は銅板、黄銅板又は
リン青銅板を所定の形状に打ち抜き加工したものに錫或
いは半田をメッキした導体である。
【0019】このような配線板は、絶縁被覆を有する耐
熱絶縁電線7〜12とリードフレーム1、2とを交互に
組み合わせることにより、リードフレーム1、2や耐熱
絶縁電線7〜12の相互接触が無くなり、相互の絶縁距
離を確保する必要がないので、リードフレーム1、2が
3層以上の多層構造の場合でも容易に配線板を製造する
ことができる。
【0020】なお、本実施の形態では配線板をリング状
に形成した場合で説明したが、これに限定されるもので
はない。また、耐熱絶縁電線の配置は、縦方向または横
方向の並びでも耐熱絶縁電線を中心にリードフレーム
1、2をサンドウィッチ状に構成するのが原則である。
【0021】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0022】リードフレームが3層以上の多層構造の場
合でも容易に製造できる配線板の提供を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線板の一実施の形態を示す平面図で
ある。
【図2】図1に示した配線板に用いられる耐熱絶縁電線
の外観図である。
【図3】図2に示した耐熱絶縁電線とリードフレームと
を組み合わせた状態を示す外観斜視図である。
【図4】従来の配線板を形成するためのリードフレーム
の外観斜視図である。
【符号の説明】
1、2 リードフレーム 7〜12 耐熱絶縁電線 13 射出成型樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁平 潔 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日 立電線加工株式会社内 (72)発明者 岩下 司 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日 立電線加工株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−182251(JP,A) 特開 平9−140028(JP,A) 特開 平9−50835(JP,A) 特開 平8−39605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H05K 3/00 H05K 3/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレームと、折り曲げ加工した耐熱
    絶縁電線とを、前記耐熱絶縁電線を中心に前記リードフ
    レームをサンドウィッチ状に交互に組み合わせ、上記リ
    ードフレーム及び上記耐熱電線をインサート成型したこ
    とを特徴とする配線板。
  2. 【請求項2】上記リードフレームが銅板、黄銅板又はリ
    ン青銅板を打ち抜き加工したものに錫或いは半田をメッ
    キしたものであり、上記耐熱絶縁電線が単線導体に絶縁
    体を被覆した後両端をストリップして所定の形状に折り
    曲げ加工したものである請求項1に記載の配線板。
  3. 【請求項3】上記リードフレームと上記耐熱絶縁電線と
    を組み合わせた後、スーパーエンジニアリングプラスチ
    ック樹脂で射出成型して一体化した請求項1又は2に記
    載の配線板。
  4. 【請求項4】銅板、黄銅板又はリン青銅板を打ち抜き加
    工したものに錫或いは半田をメッキしたリードフレーム
    と、単線導体に絶縁体を被覆した後両端をストリップし
    て所定の形状に折り曲げ加工した耐熱絶縁電線とを交互
    に組み合わせ、上記リードフレーム及び上記耐熱電線を
    インサート成型したことを特徴とする配線板。
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