JP3326133B2 - 無線装置及び方法 - Google Patents

無線装置及び方法

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JP3326133B2
JP3326133B2 JP9703599A JP9703599A JP3326133B2 JP 3326133 B2 JP3326133 B2 JP 3326133B2 JP 9703599 A JP9703599 A JP 9703599A JP 9703599 A JP9703599 A JP 9703599A JP 3326133 B2 JP3326133 B2 JP 3326133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動体
通信システムなどに使用される無線装置に関し、特にC
DMA(Code Division Multiple Access)方式の移動
体通信システムに使用される無線装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の無線装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0003】この図7に示す従来の無線装置は、送信信
号を送信時に、受信周波数のみ別周波数に切り替えて、
通常の送受信の周波数組み合わせと異なる受信周波数チ
ャネルのレベル測定やシステム制御情報を取得する無線
システムに用いられるものである。
【0004】この無線装置は、Iチャネル及びQチャネ
ルデータ(以下、I及びQデータという)701,70
2が入力されるD/A変換器703,704と、第1の
ローパスフィルタ705,706と、直交変調器707
と、第1の利得制御アンプ708と、第1のバンドパス
フィルタ709と、アップミキサ710と、第2のバン
ドパスフィルタ711と、パワーアンプ712と、アン
テナ共用器713と、アンテナ714と、低雑音アンプ
715と、第3のバンドパスフィルタ716と、ダウン
ミキサ717と、第4のバンドパスフィルタ718と、
第2の利得制御アンプ719と、直交検波器720と、
第2のローパスフィルタ721,722と、I及びQデ
ータ725,726を出力するA/D変換器723,7
24と、周波数設定データ728が入力される第1の周
波数シンセサイザ727と、周波数設定データ730が
入力される第2の周波数シンセサイザ729と、周波数
設定データ732が入力される第3の周波数シンセサイ
ザ731と、周波数設定データ734が入力される第4
の周波数シンセサイザ733とを備えて構成されてい
る。
【0005】このような構成の無線装置において、信号
が送信される場合の動作は、送信されるIデータ701
とQデータ702は、それぞれD/A変換器703と7
04でアナログ信号に変換され、第1のローパスフィル
タ705と706で低域ろ波され、直交変調器707に
おいて、周波数設定データ728に応じて第1の周波数
シンセサイザ727から生成される信号により、送信I
F周波数(送信中間周波数)に変換される。
【0006】この送信IF周波数に変換された信号は、
制御電圧に応じて利得制御される第1の利得制御アンプ
708で増幅され、第1のバンドパスフィルタ709で
所要の帯域のみろ波され、アップミキサ710におい
て、周波数設定データ730に応じて第2の周波数シン
セサイザ729から生成される信号により送信周波数に
変換される。
【0007】そして、その送信周波数の信号は、第2の
バンドパスフィルタ711で所要の帯域のみろ波された
後、パワーアンプ712で増幅され、アンテナ共用器7
13で送受信周波数が分離されて、アンテナ714から
無線送信される。
【0008】一方、信号が受信される場合の動作は、ア
ンテナ714で受信された直交変調信号の送受信周波数
が、アンテナ共用器713で分離された後、低雑音アン
プ715で低雑音増幅される。
【0009】この増幅された信号は、第3のバンドパス
フィルタ716で所要の帯域のみろ波され、ダウンミキ
サ717において、周波数データ732に応じて第3の
周波数シンセサイザ731から生成される信号により受
信IF周波数(受信中間周波数)に周波数変換され、第4
のバンドパスフィルタ718で所要の帯域のみろ波さ
れ、制御電圧に応じて利得制御される第2の利得制御ア
ンプ719で増幅される。
【0010】この増幅された信号は、直交検波器720
において、第4の周波数シンセサイザ733で周波数デ
ータ734に応じて生成される信号により直交検波され
てI信号とQ信号に復調され、第2のローパスフィルタ
721と722で低域ろ波され、それぞれA/D変換器
723と724でディジタル信号に変換されることによ
り、Iデータ725とQデータ726が出力される。
【0011】ここで、送信周波数をft、受信周波数を
frとしたとき、ftとfrの関係はfr>ftとする
と、fr−ftが一定となるように送信周波数と受信周
波数が規定されている。
【0012】このことから、第1の周波数シンセサイザ
727の周波数をf1、第2の周波数シンセサイザ72
9の周波数をf2、第3の周波数シンセサイザ731の
周波数をf3、第4の周波数シンセサイザ733の周波
数をf4とした場合、送信周波数ftはf2−f1又は
f2+f1で表され、受信周波数frはf3−f4又は
f3+f4で表され、fr−ftが一定となる通常動作
時はf2=f3となる。
【0013】fr−ftが一定となる周波数と異なる受
信周波数fr'を受信する場合、すなわちf2>f3又
はf2<f3となる時の動作はつぎのように行われる。
【0014】更に、frと異なる受信周波数fr'に応
じた周波数設定データ732により第3のシンセサイザ
731の周波数を切替え、この場合に、アンテナ714
で受信された受信周波数fr'の直交変調信号は、アン
テナ共用器713で送受信周波数を分離され、低雑音ア
ンプ715で低雑音増幅され、第3のバンドパスフィル
タ716で所要の帯域のみろ波され、ダウンミキサ71
7において、第3の周波数シンセサイザ731で受信周
波数fr'に応じた周波数データ732に応じて生成さ
れる信号により、受信IF周波数が受信周波数frの場
合と同一周波数となるように周波数変換される。以降の
動作は上記信号受信の場合と同一である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、通常規定されている送受信周波数間隔
fr−ft以外の受信周波数を送信中に受信する場合に
は、第3の周波数シンセサイザ731で周波数を高速に
切替える必要があり、更に送受信用にそれぞれ個別の周
波数シンセサイザ729と731を持ち、かつ常時同時
に動作させる必要があるため、通常無線システムで規定
されている送受信周波数を使用する動作時に消費電流が
大きくなってしまうという問題がある。
【0016】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、通常無線システムで規定されている送受信周波数
の組み合わせ以外の受信周波数を受信する際に、低消費
電流で高速に周波数を切り替えて行うことができる無線
装置及び方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の送受信
時に、送信用ミキサが、送受信周波数を組み合わた第1
周波数信号を生成する共用周波数シンセサイザからの第
1周波数信号と、直交変調された送信用のI及びQ信号
とを混合すると共に、受信用ミキサが、第1周波数信号
と受信信号とを混合し、第1周波数信号と異なる周波数
の信号を受信する場合のみ、第1周波数信号と異なる周
波数の第2周波数信号を生成する受信用周波数シンセサ
イザを動作させ、この動作する受信用周波数シンセサイ
ザからの第2周波数信号と受信信号とを前記受信用ミキ
サで混合することにより、通常の送受信周波数間隔にお
いて、1つの周波数シンセサイザのみの動作で済ませ、
従来、周波数シンセサイザを2つ動作させる必要があっ
たことに比べ、消費電流を低減させる。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、第1周波
数信号を生成する共用周波数シンセサイザと、前記第1
周波数信号とは異なる周波数の第2周波数信号を生成す
る受信用周波数シンセサイザと、直交変調された送信用
のI及びQ信号と前記第1周波数信号とを混合する送信
用ミキサと、アンテナにて受信した受信信号と前記第1
周波数信号若しくは前記第2周波数信号とを混合する受
信用ミキサと、受信周波数と送信周波数との周波数間隔
が所定の間隔である場合は前記共用周波数シンセサイザ
と前記受信用ミキサとを接続して受信信号と前記第1周
波数信号を混合し、受信周波数と送信周波数との周波数
間隔が所定の間隔ではない場合は前記受信用周波数シン
セサイザと前記受信用ミキサとを接続して受信信号と前
記第2周波数信号とを混合するスイッチと、前記受信用
ミキサで混合された信号を直交検波後にA/D変換して
得られるIデータの符号を反転する第1符号反転手段
と、Qデータの符号を反転する第2符号反転手段と、を
具備する構成を採る。
【0021】この構成によれば、第1周波数信号と異な
る周波数(第2周波数)の信号を受信する場合以外で
は、言い換えれば、通常の送受信周波数(第1周波数)
間隔では、1つの周波数シンセサイザ(共用周波数シン
セサイザ)のみの動作でよいので、従来、周波数シンセ
サイザを2つ動作させる必要があったことに比べ、消費
電流を低減することができる。また、共用周波数シンセ
サイザと受信用周波数シンセサイザとの周波数間隔を大
きくとることができ、これによって双方の周波数シンセ
サイザの同時動作時に、双方の周波数間の相互変調波の
影響を受けにくくすることができる。
【0022】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記アンテナは、第1の受信回路に接続される第1
アンテナと第2の受信回路に接続される第2アンテナと
からなり、前記第1の受信回路と前記第2の受信回路と
によりダイバーシチ受信を行う構成を採る。
【0023】この構成によれば、受信特性の向上を図る
ことができ、ダイバーシチ受信を行っても、通常の送受
信周波数間隔での動作時の消費電流を低減することがで
きる。
【0024】本発明の第3の態様は、第2の態様におい
て、前記受信用ミキサは、前記第1アンテナに接続され
る第1の受信用ミキサと前記第2アンテナに接続される
第2の受信用ミキサとからなり、前記スイッチは、前記
受信用周波数シンセサイザと前記第1の受信用ミキサ及
び前記受信用周波数シンセサイザと前記第2の受信用ミ
キサとの切り替えを行う構成を採る。
【0025】この構成によれば、通常の送受信周波数間
隔と異なる受信周波数の受信時にも、2つの受信回路に
よるダイバーシチ構成とすることができるので、受信特
性の向上を図ることができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】本発明の第4の態様は、第1の態様から第
3の態様のいずれかにおいて、CDMA方式を適用した
構成を採る。
【0033】この構成によれば、CDMA方式の無線装
置においても第1の態様から第3の態様のいずれかと同
様の作用効果を得ることができる。
【0034】本発明の第5の態様は、移動局装置に、
1の態様から第4の態様のいずれかに記載の無線装置を
具備する構成を採る。
【0035】この構成によれば、移動局装置において、
第1の態様から第4の態様のいずれかと同様の作用効果
を得ることができる。
【0036】本発明の第6の態様は、移動体通信システ
ムに、第1の態様から第4の態様のいずれかに記載の無
線装置を備えた移動局装置を具備する構成を採る。
【0037】この構成によれば、移動体通信システムに
おいて、第1の態様から第4の態様のいずれかと同様の
作用効果を得ることができる。
【0038】本発明の第7の態様は、第1周波数信号を
生成する工程と、前記第1周波数信号とは異なる周波数
の第2周波数信号を生成する工程と、直交変調された送
信用のI及びQ信号と前記第1周波数信号とを混合する
工程と、受信周波数と送信周波数との周波数間隔が所定
の間隔である場合は受信信号と前記第1周波数信号を混
合し、受信周波数と送信周波数との周波数間隔が所定の
間隔ではない場合は受信信号と前記第2周波数信号とを
混合する工程と、前記受信用ミキサで混合された信号を
直交検波後にA/D変換して得られるIデータの符号及
びQデータの符号を反転する工程と、を具備するように
した。
【0039】この方法によれば、通常の送受信周波数間
隔では、1つの周波数シンセサイザ(共用周波数シンセ
サイザ)のみの動作でよいので、従来、周波数シンセサ
イザを2つ動作させる必要があったことに比べ、消費電
流を低減することができる。
【0040】本発明の第8の態様は、第7の態様におい
て、受信周波数と送信周波数との周波数間隔が所定の間
隔である場合に第1アンテナにて受信された受信信号に
前記第1周波数信号を混合するとともに第2アンテナに
て受信された受信信号に前記第1周波数信号を混合し、
受信周波数と送信周波数との周波数間隔が所定の間隔で
はない場合に前記第1アンテナにて受信された受信信号
に前記第2周波数信号を混合するとともに前記第2アン
テナにて受信された受信信号に前記第2周波数信号を混
合し、前記第1のアンテナに接続された第1の受信回路
及び前記第2のアンテナに接続された第2の受信回路を
用いてダイバーシチ受信を行うようにした。
【0041】この方法によれば、受信特性の向上を図る
ことができ、ダイバーシチ受信を行っても、通常の送受
信周波数間隔での動作時の消費電流を低減することがで
きる。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0051】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
【0052】図1に示す実施の形態1の無線装置100
は、ディジタル移動体通信システムにおける移動局装置
等に用いられ、I及びQデータ101,102が入力さ
れるD/A変換器103,104と、第1のローパスフ
ィルタ105,106と、直交変調器107と、第1の
利得制御アンプ108と、第1のバンドパスフィルタ1
09と、アップミキサ110と、第2のバンドパスフィ
ルタ111と、パワーアンプ112と、アンテナ共用器
113と、アンテナ114と、低雑音アンプ115と、
第3のバンドパスフィルタ116と、ダウンミキサ11
7と、第4のバンドパスフィルタ118と、第2の利得
制御アンプ119と、直交検波器120と、第2のロー
パスフィルタ121,122と、A/D変換器123,1
24と、周波数設定データ128が入力される第1の周
波数シンセサイザ127と、周波数設定データ130が
入力される第2の周波数シンセサイザ129と、周波数
設定データ132が入力される第3の周波数シンセサイ
ザ131と、周波数設定データ134が入力される第4
の周波数シンセサイザ133と、スイッチ135とを備
えて構成されている。
【0053】また、第2の周波数シンセサイザ129
と、制御信号136が供給される第3の周波数シンセサ
イザ131と、制御信号137が供給されるスイッチ1
35とでローカル部138が構成されている。
【0054】このような構成において、送信周波数をf
t、受信周波数をfr、第1の周波数シンセサイザ12
7の周波数をf1、第2の周波数シンセサイザ129の
周波数をf2、第3の周波数シンセサイザ131の周波
数をf3、第4の周波数シンセサイザ133の周波数を
f4とし、この場合に、frとftがfr>ft、受信
周波数fr=f3−f4、送信周波数ft=f2−f1
のUpper(上限側)ローカル周波数構成としてい
る。但し、Upperの代わりにLower(下限側)
でも可能である。
【0055】fr−ftが一定となる通常の送受信周波
数間隔での動作時において、送信側では、送信されるI
データ101とQデータ102が、それぞれD/A変換
器103と104でアナログ信号に変換され、第1のロ
ーパスフィルタ105と106で低域ろ波され、直交変
調器107において、周波数設定データ128に応じて
第1の周波数シンセサイザ127から生成される周波数
f1の信号により送信IF周波数f1(送信中間周波数)
に直交変換される。
【0056】この直交変換された信号は、制御電圧に応
じて利得制御される第1の利得制御アンプ108で増幅
され、第1のバンドパスフィルタ109で所要の帯域の
みろ波された後、アップミキサ110において、周波数
設定データ130に応じて第2の周波数シンセサイザ1
29から生成される周波数f2の信号により送信周波数
(ft=f2−f1)に周波数変換される。
【0057】この変換された信号は、第2のバンドパス
フィルタ111で所要の帯域のみろ波され、パワーアン
プ112で増幅された後、アンテナ共用器113で送受
信周波数が分離されて、アンテナ114から無線送信さ
れる。
【0058】一方、受信側では、アンテナ114で受信
された直交変調信号が、アンテナ共用器113で送受信
周波数が分離され、低雑音アンプ115で低雑音増幅さ
れ、第3のバンドパスフィルタ116で所要の帯域のみ
ろ波される。
【0059】この時、制御信号137に応じてスイッチ
135が、第2の周波数シンセサイザ129とダウンミ
キサ117とを接続し、また、第3の周波数シンセサイ
ザ131が、制御信号136により電源がオフとされて
いるものとする。
【0060】第3のバンドパスフィルタ116で所要の
帯域のみろ波された信号は、ダウンミキサ117におい
て、周波数データ130に応じて第2の周波数シンセサ
イザ129から生成される周波数f2の信号により、受
信IF周波数f4に周波数変換(f4=f2−fr)され
る。
【0061】この変換された信号は、第4のバンドパス
フィルタ118で所要の帯域のみろ波され、制御電圧に
応じて利得制御される第2の利得制御アンプ119で増
幅され、直交検波器120において、周波数データ73
4に応じて第4の周波数シンセサイザ133で生成され
る周波数f4の信号により、直交検波されてI信号とQ
信号に復調される。
【0062】この復調された信号は、第2のローパスフ
ィルタ121と122で低域ろ波された後、それぞれA
/D変換器123と124でディジタル信号に変換され
ることにより、I信号125とQ信号126が出力され
る。
【0063】次に、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を、送信周波数
ftで送信しながら受信する場合のローカル部138の
動作について説明する。
【0064】ローカル部138の第2の周波数シンセサ
イザ129では、周波数データ130に応じて生成され
る周波数f2の信号により、上記同様にfr−ftが一
定となる送信周波数ftで信号を送信する。
【0065】第3の周波数シンセサイザ131では、制
御信号136により電源をオンとし、f4=f3−f
r'となる周波数f3を周波数データ132により生成
し、受信開始のタイミングに同期して制御信号137
で、第3の周波数シンセサイザ131とダウンミキサ1
17とが接続されるようにスイッチ135を制御し、上
記と同様に受信動作を行う。
【0066】このように、実施の形態1の無線装置10
0によれば、通常の送受信時に、アップミキサ110
が、送受信周波数を組み合わた第1周波数信号を生成す
る周波数シンセサイザ129からの第1周波数信号と、
直交変調器107で直交変調された送信用のI及びQ信
号とを混合すると共に、ダウンミキサ117が第1周波
数信号と受信信号とを混合し、また、第1周波数信号と
異なる周波数の信号を受信する場合のみ、第1周波数信
号と異なる周波数の第2周波数信号を生成する周波数シ
ンセサイザ131を動作させ、この動作する周波数シン
セサイザ131とダウンミキサ117とをスイッチ13
5で接続することにより、ダウンミキサ117が第2周
波数信号と受信信号とを混合するように構成した。
【0067】これによって、通常の送受信周波数間隔で
は、1つの周波数シンセサイザ130のみの動作でよい
ので、従来、周波数シンセサイザを2つ動作させる必要
があったことに比べ、消費電流を低減することができ
る。
【0068】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態1に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
但し、この図2に示す実施の形態2において図1の実施
の形態1の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0069】図2に示す実施の形態2の無線装置200
の特徴は、実施の形態1の無線装置100の構成に加
え、アンテナ201と、第5のバンドパスフィルタ20
2と、第2の低雑音アンプ203と、第6のバンドパス
フィルタ204と、ダウンミキサ205と、第7のバン
ドパスフィルタ206と、第3の利得制御アンプ207
と、直交検波器208と、第3のローパスフィルタ20
9,210と、第2のA/D変換器211,212とから
なる第2の受信回路215を備え、ダウンミキサ205
をスイッチ135に接続し、また、実施の形態1で説明
したアンテナ114からA/D変換器123,124に
至る構成要素から成る第1の受信回路216のダウンミ
キサ117に第2の周波数シンセサイザ129を接続し
て構成し、第2の受信回路215で別の周波数を同時に
受信できるようにした点にある。
【0070】このような構成において、ローカル部13
8は、fr−ftが一定となる通常の送受信周波数間隔
での動作時は、制御信号136により第3の周波数シン
セサイザ131の電源をオフとし、更に制御信号137
によりスイッチ135を第2のシンセサイザ129側に
接続することによって、第1の受信回路216及び第2
の受信回路215が、同一周波数受信による最大比合成
ダイバーシチ構成を取るようにする。その他の動作は実
施の形態1と同様である。
【0071】また、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を、送信周波数
ftで送信しながら受信する場合のローカル部138の
動作について説明する。
【0072】ローカル部138の第2の周波数シンセサ
イザ129では、周波数データ130に応じて生成され
る周波数f2の信号により、上記同様にfr−ftが一
定となる送信周波数ftで信号を送信する。
【0073】第1の受信回路216においては、実施の
形態1で説明したfr−ftが一定となる通常の送受信
周波数間隔での動作と同じである。
【0074】受信回路215では、第3の周波数シンセ
サイザ131を制御信号136により電源をオンとし、
f4=f3−fr'となる周波数f3を周波数データ1
32より生成し、受信開始のタイミングに同期してスイ
ッチ135を制御信号137で、第3の周波数シンセサ
イザ131側に接続し、実施の形態1と同様な受信動作
を行う。
【0075】なお、ダウンミキサ117に実施の形態1
と同様にスイッチ135を接続し、ダウンミキサ205
に第2の周波数シンセサイザ129を接続して構成して
も、上記の構成と同様に動作させることができる。
【0076】このように、実施の形態2の無線装置20
0によれば、実施の形態1の構成に加え、第1周波数信
号と受信信号とを混合する第2受信用ミキサを有する第
2の受信回路215を設けてダイバーシチ受信を行うよ
うにしたので、実施の形態1と同様の効果を得ることが
でき、ダイバーシチ受信を行っても、通常の送受信周波
数間隔での動作時の消費電流を低減することができる。
【0077】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の形
態3に係る無線装置の構成を示すブロック図である。但
し、この図3に示す実施の形態3において図2の実施の
形態2の各部に対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0078】図3に示す実施の形態3の無線装置300
の特徴は、実施の形態2の無線装置200の構成に加
え、制御信号137で切り替え制御されるスイッチ30
1を備え、第1の受信回路216及び第2の受信回路2
15で同時に通常の送受信周波数間隔と異なる受信周波
数を受信できるようにした点にある。
【0079】このような構成において、ローカル部13
8において、fr−ftが一定となる通常の送受信周波
数間隔での動作は実施の形態2と同様である。
【0080】また、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を送信周波数f
tで送信しながら受信する場合は、実施の形態2の動作
に加え、制御信号136によって第3の周波数シンセサ
イザ131の電源をオンとすることにより、f4=f3
−fr'となる周波数f3を周波数データ132に応じ
て生成し、受信開始のタイミングに同期して制御信号1
37で、スイッチ135及びスイッチ301の各々を第
3の周波数シンセサイザ131側に接続し、これによっ
て第1の受信回路216及び第2の受信回路215が、
実施の形態1と同様な受信動作を行う。
【0081】このように、実施の形態3の無線装置30
0によれば、実施の形態2の構成に加え、第2のスイッ
チ301で、第1周波数信号と異なる周波数の信号を受
信する場合のみ第2の周波数シンセサイザ130と第2
のダウンミキサ205とを接続するようにしたので、実
施の形態2と同様の効果を得ることができ、更に通常の
送受信周波数間隔と異なる受信周波数の受信時にも、2
つの受信回路215,216による最大比合成ダイバー
シチ構成とすることができるので、更に受信特性の向上
を図ることができる。
【0082】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の形
態4に係る無線装置の構成を示すブロック図である。但
し、この図4に示す実施の形態4において図1の実施の
形態1の各部に対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0083】図4に示す実施の形態4の無線装置400
の特徴は、実施の形態1の無線装置100の構成に加
え、A/D変換器124とA/D変換器123の出力に
符号反転回路401と符号反転回路402を付加した点
にある。
【0084】このような構成において、送信周波数をf
t、受信周波数をfr、 第1の周波数シンセサイザの
周波数をf1、第2の周波数シンセサイザの周波数をf
2、第3の周波数シンセサイザの周波数をf3、第4の
周波数シンセサイザの周波数をf4、frとftがfr
>ft、受信周波数fr=f2−f4、送信周波数ft
=f2−f1のUpperローカル周波数構成、通常の
送受信周波数間隔と異なる受信周波数を受信する場合の
受信周波数fr'=f3−f4のLowerローカル構
成としている。但し、UpperとLowerは逆でも
可能である。
【0085】fr−ftが一定となる通常の送受信周波
数間隔での動作は、制御信号137により符号反転回路
401と符号反転回路402を非反転状態とする以外は
実施の形態1と同様である。
【0086】次に、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を、送信周波数
ftで送信しながら受信する場合のローカル部138の
動作について説明する。
【0087】ローカル部138の第2の周波数シンセサ
イザ129では、周波数データ130に応じて生成され
る周波数f2の信号により、上記同様にfr−ftが一
定となる送信周波数ftで信号を送信する。
【0088】第3の周波数シンセサイザ131では、制
御信号136により電源をオンとし、f4=f3−f
r'となる周波数f3を周波数データ132により生成
し、受信開始のタイミングに同期して制御信号137
で、第3の周波数シンセサイザ131とダウンミキサ1
17とが接続されるようにスイッチ135を制御する。
【0089】この制御時に、制御信号137により符号
反転回路401を非反転動作状態、符号反転回路402
を反転状態とする。これ以外は、実施の形態1と同様に
受信動作を行う。
【0090】このように、実施の形態4の無線装置40
0によれば、実施の形態1の構成に加え、ダウンミキサ
117で混合された信号を直交検波器120で直交検波
後にA/D変換器123とA/D変換器124でA/D
変換して得られるIデータとQデータの符号を反転する
符号反転回路401と符号反転回路402を備えて構成
したので、実施の形態1と同様の効果を得ることがで
き、更に第2の周波数シンセサイザ129の周波数f2
と第3の周波数シンセサイザ131の周波数f3との周
波数間隔を大きくとることができ、これによって周波数
シンセサイザ129及び131の同時動作時に、f2と
f3間の相互変調波の影響を受けにくくすることができ
る。
【0091】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の形
態5に係る無線装置の構成を示すブロック図である。但
し、この図5に示す実施の形態5において図2の実施の
形態2の各部に対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0092】図5に示す実施の形態5の無線装置500
の特徴は、実施の形態2の無線装置200の構成に加
え、A/D変換器211とA/D変換器212の出力に
符号反転回路502と符号反転回路501を付加した点
にある。
【0093】このような構成において、ローカル部13
8は、fr−ftが一定となる通常の送受信周波数間隔
での動作時は、制御信号136により第3の周波数シン
セサイザ131の電源をオフとし、更に制御信号137
によりスイッチ135を第2のシンセサイザ129側に
接続することによって、第1の受信回路216及び第2
の受信回路215が、同一周波数受信による最大比合成
ダイバーシチ構成を取るようにする。その他の動作は実
施の形態1と同様である。
【0094】また、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を、送信周波数
ftで送信しながら受信する場合のローカル部138の
動作について説明する。
【0095】ローカル部138の第2の周波数シンセサ
イザ129では、周波数データ130に応じて生成され
る周波数f2の信号により、上記同様にfr−ftが一
定となる送信周波数ftで信号を送信する。
【0096】第1の受信回路216においては、実施の
形態1で説明したfr−ftが一定となる通常の送受信
周波数間隔での動作と同じである。
【0097】受信回路215では、第3の周波数シンセ
サイザ131を制御信号136により電源をオンとし、
f4=f3−fr'となる周波数f3を周波数データ1
32より生成し、受信開始のタイミングに同期してスイ
ッチ135を制御信号137で、第3の周波数シンセサ
イザ131側に接続する。
【0098】この時に、制御信号137により符号反転
回路501を非反転動作状態、符号反転回路502を反
転状態とする。これ以外は、実施の形態2と同様に受信
動作を行う。
【0099】このように、実施の形態5の無線装置50
0によれば、実施の形態2の構成に加え、ダウンミキサ
205で混合された信号を直交検波器208で直交検波
後にA/D変換器211とA/D変換器212でA/D
変換して得られるIデータとQデータの符号を反転する
符号反転回路501と符号反転回路502を備えて構成
したので、実施の形態2と同様の効果を得ることがで
き、更に第2の周波数シンセサイザ129の周波数f2
と第3の周波数シンセサイザ131の周波数f3との周
波数間隔を大きくとることができ、これによって周波数
シンセサイザ129及び131の同時動作時に、f2と
f3間の相互変調波の影響を受けにくくすることができ
る。
【0100】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の形
態6に係る無線装置の構成を示すブロック図である。但
し、この図6に示す実施の形態6において図3の実施の
形態3の各部に対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0101】図6に示す実施の形態6の無線装置600
の特徴は、実施の形態3の無線装置300の構成に加
え、A/D変換器123とA/D変換器124の出力に
符号反転回路601と符号反転回路602を付加すると
共に、A/D変換器211とA/D変換器212の出力
に符号反転回路603と符号反転回路604を付加した
点にある。
【0102】このような構成において、ローカル部13
8において、fr−ftが一定となる通常の送受信周波
数間隔での動作は実施の形態2と同様である。
【0103】また、fr−ftが一定となる通常の送受
信周波数間隔と異なる受信周波数fr'を送信周波数f
tで送信しながら受信する場合は、実施の形態2の動作
に加え、制御信号136によって第3の周波数シンセサ
イザ131の電源をオンとすることにより、f4=f3
−fr'となる周波数f3を周波数データ132に応じ
て生成し、受信開始のタイミングに同期して制御信号1
37で、スイッチ135及びスイッチ301の各々を第
3の周波数シンセサイザ131側に接続する。
【0104】この時に、制御信号137により符号反転
回路601,603を非反転動作状態、符号反転回路6
02,604を反転動作状態とする。これ以外は、実施
の形態3と同様に受信動作を行う。
【0105】このように、実施の形態6の無線装置60
0によれば、実施の形態1の構成に加え、ダウンミキサ
117で混合された信号を直交検波器120で直交検波
後にA/D変換器123,124でA/D変換して得ら
れるIデータ,Qデータの符号を反転する符号反転回路
601,602と、ダウンミキサ205で混合された信
号を直交検波器208で直交検波後にA/D変換器21
1,212でA/D変換して得られるIデータ,Qデー
タの符号を反転する符号反転回路603,604を備え
て構成したので、実施の形態3と同様の効果を得ること
ができ、更に第2の周波数シンセサイザ129の周波数
f2と第3の周波数シンセサイザ131の周波数f3と
の周波数間隔を大きくとることができ、これによって周
波数シンセサイザ129及び131の同時動作時に、f
2とf3間の相互変調波の影響を受けにくくすることが
できる。
【0106】また、上記実施の形態1〜6の無線装置1
00〜600に、送信側で、伝送情報に拡散コードを掛
け合わせてフレーム単位で伝送し、受信側で同一の拡散
コードを受信信号に掛け合わせることによって元の伝送
情報を取り出すCDMA(Code Division Multiple Acc
ess)を適用しても、同様の効果を得ることができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常無線システムで規定されている送受信周波数の組み
合わせ以外の受信周波数を受信する際に、低消費電流で
高速に周波数を切り替えて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6に係る無線装置の構成を
示すブロック図
【図7】従来の無線装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100,200,300,400,500,600 無
線装置 107 直交変調器 110 アップミキサ 117 ダウンミキサ 120 直交検波器 129,131 周波数シンセサイザ 124,212 A/D変換器 135,301 スイッチ 401,402,501,502,601,602,6
03,604 符号反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/50 H04B 7/26 H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1周波数信号を生成する共用周波数シ
    ンセサイザと、前記第1周波数信号とは異なる周波数の
    第2周波数信号を生成する受信用周波数シンセサイザ
    と、直交変調された送信用のI及びQ信号と前記第1周
    波数信号とを混合する送信用ミキサと、アンテナにて受
    信した受信信号と前記第1周波数信号若しくは前記第2
    周波数信号とを混合する受信用ミキサと、受信周波数と
    送信周波数との周波数間隔が所定の間隔である場合は前
    記共用周波数シンセサイザと前記受信用ミキサとを接続
    して受信信号と前記第1周波数信号を混合し、受信周波
    数と送信周波数との周波数間隔が所定の間隔ではない場
    合は前記受信用周波数シンセサイザと前記受信用ミキサ
    とを接続して受信信号と前記第2周波数信号とを混合す
    るスイッチと、前記受信用ミキサで混合された信号を直
    交検波後にA/D変換して得られるIデータの符号を反
    転する第1符号反転手段と、Qデータの符号を反転する
    第2符号反転手段と、を具備することを特徴とする無線
    装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナは、第1の受信回路に接続
    される第1アンテナと第2の受信回路に接続される第2
    アンテナとからなり、前記第1の受信回路と前記第2の
    受信回路とによりダイバーシチ受信を行うことを特徴と
    する請求項1記載の無線装置。
  3. 【請求項3】 前記受信用ミキサは、前記第1アンテナ
    に接続される第1の受信用ミキサと前記第2アンテナに
    接続される第2の受信用ミキサとからなり、前記スイッ
    チは、前記受信用周波数シンセサイザと前記第1の受信
    用ミキサ及び前記受信用周波数シンセサイザと前記第2
    の受信用ミキサとの切り替えを行うことを特徴とする請
    求項2記載の無線装置。
  4. 【請求項4】 CDMA方式を適用したことを特徴とす
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の無線装置を具備することを特徴とする移動局装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の無線装置を備えた移動局装置を具備することを特徴と
    する移動体通信システム。
  7. 【請求項7】 第1周波数信号を生成する工程と、前記
    第1周波数信号とは 異なる周波数の第2周波数信号を生
    成する工程と、直交変調された送信用のI及びQ信号と
    前記第1周波数信号とを混合する工程と、受信周波数と
    送信周波数との周波数間隔が所定の間隔である場合は受
    信信号と前記第1周波数信号を混合し、受信周波数と送
    信周波数との周波数間隔が所定の間隔ではない場合は受
    信信号と前記第2周波数信号とを混合する工程と、前記
    受信用ミキサで混合された信号を直交検波後にA/D変
    換して得られるIデータの符号及びQデータの符号を反
    転する工程と、を具備することを特徴とする無線装置に
    おける送受信方法。
  8. 【請求項8】 受信周波数と送信周波数との周波数間隔
    が所定の間隔である場合に第1アンテナにて受信された
    受信信号に前記第1周波数信号を混合するとともに第2
    アンテナにて受信された受信信号に前記第1周波数信号
    を混合し、受信周波数と送信周波数との周波数間隔が所
    定の間隔ではない場合に前記第1アンテナにて受信され
    た受信信号に前記第2周波数信号を混合するとともに前
    記第2アンテナにて受信された受信信号に前記第2周波
    数信号を混合し、前記第1のアンテナに接続された第1
    の受信回路及び前記第2のアンテナに接続された第2の
    受信回路を用いてダイバーシチ受信を行うことを特徴と
    する請求項7記載の無線装置における送受信方法。
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