JPH114211A - スペクトル拡散通信システム - Google Patents

スペクトル拡散通信システム

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JPH114211A
JPH114211A JP10103143A JP10314398A JPH114211A JP H114211 A JPH114211 A JP H114211A JP 10103143 A JP10103143 A JP 10103143A JP 10314398 A JP10314398 A JP 10314398A JP H114211 A JPH114211 A JP H114211A
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JP
Japan
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base station
carrier frequency
handover
mobile station
frequency
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JP10103143A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagase
拓 永瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局が同時に2つ以上のキャリア周波
数の送受信を行なうことなしに、異なるキャリア周波数
の基地局にハンドオーバを行なうこと。 【解決手段】 複数のキャリア周波数を選択的に利用す
ることが可能なCDMA−FDD方式のスペクトル拡散
通信システムにおいて、通話中のキャリア周波数で拡散
符号切替えによる同一キャリア周波数での基地局間ハン
ドオーバを行なう部分と、基地局間ハンドオーバ終了後
にハンドオーバ先の基地局内でキャリア周波数の切替え
を行なう部分とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話や携帯
電話等の移動通信装置に用いるディジタル無線通信シス
テムに関し、特に、異なるキャリア周波数への基地局間
ハンドオーバを行なうCDMA−FDD方式のスペクト
ル拡散通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話や携帯電話等の移動通信装置
では、キャリア周波数の有効利用のためにセル方式を採
用している。セル方式では、サービスエリアが多くのセ
ルに分割されており、各セル内では、1つの基地局と複
数の移動局とが通信を行なう。移動局が他のセルに移動
する際には、移動元のセルの基地局から移動先のセルの
基地局に通信相手を切り替える必要がある。これを基地
局間ハンドオーバと呼ぶ。
【0003】図10は、従来のCDMA−FDD(Code
Divisional Multiple Access-Frequency Divisional D
uplex)方式のスペクトル拡散通信システム(携帯電話
システム)におけるハンドオーバの際の処理シーケンス
図である。図10中のf1、C0等の記号は、キャリア
周波数番号1番、拡散符号番号0番等を表わす。ここで
は、基地局の増設を容易に行なうことを意図するので、
基地局間の拡散符号タイミング及びフレームタイミング
は非同期である。また、補聴器等への妨害防止を考慮し
て、連続的な送受信を行っている。
【0004】移動局は、最初に基地局Aに対して、下り
回線についてキャリア周波数番号1番で通話を行い、上
り回線についてキャリア周波数番号2番で通話を行な
う。次に、移動局は、基地局Bにハンドオーバした後
は、下り回線についてキャリア周波数番号3番で通話を
行い、上り回線についてキャリア周波数番号4番で通話
を行なう。この条件において、基地局間ハンドオーバ時
の動作を説明する。
【0005】移動局は、まず基地局Aの下り同期チャネ
ル(f1,c0)に対して、拡散符号及びフレームの同
期獲得を行なう。次に、移動局は、下り通信チャネル
(f1,c1)、上り通信チャネル(f2,c2)の順
に基地局Aと接続し、基地局Aと通話状態に入る。移動
局は、基地局Aと通話中に、同時に基地局Bのキャリア
周波数番号3番の下り同期チャネル(f3,c3)に対
して、拡散符号及びフレームの同期獲得を行なう。移動
局は、基地局Bと同期獲得した後、基地局Aと基地局B
の両方に対して受信レベル測定を行ない、同時に基地局
Aと基地局Bのタイミング差を測定する。
【0006】基地局Bの受信レベルが、現在通話中の基
地局Aの受信レベルよりも大きい場合に、移動局は基地
局Aに対してハンドオーバ要求を出す。このときに、前
記タイミング差の情報も基地局Aに報告する。基地局A
では、移動局から受信したハンドオーバ要求及びタイミ
ング差情報を、基地局制御装置を経由して基地局Bに報
知する。基地局Bでは、移動局を受け入れる準備が開始
され、移動局に宛てた下り通信チャネルが、キャリア周
波数番号3番で送信される。
【0007】移動局では、基地局Aとの接続を保持した
まま、基地局Bとの通信チャネルの下り回線(f3,c
5)と上り回線(f4,c6)を接続する。移動局は、
基地局Bに対する通信チャネルが確立した後、基地局A
との接続を切断する。このようにして、ハンドオーバが
完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のCDMA−FD
D方式携帯電話システムにおいては、移動局が現在通話
中の基地局と異なるキャリア周波数の基地局にハンドオ
ーバする際には、異なるキャリア周波数の2つのチャネ
ルを同時に送受信する必要がある。そのため、移動局に
は2系統の送受信回路を設ける必要があり、移動局のハ
ードウェア規模が大きくなり、消費電力も多くなるとい
う問題がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、異なるキャリア周波数の基地局にハンドオーバを
行なう際に、移動局が同時に2つ以上のキャリア周波数
の送受信を行なう必要がないスペクトル拡散通信システ
ムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスペクト
ル拡散通信システムに関する発明は、第1基地局との通
話中に第2基地局に対して通話を行ない、同じキャリア
周波数で異なる拡散符号を用いてハンドオーバを行なう
構成を採る。
【0011】この構成によれば、移動局は同時に2つ以
上のキャリア周波数の送受信を行なうことなしに、異な
るキャリア周波数の基地局にハンドオーバを行なうこと
ができる。
【0012】請求項1記載の発明は、請求項2記載の発
明のように、第1基地局から第2基地局にハンドオーバ
した後に、第2基地局との通話におけるキャリア周波数
を切り替える構成でも良い。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載のス
ペクトル拡散通信システムにおいて、第1基地局との通
話中にキャリア周波数を第1周波数から第2周波数に切
り替え、第1基地局から第2基地局にハンドオーバした
後に、第2基地局との通話におけるキャリア周波数を前
記第2周波数から第3周波数に切り替える構成を採る。
【0014】この構成によれば、基地局間ハンドオーバ
を特定のキャリア周波数で行なう部分を設けたので、基
地局間ハンドオーバ用のキャリア周波数を少なくするこ
とができ、基地局の回線の利用効率が高いCDMA−F
DD方式のスペクトル拡散通信システムを実現すること
ができる。
【0015】この場合、請求項4記載の発明のように、
第2周波数は、ハンドオーバ専用の周波数であることが
好ましい。
【0016】請求項1記載の発明は、請求項5記載の発
明のように、第1基地局との通話中にキャリア周波数を
第1周波数から第2周波数に切り替えた後に、第1基地
局から第2基地局にハンドオーバする構成でも良い。
【0017】請求項6記載の移動局装置に関する発明
は、第1基地局との通話中に第2基地局に対して通話を
行ない、同じキャリア周波数で異なる拡散符号を用いて
ハンドオーバを行なう構成を採る。
【0018】この構成によれば、同時に2つ以上のキャ
リア周波数の送受信を行なうことなしに、異なるキャリ
ア周波数の基地局にハンドオーバを行なうことができ
る。このため、2つの送受信系を備える必要がなく、装
置構成を簡単にすることができる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項7記載の発
明のように、第1基地局から第2基地局にハンドオーバ
した後に、第2基地局との通話におけるキャリア周波数
を切り替える構成でも良く、請求項8記載の発明のよう
に、第1基地局との通話中にキャリア周波数を第1周波
数から第2周波数に切り替え、第1基地局から第2基地
局にハンドオーバした後に、第2基地局との通話におけ
るキャリア周波数を前記第2周波数から第3周波数に切
り替える構成でも良い。この場合、請求項9記載の発明
のように、第2周波数は、ハンドオーバ専用の周波数で
あることが好ましい。
【0020】また、請求項6記載の発明は、第1基地局
との通話中にキャリア周波数を第1周波数から第2周波
数に切り替えた後に、第1基地局から第2基地局にハン
ドオーバする構成でも良い。
【0021】請求項11記載の基地局装置に関する発明
は、他の基地局との通話に使用されているキャリア周波
数及び異なる拡散符号で、前記他の基地局と通話してい
る移動局に対して通話を行なう構成を採る。
【0022】この構成によれば、移動局に負担をかける
ことなく、基地局間ハンドオーバーを行なうことができ
る。
【0023】請求項11記載の発明は、請求項12記載
の発明のように、他の基地局から自局にハンドオーバし
た後に、キャリア周波数を切り替える構成でも良く、請
求項13記載の発明のように、他の基地局は、移動局が
自局と通話を行なう前に前記キャリア周波数に切り替え
る構成でも良い。この場合、請求項14記載の発明のよ
うにキャリア周波数がハンドオーバ専用のキャリア周波
数であることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、複数のキャリア周波数
を選択的に利用することが可能であり、基地局間の拡散
符号タイミング及びフレームタイミングが非同期である
CDMA−FDD方式のスペクトル拡散通信システムに
おいて、異なるキャリア周波数の基地局にハンドオーバ
を行なう際に、同一キャリア周波数での基地局にハンド
オーバを行なう手段と、基地局間ハンドオーバ後にハン
ドオーバ先の基地局内でキャリア周波数の切替えを行な
う手段とを設けることにより達成される。この構成によ
り、異なるキャリア周波数の基地局にハンドオーバを行
なう際に、移動局が同時に2つのキャリア周波数のチャ
ネルを送受信する必要がなく、移動局のハードウェア規
模を小さくすることができる。
【0025】本発明の第1の態様は、複数のキャリア周
波数を選択的に利用することが可能なCDMA−FDD
方式のスペクトル拡散通信システムにおいて、通話中の
キャリア周波数を拡散符号で切替えた同一キャリア周波
数での基地局間ハンドオーバを行なう部分と、基地局間
ハンドオーバ終了後にハンドオーバ先の基地局内でキャ
リア周波数の切替えを行なう部分とを備えるものであ
る。これにより、移動局が同時に2つ以上のキャリア周
波数の送受信を行なうことなしに、異なるキャリア周波
数の基地局にハンドオーバを行なうことができる。
【0026】本発明の第2の態様は、複数のキャリア周
波数を選択的に利用することが可能なCDMA−FDD
方式のスペクトル拡散通信システムにおいて、通常通話
用キャリア周波数から基地局間ハンドオーバ用の特定キ
ャリア周波数に切り替える部分と、前記特定キャリア周
波数で拡散符号切替えによる同一キャリア周波数での基
地局間ハンドオーバを行なう部分と、基地局間ハンドオ
ーバ終了後に前記特定キャリア周波数からハンドオーバ
先基地局内の通常通話用キャリア周波数に切り替える部
分とを備えるものである。これにより、移動局が同時に
2つ以上のキャリア周波数の送受信を行なうことなし
に、異なるキャリア周波数の基地局にハンドオーバを行
なうことができる。また、幾つかのキャリア周波数の通
話回線に空きを確保してハンドオーバを特定のキャリア
周波数で行なうので、ハンドオーバが簡単である。
【0027】本発明の第3の態様は、CDMA−FDD
方式携帯電話システムにおいて、異なるキャリア周波数
へのセル間ハンドオーバを行なう際に、最初にハンドオ
ーバ先の基地局内でキャリア周波数切り替えを行い、そ
の後で同一キャリア周波数での基地局間ハンドオーバを
行なうものである。これにより、移動局が同時に2つ以
上のキャリア周波数の送受信を行なうことなしに、異な
るキャリア周波数へのハンドオーバを柔軟に実現するこ
とができる。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0029】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態においては、同一キャリア周波数で基地局間ハン
ドオーバを行なう部分と、ハンドオーバ先の基地局内で
キャリア周波数の切替えを行なう部分とを設けたスペク
トル拡散通信システムについて説明する。
【0030】図1は、CDMA−FDD方式のスペクト
ル拡散通信システム(携帯電話システム)における基地
局間ハンドオーバーを説明するための図である。図1に
おいて、移動局105は、セルA103の基地局A10
1と通話を行っており、セルB104に移動して基地局
B102にハンドオーバーを行なう。この基地局A10
1及び基地局B102は、基地局制御装置106により
制御される。
【0031】具体的には、図2に示すように、基地局
(BS)101,102は、アンテナ119からの信号
を増幅する送受信増幅部(AMP)110と、キャリア
からベースバンド信号を抽出する無線部(TRX)11
1と、ベースバンド信号からデータを得るベースバンド
信号処理部(BB)113と、伝送路インターフェース
部(HW−INT)114と、全体を制御する制御部
(BS−CNT)112とを備える。
【0032】また、基地局BS101,102を制御す
る基地局制御装置(MCC)106は、伝送路インター
フェース部115と、基地局間ハンドオーバーを行なう
スイッチ部(SW)116と、外部I/F部(EXT/
INT)117と、無線及び交換を制御する無線制御/
交換制御部(MCC−CNT)118とを備える。
【0033】また、図3は、基地局101,102と通
話を行なう移動局105の構成を示すブロック図であ
る。この移動局105は、アンテナ120から信号を受
信すると、増幅器121で増幅してダウンコンバータ1
22に送る。ダウンコンバータ122でキャリアが除去
された後に、受信信号はIチャネルとQチャネルに分け
られて、それぞれ準同期検波部123で検波される。そ
の後、それぞれのチャネルの信号は、LPF(Low Pass
Filter)を通されて、A/D変換部125でA/D変
換される。
【0034】A/D変換された信号は2系統に分れて、
相関器126,128で相関値が求められ、更に同期検
波部127,129で同期検波される。なお、A/D変
換された信号は、遅延部130を介して相関器126,
128に送られる。更に、これらの信号は、受信SIR
測定部131に送られて受信品質である受信SIRが求
められるとともに、ソフトハンドオーバー合成部132
に送られる。
【0035】受信SIR測定結果は制御部133に送ら
れ、制御部133はその測定結果に基づいてキャリア周
波数を切り替えるようにシンセサイザ134に指示す
る。シンセサイザ134は、切り替えたキャリア周波数
をダウンコンバータ122、準同期検波部123、後述
する直交変調部140及びアップコンバータ141に送
る。
【0036】一方、送信信号は、フレーム組み立て部1
35でフレーム構成され、変調部136で変調された
後、拡散部137で拡散符号により拡散される。次い
で、拡散された信号は、送信フィルタ138を通され、
D/A変換器139でD/A変換されて直交変調部14
0で直交変調される。このように直交変調された送信信
号はアップコンバータ141で搬送波に乗せられて、増
幅器142で増幅された後に、アンテナ120から送信
される。
【0037】図4は、本発明の第1の実施の形態におけ
るCDMA−FDD方式のスペクトル拡散通信システム
(携帯電話システム)のハンドオーバの際の処理シーケ
ンス図である。また、図5は、前記スペクトル拡散通信
システムにおける移動局の動作のフローチャートであ
る。なお、図5中のf1、c0等の記号は、キャリア周
波数番号1番、拡散符号番号0番等を表わす。また、基
地局の増設を意図しているので、基地局間の拡散符号タ
イミング及びフレームタイミングは非同期である。ま
た、補聴器等への妨害防止を考慮して、連続的な送受信
を行なう。
【0038】移動局は、最初に基地局Aに対して、下り
回線についてキャリア周波数番号1番で通話を行い、上
り回線についてキャリア周波数番号2番で通話を行な
う。次に、移動局は、基地局Bにハンドオーバした後
は、下り回線についてキャリア周波数番号3番で通話を
行い、上り回線についてキャリア周波数番号4番で通話
を行なう。
【0039】移動局は、まず基地局Aの下り同期チャネ
ル(f1,c0)に対して、拡散符号及びフレームの同
期獲得を行なう(ST101)。次に、移動局は、下り
通信チャネル(f1,c1)、上り通信チャネル(f
2,c2)の順に基地局Aと接続し、基地局Aと通話状
態に入る(ST102,103)。移動局は、基地局A
と通話中に(ST104)、同時に基地局Bの下り同期
チャネル(f1,c3)に対して、拡散符号及びフレー
ムの同期獲得を行なう(ST105)。ここで、下り同
期チャネルは、全てのキャリア周波数番号において送信
されているので、移動局は、現在通話中の通信チャネル
と同じキャリア周波数番号の下り同期チャネルに対して
同期獲得を行なえばよく、同時に2つのキャリア周波数
のチャネルの受信を行なう必要はない。
【0040】移動局が基地局Bと同期獲得した後、基地
局Aと基地局Bの両方に対して受信レベル測定を行ない
(ST106,107)、同時に、基地局Aと基地局B
のタイミング差を測定する(ST108)。基地局Bの
受信レベルbが、現在通話中の基地局Aの受信レベルa
よりも大きい場合に(ST109)、基地局Aに対して
ハンドオーバ要求を出し、このときに、前記タイミング
差の情報も基地局Aに報告する(ST110)。基地局
Bの受信レベルbが基地局Aの受信レベルaよりも小さ
い場合には、基地局Aと通話を続ける。
【0041】基地局Aでは、移動局から受信したハンド
オーバ要求及びタイミング差情報を、基地局制御装置を
経由して基地局Bに報知し、基地局Bで移動局を受け入
れる準備が開始され、移動局に宛てた下り通信チャネル
(f1,c4)が送信される。移動局では、基地局Aと
の接続を保持したまま、基地局Bとの通信チャネルの下
り回線(f1,c4)と上り回線(f2,c2)を接続
する(ST111,112)。
【0042】このとき、基地局Bでは、前記タイミング
差情報を用いて、移動局における基地局Bからの下り通
信チャネル受信タイミングを、移動局における基地局A
からの下り通信チャネル受信タイミングに一致させるよ
うに調整する。このとき、移動局と基地局Aとの間の距
離と、移動局と基地局Bとの間の距離の相違により、タ
イミング誤差が残留する。したがって、移動局では、前
記タイミング誤差の範囲で受信タイミングの探索を行な
い、基地局Bからの下り通信チャネル(f1,c4)の
正しい受信タイミングを獲得する必要がある。
【0043】また、基地局Bでは、前紀タイミング差情
報を用いて、移動局から送信される上り通信チャネル
(f2,c2)の受信タイミングを獲得する。このとき
にも、移動局と基地局Aとの間の距離と、移動局と基地
局Bとの間の距離の相違により、タイミング誤差が残留
するので、基地局Bでは前記タイミング誤差の範囲で上
り受信タイミングの探索を行ない、移動局からの上り通
信チャネル(f2,c2)の正しい受信タイミングを獲
得する必要がある。
【0044】基地局Bから移動局に宛てて送信される下
り通信チャネル(f1,c4)は、基地局Aから移動局
に宛てて送信される下り通信チャネル(f1,c1)と
同じキャリア周波数番号で、拡散符号番号だけが異なっ
ているので、移動局では基地局Aと基地局Bに対して同
時に通信チャネルを接続する場合でも、同時に2つのキ
ャリア周波数のチャネルの受信を行なう必要はない。ま
た、上り通信チャネル(f2,c2)は、基地局A宛と
基地局B宛でキャリア周波数番号、拡散符号番号、拡散
符号タイミング、フレームタイミング、及び送信情報が
同一になっている。
【0045】基地局Bに対する通信チャネルが確立した
後(ST113)は、基地局Aとの接続を切断する(S
T114,ST115)。その後、基地局Bとの接続に
おいて、上り下りのキャリア周波数を同時にそれぞれ4
番、3番に切り換える(ST116)。このとき、拡散
符号タイミング及びフレームタイミングは不変なので、
移動局と基地局で同時にキャリア周波数の切替えを行な
えばよい。キャリア周波数番号の変更によって通信チャ
ネルが瞬断する時間は、周波数シンセサイザの性能で決
定され、数マイクロ秒程度以下に抑えることが可能であ
る。このとき必要に応じて、拡散符号番号も変更する。
これにより、基地局Bへのハンドオーバが完了する(S
T117)。
【0046】以上のように、第1の実施の形態のスペク
トル拡散通信システムによれば、同時に2つのキャリア
周波数のチャネルを送受信する機能を移動局が持つこと
なく、短い瞬断時間で異なるキャリア周波数の基地局へ
のハンドオーバが可能となる。
【0047】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態においては、通常通話用キャリア周波数から基地
局間ハンドオーバ用の特定キャリア周波数に切り替える
部分と、特定キャリア周波数で拡散符号切替えによる同
一キャリア周波数での基地局間ハンドオーバを行なう部
分と、基地局間ハンドオーバ終了後に前記特定キャリア
周波数からハンドオーバ先基地局内の通常通話用キャリ
ア周波数に切り替える部分とを備えたスペクトル拡散通
信システムについて説明する。
【0048】第2の実施の形態におけるスペクトル拡散
通信システム(携帯電話システム)の構成は、第1の実
施の形態と同じであるので説明は省略する。図6は、本
発明の第2の実施の形態におけるCDMA−FDD方式
のスペクトル拡散通信システム(携帯電話システム)の
ハンドオーバの際の処理シーケンス図である。また、図
7は、前記スペクトル拡散通信システムにおける移動局
の動作のフローチャートである。なお、図6中のf1、
c0等の記号は、キャリア周波数番号1番、拡散符号番
号0番等を表わす。また、基地局の増設を意図している
ので、基地局間の拡散符号タイミング及びフレームタイ
ミングは非同期である。また、補聴器等への妨害防止を
考慮して、連続的な送受信を行なう。
【0049】移動局は、最初に基地局Aに対して、下り
回線についてキャリア周波数番号1番で通話を行い、上
り回線についてキャリア周波数番号2番で通話を行な
う。次に、移動局は、基地局Bにハンドオーバした後
は、下り回線についてキャリア周波数番号3番で通話を
行い、上り回線についてキャリア周波数番号4番で通話
を行なう。
【0050】移動局は、まず基地局Aの下り同期チャネ
ル(f1,c0)に対して、拡散符号及びフレームの同
期獲得を行なう(ST201)。次に、移動局は、下り
通信チャネル(f1,c1)、上り通信チャネル(f
2,c2)の順に基地局Aと接続し、基地局Aと通話状
態に入る(ST202,203)。移動局は、基地局A
と通話中に(ST204)、同時に基地局Bの下り同期
チャネル(f1,c3)に対して、拡散符号及びフレー
ムの同期獲得を行なう(ST205)。ここで、下り同
期チャネルは、全てのキャリア周波数番号において送信
されているので、移動局は、現在通話中の通信チャネル
と同じキャリア周波数番号の下り同期チャネルに対して
同期獲得を行なえばよく、同時に2つのキャリア周波数
のチャネルの受信を行なう必要はない。
【0051】移動局が基地局Bと同期獲得した後、基地
局Aと基地局Bの両方に対して受信レベル測定を行ない
(ST206,207)、同時に、基地局Aと基地局B
のタイミング差を測定する(ST208)。基地局Bの
受信レベルbが、現在通話中の基地局Aの受信レベルa
よりも大きい場合に(ST209)、基地局Aに対して
ハンドオーバ要求を出し、このときに、前記タイミング
差の情報も基地局Aに報告する(ST210)。基地局
Bの受信レベルbが基地局Aの受信レベルaよりも小さ
い場合には、基地局Aと通話を続ける。
【0052】基地局Aでは、移動局から受信したハンド
オーバ要求及びタイミング差情報を基地局制御装置を経
由して基地局Bに報知し、基地局Bで移動局を受け入れ
る準備が開始される。
【0053】次に、基地局Aとの接続において、上り下
りのキャリア周波数を同時にそれぞれ9番、8番に切り
替える(ST211)。ここで、上り回線における9番
及び下り回線における8番は、ハンドオーバ時のみに使
用される特定のキャリア周波数に対応した番号とする。
このとき、拡散符号タイミング及びフレームタイミング
は不変なので、移動局と基地局で同時にキャリア周波数
の切替えを行なえばよい。キャリア周波数番号の変更に
よって通信チャネルが瞬断する時間は、周波数シンセサ
イザの性能で決定され、数マイクロ秒程度以下に抑える
ことが可能である。このとき、必要に応じて、拡散符号
番号も変更する。
【0054】基地局Aとの接続における上り下りのキャ
リア周波数の切替えが完了した後、基地局Bから移動局
に宛てた下り通信チャネル(f8,c7)が送信され
る。上り下りのキャリア周波数番号は、それぞれ9番、
8番が使用される。ただし、下り通信チャネルの拡散符
号番号は基地局Aから送信されるものとは異なる番号に
する。移動局では、基地局Aとの接続を保持したまま、
基地局Bとの通信チャネルの下り回線(f8,c7)と
上り回線(f9,c9)を接続する(ST212,21
3)。
【0055】このとき、基地局Bでは、前記タイミング
差情報を用いて移動局における基地局Bからの下り通信
チャネル受信タイミングを、移動局における基地局Aか
らの下り通信チャネル受信タイミングに一致させるよう
に調整する。このとき、移動局と基地局Aとの間の距離
と、移動局と基地局Bとの間の距離の相違により、タイ
ミング誤差が残留する。したがって、移動局では、前記
タイミング誤差の範囲で受信タイミングの探索を行な
い、基地局Bからの下り通信チャネル(f8,c7)の
正しい受信タイミングを獲得する必要がある。
【0056】また、基地局Bでは、前記タイミング差情
報を用いて、移動局から送信される上り通信チャネル
(f9,c9)の受信タイミングを獲得する。このとき
にも、移動局と基地局Aとの間の距離と、移動局と基地
局Bとの間の距離の相違により、タイミング誤差が残留
するので、基地局Bでは、前記タイミング誤差の範囲で
上り受信タイミングの探索を行ない、移動局からの上り
通信チャネルの正しい受信タイミングを獲得する必要が
ある。
【0057】基地局Bから移動局に宛てて送信される下
り通信チャネル(f8,c7)は、基地局Aから移動局
に宛てて送信される下り通信チャネル(f8,c8)と
同じキャリア周波数番号であって、拡散符号番号だけが
異なっているので、移動局では、基地局Aと基地局Bに
対して同時に通信チャネルを接続する場合でも、同時に
2キャリアの受信を行なう必要はない。また、上り通信
チャネル(f9,c9)は、基地局A宛と基地局B宛で
キャリア周波数番号、拡散符号番号、拡散符号タイミン
グ、フレームタイミング、及び送信情報が同一になって
いる。
【0058】基地局Bに対する通信チャネルが確立した
後(ST214)は、基地局Aとの接続を切断する(S
T215,216)。その後、基地局Bとの接続におい
て、上り下りのキャリア周波数を同時にそれぞれ4番、
3番に切り替える(ST217)。このとき、拡散符号
タイミング及びフレームタイミングは不変なので、移動
局と基地局で同時にキャリア周波数の切替えを行なえば
よい。キャリア周波数番号の変更によって通信チャネル
が瞬断する時間は、周波数シンセサイザの性能で決定さ
れ、数マイクロ秒程度以下に抑えることが可能である。
このとき、必要に応じて、拡散符号番号も変更する。こ
のようにして、基地局Bへのハンドオーバが完了する
(ST218)。
【0059】以上のように、第2の実施の形態のスペク
トル拡散通信システムによれば、基地局間ハンドオーバ
を特定のキャリア周波数で行なう部分を設けたので、基
地局間ハンドオーバ用のキャリア周波数を少なくするこ
とができ、基地局の回線の利用効率が高いCDMA−F
DD方式のスペクトル拡散通信システムを実現すること
ができる。
【0060】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
おけるスペクトル拡散通信システム(携帯電話システ
ム)の構成は、第1の実施の形態と同じであるので説明
は省略する。図8は、本発明の第3の実施の形態におけ
るCDMA−FDD方式のスペクトル拡散通信システム
(携帯電話システム)のハンドオーバの際の処理シーケ
ンス図である。また、図9は、前記スペクトル拡散通信
システムにおける移動局の動作のフローチャートであ
る。なお、図8中のf1、c0等の記号は、キャリア周
波数番号1番、拡散符号番号0番等を表わす。また、基
地局の増設を意図しているので、基地局間の拡散符号タ
イミング及びフレームタイミングは非同期である。ま
た、補聴器等への妨害防止を考慮して、連続的な送受信
を行なう。
【0061】移動局は、最初に基地局Aに対して、下り
回線についてキャリア周波数番号1番で通話を行い、上
り回線についてキャリア周波数番号2番で通話を行な
う。次に、移動局は、基地局Bにハンドオーバした後
は、下り回線についてキャリア周波数番号3番で通話を
行い、上り回線についてキャリア周波数番号4番で通話
を行なう。
【0062】移動局は、まず基地局Aの下り同期チャネ
ル(f1,c0)に対して、拡散符号及びフレームの同
期獲得を行なう(ST301)。次に、移動局は、下り
通信チャネル(f1,c1)、上り通信チャネル(f
2,c2)の順に基地局Aと接続し、基地局Aと通話状
態に入る(ST302,303)。移動局は、基地局A
と通話中に(ST304)、同時に基地局Bの下り同期
チャネル(f1,c3)に対して、拡散符号及びフレー
ムの同期獲得を行なう(ST305)。ここで、下り同
期チャネルは、全てのキャリア周波数番号において送信
されているので、移動局は、現在通話中の通信チャネル
と同じキャリア周波数番号の下り同期チャネルに対して
同期獲得を行なえばよく、同時に2つのキャリア周波数
のチャネルの受信を行なう必要はない。
【0063】移動局が基地局Bと同期獲得した後、基地
局Aと基地局Bの両方に対して受信レベル測定を行ない
(ST306,307)、同時に、基地局Aと基地局B
のタイミング差を測定する(ST308)。基地局Bの
受信レベルbが、現在通話中の基地局Aの受信レベルa
よりも大きい場合に(ST309)、基地局Aに対して
ハンドオーバ要求を出し、このときに、前記タイミング
差の情報も基地局Aに報告する(ST310)。基地局
Bの受信レベルbが基地局Aの受信レベルaよりも小さ
い場合には、基地局Aと通話を続ける。
【0064】基地局Aでは、移動局から受信したハンド
オーバ要求及びタイミング差情報を基地局制御装置を経
由して基地局Bに報知し、基地局Bで移動局を受け入れ
る準備が開始される。
【0065】次に、基地局Aとの接続において、上り下
りのキャリア周波数を同時にそれぞれ3番、4番に切り
替える(ST311)。このとき、拡散符号タイミング
及びフレームタイミングは不変なので、移動局と基地局
で同時にキャリア周波数の切り替えを行えば良い。キャ
リア周波数番号の変更によって通信チャネルが瞬断する
時間は、周波数シンセサイザの性能で決定され、数マイ
クロ秒程度以下に抑えることが可能である。このとき必
要に応じて、拡散符号番号も変更する。
【0066】基地局Aとの接続における上り下りのキャ
リア周波数の切り替えが完了した後、基地局Bから移動
局に宛てた下り通信チャネルが送信される。上り下りの
キャリア周波数番号は、それぞれ3番、4番が使用され
る。ただし、下り通信チャネルの拡散符号番号は基地局
Aから送信されるものとは異なる番号にする。移動局で
は基地局Aとの接続を保持したまま、基地局Bとの通信
チャネルの下り回線と上り回線を接続する(ST31
2,313)。
【0067】このとき、基地局Bでは、前記タイミング
差情報を用いて、移動局における基地局Bからの下り通
信チャネル受信タイミングを、移動局における基地局A
からの下り通信チャネル受信タイミングに一致させるよ
うに調整する。このとき、移動局と基地局Aとの間の距
離と、移動局と基地局Bとの間の距離の相違により、タ
イミング誤差が残留する。したがって、移動局では、前
記タイミング誤差の範囲で受信タイミングの探索を行
い、基地局Bからの下り通信チャネルの正しい受信タイ
ミングを獲得する必要がある。
【0068】また、基地局Bでは、前記タイミング差情
報を用いて、移動局から送信される上り通信チャネルの
受信タイミングを獲得する。このときにも、移動局と基
地局Aとの間の距離と、移動局と基地局Bとの間の距離
の相違により、タイミング誤差が残留するので、基地局
Bでは前記タイミング誤差の範囲で上り受信タイミング
の探索を行い、移動局からの上り通信チャネルの正しい
受信タイミングを獲得する必要がある。
【0069】基地局Bから移動局に宛てて送信される下
り通信チャネルは、基地局Aから移動局に宛てて送信さ
れる下り通信チャネルと同じキャリア周波数番号であっ
て、拡散符号番号だけが異なっているので、移動局では
基地局Aと基地局Bに対して同時に通信チャネルを接続
する場合でも、同時に2キャリアの受信を行なう必要は
ない。また、上り通信チャネルは、基地局A宛と基地局
B宛でキャリア周波数番号、拡散符号番号、拡散符号タ
イミング、フレームタイミング、及び送信情報が同一に
なっている。
【0070】基地局Bに対する通信チャネルが確立した
後(ST314)は、基地局Aとの接続を切断する(S
T315,316)。このようにして、基地局Bへのハ
ンドオーバが完了する(ST317)。
【0071】以上のように、第3の実施の形態のスペク
トル拡散通信システムによれば、移動局に同時に2キャ
リアの受信および送信を行なう機能を持たせずに、短い
瞬断時間で異なるキャリア周波数へのハンドオーバが可
能となる。
【0072】なお、上記説明においては、CDMA/F
DD方式を採用する場合について説明しているが、本発
明は、CDMA/TDD方式を採用する場合にも適用す
ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数のキャリア
周波数を選択的に利用することが可能なCDMA−FD
D方式のスペクトル拡散通信システムにおいて、移動局
が同時に2つ以上のキャリア周波数の送受信を行なう必
要をなくし、しかも複数のキャリア周波数を柔軟に利用
できる。
【0074】更に、基地局間ハンドオーバしてセル内に
移動して来る移動局を受け入れるための空き通話回線
を、幾つかのキャリア周波数のみに確保しておけばよく
なり、基地局回線の利用効率を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基地局間ハンドオーバを説明するための図
【図2】本発明のスペクトラム拡散通信システムの概略
構成を示すブロック図
【図3】本発明のスペクトラム拡散通信システムにおけ
る移動局の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すシーケン
ス図
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すフロー図
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すシーケン
ス図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すフロー図
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すシーケン
ス図
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るスペクトラム
拡散通信システムにおける移動局の動作を示すフロー図
【図10】従来のスペクトラム拡散通信システムの基地
局間ハンドオーバの際のシーケンス図
【符号の説明】
101 基地局A 102 基地局B 103,104 セル 105 移動機 106 基地局制御装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基地局との通話中に第2基地局に対
    して通話を行ない、同じキャリア周波数で異なる拡散符
    号を用いてハンドオーバを行なうことを特徴とするスペ
    クトル拡散通信システム。
  2. 【請求項2】 第1基地局から第2基地局にハンドオー
    バした後に、第2基地局との通話におけるキャリア周波
    数を切り替えることを特徴とする請求項1記載のスペク
    トラム拡散通信システム。
  3. 【請求項3】 第1基地局との通話中にキャリア周波数
    を第1周波数から第2周波数に切り替え、第1基地局か
    ら第2基地局にハンドオーバした後に、第2基地局との
    通話におけるキャリア周波数を前記第2周波数から第3
    周波数に切り替えることを特徴とする請求項1記載のス
    ペクトラム拡散通信システム。
  4. 【請求項4】 第2周波数は、ハンドオーバ専用の周波
    数であることを特徴とする請求項3記載のスペクトラム
    拡散通信システム。
  5. 【請求項5】 第1基地局との通話中にキャリア周波数
    を第1周波数から第2周波数に切り替えた後に、第1基
    地局から第2基地局にハンドオーバすることを特徴とす
    る請求項1記載のスペクトラム拡散通信システム。
  6. 【請求項6】 第1基地局との通話中に第2基地局に対
    して通話を行ない、同じキャリア周波数で異なる拡散符
    号を用いてハンドオーバを行なうことを特徴とする移動
    局装置。
  7. 【請求項7】 第1基地局から第2基地局にハンドオー
    バした後に、第2基地局との通話におけるキャリア周波
    数を切り替えることを特徴とする請求項6記載の移動局
    装置。
  8. 【請求項8】 第1基地局との通話中にキャリア周波数
    を第1周波数から第2周波数に切り替え、第1基地局か
    ら第2基地局にハンドオーバした後に、第2基地局との
    通話におけるキャリア周波数を前記第2周波数から第3
    周波数に切り替えることを特徴とする請求項6記載の移
    動局装置。
  9. 【請求項9】 第2周波数は、ハンドオーバ専用の周波
    数であることを特徴とする請求項8記載の移動局装置。
  10. 【請求項10】 第1基地局との通話中にキャリア周波
    数を第1周波数から第2周波数に切り替えた後に、第1
    基地局から第2基地局にハンドオーバすることを特徴と
    する請求項6記載の移動局装置。
  11. 【請求項11】 他の基地局との通話に使用されている
    キャリア周波数及び異なる拡散符号で、前記他の基地局
    と通話している移動局に対して通話を行なうことを特徴
    とする基地局装置。
  12. 【請求項12】 他の基地局から自局にハンドオーバし
    た後に、キャリア周波数を切り替えることを特徴とする
    請求項11記載の基地局装置。
  13. 【請求項13】 他の基地局は、移動局が自局と通話を
    行なう前に前記キャリア周波数に切り替えることを特徴
    とする請求項11記載の基地局装置。
  14. 【請求項14】 キャリア周波数がハンドオーバ専用の
    キャリア周波数であることを特徴とする請求項13記載
    の基地局装置。
JP10103143A 1997-04-15 1998-04-14 スペクトル拡散通信システム Pending JPH114211A (ja)

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JP9-111748 1997-04-15
JP11174897 1997-04-15
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