JP3326023B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
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Description
れ、使用感も良好な皮膚化粧料に関する。
おける低温、低湿等の気象条件のほか、洗剤や溶剤の過
度の使用等により、乾燥したり、ざらついたりする。こ
のような皮膚の変化は、角質層中のNMF(天然保湿因
子;Natural Moisturizing Factor )と呼ばれる吸湿性
の水溶性成分が失われて角質層中の水分が減少し、柔軟
性が少なくなるためであると考えられている。従って、
従来の皮膚を柔軟化するための化粧料には、角質層に水
分を多量に供給し、それを長時間保持させる目的で、種
々の保湿剤、例えば、天然保湿成分である有機酸やアミ
ノ酸が配合されている。
えば、有機酸として、角質層柔軟化作用を有するα−オ
キシ酸を化粧料に配合したものが提案されている(例え
ば、特開昭55−19291号公報)。しかし、α−オ
キシ酸は、得られる効果が一過性であり、しかも正常な
皮膚生理を阻害するような低いpH領域(pH2〜4)
でしかその効果を発揮しないという問題がある。
トリウムや水酸化カリウム等の強アルカリやトリエタノ
ールアミン等のアミン類を添加して、中性pH領域に調
整した化粧料もある。しかし、これらの強アルカリは、
多量に配合すると安定性を損なわせたり、皮膚のpH領
域に適合させるのが困難であったりするため、化粧料の
品質を一定にすることが困難であるという問題がある。
一方、アミン類は、アレルギー反応を引き起こすことも
あるため、安全性の面から好ましくない。
問題を解決するために、α−オキシ酸と塩基性アミノ酸
とを組み合わせたものも提案されているが(例えば、特
公平3−30566号公報)、その皮膚柔軟化効果は十
分に満足できるものではない。また、保湿効果の向上に
よる柔軟化を目的としてアミノ酸及びその誘導体を配合
した化粧料として、ヨクイニン等の蛋白質分解物を配合
したもの(例えば、特公昭58−8007号公報)、各
種ペプチド類を配合したもの(例えば、特開昭48−2
3944号公報、同62−99315号公報及び特開平
2−178207号公報)が提案されている。しかし、
これらのアミノ酸系やペプチド類の皮膚柔軟化作用も、
やはり十分に満足できるものではなかった。
を解決し、正常な皮膚生理を損なうことなく角質層に柔
軟性を付与することができ、更に使用感も良好な皮膚化
粧料を提供することを目的とする。
て、本発明者らは上記目的を達成するために鋭意研究し
た結果、特定構造のグアニジン誘導体又はその塩を用い
れば、塩基アミノ酸類単独又は塩基性アミノ酸類とジカ
ルボン酸類とを組み合わせた場合に比べて優れた角質層
への柔軟性付与効果を有する皮膚化粧料が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
ペラジン及びモルホリンから選ばれる複素環式基を示
し、R1 及びR2 は同一又は異なって水素原子、アルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボ
キシアルキル基又はアミジノ基を示す)で表わされるグ
アニジン誘導体又はその塩を含有することを特徴とする
皮膚化粧料を提供するものである。
作用を付与する成分であるグアニジン誘導体(1)又は
その塩を示す一般式(1)中、
ン、ピペリジン、ピペラジン及びモルホリンが好まし
い。また、R1 及びR2 で示されるアルキル基としては
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げられ
るが、このうち炭素数1〜4のアルキル基がより好まし
い。当該アルキル基の具体例としては、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基などが挙げられ
るが、このうちメチル基が特に好ましい。ヒドロキシア
ルキル基としては炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基
が挙げられ、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基がよ
り好ましい。当該ヒドロキシアルキル基の具体例として
はヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキ
シプロピル基等が挙げられるが、ヒドロキシメチル基及
びヒドロキシエチル基が特に好ましい。またカルボキシ
アルキル基としては炭素数2〜7のカルボキシアルキル
基が挙げられ、炭素数2〜5のカルボキシアルキル基が
より好ましい。当該カルボキシアルキル基の具体例とし
ては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カル
ボキシプロピル基、カルボキシブチル基等が挙げられる
が、カルボキシメチル基及びカルボキシエチル基が特に
好ましい。
てもよく、任意の2種の組み合せであってよい。
素原子が存在するので立体異性が存在するが、本発明に
おいてはこれらの立体異性体及びその混合物のいずれも
使用できる。
は、N−アミジノ−プロリン、2−ヒドロキシメチル−
1−ピロリジンカルボキサミジン、3−ヒドロキシ−1
−ピロリジンカルボキサミジン、N−アミジノ−アジリ
ジン−2−カルボン酸、N−アミジノ−2−ピペリジン
カルボン酸、N−アミジノ−3−ピペリジンカルボン
酸、N−アミジノ−4−ピペリジンカルボン酸、N−ア
ミジノ−4−ピペリジンプロピオン酸、N−アミジノピ
ロリジン、N−アミジノピペリジン、N−アミジノ−2
−メチルピペリジン、N−アミジノ−3−メチルピペリ
ジン、N−アミジノ−4−メチルピペリジン、N−アミ
ジノ−2−メチルモルホリン、N−アミジノ−3−メチ
ルモルホリン、N−アミジノ−N′−メチルピペラジ
ン、N−アミジノ−N′−ヒドロキシエチルピペラジ
ン、N,N′−ジアミジノ−ピペラジン等が挙げられ
る。
するための酸としては、有機酸又は無機酸のいずれでも
良く、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪
酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、
デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、イソクロトン酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、安息香
酸、ソルビン酸、ニコチン酸、ウロカニン酸、ピロリド
ンカルボン酸等のモノカルボン酸;シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、ピメリン
酸、コルク酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン
酸、フマル酸、フタル酸、テレフタル酸等のジカルボン
酸;グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、o、m又はp−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシ
酸;グリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイ
シン、フェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニ
ン、メチオニン、システイン、シスチン、プロリン、ヒ
ドロキシプロリン、ピペコリン酸、トリプトファン、ア
スパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミ
ン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、アルギニン、ア
ミノ安息香酸等のアミノ酸;メタンスルホン酸、トリフ
ルオロメタンスルホン酸等の低級アルキルスルホン酸;
ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のアリ
ールスルホン酸;フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨ
ウ化水素酸等のハロゲン化水素酸;過塩素酸、硫酸、硝
酸、リン酸、炭酸等の無機酸を挙げることができる。
えば次の反応式で示される製造方法により得ることがで
きる。
アニジル化試薬を反応させることにより、グアニジン誘
導体(1)又はその塩を得ることができる。
ジル化試薬、例えばシアナミド、S−アルキルイソチオ
尿素、O−アルキルイソ尿素、アミノイミノメタンスル
ホン酸、3,5−ジメチル−1−グアニルピラゾール、
1H−ピラゾール−1−カルボアミジン等が挙げられ
る。
ルキルイソ尿素、3,5−ジメチル−1−グアニルピラ
ゾール、1H−ピラゾール−1−カルボアミジンを用い
る場合、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、ア
ンモニア水;トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジメチルピペラジン、N−メチルピペラ
ジン等の3級アミン;ピリジンなどの塩基の存在下に、
25℃〜200℃、1時間〜72時間攪拌すればよい。
また、シアナミドを用いる場合には、0℃〜200℃、
1時間〜72時間攪拌するか、あるいは前記グアニジン
の酸付加物で例示した酸の存在下に、25℃〜200
℃、1〜72時間攪拌すればよい。
添加して酸付加塩として単離することができる。
又は2種以上を組合わせて用いることができ、皮膚化粧
料中における配合量は、0.001〜50重量%が好ま
しく、特に0.001〜30重量%、更に0.01〜2
0重量%配合すると皮膚の角質層の柔軟化効果がより向
上するため好ましい。
リン酸、硫酸、塩酸等の無機酸を配合することができ、
これらを配合すると、柔軟化効果を一層高めることがで
きるので好ましい。
に含まれないものであれば特に制限されず、例えばα又
はβ−ヒドロキシカルボン酸、ジカルボン酸、脂肪酸及
びそれらのエステル等を挙げることができ、これらは1
種以上を配合することができる。これらの有機酸の例と
しては、次式(3)〜(5);
3(ClHm)n(lは1〜27の整数を示し、mは2〜5
4の整数を示し、nは0又は1を示す)を示す。式
(4)中、R3 及びR4 はそれぞれ水素原子又は炭素数
1〜25の飽和又は不飽和の分岐、非分岐又は環状のア
ルキル基、アラルキル基又はアリール基を示し、qは1
〜9の整数を示し、rは0〜23の整数を示す。式
(5)中、sは0〜9の整数を示し、tは0〜23の整
数を示す。]で表されるもの及びそれらのエステルを挙
げることができ、より具体的には、アスコルビン酸、イ
プシロンアミノカプロン酸、エリソルビン酸、クエン
酸、コハク酸、酒石酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、乳
酸、ウロカニン酸、エデト酸、オキシベンゾンスルホン
酸、オロット酸、カプリン酸、グリコール酸、セロチン
酸、ニコチン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、フィ
チン酸、フマル酸、リンゴ酸、レブリン酸、アクリル酸
及びそのオリゴマー若しくはポリマー等を挙げることが
できる。
リノレイン酸、コルンビン酸、ニコサ−(η−6,9,
13)−トリエン酸、アラキドン酸、α−リノレイン
酸、チムノドン酸、ヘキサエン酸、イソステアリン酸、
ウンデシレン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン
酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸、ラウリン酸、ラノリ
ン酸、DHAのほか、12−ヒドロキシステアリン酸等
のヒドロキシ脂肪酸、セチルリン酸等のモノアルキルリ
ン酸、ジアルキルリン酸等を挙げることができる。
酸の中でも式(5)で表されるジカルボン酸が好まし
く、特にコハク酸が柔軟化効果を一層高めることができ
るために好ましい。有機酸又は無機酸は1種又は2種以
上を組合わせて用いることができ、皮膚化粧料中におけ
る配合量は、0.001〜30重量%が好ましく、特に
0.005〜20重量%、更に0.01〜10重量%配
合すると柔軟化効果をより高めることができるために好
ましい。また、グアニジン誘導体又はその酸付加塩との
配合比は、重量比で0.5:99.5〜99.5〜0.
5が好ましく、特に5:95〜95:5が柔軟化効果を
より一層高めることができるため好ましい。
することができる。この油分としては、特に制限され
ず、例えば固体状若しくは液体状パラフィン、クリスタ
ルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、ス
クワラン、スクワレン等の炭化水素類、オリーブ油、カ
ルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油、グリセリンモノス
テアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステ
ル、グリセリンモノオレイン酸エステル、イソプロピル
ステアリン酸エステル、ジカプリン酸ネオペンチルグリ
コール、コレステロールイソステアレート等のエステル
油、ステアリン酸、パルミチン酸等の高級脂肪酸、セタ
ノール、ステアリルアルコール等の高級アルコール、天
然抽出のスフィンゴシン誘導体、次の一般式;
は分岐鎖の飽和又は不飽和のアルキル基を示し、R6 は
炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のア
ルキル基を示し、A及びBは水素原子又は糖類残基を示
す)で表される合成スフィンゴシン誘導体などを挙げる
ことができ、これらは1種以上を用いることができる。
粧料中に0.001〜50重量%配合するのが好まし
く、特に0.005〜30重量%配合するのが好まし
い。
類を配合することができる。このステロール類として
は、例えばコレステロール、プロビタミンD3 、カンペ
ステロール、ステグマスタノール、ステグマステロー
ル、5−ジヒドロコレステロール、α−スピナステロー
ル、パリステロール、クリオナステロール、γ−シトス
テロール、ステグマステノール、サルガステロール、ア
ペナステロール、エルゴスタノール、シトステロール、
コルビステロール、コンドリラステロール、ポリフェラ
ステロール、ハリクロナステロール、ネオスボンゴステ
ロール、フコステロール、アプトスタノール、エルゴス
タジエノール、エルゴステロール、22−ジヒドロエル
ゴマテロール、ブラシカステロール、24−メチレンコ
レステロール、5−ジヒドロエルゴステロール、デヒド
ロエルゴステロール、フンギステロール、コレスタノー
ル、コプロスタノール、ジモステロール、7−ヘトコレ
ステロール、ラトステロール、22−デヒドロコレステ
ロール、β−シトステロール、コレスタトリエン−3β
−オール、コプロスタノール、コレスタノール、エルゴ
ステロール、7−デヒドロコレステロール、24−デヒ
ドロコレスタジオン−3β−オール、エキレニン、エキ
リン、エストロン、17β−エストラジオール、アンド
ロスト−4−エン−3β,17β−ジオール、デヒドロ
エビアンドロステロン等を挙げることができ、これらは
1種以上を用いることができる。
は、皮膚化粧料中に0.001〜50重量%配合するの
が好ましく、特に0.005〜30重量%配合するのが
好ましい。
を配合することができる。この界面活性剤としては、例
えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油アルキル硫酸エステル、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸エステル、アルキルリン酸エス
テル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、脂
肪酸アルカリ金属塩、ソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル等
を挙げることができ、これらは1種以上を用いることが
できる。
皮膚化粧料中に0.001〜50重量%配合するのが好
ましく、特に0.005〜30重量%配合するのが好ま
しい。
アルコールを配合することができる。この水溶性多価ア
ルコールとしては、分子内にヒドロキシル基を2以上含
有するもの、例えば、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリ
ン及びジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリ
ン等のポリグリセリン、グルコース、マルトース、マル
チトール、ショ糖、フラクトース、キシリトール、ソル
ビトール、マルトトリオース、スレイトール、エリスリ
トール、デンプン分解糖還元アルコールを挙げることが
でき、これらは1種以上を用いることができる。
場合、皮膚化粧料中における配合量は剤型に応じて適宜
設定することができるが、通常は0.001〜75重量
%配合するのが好ましく、特に0.1〜25重量%配合
するのが好ましい。
することができる。この粉体としては、例えばマイカ、
タルク、セリサイト、カオリン、ナイロンパウダー、ポ
リメチルシルセスキオキサン等の体質顔料、パールなど
の無機顔料、赤色202、赤色226、黄色4、アルミ
ニウムレーキ等の有機顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸
化ジルコニウム、酸化鉄などの紫外線防御用の無機粉体
等を挙げることができる。これらの粉体は、メチルハイ
ドロジェンメチルポリシロキサン、トリメチルシロキシ
ケイ酸、メチルポリシロキサン等によるシリコーン処
理、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオ
ロアルコール等によるフッ素処理、N−アシルグルタミ
ン酸等によるアミノ酸処理、レシチン処理、金属石鹸処
理、脂肪酸処理、アルキルリン酸エステル処理等をした
ものを用いることもできる。
中における配合量は剤型に応じて適宜設定することがで
きるが、通常は0.001〜50重量%配合するのが好
ましく、特に0.005〜30重量%配合するのが好ま
しい。
類を配合することができる。このシリコーン類として
は、通常化粧料に配合されるものであれば特に制限され
るものではなく、例えばオクタメチルポリシロキサン、
テトラデカメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサ
ン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサンのほか、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のメチルポリ
シクロシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、更に
は、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アルキル
グリセリルエーテル変性シリコーン等の変性シリコーン
などを挙げることができる。
膚化粧料中における配合量は剤型に応じて適宜設定する
ことができるが、通常は0.001〜50重量%配合す
るのが好ましく、特に0.005〜30重量%配合する
のが好ましい。
目的を損なわない範囲において、通常化粧品、医薬部外
品、医薬品等に配合される各種成分を配合することがで
きる。このような成分としては、例えば硫酸マグネシウ
ム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシウ
ム、塩化ナトリウム等の無機塩;ポリビニルアルコー
ル、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、トラガントガム、キサンタンガム、
ヒアルロン酸、チューベロース抽出液、アガロース、ア
ルギン酸ナトリウム等の粘度調整剤;パラベン等の防腐
剤、pH調整剤、湿潤剤、紫外線吸収剤、色素、薬効成
分、香料等を挙げることができる。
るのが好ましく、特に3〜8であると、皮膚の正常な生
理機能を保持できるので好ましい。本発明の皮膚化粧料
は、通常の方法に従って製造することができ、乳化型、
分散型、二層型、可溶化型、ジェル等の所望の剤型にす
ることができ、化粧水、乳液、クリーム、パック剤、フ
ァンデーション等にすることができる。
優れた柔軟性付与効果を長時間持続して発揮することが
でき、しかもべたつきもなく良好な使用感を付与するこ
とができる。このため、低温度又は低湿度雰囲気におい
ても、更には洗浄剤や溶剤を過度に使用するような条件
下においても、持続的かつ安全に皮膚を乾燥やざらつき
から保護することができる。
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
キシ−L−プロリン(化合物1)の製造: 1lフラスコに、trans−4−ヒドロキシ−L−プ
ロリン135.1g(1.03mol )を入れ、90℃加
熱により蒸留水200mlに溶解させた。50%シアナミ
ド水溶液86.6g(1.03mol )を2時間かけて滴
下し、更に20時間加熱(90℃)を続けた。その後、
蒸留水250mlを加え、室温下に放置した。析出物を濾
過、洗浄し、標記化合物102g(収率57%)を得
た。
1(t,1H),3.73(dd,1H), 3.54-3.47(m,1H),2.53-2.39(m,1
H), 2.30-2.17(m,1H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準)δ:179.92, 158.21, 77.7
1, 63.68, 58.08,41.51.
2964, 2892, 2768, 1690, 1618,1550, 1480, 1444, 139
6, 1354, 1326, 1306, 1244, 1224,1186, 1158, 1100,
1082, 1054, 990, 974, 838, 800, 748,732, 690, 596,
566, 482, 442.
り製造した。
ーが官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の
付与効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であっ
た。
造した。
官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の付与
効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であった。
製造した。
が官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の付
与効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であった。
り製造した。
ーが官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の
付与効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であっ
た。
製造した。
が官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の付
与効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であった。
した。
が官能試験をした結果、皮膚に対して優れた柔軟性の付
与効果を示し、べたつきもなく使用感が良好であった。
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン及び
モルホリンから選ばれる複素環式基を示し、R1 及びR
2 は同一又は異なって水素原子、アルキル基、ヒドロキ
シアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基
又はアミジノ基を示す)で表わされるグアニジン誘導体
又はその塩を含有することを特徴とする皮膚化粧料。 - 【請求項2】 グアニジン誘導体(1)又はその塩を
0.001〜50重量%含有する請求項1記載の皮膚化
粧料。 - 【請求項3】 更に有機酸又はそのエステルを含有する
請求項1記載の皮膚化粧料。 - 【請求項4】 有機酸又はそのエステルを0.001〜
30重量%含有する請求項3記載の皮膚化粧料。 - 【請求項5】 有機酸がジカルボン酸である請求項3又
は4記載の皮膚化粧料。
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-
1994
- 1994-10-13 JP JP24745194A patent/JP3326023B2/ja not_active Expired - Fee Related
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