JP3325443B2 - 光用デバイス - Google Patents
光用デバイスInfo
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- JP3325443B2 JP3325443B2 JP32640395A JP32640395A JP3325443B2 JP 3325443 B2 JP3325443 B2 JP 3325443B2 JP 32640395 A JP32640395 A JP 32640395A JP 32640395 A JP32640395 A JP 32640395A JP 3325443 B2 JP3325443 B2 JP 3325443B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を伝える光
導波路が基板表面に形成された光用デバイスに関する。
導波路が基板表面に形成された光用デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】上記デバイスとして、図7又は図8に示
したような、光の屈折率n1 のセラミック等の部材から
なる基板10表面に、光の屈折率n1 より大きい、光の
屈折率n2 の光透過部材からなる帯状の光導波路20が
形成されてなる、光用デバイスがある。
したような、光の屈折率n1 のセラミック等の部材から
なる基板10表面に、光の屈折率n1 より大きい、光の
屈折率n2 の光透過部材からなる帯状の光導波路20が
形成されてなる、光用デバイスがある。
【0003】このデバイスにおいては、該デバイスを、
光の屈折率n2 より小さい、光の屈折率n3 の空気中等
に置くことにより、光信号を、光導波路20外部に洩ら
さずに、光導波路20内をその先方に伝えることができ
る。
光の屈折率n2 より小さい、光の屈折率n3 の空気中等
に置くことにより、光信号を、光導波路20外部に洩ら
さずに、光導波路20内をその先方に伝えることができ
る。
【0004】このデバイスにおいて、光導波路20内を
伝わる光信号を、光導波路20近くに配置されたフォト
ダイオード等の受光素子50に伝えたり、逆に、光導波
路20近くに配置されたレーザダイオード等の発光素子
60が発する光信号を、光導波路20内に伝えたりする
場合には、従来一般に、次の第1又は第2の方法が取ら
れている。
伝わる光信号を、光導波路20近くに配置されたフォト
ダイオード等の受光素子50に伝えたり、逆に、光導波
路20近くに配置されたレーザダイオード等の発光素子
60が発する光信号を、光導波路20内に伝えたりする
場合には、従来一般に、次の第1又は第2の方法が取ら
れている。
【0005】第1の方法は、図7に示したような、方法
である。
である。
【0006】この方法では、受光素子50と発光素子6
0とが配置された近くの光導波路20の中途部の上面2
0bに、光導波路20の光の屈折率n2 より大きい、光
の屈折率n4 の光透過部材からなる断面が直角三角形状
をしたプリズム30を搭載している。そして、そのプリ
ズム30の内角のなす角度が90度の一方の側面30a
を、光導波路の中途部の上面20bに隙間なく当接させ
ている。
0とが配置された近くの光導波路20の中途部の上面2
0bに、光導波路20の光の屈折率n2 より大きい、光
の屈折率n4 の光透過部材からなる断面が直角三角形状
をしたプリズム30を搭載している。そして、そのプリ
ズム30の内角のなす角度が90度の一方の側面30a
を、光導波路の中途部の上面20bに隙間なく当接させ
ている。
【0007】このプリズム30を搭載した光導波路20
においては、図7の右側に矢印で示したように、光の屈
折率n2 の光導波路20内を伝わる光信号を、光の屈折
率n2 より大きい光の屈折率n4 のプリズム30内を通
して、プリズム30の傾斜した側面30bの外方に配置
された受光素子50に伝えることができる。
においては、図7の右側に矢印で示したように、光の屈
折率n2 の光導波路20内を伝わる光信号を、光の屈折
率n2 より大きい光の屈折率n4 のプリズム30内を通
して、プリズム30の傾斜した側面30bの外方に配置
された受光素子50に伝えることができる。
【0008】また、逆に、図7の左側に矢印で示したよ
うに、プリズム30近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、プリズム30の傾斜した側面30bにそ
の上方から入射させることにより、その光信号を、光の
屈折率n4 のプリズム30内を通して、光の屈折率n4
より小さい光の屈折率n2 の光導波路20内をその先方
に伝えることができる。
うに、プリズム30近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、プリズム30の傾斜した側面30bにそ
の上方から入射させることにより、その光信号を、光の
屈折率n4 のプリズム30内を通して、光の屈折率n4
より小さい光の屈折率n2 の光導波路20内をその先方
に伝えることができる。
【0009】第2の方法は、図8に示したような、方法
である。
である。
【0010】この方法では、受光素子50と発光素子6
0とが配置された近くの光導波路20の端部を、前方に
向けて、基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに
形成している。
0とが配置された近くの光導波路20の端部を、前方に
向けて、基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに
形成している。
【0011】この光導波路20の端部を基板10表面の
上方に傾斜する傾斜面20dに形成したデバイスにおい
ては、図8の右側に矢印で示したように、光導波路20
内を伝わる光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20
dの内側で、光導波路の上面20b方向に向けて反射さ
せることができる。そして、その光信号を、光導波路の
上面20bを通して、光導波路20の外方に配置された
受光素子50に伝えることができる。
上方に傾斜する傾斜面20dに形成したデバイスにおい
ては、図8の右側に矢印で示したように、光導波路20
内を伝わる光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20
dの内側で、光導波路の上面20b方向に向けて反射さ
せることができる。そして、その光信号を、光導波路の
上面20bを通して、光導波路20の外方に配置された
受光素子50に伝えることができる。
【0012】また、逆に、図8の左側に矢印で示したよ
うに、光導波路20の端部近くに配置された発光素子6
0が発する光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20
dの上方に位置する光導波路の上面20b部分にその上
方から入射させることにより、その光信号を、光導波路
の上面20bを通して、光導波路20内に伝えることが
できる。そして、その光信号を、光導波路20の端部の
傾斜面20dの内側で反射させて、光導波路20内をそ
の先方に伝えることができる。
うに、光導波路20の端部近くに配置された発光素子6
0が発する光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20
dの上方に位置する光導波路の上面20b部分にその上
方から入射させることにより、その光信号を、光導波路
の上面20bを通して、光導波路20内に伝えることが
できる。そして、その光信号を、光導波路20の端部の
傾斜面20dの内側で反射させて、光導波路20内をそ
の先方に伝えることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法を用いた場合には、その製造に多大な手数と時
間を要する高価なプリズム30を用いなければならず、
汎用性のある安価な光用デバイスを提供し得なかった。
1の方法を用いた場合には、その製造に多大な手数と時
間を要する高価なプリズム30を用いなければならず、
汎用性のある安価な光用デバイスを提供し得なかった。
【0014】また、上記第2の方法を用いた場合には、
エッチングイオンガス雰囲気中に置かれた電極間に、基
板10を斜め上下方向に向けて置いて、その基板10表
面に形成された光導波路20の端部を、前方に向けて、
基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに形成しな
ければならなかった。そのため、その光導波路20の端
部を基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに形成
する作業に、多大な手数と時間を要した。また、その光
導波路20の端部を基板10表面の上方に傾斜する傾斜
面20dに形成するのに、大掛かりで複雑な特殊のエッ
チング装置を必要とした。
エッチングイオンガス雰囲気中に置かれた電極間に、基
板10を斜め上下方向に向けて置いて、その基板10表
面に形成された光導波路20の端部を、前方に向けて、
基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに形成しな
ければならなかった。そのため、その光導波路20の端
部を基板10表面の上方に傾斜する傾斜面20dに形成
する作業に、多大な手数と時間を要した。また、その光
導波路20の端部を基板10表面の上方に傾斜する傾斜
面20dに形成するのに、大掛かりで複雑な特殊のエッ
チング装置を必要とした。
【0015】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、基板表面に形成された光導波路内を伝わる光
信号を、光導波路近くに配置された受光素子に伝えた
り、逆に、光導波路近くに配置された発光素子が発する
光信号を、光導波路内に伝えたりする、製造容易で簡単
なインターコネクト手段を備えた、汎用性のある光用デ
バイス(以下、デバイスという)を提供することを目的
としている。
たもので、基板表面に形成された光導波路内を伝わる光
信号を、光導波路近くに配置された受光素子に伝えた
り、逆に、光導波路近くに配置された発光素子が発する
光信号を、光導波路内に伝えたりする、製造容易で簡単
なインターコネクト手段を備えた、汎用性のある光用デ
バイス(以下、デバイスという)を提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデバイスは、基板表面に光透過部材からな
る光導波路が形成された光用デバイスにおいて、前記光
導波路の端部を、前方に向けて、前記基板表面方向に傾
斜する傾斜面に形成し、該傾斜面の下方の前記基板表面
部分に、光信号を反射させる反射面を形成したことを特
徴としている。
に、本発明のデバイスは、基板表面に光透過部材からな
る光導波路が形成された光用デバイスにおいて、前記光
導波路の端部を、前方に向けて、前記基板表面方向に傾
斜する傾斜面に形成し、該傾斜面の下方の前記基板表面
部分に、光信号を反射させる反射面を形成したことを特
徴としている。
【0017】このデバイスにおいては、光導波路内を伝
わる光信号を、光導波路の端部の基板表面方向に傾斜す
る傾斜面の内側で、基板表面方向に向けて、反射させる
ことができる。
わる光信号を、光導波路の端部の基板表面方向に傾斜す
る傾斜面の内側で、基板表面方向に向けて、反射させる
ことができる。
【0018】その際には、光導波路の端部の傾斜面が、
光導波路の光の屈折率n2 より小さい、光の屈折率n3
の空気等に接触した状態にあるため、光導波路内を伝わ
る光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面の内側に、
臨界角以上の角度で入射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路の端部の傾斜面を通して、光導
波路外部に洩らさずに、光導波路の端部の傾斜面の内側
で、基板表面方向に向けて、全反射させることができ
る。
光導波路の光の屈折率n2 より小さい、光の屈折率n3
の空気等に接触した状態にあるため、光導波路内を伝わ
る光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面の内側に、
臨界角以上の角度で入射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路の端部の傾斜面を通して、光導
波路外部に洩らさずに、光導波路の端部の傾斜面の内側
で、基板表面方向に向けて、全反射させることができ
る。
【0019】次いで、その光信号を、光導波路の端部の
傾斜面の下方の基板表面部分に形成された反射面で、光
導波路の端部の傾斜面方向に反射させることができる。
そして、その光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面
の内側に、臨界角未満の角度で、入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面の
内側で全反射させずに、その光導波路の端部の傾斜面を
通して、光導波路の外方に配置された受光素子に伝える
ことができる。
傾斜面の下方の基板表面部分に形成された反射面で、光
導波路の端部の傾斜面方向に反射させることができる。
そして、その光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面
の内側に、臨界角未満の角度で、入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面の
内側で全反射させずに、その光導波路の端部の傾斜面を
通して、光導波路の外方に配置された受光素子に伝える
ことができる。
【0020】また、逆に、光導波路の端部近くに配置さ
れた発光素子が発する光信号を、光導波路の端部の傾斜
面に、臨界角未満の角度で入射させることにより、その
光信号を、光導波路の端部の傾斜面の外側で全反射させ
ずに、その光導波路の端部の傾斜面を通して、光導波路
内を、基板表面方向に向けて、伝えることができる。
れた発光素子が発する光信号を、光導波路の端部の傾斜
面に、臨界角未満の角度で入射させることにより、その
光信号を、光導波路の端部の傾斜面の外側で全反射させ
ずに、その光導波路の端部の傾斜面を通して、光導波路
内を、基板表面方向に向けて、伝えることができる。
【0021】次いで、その光信号を、光導波路の端部の
傾斜面の下方の基板表面部分に形成された反射面で、光
導波路の端部の傾斜面方向に向けて、反射させることが
できる。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜
面の内側に、臨界角以上の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号の多くを、光導波路の端部の傾
斜面を通して、光導波路外部に洩らさずに、光導波路の
端部の傾斜面で、全反射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路内をその先方に伝えることがで
きる。
傾斜面の下方の基板表面部分に形成された反射面で、光
導波路の端部の傾斜面方向に向けて、反射させることが
できる。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜
面の内側に、臨界角以上の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号の多くを、光導波路の端部の傾
斜面を通して、光導波路外部に洩らさずに、光導波路の
端部の傾斜面で、全反射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路内をその先方に伝えることがで
きる。
【0022】本発明のデバイスにおいては、光導波路の
端部の傾斜面を、光導波路内を伝わる光信号の多くが前
記傾斜面で全反射するように、基板表面方向にゆるやか
に傾斜させた構造とすることを好適としている。
端部の傾斜面を、光導波路内を伝わる光信号の多くが前
記傾斜面で全反射するように、基板表面方向にゆるやか
に傾斜させた構造とすることを好適としている。
【0023】この光導波路の端部の傾斜面を基板表面方
向にゆるやかに傾斜させたデバイスにあっては、光導波
路内を伝わる光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面
の内側に、臨界角以上の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面を
通して、光導波路外部に洩らさずに、光導波路の端部の
傾斜面の内側で、全反射させることができる。
向にゆるやかに傾斜させたデバイスにあっては、光導波
路内を伝わる光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜面
の内側に、臨界角以上の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面を
通して、光導波路外部に洩らさずに、光導波路の端部の
傾斜面の内側で、全反射させることができる。
【0024】又は、光導波路の端部近くに配置された発
光素子が発する光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜
面の外側に、臨界角未満の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面の
外側で反射させずに、その傾斜面を通して、光導波路内
に伝えることができる。
光素子が発する光信号の多くを、光導波路の端部の傾斜
面の外側に、臨界角未満の角度で入射させることができ
る。そして、その光信号を、光導波路の端部の傾斜面の
外側で反射させずに、その傾斜面を通して、光導波路内
に伝えることができる。
【0025】また、本発明のデバイスにおいては、反射
面が、基板表面に形成されたアルミニウム被膜又はニッ
ケル被膜等の金属被膜からなることを好適としている。
面が、基板表面に形成されたアルミニウム被膜又はニッ
ケル被膜等の金属被膜からなることを好適としている。
【0026】この反射面が基板表面に形成された金属被
膜からなるデバイスにあっては、基板表面に光導波路を
形成する前に、基板表面に金属被膜を形成して、その金
属被膜をエッチング処理することにより、基板表面の光
導波路の端部に形成する傾斜面の下方の基板表面部分
に、金属被膜からなる反射面を形成できる。
膜からなるデバイスにあっては、基板表面に光導波路を
形成する前に、基板表面に金属被膜を形成して、その金
属被膜をエッチング処理することにより、基板表面の光
導波路の端部に形成する傾斜面の下方の基板表面部分
に、金属被膜からなる反射面を形成できる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1ないし図3は本発明のデバイスの
好適な実施の形態を示し、図1はその側面図、図2と図
3はその傾斜面部分の拡大側面図である。以下に、この
デバイスを説明する。
に従い説明する。図1ないし図3は本発明のデバイスの
好適な実施の形態を示し、図1はその側面図、図2と図
3はその傾斜面部分の拡大側面図である。以下に、この
デバイスを説明する。
【0028】図において、10は、光の屈折率n1 のセ
ラミック等の部材からなる基板であって、その表面を凹
凸のない鏡面状に形成している。
ラミック等の部材からなる基板であって、その表面を凹
凸のない鏡面状に形成している。
【0029】20は、帯状をした光導波路である。光導
波路20は、いわゆるステップ型と呼ばれるものであっ
て、基板10表面に層状に形成された光透過部材(図示
せず)であって、空気等の光の屈折率n3 より大きく、
かつ、基板10の光の屈折率n1 より大きい、光の屈折
率n2 の光透過部材を、エッチング加工して形成してい
る。具体的には、基板10表面に形成された層状の光透
過部材表面にレジストを所定パターンに層状に塗布して
いる。そして、基板10を、レジストが塗布された光透
過部材と共に、エッチング処理液に浸漬している。そし
て、光透過部材を、所定回路パターン形状にエッチング
加工している。そして、基板10表面に光透過部材から
なる光の屈折率n2 の光導波路20を形成している。光
透過部材には、SiO2 等のガラス系部材、Pi等の有
機質系部材を用いている。
波路20は、いわゆるステップ型と呼ばれるものであっ
て、基板10表面に層状に形成された光透過部材(図示
せず)であって、空気等の光の屈折率n3 より大きく、
かつ、基板10の光の屈折率n1 より大きい、光の屈折
率n2 の光透過部材を、エッチング加工して形成してい
る。具体的には、基板10表面に形成された層状の光透
過部材表面にレジストを所定パターンに層状に塗布して
いる。そして、基板10を、レジストが塗布された光透
過部材と共に、エッチング処理液に浸漬している。そし
て、光透過部材を、所定回路パターン形状にエッチング
加工している。そして、基板10表面に光透過部材から
なる光の屈折率n2 の光導波路20を形成している。光
透過部材には、SiO2 等のガラス系部材、Pi等の有
機質系部材を用いている。
【0030】以上の構成は、既述従来のデバイスと同様
であるが、図のデバイスでは、帯状をした光導波路20
の端部を、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する
傾斜面20aに形成している。
であるが、図のデバイスでは、帯状をした光導波路20
の端部を、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する
傾斜面20aに形成している。
【0031】この光導波路20の端部を、基板10表面
方向に傾斜する傾斜面20aに形成する際には、基板1
0を、該基板表面に層状に形成された光透過部材及び該
部材表面に塗布された光導波路形成用のレジストと共
に、エッチング力が総ての方向に対して均等の等方性の
エッチング液に浸漬している。そして、そのエッチング
液を用いて、図4に示したように、光導波路形成用のレ
ジスト70の端部の内側部分直下の光透過部材部分20
0をその奥方までエッチング液で深く浸食するようにし
ている。そして、レジスト70の端部の下方に形成され
る光導波路20の端部を、前方に向けて、基板10表面
方向に傾斜する傾斜面20aに形成している。そして、
光透過部材をエッチング処理して、基板10表面に光導
波路20を形成すると同時に、光導波路20の端部に、
基板10表面方向に傾斜する傾斜面20aを形成してい
る。
方向に傾斜する傾斜面20aに形成する際には、基板1
0を、該基板表面に層状に形成された光透過部材及び該
部材表面に塗布された光導波路形成用のレジストと共
に、エッチング力が総ての方向に対して均等の等方性の
エッチング液に浸漬している。そして、そのエッチング
液を用いて、図4に示したように、光導波路形成用のレ
ジスト70の端部の内側部分直下の光透過部材部分20
0をその奥方までエッチング液で深く浸食するようにし
ている。そして、レジスト70の端部の下方に形成され
る光導波路20の端部を、前方に向けて、基板10表面
方向に傾斜する傾斜面20aに形成している。そして、
光透過部材をエッチング処理して、基板10表面に光導
波路20を形成すると同時に、光導波路20の端部に、
基板10表面方向に傾斜する傾斜面20aを形成してい
る。
【0032】又は、基板10表面に層状に形成された光
透過部材をエッチング加工して、基板10表面に所定回
路パターン形状をした光導波路20を形成する前に、基
板10表面に層状に形成された光透過部材表面に、その
光導波路20の端部を形成する部分直上の光透過部材表
面部分を残して、レジストを塗布している。そして、基
板10を、レジストが塗布された光透過部材と共に、エ
ッチング液に浸漬している。そして、光透過部材の光導
波路20の端部を形成する部分に、エッチング加工によ
り、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する傾斜面
20aを形成している。その後、その光透過部材に形成
した傾斜面20a表面にレジストを塗布すると共に、光
透過部材表面に光導波路形成用のレジストを所定パター
ン形状に塗布している。そして、基板10を、レジスト
が塗布された光透過部材と共に、再度エッチング液に浸
漬している。そして、基板10表面に所定パターン形状
をした光導波路20をエッチング加工により形成してい
る。そして、光導波路20の端部に基板10表面方向に
傾斜する傾斜面20aが形成された光導波路20を、基
板10表面に形成している。
透過部材をエッチング加工して、基板10表面に所定回
路パターン形状をした光導波路20を形成する前に、基
板10表面に層状に形成された光透過部材表面に、その
光導波路20の端部を形成する部分直上の光透過部材表
面部分を残して、レジストを塗布している。そして、基
板10を、レジストが塗布された光透過部材と共に、エ
ッチング液に浸漬している。そして、光透過部材の光導
波路20の端部を形成する部分に、エッチング加工によ
り、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する傾斜面
20aを形成している。その後、その光透過部材に形成
した傾斜面20a表面にレジストを塗布すると共に、光
透過部材表面に光導波路形成用のレジストを所定パター
ン形状に塗布している。そして、基板10を、レジスト
が塗布された光透過部材と共に、再度エッチング液に浸
漬している。そして、基板10表面に所定パターン形状
をした光導波路20をエッチング加工により形成してい
る。そして、光導波路20の端部に基板10表面方向に
傾斜する傾斜面20aが形成された光導波路20を、基
板10表面に形成している。
【0033】又は、基板10表面に層状に形成された光
透過部材をエッチング加工して、基板10表面に所定回
路パターン形状をした光導波路20を形成した後に、光
導波路20表面に、その傾斜面20aを形成する光導波
路20の端部表面を残して、レジストを塗布している。
そして、基板10を、レジストが塗布された光導波路2
0と共に、エッチング液に浸漬して、光導波路20の端
部をエッチング加工している。そして、光導波路20の
端部を、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する傾
斜面20aに形成している。
透過部材をエッチング加工して、基板10表面に所定回
路パターン形状をした光導波路20を形成した後に、光
導波路20表面に、その傾斜面20aを形成する光導波
路20の端部表面を残して、レジストを塗布している。
そして、基板10を、レジストが塗布された光導波路2
0と共に、エッチング液に浸漬して、光導波路20の端
部をエッチング加工している。そして、光導波路20の
端部を、前方に向けて、基板10表面方向に傾斜する傾
斜面20aに形成している。
【0034】また、上記のようにして、基板10表面に
層状に形成された光透過部材をエッチング加工して光導
波路20を基板10表面に形成する前に、光導波路20
の端部を形成する光透過部材部分に傾斜面20aを形成
したり、又は光導波路20を基板10表面に形成した後
に、光導波路20の端部を傾斜面20aに形成したりす
る場合には、傾斜面20aを形成するためのエッチング
液のエッチング力を強弱に調整して、光導波路20の端
部にエッチング加工により形成する傾斜面20aの傾斜
角を大小に調整している。
層状に形成された光透過部材をエッチング加工して光導
波路20を基板10表面に形成する前に、光導波路20
の端部を形成する光透過部材部分に傾斜面20aを形成
したり、又は光導波路20を基板10表面に形成した後
に、光導波路20の端部を傾斜面20aに形成したりす
る場合には、傾斜面20aを形成するためのエッチング
液のエッチング力を強弱に調整して、光導波路20の端
部にエッチング加工により形成する傾斜面20aの傾斜
角を大小に調整している。
【0035】光導波路20の端部の傾斜面20aの下方
の基板10表面部分には、光信号を反射させる反射面4
0を形成している。
の基板10表面部分には、光信号を反射させる反射面4
0を形成している。
【0036】反射面40を形成する際には、基板10表
面に光導波路20を形成する前に、アルミニウム被膜、
ニッケル被膜等の金属被膜を、スパッタリング法等によ
り、基板10表面に形成している。そして、その金属被
膜を、エッチング処理して、光導波路20の端部に形成
する傾斜面20aの下方の基板10表面部分に金属被膜
からなる所定大きさの反射面40を形成している。
面に光導波路20を形成する前に、アルミニウム被膜、
ニッケル被膜等の金属被膜を、スパッタリング法等によ
り、基板10表面に形成している。そして、その金属被
膜を、エッチング処理して、光導波路20の端部に形成
する傾斜面20aの下方の基板10表面部分に金属被膜
からなる所定大きさの反射面40を形成している。
【0037】図1ないし図3に示したデバイスは、以上
のように構成していて、このデバイスにおいては、図2
に矢印で示したように、光導波路20内を伝わる光信号
を、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側で、基板
10表面方向に向けて、反射させることができる。
のように構成していて、このデバイスにおいては、図2
に矢印で示したように、光導波路20内を伝わる光信号
を、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側で、基板
10表面方向に向けて、反射させることができる。
【0038】その際には、光導波路20の端部の傾斜面
20aが、光導波路20の光の屈折率n2 より小さい、
光の屈折率n3 の空気等に接触した状態にあるため、光
導波路20内を伝わる光信号の多くを、光導波路20の
端部の傾斜面20aの内側に、臨界角以上の角度で入射
させることができる。そして、その光信号を、光導波路
20の端部の傾斜面20aを通して、光導波路20外部
に洩らさずに、光導波路20の端部の傾斜面20aの内
側で、基板10表面方向に向けて、全反射させることが
できる。
20aが、光導波路20の光の屈折率n2 より小さい、
光の屈折率n3 の空気等に接触した状態にあるため、光
導波路20内を伝わる光信号の多くを、光導波路20の
端部の傾斜面20aの内側に、臨界角以上の角度で入射
させることができる。そして、その光信号を、光導波路
20の端部の傾斜面20aを通して、光導波路20外部
に洩らさずに、光導波路20の端部の傾斜面20aの内
側で、基板10表面方向に向けて、全反射させることが
できる。
【0039】次いで、その光信号を、光導波路20の端
部の傾斜面20aの下方の基板10表面部分に備えられ
た反射面40で、光導波路20の端部の傾斜面20a方
向に反射させることができる。そして、その光信号の多
くを、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、臨
界角未満の角度で、入射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aの内
側で全反射させずに、その光導波路20の端部の傾斜面
20aを通して、光導波路20の外方に配置された受光
素子50に伝えることができる。
部の傾斜面20aの下方の基板10表面部分に備えられ
た反射面40で、光導波路20の端部の傾斜面20a方
向に反射させることができる。そして、その光信号の多
くを、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、臨
界角未満の角度で、入射させることができる。そして、
その光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aの内
側で全反射させずに、その光導波路20の端部の傾斜面
20aを通して、光導波路20の外方に配置された受光
素子50に伝えることができる。
【0040】また、逆に、図3に矢印で示したように、
光導波路20の端部近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aに、
臨界角未満の角度で入射させることにより、その光信号
を、光導波路20の端部の傾斜面20aの外側で全反射
させずに、その光導波路20の端部の傾斜面20aを通
して、光導波路20内を、基板10表面方向に向けて、
伝えることができる。
光導波路20の端部近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aに、
臨界角未満の角度で入射させることにより、その光信号
を、光導波路20の端部の傾斜面20aの外側で全反射
させずに、その光導波路20の端部の傾斜面20aを通
して、光導波路20内を、基板10表面方向に向けて、
伝えることができる。
【0041】次いで、その光信号を、光導波路20の端
部の傾斜面20aの下方の基板10表面部分の反射面4
0で、光導波路20の端部の傾斜面20a方向に向け
て、反射させることができる。そして、その光信号を、
光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、臨界角以
上の角度で入射させることができる。そして、その光信
号の多くを、光導波路20の端部の傾斜面20aを通し
て、光導波路20外部に洩らさずに、光導波路20の端
部の傾斜面20aで、全反射させることができる。そし
て、その光信号を、光導波路20内をその先方に伝える
ことができる。
部の傾斜面20aの下方の基板10表面部分の反射面4
0で、光導波路20の端部の傾斜面20a方向に向け
て、反射させることができる。そして、その光信号を、
光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、臨界角以
上の角度で入射させることができる。そして、その光信
号の多くを、光導波路20の端部の傾斜面20aを通し
て、光導波路20外部に洩らさずに、光導波路20の端
部の傾斜面20aで、全反射させることができる。そし
て、その光信号を、光導波路20内をその先方に伝える
ことができる。
【0042】なお、上述デバイスにおいては、光導波路
20内を伝わる光信号の多くが、光導波路20の端部の
傾斜面20aで全反射するように、光導波路20の端部
の傾斜面20aを、基板10表面に対してゆるやかな傾
斜角度αを持たせて、基板10表面方向に傾斜させた構
造とするのが良い。
20内を伝わる光信号の多くが、光導波路20の端部の
傾斜面20aで全反射するように、光導波路20の端部
の傾斜面20aを、基板10表面に対してゆるやかな傾
斜角度αを持たせて、基板10表面方向に傾斜させた構
造とするのが良い。
【0043】そして、光導波路20内を伝わる光信号の
多くを、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、
臨界角以上の角度で入射させることができるようにする
と良い。そして、その光信号を、光導波路20の端部の
傾斜面20aを通して、光導波路20外部に洩らさず
に、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側で、全反
射させることができるようにすると良い。
多くを、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側に、
臨界角以上の角度で入射させることができるようにする
と良い。そして、その光信号を、光導波路20の端部の
傾斜面20aを通して、光導波路20外部に洩らさず
に、光導波路20の端部の傾斜面20aの内側で、全反
射させることができるようにすると良い。
【0044】又は、光導波路20の端部近くに配置され
た発光素子60が発する光信号の多くを、光導波路20
の端部の傾斜面20aの外側に、臨界角未満の角度で入
射させることができるようにすると良い。そして、その
光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aの外側で
反射させずに、その傾斜面20aを通して、光導波路2
0内に的確に伝えることができるようにすると良い。
た発光素子60が発する光信号の多くを、光導波路20
の端部の傾斜面20aの外側に、臨界角未満の角度で入
射させることができるようにすると良い。そして、その
光信号を、光導波路20の端部の傾斜面20aの外側で
反射させずに、その傾斜面20aを通して、光導波路2
0内に的確に伝えることができるようにすると良い。
【0045】また、光透過部材を等方性のエッチング液
に浸漬して形成する光導波路20の端部の傾斜面20a
は、図2又は図3に示したように、平面状に形成されず
に、図5又は図6に示したように、弧状に湾曲した形状
に形成される場合が多いが、光導波路20の端部の傾斜
面20aは、そのように湾曲した形状に形成しても良
く、そうしたデバイスにおいても、上述デバイスと同様
にして、光導波路20内を伝わる光信号を、光導波路2
0の端部の湾曲した傾斜面20aを通して、光導波路2
0の外方に配置された受光素子50に伝えたり、逆に、
光導波路20の端部近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、光導波路20の端部の湾曲した傾斜面2
0aを通して、光導波路20内に伝えたりできる。
に浸漬して形成する光導波路20の端部の傾斜面20a
は、図2又は図3に示したように、平面状に形成されず
に、図5又は図6に示したように、弧状に湾曲した形状
に形成される場合が多いが、光導波路20の端部の傾斜
面20aは、そのように湾曲した形状に形成しても良
く、そうしたデバイスにおいても、上述デバイスと同様
にして、光導波路20内を伝わる光信号を、光導波路2
0の端部の湾曲した傾斜面20aを通して、光導波路2
0の外方に配置された受光素子50に伝えたり、逆に、
光導波路20の端部近くに配置された発光素子60が発
する光信号を、光導波路20の端部の湾曲した傾斜面2
0aを通して、光導波路20内に伝えたりできる。
【0046】また、光導波路20の端部の傾斜面20a
は、カッター等を用いた機械加工により、前方に向け
て、基板10表面方向に傾斜させた形状に形成しても良
いことは、言うまでもない。
は、カッター等を用いた機械加工により、前方に向け
て、基板10表面方向に傾斜させた形状に形成しても良
いことは、言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデバイス
によれば、光導波路内を伝わる光信号を、光導波路の端
部の傾斜面を通して、光導波路の外方に配置された受光
素子に伝えたり、逆に、光導波路の端部近くに配置され
た発光素子が発する光信号を、光導波路の端部の傾斜面
を通して、光導波路内に伝えたりできる。
によれば、光導波路内を伝わる光信号を、光導波路の端
部の傾斜面を通して、光導波路の外方に配置された受光
素子に伝えたり、逆に、光導波路の端部近くに配置され
た発光素子が発する光信号を、光導波路の端部の傾斜面
を通して、光導波路内に伝えたりできる。
【0048】また、光導波路の端部を、前方に向けて、
基板表面方向に傾斜する傾斜面に形成し、その傾斜面の
下方の基板表面部分に反射面を形成してなる、製造容易
で簡単なインターコネクト手段を備えた、安価で汎用性
のある光用デバイスを提供できる。
基板表面方向に傾斜する傾斜面に形成し、その傾斜面の
下方の基板表面部分に反射面を形成してなる、製造容易
で簡単なインターコネクト手段を備えた、安価で汎用性
のある光用デバイスを提供できる。
【図1】本発明のデバイスの側面図である。
【図2】本発明のデバイスの光導波路の端部の傾斜面部
分の拡大側面図である。
分の拡大側面図である。
【図3】本発明のデバイスの光導波路の端部の傾斜面部
分の拡大側面図である。
分の拡大側面図である。
【図4】本発明のデバイスの光導波路の端部を傾斜面に
形成する方法の説明図である。
形成する方法の説明図である。
【図5】本発明のデバイスの光導波路の端部の傾斜面部
分の拡大側面図である。
分の拡大側面図である。
【図6】本発明のデバイスの光導波路の端部の傾斜面部
分の拡大側面図である。
分の拡大側面図である。
【図7】従来のデバイスの側面図である。
【図8】従来のデバイスの側面図である。
10 基板 20 光導波路 20a 傾斜面 20b 光導波路の上面 20d 傾斜面 30 プリズム 40 反射面 50 受光素子 60 発光素子 70 レジスト 200 光透過部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 G02B 6/42 - 6/43 H01L 31/00 - 31/10 H01L 27/14 - 27/15
Claims (4)
- 【請求項1】 基板表面に光透過部材からなる光導波路
が形成された光用デバイスにおいて、前記光導波路の端
部を、前方に向けて、前記基板表面方向に傾斜する傾斜
面に形成し、該傾斜面の下方の前記光導波路が形成され
た基板表面と同じ基板表面部分に、光信号を反射させる
反射面を形成したことを特徴とする光用デバイス。 - 【請求項2】 前記傾斜面を、該傾斜面で光導波路内を
伝わる光信号の多くが全反射するように、基板表面方向
にゆるやかに傾斜する傾斜面に形成した請求項1記載の
光用デバイス。 - 【請求項3】 前記反射面が、基板表面部分に形成した
金属被膜である請求項1又は2記載の光用デバイス。 - 【請求項4】 前記金属被膜が、アルミニウム又はニッ
ケルからなる請求項3記載の光用デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32640395A JP3325443B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 光用デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32640395A JP3325443B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 光用デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145944A JPH09145944A (ja) | 1997-06-06 |
JP3325443B2 true JP3325443B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18187410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32640395A Expired - Fee Related JP3325443B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 光用デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325443B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32640395A patent/JP3325443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09145944A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |