JP3325240B2 - 水洗トイレの使用による安否確認システム - Google Patents

水洗トイレの使用による安否確認システム

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JP3325240B2
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政信 藤沢
正義 山▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水洗トイレの使用に
よる安否確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、居住者、特に高齢者が健康に生活
しているか否かを検知し、生活異変があった場合には緊
急通報先へ通報する安否確認システムとして、 部屋内に、人体から発せられる温度を検知するパッシ
ブセンサーを設置する方法 部屋内に、人の動きを検知する超音波センサーを設置
する方法 水道管に水量センサーを設置して水の使用により検知
する方法 などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のの方法に
おいては、人体のみならずペット等の動物による温度変
化も検知したりセンサーの周囲の空気の温度変化も検知
し、誤報が多い問題がある。更に、居住者がセンサーの
下を通らないと誤報がでる問題もある。
【0004】前記従来のの方法においては、居住者の
みならずペット等の動物の動きも検知したり、更にはカ
ーテンの動き等によっても検知してしまう問題がある。
更に、前記の方法おけるセンサーは人目につきやす
い壁や天井に付設されるため、居住者はいつも監視され
ているといった心配がある。前記従来のの方法におい
ては、水量センサーの設置に際しては、水道管を切断し
なければならず、既設住宅への取り付けが容易ではない
問題がある。
【0005】そこで本発明は、人は生活している中で必
ず1日1回以上はトイレを使用することに鑑み、トイレ
の水を流す行為を判断要素として前記従来の問題を生じ
ない安否確認システムを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の第1の発明は、水洗トイレ用ロータ
ンクに備えた操作レバーの使用を検知して信号を出力す
る安否確認センサーと、居住者の在・不在を判別して信
号を出力する在・不在判別手段と、タイマー機能を備え
て前記各信号により緊急通報信号を出力する安否判定ユ
ニットからなり、前記在・不在判別手段からの信号が在
信号であり、かつ、前記タイマー機能に設定した一定時
間内に前記安否確認センサーから操作レバー使用信号が
入力されないときに、前記緊急通報信号を出力するよう
にし、前記安否確認センサーを、前記操作レバー側にマ
グネットを設け、水洗トイレ用ロータンクの壁の外部に
前記マグネットにより作動して信号を出力するリードス
イッチを、操作レバーの操作方向側に配置して構成した
ことを特徴とするものである。
【0007】
【0008】請求項記載の第の発明は、前記第1の
発明において、前記在・不在判別手段を、キーホルダー
を部屋に備えたキーボックスに差し込むことにより在信
号が出力されるように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項記載の第の発明は、前記第1又
は第2の発明において、前記安否判定ユニットからの緊
急通報信号によって、電話回線を通じて安否を緊急通報
先へ通報するようにしたことを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】図に示す実施例に基いて本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明における安
否確認センサーを備えた水洗用ロータンクの斜視図、図
2は図1における安否確認センサー部である操作レバー
部を示す正面図、図3は図2における側断面図である。
これらの図面において、ロータンク1の前壁2にはロッ
ド3が回転可能に備えられ、該ロッド3の外端には操作
レバー4が固着され、周知のように操作レバー4を矢印
A方向に回動することにより所定の量の水を、また矢印
B方向に回動することにより所定の量の水を流すように
なっている。
【0011】前記ロータンク1の前壁2の前面にはスイ
ッチボックス5が固設され、前記ロッド3がスイッチボ
ックス5を貫通し、操作レバー4がスイッチボックス5
の前側に配置されている。
【0012】前記ロッド3を中心として回動する操作レ
バー4の先端部にはマグネット6が内蔵されている。ま
た、前記スイッチボックス5内には、図2及び図3に示
すように前記操作レバー4の前記A方向及びB方向の回
動によるマグネット6の回転軌跡と対向する位置であっ
て、操作レバー4の中立位置より左右に位置して夫々リ
ードスイッチ7,8が配置されており、操作レバー4を
大側へ回転操作して水を流した場合には、マグネット6
が第1のリードスイッチ7の前側を通過することにより
第1のリードスイッチ7がオン作動して操作レバー使用
信号を出力し、操作レバー4を小側へ回転操作して水を
流した場合には、マグネット6が第2のリードスイッチ
8の前側を通過することにより第2のリードスイッチ8
がオン作動して操作レバー使用信号を出力するようにな
っている。
【0013】これらの構造により安否確認センサー9を
構成している。前記安否確認センサー9における両リー
ドスイッチ7,8は、図4に示す配線10により、その
住居に設置された安否判定ユニット11に接続されてい
る。
【0014】該安否判定ユニット11には、タイマー機
能12が備えられており、このタイマー機能12の設定
時間内に前記両リードスイッチ7,8からの信号、すな
わち操作レバー使用信号がないときに、緊急通報用信号
を出力するようになっている。
【0015】更に、前記安否判定ユニット11には、居
住者の在・不在を判別する在・不在判別手段17が接続
されている。該手段として図の実施例では、キーボック
ス13を用いており、該キーボックス13は、部屋のキ
ー16aを付設したキーホルダー16をキーボックス1
3内に差し込むことにより、キーボックス13に備えた
スイッチ14がオン作動して、配線15で接続された安
否判定ユニット11に在信号を出力して居住者の在宅を
判別し、居住者が外出するためにキーホルダー16をキ
ーボックス13から取り出すことにより、スイッチ14
がオフ作動して安否判定ユニット11で居住者の不在を
判別するようになっている。
【0016】更に、安否判定ユニット11は、配線18
によって緊急電話機19に接続され、該電話機19によ
り自動的に電話回線20を通じて管理センター等の緊急
通報先21へ通報できるようになっている。更に、安否
判定ユニット11は集合住宅における廊下非常表示灯2
2へ配線23により接続されている。なお、この廊下非
常表示灯22も緊急通報先の機能ともなる。
【0017】そして、前記安否判定ユニット11は、次
のように構成されている。居住者が在宅でキーホルダー
16がキーボックス13に差し込まれてスイッチ14が
オン作動している在信号発信状態であって、かつ、前記
安否確認センサー9からの操作レバー信号が、前記タイ
マー機能12で設定した一定の時間内にないときには、
居住者の健康(生活)上に異常があるものとして、緊急
通報としての信号を前記電話機19及び廊下非常表示灯
22へ出力する。この信号が電話機19へ出力される
と、電話機19は自動的に電話回線20を通じて緊急通
報先21へ電話をかけ、音声で異常を知らせる。また、
廊下非常表示灯22は点滅して周囲に知らせる。
【0018】次に、居住者が在宅でキーホルダー16が
キーボックス13に差し込まれてスイッチ14がオン作
動している状態であって、タイマー機能12で設定した
一定の時間内に安否確認センサー9からの操作レバー信
号が入力されると、居住者の健康(生活)上に異常がな
いとして緊急通報としての信号は出力されない。したが
って、緊急通報先21への通報及び廊下非常表示灯22
の点滅はしない。
【0019】次に、居住者がキーホルダー16をキーボ
ックス13から抜き外してそのキー16aで部屋の入口
のドアを施錠して外出すると、キーボックス13のスイ
ッチ14がオフ作動する。このオフ作動状態においてタ
イマー機能12で設定した一定時間内に安否確認センサ
ー9からの操作レバー信号がない場合でも、居住者が外
出しているとして緊急通報としての信号は出力しない。
【0020】以上により、居住者が在宅であって、かつ
一定の時間内にトイレが使用されていない場合に限り、
居住者に健康(生活)上の異常があるものとして外部へ
通報し、早急に対応することができる。
【0021】なお、前記実施例では、電話による通報と
廊下非常表示灯の点滅による通報の両者の通報として
が、これらのいずれか一方のみによる通報でもよい。ま
た、その他の通報手段を用いてもよく、例えば前記廊下
非常表示灯の代わりにブザーを使用してもよい。
【0022】更に、居住者の在・不在の判別信号を出力
する手段としては、前記のキーボックス13等によるも
のの外に、部屋の入口のドアに内側用と外側用の2個の
スイッチを設け、外側からの施錠の有無を外側用スイッ
チで検知して施錠状態時は不在信号を出力し、解錠状態
時には在宅信号を出力するようにしてもよい。このよう
な施錠、解錠による在・不在の検出手段としては、例え
ば、特開昭56−31976号公報に開示されているも
のを使用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のようであるから本発明によれば、
人は生活している中で必ず1日1回以上はトイレを使用
するため、在宅中に一定時間の間にトイレを使用しない
場合に、居住者に健康(生活)上の異常があるものと判
断して通報先へ緊急通報することができる。
【0024】また、本発明によれば、人為的に行われる
トイレの操作レバーの動きを判断要素としたので、前記
従来のような動物等の動きや温度変化等による誤報が発
生しない。
【0025】更に、既設のロータンクに対しても部品を
取り替えて容易に設置できる。更に、安否確認センサー
は人目につかないトイレ内に設置されているため、前記
従来のパッシブセンサーなどのような監視されていると
いった心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における水洗トイレ用ロータン
ク部を示す斜視図。
【図2】図1における安否確認センサー部である操作レ
バー部を示す正面図。
【図3】図2における側断面図。
【図4】本発明のシステムの実施例を示す図。
【符号の説明】
1 水洗用ロータンク 4 操作レバー 6 マグネット 7,8 リードスイッチ 9 安否確認センサー 12 タイマー機能 13 キーボックス 14 スイッチ 16 キーホルダー 17 在・不在判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−207338(JP,A) 特開 平5−274576(JP,A) 実開 平2−21854(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/04 G08B 21/02 G08B 25/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗トイレ用ロータンクに備えた操作レ
    バーの使用を検知して信号を出力する安否確認センサー
    と、居住者の在・不在を判別して信号を出力する在・不
    在判別手段と、タイマー機能を備えて前記各信号により
    緊急通報信号を出力する安否判定ユニットからなり、 前記在・不在判別手段からの信号が在信号であり、か
    つ、前記タイマー機能に設定した一定時間内に前記安否
    確認センサーから操作レバー使用信号が入力されないと
    きに、前記緊急通報信号を出力するようにし、前記安否
    確認センサーを、前記操作レバー側にマグネットを設
    け、水洗トイレ用ロータンクの壁の外部に前記マグネッ
    トにより作動して信号を出力するリードスイッチを、操
    作レバーの操作方向側に配置して構成したことを特徴と
    する水洗トイレの使用による安否確認システム。
  2. 【請求項2】 前記在・不在判別手段を、キーホルダー
    を部屋に備えたキーボックスに差し込むことにより在信
    号が出力されるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の水洗トイレの使用による安否確認システム。
  3. 【請求項3】 前記安否判定ユニットからの緊急通報信
    号によって、電話回線を通じて安否を緊急通報先へ通報
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    水洗トイレの使用による安否確認システム。
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