JP3522528B2 - 入退出タイマ機能付き警備装置 - Google Patents

入退出タイマ機能付き警備装置

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JP3522528B2
JP3522528B2 JP08215598A JP8215598A JP3522528B2 JP 3522528 B2 JP3522528 B2 JP 3522528B2 JP 08215598 A JP08215598 A JP 08215598A JP 8215598 A JP8215598 A JP 8215598A JP 3522528 B2 JP3522528 B2 JP 3522528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、入退出タイマ機能
付き警備装置に係り、特に住人が警備を開始する操作を
した後に住宅から退出するとき、及び警備中に住宅に入
り警備を解除するときに誤って侵入者ありの警報が出力
されるのを防ぐ入退出タイマ機能付き警報装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】近年、防犯意識の高まりにより一般住宅
においても防犯,防災を目的とする警備装置の導入され
る機会が増加してきている。一般住宅に警備装置を設置
する場合、建物の出入口部分や廊下等に侵入者を検知す
るセンサが設けられ、警備装置はそのセンサにより侵入
者を検知して所定の監視センタへ警報を出力する。この
警備装置による警備の開始又は解除を切り換える手段及
び警報の状態を確認する手段は同じ場所に設けられてお
り、普通台所(ダイニングキッチン)やリビングに設け
られる場合が多い。 【0003】したがって、外出時に警備を開始する操作
を行なったあと建物の出入口部分を通って退出するまで
の時間、及び帰宅時に警備中の建物の出入口部分を通っ
て入室して警備を解除するまでの時間に、警報装置が建
物の出入口部分に設けたセンサにより人の存在を検知し
て侵入者ありの警報を出力するのを防ぐ手段として入退
出タイマ機能を有しているのが普通である。 【0004】従来の入退出タイマ機能は、警備を開始し
た後、出入口部分の侵入者を検知するセンサから出力さ
れる検知信号を所定の時間無効にし、また、警備中に出
入口部分に設けたセンサから検知信号が出力されるとそ
の検知信号を一時保留して、所定の時間の間に警備が解
除されるとその検知信号による警報を無効にし、所定の
時間の間に警備が解除されないとその検知信号による警
報を所定の監視センタへ出力する機能である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の入退出タイマ機能は出入口部分に設けたセンサにの
み対応しており、警備の開始又は解除を切り換える手段
及び警報の状態を確認する手段を設けた台所又はリビン
グルーム等と出入口とが離れていると、入退出タイマ機
能に対応していない廊下等に設置されたセンサの検知範
囲を通過して警報が出力されてしまう場合があり、従来
の入退出タイマ機能をそのまま適用することができない
という問題があった。 【0006】この問題を防ぐための方法として、警備設
定手段を設けた台所又はリビングルーム等と出入口との
間の廊下等にセンサを設けず、出入口部分又は窓等にの
みセンサを設けることも考えられる。しかし、廊下等に
設置されたセンサは玄関以外から侵入した侵入者が建物
内を移動するときに廊下等を横切るのを検知するもので
あり、貴重品の全くない部屋の窓や室内にまでセンサを
取り付ける必要をなくしてコストの低減を可能としてい
る為、廊下等にセンサを設けないのは問題がある。さら
に、警備装置の信頼性を重視する場合は2重3重に侵入
者を検知するようにセンサを設けるので廊下等にセンサ
を設けないのは問題がある。 【0007】また、廊下等に設けられたセンサを入退出
タイマに対応させると、出入口部分以外から侵入してき
た侵入者を検知しても所定の時間が経過するまで警報が
出力されず、監視センタへの通報が遅れてしまうという
問題がある。この問題を防ぐための他の方法として、警
備設定手段及び警報の状態を確認する手段を出入口付近
に設けることも考えられる。しかし、警報の状態を確認
する手段はセンサが異常を検知した場合に状況を速やか
に確認できるように台所又はリビングルーム等に設ける
ことが望ましく、警備の開始又は解除を切り換える警備
設定手段のみを別に出入口付近に設けるのでは工事費及
び装置全体の価格が高くなり、さらに、出入口付近に設
置場所を確保できない場合もあり問題があった。 【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、一般住宅に設置する警備装置の入退出タイマ機能
に、建物の出入口部分に設けられたセンサから出力され
る検知信号と、廊下部分等建物内に設けられたセンサか
ら出力される検知信号とを区別させることにより、侵入
者と住人とを適切に区別する入退出タイマ機能付き警備
装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の本発明は、建物内に設置さ
れ、警備の開始又は解除を設定する為の操作を行なう警
備設定手段と、前記建物の出入口部分に設けられ、前記
出入口部分の扉の開閉又は出入口部分からの人の出入り
を検知して検知信号を出力する第1のセンサと、前記建
物の出入口から警備設定手段を設置した場所に到達する
までの間に存在する廊下又は前記警備設定手段付近に設
けられ、人の存在を検知して検知信号を出力する第2の
センサと、警備中、前記出入口から建物内に入り、前記
警備設定手段により警備の解除の操作をするまでの時間
を基に決定される所定の時間を、前記第1のセンサによ
り検知信号が出力されると同時に計時し始めるタイマ手
段と、前記第1のセンサまたは第2のセンサから検知信
号が入力されると、必要に応じて警報を出力する制御部
と、を含んでなる入退出タイマ機能付き警備装置であっ
て、前記制御部は、警備中に前記第1のセンサから検知
信号が出力されると、前記タイマ手段による計時を開始
させ、前記タイマ手段による所定の時間の計時が終了す
るまでの間に前記第1及び第2のセンサから出力された
検知信号を一時保留し、前記タイマ手段による所定の時
間の計時が終了するまでの間に前記警備設定手段により
警備の解除操作が行われると前記一時保留した検知信号
を無効とし、前記タイマ手段による所定の時間の計時が
終了するまでの間に前記警備設定手段により警備の解除
操作が行われないと前記一時保留した検知信号に応じた
警報を出力する一方、警備中に前記第1のセンサから検
知信号が出力される前に前記第2のセンサから検知信号
が出力されると、検知信号に応じた警報を即時に出力す
ることを特徴とする。 【0010】 【0011】 【0012】このように、警備の開始又は解除を設定す
る警備設定手段と、建物の出入口部分からの人の出入り
を検知して検知信号を出力する第1のセンサと、前記建
物の出入口から警備設定手段を設置した場所に到達する
までの間に存在する廊下又は前記警備設定手段付近の人
の存在を検知して検知信号を出力する第2のセンサと、
警備中、前記出入口から建物内に入り、前記警備設定手
段により警備の解除の操作をするまでの時間を基に決定
される所定の時間を、前記第1のセンサにより検知信号
が出力されると同時に計時し始めるタイマ手段とを含ん
でなる入退出タイマ機能付き警備装置であって、前記警
備装置の制御部は、警備中に前記第1のセンサから検知
信号が出力されると、前記タイマ手段による計時を開始
させ、前記タイマ手段による所定の時間の計時が終了す
るまでの間に前記第1及び第2のセンサから出力された
検知信号を一時保留し、前記タイマ手段による所定の時
間の計時が終了するまでの間に前記警備設定手段により
警備の解除操作が行われると前記一時保留した検知信号
を無効とし、前記タイマ手段による所定の時間の計時が
終了するまでの間に前記警備設定手段により警備の解除
操作が行われないと前記一時保留した検知信号に応じた
警報を出力することにより、警備中、第1のセンサが最
初に検知信号を出力した場合にのみ前記所定の時間まで
前記検知信号を一時保留すれば良く、第1のセンサ以外
のセンサが最初に検知信号を出力した場合は所定の出入
口以外から侵入してきた侵入者を検知したと判定して直
ぐに警報が出力される為防犯上好適である。さらに、警
備設定手段を住宅内の任意の場所に取り付けることがで
き、利用者の希望に沿った位置に警備設定手段を設置す
ることが可能となる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下に、警備装置に関する本発明
の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の入
退出タイマ機能付き警備装置の全体構成を示す一実施例
のブロック図を示し、図2は本発明の入退出タイマ機能
付き警備装置の一実施例の配置図を示す。本発明の入退
出タイマ機能付き警備装置は、建物の出入口部分に設け
られる出入口扉の開閉を検知して検知信号を出力する例
えばマグネットスイッチ等の第1のセンサ10と、廊下
又は警備設定手段が設置された部屋に設けられて人の存
在を検知して検知信号を出力する例えば赤外線検知セン
サ等の第2のセンサ12と、第1のセンサ10及び第2
のセンサ12に含まれない検知センサである他のセンサ
14と、通常の警備処理及び入退出タイマ機能処理を行
ない、第1のセンサ,第2のセンサ,他のセンサ14か
ら検知信号が入力されると必要に応じて警報出力手段2
4に警報の出力を指示する制御部16と、警備装置のモ
ードを警備設定手段22の設定に従って警備モードと警
備解除モードとに切り換えて設定するモード設定部18
と、入出力タイマ機能で使用する所定の時間を計時する
タイマ手段20と、警備装置のモードを設定する警備設
定手段22と、制御部16の指示により電話回線等の通
信回線を介して監視センタ26に警報を通報する警報出
力手段24とで構成される。 【0014】第1のセンサ10は図2に示すように建物
の出入口部分である玄関及び勝手口に設けられており、
外出するときに最後に施錠する扉及び帰宅したときに最
初に解錠する扉に設置する。したがって、外出及び帰宅
のときに玄関のみを出入口として使用するのであれば、
勝手口に第1のセンサを設ける必要はない(後述する他
のセンサとして設けるのはよい)。 【0015】第2のセンサ12は図2に示すように建物
内の廊下,ホール等に設置されており、警備設定手段2
2により警備を開始する操作を行なったあと建物の出入
口部分を通って退出するとき及び、警備中の建物に出入
口部分を通って入り、警備設定手段22により警備を解
除するときに、その操作を行なった人の存在を検知して
しまう第1のセンサ以外の検知センサである。ここで
は、第2のセンサ12は検知範囲28を有している為、
警備設定手段22の設置されているリビングから出入口
である玄関に移動するときに必ず第2のセンサ12に検
知される。 【0016】他のセンサ14は図2に示すように第1の
センサ10及び第2のセンサ12以外のセンサであり、
リビングに設置してある警備設定手段22により警備を
開始する操作を行なったあと経路27を通って建物の出
入口部分から退出するときに、その操作を行なった人の
存在を検知しない位置に設けられたセンサである。例え
ば、他のセンサ14は、図2の廊下の突き当たりの階段
付近に検知エリア29を持ち、建物内を移動する侵入者
を検知することを目的としている。 【0017】第1のセンサ10,第2のセンサ12及び
他のセンサ14は、人の存在を検知すると検知信号を制
御部16に供給する。制御部16は設定されているモー
ドに従って以下に示すような制御を行なう。入退出タイ
マ機能付き警備装置は、警備解除モードと警備モードと
を有している。警備解除モードは住宅内の警備が解除さ
れている状態であり、警備モードは住宅内の警備が設定
されている状態である。本発明の入退出タイマ機能付き
警備装置は住人が警備解除モードから警備モードに設定
されたあとの動作と、警備モード中に第1のセンサ10
より検知信号が制御部16に供給されたあとの動作とに
特徴がある。以下に、その2つの特徴のある動作につい
て、住人が外出する場合と住人が帰宅する場合とを例に
説明を行なう。 【0018】住人が外出する場合、住人はリビングに設
置してある警備設定手段22によりモードを警備モード
に設定した後、点線27に示された経路のようにホール
を通過して玄関から退出する。このとき、住人はホール
に設置してある第2のセンサ12の検知範囲28を通過
するが、警備装置設定後の所定の時間内に検出された検
知信号は無効にされる。さらに、玄関に設置してある第
1のセンサ10も第2のセンサ12と同様に所定時間内
に検出された検知信号は無効にされる。 【0019】その後、その所定の時間が経過するまでに
住人が退出することで正常な警備開始となる。しかし、
その所定の時間が経過しても住人が退出せず、第1のセ
ンサ10あるいは第2のセンサ12から検知信号が出力
されると警備開始異常と判断する。住人が外出する場合
の入退出タイマ機能付き警備装置の処理手順については
図3のフローチャートを用いて詳しく説明する。 【0020】住人が帰宅する場合、住人は点線27に示
された経路のように玄関の扉を開けて住宅内に入りホー
ルを通過してリビングに設置してある警備設定手段22
によりモードを警備解除モードに設定する。このとき、
住人は玄関に設置してある第1のセンサ10に検出さ
れ、その後にホールに設置してある第2のセンサ12に
検出されるが、警備モード中に最初に第1のセンサ10
により検知信号が出力された場合、第1のセンサ10及
び第2のセンサ12から出力される検知信号を所定の時
間保留する。その所定の時間が経過するまでにリビング
に設置してある警備設定手段22により警備解除モード
に設定されると、保留された検知信号を無効にする。 【0021】警備モード中に最初に第2のセンサ12及
び他センサ14により検知信号が出力された場合、直ち
に侵入者ありと判断して監視センタ26に警報を通報す
る。住人が帰宅する場合の入退出タイマ機能付き警備装
置の処理手順については図4のフローチャートを用いて
詳しく説明する。次に、図3のフローチャートの説明を
図1及び図2を使用して説明する。図3は、本発明の入
退出タイマ機能付き警備装置の警備モード設定時の動作
を表す一実施例のフローチャートを示す。ステップS1
ではリビングに設置してある警備設定手段22により警
備モードに設定する操作が行われたか否かを判定し、警
備モードに設定する操作が行われたと判定した場合のみ
ステップS2に進み、警備モード設定時の動作を行う。
ステップS2では、入退出タイマ機能で使用する所定の
時間を計時するタイマ手段20を起動して、その所定の
時間の計時を開始し、ステップS3に進む。 【0022】ステップS3では第1のセンサ10及び第
2のセンサ12から検知信号が出力された否かを判定
し、検知信号が出力されたと判定するとステップS4に
進み、検知信号が出力されていないと判定するとステッ
プS5に進む。ステップS4では第1のセンサ10及び
第2のセンサ12から出力された検知信号を無効にす
る。このとき、他のセンサ14から出力された検知信号
の場合は直ちに警報を出力する。 【0023】ステップS5ではタイマ手段20により入
退出タイマ機能で使用する所定の時間の計時が終了して
いるか否かを判定し、所定の時間の計時が終了している
と判定するとステップS6に進み、所定の時間の計時が
終了していないと判定するとステップS3に進む。ステ
ップS6ではタイマ手段20により所定の時間の計時が
終了したあと第1のセンサ10又は第2のセンサ12か
ら検知信号が出力されているか否かを判定し、検知信号
が出力されていると判定するとステップS7に進み、検
知信号が出力されていないと判定するとステップS8に
進む。 【0024】ステップS7ではタイマ手段20により所
定の時間の計時が終了したあと第1のセンサ10又は第
2のセンサ12から検知信号が出力されているため、警
備開始異常と判定し警報を出力する。ステップS8では
タイマ手段20により所定の時間の計時が終了したあと
第1のセンサ10又は第2のセンサ12から検知信号が
出力されていないため、正常に警備が開始されたと判定
してタイマ手段20による計時を終了する。 【0025】次に、図4のフローチャートの説明を図1
及び図2を使用して説明する。図4は、本発明の入退出
タイマ機能付き警備装置の警備モードを解除する時の動
作を表す一実施例のフローチャートを示す。ステップS
10では第1のセンサ10,第2のセンサ12及び他の
センサ14から検知信号が出力されたか否かを判定し、
検知信号が出力されたと判定された場合のみステップS
11に進む。 【0026】ステップS11では出力された検知信号が
玄関に設置された第1のセンサ10から出力された検知
信号であるか否かを判定し、第1のセンサ10から出力
された検知信号であると判定するとステップS13に進
み、第1のセンサ10から出力された信号でないと判定
するとステップS12に進む。ステップS12では玄関
に設置された第1のセンサ10から検知信号が出力され
る前に第2のセンサ12又は他のセンサ14から検知信
号が出力された為、玄関以外から侵入した侵入者を検知
したと判定して警報出力手段24により監視センタ26
に警報を出力する。 【0027】ステップS13では、入退出タイマ機能で
使用する所定の時間を計時するタイマ手段20を起動し
て、その所定の時間の計時を開始する。ステップS13
に続きステップS14に進み、ステップS14では玄関
に設置された第1のセンサ10から最初に検知信号が出
力された為、住人が帰宅したのか侵入者を検知したのか
を判定できないので、その第1のセンサ10から出力さ
れた検知信号を保留してステップS15に進む。 【0028】ステップS15では第1のセンサ10又は
第2のセンサ12から新たに検知信号が出力されたか否
かを判定し、新たに検知信号が出力されたと判定すると
ステップS16に進み、新たに検知信号が出力されてい
ないと判定するとステップS17に進む。ステップS1
6ではステップS15で検出された第1のセンサ10又
は第2のセンサ12から出力された検知信号を保留して
ステップS17に進む。 【0029】ステップS17ではリビングにある警備設
定手段22により警備を解除する操作が行なわれたか否
かを判定し、警備設定手段22により警備を解除する操
作が行なわれたと判定するとステップS19に進み、警
備設定手段22により警備を解除する操作が行なわれて
いないと判定するとステップS18に進む。ステップS
18ではタイマ手段20により入退出タイマ機能で使用
する所定の時間の計時が終了しているか否かを判定し、
所定の時間の計時が終了していると判定するとステップ
S20に進み、所定の時間の計時が終了していないと判
定するとステップS15に進む。ステップS19ではタ
イマ手段20による所定の時間の計時が終了する前に、
警備設定手段22により警備を解除する操作が行なわれ
た為、ステップS14及びステップS16で保留された
検知信号は住人によるものと判定し、ステップS14及
びステップS16で保留した検知信号をすべて無効にし
てステップS21に進む。 【0030】ステップS20ではタイマ手段20による
所定の時間の計時が終了する前に、警備設定手段22に
より警備を解除する操作が行なわれない為、ステップS
14及びステップS16で保留された検知信号は侵入者
によるものと判定し、警報出力手段24により監視セン
タ26に警報を出力してステップS21に進む。ステッ
プS21ではタイマ手段20による所定の時間の計時を
終了する。 【0031】さらに、図5を用いて本願発明の入退出タ
イマ機能付き警備装置の動作タイミングについて説明を
する。図5は本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の
動作を表す一実施例のタイムチャートを示す。図5
(A)は第1のセンサ10の検知信号を示し、図5
(B)は第2のセンサ12の検知信号を示し、図5
(C)は警備設定手段により設定されているモードを示
し、図5(D)はタイマ手段20の計時状態を示し、図
5(E)は警報出力手段24により出力される警報出力
を示し、図5(F)はこのタイムチャートの説明に使用
する時間位置を示す。 【0032】時間30以前は図5(C)の示すように警
備設定手段22により警備解除モードに設定されてい
る。時間30で図5(C)の示すように警備設定手段2
2により警備モードに設定され、図5(D)の示すよう
にタイマ手段20により入退出タイマ機能で使用する所
定の時間の計時を開始する。時間31では図5(B)に
示すように第2のセンサ12から検知信号が出力され、
時間32では図5(A)に示すように第1のセンサ10
から検知信号が出力される。しかし、図3の本発明の入
退出タイマ機能付き警備装置の警備モード設定時の動作
を表す一実施例のフローチャートで説明したように、警
備設定手段22で警備モードに設定されたあとタイマ手
段20で所定の時間の計時が終了するまでは第1のセン
サ10及び第2のセンサ12から出力される検知信号を
無効にする為、図5(E)に示すように警報が出力され
ない。 【0033】時間33では図5(D)に示すように、タ
イマ手段20による入退出タイマ機能で使用する所定の
時間の計時を終了し、正常に警備モードに設定される。
つまり、図3の本発明の入退出タイマ機能付き警備装置
の警備モード設定時の動作を表す一実施例のフローチャ
ートで説明したような動作が行われる。時間34では図
5(B),図5(D)に示すようにタイマ手段20によ
る所定の時間の計時終了後に第2のセンサ12から検知
信号が出力されているので、図5(F)に示すように警
報出力手段24により警報が出力される。時間35では
図5(A)及び図5(C)に示すように警備モード中に
第1のセンサ10から検知信号が出力されるが、図4の
本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の警備モードを
解除する時の動作を表す一実施例のフローチャートで説
明したように、警備モード中に第1のセンサ10から検
知信号が出力された場合は、タイマ手段20により所定
の時間の計時を開始するが警報の出力は行なわず、検知
信号を保留する。時間36で出力される図5(B)に示
す検知信号もタイマ手段20により計時されている所定
の時間内なので時間35の検知信号と同様に保留され
る。 【0034】時間37では図5(C)及び図5(D)に
示すようにタイマ手段20による所定の時間の計時が終
了する前に警備設定手段22により警備モードが解除さ
れ、警備解除モードに設定されているので、時間35及
び36で保留した検知信号を無効として警報の出力を行
なわない。時間38では再び図5(C)の示すように警
備設定手段22により警備モードに設定され、図5
(D)の示すようにタイマ手段20により入退出タイマ
機能で使用する所定の時間の計時を開始する。時間38
〜40では、時間30〜33と同様の動作を行なう為、
説明を省略する。 【0035】時間42では図5(A)及び図5(C)に
示すように警備モード中に第1のセンサ10から検知信
号が出力されるが、図4の本発明の入退出タイマ機能付
き警備装置の警備モードを解除する時の動作を表す一実
施例のフローチャートで説明したように、警備モード中
に第1のセンサ10から検知信号が出力された場合は、
タイマ手段20により所定の時間の計時を開始するが警
報の出力は行なわず、検知信号を保留する。時間43で
出力される図5(B)に示す検知信号もタイマ手段20
により計時されている所定の時間内なので時間42の検
知信号と同様に保留される。 【0036】時間44では図5(C)及び図5(D)に
示すようにタイマ手段20による所定の時間の計時が終
了したとき、警備モードが解除されていないので図5
(E)に示すように時間42及び時間43で保留した検
知信号を侵入者によるものと判定し、警報出力手段24
により監視センタ26に警報を出力する。時間45では
図5(C)に示すように警備モードが解除され、警備解
除モードに設定される。時間46で再び図5(C)の示
すように警備設定手段22により警備モードに設定さ
れ、図5(D)の示すようにタイマ手段20により入退
出タイマ機能で使用する所定の時間の計時を開始する。 【0037】時間47では図5(B)に示すように第2
のセンサ12から検知信号が出力されるが、図5(D)
に示すようにタイマ手段20により計時されている所定
の時間内なので、その検知信号を無効にする。時間48
でも図5(A)に示すように第1のセンサ10から検知
信号が出力されるが、図5(D)に示すようにタイマ手
段20により計時されている所定の時間内なので、その
検知信号を無効にする。時間49では図5(D)に示す
ようにタイマ手段20による所定の時間の計時が終了し
たとき、図5(A)に示す第1のセンサ10から検知信
号が出力されているので図5(E)に示すように警備開
始異常として警報出力手段24より警報を出力する。 【0038】つまり、図5のフローチャートは時間30
〜33,38〜41が正常な警備開始操作を示し、時間
33〜35が警備中の警報を示し、時間35〜37が正
常な警備解除操作を示し、時間42〜45が警備解除時
の異常を示し、時間46〜49が警備開始時の異常を示
す。このように、一般住宅などに本発明の入退出タイマ
機能付き警備装置を設置すると、警備の開始又は解除を
切り換える警備設定手段22により警備を開始した後
で、その警備設定手段22の設置してある場所から玄関
等に移動する途中で廊下等に設置されたセンサの検知範
囲を通過しても誤って警報が出力されることがない。ま
た、警備中の住宅に入り警備設定手段22により警備を
解除するまでの間に、玄関等から警備設定手段22が設
置してある場所まで移動する途中に設置してあるセンサ
の検知範囲を通過しても誤って警報が出力されることが
ない。したがって、廊下又はホール等の住宅内を移動す
るときに頻繁に通過する場所に検知用センサを設置する
ことが可能となり、警備装置の信頼性及び性能を向上さ
せることが可能となる。 【0039】さらに、警備設定手段22が設置してある
場所と玄関とが離れていても良いので、警備設定手段2
2を住宅内の任意の場所に取り付けることができ、利用
者の希望に沿った位置に警備装置設定手段22を設置す
ることが可能となる。また、玄関等の所定の出入口から
侵入した侵入者を検知した場合は直ぐに警報出力手段2
4により警報が監視センタ26に出力されるので防犯上
好適である。 【0040】 【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の発
明によれば、警備中、前記出入口から建物内に入り、前
記警備設定手段により警備の解除の操作をするまでの時
間を基に決定される所定の時間を、前記第1のセンサに
より検知信号が出力されると同時に計時し始め、前記タ
イマ手段による所定の時間の計時が終了するまでの間に
前記第1及び第2のセンサから出力された検知信号を一
時保留し、前記所定の時間の計時が終了するまでの間に
前記警備設定手段により警備の解除操作が行われると前
記一時保留した検知信号を無効とし、前記所定の時間の
計時が終了するまでの間に前記警備設定手段により警備
の解除操作が行われないと前記一時保留した検知信号に
応じた警報を出力することにより、警備中、第1のセン
サが最初に検知信号を出力した場合にのみ前記所定の時
間まで前記検知信号を一時保留すれば良く、第1のセン
サ以外のセンサが最初に検知信号を出力した場合は所定
の出入口以外から侵入してきた侵入者を検知したと判定
して直ぐに警報が出力される為防犯上好適である。さら
に、警備設定手段を住宅内の任意の場所に取り付けるこ
とができ、利用者の希望に沿った位置に警備設定手段を
設置することが可能となる。 【0041】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の全体
構成を示す一実施例のブロック図である。 【図2】本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の一実
施例の配置図である。 【図3】本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の警備
モード設定時の動作を表す一実施例のフローチャートで
ある。 【図4】本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の警備
モードを解除する時の動作を表す一実施例のフローチャ
ートである。 【図5】本発明の入退出タイマ機能付き警備装置の動作
を表す一実施例のタイムチャートである。 【符号の説明】 10 第1のセンサ 12 第2のセンサ 14 他のセンサ 16 制御部 18 モード設定部 20 タイマ手段 22 警備設定手段 24 警備出力手段 26 監視センタ 27 住人が玄関から警備設定手段に至るまでの経路 28 第2のセンサの検知範囲 29 他のセンサの検知範囲
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/00 - 25/14 G08B 13/00 - 15/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物内に設置され、警備の開始又は解除
    を設定する為の操作を行なう警備設定手段と、 前記建物の出入口部分に設けられ、前記出入口部分の扉
    の開閉又は出入口部分からの人の出入りを検知して検知
    信号を出力する第1のセンサと、 前記建物の出入口から警備設定手段を設置した場所に到
    達するまでの間に存在する廊下又は前記警備設定手段付
    近に設けられ、人の存在を検知して検知信号を出力する
    第2のセンサと、 警備中、前記出入口から建物内に入り、前記警備設定手
    段により警備の解除の操作をするまでの時間を基に決定
    される所定の時間を、前記第1のセンサにより検知信号
    が出力されると同時に計時し始めるタイマ手段と、前記第1のセンサまたは第2のセンサから検知信号が入
    力されると、必要に応じて警報を出力する制御部と、 を含んでなる入退出タイマ機能付き警備装置であって、 前記制御部は、警備中に前記第1のセンサから検知信号
    が出力されると、前記タイマ手段による計時を開始さ
    せ、前記タイマ手段による所定の時間の計時が終了する
    までの間に前記第1及び第2のセンサから出力された検
    知信号を一時保留し、前記タイマ手段による所定の時間
    の計時が終了するまでの間に前記警備設定手段により警
    備の解除操作が行われると前記一時保留した検知信号を
    無効とし、前記タイマ手段による所定の時間の計時が終
    了するまでの間に前記警備設定手段により警備の解除操
    作が行われないと前記一時保留した検知信号に応じた警
    報を出力する一方、 警備中に前記第1のセンサから検知信号が出力される前
    に前記第2のセンサから検知信号が出力されると、検知
    信号に応じた警報を即時に出力することを特徴とする入
    退出タイマ機能付き警備装置。
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