JP3325119B2 - テレビ電話機 - Google Patents

テレビ電話機

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JP3325119B2
JP3325119B2 JP15876294A JP15876294A JP3325119B2 JP 3325119 B2 JP3325119 B2 JP 3325119B2 JP 15876294 A JP15876294 A JP 15876294A JP 15876294 A JP15876294 A JP 15876294A JP 3325119 B2 JP3325119 B2 JP 3325119B2
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video
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大 安藤
弘行 松井
靖浩 富田
孝司 本多
広志 高野
雅雄 有田
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は映像信号を符号化し、
通信するテレビ電話機において、通信の相手方へ送る映
像信号、及び通信の自端末側に表示する映像信号に文字
情報を重畳し得るテレビ電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ電話機において、特に通信
の相手方へ送る映像信号、及び通信の自端末側に表示す
る映像信号を処理する映像信号処理部について説明す
る。
【0003】図5は従来考えられたテレビ電話機の映像
信号処理部の内部構成を詳細に示したブロック図であ
る。図を参照して映像信号処理部の動作について説明す
る。先ず、送信動作について説明する。図において、送
信映像入力端子20より入力されるビデオカメラ出力の
映像信号は、ビデオアンプ21でレベル調整が行われ、
文字合成処理部22aへ送られる。 (1)通信の相手方へ送る映像信号に文字情報を重畳し
ない場合。 文字動作制御部27が上記モードであることを認識し
て、文字合成処理部22aに入力された上記映像信号
は、そのまま何の処理もなくYC分離部23へ送られ
る。YC分離部23に入力された映像信号は、輝度信号
と色成分信号に分離され、夫々がA/D変換部24でデ
ィジタルデータに変換され、映像入力フレームメモリ部
25に蓄積され、次の符号化処理のためのフォーマット
にしたがって送信フレームメモリ出力端子26より映像
符号化部3へ送られる。
【0004】(2)通信の相手方へ送る映像信号に文字
情報を重畳する場合。 上記文字動作制御部27が上記モードであることを認識
して、文字合成処理部22aと文字パターン発生器28
aに情報を伝える。文字パターン発生器28aは通信の
相手方へ送る映像信号に重畳する文字情報を文字合成処
理部22aへ送る。文字合成処理部22aは入力された
通信の相手方へ送る映像信号に上記文字情報を重畳す
る。以後、YC分離部23から映像入力フレームメモリ
出力端子26より映像符号化部3へ送られる動作は上記
(1)に記載のものと同様である。
【0005】次に、受信動作について説明する。通信の
自端末側に表示する映像信号に注目すれば、映像信号処
理部の映像出力フレームメモリ入力端子29より入力さ
れた映像復号化データは、映像出力フレームメモリ部3
0に蓄積され、D/A変換部31にてアナログ信号に変
換され、YC合成部32にて輝度、色成分の信号合成が
行われた後、文字合成処理部22bへ送られる。 (3)通信の自端末側に表示する映像信号に文字情報を
重畳しない場合。 文字動作制御部27が上記モードであることを認識し
て、文字合成処理部22bは通信の相手方から送られた
通信の自端末側に表示する映像信号に何の処理もせずそ
のまま、ビデオアンプ21を介して通信の自端末側に表
示するモニタ用映像出力端子33へ送る。
【0006】(4)通信の自端末側に表示する映像信号
に文字情報を重畳する場合。 文字動作制御部27が上記モードであることを認識し
て、文字合成処理部22bと文字パターン発生器28b
に情報を伝える。文字パターン発生器28bは通信の自
端末側に表示する映像信号に重畳する文字情報を文字合
成処理部22bへ送る。文字合成処理部22bは通信の
相手方から送られた通信の自端末側に表示する映像信号
に上記文字情報を重畳し、モニタ用映像出力端子33へ
出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビ電話機
は、以上のように構成されていて、通信の相手方へ送る
映像信号に文字情報を重畳する、もしくは、受信者の必
要に応じ通信の自端末側に表示する映像信号に文字情報
を重畳するには、テレビ電話機の映像信号処理部の文字
パターン発生器および文字合成処理部を送信系と受信系
にそれぞれ設けて、それらを制御する必要があり、構成
が複雑になるという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、通信の相手方へ送る映像信号に文
字情報を重畳する、もしくは、受信者の必要に応じ通信
の自端末側に表示する映像信号に文字情報を重畳するこ
とができ、構成を簡素化したテレビ電話機を得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる発明は、映像信号を符号化し、
通信するテレビ電話機において、文字情報を発生する
だ1つの文字情報発生手段と、映像信号に該文字情報発
生手段から発生した文字情報を重畳させるただ1つの文
字合成処理手段と、該文字合成処理手段に入力する映像
信号として、通信の相手方へ送る映像信号か、通信の自
端末側に表示する映像信号かのいずれか一方を選択し、
選択した映像信号を出力する映像選択手段と、通信の相
手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する送信映像選択手段
と、通信の自端末側に表示する映像信号として、文字を
重畳した映像信号か、文字を重畳していない映像信号か
のいずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する
受信映像選択手段と、を備え、通信の相手方へ送る映像
信号と、通信の自端末側に表示する映像信号とを切替え
て文字情報を重畳するようにしたものである。
【0010】また、請求項2に係わる発明は、映像信号
を符号化し、通信するテレビ電話機において、文字情報
を発生するただ1つの文字情報発生手段と、通信の相手
方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発生した文
字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段と、通信の
自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手段から
発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処理手段
と、該送信側文字合成処理手段と受信側文字合成処理手
段に入力する映像信号として、それぞれ通信の相手方へ
送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信号か
のいずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する
映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像信号として、
文字を重畳した映像信号か、文字を重畳していない映像
信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号を出
力する送信映像選択手段と、通信の自端末側に表示する
映像信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重
畳していない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択
した映像信号を出力する受信映像選択手段と、を備え、
通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示
する映像信号とに同一の文字情報を重畳するようにした
ものである。
【0011】また、請求項3に係わる発明は、映像信号
を符号化し、通信するテレビ電話機において、文字情報
を発生するただ1つの文字情報発生手段と、映像信号に
該文字情報発生手段から発生した文字情報を重畳させる
ただ1つの文字合成処理手段と、文字情報を重畳する映
像信号として使用する背景映像信号を発生する背景映像
発生手段と、該文字合成処理手段に入力する映像信号と
して、通信の相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側
に表示する映像信号か、あるいは該背景映像発生手段か
ら発生された背景映像信号のうちいずれか一つを選択
し、選択した映像信号を出力する映像選択手段と、通信
の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映像信
号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方
を選択し、 選択した映像信号を出力する送信映像選択手
段と、通信の自端末側に表示する映像信号として、文字
を重畳した映像信号か、文字を重畳していない映像信号
かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力す
る受信映像選択手段と、を備え、通信の相手方へ送る映
像信号と、通信の自端末側に表示する映像信号とを切替
えて文字情報を重畳するようにしたものである。
【0012】また、請求項4に係わる発明は、映像信号
を符号化し、通信するテレビ電話機において、文字情報
を発生するただ1つの文字情報発生手段と、通信の相手
方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発生した文
字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段と、通信の
自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手段から
発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処理手段
と、文字情報を重畳する映像信号として使用する背景映
像信号を発生する背景映像発生手段と、該送信側文字合
成処理手段と受信側文字合成処理手段に入力する映像信
号として、それぞれ通信の相手方へ送る映像信号か、通
信の自端末側に表示する映像信号か、あるいは該背景映
像発生手段から発生された背景映像信号のうちいずれか
一つを選択し、選択した映像信号を出力する映像選択手
段と、通信の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳
した映像信号か、文字を重畳していない映像信号かのい
ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する送信
映像選択手段と、通信の自端末側に表示する映像信号と
して、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳していな
い映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信
号を出力する受信映像選択手段と、を備え、通信の相手
方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示する映像信
号とに同一の文字情報を重畳するようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】以上のように構成された請求項1に係わる発明
では、映像信号を符号化し、通信するテレビ電話機にお
いて、文字合成処理手段に入力する映像信号として、通
信の相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示す
る映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信
号を出力する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像
信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳し
ていない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した
映像信号を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末
側に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選択手段
と、を備えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とを切替えて文字情報を重
畳するようにしたことにより、文字情報を発生する文字
情報発生手段と、映像信号に該文字情報発生手段から発
生した文字情報を重畳する文字合成処理手段とを、送信
側と受信側で共用化することができる。
【0014】また、請求項2に係わる発明では、映像信
号を符号化し、通信するテレビ電話機において、通信の
相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発生し
た文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段と、通
信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手段
から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処理
手段と、該送信側文字合成処理手段と受信側文字合成処
理手段に入力する映像信号として、それぞれ通信の相手
方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信
号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力
する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像信号とし
て、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳していない
映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号
を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末側に表示
する映像信号として、文字を重畳した映像信号か、文字
を重畳していない映像信号かのいずれか一方を選択し、
選択した映像信号を出力する受信映像選択手段と、を備
えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側
に表示する映像信号とに同一の文字情報を重畳するよう
にしたことにより、文字情報を発生する文字情報発生手
段を送信側と受信側で共用化することができる。
【0015】また、請求項3に係わる発明では、 映像信
号を符号化し、通信するテレビ電話機において、文字合
成処理手段に入 力する映像信号として、通信の相手方へ
送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信号
か、あるいは該背景映像発生手段から発生された背景映
像信号のうちいずれか一つを選択し、選択した映像信号
を出力する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像信
号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳して
いない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映
像信号を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末側
に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選択手段
と、を備えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とを切替えて文字情報を重
畳するようにしたことにより、 文字情報を発生する文字
情報発生手段と、映像信号に該文字情報発生手段から発
生した文字情報を重畳する文字合成処理手段とを、送信
側と受信側で共用化することができる。
【0016】また、請求項4に係わる発明では、 映像信
号を符号化し、通信するテレビ電話機において、通信の
相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発生し
た文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段と、通
信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手段
から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処理
手段と、該送信側文字合成処理手段と受信側文字合成処
理手段に入力する映像信号として、それぞれ通信の相手
方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信
号か、あるいは該背景映像発生手段から発生された背景
映像信号のうちいずれか一つを選択し、選択した映像信
号を出力する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像
信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳し
ていない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した
映像信号を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末
側に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選択手段
と、を備えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とに同一の文字情報を重畳
するようにしたことにより、 文字情報を発生する文字情
報発生手段を送信側と受信側で共用化することができ
る。
【0017】
【実施例】実施例1. この発明の実施例1について図を参照して説明する。図
はこの発明のテレビ電話機の実施例1を示す全体の概
略構成ブロック図である。図1において、1はビデオカ
メラ、2は映像信号処理部、3は映像符号化部、4はデ
ータ多重/分離部、5はハンドセット送話部、6は音声
信号処理部、7は音声符号化部、8は伝送処理部、9は
回線入出力端子、10は映像復号化部、11は音声復号
化部、12はビデオモニタ、13はハンドセット受話器
である。
【0018】次に動作の概要を説明する。先ず、送信動
作について説明する。 図において、ビデオカメラ1より
出力された映像信号は、映像信号処理部2に入力され、
映像信号処理部2にてYC分離、A/D変換等が行われ
た後、符号化に適した速度とフォーマットで映像符号化
部3へ送られる。 映像符号化部3に入力されたデータ
は、高能率符号化によりデータ量の圧縮が行われた後、
データ多重/分離部4へ送られる。
【0019】一方、ハンドセット送話器5より出力され
た音声信号は、音声信号処理部6に入力され、フィルタ
リング、ゲイン調整等が行われて後、音声符号化部7へ
送られる。 音声符号化部7に入力された音声信号はディ
ジタルデータに変換され、必要に応じて高能率符号化が
行われた後、データ多重/分離部4へ送られる。
【0020】データ多重/分離部4に入力された映像デ
ータ及び音声データは、所定の多重フレーミングフォー
マットにしたがって時分割多重化され、シリアルデータ
列として伝送処理部8へ送られる。 伝送処理部8に入力
されたデータは、使用する伝送回線に適するように伝送
フレーミングなどの処理が行われた後、回線入出力端子
9より回線を介して通信の相手方へ送られる。
【0021】次に、受信動作について説明する。 回線入
出力端子9より入力された受信データは、伝送処理部8
にて伝送回線のための伝送フレーミングなどの処理が解
除された後、データ多重/分離部4へ送られる。 データ
多重/分離部4に入力されたデータは、所定の多重フレ
ーミングフォーマットにしたがって多重化されている映
像データと音声データであり、それぞれに分離されて映
像復号化部10、音声復号化部11へ送られる。
【0022】映像復号化部10に入力されたデータは、
高能率復号化処理によりデータ量が伸長された後、映像
信号処理部2へ送られる。 映像信号処理部2に入力され
た上記データは、D/A変換、YC合成などの処理が行
われて映像信号として出力され、通信の自端末側に表示
されるビデオモニタ12に送られる。
【0023】一方、音声復号化部11に入力されたデー
タは、復号化の処理により音声信号に変換され、音声信
号処理部6へ送られる。 音声信号処理部6に入力された
音声復号化部11からの音声信号は、ゲイン調整などの
処理が行われて後、ハンドセット受話器13へ出力さ
れ、通信の相手方からの音声が聞こえる。 以上がこの発
明のテレビ電話機の実施例1の全体の動作概要である。
【0024】次に、は図テレビ電話機の映像信
号処理部の内部構成ブロック図である。図において、
22は通信の相手方に送る映像信号に、もしくは通信の
自端末側に表示する映像信号に文字情報を重畳する手段
である文字合成処理部、28は映像信号に重畳する文字
情報を発生する文字情報発生手段である文字パターン発
生器である。40は文字動作制御部27が認識するテレ
ビ電話機の動作モードにより、以下の種のスイッチ、
即ち、通信の相手方へ送る映像信号の選択手段である送
信映像切替スイッチ41、文字合成処理手段に入力する
映像信号の選択手段である文字重畳映像切替スイッチ
、および通信の自端末側に表示する映像信号の選択手
段であるモニタ用映像切替スイッチ43を制御するスイ
ッチ制御部である。44は文字情報を重畳する映像信号
として特別に使用する背景映像信号を発生する背景映像
発生部である。
【0025】図は、図に示すこの発明の実施例1の
動作の説明を簡単にするために、図から文字重畳映像
切替スイッチ42およびモニタ用映像切替スイッチ43
の接点をそれぞれE側、G側に接続した状態に常時ある
場合の説明用の図である。
【0026】先ず、送信映像切替スイッチ41の動作を
明確にするために、図を参照して説明する。 (1)通信の相手方へ送る映像信号に文字情報を重畳し
ない場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し
て、スイッチ制御部40に情報を伝え、送信映像切替ス
イッチ41の接点をA側に接続する。送信映像入力端子
20より入力されるビデオカメラ出力の映像信号は、ビ
デオアンプ21を介して、そのままYC分離部23、A
/D変換部24、映像入力フレームメモリ部25を経
て、送信フレームメモリ出力端子26より次の映像符号
化部へ送られる。
【0027】(2)通信の相手方へ送る映像信号に文字
情報を重畳する場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し
て、スイッチ制御部40、並びに、文字合成処理部22
と文字パターン発生器28に情報を伝える。このとき、
スイッチ制御部40は送信映像切替スイッチ41の接点
をB側に接続し、また、文字パターン発生器28は通信
の相手方へ送るメッセジ内容の文字情報を文字合成処
理部22へ送る。文字合成処理部22は入力する映像信
号(この場合は通信の相手方からの受信映像信号)に上
記文字情報を重畳して、通信の相手方へ送ることができ
るとともに通信の自端末側に表示するモニタ用映像出力
端子に送ることができる。この用途は、例えば、通信の
相手方からの受信映像に対して受信者が通信の自端末側
に表示するモニタ用映像を見ながら何等かのコメントを
文字情報として加えるときなどに有用である。
【0028】以上の図を参照した説明では、通信の相
手方へ送信する映像信号は常に、映像出力フレームメモ
リ部入力端子29より入力される通信の相手方からの受
信映像信号に固定されている。そこで、文字合成処理部
22に入力する映像信号の選択手段である文字重畳映像
切替スイッチ42、及び通信の自端末側に表示する受信
映像信号の選択手段であるモニタ用映像切替スイッチ4
3を加えた図を参照して実施例1の動作について説明
する。
【0029】先ず、送信時の動作について説明する。 (3)通信の相手方へ送る映像信号に文字情報を重畳す
る場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し、
スイッチ制御部40、並びに、文字合成処理部22と文
字パターン発生器28に情報を伝える。このとき、スイ
ッチ制御部40からの制御により、送信映像切替スイッ
チ41の接点はB側に接続し、また、文字パターン発生
器28は通信の相手方へ送るメッセジ内容の文字情報を
文字合成処理部22へ送る。文字合成処理部22は入力
する映像信号に上記文字情報を重畳して通信の相手方へ
送ることができる。ここで、文字合成処理部22に入力
する上記の映像信号は、スイッチ制御部40からの制御
により、映像選択手段である文字重畳映像切替スイッチ
42の接点をC側、D側、またはE側に接続すると、送
信映像入力端子20から入力するビデオカメラ出力の映
像信号、背景映像発生器44の出力の映像信号、または
先に説明したYC合成部32出力の通信の相手方から送
られる受信映像信号のいずれか1つを選択することがで
き、上記選択した映像信号に文字情報を重畳して通信の
相手方へ送ることができる。また、スイッチ制御部40
からの制御により、通信の自端末側に表示する受信映像
選択手段であるモニタ用映像切替スイッチ43の接点を
G側に接続すると、通信の相手方へ送る文字情報を重畳
した映像信号を常時モニタすることができる利点があ
る。
【0030】次に、受信時の動作について説明する。4)通信の自端末側に表示する映像信号に受信者が必
要に応じ文字情報を重畳する場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し、
スイッチ制御部40、並びに、文字合成処理部22と文
字パターン発生器28に情報を伝える。 このとき、スイ
ッチ制御部40からの制御により、受信映像選択の手段
であるモニタ用映像切替スイッチ43の接点をG側に接
続し、また、上記文字合成処理部22に入力する映像信
号選択手段である文字重畳切替スイッチ42の接点をE
側に接続し、また、文字パターン発生器28は通信の自
端末側に表示する映像信号に重畳する文字情報を文字合
成処理部22へ送る。 文字合成処理部22は入力する映
像信号に上記文字情報を重畳し通信の自端末側に表示す
るモニタ用映像出力端子に送ることができる。
【0031】実施例2. この発明の実施例2について説明する。図はこの発明
テレビ電話機の実施例2を示す全体の概略構成ブロッ
ク図である。実施例1のテレビ電話機と共通部分の説明
を省略し、通信の相手方へ送る映像信号に文字情報を重
畳する手段、もしくは受信時に、受信者の必要に応じ通
信の自端末側に表示する映像信号に文字情報を重畳する
手段について以下に説明する。図この発明の実施例
2におけるテレビ電話機での映像信号処理部の内部
構成ブロック図である。図において、22aは通信の
相手方に送る映像信号に文字情報を重畳する手段である
送信側文字合成処理部、22bは通信の自端末側に表示
する映像信号に文字情報を重畳する手段である受信側文
字合成処理部である。28は上記の通信の相手方に送る
映像信号、もしくは通信の自端末側に表示する映像信号
に重畳する文字情報を発生する文字情報発生手段である
文字パターン発生器である。40は文字動作制御部27
が認識するテレビ電話機の動作モードにより、以下の4
種のスイッチ、即ち、通信の相手方へ送る映像信号の選
択手段である送信映像切替スイッチ41、2つの文字合
成処理手段に入力する映像信号の選択手段である文字重
畳映像切替スイッチ42a,42b、および通信の自端
末側に表示する映像信号の選択手段であるモニタ用映像
切替スイッチ43を制御するスイッチ制御部である。4
4は文字情報を重畳する映像信号として特別に使用する
背景映像信号を発生する背景映像発生部である。その他
は実施例1を示す図と同一、または相当部品であり、
同一符号を付し、説明を省く。
【0032】以下に、この発明の実施例2の動作につい
て図を参照して説明する。先ず、送信時の動作につい
て説明する。 (1)通信の相手方へ送る映像信号に文字情報を重畳し
ない場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し
て、スイッチ制御部40に情報を伝え、送信映像切替ス
イッチ41の接点をA側に接続する。送信映像入力端子
20より入力されるビデオカメラ出力の映像信号は、ビ
デオアンプ21aを介して、そのままYC分離部23、
A/D変換部24、映像入力フレームメモリ部25を経
て、送信フレームメモリ出力端子26より次の映像符号
化部へ送られる。
【0033】(2)通信の相手方へ送る映像信号に文字
情報を重畳する場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し
て、スイッチ制御部40、並びに、送信側文字合成処理
部22aと文字パターン発生器28に情報を伝える。こ
のとき、スイッチ制御部40からの制御により、送信映
像切替スイッチ41の接点をB側に接続し、また、文字
パターン発生器28は通信の相手方へ送るメッセジ内
容の文字情報を送信側文字合成処理部22aへ送る。送
信側文字合成処理部22aは入力する映像信号に上記文
字情報を重畳して通信の相手方へ送ることができる。こ
こで、送信側文字合成処理部22aに入力する映像信号
は、スイッチ制御部40からの制御信号により、文字重
畳映像切替スイッチ42aの接点をC側、またはD側に
切替えることにより、それぞれ送信映像入力端子20か
ら入力するビデオカメラの出力映像信号か、背景映像発
生器44の出力映像信号かのいずれかを選択することが
でき、上記のいずれかの映像信号に文字情報を重畳して
通信の相手方へ送ることができる。また、スイッチ制御
部40からの制御信号により、受信映像選択手段である
モニタ用映像切替スイッチ43の接点をG側に接続する
と、通信の相手方へ送る文字情報を重畳した映像信号を
通信の自端末側に表示するモニタ用映像出力端子に送る
ことができる。
【0034】次に受信時の動作について説明する。 (3)通信の自端末側に表示する映像信号に受信者の必
要による文字情報を重畳しない場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し、
スイッチ制御部40に情報を伝え、モニタ用映像切替ス
イッチ43の接点をF側に接続する。映像出力フレーム
メモリ入力端子29より入力された映像復号化データ
は、映像出力フレームメモリ部30に蓄積され、D/A
変換部31にてアナログ信号に変換され、YC合成部3
2にて輝度、色成分の信号合成が行われたのち、そのま
ま通信の自端末側に表示するモニタ用映像出力端子33
へ出力する。 (4)通信の自端末側に表示する映像信号に受信者が必
要に応じ文字情報を重畳する場合。 文字動作制御部27がこのモードであることを認識し、
スイッチ制御部40、並びに、受信側文字合成処理部2
2bと文字パターン発生器28に情報を伝える。このと
き、スイッチ制御部40からの制御により受信映像選択
の手段であるモニタ用映像切替スイッチ43の接点をG
側に接続し、また、上記受信側文字合成処理部22bに
入力する映像信号選択手段である文字重畳映像切替スイ
ッチ42bの接点をD側に接続し、また、文字パターン
発生器28は通信の自端末側に表示する映像信号に重畳
する文字情報を受信側文字合成処理部22bへ送る。こ
こで、受信側文字合成処理部22bに入力する映像信号
は、スイッチ制御部40からの制御により文字重畳映像
切替スイッチ42bの接点をC側、またはD側に接続し
て、背景映像発生器44の出力映像信号か、またはYC
合成部32出力の受信映像のいずれかを選択することが
でき、上記のいずれかの映像信号に文字情報を重畳し通
信の自端末側に表示するモニタへ送ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1に係わる発明によ
れば、映像信号を符号化し、通信するテレビ電話機にお
いて、文字合成処理手段に入力する映像信号として、通
信の相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示す
る映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信
号を出力する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像
信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳し
ていない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した
映像信号を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末
側に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選択手段
と、を備えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とを切替えて文字情報を重
畳することができ、構成を簡素化したテレビ電話機を得
ることができる。
【0036】また、請求項2に係わる発明によれば、映
像信号を符号化し、通信するテレビ電話機において、通
信の相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発
生した文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段
と、通信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発
生手段から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合
成処理手段と、該送信側文字合成処理手段と受信側文字
合成処理手段に入力する映像信号として、それぞれ通信
の相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する
映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号
を出力する映像選択手段と、通信の相手方へ送る映像信
号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳して
いない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映
像信号を出力する送信映像選択手段と、通信の自端末側
に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選択手段
と、を備えて、通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とに同一の文字情報を重畳
することができ、構成を簡素化したテレビ電話機を得る
ことができる。
【0037】また、請求項3に係わる発明によれば、映
像信号を符号化し、通信するテレビ電話機において、文
字合成処理手段に入力する映像信号として、通信の相手
方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信
号か、あるいは該背景映像発生手段から発生された背景
映像信号のうちいずれか一つを選択し、選択した映像信
号を出力する映像選択手段と、 通信の相手方へ送る映像
信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を重畳し
ていない映像信号かのいずれか一方を選択し、選択した
映像信号を出力する送信映像選択手段と、 通信の自端末
側に表示する映像信号として、文字を重畳した映像信号
か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか一方を
選択し、選択した映像信号を出力 する受信映像選択手段
と、を備えて、 通信の相手方へ送る映像信号と、通信の
自端末側に表示する映像信号とを切替えて文字情報を重
畳することができ、構成を簡素化したテレビ電話機を得
ることができる。
【0038】また、請求項4に係わる発明によれば、映
像信号を符号化し、通信するテレビ電話機において、通
信の相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から発
生した文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段
と、 通信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発
生手段から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合
成処理手段と、 該送信側文字合成処理手段と受信側文字
合成処理手段に入力する映像信号として、それぞれ通信
の相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する
映像信号か、あるいは該背景映像発生手段から発生され
た背景映像信号のうちいずれか一つを選択し、選択した
映像信号を出力する映像選択手段と、 通信の相手方へ送
る映像信号として、文字を重畳した映像信号か、文字を
重畳していない映像信号かのいずれか一方を選択し、選
択した映像信号を出力する送信映像選択手段と、 通信の
自端末側に表示する映像信号として、文字を重畳した映
像信号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか
一方を選択し、選択した映像信号を出力する受信映像選
択手段と、を備えて、 通信の相手方へ送る映像信号と、
通信の自端末側に表示する映像信号とに同一の文字情報
を重畳することができ、構成を簡素化したテレビ電話機
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテレビ電話機の全体の概略構成ブロ
ック図である。
【図2】この発明の実施例1を示すテレビ電話機の映像
信号処理部の構成ブロック図である。
【図3】図テレビ電話機の映像信号処理部の動作を
説明するための図である。
【図4】この発明の実施例2を示すテレビ電話機の映像
信号処理部の構成ブロック図である。
【図5】従来のテレビ電話機として考えられた映像信号
処理部の構成ブロック図である。
【符号の説明】
22,22a,22b 文字合成処理部 27 文字動作制御部 28 文字パターン発生器 40 スイッチ制御部 41 送信映像切替スイッチ 42,42a,42b 文字重畳映像切替スイッチ 43 モニタ用映像切替スイッチ 44 背景映像発生部
フロントページの続き (72)発明者 松井 弘行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 富田 靖浩 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 本多 孝司 郡山市栄町2番25号 三菱電機株式会社 郡山製作所内 (72)発明者 高野 広志 郡山市栄町2番25号 三菱電機株式会社 郡山製作所内 (72)発明者 有田 雅雄 郡山市栄町2番25号 三菱電機株式会社 郡山製作所内 (56)参考文献 特開 平3−292084(JP,A) 特開 平3−127583(JP,A) 特開 平4−120890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を符号化し、通信するテレビ電
    話機において、文字情報を発生する ただ1つの文字情報発生手段と、
    像信号に該文字情報発生手段から発生した文字情報を重
    畳させるただ1つの文字合成処理手段と、 該文字合成処理手段に入力する映像信号として、通信の
    相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映
    像信号かのいずれか一方を選択し、選択した映像信号を
    出力する映像選択手段と、 通信の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映
    像信号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか
    一方を選択し、選択した映像信号を出力する送信映像選
    択手段と、 通信の自端末側に表示する映像信号として、文字を重畳
    した映像信号か、文字を重畳していない映像信号かのい
    ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する受信
    映像選択手段と、を備え、 通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示
    する映像信号とを切替えて文字情報を重畳する ことを特
    徴とするテレビ電話機
  2. 【請求項2】 映像信号を符号化し、通信するテレビ電
    話機において、文字情報を発生する ただ1つの文字情報発生手段と、通信の相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から
    発生した文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段
    と、 通信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手
    段から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処
    理手段と、 該送信側文字合成処理手段と受信側文字合成処理手段に
    入力する映像信号として、それぞれ通信の相手方へ送る
    映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信号かのい
    ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する映像
    選択手段と、 通信の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映
    像信号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか
    一方を選択し、選択した映像信号を出力する送信映像選
    択手段と、 通信の自端末側に表示する映像信号として、文字を重畳
    した映像信号か、文字を重畳していない映像信号かのい
    ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する受信
    映像選択手段と、を備え、 通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示
    する映像信号とに同一の文字情報を重畳する ことを特徴
    とするテレビ電話機
  3. 【請求項3】 映像信号を符号化し、通信するテレビ電
    話機において、 文字情報を発生するただ1つの文字情報発生手段と、映
    像信号に該文字情報発生手段から発生した文字情報を重
    畳させるただ1つの文字合成処理手段と、 文字情報を重畳する映像信号として使用する背景映像信
    号を発生する背景映像発生手段と、 該文字合成処理手段に入力する映像信号として、通信の
    相手方へ送る映像信号か、通信の自端末側に表示する映
    像信号か、あるいは該背景映像発生手段から発生された
    背景映像信号のうちいずれか一つを選択し、選択した映
    像信号を出力する映像選択手段と、 通信の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映
    像信号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか
    一方を選択し、選択した映像信号を出力する送信映像選
    択手段と、 通信の自端末側に表示する映像信号として、文字を重畳
    した映像信号か、文字を重畳していない映像信号かのい
    ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する受信
    映像選択手段と、を備え、 通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示
    する映像信号とを切替えて文字情報を重畳することを特
    徴とするテレビ電話機。
  4. 【請求項4】 映像信号を符号化し、通信するテレビ電
    話機において、 文字情報を発生するただ1つの文字情報発生手段と、 通信の相手方へ送る映像信号に該文字情報発生手段から
    発生した文字情報を重畳させる送信側文字合成処理手段
    と、 通信の自端末側に表示する映像信号に該文字情報発生手
    段から発生した文字情報を重畳させる受信側文字合成処
    理手段と、 文字情報を重畳する映像信号として使用する背景映像信
    号を発生する背景映像 発生手段と、 該送信側文字合成処理手段と受信側文字合成処理手段に
    入力する映像信号として、それぞれ通信の相手方へ送る
    映像信号か、通信の自端末側に表示する映像信号か、あ
    るいは該背景映像発生手段から発生された背景映像信号
    のうちいずれか一つを選択し、選択した映像信号を出力
    する映像選択手段と、 通信の相手方へ送る映像信号として、文字を重畳した映
    像信号か、文字を重畳していない映像信号かのいずれか
    一方を選択し、選択した映像信号を出力する送信映像選
    択手段と、 通信の自端末側に表示する映像信号として、文字を重畳
    した映像信号か、文字を重畳していない映像信号かのい
    ずれか一方を選択し、選択した映像信号を出力する受信
    映像選択手段と、を備え、 通信の相手方へ送る映像信号と、通信の自端末側に表示
    する映像信号とに同一の文字情報を重畳することを特徴
    とするテレビ電話機。
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