JP3324982B2 - 回路板の製造方法 - Google Patents
回路板の製造方法Info
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Description
絶縁性基材の表面に回路を形成することによって得られ
る回路板の製造方法に関するものである。
によって回路板を製造するにあたって、回路間の絶縁部
となる非回路部の箇所にレーザ等を照射することによっ
てこの箇所にめっきがおこなわれないように処理し、そ
してこの後に回路形成用のめっきを施すようにした技術
が、特開平4−263490号公報や特開昭61−68
92号公報、特開平3−122287号公報で提供され
ている。
「薄膜回路の製造方法」に関するものであり、絶縁材の
基板の上に導体薄膜を形成し、パターン形成したホトマ
スクを通して導体薄膜にレーザ光を照射して導体薄膜を
除去し、導体薄膜のパターンに無電解めっきあるいは電
気めっきして導体を堆積させることによってめっき導体
パターンを形成するようにしてある。
ント回路の製造方法」に関するものであり、化学めっき
反応用触媒を表面に設けた基板にパターン状にレーザ光
等の高強度光を照射して触媒作用を低下乃至消失させた
後、化学めっき処理して高強度光の非照射部に選択的に
めっきすることによってプリント回路を形成するように
してある。
「基板の金属化方法」に関するものであり、基板の上に
触媒層を被着し、区域的に紫外線照射して触媒層を活性
化又は不動態化した後に、活性化区域にめっき等をする
ようにしてある。
−263490号公報や特開昭61−6892号公報、
特開平3−122287号公報のものでは、絶縁性基材
の非回路部にレーザや紫外線等を照射する工程を設けて
回路板を製造するようにしているが、いずれのものにあ
っても、非回路部の領域全面にめっきがなされないよう
にレーザや紫外線等を非回路部の領域の全面に照射する
ようにしている。しかしこのように非回路部の広い領域
の全面にレーザや紫外線等を照射すると、レーザや紫外
線等の照射処理時間が長く必要になって回路板の生産性
が低下するという問題があった。
あり、レーザ等の電磁波の照射処理時間を短縮して生産
性を高めることができる回路板の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
造方法は、絶縁性基材1の表面に金属膜2aを設け、レ
ーザ等の電磁波の照射による露光・現像で除去されるか
あるいはレーザ等の電磁波の照射で除去されるレジスト
6を金属膜2aの表面に付着し、絶縁性基材1の回路部
3と非回路部4の少なくとも境界領域に、非回路部4の
パターンに対応してレーザ等の電磁波を照射し、非照射
部を残してレーザ等の電磁波を照射したこの照射部のレ
ジスト6を除去した後、レジスト6の除去で露出する金
属膜2aをエッチング除去することを特徴とするもので
ある。
縁性基材1の表面に金属膜2aを設け、レーザ等の電磁
波の照射による露光部以外が現像除去されるレジスト6
を金属膜2aの表面に付着し、絶縁性基材1の回路部3
と非回路部4の少なくとも境界領域に、非回路部4のパ
ターンに対応してレーザ等の電磁波を照射し、レーザ等
の電磁波を照射した照射部のレジスト6を残して非照射
部のレジスト6を除去した後、レジスト6で覆われない
金属膜2aの表面にめっきを施し、次いでレジスト6を
剥離すると共にレジスト6の剥離で露出する金属膜2a
をエッチング除去することを特徴とするものである。
属膜2aを設け、電磁波を照射する処理をおこなった後
に、非照射部の金属膜2aのうち回路部3の金属膜2a
に電気めっきを施すことを特徴とするものである。さら
に本発明は、非照射部の金属膜2aのうち回路部3の金
属膜2aの表面に電気めっきを施した後、ライトエッチ
ング処理して回路部3以外の金属膜2aを除去すること
を特徴とするものである。
を電気めっきすることを特徴とするものである。さらに
本発明は、金属膜2aをスパッタリングで形成すること
を特徴とするものである。さらに本発明は、CADによ
って回路設計するにあたって、CAD情報に基づいてレ
ーザ等の電磁波を照射することを特徴とするものであ
る。
部の幅を非回路部の幅の最小値に設定して、電磁波の照
射をおこなうことを特徴とするものである。さらに本発
明は、レーザ等の電磁波を移動させながら照射するにあ
たって、照射移動中に照射ビーム径を可変にすることを
特徴とするものである。さらに本発明は、レーザ等の電
磁波ビームを離間した複数スポットにして照射すること
を特徴とするものである。
急峻なビームモードのレーザ等の電磁波を用いて、電磁
波の照射をおこなうことを特徴とするものである。さら
に本発明は、レーザ等の電磁波の照射スポット形状を角
型、長角型、長円型のいずれかに形成して、電磁波の照
射をおこなうことを特徴とするものである。
スポットを回路部3と非回路部4との境界線と平行に振
動させながら、回路部3と非回路部4との境界に沿って
移動させて電磁波を照射することを特徴とするものであ
る。
3との境界領域に沿ってレーザ等の電磁波を照射するこ
とによって、非回路部4の領域の全面に電磁波を照射す
るような必要なく、回路5を形成することができる。そ
して非回路部4にめっきがなされても、回路部3とはレ
ーザ等の電磁波の照射で分離絶縁されており、回路板の
回路性能に特に問題は生じない。
は本発明の一実施例を示すものであり、絶縁性基材1と
してはポリイミド、ABS、ポリエーテルイミド、液晶
ポリマー、アルミナセラミックス等の電気絶縁材料によ
って形成したものを用いるものであり、図1(a)のよ
うにガラスエポキシ絶縁基板等の平面状に形成したもの
の他に、三次元立体状に作製したものを用いることもで
きる。まず絶縁性基材1の表面を粗面化処理した後、絶
縁性基材1の表面の全面に金属膜2aを図1(b)のよ
うに設ける。図1の実施例では例えば厚み18μmの銅
箔等の金属箔を張り付けることによって、絶縁性基材1
の表面に金属膜2aを設けるようにしてある。次に、金
属膜2aの表面の全面に図1(c)のようにレジスト6
を塗布して付着させる。レジストとしては、レーザ等の
電磁波を照射して露光させることによって現像液に溶解
するようになるエッチングフォトレジストや、レーザ等
の電磁波の照射で蒸発等して除去されるものを用いるこ
とができるものであり、図1の実施例では前者のフォト
レジストを用いるようにしてある。
磁波を照射する。電磁波としてはレーザの他に、X線や
紫外線等を用いることができるが、レーザが最も好適で
あるので、以下主として電磁波としてレーザを用いたも
のについて説明する。このレーザとしては例えばQスイ
ッチYAGレーザを用いることができるものであり、ガ
ルバノミラー等で操作することによってレーザを絶縁性
基材1の表面に移動させつつ照射するようにしてある。
ガルバノミラーはガルバノメータを用いて角度可変に形
成したミラーであり、高速でビーム移動が可能であると
共にレーザスポット径も数十μmを得ることが可能であ
る。またレーザの照射は、絶縁性基材1の表面のうち回
路5を形成する箇所である回路部3以外の部分、すなわ
ち回路部3間の絶縁スペースとなる非回路部4において
おこなわれるものであり、非回路部4の少なくとも回路
部3との境界領域に非回路部4のパターンに沿ってレー
ザを移動(走査)させながら照射する。レーザの照射エ
ネルギーは例えば10〜30mJ/cm2 程度が好まし
い。また非回路部4の幅が照射レーザのスポット径と同
等の場合には、非回路部4に沿ってレーザを1回照射す
るようにするのがよい。
4の少なくとも回路部3との境界領域にレーザを照射し
てレジストの露光をおこなった後、絶縁性基材1を現像
してレジスト6のうち露光した部分を現像液に溶解して
除去する。レジスト6は非回路部4の回路部3との境界
領域においてレーザで露光されているために、図1
(d)のようにレジスト6は非回路部4の回路部3との
境界領域に沿って除去され、この部分で金属膜2aが露
出される。次に塩化第二銅と塩酸とを含むエッチング液
等で絶縁性基材1の表面を処理することによって、図1
(e)のように金属膜2aのうちレジスト6で覆われず
露出する部分、すなわち非回路部4の回路部3との境界
領域部分の金属膜2aを溶解除去する。このように金属
膜2aをエッチングして、回路部3の金属膜2aを非回
路部4の金属膜2aから分離させることによって、回路
部3の金属膜2aでパターン形状の回路5を形成するこ
とができるものである。
(f)のように必要に応じて残ったレジスト6を剥離
し、さらに必要に応じてソルダーレジスト、Niめっ
き、Auめっき等を施すことによって、回路板として仕
上げることができる。尚、上記の例では、レジストとし
てレーザ等の電磁波を照射して露光させることによって
現像液に溶解するようになるフォトレジストを用いるよ
うにしたが、レジストとしてレーザの照射で除去できる
もの、例えばウレタン塗料等を用いるようにしてもよ
い。この場合には、レーザの照射エネルギーは10〜3
00μJ/pulse程度が好ましく、レーザの照射で
レジストを除去できるので、上記のような現像の工程は
不要になる。
って、レーザの照射は絶縁性基材1の表面の非回路部4
の少なくとも回路部3との境界領域におこなっているだ
けであり、非回路部4の全面にレーザを走査させて照射
する必要はないので、非回路部4の広い領域の全面にレ
ーザを描画して照射する場合に比べてレーザの照射処理
時間を短縮することができ、回路板の生産性を高めるこ
とが可能になるものである。また、金属膜2aの除去は
エッチングでおこなっており、レーザ等の電磁波の照射
はレジスト6に対しておこなえばよいので、電磁波とし
て比較的強度の低いレーザなどを用いて回路板の製造を
おこなうことが可能になるものである。
り、絶縁性基材1としては図1の実施例のものと同じも
のを用いることができるが、図2(a)のようにポリイ
ミドフィルム等の平面状に形成したものの他に、三次元
立体状に作成したものを用いることもできる。まず図2
(b)のように絶縁性基材1の表面の全面に、無電解め
っきや真空蒸着、スパッタリングなどの方法で厚み1μ
m程度の銅膜など薄い金属膜2aを設ける。次に、金属
膜2aの表面の全面に図2(c)のようにレジスト6を
塗布して付着させる。レジストとしては、レーザ等の電
磁波を照射して露光させることによって現像液に溶解し
なくなる型のフォトレジスト用いるものである。
(電磁波)を照射する。レーザとしては図1の実施例の
場合と同様にQスイッチYAGレーザなどを用いること
ができるものであり、ガルバノメータを用いて形成され
るガルバノミラー等で操作することによって、レーザを
絶縁性基材1の表面の非回路部4の少なくとも回路部3
との境界領域に、非回路部4のパターンに沿って照射す
る。レーザの照射エネルギーは例えば10〜30mJ/
cm2 程度が好ましい。また非回路部4の幅が照射レー
ザのスポット径と同等の場合には、非回路部4に沿って
レーザを1回照射するようにするのがよい。
4の少なくとも回路部3との境界領域にレーザを照射し
てレジスト6を露光した後に現像をおこなう。レジスト
6のうち露光された部分は現像液に溶解されず、未露光
部分は現像液に溶解されるので、図2(d)のようにレ
ーザで露光された非回路部4の回路部3との境界領域の
レジスト6は残り、非照射部のレジスト6は除去され、
この部分で金属膜2aが露出される。次に金属膜2aの
うち露出された部分にめっきを施す。めっきは電気めっ
きでおこなうことができ、金属膜2aに給電電極の陰極
を接続して通電しつつ、電気めっき浴に絶縁性基材1を
浸漬することによって、図2(e)のように金属膜2a
の露出表面に銅などの電気めっき層13を10μm程度
の厚みで析出させるものである。この後、残っているレ
ジスト6を剥離し、図2(f)のようにレジスト6を剥
離した箇所の金属膜2aを露出させる。レジスト6は非
回路部4の回路部3との境界領域に残っているので、金
属膜2aは非回路部4の回路部3との境界領域において
露出されることになる。そして塩化第二銅と塩酸とを含
むエッチング液等で厚み1μm程度に軽くエッチング処
理をおこなうことによって、図2(g)のように薄い金
属膜2aのうち露出する部分、すなわち非回路部4の回
路部3との境界領域部分の金属膜2aを溶解除去する。
このように金属膜2aをエッチングして、回路部3の金
属膜2aを非回路部4の金属膜2aから分離させること
によって、回路部3の金属膜2aと電気めっき層13と
でパターン形状の回路5を形成することができるもので
ある。
応じてソルダーレジスト、Niめっき、Auめっき等を
施すことによって、回路板として仕上げることができ
る。上記のようにして回路板を製造するにあたって、レ
ーザの照射は絶縁性基材1の表面の非回路部4の少なく
とも回路部3との境界領域におこなっているだけであ
り、非回路部4の全面にレーザを走査させて照射する必
要はないので、図1の実施例と同様にレーザの照射処理
時間を短縮することができ、回路板の生産性を高めるこ
とが可能になるものである。また、金属膜2aの除去は
エッチングでおこなっており、レーザ等の電磁波の照射
はレジスト6を露光できる比較的強度の低いレーザでよ
く、レーザ照射による絶縁性基材1の損傷のおそれなく
回路板の製造をおこなうことが可能になるものである。
て、使い分けながら照射をおこなうようにした一例を示
すものであり、回路パターンのラインとスペースの幅が
標準的な200μm/200μm、すなわち回路部3の
幅が200μmで回路部3間の非回路部4の幅が200
μmの場合、レーザの照射ビーム径を制御してスポット
半径を100μmにし、非回路部4の中心線に沿って照
射ビームを移動させることによって(図3に照射ビーム
の大径のスポットをS1 の円で図示する)、このビーム
径の大きいレーザの一回の照射で非回路部4の両側の境
界線を同時に照射することができ、高速描画でレーザ照
射をおこなうことができる。また半径100μm以下の
小さなアールやピン間のような小さい幅の非回路部4に
レーザ照射する場合には、レーザを小さいビーム径に制
御して照射することによって(図3に照射ビームの小径
のスポットをS2 の円で図示する)、微細な描画をしな
がら照射をおこなうことができる。このようにレーザの
照射ビーム径を変えて使い分けるにあたっては、後述す
るCAD/CAMの情報に基づいておこなうようにする
ことができる。図4はレーザの照射ビーム径を変えて使
い分けながら照射をおこなうようにした他例を示すもの
であり、大きい径のビーム(スポットS1 )で高速描画
して照射すると共に、細部は細いビーム(スポット
S2 )で描画して照射するようにしてある。
するにあたっては、例えばデフォーカス量を制御するこ
とによっておこなうことができる。すなわち、図5
(a)のようにレーザのビームBの焦点を照射面に合わ
せてデフォーカス量を0にすると、照射ビーム径を小さ
くすることができ(この場合は照射ビームの移動速度は
高速になる)、また図5(b)のようにレーザのビーム
Bの焦点を照射面からずらしてデフォーカス量を大きく
すると、照射ビーム径を大きくすることができる(この
場合は照射ビームの移動速度は低速になる)。また図6
に示すように、なだらかな強度分布を持つビームモード
のレーザの発振エネルギーを変化させるように制御する
ことによって、レーザの照射ビーム径L1 , L2 を調整
することもできる。さらに図7に示すように、なだらか
な強度分布を持つビームモードのレーザの走査速度を変
化させたり、あるいは照射時間を変化させたりすること
によっても、レーザの照射ビーム径L1 , L2 を調整す
ることができる。勿論、レーザの照射ビーム径の調整は
これらの方法に限定されるものではなく、任意の方法を
採用することができるものである。
しながら、図1及び図2の各方法を実施することができ
るものであり、非回路部4の幅の広い箇所ではレーザの
照射ビームの径を大きく調整して照射をおこなうことに
よって、広い面積でレーザビームを照射して照射時間を
短縮することができ、また微細な描画を必要とする箇所
ではレーザの照射ビームの径を小さく調整して照射をお
こなうことによって、小さい面積で微細に描画して照射
をおこなうことができるものである。
おこなう場合、CAD/CAMによる設計回路図の情報
に基づいて非回路部4の幅やその中心線等でデータを得
ることができる。そこでこの場合には、このデータに基
づいてレーザの照射位置やレーザの照射ビーム径を決定
しながら照射をおこなうことができる。すなわち図8の
フローチャートに示すように、回路部3の中心線データ
や回路部3の幅データから回路部3と非回路部4の境界
線を算出し、さらにこのデータに基づいて非回路部4の
最小値を算出する。次にレーザの照射ビームのスポット
径を非回路部4の幅の最小値以下に調整し、レーザのス
ポット径の半径に相当するオフセット量を算出する。そ
して、回路部3と非回路部4の境界線よりも非回路部4
にオフセットしたレーザ照射中心線を算出し、さらにレ
ーザの照射停止時間が最小となるように、つまり照射す
る連続した輪郭線から他の輪郭線へのレーザ照射を伴わ
ない照射位置の移動長さの合計が最小となるように、照
射順序を決定し、これらのデータをガルバノミラー制御
装置に入力して、レーザの照射を制御することができ
る。
〜200μmでレーザの照射ビーム径の取りうる最大径
が200μmの場合、CAD/CAMデータに基づい
て、レーザの照射ビーム径を非回路部4の幅に一致させ
ながら、また照射ビームの中心を非回路部4の中心線と
一致させるように調整してレーザを照射することによっ
て、一回の照射で非回路部4の両側の境界領域を同時に
照射することができる。また非回路部4の幅が例えば3
00μmで照射ビーム径の最大値以上であるときは、例
えば照射ビームの径を150μmに調整して、非回路部
4の両側の境界領域に沿って二回に分けて照射をおこな
うようにすることができる。尚、レーザの照射エネルギ
ーは例えば0.05〜1J/cm2 に設定するのが好ま
しい。
路図の情報に基づいてレーザの照射ビーム径を調整しな
がら、図1又は図2の各方法を実施することができるも
のであり、照射ビーム径の制御は、既述したデフォーカ
ス制御、強度制御、速度又は照射時間制御等でおこなう
ことができるものである。このように、CAD/CAM
情報からレーザ等の電磁波の照射位置やスポット径を決
定するために、短時間でレーザ等の操作データを作成し
て、作業時間を短縮することができるものである。
図8のフローチャートようにレーザの照射ビーム径を決
定しながら照射をおこなうにあたって、レーザの照射ビ
ームのスポット径を非回路部4の幅の最小値dに調整し
て図9のように照射をおこなうことによって(図9に照
射ビームのスポットをS1 の円で図示する)、回路5の
パターン間隔が狭い微細な回路であっても、容易に回路
パターン形成をおこなうことができるものである。
面の非回路部4に回路部3との境界線に沿ってレーザを
照射するするにあたって、レーザの移動操作(走査)を
ガルバノミラーを用いておこなう場合、レーザの走査を
高速でおこなうと回路部3の角部にレーザを照射するに
際して、ガルバノミラーの慣性で照射がオーバーシュー
トしてしまうおそれがある。このために回路部3の角部
ではレーザの走査速度を遅くすることによってこのよう
な慣性によるオーバーシュートがおこらないようにして
いるが、レーザの走査速度を遅くすると回路部3の角部
にレーザエネルギーが集中し、絶縁性基材1に損傷を与
えることがある。このために回路部3の角部では照射を
一時的に停止することがおこなわれているが、照射処理
時間が長くなってしまうものであった。
非回路部4内でアールを描くようにガルバノミラー等に
よってレーザビームを走査させるようにするのがよい。
図10(a)は非回路部4の回路部3との境界線に沿っ
てレーザを走査させながら照射するにあたって、回路部
3の角部を過ぎると非回路部4内において一回転させる
ようにアールを描かせて方向転換した後に、再度回路部
3との境界線に沿ってレーザを走査させるようにするこ
とによって、回路部3の角部を角張るよう仕上げるよう
にした実施例を示すものである。図10(b)は非回路
部4の回路部3との境界線に沿ってレーザを走査させな
がら照射するにあたって、回路部3の角部ではアールを
描かせるように曲線で走査させることによって、速度を
一定にして走査させることができるようにした実施例を
示すものである。
くようにレーザを移動させるようにしながら、図1又は
図2の各方法を実施することができるものであり、回路
部3の角部に損傷を与えることなく、高速でレーザを移
動させて、照射処理時間を短くすることができるもので
ある。尚、アールの半径はガルバノミラーの加速、減速
に必要な距離、例えば300μmとほぼ同等である。ま
たアールの半径等はCAD/CAMによる設計回路図の
情報に基づいて設定することができる。
回路部3との境界線に沿ってレーザを照射するにあたっ
て、レーザの照射を各境界線毎に一本ずつおこなってい
たのでは照射処理の時間が長時間必要になる。そこで、
この非回路部4と回路部3との境界線が平行な箇所で
は、レーザを複数スポットに分割して、各離間したスポ
ットを平行に移動させることによって、複数箇所を同時
に照射することができる。図11はその一例を示すもの
であり、レーザを二本のスポットに分割して各回路部3
の両側の境界に沿って平行に移動させながら照射するこ
とによって、回路部3の両側の境界領域へのレーザの照
射を同時におこなうことができるようにしてある(図1
1においてはレーザをデュアルスポットにして、イ矢印
箇所とイ矢印箇所の照射や、ロ矢印箇所とロ矢印箇所の
照射を同時におこなうようにしている)。
バノミラーで操作しておこなうにあたって、例えばレー
ザ発振機とガルバノミラーとの間に2焦点レンズ系を挿
入することによって、レーザを二本のスポットに成形し
て照射をおこなうことができる。二本のスポットの間隔
は回路部3の平行な輪郭線の間隔に応じて調整するもの
である。また、二本のスポットを上記のように回路部3
の両側に同時に照射する他に、非回路部4の両側輪郭に
同時に照射するようにしてもよく、一本以上の回路部3
や非回路部4を挟んだ二本の平行な輪郭に同時に照射す
るようにしてもよい。
る一例を示すものであり、ピンホール16あるいはスリ
ットを設けた二枚のマスク17をレーザのビームBの光
路に挿入することによって、レーザを各マスク17のピ
ンホール16を通過する二本のスポットに分割するよう
にしてある。このものでは、マスク17,17の相対位
置関係を変化させて、ピンホール16,16の間隔を調
整することによってレーザの二本のスポット間隔を設定
することができると共に、二枚のマスク17,17を一
体にして回転させることによってレーザの走査の向きを
方向転換することができる。
ーザのビームBの光路に挿入することによって、レーザ
を二焦点のスポットに分割するようにしてあり、このも
のでは二焦点レンズ28を回転させることによってレー
ザの走査の向きを方向転換することができる。図14は
レーザを二本のスポットに成形する他例を示すものであ
り、レーザのビームBの光路にプリズム18を挿入して
光路を二本に分割し、分割した各光路に傾斜角度を調整
自在な可動ミラー19,20が挿入してあり、さらにA
Oスイッチ21やレンズ22が挿入してある。プリズム
18と可動ミラー19,20、AOスイッチ21、レン
ズ22は全体が一体となって水平に回転されるようにな
っている。そしてこのものにあって、レーザはプリズム
18によって二本に分割され、さらに可動ミラー19,
20で反射されてAOスイッチ21及びレンズ22を通
って絶縁性基材1の表面に照射される。このようにして
レーザを二本の平行なスポットにして同時に照射するこ
とができるものであり、平行線の方向が変化する箇所で
は各スポットの向きを同時に変えるようにして照射をお
こなうものである。また回路部3が交叉する箇所や回路
部3の端部など、二本の平行線のうち一方が不要なとき
は、一方の可動ミラー20のみを傾動させたり(図14
に想像線で示す)、AOスイッチ21などのシャッター
で一方のレーザビームの照射をオフにしたりして、照射
をおこなうようにすることができるものである。
して、各スポットを平行に移動させながら照射すること
によって、上記図1又は図2の各方法を実施することが
できるものであり、一回のレーザ操作で複数本のレーザ
照射をおこなうことができ、照射時間を短縮することが
できるものである。また、上記各実施例のように、絶縁
性基材1の表面の非回路部4に回路部3との境界線に沿
ってレーザを照射するにあたって、周辺のエネルギー分
布が急峻なビームモードのレーザを用いることによっ
て、レーザの照射によるレジスト6の除去の効果が照射
部と非照射部、すなわち非回路部4と回路部3との境界
で明確な差となってあらわれ、境界のにじみやぼけがな
くなり、回路部3の端縁部の仕上げ精度を高く得ること
ができる。
ームモードのレーザを得る一例を示すものであり、円錐
プリズム24の廻りに円錐台の内周を鏡面として形成し
た円錐ミラー25を配置し、円錐ミラー25の下方に上
下複数枚のリング状のシリンドリカルレンズ26が配置
してある。このものにあって、円錐プリズム24の頂部
上方からレーザを照射すると、レーザビームBは円錐プ
リズム24の外方へ放射されると共に円錐ミラー25で
リング状に反射され、さらにシリンドリカルレンズ26
で絞られた後に、環状ビームとして絶縁性基材1に照射
されることになる。このようにして得られる環状ビーム
は、周辺のエネルギー分布が急峻なビームモードになっ
ている。
なビームモードのレーザを用いて照射をおこなうことに
よって、上記図1又は図2の各方法を実施することがで
きるものであり、レーザの照射によるめっき下地層2の
除去の効果が非回路部4と回路部3との境界で明確な差
となってあらわれ、回路部3の端縁部の仕上げ精度を高
く得ることができるものである。
1の表面の非回路部4に回路部3との境界線に沿ってレ
ーザ等の電磁波を照射するにあたって、レーザ等の電磁
波の照射スポット形状を図16(a)のような角型、図
16(b)のような長角型、あるいは図16(c)のよ
うな長円型のいずれかに形成して(各スポットをSで示
す)、このスポットSを移動させることによって、照射
パターンの角部をエッジ形状に仕上げることができるも
のである。レーザ等の電磁波の照射スポット形状を角
型、長角型、長円型に成形するには、アパーチャやプリ
ズム、シリンドリカルレンズ等を用いておこなうことが
できる。またパルス状のレーザを用いて走査をおこなう
と、走査して照射した縁部がジグザグになるが、照射ス
ポット形状を上記のように角型、長角型、長円型に成形
して、スポット形状の長辺が非回路部4と回路部3との
間の境界線に一致するように走査しながら照射をおこな
うと、照射の縁部のジグザグが小さくなり、回路部3の
境界端面を直線状に仕上げることができるものである。
射するにあたって、図17(a)に示すように照射スポ
ットSを回路部3と非回路部4との境界線と平行に振動
させながら、図17(b)に示すように回路部3と非回
路部4との境界に沿って移動させるようにすることによ
って、丸いスポットであってもパルス状のレーザを用い
た場合のような照射の縁部のジグザグを小さくして、回
路部3の境界端面を直線状に仕上げることができるもの
である。この場合、1パルスの照射の時間内にビーム位
置がビーム径の1/10〜10倍の距離を動く程度に振
動させながら移動(走査)させるようにするのがよい。
ット形状を角型や長角型、あるいは長円型のいずれかに
形成して照射したり、あるいは照射スポットを回路部3
と非回路部4との境界線と平行に振動させながら回路部
3と非回路部4との境界に沿って移動させて照射したり
することによって、上記図1又は図2の各方法を実施す
ることができるものであり、照射パターンの角部をエッ
ジ形状に仕上げることができ、また照射の縁部のジグザ
グを小さくして回路部3の境界端面を直線状に仕上げる
ことができるものである。
3との境界輪郭部分のレーザの照射状態を示すものであ
り、図18や図19の実施例では小さい径の照射スポッ
トS 1 を走査させてレーザを照射するようにしてある。
また図20の実施例では小さい径の照射スポットS1 を
走査させてレーザを照射する他に、大きい径の照射スポ
ットS2 を走査させてレーザを照射するようにしてあ
る。
面に金属膜を設け、レーザ等の電磁波の照射による露光
・現像で除去されるかあるいはレーザ等の電磁波の照射
で除去されるレジストを金属膜の表面に付着し、絶縁性
基材の回路部と非回路部の少なくとも境界領域に、非回
路部のパターンに対応してレーザ等の電磁波を照射し、
非照射部を残してレーザ等の電磁波を照射したこの照射
部のレジストを除去した後、レジストの除去で露出する
金属膜をエッチング除去するようにしたので、レーザの
照射は非回路部のうち少なくとも回路部との境界領域に
おこなえば足りるものであり、非回路部の広い領域の全
面にレーザを照射する場合に比べてレーザの照射処理時
間を短縮することができ、回路板の生産性を高めること
が可能になるものである。
を設け、レーザ等の電磁波の照射による露光部以外が現
像除去されるレジストを金属膜の表面に付着し、絶縁性
基材の回路部と非回路部の少なくとも境界領域に、非回
路部のパターンに対応してレーザ等の電磁波を照射し、
レーザ等の電磁波を照射した照射部のレジストを残して
非照射部のレジストを除去した後、レジストで覆われな
い金属膜の表面にめっきを施し、次いでレジストを剥離
すると共にレジストの剥離で露出する金属膜をエッチン
グ除去するようにしたので、レーザの照射は非回路部の
うち少なくとも回路部との境界領域におこなえば足りる
ものであり、非回路部の広い領域の全面にレーザを照射
する場合に比べてレーザの照射処理時間を短縮すること
ができ、回路板の生産性を高めることが可能になるもの
である。
け、電磁波を照射する処理をおこなった後に、非照射部
の金属膜のうち回路部の金属膜に電気めっきを施すよう
にしたので、回路形成のためのめっきは回路部において
のみおこなわれ、不要な非回路部にまではめっきがおこ
なわれず、めっき金属等のめっき材料の無駄が少なくな
って経済的に有利になるものである。
金属膜の表面に電気めっきを施した後、ライトエッチン
グ処理して回路部以外の金属膜を除去するようにしたの
で、回路部に形成される回路の絶縁性を向上させること
ができるものである。さらに、金属膜と同種の金属を電
気めっきするようにしたので、電気めっき浴に絶縁性基
材を浸漬して電気めっきをおこなうにあたって、非回路
部の金属膜が電気めっき浴に溶け出しても電気めっき浴
が異種金属によって汚染されるようなことがなくなるも
のであり、むしろ非回路部の金属層から電気めっき浴に
溶出する金属はめっき金属として補充されることになっ
て、電気めっきの経済性を高めることができるものであ
る。
るようにしたので、金属膜を均一な薄い膜に形成するこ
とが容易になるものである。さらに、CADによって回
路設計するにあたって、CAD情報に基づいてレーザ等
の電磁波を照射するようにしたので、CAD情報から短
時間でレーザ等の操作データを作成して作業時間を短縮
することができるものである。
ら照射するにあたって、照射移動中にビーム径を可変に
したので、非回路部の幅の広い箇所では照射ビームの径
を大きく調整して照射をおこなうことによって、広い面
積でレーザビームを照射して照射時間を短縮することが
でき、また微細な描画を必要する箇所ではレーザ等の照
射ビームの径を小さく調整して照射をおこなうことによ
って、小さい面積の照射で微細に描画して照射をおこな
うことができるものである。
非回路部の幅の最小値に設定して、電磁波の照射をおこ
なうようにしたので、回路のパターン間隔が狭い微細な
回路であっても容易に回路形成をおこなうことができる
ものである。さらに、レーザ等の電磁波ビームを複数ス
ポットにして、平行に移動させながら照射するようにし
たので、一回の操作で複数本の照射をおこなうことがで
き、照射時間を短縮することができるものである。
ームモードのレーザ等の電磁波を用いて、電磁波を照射
するようにしたので、レーザの照射によるレジストの除
去の効果が非回路部と回路部との境界で明確な差となっ
てあらわれ、回路部の端縁部の仕上げ精度を高く得るこ
とができるものである。さらに、レーザ等の電磁波の照
射スポット形状を角型、長角型、長円型のいずれかに形
成して、電磁波を照射するようにしたので、照射パター
ンの角部をエッジ形状に仕上げることができるものであ
る。さらに、レーザ等の電磁波の照射スポットを回路部
と非回路部との境界線と平行に振動させながら、回路部
と非回路部との境界に沿って移動させて電磁波を照射す
るようにしたので、照射の縁部のジグザグを小さくして
回路部の境界端面を直線状に仕上げることができるもの
である。
乃至(f)はそれぞれ斜視図である。
乃至(g)はそれぞれ斜視図である。
す平面図である。
を示す平面図である。
であり、(a),(b)はそれぞれ概略図である。
概略図である。
を示す概略図である。
る。
(a)、(b)はぞれぞれ概略平面図である。
(a),(b),(c)は照射ビームの形状を示す概略
図である。
(a),(b)は照射ビームの態様を示す概略図であ
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 絶縁性基材の表面に金属膜を設け、レー
ザ等の電磁波の照射による露光・現像で除去されるかあ
るいはレーザ等の電磁波の照射で除去されるレジストを
金属膜の表面に付着し、絶縁性基材の回路部と非回路部
の少なくとも境界領域に、非回路部のパターンに対応し
てレーザ等の電磁波を照射し、非照射部を残してレーザ
等の電磁波を照射したこの照射部のレジストを除去した
後、レジストの除去で露出する金属膜をエッチング除去
することを特徴とする回路板の製造方法。 - 【請求項2】 絶縁性基材の表面に金属膜を設け、レー
ザ等の電磁波の照射による露光部以外が現像除去される
レジストを金属膜の表面に付着し、絶縁性基材の回路部
と非回路部の少なくとも境界領域に、非回路部のパター
ンに対応してレーザ等の電磁波を照射し、レーザ等の電
磁波を照射した照射部のレジストを残して非照射部のレ
ジストを除去した後、レジストで覆われない金属膜の表
面にめっきを施し、次いでレジストを剥離すると共にレ
ジストの剥離で露出する金属膜をエッチング除去するこ
とを特徴とする回路板の製造方法。 - 【請求項3】 絶縁性基材の表面に金属膜を設け、電磁
波を照射する処理をおこなった後に、非照射部の金属膜
のうち回路部の金属膜に電気めっきを施すことを特徴と
する請求項1又は2に記載の回路板の製造方法。 - 【請求項4】 非照射部の金属膜のうち回路部の金属膜
の表面に電気めっきを施した後、ライトエッチング処理
して回路部以外の金属膜を除去することを特徴とする請
求項3に記載の回路板の製造方法。 - 【請求項5】 金属膜と同種の金属を電気めっきするこ
とを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の回路
板の製造方法。 - 【請求項6】 金属膜をスパッタリングで形成すること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の回路板
の製造方法。 - 【請求項7】 CADによって回路設計するにあたっ
て、CAD情報に基づいてレーザ等の電磁波を照射する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の回
路板の製造方法。 - 【請求項8】 レーザ等の電磁波の照射部の幅を非回路
部の幅の最小値に設定して、電磁波の照射をおこなうこ
とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の回路
板の製造方法。 - 【請求項9】 レーザ等の電磁波を移動させながら照射
するにあたって、照射移動中に照射ビーム径を可変にす
ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
回路板の製造方法。 - 【請求項10】 レーザ等の電磁波ビームを離間した複
数スポットにして照射することを特徴とする請求項1乃
至9のいずれかに記載の回路板の製造方法。 - 【請求項11】 周辺のエネルギー分布が急峻なビーム
モードのレーザ等の電磁波を用いて、電磁波の照射をお
こなうことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
記載の回路板の製造方法。 - 【請求項12】 レーザ等の電磁波の照射スポット形状
を角型、長角型、長円型のいずれかに形成して、電磁波
の照射をおこなうことを特徴とする請求項1乃至11の
いずれかに記載の回路板の製造方法。 - 【請求項13】 レーザ等の電磁波の照射スポットを回
路部と非回路部との境界線と平行に振動させながら、回
路部と非回路部との境界に沿って移動させて電磁波を照
射することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに
記載の回路板の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07938498A JP3324982B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 回路板の製造方法 |
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JP07938498A JP3324982B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 回路板の製造方法 |
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JP21194193A Division JP3153682B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 回路板の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10229266A JPH10229266A (ja) | 1998-08-25 |
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Family
ID=13688385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07938498A Expired - Lifetime JP3324982B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 回路板の製造方法 |
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KR100992262B1 (ko) | 2001-06-13 | 2010-11-05 | 오르보테크 엘티디. | 기판 미세가공 시스템 |
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JP5392110B2 (ja) * | 2010-01-25 | 2014-01-22 | Tdk株式会社 | チップ型電子部品の電極形成方法 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP07938498A patent/JP3324982B2/ja not_active Expired - Lifetime
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