JP3324579B2 - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

Info

Publication number
JP3324579B2
JP3324579B2 JP25788199A JP25788199A JP3324579B2 JP 3324579 B2 JP3324579 B2 JP 3324579B2 JP 25788199 A JP25788199 A JP 25788199A JP 25788199 A JP25788199 A JP 25788199A JP 3324579 B2 JP3324579 B2 JP 3324579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hsg
insulating film
forming
film
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25788199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001085635A (ja
Inventor
能宏 原田
信之 山西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP25788199A priority Critical patent/JP3324579B2/ja
Priority to KR10-2000-0053617A priority patent/KR100381793B1/ko
Priority to US09/658,986 priority patent/US6436761B1/en
Publication of JP2001085635A publication Critical patent/JP2001085635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3324579B2 publication Critical patent/JP3324579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/84Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation being a rough surface, e.g. using hemispherical grains
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/75Electrodes comprising two or more layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
    • H01L21/283Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current
    • H01L21/285Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation
    • H01L21/28506Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers
    • H01L21/28512Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table
    • H01L21/28568Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table the conductive layers comprising transition metals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
の製造方法に係り、詳しくは、HSG(Hemispherical
Grain;半球状粒子)構造の容量素子を利用して情報を記
憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)から成
る半導体記憶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置(メモリ)は大別して、
DRAMと、SRAM(Static Random Access Memor
y)とに分類されるが、これらのメモリはほとんどが、
集積度の点で優れているMOS(Metal Oxide Semicondu
ctor)型トランジスタによって構成されている。また、
DRAMはSRAMに比較して上述したような高集積化
の利点をより大きく生かせるため、コストダウンが図れ
るので、情報機器などの各種の記憶装置に広く適用され
ている。また、DRAMでは、容量素子を利用してその
容量素子の電荷の有無により情報を記憶するので、高集
積化に伴う半導体基板上での容量素子の占有面積の制約
に因る容量の減少を補うために、容量素子の構造に種々
の工夫がなされている。
【0003】ここで、DRAMは、容量素子に情報を入
出力させる制御を行う上述のMOS型トランジスタから
なるスイッチングトランジスタ(メモリセル選択用トラ
ンジスタ)を備え、このメモリセル選択用トランジスタ
と容量素子とで1ビットのメモリセルを構成している。
容量素子はメモリ選択用トランジスタを構成するMOS
型トランジスタのソース又はドレイン領域に接続される
ように形成されて、ゲート電極に加えられるワードライ
ン信号によりMOS型トランジスタがオン、オフ制御さ
れることにより、その容量素子に情報の書き込み又は読
み出しが行われる。
【0004】DRAMの高集積化及び微細化に伴い、容
量素子の寸法も小さくなってきているので、何らかな方
法により容量の増大を図る必要がある。容量素子の容量
の増大を図るには、一つの方法として容量素子の容量絶
縁膜の表面積を増大させる方法がある。また、他の方法
として容量絶縁膜の膜厚を薄くする方法がある。従来に
おいては、まず前述したようなHSG技術が採用され
た。このHSG技術は、容量素子の下部電極の表面にH
SGを形成して、結果的に容量絶縁膜の表面積の増大を
図るようにしたものである。
【0005】図14は、一例として上述のHSG技術を
適用して容量素子を形成したDRAMを示す断面図であ
る。同DRAMは、同図に示すように、例えばP型シリ
コン基板51の素子分離用絶縁膜57により分離された
領域に、N型ソース領域52及びドレイン領域53、ゲ
ート絶縁膜54、ゲート電極55が形成されて、メモリ
セル選択用トランジスタとしてのN型MOS型トランジ
スタ56が形成されている。ここで、ゲート電極55は
ワードラインに接続されると共に、ソース電極(図示せ
ず)はビットラインに接続されている。また、全面を覆
うように第一の層間絶縁膜58及び第二の層間絶縁膜6
2が形成されて、第一の層間絶縁膜58には第一のコン
タクトホール59が形成され、このコンタクトホール5
9にはドレイン領域53に接続されるようにコンタクト
プラグ60が形成されると共に、第二の層間絶縁膜62
には第二のコンタクトホール63が形成され、このコン
タクトホール63にはコンタクトプラグ60に接続され
るように容量素子70が形成されている。
【0006】ここで、容量素子70は、下部電極71
と、容量絶縁膜72及び上部電極73とから構成されて
いる。そして、下部電極71の表面はHSG技術により
HSG74が形成されている。また、下部電極71には
不純物が拡散されて下部電極71の空乏化による容量の
低下が防止されており、さらに下部電極71の表面には
不純物の外部への拡散を防止するバリア膜75が形成さ
れている。
【0007】ここで、上述の容量素子70では、バリア
膜74上に容量絶縁膜72を形成した後、容量素子とし
てのリーク電流及び初期不良の低減等を目的として酸化
処理(アニール処理)を施すことが必要となる。従来に
おいて、この酸化処理は例えば拡散炉を加熱源に用い
て、略800℃以上でFA(Furnace Anneal;ファネー
スアニール)処理が行われている。
【0008】また、最近では、半導体加工技術の進歩に
より、プロセッサ等の大規模ロジック部とDRAMとを
同一半導体基板上に混載するようにした半導体装置が開
発されるようになってきている。このような半導体装置
の高速化を図るには、特にロジック部を構成している素
子領域にサリサイドプロセスの適用が必要であり、した
がって、上述のような半導体装置の製造にあたっては、
処理温度の低温化が要求され、いわゆる低温化プロセス
が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体記憶装置の製造方法では、次に述べるような問題点が
ある。第一の問題点は、HSG技術を採用することによ
り容量素子の容量の増大を図ることができるようになっ
たが、その反面、HSG技術を採用しない容量素子に比
較して、寿命が劣化することである。以下、図12を参
照して、この問題点について理由を説明する。図12
(a)に示すように、下部電極71の表面にHSG71
aが形成されると、各HSG71aの根元部分には鋭い
くびれ部71bが形成されるようになる。このため、下
部電極71上に形成される容量絶縁膜72のカバレッジ
性は著しく低下して、そのくびれ部71b及びこの付近
のA部分に形成される容量絶縁膜72の膜厚Tは、図1
2(b)に拡大して示すように薄くなる。したがって、
動作中に、上述のくびれ部71bの薄い膜厚Tの容量絶
縁膜72に電界が集中するようになって、その部分から
リーク電流が発生するので、容量素子の寿命が劣化する
ようになる。一例として、HSGを形成しない容量素子
と比較して、寿命が略1桁劣化する。それゆえ、HSG
を形成しない容量素子と同等の寿命の改善が必要にな
る。
【0010】第二の問題点は、容量素子の容量の増大を
図るために、容量絶縁膜の膜厚を薄くした場合には、容
量絶縁膜形成後に行う酸化処理時にかかる熱的ストレス
が大きくなるので、初期不良が増加することである。す
なわち、前述したように、容量絶縁膜形成後には、容量
素子としてのリーク電流及び初期不良の低減等を目的と
して例えば前述したようなFA処理による酸化処理を施
すことが必要となるが、処理温度が高い場合この酸化処
理時にかかる熱的ストレスの影響が避けられなくなる。
この影響を和らげるには、酸化処理の低温化が必要であ
るが、あまり低い温度での酸化処理では本来の目的が達
成できなくなる。それゆえ、熱的ストレスを抑えて、初
期不良の低減を図ることが必要になる。
【0011】図13は、従来において、HSGの有無及
び容量絶縁膜の膜厚の相違により容量素子の信頼性が低
下することを説明する容量素子の累積不良率(縦軸)と
累積印加時間(横軸)との関係をワイブルプロットで示
す図である。同図は、TDDB(Time Dependent Diele
ctric Breakdown)特性で示している。同図から明らか
なように、HSG化することにより寿命は劣化し、ま
た、容量絶縁膜の膜厚Teff(酸化膜換算膜厚)を薄くする
ことにより、容量素子はさらに劣化する。
【0012】第三の問題点は、低温化プロセスでは容量
素子の空乏化対策が必要になるが、不純物の拡散を行う
ことで空乏化は改善できるものの、寿命は改善できない
ことである。すなわち、低温化プロセスを実施した場
合、低温化に原因して容量素子に空乏化が発生して容量
が低下する。これを防止するには下部電極の形成後に、
フォスフィンガス雰囲気内でアニール処理して燐を下部
電極に拡散させ、続いて下部電極の表面をライトエッチ
することが有効となる。しかしながら、その後に、容量
絶縁膜及び上部電極を形成して容量素子を完成させる
と、低温化の影響が残って寿命の劣化は避けられない。
【0013】以上のように、従来の半導体記憶装置の製
造方法では、第一乃至第三の問題点によって、容量素子
の寿命の改善及び初期不良の低減が図れないので、容量
素子の信頼性を向上させるのが困難になっている。
【0014】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、HSG構造を有する容量素子の寿命の改善及び
初期不良の低減を図ることにより信頼性を向上させるこ
とができる半導体記憶装置の製造方法を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、半導体基板上にメモリセル
選択用トランジスタを形成した後、該メモリセル選択用
トランジスタの一動作領域に接続されるように容量素子
を形成してメモリセルを構成する半導体記憶装置の製造
方法に係り、上記半導体基板上に上記メモリセル選択用
トランジスタを形成した後、上記半導体基板上に層間絶
縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、上記層間絶縁膜
にコンタクトホールを形成した後、該コンタクトホール
に上記メモリセル選択用トランジスタの一動作領域に接
続されるように上記容量素子の下部電極を形成する下部
電極形成工程と、上記下部電極の上に上記容量素子の容
量絶縁膜を形成する容量絶縁膜形成工程と、上記半導体
基板をファーネス炉内で、所定の温度で、所定の時間酸
化する酸化処理工程と、上記容量絶縁膜上に上記容量素
子の上部電極を形成する上部電極形成工程とを含み、か
つ、上記下部電極形成工程が、上記層間絶縁膜のコンタ
クトホールに第一の非晶質シリコン膜を形成する第一の
段階と、該第一の段階にて形成された上記第一の非晶質
シリコン膜上に微結晶を含む第二の非晶質シリコン膜を
形成して、該第二の非晶質シリコン膜に含まれる微結晶
を核としてHSG(半球状粒子)を形成する第二の段階
と、該第二の段階にて形成された上記HSGに不純物を
拡散させる第三の段階と、該第三の段階完了後、上記H
SGの表面層を除去する第四の段階とを含んでなると共
に、上記第三の段階では、反応装置内にフォスフィンガ
スを導入し、上記HSGに燐の拡散を開始し、所定の時
間アニール処理を行った後、上記フォスフィンガスの導
入を継続させたままで、アニール処理温度を下降させる
ことを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体記憶装置の製造方法に係り、上記酸化処理工程で
は、上記半導体基板をファーネス炉内で、700〜78
0℃で、30〜50分間酸化することを特徴としてい
る。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の半
導体記憶装置の製造方法に係り、上記下部電極形成工程
では、上記第四の段階の後に、上記HSG表面の化学酸
化膜を除去する第五の段階が付加されてなることを特徴
としている。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載の半
導体記憶装置の製造方法に係り、上記第五の段階では、
上記HSG又は下部電極材と上記化学酸化膜との選択比
を有するエッチング液で処理することを特徴としてい
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。 ◇第1実施例 図1〜図4は、この発明の第1実施例である半導体記憶
装置の製造方法の構成を工程順に示す工程図である。以
下、図1〜図4を参照して、同半導体記憶装置の製造方
法について工程順に説明する。まず、図1(a)に示す
ように、例えばP型シリコン基板1の素子分離用絶縁膜
7により分離された領域に、周知の方法により、N型ソ
ース領域2及びドレイン領域3、ゲート絶縁膜4、ゲー
ト電極5を形成して、複数のメモリセル選択用トランジ
スタとしてのN型MOS型トランジスタ6を形成する。
各MOS型トランジスタ6は後述のように形成される容
量素子と対をなして一個のメモリセルを構成する。説明
を簡単にするため、MOS型トランジスタ6は一個のみ
示している。次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)法等により、全面を覆うようにシリコン酸化膜等の第
一の層間絶縁膜8を形成する。
【0023】次に、図1(b)に示すように、リソグラ
フィ法により、MOS型トランジスタ6のドレイン領域
3(あるいはソース領域2)上の第一の層間絶縁膜8に
第一のコンタクトホール9を形成した後、CVD法等に
より、コンタクトホール9を含んだ全面に燐(P)等の
不純物をドープした多結晶シリコン膜等の導電膜を形成
する。次に、この導電膜のコンタクトホール9内以外の
不要部分をCMP法等により除去して、コンタクトホー
ル9内にコンタクトプラグ10を形成する。
【0024】次に、図2(c)に示すように、CVD法
等により、全面を覆うように第二の層間絶縁膜12を形
成した後、リソグラフィ法により、コンタクトプラグ1
0上の第二の層間絶縁膜12に第二のコンタクトホール
13を形成する。次に、コンタクトホール13に容量素
子を形成する。以下、この容量素子の製造方法につい
て、図5のフローチャートも参照して詳細に説明する。
【0025】図2(c)の後に、CVD法等により、コ
ンタクトホール13を含む全面に、燐等の不純物を略1
×1020/cmの濃度でドープした第一の非晶質シ
リコン膜15を形成する(ステップS10)。次に、図
2(d)に示すように、この第一の非晶質シリコン膜1
5のコンタクトホール13内以外の不要部分をドライエ
ッチング法等により除去して、コンタクトホール13内
のみに第一の非晶質シリコン膜15を残すようにする。
次に、水で希釈したフッ酸等のエッチング液によりクリ
ーニングして、第一の非晶質シリコン膜15の表面に形
成されている自然酸化膜等の不要物を除去して、表面を
安定化させる。
【0026】次に、図3(e)に示すように、第一の非
晶質シリコン膜15上に微結晶を含む第二の非晶質シリ
コン膜を形成してHSG核付けを行い、第二の非晶質シ
リコン膜に含まれる微結晶を核としてHSG16を形成
する(ステップS11)。これにより、下部電極17が
形成される。次に、この下部電極17に対して、例えば
フォスフィン(PH)ガスを導入してアニールするこ
とにより、下部電極17の空乏化を防止するために燐を
不純物としてHSG16に拡散する(ステップS1
2)。以上のような、HSG核付けから不純物拡散に至
る一連の処理は、真空引きが可能なロードロックを有す
るCVD装置(炉)内で一貫して行われ、いわゆるイン
シチュ(In- situ)方式で行われる。
【0027】図6は、上述したインシチュ方式による一
連の処理を説明するタイムチャートである。最初に、C
VD装置内の水分及び酸素の分圧を略1×10−6Torr
以下に設定した状態で、時刻t0でシリコン基板1を入
炉した後、時刻t1までに炉内の温度を550〜600
℃の比較的低い温度に上昇させる。この温度上昇中、炉
内の水分及び酸素の分圧は上述したような低い値に保た
れているので、第一の非晶質シリコン膜15の表面の酸
化は抑制される。次に、炉内の圧力を略1×10−3To
rr以下に設定した後に、温度が安定化した時刻t1から
時刻t2までの間に、シラン(SiH)ガスを50〜
80sccm(Standard cubic centimeter per minute)で炉
内に略20分間導入し、第一の非晶質シリコン膜15上
に微結晶を含む第二の非晶質シリコン膜をHSGの核と
して、略20分間導入して、高真空下でアニールするこ
とによりHSG16を形成する(ステップS11)。
【0028】次に、炉内の圧力を略5〜400Torr以下
に設定した後に、時刻t3から時刻t4までの間に、フ
ォスフィンガスを150〜500sccmで、10〜120
分間炉内に導入してアニールする。これにより、HSG
16に燐を拡散させる(ステップS12)。次に、時刻
t4から時刻t5までの間に、炉内の温度を徐々に下降
させ、この間もフォスフィンガスの導入を継続させる。
そして、時刻t5から時刻t6まで炉内の温度を一定に
保って炉内の残留ガスをパージした後に、時刻t6から
時刻t7までの間にシリコン基板1を出炉させる。以上
の一連の処理によって、第一の非晶質シリコン膜15及
びこの表面に形成されたHSG16から成るHSG構造
の下部電極17が形成される。
【0029】上述のような不純物拡散方法によれば、図
6のタイムチャートからも明らかなように、時刻t4か
ら時刻t5までの間に、フォスフィンガスの導入を継続
させながら炉内の温度を徐々に下降させるので、HSG
16に拡散された燐が外部に抜けにくいため、HSG1
6内の不純物濃度を高く維持することができる。したが
って、下部電極17の寿命の向上及び空乏化による容量
の低下防止の効果を、より一層高めることができるよう
になる。なお、燐拡散の温度は、前述の550〜600
℃に限ることなく、500〜780℃の範囲でも十分な
効果が得られる。
【0030】次に、シリコン基板1を出炉させた後に、
アンモニアと過酸化水素水の混合溶液を用いて処理を行
い、下部電極17のHSG表面をライトエッチして高不
純物濃度部分を除去する(ステップS13)。上述のよ
うに、HSG表面の高不純物濃度部分を除去することに
より、従来における図12(a)、(b)の電界集中が
起き易いHSG71aの根元部分のくびれ部71bに相
当した部分は、図10(a)、(b)に示すように、エ
ッチングされるので、HSG16の形状が緩和されるよ
うになる。それゆえ、この後に下部電極17上に形成さ
れる容量絶縁膜19のカバレッジ性は改善される。した
がって、動作中に、HSG16の一部に電界が集中する
ことはなくなるので、リーク電流は発生しないので、容
量素子の寿命を向上させることができるようになる。
【0031】次に、ライトエッチング後に形成される化
学酸化膜を純水等で希釈された弗酸(HF)を用いて除
去する(ステップS14)。これにより、実効の容量を
増加させることができる。
【0032】図11(a)〜(c)は、上述の(ステッ
プS12)〜(ステップS14)の内容を具体的に示す
断面図である。図11(a)に示すように、フォスフィ
ンアニールした後は、HSG16を含む全面に燐の高不
純物濃度層26が形成される。次に、HSG16の表面
を、例えば水酸化アンモニウム(NHOH)と過酸化
水素(H)との混合液を用いてライトエッチする
ことにより、高不純物濃度層26が除去される。このラ
イトエッチ時に、図11(b)に示すように、HSG表
面に不要な化学酸化膜27が形成される。この化学酸化
膜27が存在すると、この後に容量絶縁膜を形成したと
き化学酸化膜27は容量絶縁膜の一部として作用するの
で、容量低下の原因となる。
【0033】したがって、次に、図11(c)に示すよ
うに、例えば水(HO)で希釈された弗酸(HF)、
いわゆるD(Dilute)HF溶液をエッチング液として用
いてシリコン基板1を浸して、化学酸化膜27を除去す
る。この場合、このエッチング液は、HF:HO=
(1:100)〜(1:400)の範囲の成分比のもの
を用いることが望ましい。このエッチング液は、HSG
16又は下部電極材と化学酸化膜27との選択比を有す
る性質のものを用いる。
【0034】次に、図3(f)に示すように、シリコン
基板1を例えばアンモニアの雰囲気に晒して、850〜
950℃で略1分間処理して、いわゆるRTN(Rapid
Thermal Nitridation;急速熱窒化)処理を施して、HS
G16の表面に1〜2nmのシリコン窒化膜から成るバ
リア膜18を形成する(ステップS15)。このバリア
膜18は、下部電極17に既に拡散されている不純物が
外部へ拡散されるのを防止する。
【0035】次に、図4(g)に示すように、CVD法
により、容量絶縁膜としてのシリコン窒化膜19を5〜
7nmの膜厚に形成する(ステップS16)。次に、容
量素子としてのリーク電流及び初期不良の低減等を目的
として、シリコン基板1を、窒素で希釈された水分を含
むファーネス炉に入炉して、700〜780℃で、30
〜50分間酸化処理を施す(ステップS17)。これに
より、バリア膜18とシリコン窒化膜19との境界部に
は略1nm以下のシリコン酸化膜(図示せず)が形成さ
れて、このシリコン酸化膜は、容量素子としてのリーク
電流及び初期不良の低減等に寄与するようになる。
【0036】次に、図4(h)に示すように、CVD法
等により、全面に燐等の不純物をドープした多結晶シリ
コン膜等の導電膜を形成した後、この導電膜を所望の形
状にパターニングすることにより、上部電極20を形成
する(ステップS18)。これにより、図14の構造に
相当した下部電極17、シリコン窒化膜(容量絶縁膜)
19及び上部電極20から構成された容量素子21を完
成させる。この容量素子21は、メモリセル選択用トラ
ンジスタを構成するMOS型トランジスタ6のドレイン
領域3に接続されて、1ビットのメモリセルを構成す
る。
【0037】図7は、この例によって得られた、半導体
記憶装置の累積不良率(縦軸)と累積印加時間(横軸)
との関係を示す特性図である。この例の特性図は、フォ
スフィンアニールの後のライトエッチの有無に基づく半
導体記憶装置の容量素子の信頼性の違いを説明してい
る。なお、○印は、HSG形成→フォスフィンアニール
→RTN→容量絶縁膜形成による従来の製造方法を示
し、また、■印は、HSG形成→RTN→容量絶縁膜形
成による従来の製造方法を示している。同図から明らか
なように、この例の特性図は、フォスフィンアニールを
行った後に、ライトエッチを行うことにより、HSG下
部の形状が緩和されるため、容量素子の寿命を向上させ
ることができたことを示している。
【0038】図8は、この例によって得られた、半導体
記憶装置の累積不良率(縦軸)と累積印加時間(横軸)
との関係を示す他の特性図である。この例の特性図は、
容量絶縁膜形成後の酸化処理温度の相違に基づく半導体
記憶装置の容量素子の初期不良の違いを説明している。
同図から明らかなように、容量絶縁膜形成後の酸化処理
温度が低いほど特性ラインの傾きが急峻となっており、
容量素子の初期不良を向上させることができたことを示
している。また、同図から明らかなように、この例の特
性図は、全体的に特性ラインの傾きが急俊になってお
り、いずれも容量素子の初期不良を向上させることがで
きたことを示している。この理由としては、酸化処理温
度を低くすることにより、熱的ストレスが抑えられるの
で、熱的ストレスの影響が和らげられたことがあげられ
る。
【0039】また、図9は、この例によって得られた、
半導体記憶装置の累積不良率(縦軸)と累積印加時間
(横軸)との関係を示す他の特性図である。この例の特
性図は、本発明によりHSGを形成した容量素子でもH
SGを形成しないものと同等の寿命の改善が図れること
を示している。すなわち、図7及び図8から明らかなよ
うに、容量素子の寿命の改善及び初期不良の低減が図れ
たことで、容量素子の信頼性が向上したことにより、H
SGを形成しない容量素子と比較しても同等の寿命の改
善が図れるようになる。
【0040】このように、この例の構成によれば、例え
ばP型シリコン基板1に予めメモリセル選択用トランジ
スタとしてのN型MOS型トランジスタ6を形成した
後、容量素子21の製造工程において、HSG形成後に
このHSGに不純物を拡散させた後HSG表面層を除去
することにより、HSGくびれ部の形状が緩和され、電
界集中が発生しにくくなるため、容量素子の寿命が改善
できると同時に空乏化も改善できる。また、容量絶縁膜
形成後の酸化処理をファーネス炉内でウエット酸化雰囲
気で700〜780℃の比較的低い温度で、30〜50
分間の比較的長時間行うようにしたことにより、HSG
くびれ部に成膜された容量絶縁膜のストレスが緩和する
ため、リーク電流が低減できる。したがって、HSG構
造を有する容量素子の寿命の改善及び初期不良の低減を
図ることにより信頼性を向上させることができる。
【0041】◇第2実施例 この例の半導体記憶装置の製造方法の構成が、上述した
第1実施例の構成と大きく異なるところは、図5の第1
実施例のフローチャートにおいて、HSG形成(ステッ
プS11)後に直ちにHSG表面の高不純物濃度層除去
(ステップS13)を行うようにした点である。すなわ
ち、この例では、HSG形成してから、フォスフィンア
ニールを不要にしてHSGへの不純物拡散を行うことな
く、直ちにHSG表面をライトエッチして高不純物濃度
部分を除去するようにする。この例によっても、図7の
特性図に示すように、HSG下部の形状が緩和されるた
め、容量素子の寿命を向上させることができる。これ以
外は、上述した第1実施例と略同様である。それゆえ、
各工程の説明は省略する。
【0042】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、一部の工程を
不要にしたので工程数の削減を図ることができる。
【0043】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更などがあってもこの発明に含まれる。例えばHSG核
付けから不純物拡散に至る一連の処理をインシチュ(In
- situ)方式で同一反応炉内で行う例で説明したが、こ
れに限らずフォスフィンガスを用いた不純物拡散は、別
の反応炉で行うようにしても良い。このような方式によ
ればインシチュ(In- situ)方式で生じがちな、反応炉
内に堆積したフォスフィンによる悪影響を防止すること
ができる。すなわち、インシチュ方式では同一反応炉内
で処理を繰り返すことにより、反応炉内壁等にフォスフ
ィンの堆積が避けられないが、この堆積したフォスフィ
ンがHSGの形成に悪影響を与えるような弊害が発生す
るが、このような弊害を防止することができる。
【0044】また、容量素子と接続されてメモリセルを
構成するメモリセル選択用トランジスタは、N型MOS
型トランジスタに限ることなくP型MOS型トランジス
タを用いることができる。また、HSG構造の下部電極
を形成するにあたって、HSG核付けを行うために用い
るシリコン化合物はシランガスに限ることなく、ジシラ
ン等の他の材料を用いることができる。また、HSGに
燐を拡散するために用いる燐化合物ガスはフォスフィン
に限らず、燐を含んだ他の材料を用いることができる。
また、拡散不純物は燐に限ることはない。また、層間絶
縁膜はシリコン酸化膜に限らず、BSG(Boron Silicat
e Grass)膜、PSG(Phospho SilicateGlass)膜、BP
SG(Boro Phospho Silicate Glass)膜等の他の絶縁膜
を用いることができる。また、層間絶縁膜は第一及び第
二の層間絶縁膜を形成した例で説明したが、必要に応じ
て第三以降の複数の層間絶縁膜を形成することができ
る。
【0045】また、ゲート絶縁膜は、酸化膜(Oxide Fi
lm)に限らずに、窒化膜(Nitride Film)でも良く、あ
るいは、酸化膜と窒化膜との二重膜構成でも良い。つま
り、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型トラ
ンジスタである限り、MOS型トランジスタに限らず
に、MNS(Metal Nitride Semiconductor)型トランジ
スタでも良く、あるいは、MNOS(Metal Nitride Oxi
de Semiconductor)型トランジスタでも良い。また、半
導体基板又は各半導体領域の導電型はP型とN型とを逆
にしても良い。また、各絶縁膜、導電膜、不純物等の材
料の種類、膜厚、濃度、成膜方法等の条件は一例を示し
たものであり、目的、用途等に応じて変更することがで
きる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
記憶装置の製造方法によれば、HSG形成後にこのHS
G表面層を除去するので、HSGくびれ部の形状が緩和
され、電界集中が抑制でき、寿命が改善される。さら
に、HSG形成後に不純物を拡散することにより、寿命
及び空乏化が改善できる。また、容量絶縁膜形成後の酸
化処理を、ファーネス炉内でウエット酸化雰囲気で比較
的低い温度で、かつ比較的長時間行うようにすること
で、容量絶縁膜の熱的ストレスが緩和し、初期不良が低
減できる。したがって、HSG構造を有する容量素子の
寿命の改善及び初期不良の低減を図ることにより信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である半導体記憶装置の
製造方法の構成を工程順に示す工程図である。
【図2】同半導体記憶装置の製造方法の構成を工程順に
示す工程図である。
【図3】同半導体記憶装置の製造方法の構成を工程順に
示す工程図である。
【図4】同半導体記憶装置の製造方法の構成を工程順に
示す工程図である。
【図5】同半導体記憶装置の製造方法の構成の主要工程
を示すフローチャートである。
【図6】同半導体記憶装置の製造方法の主要工程を示す
タイムチャートである。
【図7】同半導体記憶装置の製造方法により得られた、
フォスフィンアニール後のライトエッチの有無に基づく
半導体記憶装置の容量素子の信頼性の違いを説明する累
積不良率(縦軸)と累積印加時間(横軸)との関係を示
す図である。
【図8】同半導体記憶装置の製造方法により得られた、
容量絶縁膜形成後の酸化処理温度の相違に基づく初期不
良の違いを説明する累積不良率(縦軸)と累積印加時間
(横軸)との関係を示す図である。
【図9】同半導体記憶装置の製造方法により得られた、
HSGを形成した容量素子でもHSGを形成しないもの
と同等の寿命の改善が図れることを説明する累積不良率
(縦軸)と累積印加時間(横軸)との関係を示す図であ
る。
【図10】同半導体記憶装置の製造方法におけるライト
エッチ工程による効果を説明する図である。
【図11】本発明の半導体記憶装置の製造方法の主要工
程の作用を説明する図である。
【図12】従来の半導体記憶装置の製造方法の欠点を説
明する図である。
【図13】従来の半導体記憶装置の製造方法により得ら
れた、HSGの有無及び容量絶縁膜の膜厚の相違により
容量素子の信頼性が低下することを説明する容量素子の
累積不良率(縦軸)と累積印加時間(横軸)との関係を
示す図である。
【図14】従来の半導体記憶装置の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 N型ソース領域 3 N型ドレイン領域 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 N型MOS型トランジスタ(メモリセル選択用
トランジスタ) 7 素子分離用絶縁膜 8 第一の層間絶縁膜 9 第一のコンタクトホール 10 コンタクトプラグ 12 第二の層間絶縁膜 13 第二のコンタクトホール 15 第一の非晶質シリコン膜 16 HSG 17 下部電極 18 バリア膜 19 シリコン酸化膜(容量絶縁膜) 20 上部電極 21 容量素子 26 高不純物濃度層 27 化学酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−233735(JP,A) 特開 平11−145425(JP,A) 特開 平11−68060(JP,A) 特開 平10−275901(JP,A) 特開 平8−264732(JP,A) 特開 平11−177031(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 27/108

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にメモリセル選択用トラン
    ジスタを形成した後、該メモリセル選択用トランジスタ
    の一動作領域に接続されるように容量素子を形成してメ
    モリセルを構成する半導体記憶装置の製造方法であっ
    て、 前記半導体基板上に前記メモリセル選択用トランジスタ
    を形成した後、前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成す
    る層間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜にコンタクトホールを形成した後、該コ
    ンタクトホールに前記メモリセル選択用トランジスタの
    一動作領域に接続されるように前記容量素子の下部電極
    を形成する下部電極形成工程と、 前記下部電極の上に前記容量素子の容量絶縁膜を形成す
    る容量絶縁膜形成工程と、 前記半導体基板をファーネス炉内で、所定の温度で、所
    定の時間酸化する酸化処理工程と、 前記容量絶縁膜上に前記容量素子の上部電極を形成する
    上部電極形成工程とを含み、かつ、 前記下部電極形成工程が、前記層間絶縁膜のコンタクト
    ホールに第一の非晶質シリコン膜を形成する第一の段階
    と、該第一の段階にて形成された前記第一の非晶質シリ
    コン膜上に微結晶を含む第二の非晶質シリコン膜を形成
    して、該第二の非晶質シリコン膜に含まれる微結晶を核
    としてHSG(半球状粒子)を形成する第二の段階と、
    該第二の段階にて形成された前記HSGに不純物を拡散
    させる第三の段階と、該第三の段階完了後、前記HSG
    の表面層を除去する第四の段階とを含んでなると共に、 前記第三の段階では、反応装置内にフォスフィンガスを
    導入し、前記HSGに燐の拡散を開始し、所定の時間ア
    ニール処理を行った後、前記フォスフィンガスの導入を
    継続させたままで、アニール処理温度を下降させること
    を特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記酸化処理工程では、前記半導体基板
    をファーネス炉内で、700〜780℃で、30〜50
    分間酸化することを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記下部電極形成工程では、前記第四の
    段階の後に、前記HSG表面の化学酸化膜を除去する第
    五の段階が付加されてなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第五の段階では、前記HSG又は下
    部電極材と前記化学酸化膜との選択比を有するエッチン
    グ液で処理することを特徴とする請求項3記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
JP25788199A 1999-09-10 1999-09-10 半導体記憶装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3324579B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25788199A JP3324579B2 (ja) 1999-09-10 1999-09-10 半導体記憶装置の製造方法
KR10-2000-0053617A KR100381793B1 (ko) 1999-09-10 2000-09-08 반도체 메모리 장치 제조 방법
US09/658,986 US6436761B1 (en) 1999-09-10 2000-09-11 Method for manufacturing semiconductor memory devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25788199A JP3324579B2 (ja) 1999-09-10 1999-09-10 半導体記憶装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001085635A JP2001085635A (ja) 2001-03-30
JP3324579B2 true JP3324579B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=17312491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25788199A Expired - Fee Related JP3324579B2 (ja) 1999-09-10 1999-09-10 半導体記憶装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6436761B1 (ja)
JP (1) JP3324579B2 (ja)
KR (1) KR100381793B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6551893B1 (en) * 2001-11-27 2003-04-22 Micron Technology, Inc. Atomic layer deposition of capacitor dielectric
KR100447976B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체 장치의 커패시터 제조방법
KR100520600B1 (ko) * 2003-02-17 2005-10-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 캐패시터 제조방법
US6887755B2 (en) * 2003-09-05 2005-05-03 Micron Technology, Inc. Methods of forming rugged silicon-containing surfaces
JP2006120957A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法及び製造装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11150249A (ja) 1997-11-16 1999-06-02 Anelva Corp 凹凸状ポリシリコン層の形成方法及びこの方法の実施に使用される基板処理装置並びに半導体メモリデバイス
JP2786071B2 (ja) * 1993-02-17 1998-08-13 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
KR0165496B1 (ko) 1995-03-22 1998-12-15 윤종용 고집적 반도체장치의 캐패시터 제조방법
KR100547541B1 (ko) * 1997-03-27 2006-04-21 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 캐패시터와메모리구조및방법
US6218260B1 (en) * 1997-04-22 2001-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of forming integrated circuit capacitors having improved electrode and dielectric layer characteristics and capacitors formed thereby
KR100240878B1 (ko) 1997-06-27 2000-01-15 윤종용 반도체 장치의 커패시터 제조 방법
JP3127866B2 (ja) 1997-11-12 2001-01-29 日本電気株式会社 半導体素子の製造方法
KR19990041068A (ko) 1997-11-20 1999-06-15 윤종용 커패시터 하부전극의 브릿지를 예방하는 hsg 커패시터 형성방법
JPH11233735A (ja) 1998-02-16 1999-08-27 Nec Corp 下部電極構造、それを用いたキャパシタ及びその形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR100381793B1 (ko) 2003-04-26
US6436761B1 (en) 2002-08-20
KR20010030348A (ko) 2001-04-16
JP2001085635A (ja) 2001-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6624069B2 (en) Methods of forming integrated circuit capacitors having doped HSG electrodes
KR0168144B1 (ko) 반도체 장치의 제조방법
US6284583B1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US6326658B1 (en) Semiconductor device including an interface layer containing chlorine
US6656789B2 (en) Capacitor for highly-integrated semiconductor memory devices and a method for manufacturing the same
US5953608A (en) Method of forming a DRAM stacked capacitor using an etch blocking film of silicon oxide
US7262101B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device
US6057189A (en) Method of fabricating capacitor utilizing an ion implantation method
JP3246476B2 (ja) 容量素子の製造方法、及び、容量素子
US6784068B2 (en) Capacitor fabrication method
JP3324579B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
US6291288B1 (en) Method of fabricating a thin and structurally-undefective dielectric structure for a storage capacitor in dynamic random-access memory
KR100520600B1 (ko) 반도체소자의 캐패시터 제조방법
JP4012382B2 (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6251725B1 (en) Method of fabricating a DRAM storage node on a semiconductor wafer
US6403455B1 (en) Methods of fabricating a memory device
JP2001053250A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3998678B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH05136164A (ja) 半導体装置の製造方法
US6323098B1 (en) Manufacturing method of a semiconductor device
JP3347027B2 (ja) 絶縁ゲート電界効果トランジスタ
KR100247227B1 (ko) 전극들간의 인가전압에 관해 안정된 캐패시턴스를 가지는 굴곡형 다결정 실리콘 전극상의 고유전체 스토리지 캐패시터 및 그 제조방법
JPH07211791A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2004063964A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4820785B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees