JP3324435B2 - 磁気研磨装置 - Google Patents

磁気研磨装置

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JP3324435B2
JP3324435B2 JP7403597A JP7403597A JP3324435B2 JP 3324435 B2 JP3324435 B2 JP 3324435B2 JP 7403597 A JP7403597 A JP 7403597A JP 7403597 A JP7403597 A JP 7403597A JP 3324435 B2 JP3324435 B2 JP 3324435B2
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伸宏 吉岡
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に電気カミソリ
刃、リレー部品、マイクロスイッチ部品、コネクタ部品
等の製造に供するテープ状の金属薄板のような長尺薄物
材料のバリ取り、表面研磨等に使用する磁気研磨装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように、テープ状の
被加工材1を送る送り装置2と、被加工材1との対向面
が磁化された鉄芯3,3と、被加工材1面に対する略直
交軸回りに鉄芯3,3を回転させる鉄芯駆動装置4,4
と、磁化された鉄芯3,3に吸着される粉状の磁性材5
を供給する磁性材供給装置6と、鉄芯3,3と被加工材
1との間に研磨剤7を供給する研磨剤供給装置8,8と
からなる磁気研磨装置において、被加工材1を送る方法
としては、特開平8−323613号公報に示された例
がある。この従来例では、制動装置2a、磁性材供給装
置6、鉄芯3,3の間、ロール30、脱磁機39、洗浄
機40、引き取り装置2bの順序で被加工材1を送って
いる。(以降、この制動装置2aから鉄芯3,3の間ま
でを被加工材1の送り込み側、鉄芯3,3の間から引き
取り装置2bまでを被加工材1の引き取り側と呼ぶこと
にする。)制動装置2aは一対のゴムローラー31の間
で被加工材1をはさんで制動し、引き取り装置2bは複
数のゴムローラー31の間で被加工材1をはさんで引き
取る。この制動装置2aと引き取り装置2bとから送り
装置2を構成している。磁性材供給装置6は、着磁機6
aと磁性材5を入れた磁性材容器6bとからなる。被加
工材1を着磁機6aで着磁させ、磁性材容器6b中を通
って磁性材5を吸着することにより磁性材5が鉄芯3,
3の間に供給される。ロール30は一対のローラーの間
で被加工材1を両面よりささえる。脱磁機39は被加工
材1に付着した磁性材5又は研磨剤7を取り除き、洗浄
機40は被加工材1を洗浄する。また、鉄芯3,3は鉄
芯回転駆動モーター26,26により回転できるように
なっている。研磨剤供給装置8,8は鉄芯3,3の被加
工材側とは反対の側に配置され、鉄芯3,3の回転軸に
設けたパイプ19,19を通して鉄芯3,3の間に研磨
剤7を供給している。この研磨剤7は粉状の磁性材5間
の隙間に混入し、鉄芯3,3の回転とともに被加工材1
を研磨する。
【0003】以上の構成の磁気研磨装置において、送り
装置2により被加工材1にテンションを加えながら一定
の速度で鉄芯3,3間の間隙に、鉄芯3と所定のギャッ
プ10を維持させて被加工材1を送る。このギャップ1
0が狭いと、鉄芯3の被加工材側端面に付着する研磨剤
7との接触面積が大きくなって研磨力が強くなり、逆に
ギャップ10が広いと、研磨力が弱くなる。このため、
被加工材1の材質、厚み、表面状態などにより、ギャッ
プ10を適切に設定するとともに、研磨品質が安定する
ように、研磨中はこのギャップ10を一定に維持する必
要がある。この従来例では、ロール30又は送り装置2
の位置を被加工材1面と直角方向に移動させることによ
り、ギャップ10を調節し、両送り装置2により被加工
材1にテンションを加えることでギャップ10を一定に
維持しようとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の、ロー
ル30及び送り装置2によるギャップ10の維持方法で
は、薄物の被加工材1を研磨する場合、被加工材1を支
えるロール30と送り装置2との間が大きかったり、被
加工材1のテンションが弱かったりすると、被加工材1
が送り方向と直角方向にふらつくことがあった。このた
め、ギャップ10が一定にならずに、研磨品質にばらつ
きが生じることがあった。また、制動装置2aの制動力
を大きくして被加工材1のテンションを強くすると、被
加工材1が破れやすくなる問題があった。また、被加工
材1表面と鉄芯3端面とが平行になるようなロール30
又は送り装置2の位置決めも容易ではなかった。
【0005】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、研磨中の鉄
芯と被加工材とのギャップを所定量に維持できる磁気研
磨装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の磁気研磨装置は、テープ状の被加工材1を送
る送り装置2と、被加工材1との対向面が磁化された鉄
芯3と、被加工材1面に対する略直交軸回りに鉄芯3を
回転させる鉄芯駆動装置4と、磁化された鉄芯3に吸着
される粉状の磁性材5を供給する磁性材供給装置6と、
鉄芯3と被加工材1との間に研磨剤7を供給する研磨剤
供給装置8とからなる磁気研磨装置において、鉄芯3の
被加工材1側先端部に被加工材ガイド9を設け、この被
加工材ガイド9の被加工材側端面と鉄芯3端面との間に
所定のギャップ10を設けてなることを特徴としてい
る。
【0007】この磁気研磨装置では、磁性材供給装置6
により粉状の磁性材5が供給され、磁化された鉄芯3の
被加工材1側表面に適量吸着する。また、この鉄芯3を
覆う粉状の磁性材5間の隙間に、研磨剤供給装置8によ
り研磨剤7が供給され、鉄芯3の表面は粉状の磁性材5
と研磨剤7とが混在している。一方、被加工材ガイド9
の被加工材側端面は鉄芯3の端面と所定のギャップ10
を形成している。被加工材1は、送り装置2により送ら
れ、被加工材ガイド9の被加工材側端面を摺動する。鉄
芯3表面の粉状の磁性材5及び研磨剤7は、回転する鉄
芯3につられて回転し、移動する被加工材1の表面を順
に磨いていく。この粉状の磁性材5は鉄芯3の端面で塊
状を形成し、この磁性材5の塊状は被加工材1表面の凹
凸に合わせて形を変え、凹部に入り込むため、磁性材5
と混在する研磨剤7が被加工材1の凹部に自在に入り込
んで研磨することができる。また、被加工材ガイド9が
送り込み側及び引き取り側で被加工材1と接触する部分
(以降、これを被加工材1の支点と呼ぶ)が、鉄芯3の
近傍にあるため、被加工材1の両支点間の距離も短くな
って被加工材1のふらつきが小さくなるとともに、鉄芯
3と被加工材1とのギャップ10を一定に維持できる。
【0008】請求項1記載の磁気研磨装置は、被加工材
ガイド9が鉄芯3端面と略平行な被加工材側端面を有す
る筒状に形成され、被加工材ガイド9を回転させる被加
工材ガイド駆動装置41を備えてなることを特徴として
いる。
【0009】この磁気研磨装置では、被加工材1が筒状
の被加工材ガイド9端面の特定箇所を摺動することによ
って、その特定箇所だけが偏摩耗することを防ぐために
なされたものである。被加工材ガイド9を回転させるこ
とにより、被加工材1が被加工材ガイド9の被加工材側
端面を均等に摺動し、被加工材ガイド9を均一に摩耗さ
せる。このため、長時間使用しても、摩耗による被加工
材1と鉄芯3とのギャップ10の変化量はより小さくな
る。
【0010】請求項2記載の磁気研磨装置は、請求項1
記載の磁気研磨装置において、被加工材ガイド9の被加
工材側端面が曲面形状を有してなることを特徴としてい
る。
【0011】この磁気研磨装置では、被加工材ガイド9
の被加工材側端面が曲面形状を有しているため、被加工
材ガイド9と被加工材1とが線接触又は点接触する。こ
のため、この接触面積が小さくなり、被加工材ガイド9
と被加工材1との接触部への粉状の磁性材5や研磨剤7
のかみ込みを防止するとともに、被加工材ガイド9との
摩擦による被加工材1表面の傷の発生を防止している。
【0012】請求項3記載の磁気研磨装置は、請求項1
記載の磁気研磨装置において、被加工材ガイド9の被加
工材側端面に複数の摺動球11を設けてなることを特徴
としている。
【0013】この磁気研磨装置では、被加工材ガイド9
の被加工材側端面に摺動球11を有しているため、被加
工材ガイド9と被加工材1とが点接触する。このため、
被加工材ガイド9と被加工材1の接触部への粉状の磁性
材5又は研磨剤7のかみ込みを防止するとともに、被加
工材ガイド9との摩擦による被加工材1表面の傷の発生
を防止している。
【0014】請求項4記載の磁気研磨装置は、請求項1
記載の磁気研磨装置において、被加工材ガイド9の被加
工材側端面に磁性材排出溝12を設けてなることを特徴
としている。
【0015】この磁気研磨装置では、被加工材側端面に
設けた磁性材排出溝12から、余分な粉状の磁性材5や
研磨剤7を排出することができるので、被加工材ガイド
9と被加工材1の接触部への粉状の磁性材5又は研磨剤
7のかみ込みを防止している。
【0016】請求項5記載の磁気研磨装置は、請求項1
記載の磁気研磨装置において、被加工材1の両側に一対
の被加工材ガイド9,9を備え、前記被加工材1を浮か
せて保持する圧縮エアーを、前記被加工材ガイド9,9
の被加工材側端面より前記被加工材1の両面に噴出する
エアー噴出装置14を備えてなることを特徴としてい
る。
【0017】この磁気研磨装置では、被加工材1をはさ
む一対の被加工材ガイド9,9の各被加工材側端面より
噴出する圧縮エアー13により被加工材1を非接触状態
に保持することができるので、被加工材1と被加工材ガ
イド9との摩擦による被加工材ガイド9の摩耗及び被加
工材1の傷の発生を防止できる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】請求項6記載の磁気研磨装置は、請求項1
記載の磁気研磨装置において、被加工材ガイド9が鉄芯
3の回転軸方向に移動可能であることを特徴としてい
る。
【0023】この磁気研磨装置では、被加工材ガイド9
を移動させることにより、鉄芯3と被加工材ガイド9と
のギャップ10を簡単に調整できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の磁気
研磨装置を図1〜図11に基づいて説明する。
【0025】図1は図2に示す磁気研磨装置において、
被加工材1を基準に片側のみを示した要部の断面図であ
る。図2は磁気研磨装置の外観図である。図1、図2に
おいて、磁気研磨装置は、テープ状の金属薄板である被
加工材1に対する磁気研磨によって、被加工材1の両面
の研磨又はバリ取りを行うためのもので、複数の脚20
によって支持されているベースプレート21上に、コイ
ル22が設置され、このコイル22を貫通するコの字形
状のヨーク23が配設され、ヨーク23の各先端がそれ
ぞれ一対の鉄芯3,3と、磁気的に閉ループとなるよう
接続されている。鉄芯3,3は鉄芯駆動装置4,4によ
って、回転自在となるようされたものであって、端面を
対向させている。回転する鉄芯3は外周に設けたベアリ
ング24を介して鉄芯支持台25に回転自在に内嵌して
いる。この鉄芯支持台25はベースプレート21上に固
定されている。鉄芯駆動装置4は、鉄芯回転駆動モータ
ー26と、鉄芯回転駆動モーター26と鉄芯3とを連結
するベルト27とから構成され、鉄芯回転駆動モーター
26の回転で鉄芯3は軸回りに回転を行う。
【0026】被加工材1は送り装置2によって、両鉄芯
3,3間の間隙に通される。ここにおける送り装置2
は、被加工材1の送り込み側にあって摩擦クラッチによ
り送り出しに制動を加える制動装置2aと、被加工材1
の引き出し側にあってゴムローラー31により被加工材
1を引っ張る引き取り装置2bとからなり、被加工材1
における鉄芯3,3の間を通過する部分にテンションを
加えておくものとなっている。ゴムローラー31を用い
るのは、滑り防止のためである。また、制動装置2aに
おける摩擦クラッチの制動力を可変とすることで、被加
工材1に加えるテンションを可変としている。
【0027】磁気研磨のための磁性材5は磁性材供給装
置6によって供給される。この磁性材供給装置6として
は、一軸編心ネジ型で断面が円形のローターと断面が長
方形のステーターを持ち、両者の空間に充填した物質を
吸い込み側から吐出側に移送する周知のモーノ型ポンプ
53を使用し、モーノ型ポンプ53の駆動源として、回
転数を任意にかつ高精度に制御可能なステッピングモー
ター51を使用している。また、ステッピングモーター
51の回転軸とモーノ型ポンプ53の回転軸はカップリ
ング継手52で締結している。磁性材5はモーノ型ポン
プ53によって、連結チューブ56を通じて鉄心3の回
転軸に設けられたアルミニウム製の内パイプ32へ送ら
れ、ギャップ10へ供給される。
【0028】磁気研磨のための研磨剤7は研磨剤供給装
置8によって供給される。この研磨剤供給装置8は、ロ
ータリー定量ポンプ57で構成されており、内パイプ3
2の外側に同軸に設けられたアルミニウム製の外パイプ
36を通じて、研磨剤7をギャップ10へ供給してい
る。被加工材1の送り速度や加工状態に応じて、ロータ
リー定量ポンプ57の出力を制御しながら、ギャップ1
0に研磨剤7を供給するのである。
【0029】鉄芯3,3の被加工材側先端部には、鉄芯
3,3周囲を覆うように筒状の被加工材ガイド9,9が
設けられている。被加工材ガイド9は、鉄芯支持台25
の内周面に設けたベアリング24を介して鉄芯支持台2
5に回動自在に外嵌された被加工材ガイド支持台38に
固定されている。被加工材ガイド9は、その被加工材側
端面と鉄芯3端面とが平行になるように配置され、所定
のギャップ10を形成している。被加工材ガイド9を固
定した後、送り装置2の位置決めを行い固定する。被加
工材1の送り込み側と引き取り側の鉄心近傍で、被加工
材1は一対の被加工材ガイド9,9により両面から挟ま
れて被加工材ガイド9,9端面を摺動する。
【0030】しかして、この磁気研磨装置は、鉄芯回転
駆動モーター26,26によって、鉄芯3,3は軸回り
の回転を行うとともに、コイル22への直流電流の通電
により、両鉄芯3,3の対向面は互いに異極となるよう
に、つまり互いに引き合うように励磁される。一方、磁
性材供給装置6によって、鉄芯3内部の内パイプ32中
を通ってギャップ10に持ち込まれた磁性材5は、鉄芯
3に吸着され、送り装置2によって鉄芯3,3間の間隙
を通る被加工材1の表面に回転しながら圧接する磁性材
ブラシを構成する。そして、研磨剤供給装置8によって
鉄芯3内部の外パイプ36中を通って粉状の磁性材5の
隙間に入った研磨剤7が、被加工材1の表裏両面を研磨
し、被加工材1のバリ等を除去する。粉状の磁性材5の
塊は被加工材1の表面の凹凸に合わせて形を変えながら
動くために、所定のギャップ10で被加工材ガイド9端
面を摺動する被加工材1の表面研磨やバリ取りを確実に
かつ均一に行うことができる。
【0031】また、研磨量は鉄芯3の回転数、コイル2
2への供給電流、被加工材1の送り速度及びテンショ
ン、鉄芯3と被加工材1とのギャップ10、磁性材5及
び研磨剤7の供給量等の制御により、微妙に調整するこ
とができる。この加工条件は被加工材1又は求める面粗
さ等の要求品質に応じて適当に決定され、以下の条件を
目安とすることができる。
【0032】磁性材粒子径:0.05〜0.5mm、研磨
剤粒度:♯1000〜♯10000、鉄芯−被加工材間
距離:1〜4mm、鉄芯回転数:500〜2000rpm、
時速密度:0.5〜1.7T、送り速度:50〜500
mm/min、被加工材1テンション:1〜10kgf/cm、磁
性材供給量:0.5〜5g/min、研磨剤供給量:50〜
500cc/min研磨された後の被加工材1は、脱磁機3
9によって脱磁された後、洗浄液40aを吐出する洗浄
ノズル40bと回転ブラシ40cとを備えた洗浄機40
で洗浄されることで、付着していた磁性材5又は研磨剤
7等が落とされ、外部へと送り出される。
【0033】なお、上述の磁気研磨装置では、鉄芯3,
3及び被加工材ガイド9,9等を被加工材1に対して略
対称に配設しており、磁性材供給装置6及び研磨剤供給
装置8を他方の鉄芯側に配設すれば、被加工材1の表裏
を同時に研磨することもできる。
【0034】図3は片面の研磨だけでよい場合の図1と
異なる磁気研磨装置の実施の形態を示す。図3に示すよ
うに、鉄芯3の代わりに、もう一方の鉄芯3に対して異
極となるようにヨーク23を延設して鉄芯3と対向する
よう配置してもよい。鉄芯3とヨーク23とを互いに異
極に形成して、ギャップ10に磁力を発生させ、磁性材
5を鉄芯3に吸着させることができる。このものでは、
図1、2に示す磁気研磨装置に比べて、略半分の構成で
被加工材1を研磨できるので、磁気研磨装置が安価であ
る。
【0035】図1〜図3に示す磁気研磨装置では、被加
工材ガイド9における被加工材1との摺動部は常にある
特定部分に限られるため、長時間使用するとその摺動部
が偏摩耗し、被加工材1と被加工材ガイド9との間の隙
間が大きくなり、被加工材1がふらつくことがある。こ
の問題を解決するためになされた磁気研磨装置について
以下に説明する。
【0036】図4には本発明の図1と異なる実施の形態
の磁気研磨装置の研磨部を示す。この磁気研磨装置で
は、鉄芯支持台25に固定されたガイド駆動モーター4
1aと、ガイド駆動モーター41aと被加工材ガイド支
持台38とを連結するガイドベルト41bとからなる被
加工材ガイド駆動装置41を備えてなる。この駆動モー
ター41aを回転させて被加工材ガイド支持台38を回
転させることによって、被加工材ガイド支持台38に固
定された被加工材ガイド9を回転させる。この被加工材
ガイド9の回転によって、被加工材1との摺動による偏
摩耗を防止し、被加工材ガイド9の被加工材側端面を均
一に摩耗させる。被加工材ガイド9の摩耗量、つまり鉄
芯3と被加工材1とのギャップ10の変化速度を遅くし
て、被加工材ガイド9の寿命を延ばしている。また、偏
摩耗による被加工材側端面の段差を防ぎ、被加工材1の
ふらつき又は引っ掛かりをなくすことによって、被加工
材1の破断や傷の発生を防止し、加工品質を良好に保っ
ている。
【0037】図5には本発明の実施の形態の磁気研磨装
置における図1と異なる被加工材ガイド9端面を示す。
この磁気研磨装置では、被加工材ガイド9の被加工材側
端面が曲面形状を有している。(a)では、被加工材ガ
イド9の被加工材側端面の断面が半円形状を有している
例を示す。このものでは、被加工材1と被加工材ガイド
9との摺動部が線接触しているため、被加工材ガイド9
の摩耗をより少なくすることができるとともに、この摺
動部への磁性材5又は研磨剤7の噛み込みを防止して、
被加工材1の傷の発生を防止している。(b)では、被
加工材ガイド9の被加工材側端面の全周にナイロン等の
比較的硬質で耐摩耗性のある樹脂製チューブ42をドー
ナツ形状に丸めて埋め込み、接着している例を示す。こ
のものでは、被加工材1と被加工材ガイド9との摺動部
がチューブ42により線接触しているため、長時間の使
用でチューブ42が摩耗した場合、接着されたチューブ
42を交換すれば被加工材ガイド9を連続して使用でき
る。
【0038】図6には本発明の実施の形態の磁気研磨装
置における図1と異なる被加工材ガイド9端面を示す。
(a)には被加工材ガイド9の端面、(b)にはA−A
断面、(c)には(a)と異なる被加工材ガイド9の端
面、(d)にはB−B断面をそれぞれ示す。(a)、
(b)に示す磁気研磨装置では、円筒状の被加工材ガイ
ド9の被加工材側端面の全周に、略均等間隔に半球孔6
3を設け、この半球孔63に複数の同一形状の超硬合金
製の摺動球11を圧入して埋め込んでいる。半球孔63
は開口部より中がが広くなっているので、圧入後の摺動
球11は、半球孔63の中で自在に回動する。このもの
では、被加工材1と被加工材ガイド9との摺動部が摺動
球11により点接触するとともに、摺動球11の回転に
より被加工材ガイド9の偏摩耗がないため、隣接する摺
動球11の間から余分な磁性材5又は研磨剤7を排出す
るとともに、摺動部への磁性材5又は研磨剤7の噛み込
みを防止し、被加工材1の傷の発生を防止している。ま
た、(c)、(d)に示す磁気研磨装置では、超硬合金
製の摺動球11の中心に孔を開けて、ピアノ線等からな
る細いワイヤ45を通して数珠状に摺動球11同士を回
動自在に結合させたものを、被加工材ガイド9の被加工
材側端面全周に設けた玉溝44に埋め込んでいる。U字
状の圧入溝62を上面に有する突片61を玉溝44の中
央に均等間隔で設け、ワイヤ45における各摺動球11
の両側部をこの圧入溝62に圧入する。摺動球11はワ
イヤ45を軸に自在に回動する。被加工材1と被加工材
ガイド9とが点接触して、被加工材ガイド9の摩耗が少
ないとともに、ワイヤ45が細いため、圧入溝62への
圧入が容易で埋め込みやすい。
【0039】図7には本発明の実施の形態の磁気研磨装
置における図1と異なる被加工材ガイド9端面を示す。
(a)は被加工材ガイド9端面を示し、(b)はC−C
断面を示す。このものでは、円筒状の被加工材ガイド9
の被加工材側端面に、円筒の中心より放射状に複数の周
溝43を設けている。この周溝43より余分な磁性材5
又は研磨剤7を排出しているため、摺動部への磁性材5
又は研磨剤7の噛み込みを防止して、被加工材1の傷の
発生を防止している。
【0040】図8には本発明の実施の形態の磁気研磨装
置における図1と異なる被加工材ガイド9端面を示す。
(a)は被加工材ガイド9端面のD−D断面を示し、
(b)は被加工材ガイド9の円筒状に沿った断面を示
す。このものでは、円筒状の被加工材ガイド9の被加工
材側端面に、複数のエアー噴出孔46を設け、被加工材
ガイド9の側壁中を通る一個のリング状の連結孔47で
各エアー噴出孔46の底部を連結し、この連結孔47の
開口部を被加工材ガイド9の側面に設けている。そし
て、この連結孔47の開口部へエアー噴出装置14より
圧縮エアーを注入している。注入された圧縮エアーは、
連結孔47より各エアー噴出孔46に分岐し、被加工材
ガイド9の被加工材側端面と略直角方向へ、エアー噴出
孔46の開口部から均等の圧力で噴出する。この被加工
材ガイド9,9は被加工材1の両側に配設され、被加工
材1の両面に、各被加工材ガイド9の被加工材側端面か
ら略同出力の圧縮エアーが噴出される。この両側からの
均等出力の圧縮エアーにより、被加工材1は被加工材ガ
イド9,9から浮いた状態で送られる。このため、被加
工材ガイド9との摩擦による被加工材1の傷及び変形が
防止できるとともに、被加工材ガイド9の摩耗がなくな
り、被加工材ガイド9の寿命が延びることになる。
【0041】図9には本発明実施の形態の磁気研磨装置
における図1と異なる被加工材ガイド9端面を示す。こ
のものでは、被加工材ガイド9の被加工材側端面をフッ
素樹脂等でコーティングを施して、コーティング層49
を形成している。このコーティング層49を形成するフ
ッ素樹脂等は摩擦係数が小さいため、被加工材ガイド9
の被加工材側端面に余分な磁性材5又は研磨剤7が付着
することを防ぎ、摺動部への磁性材5又は研磨剤7の噛
み込みを防止して、被加工材1の傷の発生を防止してい
る。また、被加工材ガイド9の摩耗少なくなり、被加工
材ガイド9の寿命が延びることになる。
【0042】図10には本発明の実施の形態の磁気研磨
装置における図1と異なる研磨部を示す。(a)は一対
の被加工材ガイド9,9を被加工材1の送り込み側及び
引き取り側に設けたものを示し、(b)は被加工材ガイ
ド9,9が被加工材1の両端部で支えているものを示
す。(a)に示す磁気研磨装置では、被加工材ガイド9
を、被加工材1の幅以上の端面を有する平板状に形成
し、被加工材1の送り込み側及び引き取り側の鉄芯3近
傍で、筒上の被加工材ガイド支持台38に固定してい
る。被加工材1はこの2個の被加工材ガイド9の被加工
材側端面を摺動する。このものでは、被加工材ガイド9
を鉄芯3の先端部の形状に合わせて筒状に形成する必要
はなく、平板状の被加工材ガイド9を配設するだけで、
鉄芯3の形状や大きさに関わりなく対応できるととも
に、被加工材ガイド9を安価に作製できる。また、
(b)に示す磁気研磨装置では、被加工材ガイド9を細
長い板状に形成し、被加工材1の研磨部の両端で、被加
工材1を支えている。このものでは、鉄芯3中央での被
加工材1のふらつきを防止している。
【0043】図11には本発明の実施の形態の磁気研磨
装置における図1と異なる研磨部を示す。このもので
は、円筒状の被加工材ガイド9の外側面と、円筒状の被
加工材ガイド支持台38の内側面との間に隙間を設けて
移動可能とし、別に被加工材ガイド9の固定手段を有し
ている。この固定手段は、被加工材ガイド支持台38側
面に設けたネジ孔48aと、このネジ孔48aに螺合さ
れる固定ネジ48bとからなり、被加工材ガイド支持台
38の内側面に沿って被加工材ガイド9の動かし、設定
されたギャップ10の位置で固定ネジ48bをネジ孔4
8aに螺合させる。固定ネジ48bの先端は被加工材ガ
イド9の側面を圧接して被加工材ガイド9を固定する。
この簡単な固定手段により、設定されたギャップ10で
被加工材ガイド9を固定することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、粉状の磁性材
は鉄芯の端面で塊状を形成し、この磁性材の塊状は被加
工材表面の凹凸に合わせて変形し、凹部に入り込むた
め、磁性材と混在する研磨剤が被加工材の凹部に自在に
入り込んで研磨することができる。また、被加工材ガイ
ドが送り込み側及び引き取り側で被加工材をそれぞれ支
える支点が、鉄芯の近傍にあるため、両支点間の距離も
短くなって被加工材のふらつきが小さくなるとともに、
鉄芯と被加工材とのギャップを一定に維持でき、被加工
材の研磨品質が安定している。また、被加工材のふらつ
きが小さくなるため、従来よりも被加工材に加えるテン
ションが小さくて済み、テンションの加え過ぎによる被
加工材の破断が少なく、歩留まりが向上している。
【0045】請求項1記載の発明では、被加工材ガイド
を回転させることにより、被加工材が被加工材ガイドの
被加工材側端面を均等に摺動し、被加工材ガイドを均一
に摩耗させる。このため、長時間使用しても、摩耗によ
る被加工材と鉄芯とのギャップの変化量はより小さくな
る。したがって、偏摩耗による被加工材ガイドの段差付
近で被加工材が破断することがなくなり、歩留まりが向
上する。また、被加工材ガイドの寿命が延び、交換する
手間や費用を省くことができる。
【0046】請求項2記載の発明では、被加工材ガイド
の被加工材側端面が曲面形状を有しているため、被加工
材ガイドと被加工材とが線接触又は点接触する。このた
め、この接触面積が小さくなり、被加工材ガイドと被加
工材との接触部への粉状の磁性材や研磨剤のかみ込みを
防止するとともに、被加工材ガイドとの摩擦による被加
工材表面の傷の発生を防止している。また、引っ掛かり
が少なくスムーズに被加工材を送ることができ、送り装
置への負担を軽くすることができ、磁気研磨装置の寿命
が向上している。
【0047】請求項3記載の発明では、被加工材ガイド
の被加工材側端面に摺動球を有しているため、被加工材
ガイドと被加工材とが点接触する。このため、被加工材
ガイドと被加工材の接触部への粉状の磁性材又は研磨剤
のかみ込みを防止するとともに、被加工材ガイドとの摩
擦による被加工材表面の傷の発生を防止している。ま
た、摺動球間の隙間から、余分な磁性材や研磨剤を排出
することができ、磁性材や研磨剤の供給がスムーズに行
われ、研磨品質が向上している。
【0048】請求項4記載の発明では、被加工材側端面
に設けた磁性材排出溝から、余分な粉状の磁性材や研磨
剤を排出することができるので、被加工材ガイドと被加
工材の接触部への粉状の磁性材又は研磨剤のかみ込みを
防止している。また、この磁性材排出溝から、余分な磁
性材や研磨剤を排出することができ、磁性材や研磨剤の
供給がスムーズに行われ、研磨品質が向上している。
【0049】請求項5記載の発明では、被加工材をはさ
む一対の被加工材ガイドの各被加工材側端面より噴出す
る圧縮エアーにより被加工材を非接触状態に保持するこ
とができるので、被加工材と被加工材ガイドとの摩擦に
よる被加工材ガイドの摩耗及び被加工材の傷の発生を防
止できる。したがって、被加工材の歩留まりが向上する
とともに、被加工材ガイドの寿命が延び、交換する手間
や費用を省くことができる。
【0050】
【0051】
【0052】請求項6記載の発明では、被加工材ガイド
を移動させることにより、鉄芯と被加工材ガイドとのギ
ャップを簡単に調整できる。被加工材ガイドを移動させ
ることにより、鉄芯と被加工材ガイドとのギャップの簡
単に調整できる。従来のように、被加工材前後に配設し
た一対の送り装置を微妙に調整する必要がなく、被加工
材と鉄芯端面とを簡単に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気研磨装置を示す断面図である。
【図2】図1に示す磁気研磨装置の片側を示す外観図で
ある。
【図3】本発明の図1と異なる磁気研磨装置における要
部を示す外観図である。
【図4】本発明の図1と異なる磁気研磨装置における研
磨部を示す断面図である。
【図5】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる研
磨部を示す断面図である。
【図6】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる研
磨部を示す外観図である。
【図7】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる研
磨部を示す外観図である。
【図8】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる研
磨部を示す外観図である。
【図9】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる研
磨部を示す断面図である。
【図10】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる
研磨部を示す外観図である。
【図11】本発明の磁気研磨装置における図1と異なる
研磨部を示す外観図である。
【図12】従来の磁気研磨装置を示す外観図である。
【符号の説明】
1 被加工材 2 送り装置 2a 制動装置 2b 引き取り装置 3 鉄芯 4 鉄芯駆動装置 5 磁性材 6 磁性材供給装置 6a 着磁機 6b 磁性材容器 7 研磨剤 8 研磨剤供給装置 9 被加工材ガイド 10 ギャップ 11 摺動球 12 磁性材排出溝 13 圧縮エアー 14 エアー噴出装置 19 パイプ 20 脚 21 ベースプレート 22 コイル 23 ヨーク 24 ベアリング 25 鉄芯支持台 26 鉄芯回転駆動モーター 27 ベルト 30 ロール 31 ゴムローラー 32 内パイプ 36 外パイプ 37 ロータリー定量ポンプ 38 被加工材ガイド支持台 39 脱磁機 40 洗浄機 40a 洗浄液 40b 洗浄ノズル 40c 回転ブラシ 41 被加工材ガイド駆動装置 41a ガイド駆動モーター 41b ガイドベルト 42 チューブ 43 周溝 45 ワイヤ 46 エアー噴出孔 47 連結孔 48 移動装置 48a ネジ孔 48b 固定ネジ 49 コーティング層 51 ステッピングモーター 52 カップリング継手 53 モーノ型ポンプ 56 連結チューブ 57 ロータリー定量ポンプ 61 突片 62 圧入溝 63 半球孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 31/112 B24B 37/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の被加工材を送る送り装置と、
    前記被加工材との対向面が磁化された鉄芯と、被加工材
    面に対する略直交軸回りに鉄芯を回転させる鉄芯駆動装
    置と、磁化された鉄芯に吸着される粉状の磁性材を供給
    する磁性材供給装置と、前記鉄芯と前記被加工材との間
    に研磨剤を供給する研磨剤供給装置とからなる磁気研磨
    装置において、鉄芯の被加工材側先端部に被加工材ガイ
    ドを設け、この被加工材ガイドの被加工材側端面と鉄芯
    端面との間に所定のギャップを設けてなり、前記被加工
    材ガイドが鉄芯端面と略平行な被加工材側端面を有する
    筒状に形成され、該被加工材ガイドを回転させる被加工
    材ガイド駆動装置を備えてなることを特徴とする磁気研
    磨装置。
  2. 【請求項2】 被加工材ガイドの被加工材側端面が曲面
    形状を有してなることを特徴とする請求項1記載の磁気
    研磨装置。
  3. 【請求項3】 被加工材ガイドの被加工材側端面に複数
    の摺動球を設けてなることを特徴とする請求項1記載の
    磁気研磨装置。
  4. 【請求項4】 被加工材ガイドの被加工材側端面に磁性
    材排出溝を設けてなることを特徴とする請求項1記載の
    磁気研磨装置。
  5. 【請求項5】 被加工材の両側に一対の被加工材ガイド
    を備え、前記被加工材を浮かせて保持する圧縮エアー
    を、前記被加工材ガイドの被加工材側端面より前記被加
    工材の両面に噴出するエアー噴出装置を備えてなること
    を特徴とする請求項1記載の磁気研磨装置。
  6. 【請求項6】 被加工材ガイドが鉄芯の回転軸方向に移
    動可能であることを特徴とする請求項1記載の磁気研磨
    装置。
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