JP3324082B2 - 平型被加工物自動選別装置 - Google Patents
平型被加工物自動選別装置Info
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- JP3324082B2 JP3324082B2 JP03242293A JP3242293A JP3324082B2 JP 3324082 B2 JP3324082 B2 JP 3324082B2 JP 03242293 A JP03242293 A JP 03242293A JP 3242293 A JP3242293 A JP 3242293A JP 3324082 B2 JP3324082 B2 JP 3324082B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車に搭載
される電気接続箱（ジャンクションボックス）の内部に
用いられる電装品用導電パターンの如き平型（薄型）被
加工物を種類毎に振り分けて収納する平型被加工物自動
選別装置に関するものである。
される電気接続箱（ジャンクションボックス）の内部に
用いられる電装品用導電パターンの如き平型（薄型）被
加工物を種類毎に振り分けて収納する平型被加工物自動
選別装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電気接続箱には種々の形態の導電パター
ンが用いられ、これらの導電パターンは、銅箔等の金属
箔をプレス機で打ち抜いて形成されるが、異なる導電パ
ターンの打ち抜きは、プレス機の金型を交換して行われ
る。従来技術では、作業者が打ち抜き形成された導電パ
ターンを手で金型から採集し、整列して積み重ねた後、
所定の容器に収納していた。
ンが用いられ、これらの導電パターンは、銅箔等の金属
箔をプレス機で打ち抜いて形成されるが、異なる導電パ
ターンの打ち抜きは、プレス機の金型を交換して行われ
る。従来技術では、作業者が打ち抜き形成された導電パ
ターンを手で金型から採集し、整列して積み重ねた後、
所定の容器に収納していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、作業者の手作業で行われているので、作業者が常
時作業現場に待機している必要があり、また金型の交換
に伴う導電パターンの取り出し用の付帯機器を交換する
必要があって作業性が低い欠点があった。
では、作業者の手作業で行われているので、作業者が常
時作業現場に待機している必要があり、また金型の交換
に伴う導電パターンの取り出し用の付帯機器を交換する
必要があって作業性が低い欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、加
工工程から送られてくる多数の異種の被加工物を種類毎
に自動的に選別して収納することができるようにした平
型被加工物自動選別装置を提供することにある。
工工程から送られてくる多数の異種の被加工物を種類毎
に自動的に選別して収納することができるようにした平
型被加工物自動選別装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、平型被加工物を排出コンベヤから連続的
に受け取って順次積み重ね状態で貯えるマガジンストッ
カーと、このマガジンストッカーの下方に配置された被
加工物の積重ね体を搬送する被加工物コンベヤと、マガ
ジンストッカー内に供給される被加工物を受けマガジン
ストッカー内の被加工物の積重ね体を被加工物コンベヤ
上に移送する被加工物移送手段と、被加工物移送手段が
被加工物の積重ね体を移送している間被加工物移送手段
と入れ替わってマガジンストッカーの被加工物受け位置
に突出して後続の被加工物を積み重ね状態で受ける被加
工物受け手段と、被加工物コンベヤの搬出端に設けられ
被加工物の種類毎に選別する選別手段とを備え、被加工
物移送手段と被加工物受け手段とは、入れ替え時に相互
に干渉することがないようにいずれか一方に逃げ部を有
することを特徴とする平型被加工物自動選別装置を提供
することにある。
解決するため、平型被加工物を排出コンベヤから連続的
に受け取って順次積み重ね状態で貯えるマガジンストッ
カーと、このマガジンストッカーの下方に配置された被
加工物の積重ね体を搬送する被加工物コンベヤと、マガ
ジンストッカー内に供給される被加工物を受けマガジン
ストッカー内の被加工物の積重ね体を被加工物コンベヤ
上に移送する被加工物移送手段と、被加工物移送手段が
被加工物の積重ね体を移送している間被加工物移送手段
と入れ替わってマガジンストッカーの被加工物受け位置
に突出して後続の被加工物を積み重ね状態で受ける被加
工物受け手段と、被加工物コンベヤの搬出端に設けられ
被加工物の種類毎に選別する選別手段とを備え、被加工
物移送手段と被加工物受け手段とは、入れ替え時に相互
に干渉することがないようにいずれか一方に逃げ部を有
することを特徴とする平型被加工物自動選別装置を提供
することにある。
【０００６】
【作用】このように、複数の平型被加工物が連続的に供
給されてもこれらの被加工物を種類毎に自動的に選別す
ることができるので、金型を交換して複数の異なる被加
工物を加工する場合であっても、部品交換作業を必要と
することなく、これらの異種の被加工物を種類毎に収納
することができる。
給されてもこれらの被加工物を種類毎に自動的に選別す
ることができるので、金型を交換して複数の異なる被加
工物を加工する場合であっても、部品交換作業を必要と
することなく、これらの異種の被加工物を種類毎に収納
することができる。
【０００７】また、連続して供給される被加工物は、被
加工物移送手段によって被加工物の積重ね体を選別工程
に送り込む間、被加工物移送手段に入れ替わってマガジ
ンスタッカーの被加工物受け位置に突出する被加工物受
け手段によって後続の被加工物を積重ね状態で受け取る
ので、被加工物の加工工程からの供給を連続的に行なう
ことができ、被加工物の製造の作業性が向上する。
加工物移送手段によって被加工物の積重ね体を選別工程
に送り込む間、被加工物移送手段に入れ替わってマガジ
ンスタッカーの被加工物受け位置に突出する被加工物受
け手段によって後続の被加工物を積重ね状態で受け取る
ので、被加工物の加工工程からの供給を連続的に行なう
ことができ、被加工物の製造の作業性が向上する。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図１は本発明に係る平型被加工物自動選別装置１
０を示し、この平型被加工物自動選別装置１０は、平型
被加工物１２を排出コンベヤ１４から連続的に受け取っ
て順次積み重ね状態で貯えるマガジンストッカー１６
と、このマガジンストッカー１６の下方に配置されて被
加工物１２の積重ね体１３を搬送する被加工物コンベヤ
１８と、マガジンストッカー１６内に供給される被加工
物１２を受けマガジンストッカー１６内の被加工物１２
の積重ね体１３を被加工物コンベヤ１８上に移送する被
加工物移送手段２０と、被加工物移送手段２０が被加工
物１２の積重ね体１３を移送している間、被加工物移送
手段２０と入れ替わってマガジンストッカー１６の被加
工物受け位置に突出して後続の被加工物１２を積み重ね
状態で受ける被加工物受け手段２２とを備えている。
ると、図１は本発明に係る平型被加工物自動選別装置１
０を示し、この平型被加工物自動選別装置１０は、平型
被加工物１２を排出コンベヤ１４から連続的に受け取っ
て順次積み重ね状態で貯えるマガジンストッカー１６
と、このマガジンストッカー１６の下方に配置されて被
加工物１２の積重ね体１３を搬送する被加工物コンベヤ
１８と、マガジンストッカー１６内に供給される被加工
物１２を受けマガジンストッカー１６内の被加工物１２
の積重ね体１３を被加工物コンベヤ１８上に移送する被
加工物移送手段２０と、被加工物移送手段２０が被加工
物１２の積重ね体１３を移送している間、被加工物移送
手段２０と入れ替わってマガジンストッカー１６の被加
工物受け位置に突出して後続の被加工物１２を積み重ね
状態で受ける被加工物受け手段２２とを備えている。
【０００９】排出コンベヤ１４は、被加工物を整列する
ガイド（図示せず）を有する排出シュート２４の排出端
から被加工物１２を受け取るような関係に配置され、ま
たマガジンストッカー１６は、この排出コンベヤ１４の
排出端から被加工物１２を落下しつつ受取るように設置
されている。尚、マガジンストッカー１６は、その底が
開口しており、後にのべるように、被加工物移送手段２
０と被加工物受け手段２２とがこの開口を通して被加工
物１２を受けるようになっている。
ガイド（図示せず）を有する排出シュート２４の排出端
から被加工物１２を受け取るような関係に配置され、ま
たマガジンストッカー１６は、この排出コンベヤ１４の
排出端から被加工物１２を落下しつつ受取るように設置
されている。尚、マガジンストッカー１６は、その底が
開口しており、後にのべるように、被加工物移送手段２
０と被加工物受け手段２２とがこの開口を通して被加工
物１２を受けるようになっている。
【００１０】被加工物コンベヤ１８は、図１に示すよう
に、排出コンベヤ１４と直交する方向に延びており、幅
方向に縦方向の間隙を有する複数の幅狭のベルト部分１
８Ａから成っている。
に、排出コンベヤ１４と直交する方向に延びており、幅
方向に縦方向の間隙を有する複数の幅狭のベルト部分１
８Ａから成っている。
【００１１】被加工物移送手段２０は、図１、図２及び
図３に示すように、被加工物コンベヤ１８の幅狭のベル
ト部分１８Ａの隙間１８ａを貫通して昇降することがで
きる複数の板２６Ａによって形成された歯形物体２６か
ら成り、この歯形物体２６は、被加工物コンベヤ１８の
下方に設置されたシリンダ等のアクチュエータ２８に取
付けられている。従って、この歯形物体２６は、アクチ
ュエータ２８の駆動によってマガジンストッカー１６か
ら被加工物１２の積重ね体１３を受け取る上昇位置（図
３参照）と、このようにして受け取られた被加工物１２
の積重ね体１３を下降して被加工物コンベヤ１８の上に
積み下ろす下降位置（図４参照）との間を昇降する。
図３に示すように、被加工物コンベヤ１８の幅狭のベル
ト部分１８Ａの隙間１８ａを貫通して昇降することがで
きる複数の板２６Ａによって形成された歯形物体２６か
ら成り、この歯形物体２６は、被加工物コンベヤ１８の
下方に設置されたシリンダ等のアクチュエータ２８に取
付けられている。従って、この歯形物体２６は、アクチ
ュエータ２８の駆動によってマガジンストッカー１６か
ら被加工物１２の積重ね体１３を受け取る上昇位置（図
３参照）と、このようにして受け取られた被加工物１２
の積重ね体１３を下降して被加工物コンベヤ１８の上に
積み下ろす下降位置（図４参照）との間を昇降する。
【００１２】被加工物受け手段２２は、図２乃至図４に
示すように、歯形物体２６と直交するように配置された
複数本のピン３０Ａから成るピン状物体３０から成り、
このピン状物体３０は、その基体部分３０ａに接続され
たエアシリンダ等のアクチュエータ３２によって図２に
示すマガジンストッカー１６の開口から排出コンベヤ１
４の下方に引っ込んだ非作動位置と、被加工物移送手段
２０に入れ替わってマガジンストッカー１６の開口に突
出して被加工物１２を受け取る作動位置との間を進退す
る。
示すように、歯形物体２６と直交するように配置された
複数本のピン３０Ａから成るピン状物体３０から成り、
このピン状物体３０は、その基体部分３０ａに接続され
たエアシリンダ等のアクチュエータ３２によって図２に
示すマガジンストッカー１６の開口から排出コンベヤ１
４の下方に引っ込んだ非作動位置と、被加工物移送手段
２０に入れ替わってマガジンストッカー１６の開口に突
出して被加工物１２を受け取る作動位置との間を進退す
る。
【００１３】図２乃至図４に示すように、被加工物移送
手段２０は、被加工物受け手段２２と干渉することがな
いように逃げ部３４を有する。図示の実施例では、この
逃げ部３４は、歯形物体２６の各歯２６Ａの先端に設け
られて被加工物受け手段２２のピン状物体３０のピン３
０Ａが係入する溝２６ａから成っている。この逃げ部３
４は、被加工物受け手段２２のピン状物体３０が受けて
いる被加工物１２の積重ね体１３を被加工物移送手段２
０がこの積重ね体１３を移送するために受け取りに行く
際に、歯形物体２６の溝２６ａがピン状物体３０のピン
３０Ａを逃げながら、ピン状物体３０と交差するように
上昇するのを許す。
手段２０は、被加工物受け手段２２と干渉することがな
いように逃げ部３４を有する。図示の実施例では、この
逃げ部３４は、歯形物体２６の各歯２６Ａの先端に設け
られて被加工物受け手段２２のピン状物体３０のピン３
０Ａが係入する溝２６ａから成っている。この逃げ部３
４は、被加工物受け手段２２のピン状物体３０が受けて
いる被加工物１２の積重ね体１３を被加工物移送手段２
０がこの積重ね体１３を移送するために受け取りに行く
際に、歯形物体２６の溝２６ａがピン状物体３０のピン
３０Ａを逃げながら、ピン状物体３０と交差するように
上昇するのを許す。
【００１４】被加工物自動選別装置１０は、被加工物コ
ンベヤ１８の搬出端に設けられ被加工物１２を種類毎に
選別する選別手段３６と、この選別手段３６によって選
別された被加工物を種類毎に相応する容器３８に収納す
る収納手段４０と、種類毎の容器３８をそれぞれ別途に
搬出する複数の搬出コンベヤ４２Ａ乃至４２Ｃから成る
搬出手段４４とを備えている。尚、図１において符号５
４は搬出コンベヤ４２Ａ乃至４２Ｃを駆動する駆動源で
ある。
ンベヤ１８の搬出端に設けられ被加工物１２を種類毎に
選別する選別手段３６と、この選別手段３６によって選
別された被加工物を種類毎に相応する容器３８に収納す
る収納手段４０と、種類毎の容器３８をそれぞれ別途に
搬出する複数の搬出コンベヤ４２Ａ乃至４２Ｃから成る
搬出手段４４とを備えている。尚、図１において符号５
４は搬出コンベヤ４２Ａ乃至４２Ｃを駆動する駆動源で
ある。
【００１５】選別手段３６は、被加工物１２をパターン
認識によって種類分けしてそれぞれ後にのべる収納手段
４０の種類毎に設けられた容器３８Ａ乃至３８Ｃにそれ
ぞれ搬送し収納する回転式ロボット４６から成ってい
る。
認識によって種類分けしてそれぞれ後にのべる収納手段
４０の種類毎に設けられた容器３８Ａ乃至３８Ｃにそれ
ぞれ搬送し収納する回転式ロボット４６から成ってい
る。
【００１６】収納手段４０は、複数の空の容器３８を段
積みして保管する容器サプライスタンド４８と、この容
器サプライスタンド４８から容器３８が図示しない適宜
の自動供給機によってレール５０を経て複数の搬出コン
ベヤ４２にそれぞれ対応する位置に供給される容器位置
決め部５２とから成っている。
積みして保管する容器サプライスタンド４８と、この容
器サプライスタンド４８から容器３８が図示しない適宜
の自動供給機によってレール５０を経て複数の搬出コン
ベヤ４２にそれぞれ対応する位置に供給される容器位置
決め部５２とから成っている。
【００１７】次に、本発明の被加工物自動選別装置１０
の動作をのべると、収納手段４０の容器位置決め部５２
の種類毎に異なる位置に空の容器３８Ａ、３８Ｂ、３８
Ｃが自動供給機によって搬送されている。
の動作をのべると、収納手段４０の容器位置決め部５２
の種類毎に異なる位置に空の容器３８Ａ、３８Ｂ、３８
Ｃが自動供給機によって搬送されている。
【００１８】一方、打ち抜き等によって形成された導電
パターン等の平型（薄型）の被加工物１２は、排出シュ
ート２４、搬出コンベヤ１４を経てマガジーンストッカ
ー１６に連続的に供給される。図３に示すように、マガ
ジーンストッカー１６の開口には被加工物移送手段２０
の歯形物体２６が被加工物受取り位置まで上昇してお
り、搬出コンベヤ１４を経て供給される被加工物１２
は、この歯形物体２６上に積重ねられる。
パターン等の平型（薄型）の被加工物１２は、排出シュ
ート２４、搬出コンベヤ１４を経てマガジーンストッカ
ー１６に連続的に供給される。図３に示すように、マガ
ジーンストッカー１６の開口には被加工物移送手段２０
の歯形物体２６が被加工物受取り位置まで上昇してお
り、搬出コンベヤ１４を経て供給される被加工物１２
は、この歯形物体２６上に積重ねられる。
【００１９】被加工物移送手段２０の歯形物体２６上に
所定量の被加工物１２が積重ねられると、図示しないカ
ウンタが被加工物移送手段２０及び被加工物受け手段２
２を駆動する指令を発生する。このため、先ず、被加工
物受け手段２２のピン状物体３０がマガジンストッカー
１６の開口で被加工物移送手段２０の歯形物体２６上の
積重ね体１３の上方に突出して後続の被加工物１２を一
時的にストックするように受け、一方被加工物移送手段
２０の歯形物体２６は積重ね体１３を載せたまま下降
し、図４に示すように、歯形物体２６の先端が被加工物
コンベヤ１８の下面に引っ込むまで下降して積重ね体１
３を被加工物コンベヤ１８に移す。
所定量の被加工物１２が積重ねられると、図示しないカ
ウンタが被加工物移送手段２０及び被加工物受け手段２
２を駆動する指令を発生する。このため、先ず、被加工
物受け手段２２のピン状物体３０がマガジンストッカー
１６の開口で被加工物移送手段２０の歯形物体２６上の
積重ね体１３の上方に突出して後続の被加工物１２を一
時的にストックするように受け、一方被加工物移送手段
２０の歯形物体２６は積重ね体１３を載せたまま下降
し、図４に示すように、歯形物体２６の先端が被加工物
コンベヤ１８の下面に引っ込むまで下降して積重ね体１
３を被加工物コンベヤ１８に移す。
【００２０】その後、被加工物コンベヤ１８が駆動して
この積重ね体１３を選別手段３６に対応する選別位置ま
で移送する。この選別位置で被加工物コンベヤ１８が停
止し、選別手段３６の回転式ロボット４６が積重ね体１
３の被加工物１２をパターン認識しながら種類別に選別
し、収納手段４０の位置決め部５２に待機している種類
別の容器３８Ａ乃至３８Ｃにそれぞれ振り分けて収納す
る。
この積重ね体１３を選別手段３６に対応する選別位置ま
で移送する。この選別位置で被加工物コンベヤ１８が停
止し、選別手段３６の回転式ロボット４６が積重ね体１
３の被加工物１２をパターン認識しながら種類別に選別
し、収納手段４０の位置決め部５２に待機している種類
別の容器３８Ａ乃至３８Ｃにそれぞれ振り分けて収納す
る。
【００２１】この間、被加工物移送手段２０の歯形物体
２６は、アクチュエータ２８によって上昇し、被加工物
受け手段２２のピン状物体３０で一時的に受けられてい
た被加工物積重ね体１３を入れ替えて受け取る位置まで
上昇する。この際、歯形物体２６は、各歯に溝２６ａか
ら成る逃げ部３４を有するので、被加工物受け手段２２
のピン状物体３０と干渉することがない。
２６は、アクチュエータ２８によって上昇し、被加工物
受け手段２２のピン状物体３０で一時的に受けられてい
た被加工物積重ね体１３を入れ替えて受け取る位置まで
上昇する。この際、歯形物体２６は、各歯に溝２６ａか
ら成る逃げ部３４を有するので、被加工物受け手段２２
のピン状物体３０と干渉することがない。
【００２２】被加工物移送手段２０の歯形物体２６が完
全に上昇し、被加工物の積重ね体１３を受けると、被加
工物受け手段２２のピン状物体３０がアクチュエータ３
２の駆動によって後退する。また、被加工物移送手段２
０の歯形物体２６は、所定量の被加工物１２を積重ねる
ことができるようにマジンストッカー１６内を図３の位
置まで若干量下降する。
全に上昇し、被加工物の積重ね体１３を受けると、被加
工物受け手段２２のピン状物体３０がアクチュエータ３
２の駆動によって後退する。また、被加工物移送手段２
０の歯形物体２６は、所定量の被加工物１２を積重ねる
ことができるようにマジンストッカー１６内を図３の位
置まで若干量下降する。
【００２３】収納手段４０の位置決め部５２に位置決め
されている容器３８Ａ乃至３８Ｃ内に所定量の被加工物
１２が収納されると、駆動源５４が搬出コンベヤ４２Ａ
乃至４２Ｃをそれぞれ駆動してこれらの容器３８Ａ乃至
３８Ｃを搬出する。
されている容器３８Ａ乃至３８Ｃ内に所定量の被加工物
１２が収納されると、駆動源５４が搬出コンベヤ４２Ａ
乃至４２Ｃをそれぞれ駆動してこれらの容器３８Ａ乃至
３８Ｃを搬出する。
【００２４】尚、上記実施例では、被加工物受け手段２
２は、ピン状物体から成っているが、この被加工物受け
手段２２は、被加工物移送手段２０と交差して入れ替え
ることができる形態であれば、他の任意の形態とするこ
とができる。また、図示の実施例では、被加工物移送手
段２０と被加工物受け手段２２とが相互に干渉すること
がないように、被加工物移送手段２０側に逃げ部３４を
設けたが、被加工物受け手段２２側に逃げ部を設けても
よい。
２は、ピン状物体から成っているが、この被加工物受け
手段２２は、被加工物移送手段２０と交差して入れ替え
ることができる形態であれば、他の任意の形態とするこ
とができる。また、図示の実施例では、被加工物移送手
段２０と被加工物受け手段２２とが相互に干渉すること
がないように、被加工物移送手段２０側に逃げ部３４を
設けたが、被加工物受け手段２２側に逃げ部を設けても
よい。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、連続的
に供給される複数の平型被加工物を種類毎に自動的に選
別することができるので、作業者の複雑な作業を必要と
することなく、また金型を交換して複数の異なる被加工
物を加工する場合であっても、部品交換作業を必要とす
ることなく、これらの異種の被加工物を種類毎に自動的
に収納することができる。
に供給される複数の平型被加工物を種類毎に自動的に選
別することができるので、作業者の複雑な作業を必要と
することなく、また金型を交換して複数の異なる被加工
物を加工する場合であっても、部品交換作業を必要とす
ることなく、これらの異種の被加工物を種類毎に自動的
に収納することができる。
【００２６】また、連続して供給される被加工物は、被
加工物移送手段によって被加工物の積重ね体を選別工程
に送り込む間、被加工物移送手段に入れ替わってマガジ
ンストッカーの被加工物受け位置に突出する被加工物受
け手段によって後続の被加工物を積重ね状態で受け取る
ので、被加工物の加工工程からの供給を連続的に行なう
ことができ、被加工物の製造時の作業性を著しく向上す
ることができる実益がある。
加工物移送手段によって被加工物の積重ね体を選別工程
に送り込む間、被加工物移送手段に入れ替わってマガジ
ンストッカーの被加工物受け位置に突出する被加工物受
け手段によって後続の被加工物を積重ね状態で受け取る
ので、被加工物の加工工程からの供給を連続的に行なう
ことができ、被加工物の製造時の作業性を著しく向上す
ることができる実益がある。
【図１】本発明に係る平型被加工物自動選別装置の概略
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明の平型被加工物自動選別装置に用いられ
る被加工物移送手段と被加工物受け手段との平面図であ
る。
る被加工物移送手段と被加工物受け手段との平面図であ
る。
【図３】本発明の平型被加工物自動選別装置が所定量の
積重ね体を受け取って下降する直前の状態の断面図であ
る。
積重ね体を受け取って下降する直前の状態の断面図であ
る。
【図４】本発明の平型被加工物自動選別装置が所定量の
積重ね体を被加工物コンベヤに移している状態の断面図
である。
積重ね体を被加工物コンベヤに移している状態の断面図
である。
１０ 平型被加工物自動選別装置 １２ 被加工物 １３ 積重ね体 １４ 排出コンベヤ １６ マガジンストッカー １８ 被加工物コンベヤ １８Ａ ベルト部分 １８ａ 隙間 ２０ 被加工物移送手段 ２２ 被加工物受け手段 ２４ 排出シュート ２６ 歯形物体 ２６Ａ 板 ２６ａ 溝 ２８ アクチュエータ ３０ ピン状物体 ３０Ａ ピン ３０ａ 基体部分 ３２ アクチュエータ ３４ 逃げ部 ３６ 選別手段 ３８ 容器 ３８Ａ 容器 ３８Ｂ 容器 ３８Ｃ 容器 ４０ 収納手段 ４２Ａ 搬出コンベヤ ４２Ｂ 搬出コンベヤ ４２Ｃ 搬出コンベヤ ４４ 搬出手段 ４６ 回転式ロボット ４８ 容器サプライスタンド ５０ レール ５２ 容器位置決め部 ５４ 駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ６５Ｈ 39/075 Ｂ６５Ｈ 39/075 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 29/58 B07C 5/36 B65G 47/90 B65H 29/34 B65H 29/46 B65H 39/075
Claims (1)
- 【請求項１】 平型被加工物を排出コンベヤから連続的
に受け取って順次積み重ね状態で貯えるマガジンストッ
カーと、前記マガジンストッカーの下方に配置された被
加工物の積重ね体を搬送する被加工物コンベヤと、前記
マガジンストッカー内に供給される被加工物を受け前記
マガジンストッカー内の被加工物の積重ね体を前記マガ
ジンストッカーから前記被加工物コンベヤに移動する被
加工物移送手段と、前記被加工物移送手段が前記被加工
物の積重ね体を移送している間前記被加工物移送手段に
入れ替わって前記マガジンストッカーの被加工物受け位
置に突出して後続の被加工物を積み重ね状態で受ける被
加工物受け手段と、前記被加工物コンベヤの搬出端に設
けられ被加工物の種類毎に選別する選別手段とを備え、
前記被加工物移送手段と前記被加工物受け手段は、入れ
替え時に相互に干渉することがないようにいずれか一方
に逃げ部を有することを特徴とする平型被加工物自動選
別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03242293A JP3324082B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 平型被加工物自動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03242293A JP3324082B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 平型被加工物自動選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227725A JPH06227725A (ja) | 1994-08-16 |
| JP3324082B2 true JP3324082B2 (ja) | 2002-09-17 |
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ID=12358519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03242293A Expired - Fee Related JP3324082B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 平型被加工物自動選別装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324082B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN112193760A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-08 | 苏州协同创新智能制造装备有限公司 | 一种名片夹壳体分流输送方法 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP03242293A patent/JP3324082B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06227725A (ja) | 1994-08-16 |
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