JP3323970B2 - Macブリッジのアドレスフィルタ - Google Patents

Macブリッジのアドレスフィルタ

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JP3323970B2 JP18732693A JP18732693A JP3323970B2 JP 3323970 B2 JP3323970 B2 JP 3323970B2 JP 18732693 A JP18732693 A JP 18732693A JP 18732693 A JP18732693 A JP 18732693A JP 3323970 B2 JP3323970 B2 JP 3323970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるローカルエリア
ネットワーク(以下、LANと記す)間のデータ中継
を、そのデータに含まれる入力アドレス情報にしたがっ
て行なうMACブリッジのアドレスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】LANは、一つの企業内や限定された地
域内等のように比較的小規模な範囲内にある端末装置の
間でデータ通信を行なうためのデータ通信網として利用
されているが、そのネットワークを拡大するために、中
継装置を介して異なるLANの間を接続し、異なるLA
Nの端末装置同士の間でデータの授受ができるようにす
ることが提案されている。
【0003】このような目的で用いられるMACブリッ
ジは、2つのLANの通信プロトコルのうち、データリ
ンク層の媒体アクセス制御(MAC)層以下が異なる場
合でも、データ中継ができるように構成されたもので、
図6に示すように、LAN1、2の間をこのMACブリ
ッジ3を介して接続することによって、LAN1内の各
端末(ワークステーション等)Wa1 、Wa2 、……
と、LAN2内の各端末Wb1 、Wb2 、……との間で
パケット通信を行なうことができる。
【0004】この種のデータ中継装置において、一方の
LANの各端末からその回線上に送出されるデータの全
てを他方のLANの回線に中継していたのでは、通信効
率の点でもまたデータの機密保持の点でも好ましくな
い。このため、MACブリッジ3内には、中継する必要
のあるデータのみを中継するためのアドレスフィルタ4
が設けられている。
【0005】MACブリッジのアドレスフィルタには、
マニュアル登録方式のものと、学習方式のものとがあ
り、マニュアル登録方式のアドレスフィルタは、LAN
の間で互いに中継(あるいは中継禁止)しようとする端
末のアドレスを、予めメモリに登録しておいて、一方の
LANの端末から送出されたパケットデータにそのアド
レスが含まれているときには、そのデータを他方のLA
N側へ中継(あるいは中継禁止)する。
【0006】また、学習方式のアドレスフィルタは、動
作開始時点では何も記憶されていない学習用メモリ内
に、一方のLANの端末からデータが出力される毎に、
そのデータに含まれる発信元アドレスSAを順次記憶し
ていくとともに、そのデータに含まれる相手先アドレス
DAをこの学習用メモリに記憶されている発信元アドレ
スSAと比較し、相手先アドレスDAに一致するアドレ
スがこのメモリ内に記憶されていないときに限って、そ
のデータを他方のLANへ中継する。したがって、この
メモリには、一方のLANの各端末のアドレスが順次記
憶されていくことになり、この一方のLAN内の一つの
端末を発信元とし同一LAN内の他の端末を相手先とす
るデータは、除々に他方のLANに中継されにくくな
る。学習方式のアドレスフィルタの場合には、この学習
用メモリが各LAN毎に設けられていて、他方のLAN
側の端末同士間で通信しようとするデータも一方のLA
N側へ中継されにくくなる。
【0007】このような学習方式のアドレスフィルタの
場合には、ユーザがアドレス情報を登録しないで済むと
いう利点があるが、装置の起動時等のように学習用メモ
リに何も記録されていないような状態では、一方のLA
N内で通信しようするデータの殆どが他方のLANに中
継されてしまうという欠点があるため、データの漏洩を
無視できない場合にはマニュアル登録方式のアドレスフ
ィルタが多く用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
マニュアル登録方式の従来のアドレスフィルタは、その
入力アドレス情報と、メモリに登録されている参照アド
レス情報と比較するときに、予め決められた順にメモリ
内のアドレス情報を読み出して比較しているため、参照
アドレス情報の登録数が多いと、アドレス比較の平均処
理時間もこれに比例して長くなるという問題があり、ま
た、短期間的に見た場合でも、その読み出し順番が最後
の方のアドレス情報を含むデータが頻繁に入力されたと
き、その中継効率が著しく低下してしまうという問題が
あった。
【0009】本発明は、この問題を解決し、マニュアル
登録方式のアドレスフィルタにおいて、そのアドレス比
較の処理効率を向上させたMACブリッジのアドレスフ
ィルタを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のMACブリッジのアドレスフィルタは、異
なるローカルエリアネットワーク間でデータの中継を行
なうためのMACブリッジ内に設けられ、前記データに
含まれる入力アドレス情報に基づいて該データの中継を
行なうか否かを決定するMACブリッジのアドレスフィ
ルタにおいて、データ中継を行なうか否かを判定するた
めの基準となる複数の参照アドレス情報として、相手先
アドレスまたはそのアドレス条件が予め登録されている
不揮発性メモリと、参照用メモリと、前記参照用メモリ
内に設けた複数のテーブル領域に、前記不揮発性メモリ
から読み出した各参照アドレス情報と、前記入力アドレ
ス情報に各参照アドレス情報が一致した回数に対応する
一致回数情報の初期値とを対応付けて初期記憶するテー
ブル初期化手段と、前記入力アドレス情報を受けたと
き、前記参照用メモリ内の各参照アドレス情報を順番に
読み出して前記入力アドレス情報と比較し、読み出した
参照アドレス情報と入力アドレス情報とが一致したと
き、該入力アドレス情報を含むデータを中継するか否か
を決める中継決定手段と、前記中継決定手段で入力アド
レス情報が参照アドレス情報に一致したと判定されたと
き、該参照アドレス情報に対応する一致回数情報を更新
する一致回数更新手段と、前記参照用メモリ内の一致回
数情報を比較して、前記中継決定手段による参照アドレ
ス情報の読み出し順が、入力アドレス情報に一致した回
数の多い順となるように、各テーブル領域内の情報を並
べ変えるソーティング手段とを備えている。
【0011】
【作用】このように構成したため、本発明のMACブリ
ッジのアドレスフィルタでは、不揮発性メモリに予め登
録されている各参照アドレス情報は、テーブル初期化手
段によって、その一致回数情報の初期値とともに、参照
用メモリ内の各テーブル領域に初期記憶される。ローカ
ルエリアネットワークからのデータに含まれる入力アド
レス情報は、中継決定手段によって参照用メモリから順
番に読み出された参照アドレス情報と比較される。入力
アドレス情報が、参照用メモリから読み出された参照ア
ドレス情報の相手先アドレスあるいはそのアドレス条件
に一致したとき、その入力アドレス情報を含むデータを
中継するか否かが決定され、その一致した参照アドレス
情報に対応する一致回数情報が更新される。ソーティン
グ手段は、参照用メモリ内の一致回数情報を比較して、
中継決定手段による参照アドレス情報の読み出し順が、
入力アドレス情報に一致した回数の多い順となるよう
に、参照用メモリ内の情報を並べ変える。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例のアドレスフィルタ
を備えたMACブリッジ10の構成を示す図である。こ
のMACブリッジ10は、LAN1とLAN2の間に接
続され、一方のLANの回線上のデータをデータ入出力
制御部11を介して受け、アドレスフィルタ12内で、
そのデータの入力アドレス情報ai と、予め登録されて
いる参照アドレス情報と比較した結果によって、このデ
ータの他方のLANへの中継を制御する。
【0013】なお、このデータ入出力制御部11は、2
つのLANのMAC層以下のプロトコルが異なる場合に
は、一方のLANからのデータを他方のLANに対応し
たデータに変換して中継する。
【0014】このMACブリッジ10のアドレスフィル
タ12の不揮発性メモリ13(例えばEEPROM)に
は、予めデータを中継するか否かを決定するための基準
となる複数の参照アドレス情報と、この参照アドレス情
報に一致する入力アドレス情報を含むデータを中継する
か中継禁止するかを指定するための中継指定フラグとが
登録されている。
【0015】図2は、この不揮発性メモリ13に対する
中継指定フラグと参照アドレス情報の登録例を示してい
る。中継フラグ領域13aには、0〜2までの値を指定
することができ、全データを無条件に中継する場合には
0、アドレスが一致したときにそのデータの中継を禁止
する場合には1、アドレスが一致したときにそのデータ
を中継する場合には2のフラグが指定される。ここで
は、図2に示すように2のフラグが指定されているもの
とする。
【0016】参照アドレス情報領域13bは128個の
テーブル領域に分割され、各テーブル領域には、0で未
登録、1で登録済みを示す登録フラグと、開始アドレス
1S、A2S、……、AMSおよび終了アドレスA1E
2E、……、AMEによって、中継を許可しようとするア
ドレス範囲を条件指定する参照アドレス情報が記憶され
ている。ここでは、開始アドレスと終了アドレスとで範
囲指定された各参照アドレス情報をそれぞれA1 〜AM
と表す。
【0017】テーブル初期化手段14は、このMACブ
リッジ10の起動時に、図3に示すように、参照用メモ
リ15(RAM)内に、そのメモリ上での先頭アドレス
がN1 〜NM となるテーブル領域E1 〜EM と、読出開
始テーブルの先頭アドレスを記憶するための領域E0
を設け、各テーブル領域E1 〜EM には、不揮発性メモ
リ13内の各参照アドレス情報A1 〜AM を順番に初期
記憶し、領域E0 には、テーブル領域E1 の先頭アドレ
スN1 を初期値として記憶する。
【0018】テーブル初期化手段14は、この初期化の
際に、入力アドレス情報に各参照アドレス情報が一致し
た回数を表す一致回数情報C1 〜CM の初期値0と、こ
の参照用メモリ15から各参照アドレス情報が読み出さ
れるときの読み出し順を指定する次テーブル指定情報の
初期値として各テーブル領域の先頭アドレス値をN2
3 、……NM 、N1 の順に記憶する。
【0019】このテーブル化の手法は、データの読み出
しや並べ変えが高速にできる線型リスト法と呼ばれてお
り、初期化直後における情報の読み出しは、領域E0
に記憶されたアドレスN1 のテーブル領域E1 が1番目
で、そのテーブル領域E1 内の次テーブル指定情報N2
で指定されたテーブル領域E2 が2番目、そのテーブル
領域E2 内の次テーブル指定情報N3 で指定されたテー
ブル領域E3 が3番目、……、という順番で、次テーブ
ル指定情報が領域E0 の情報と一致するまで行なわれ
る。
【0020】中継決定手段16は、LAN1またはLA
N2から入力アドレス情報ai を含むデータがデータ入
出力制御部11に入力されると、参照用メモリ15内の
参照アドレス情報を、領域E0 に記憶されたアドレスで
指定されるテーブル領域(初期化直後の場合にはE1
から順番に読み出して入力アドレス情報ai と比較し、
何番目かに読み出した参照アドレス情報がai に一致し
たとき、中継を許可する信号をデータ入出力制御部11
へ送出して、このデータを他方のLANへ中継させる。
【0021】なお、この中継決定手段16は、不揮発性
メモリ13内の中継指定フラグが0の場合には無条件に
データを中継し、中継指定フラグが1の場合には、アド
レス情報が一致した段階で、そのデータの中継の禁止を
決定して、次のデータの入力を待つ。
【0022】一致回数更新手段17は、中継決定手段1
6で入力アドレス情報ai が参照用メモリ15内の参照
アドレス情報に一致したと判定されたとき、その参照ア
ドレス情報に対応する一致回数情報を1だけ増加更新す
る。
【0023】ソーティング手段18は、電源投入時から
起動されるタイマ手段19によって時間の経過を監視
し、所定時間T(例えば20秒)が経過する毎に、参照
用メモリ内の一致回数情報を比較して、その比較結果に
よって次テーブル情報の並べ変えを行なう。
【0024】即ち、一致回数情報が最も多い参照アドレ
ス情報を記憶しているテーブル領域En を次回からの読
出開始テーブルとし、その先頭アドレスNn を領域E0
に記憶し、このテーブル領域En の次テーブル指定情報
として、一致回数情報が2番目に多いテーブル領域の先
頭アドレスを記憶する。以下同様にして、次回からの読
み出し順が、一致回数情報の多い順となるように、各テ
ーブル領域の次テーブル指定情報のみが並べ変えられ
る。
【0025】ソーティング手段18は、この並べ変え処
理を所定時間T毎に行い、その処理を所定回数P回(例
えば25回)行なった後に、参照用メモリ15内の各参
照アドレス情報に対応する一致回数情報を初期値0にリ
セットする。
【0026】このように比較的短い間に連続的に並べ変
えを行なった後に、一致回数情報を初期値にリセットす
る方法を用いているのは、LAN間の実際のデータの授
受を短期間的に見たとき、同一の端末を対象にする通信
が連続的に行なわれる確率が高く、また長期間的に見た
とき、対象とする端末が平均的に分散していることに対
応するためであり、このような処理を行なうことで、短
期間の間に連続的に同一入力アドレスのデータを受けた
ときに、そのデータを中継するか否かの決定を極めて早
い段階で行なうことができる。
【0027】なお、不揮発性メモリ13に対する中継指
定フラグや参照アドレス情報の登録あるいはその変更
は、アドレス情報登録手段20を介してなされる。この
アドレス情報登録手段20は、例えば、キー操作や通信
手段を介して外部装置等から入力される参照アドレス情
報等を不揮発性メモリ13へ登録する。
【0028】図4は、このアドレスフィルタ12の処理
手順を示している。以下、このフローチャートにしたが
って、アドレスフィルタ12の動作を説明する。始めに
このMACブリッジ10の電源投入がなされると、タイ
マが起動し、不揮発性メモリ13に登録されている各参
照アドレス情報、一致回数情報の初期値および次テーブ
ル指定情報とが、図3に示したように、テーブル化され
た参照用メモリ15に初期記憶された後、並べ変え回数
を示す変数Kが0にセットされてデータの入力待ち状態
になる(S1〜4)。
【0029】ここで、例えば、LAN1の端末Wa1
らLAN2の端末Wb1 に対するデータが送出されたと
すると、アドレスフィルタ12は、参照用メモリ15内
に記憶されている参照アドレス情報を、領域E0 に先頭
アドレスが記憶されているテーブル領域から順に読み出
しながら、データに含まれる入力アドレス情報ai と比
較していき、この入力アドレス情報ai と参照アドレス
情報とが一致したとき、中継を許可する信号を入出力デ
ータ制御部11へ送出して、このデータをLAN2へ中
継させ、その参照アドレス情報に対応する一致回数情報
を1増加させる(S5〜8)。
【0030】また、入力アドレス情報ai が全ての参照
アドレス情報と一致しないときには、データの入力待ち
状態(S4)に戻る(S9)。
【0031】このような中継処理が繰り返しなされてい
る間に、所定時間Tが経過すると、次回からの読み出し
順が、一致回数情報の多いとなるように、読出開始テー
ブル(領域E0 )の更新と、参照用メモリ15内の次テ
ーブル指定情報の並べ変えとが行なわれ、その処理が終
了するとKが1だけ増加される(S10〜12)。
【0032】例えば、この所定時間内に各一致回数情報
が更新された結果、その一致回数情報がA15、A70、A
M 、……、A90の順に多くなったとすると、図5に示す
ように、最も一致回数が多い参照アドレス情報A15を記
憶しているテーブル領域E15の先頭アドレスN15が領域
0 に記憶され、次に一致回数が多かった参照アドレス
情報A70を記憶しているテーブル領域E70の先頭アドレ
スN70が次テーブル指定情報としてテーブル領域E15
に記憶される。
【0033】以下、同様に一致回数の多い順に、次テー
ブル指定情報が記憶し直され、最も一致回数の少なかっ
た参照アドレス情報A90が記憶されているテーブル領域
90に、テーブル領域E15の先頭アドレスN15が記憶さ
れて、1回の並べ変え処理が終了する。
【0034】この並べ変え処理は所定時間Tが経過する
毎に行なわれ、その並べ変え回数KがP回(25回)に
達すると、全ての一致回数情報C1 〜CM と並べ変え回
数Kとが0にリセットされて、データの入力待ち状態に
戻る(S13〜15)。
【0035】このように、参照用メモリ15内の各参照
アドレス情報A1 〜AM は、入力アドレス情報に対する
一致回数の多いものから優先的に入力アドレス情報と比
較されるので、入力アドレス情報に一致する参照アドレ
ス情報が極めて早い段階で検出され、そのデータを非常
に効率よく中継することができる。
【0036】
【他の実施例】なお、この実施例では、参照用メモリ内
の次テーブル指定情報の並べ変えを、所定時間毎に行な
っていたが、データの入力回数やその中継回数が所定値
に達する毎、あるいは入力アドレス情報に一致する参照
アドレス情報が見つかるまでの平均時間が所定時間以上
となったとき等に、この並べ変え処理を行なうようにし
てもよい。また、この実施例では、次テーブル指定情報
の並べ変えだけで高速な読出処理と並べ変え処理が可能
な線型リスト法を用いていたが、参照アドレス情報およ
び一致回数情報の記憶アドレスを実際に変更するように
してもよい。
【0037】また、前記実施例では、入力アドレス情報
と各参照アドレス情報との一致回数そのものを一致回数
情報とし、その一致が判定される毎に一致回数情報を増
加更新していたが、アドレス情報が一致する毎に一致回
数情報を初期値から減じていく方法を用いてもよい。
【0038】また、前記実施例では、各参照アドレス情
報A1 〜AM として、相手先アドレスそのものでなく、
そのアドレス条件が開始アドレスから終了アドレスまで
の範囲で指定されている場合について説明したが、中継
したい(あるいは中継したくない)個々の相手先アドレ
スそのものを参照アドレス情報として一つずつ登録し、
入力アドレスと参照アドレス情報とが符号上で完全に一
致したときに、そのデータを中継するか否かを決定する
ようにしてもよく、また、参照アドレス情報として、ア
ドレス情報の全ビットの一部のみを登録しておき、その
一部のみが入力アドレス情報と一致したとき、そのデー
タを中継するか否かを決定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のMACブ
リッジのアドレスフィルタでは、不揮発性メモリに登録
されている参照アドレス情報とその一致回数情報の初期
値とをを参照用メモリの各テーブル領域に初期記憶して
おき、LANからのデータに含まれる入力アドレス情報
を、参照用メモリから順番に読み出した参照アドレス情
報と比較し、入力アドレス情報が、参照アドレス情報の
相手先アドレスあるいはそのアドレス条件に一致したと
き、そのデータを中継するか否かを決定し、この一致し
た参照アドレス情報に対応する一致回数情報を更新する
ように構成するとともに、一致回数情報を比較して、中
継決定手段による参照アドレス情報の読み出し順が一致
回数の多い順となるように、参照用メモリ内の情報を並
べ変えている。
【0040】このため、参照アドレス情報の登録数に対
する入力アドレス情報の比較処理の時間が従来装置より
平均的に短くなり、しかも、同一の入力アドレス情報を
含むデータが連続的に入力されるような場合に、その中
継処理の時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック図
【図2】一実施例の不揮発性メモリに登録された参照ア
ドレス情報を示す図
【図3】一実施例の参照用メモリの各テーブル領域に初
期記憶された情報とその読み出し順を示す図
【図4】一実施例の処理手順を示すフローチャート
【図5】並べ変え処理後の参照用メモリの各テーブル領
域に記憶された情報とその読み出し順を示す図
【図6】LANとMACブリッジとの接続例を示す図
【符号の説明】
1、2 LAN 10 MACブリッジ 11 データ入出力制御部 12 アドレスフィルタ 13 不揮発性メモリ 14 テーブル初期化手段 15 参照用メモリ 16 中継決定手段 17 一致回数更新手段 18 ソーティング手段 A1 〜AM 参照アドレス情報 C1 〜CM 一致回数情報 E1 〜EM テーブル領域 N1 〜NM 先頭アドレス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 100

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるローカルエリアネットワーク間でデ
    ータの中継を行なうためのMACブリッジ内に設けら
    れ、前記データに含まれる入力アドレス情報に基づいて
    該データの中継を行なうか否かを決定するMACブリッ
    ジのアドレスフィルタにおいて、 データ中継を行なうか否かを判定するための基準となる
    複数の参照アドレス情報として、相手先アドレスまたは
    そのアドレス条件が予め登録されている不揮発性メモリ
    と、 参照用メモリと、 前記参照用メモリ内に設けた複数のテーブル領域に、前
    記不揮発性メモリから読み出した各参照アドレス情報
    と、前記入力アドレス情報に各参照アドレス情報が一致
    した回数に対応する一致回数情報の初期値とを対応付け
    て初期記憶するテーブル初期化手段と、 前記入力アドレス情報を受けたとき、前記参照用メモリ
    内の各参照アドレス情報を順番に読み出して前記入力ア
    ドレス情報と比較し、読み出した参照アドレス情報と入
    力アドレス情報とが一致したとき、該入力アドレス情報
    を含むデータを中継するか否かを決める中継決定手段
    と、 前記中継決定手段で入力アドレス情報が参照アドレス情
    報に一致したと判定されたとき、該参照アドレス情報に
    対応する一致回数情報を更新する一致回数更新手段と、 前記参照用メモリ内の一致回数情報を比較して、前記中
    継決定手段による参照アドレス情報の読み出し順が、入
    力アドレス情報に一致した回数の多い順となるように、
    各テーブル領域内の情報を並べ変えるソーティング手段
    とを備えたことを特徴とするMACブリッジのアドレス
    フィルタ。
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