JPH07177166A - トークンパッシング方式のパケット伝送システム - Google Patents

トークンパッシング方式のパケット伝送システム

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JPH07177166A
JPH07177166A JP32194593A JP32194593A JPH07177166A JP H07177166 A JPH07177166 A JP H07177166A JP 32194593 A JP32194593 A JP 32194593A JP 32194593 A JP32194593 A JP 32194593A JP H07177166 A JPH07177166 A JP H07177166A
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JP
Japan
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packet
transmission
token
transmitted
node
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JP32194593A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Samada
達雄 佐間田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、送信パケットの増加によって
もシステム効率を良好に保つことができるトークンパッ
シング方式のパケット伝送システムを提供するものであ
る。 【構成】制御部は、識別部の識別結果に基づき、送信ス
イッチ部17によるパケットの送信処理をパケットの種
類に応じた所定の送信処理時期で行なっているので、送
信パケットの増加によってもシステム効率を良好に保つ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LANにおけるトーク
ンパッシング方式のパケット伝送システムなどに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、同一建物内、あるいは同一敷
地内などの比較的狭い地域に分散設置された各種コンピ
ュータ、端末、記憶装置、プリンタなどを相互に接続
し、各端末から分散設置されたコンピュータなどを利用
ならしめる手段としてLANが用いられる。このLAN
は、これに接続される機器間のデータ伝送を行うネット
ワークシステムである。
【0003】次に、LANの構成の1例を図7に示す。
複数のノードを介してループ状の伝送路100を形成す
るネットワークは、基本的なループ式LANである。な
お、ノード1〜4は、データ伝送路の接点であり、デー
タ伝送路での通信機能を備えた装置である。そして、ノ
ード1〜4には、図示せぬ任意の端末機器などが接続さ
れている。この任意の端末機器から出力された情報をノ
ード1〜4は、一塊にし、アドレスを付加してこのアド
レスに基づいて相手に送信する。この情報の塊をパケッ
トという。
【0004】ノード1〜4でパケットにより伝送される
情報には、ノード1〜4に接続される端末機器が送受を
行う情報を含むデータパケットAと、制御パケットCと
がある。この制御パケットCとは、ネットワーク上の、
定期診断や異常検出及び統計情報要求などのノード情報
のみを有し、端末機器が送受を行う情報を含まないもの
である。
【0005】ところで、ノード1〜4によるパケットの
送受信は、所定のアクセス方式に基づいて行われる。そ
のアクセス方式の一つにトークンパッシング方式があ
る。これは、トークンBと呼ばれるパケットをネットワ
ーク上に巡回させて、トークンBを得たノード1〜4が
パケットを送信するようにした方式である。なお、送信
パケットを有するノードは、送信のためにトークンBを
伝送路上から除き、パケットを送信した後にトークンを
伝送路上へ送出する制御を行っている。通常、パケット
は夫々のノードによって送信されているので、ネットワ
ークの伝送路上には、トークンBの前に複数のパケット
が存在する。この制御方法は、後付けトークンと呼ばれ
るものであり、図6にパケット(A,B,C)の流れを
示す。
【0006】この後付けトークンによるトークンパッシ
ング方式でパケットを伝送する場合、ノード1〜4がト
ークンBを得てから行う新たなパケットの送信処理に
は、多少の時間を要する。しかるに、伝送路上を巡回す
る複数のパケットの間には、IFGと呼ばれる無効帯域
が、生じてしまうのである。このIFGを図5に示す。
たとえば、ネットワークの伝送路100上を送信パケッ
トのないトークンBが1周するのに要する時間をt秒と
すると、一つの送信パケットのあるトークンBが1周す
るのに要する時間はt+α秒となる。つまり、送信パケ
ットの増加とともにトークンBの伝送路100上の巡回
に要する時間も増加するので、ノード1〜4におけるパ
ケットの滞留時間が増加し、システムの効率の悪化を招
くという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、後付けト
ークンによるトークンパッシング方式パケット伝送シス
テムにおいて、ノードがトークンを得てから行う新たな
パケットの送信処理には、多少の時間を要する。しかる
に、伝送路上を巡回する複数のパケットの間には、IF
Gと呼ばれる無効帯域が生じてしまう。
【0008】したがって、送信パケットの増加とともに
トークンの伝送路上の巡回に要する時間も増加するの
で、ノードにおけるパケットの滞留時間が増加し、シス
テムの効率の悪化を招くという問題があった。
【0009】そこで、本発明はこの不具合を除去し、送
信パケットの増加によってもシステム効率を良好に保つ
ことができるトークンパッシング方式のパケット伝送シ
ステムを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、通信端末を収容するノードを複数
台備え、各ノードは任意のネットワーク形状の伝送路を
介してパケットを送受信するものであり、このパケット
には、前記通信端末が送受信するデータパケットと前記
ノードのみが送受信する制御パケットと伝送路を巡回す
るトークンパケットとが有り、このトークンパケットを
受信したノードがデータパケット及び制御パケットの送
信処理を行なうトークンパッシング方式のパケット伝送
システムにおいて、前記ノードは、送信処理を行なう前
記パケットの種類を識別する識別部と、前記パケットを
宛先ノードに対して伝送路を介して送信する送信部と、
前記識別部の識別結果に基づき、前記送信部による前記
パケットの送信処理を前記パケットの種類に応じた所定
の送信処理時期で行なう制御手段を備えている。
【0011】
【作用】この様な構成により本発明では、制御手段は、
識別部の識別結果に基づき、送信部によるパケットの送
信処理をパケットの種類に応じた所定の送信処理時期で
行なっているので、送信パケットの増加によってもシス
テム効率を良好に保つことができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。まず、図4に後付けトークンによるトークン
パッシング方式パケット伝送システムの概念図を示す。
ループ状あるいはリング状の伝送路100にて形成され
るネットワークに4つのノード21〜24が接続され、
このネットワーク上でパケットを伝送する。この図にお
いては、パケットは右回り方向に巡回しており、最後の
データパケットの後にトークンパケットを付加してい
る。
【0013】次に、上記ノード21〜24のブロック図
を図1に示す。受信物理接続部11は、ネットワークと
接続されており、このネットワークで伝送される信号を
受信し、クロック抽出及びビット同期を行なう。ワード
同期部12は、受信物理接続部11で受信したシリアル
信号を処理単位ワードに変換し同期を行なう。パケット
デコーダ部14は、受信した信号における、開始、終
了、トークン、データの区別、DA、SAの切り出し等
を行なう。通過処理部13は、パケットデコーダ部14
に基づいて、ワード同期部12で変換された処理単位ワ
ードの信号を通過あるいは削除する。また、通過処理部
13は、他の処理部との同期をとるため、遅延を行なう
場合もある。受信ホストI/F部15は、パケットデコ
ーダ部14にてDA、SAのアドレス検索を行ない、自
ノードアドレスと一致したら、パケットのエラーチェッ
クその他を行ない、バッファを含む受信ホストへデータ
を出力する。送信ホストI/F部18は、トークン検出
など送信条件が成立し送信ホストより送信要求を受け、
送信ホストからのデータにアドレスなどを付加しパケッ
トに組み立てる。送信スイッチ部17は、送信ホストか
らの信号あるいは通過処理部13を介した信号を択一的
に切り替えて送信させるものである。シリアル変換部1
6は、クロックに同期して送信スイッチ部17を介して
入力した信号をシリアル信号に変換する。送信物理接続
部19は、シリアル変換部16にて変換されたシリアル
信号をネットワーク上に送出する送出ドライバなどであ
る。
【0014】このノード21〜24における、図示せぬ
制御部の送信処理を図2のフローチャートに示す。な
お、制御部において、制御パケットCの送信要求が既に
有る場合を示す。まず、図示せぬ制御部は、トークンB
を検索する。このトークンBを検出したならば(ステッ
プ101)、送信ホストによるデータ出力要求の有無を
判断する(ステップ102)。もし、送信ホストによる
データ出力要求が有れば、制御部はデータパケットAの
送信処理を行なう(ステップ103)。一方、上記デー
タ要求が無ければ、トークンBをネットワーク上に送出
する(ステップ104)。次に、制御部は、制御パケッ
トCの送信処理を行なう(ステップ105)。その後、
制御部は、送信要求フラグのクリアなどの終了処理を行
なう(ステップ106)。
【0015】次に、図示せぬ制御部の受信処理を図3の
フローチャートに示す。まず、パケットを受信したか否
かを判断する(ステップ201)。この受信したパケッ
トがデータパケットAであるか否かをパケットデコーダ
部14に基づいて判断し(ステップ202)、このパケ
ットがデータパケットAであり自局宛てならば、受信ホ
ストI/F部15を介して受信処理を行なう(ステップ
201〜204)。一方、ステップ202において、受
信したパケットはデータパケットAではないと制御部が
判断した場合、そのパケットがトークンBあるいは制御
パケットCであるかを判断する(ステップ205,20
6)。ステップ206において、受信したパケットが制
御パケットCであり、かつ自局宛てであれば(ステップ
207)、制御パケットCの受信処理を行なう(ステッ
プ208)。
【0016】以上のように、本発明は、トークンBが通
過した直後の非通信帯域に制御パケットCを送出するよ
うにしたものである。以下に、システム全体における動
作を図4を用いて具体的に示す。まず、ノード21がノ
ード24宛てに制御パケットCを送る場合を考える。ノ
ード24がデータを送信し終えた後にトークンを送信す
る。ノード21はトークンを獲得し、制御パケットCを
送信する。ノード22は自局宛てではないのでそのまま
通過させる。ノード23においてデータ送信要求がある
場合、トークンBの後に受信した制御パケットCを一時
記憶し、データパケットAを送信した後、トークンB及
び制御パケットCを送信する。ノード24はデータパケ
ットA及び制御パケットCを受信する。
【0017】従って、本発明によれば、トークンの後に
制御パケットを伝送しており、トークンの前に伝送され
るパケットを少なくすることができるので、トークンパ
ケットの巡回に対して、伝送路上を巡回する複数のパケ
ットの間に存在するIFGと呼ばれる無効帯域の影響を
受けにくく、送信パケットの増加によってもシステム効
率を良好に保つことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、トークンパケットの後
に制御パケットを伝送しており、トークンパケットの前
に伝送されるパケットを少なくすることができるので、
トークンパケットの巡回を円滑かつ迅速に行なえ、送信
パケットの増加によってもシステム効率を良好に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、ノードの構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例における、ノードの制御パケッ
ト送信処理を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の実施例における、ノードの制御パケッ
ト受信処理を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の実施例における、パケット伝送システ
ムでのパケットの流れを示す図である。
【図5】本発明の実施例における、パケット伝送システ
ムの伝送路上で流れるパケットに挟まれている無効帯域
IFGを示す図である。
【図6】従来例における、トークンパッシング方式のパ
ケット伝送システムでのパケットの流れを示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例における、トークンパッシング
方式のパケット伝送システムでのパケットの流れを示す
図である。
【符号の説明】
1〜4…ノード、11…受信物理接続部、12…ワード
同期部、13…通過処理部、14…パケットデコーダ
部、15…受信ホストI/F部、16…シリアル変換
部、17…送信スイッチ部、18…送信ホストI/F
部、19…送信物理接続部、21〜24…ノード、A…
データパケット、B…トークン、C…制御パケット、1
00…伝送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末を収容するノードを複数台備
    え、各ノードは任意のネットワーク形状の伝送路を介し
    てパケットを送受信するものであり、このパケットに
    は、前記通信端末が送受信するデータパケットと前記ノ
    ードのみが送受信する制御パケットと伝送路を巡回する
    トークンパケットとが有り、このトークンパケットを受
    信したノードがデータパケット及び制御パケットの送信
    処理を行なうトークンパッシング方式のパケット伝送シ
    ステムにおいて、前記ノードは、送信処理を行なう前記
    パケットの種類を識別する識別部と、前記パケットを宛
    先ノードに対して伝送路を介して送信する送信部と、前
    記識別部の識別結果に基づき、前記送信部による前記パ
    ケットの送信処理を前記パケットの種類に応じた所定の
    送信処理時期で行なう制御手段を備えることを特徴とす
    るトークンパッシング方式のパケット伝送システム。
  2. 【請求項2】 所定の送信処理時期は、送信するパケッ
    トの種類がデータパケットのときトークンパケット送出
    の直前であり、送信するパケットの種類がデータパケッ
    トのときトークンパケット送出の直後であることを特徴
    とする請求項1に記載のトークンパッシング方式のパケ
    ット伝送システム。
JP32194593A 1993-12-21 1993-12-21 トークンパッシング方式のパケット伝送システム Pending JPH07177166A (ja)

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JP32194593A Pending JPH07177166A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 トークンパッシング方式のパケット伝送システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2129040A1 (en) 2007-10-03 2009-12-02 Yamaha Corporation Audio signal processor and network system

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