JPH11177560A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH11177560A
JPH11177560A JP9338487A JP33848797A JPH11177560A JP H11177560 A JPH11177560 A JP H11177560A JP 9338487 A JP9338487 A JP 9338487A JP 33848797 A JP33848797 A JP 33848797A JP H11177560 A JPH11177560 A JP H11177560A
Authority
JP
Japan
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station
address
frame
data
normal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9338487A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Sasamori
利明 笹森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9338487A priority Critical patent/JPH11177560A/ja
Publication of JPH11177560A publication Critical patent/JPH11177560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じてトークンの送信をなくし、伝送
路のデータ使用効率をよくする。 【解決手段】 #2〜#Nの通常局11は、論理リング
加入リストテーブル101に格納されているアドレス
と、受信したフレームの発信元のアドレスとが一致する
場合には送信権を獲得する。#2〜#Nの通常局11
は、送信権を獲得した場合には、他局に対して送信デー
タがないときに、次のアドレスを有する局12にトーク
ンフレームを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トークンパッシン
グ方式によりLAN(Local Area Network) を構築する
各ノード間にデータを送受信するデータ伝送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、LANを構築する各ノード間
にデータを送信するデータ伝送システム、例えばトーク
ンパッシング方式を採用したデータ伝送システムがあ
る。
【0003】このトークンパッシング方式を採用するL
ANで構築されたデータ伝送システムは、図11に示す
よう、前ノード50は、トークン(送信権)を与えるこ
とを示すトークンフレームを受けると(図11の参
照)、送信するデータがある場合には、そのデータを送
信したのち(図11の参照)、トークンを次のノード
に与える(図11の参照)。
【0004】そして、前ノードからトークンフレームに
よりトークンを受けた自ノードは、送信権があるものと
判断し、送信するデータがある場合にはそのデータを送
信したのち(図11の参照)、トークンをトークンフ
レームにより次のノードに与える(図11の参照)。
【0005】このようにして、トークンパッシング方式
を採用するLANで構築されたデータ伝送システムで
は、次々にトークンを渡していくことにより、各ノード
が送信データを伝送するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のトークンパッシング方式を採用するLANで構
築されたデータ伝送システムでは、LAN上で送信デー
タが衝突しないように、送信データでないトークンフレ
ームをLAN上に順次送信しなければならず、伝送路の
データの使用効率が悪くなるという問題点があった。
【0007】特に、ネットワークで構築されたFA(Fa
ctory Autmatio) では、図12に示すように、所定の時
間内(サイクルタイム時間)にサイクリックに所定の処
理を繰り返す必要があるが、#1のノード50から#N
のノード50に対して順次、トークンフレークによりト
ークンを巡回させているのでは、所定のサイクルタイム
時間内に1サイクルの処理を実行することができなくな
る恐れが多分にある。
【0008】そこで、本発明は上述のような問題点に鑑
み、必要に応じてトークンの送信をなくし、伝送路のデ
ータ使用効率を良くしたデータ送信システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、LANには管理局と複数
の通常局とを有し、送信権が前記管理局と前記複数の通
常局間を巡回するデータ伝送システムにおいて、前記管
理局が、前記管理局および前記複数の通常局が前記LA
Nと加入しているか、または、前記LANから離脱して
いるかを示す加入情報を有する論理加入リストテーブル
を具備しており、前記通常局が、前記LANと接続され
ている局のうち、自局の1つ前の局のアドレスを格納す
る前局アドレス格納手段と、前記アドレス格納手段に格
納されているアドレスと,受信したフレームの発信元の
アドレスとが一致する場合には、送信権を獲得する送信
権獲得手段と、前記送信権獲得手段により送信権を獲得
した場合には、他局に対して送信データが無いときに
は、次のアドレスを有する局にトークンフレームを送信
するトークンフレーム送信手段とを具備するようにす
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記管理局が、前記すべての通常局に対し
てポーリングを順次行い、このポーリングを行った前記
通常局から応答があった否かを判断するポーリング有無
判断手段と、このポーリング有無判断手段により、ポー
リングを行った前記通常局から応答が有ったと判断され
た場合には、このポーリングを行った通常局の前記論理
加入リストテーブル中の加入情報を加入する旨の情報と
する一方、前記通常局からのポーリングに対する応答が
無かった判断された場合には、LANから離脱する旨の
情報として前記論理加入リストテーブルを作成するテー
ブル作成手段と、前記テーブル作成手段により前記論理
加入リストテーブルが作成されると、この作成された前
記論理加入リストテーブルを前記すべての通常局に対し
て送信するテーブル送信手段とを具備するようにする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記テーブル送信手段が、前記論理加入リ
ストテーブルの内容を前記すべての通常局に対して一斉
同報とするようにする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記送信権獲得手段が、他の局からフレー
ムを受信すると、フレームの種別を判別するフレーム判
別手段を有しており、このフレーム判別手段が他の局か
ら受信したフレームの種別をデータフレームと判別した
場合には、前記アドレス格納手段に格納されているアド
レスと,受信したフレームの発信元のアドレスとが一致
する場合には、送信権を獲得するようにする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前局通信局が、前記管理局の前記前記テー
ブル送信手段から一斉同報された前記論理加入リストテ
ーブルの内容を受けとり、この受けとった前記論理加入
リストテーブルの内容から、自局の1つ前の局のアドレ
スを読み出して前局アドレス格納手段に格納するように
する。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5記
載の発明において、上記LANが、イサーネットで構成
されており、使用するフレーム中の送信データエリア
を、データの意味を示す情報を有するフレーム制御エリ
ア,イサーネットボードの出荷時において設定された固
有のアドレスをユーザが設定して変換した宛先アドレス
を有する宛先アドレスエリア,イサーネットボードの出
荷時において設定された固有のアドレスをユーザが設定
して変換した変換した送信元アドレスを有する発信元ア
ドレス,およびら送信するデータを有する送信データエ
リアとするようにする。
【0015】本発明では、通常局は、アドレス格納手段
に格納されているアドレスと,受信したフレームの発信
元のアドレスとが一致する場合には、送信権を獲得し、
そのとき送信データが有ればそのデータを送信し、一
方、送信データが無ければ、次のアドレスを有する局に
トークンフレームを送信して送信権を放棄する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ伝送シ
ステムを図面に基づき説明する。
【0017】<第1実施形態>図1は本発明に係るデー
タ伝送システムの第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【0018】この実施形態のデータ伝送システムは、図
1に示すように、#1の管理局10、#2〜#Nの通常
局11が伝送路20に接続されたLANで構築されてお
り、図2に示すように、#1の管理局10から順次#2
〜#Nの通常局11に対してトークンを巡回させるよう
に構成されている。
【0019】#1の管理局10は、トークンが所定回数
巡回(1巡回するごとも当然に含む)するごとに、各通
常局11に対してポーリングフレームを送信してポーリ
ングを行い、その応答の有無で通常局11がLANとリ
ンク(加入)しているか否かを判断して後述する論理加
入リストテーブルを作成し、作成が完了するとすべての
通常局11に対して論理加入リストテーブルを一斉同報
フレームにより送信するようになっている。
【0020】図3に示すように、論理加入リストテーブ
ル101は、上述したように、#1の管理局10が出力
した各通常局11に対するポーリングの応答の有無によ
り、各通常局11がLANに加入する局であるか、また
は離脱する局であるかを示す情報(以下、加入情報とい
う)が格納さするものである。
【0021】従って、この論理加入リストテーブル10
1には、LANに接続する#1の管理局10および#2
〜#Nの通常局11のアドレスを示すアドレスエリア1
01aと、このアドレスエリア101aの各アドレスご
とに加入情報を格納する加入情報エリア101bを有し
ている。
【0022】ここで、加入情報エリア101bに格納さ
れている加入情報が“1”の場合には、LANにリンク
(加入)していることを示し、加入情報が“0”の場合
には、LANからリンクしていない(離脱)ことを示し
ている。
【0023】また、アドレスエリア101aには、#1
の通常局11から#Nの通常局11の順に、連番でなる
アドレス番地が格納されている。
【0024】因みに、アドレスが“1”の#1の管理局
10からアドレスが“5”の#5の通常局11はLAN
に加入しており、アドレスが“6”および“7”の#6
および#7の通常局11はLANから離脱している。
【0025】#2〜#Nの各通常局11は、#1の管理
局10からのポーリングフレームを受けると、LANに
加入する場合には、加入する旨の加入フレームを#1の
管理局10に送信し、一方、LANから離脱する場合に
は、なにも送信しないようになっている。
【0026】また、#2〜#Nの各通常局11は、管理
局10からの一斉同報により加入リストを受信すると、
この加入リストを参照して、加入している局のうち、自
己局の一つ前の局のアドレスをRAM,レジスタ等に格
納するようになっている。
【0027】ここで、#1の管理局10が上述した論理
加入リストテーブル101を作成する処理を、図4を参
照して具体的に説明する。
【0028】#1の管理局10が、#2の通常局11に
ポーリングフレームを送信してポーリングを行うと(図
4中の参照)、#2の通常局11は、LANに加入す
るための加入フレームを#1の管理局10に出力する
(図4中の参照)。
【0029】#1の管理局10は、#2の通常局11か
ら加入フレームを受信すると、論理リング加入リストテ
ーブル101におけるアドレスエリア101の#2の通
常局11の箇所に対応する加入情報エリア101bに
“1”を格納する(図4のb参照)。
【0030】次に、管理局10は、同様な処理を#3の
通常局11に対しても行った後(図4の,,c参
照)、#4の通常局11にポーリングフレームを送信し
てポーリングを行う(図4中の参照)。ポーリングを
受けた#2の通常局11は、LANから離脱するため、
管理局10に何も送信しない。
【0031】管理局10は、所定時間経過してもポーリ
ングに対する応答がないと、#4の通常局11がLAN
から離脱するものと判断し、論理リング加入リストテー
ブル101におけるアドレスエリア101aの#4の通
常局11の箇所に対応する加入情報エリア101bに
“0”を格納する(図4のd参照)。
【0032】続いて、#1の管理局10が、#5の通常
局11にポーリングフレームを送信してポーリングを行
うと(図4中の参照)、#5の通常局11は、LAN
に加入するための加入フレームを管理局10に出力する
(図4中の参照)。
【0033】管理局10は、#5の通常局11から加入
フレームを受信すると、論理リング加入リストテーブル
101におけるアドレスエリア101aの#5の通常局
11の箇所に対応する加入情報エリア101bに“1”
を格納する(図4のe参照)。
【0034】このようにして、管理局10は、ポーシン
グフレームを#Nの通常局11に順次送信していき、そ
のポーリングに対する有無に基づき、各通常局11に対
応する加入情報エリア101bに“1”または“0”を
格納することで、論理加入リストテーブル101を作成
する(図4中のf参照)。
【0035】図5はこの実施形態のデータ伝送システム
に使用されるフレームの構成を示すブロック図である。
【0036】このデータ伝送システムに使用されるフレ
ーム15は、開始デミリタエリア15a,フレーム制御
エリア15b,宛先アドレスエリア15c,発信元アド
レスエリア15d,データエリア15e,FCSエリア
15f,および終了デミリタエリア15gから構成され
ている。
【0037】開始デミリタエリア15aにはフレーム開
始を示す情報を有しており、フレーム制御エリア15b
にはフレーム種類を示す情報を有しており、宛先アドレ
スエリア15cにはフレームの宛先を示す宛先アドレス
を有しており、発信元アドレスエリア15dにはフレー
ムの発信元のアドレスを示す発信元アドレスを有してお
り、データエリア15eには送信するデータを有してお
り、FCSエリア15fにはフレームのエラーをチェッ
クするチェック情報を有しており、終了デミリタエリア
15gには、フレーム終了を示す情報を有している。
【0038】ここで、フレーム制御エリア15bにはフ
レーム種類を示す情報として、ポーリングフレームであ
ることを示す情報、加入フレームであることを示す情
報、データフレームであることを示す情報、トークンフ
レームであることを示す情報がある。
【0039】続いて、この実施形態のデータ伝送システ
ムの処理動作を説明する。
【0040】(1)#1の管理局1が論理加入リストテ
ーブル101を作成し、このテーブルを一斉同報するま
での処理を、図6のフローチャートを参照して説明す
る。
【0041】#1の管理局10は、メモリのワークエリ
ア中にとったmに1をセットし(ステップ110)、論
理リング加入リストテーブル101のアドレスエリア1
01aの#m(m=1)の箇所に対応する加入情報エリ
ア101bに“1”を格納する(ステップ120)。
【0042】ここで、#1のアドレスエリア101に対
応する加入情報エリア101bに“1”を格納するの
は、#1の管理局10も、LANに加入しているからで
ある。
【0043】その後、#1の管理局10は、mに1を加
算した値を新たにmとし(ステップ130)、m>Nで
あるか否かを判断し(ステップ140)、m>Nでない
と判断した場合には(ステップ140;N)、論理加入
リストテーブル101のアドレスエリア101aの#m
の箇所に格納されているポーリングアドレス読み出し
(ステップ140)、この読み出したポーリングアドレ
スを有する通常局11にポーリングフレームを送信する
(ステップ160)。
【0044】その後、#1の管理局10は、所定時間ま
でに、ポーリングフレームに対する応答が有ったか否か
を判断し(ステップ170)、ポーリングフレームに対
する応答が有ったと判断した場合には(ステップ17
0;Y)、アドレスエリア101aの#mの箇所に対応
する加入情報エリア101bに“1”を格納する(ステ
ップ120)一方、ポーリングフレームに対する応答が
無かったと判断した場合には(ステップ170;N)、
アドレスエリア101aの#mの箇所に対応する加入情
報エリア101bに“0”を格納し(ステップ12
0)、ステップ130に処理を移行して上述したと同様
な処理を続行する。
【0045】ステップ140において、m>Nであると
判断した場合には(ステップ140;Y)、作成した論
理加入リストテーブル101を#2〜#Nの通常局11
に一斉同報して(ステップ195)処理を終了する。
【0046】(2)#2〜#Nの各通常局11が実行す
る処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0047】#2〜#Nの各通常局11は、#1の管理
局10または他の通常局11からフレームが送信されて
いたとき、この受信したフレーム中のフレーム制御エリ
ア15bのフレーム情報に基づき、受信したフレームの
種別を判断する(ステップ210)。
【0048】#2〜#Nの各通常局11は、受信したフ
レームがポーリングフレームであると判断した場合には
(ステップ210;データフレーム)、LANに加入す
るときにはポーリングフレームに対して応答を#1の管
理局10に送信し、LANから離脱するときには何も送
信せず、ともにステップ210に処理を戻し同様な処理
を続行する。
【0049】#2〜#Nの各通常局11は、受信したフ
レームが加入リストであると判断した場合には(ステッ
プ;加入リスト)、この加入リストを参照して、加入し
ている局のうち、自己局の一つ前の局のアドレスをRA
M,レジスタ等に格納し、210に処理を戻し同様な処
理を続行する。
【0050】#2〜#Nの各通常局11は、受信したフ
レームがデータフレームであると判断した場合には(ス
テップ;データフレーム)、受信したフレーム中の発信
元アドレスエリア15dに記述されている発信元アドレ
スがRAM,レジスタ等に格納してある前局アドレスと
同一であるか否かを判断する(ステップ240)。
【0051】#2〜#Nの各通常局11は、受信したフ
レーム中の発信元アドレスエリア15dに記述されてい
る発信元アドレスがRAM,レジスタ等に格納してある
前局アドレスと同一であると判断した場合には(ステッ
プ240;Y)、自局に送信権があるものと認識する
(ステップ250)。
【0052】#2〜#Nの各通常局11は、自局に送信
権があるものと認識すると、送信するデータがあるか否
を判断し(ステップ260)、送信するデータがある場
合には(ステップ260;Y)、送信するデータのデー
タフレームをLANに送信し(ステップ270)、一
方、送信するデータがない場合には(ステップ260;
N)、次のアドレスの通常局11に対してトークンフレ
ームを送信し(ステップ280)、ステップ210に処
理を移行し、上述したと同様な処理を継続する。
【0053】この実施形態のデータ伝送システムでは、
図8に示すように、#1の管理局10から受けた論理加
入リストテーブル101に基づき、#2〜#Nの通常局
11がLANと接続されている局のうち、自局の1つ前
の局のアドレスを格納しており、受信したフレームの発
信元のアドレスと、格納している自局の1つ前の局のア
ドレスとが一致する場合には送信権を獲得する(図8中
の参照)。
【0054】そのとき、送信データが有ればそのデータ
を送信し(図8中の参照)、一方、送信データが無け
れば、そのときのみ、次のアドレスを有する局11にト
ークンフレームを送信して送信権を放棄するため(図8
中の参照)、送信データでない無駄なトークンフレー
ムの送信を抑えることができ、従って、伝送路のデータ
使用効率を良くすることができる。
【0055】<第2実施形態>図9はイサーネット(Et
herNet) で使用されるフレームの構成を示すブロック図
である。
【0056】この実施形態のデータ伝送システムは、イ
サーネットでLANが構成されており、その通信方式と
してCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/
Collision Detection )が採用されたシステムである。
【0057】そして、実施形態のデータ伝送システムに
使用されるフレームは、図9に示すように、フレーム開
始を示す情報を有するSFDエリア16a,6バイトか
らなるフレームの宛先を示す情報を有するDAエリア1
6b,6バイトからなるフレームの発信元を示す情報を
有するSAエリア16c,フレームタイプを示す情報を
有するTYPEエリア16d,送信するデータを有する
INFOエリア15e,フレームのエラーをチェックす
る情報をFCSエリア16fから構成されている。
【0058】ところで、CSMA/CDが採用されたデ
ータ伝送システムでは、各局のアドレスが、その局に使
用される装置に組み込まれたイサーネットボードの出荷
時において設定された固有のアドレスであるため、ネッ
トワーク内で順序をもったアドレスとはなっていない。
【0059】従って、#1の管理局10が、論理リング
加入リストテーブル101を形成するに際して、#2,
#3,・・・,#Nの通常局の順にポーリングフレーム
を送信するため、これらのアドレスが所定の順序を持っ
たものに変換する必要がある。
【0060】このため、図10に示すように、INFO
エリア16eは、ヘッダエリア16faと、送信するデ
ータを有するデータエリア16fbとを持ち、ヘッダエ
リア16faには、データの意味を示す情報を有するフ
レーム制御エリア16faa,イサーネットボードの出
荷時において設定された固有のアドレスをユーザが設定
して変換した宛先アドレスを有する宛先アドレスエリア
16fab,およびイサーネットボードの出荷時におい
て設定された固有のアドレスをユーザが設定して変換し
た変換した送信元アドレスの情報を有する発信元アドレ
ス16acから構成されている。
【0061】このように、この実施形態のデータ伝送シ
ステムでは、LANがイサーネットで構成されており、
使用するフレーム中の送信データエリアを、データの意
味を示す情報を有するフレーム制御エリア,イサーネッ
トボードの出荷時において設定された固有のアドレスを
ユーザが設定して変換した宛先アドレスを有する宛先ア
ドレスエリア,イサーネットボードの出荷時において設
定された固有のアドレスをユーザが設定して変換した変
換した送信元アドレスを有する発信元アドレス,および
ら送信するデータを有する送信データエリアとするた
め、第1実施形態のデータ伝送システムと同様、送信権
制御を行い、フレームの衝突の発生を防止して効率の良
いデータ通信を行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上本発明によれば、通常局は、アドレ
ス格納手段に格納されているアドレスと,受信したフレ
ームの発信元のアドレスとが一致する場合には、送信権
を獲得し、そのとき、送信データが有ればそのデータを
送信し、一方、送信データが無ければ、次のアドレスを
有する局にトークンフレームを送信して送信権を放棄す
るため、送信データでない無駄なトークンフレームの送
信を抑えることができ、伝送路のデータ使用効率を良く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送システムの第1実施形
態の構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態のデータ伝送システムの送信権の
移動を説明する説明図。
【図3】論理リング加入リストテーブルの構成を示すブ
ロック図。
【図4】論理リング加入リストテーブルの作成処理を説
明する説明図。
【図5】第1実施形態のデータ伝送システムに使用され
るフレームの構成を示すブロック図。
【図6】図1中の管理局における論理リング加入リスト
テーブルの作成処理を示すフローチャート。
【図7】図1中の通常局の処理を示すフローチャート。
【図8】図1中の通常局の処理を説明する説明図。
【図9】第2実施形態のデータ伝送システムに使用され
るフレームの構成を示すブロック図。
【図10】第2実施形態のデータ伝送システムに使用さ
れるフレームの構成を示すブロック図。
【図11】従来のトークンパッシング方式を採用したデ
ータ伝送システムについての説明図。
【図12】FAにおいてサイクルタイム時間内にトーク
ンが一巡し得ない場合があることを説明する説明図。
【符号の説明】
10 管理局 11 通常局 20 伝送路 101 論理リング加入リストテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANには管理局と複数の通常局とを有
    し、送信権が前記管理局と前記複数の通常局間を巡回す
    るデータ伝送システムにおいて、 前記管理局は、 前記管理局および前記複数の通常局が前記LANと加入
    しているか、または、前記LANから離脱しているかを
    示す加入情報を有する論理加入リストテーブルを具備し
    ており、 前記通常局は、 前記LANと接続されている局のうち、自局の1つ前の
    局のアドレスを格納する前局アドレス格納手段と、 前記アドレス格納手段に格納されているアドレスと,受
    信したフレームの発信元のアドレスとが一致する場合に
    は、送信権を獲得する送信権獲得手段と前記送信権獲得
    手段により送信権を獲得した場合には、他局に対して送
    信データが無いときには、次のアドレスを有する局にト
    ークンフレームを送信するトークンフレーム送信手段
    と、 を具備すること特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記管理局は、 前記すべての通常局に対してポーリングを順次行い、こ
    のポーリングを行った前記通常局から応答があった否か
    を判断するポーリング有無判断手段と、 このポーリング有無判断手段により、ポーリングを行っ
    た前記通常局から応答が有ったと判断された場合には、
    このポーリングを行った通常局の前記論理加入リストテ
    ーブル中の加入情報を加入する旨の情報とする一方、前
    記通常局からのポーリングに対する応答が無かった判断
    された場合には、LANから離脱する旨の情報として前
    記論理加入リストテーブルを作成するテーブル作成手段
    と、 前記テーブル作成手段により前記論理加入リストテーブ
    ルが作成されると、この作成された前記論理加入リスト
    テーブルを前記すべての通常局に対して送信するテーブ
    ル送信手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
    システム。
  3. 【請求項3】 前記テーブル送信手段は、前記論理加入
    リストテーブルの内容を前記すべての通常局に対して一
    斉同報とすることを特徴とする請求項2記載のデータ伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 前記送信権獲得手段は、 他の局からフレームを受信すると、フレームの種別を判
    別するフレーム判別手段を有しており、 このフレーム判別手段が他の局から受信したフレームの
    種別をデータフレームと判別した場合には、前記アドレ
    ス格納手段に格納されているアドレスと,受信したフレ
    ームの発信元のアドレスとが一致する場合には、送信権
    を獲得することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
    システム。
  5. 【請求項5】 前局通信局は、 前記管理局の前記前記テーブル送信手段から一斉同報さ
    れた前記論理加入リストテーブルの内容を受けとり、こ
    の受けとった前記論理加入リストテーブルの内容から、
    自局の1つ前の局のアドレスを読み出して前局アドレス
    格納手段に格納することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 上記LANは、イサーネットで構成され
    ており、使用するフレーム中の送信データエリアを、デ
    ータの意味を示す情報を有するフレーム制御エリア,イ
    サーネットボードの出荷時において設定された固有のア
    ドレスをユーザが設定して変換した宛先アドレスを有す
    る宛先アドレスエリア,イサーネットボードの出荷時に
    おいて設定された固有のアドレスをユーザが設定して変
    換した変換した送信元アドレスを有する発信元アドレ
    ス,およびら送信するデータを有する送信データエリア
    とすることを特徴とする請求項1乃至5記載のデータ伝
    送システム。
JP9338487A 1997-12-09 1997-12-09 データ伝送システム Pending JPH11177560A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011829A1 (fr) * 1999-08-06 2001-02-15 Mars Technology Institute Co., Ltd. Reseau avec systeme d'arbitrage a jeton
US6772269B1 (en) 1999-11-05 2004-08-03 Nec Corporation Bus switch and bus switch system for increased data transfer
JP2007304826A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Kawamura Electric Inc 複数の端末によるシステムの稼動状況の監視プログラム

Cited By (3)

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JP2007304826A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Kawamura Electric Inc 複数の端末によるシステムの稼動状況の監視プログラム

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