JP3323062B2 - 可変ノズル型ターボチャージャのノズル制御装置 - Google Patents

可変ノズル型ターボチャージャのノズル制御装置

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JP3323062B2
JP3323062B2 JP14300396A JP14300396A JP3323062B2 JP 3323062 B2 JP3323062 B2 JP 3323062B2 JP 14300396 A JP14300396 A JP 14300396A JP 14300396 A JP14300396 A JP 14300396A JP 3323062 B2 JP3323062 B2 JP 3323062B2
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彰浩 安藤
仁 柴田
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Soken Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の過給の
ために用いられるターボチャージャのうちでも、特に可
変ノズルを備えているものにおいて、そのノズルベーン
の傾斜角度を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の過給に用いられるターボチャ
ージャの中でも、可変ノズル型のターボチャージャにお
いては、そのタービン部分におけるタービンロータの周
囲から排気ガスに所定の流動方向を与えて流入させるた
めの複数個のノズルベーンを、ノズル制御装置によって
一斉に同じ量だけ傾動させることによってタービンの出
力を調整して、内燃機関の吸気を供給するブロワ部分の
空気吐出量を変更することができる。従って、タービン
ロータの周囲に固定のノズルベーンを備えているターボ
チャージャに比べて、内燃機関の広い運転範囲にわたっ
てターボチャージャを常に望ましい状態で運転すること
が可能になるので、ターボチャージャはもとより内燃機
関の熱効率をも向上させることができる(一例として、
特開昭61−28720号公報参照)。
【0003】ノズル制御装置の一部であるリンク機構に
おいて摺動接触する複数個の部材の間には多少の遊隙
(ガタ)が必ず存在するが、ノズルベーンの傾斜角度を
増加させたり減少させたりする制御のために、逆方向の
駆動力がリンク機構に繰り返して作用すると、遊隙のあ
る接触部分では部材間に衝突接触と離反が繰り返して起
こるため、摩耗が他の部分よりも激しくなるという問題
がある。その結果、ノズル制御装置によるノズルベーン
の位置制御の精度が低下することになる。しかしなが
ら、リンク機構の中でも相対的に傾動をするような2つ
の部材の間で摺動接触をさせるような場合には、遊隙が
全くないとリンク機構が円滑かつ軽快に作動しないとい
う別の問題もあるので、遊隙が全くなくなるように製作
すれば問題が解決するという訳ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける前述のような諸問題に対処して、簡単な手段によ
ってノズル制御装置のリンク機構における摺動接触する
部分間の遊隙を除去し、それらの部分の摩耗を軽減する
と共に、併せてリンク機構の円滑な作動を可能にするよ
うな、可変ノズル型ターボチャージャ用の改良されたノ
ズル制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項
に記載された可変ノズル型ターボチャージャのノズル制
御装置を提供する。
【0006】
【0007】求項に記載されたノズル制御装置にお
いては、リンク機構内で摺動接触する部分として、ター
ビンロータの周囲に配置された複数個のノズルベーンに
連結されて傾斜角度を変更するために回動し得るリンク
プレートのフォーク状端部と、アクチュエータにより制
御駆動されてタービンロータの周りに回動し得る第1の
ロータリーリンクプレートから半径方向内方へ突出する
駆動片との間の摩耗の問題を解決する。そのために用い
られる第2のロータリーリンクプレートには駆動片と協
働する係止片を備えていると共に、それを一定の回転方
向に回動させる付勢手段を備えているので、駆動片とフ
ォーク状端部との間に遊隙が生じるような状態になる
と、付勢手段の力が係止片を介してフォーク状端部を駆
動片に向かって押しつけるため、駆動片とフォーク状端
部との間に遊隙が生じることが未然に防止され、摺動面
の摩耗も低減される。
【0008】そのようなものにおいて、具体的に、請求
に記載されたノズル制御装置においては、付勢手段
の一端が固定部材であるケーシングに取り付けられると
共に、他端が第2のロータリーリンクプレートの一部に
取り付けられるので、第2のロータリーリンクプレー
ト、従って係止片は、ケーシングに支持された付勢手段
によって常に一定の方向に付勢されて、第1のロータリ
ーリンクプレートの駆動片と、ノズルベーンに連結され
たリンクプレートのフォーク状端部との間に遊隙が生じ
ることを未然に防止する。
【0009】の具体的手段として、請求項に記載さ
れたノズル制御装置においては、付勢手段の一端がケー
シングではなく、第1のロータリーリンクプレートに取
り付けられる。他端が第2のロータリーリンクプレート
に取り付けられることは同じである。この場合は、第1
のロータリーリンクプレートと第2のロータリーリンク
プレートの間に付勢手段による力が作用するので、その
付勢力は駆動片と係止片との間隔を開かせるように作用
する。従って、リンクプレートのフォーク状端部におけ
るスリットは、間隔を開いた駆動片と係止片によって埋
められるため、常に遊隙がない状態に保たれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のノズル制御装置の第1の
実施形態を図1に示す。また、同じノズル制御装置を備
えているターボチャージャのタービン部分Tの全体が一
部切断されて図2に示されている。タービン部分Tの中
心には高速回転可能にタービンロータ(翼車)10が軸
支されており、図示しない内燃機関から供給される排気
ガスをタービンロータ10の外周から流入させてそれを
駆動するために、タービンロータ10の周囲に均等に多
数のノズルベーン(案内翼)1が配置されている。それ
ぞれのノズルベーン1に対応して、同数のフォーク状の
ノズル駆動リンクプレート2が設けられ、各ノズルベー
ン1は対応するリンクプレート2の半径方向内側の端部
2aに対して、ケーシング11に回動可能に支持された
結合ピン3を介して一体となるように連結されている。
それによってノズルベーン1はリンクプレート2と共に
結合ピン3を中心として回動(傾動)することができる
ので、ノズルベーン1の間を通ってタービンロータ10
の外周から流入する排気ガスの流動方向を自由に変更、
調整することができる。
【0011】図示しない支持手段によって、概ね円環状
の第1のロータリーリンクプレート4が、タービンロー
タ10の中心軸線を中心として所定の角度範囲内で回動
することができるようにケーシング11によって支持さ
れている。このロータリーリンクプレート4は、軸線方
向に所定の幅だけ立ち上がっている外周縁4aと、ケー
シング11側の環状の円板部分4c(図2参照)を備え
ており、それらによって環状の案内溝4dを形成してい
る。内周縁4bには半径方向内側に向かって突出する多
数の駆動片4eが一体的に形成されており、前述のリン
クプレート2の半径方向外側に形成されたフォーク状端
部2bとそれぞれ係合している。
【0012】第1のロータリーリンクプレート4が回動
すると、その駆動片4eに係合しているフォーク状端部
2bによってリンクプレート2が回動し、それによって
ノズルベーン1の傾斜角度が変化するが、その際に駆動
片4eとフォーク状端部2bとの相対角度も変化するの
で、ノズル制御装置を円滑に作動させるための必要性か
ら、フォーク状端部2bが駆動片4eを受け入れている
スリット2cの間隔は駆動片4eの幅よりも予め大きく
とってある。その結果、フォーク状端部2bのスリット
2cと駆動片4eの間には、かなりの大きさの遊隙(ガ
タ)が初めから存在することになる。従来のノズル制御
装置においては、環状の案内溝4dのようなものは設け
られないが、第1のロータリーリンクプレート4に相当
するものに駆動片4eのようなものを設けて、それをリ
ンクプレート2のフォーク状端部2bのスリット2cに
係合させていたので、それらの間の遊隙によって前述の
ような問題を生じていたものと言うことができる。
【0013】そこで、本発明の第1の実施形態では、第
1のロータリーリンクプレート4の環状の案内溝4dの
中に収容されて、それと無関係に円周方向に自由に摺動
することができる環状の第2のロータリーリンクプレー
ト5を設けている。リンクプレート5には半径方向内側
に向かって突出する係止片5aが形成されており、この
係止片5aもまた、第1のロータリーリンクプレート4
の駆動片4eと重なるようにして、リンクプレート2の
フォーク状端部2bのスリット2cと係合している。言
うまでもなく、そのために、フォーク状端部2bは駆動
片4eと係止片5aの双方に係合し得るだけの厚さを備
えていると共に、リンクプレート2の傾動を許すよう
に、係止片5aの幅はスリット2cの幅よりも小さくし
てある。
【0014】第1のロータリーリンクプレート4には外
方に突出する1個の腕部4fが形成されており、腕部4
fにはアクチュエータ8の出力端であるロッド6の一端
がピン6aによって回動可能に連結されている。これと
同様に、第2のロータリーリンクプレート5にも、第1
のロータリーリンクプレート4の外周縁4aに設けられ
た切欠きを通って外方に突出する1個の腕部5bが形成
されており、この腕部5bはロッド7とピン7aを介し
て、ケーシング11によって一端を支持されたコイルス
プリング(この場合は圧縮スプリング)9の他端に連結
されている。
【0015】第1の実施形態におけるノズル制御装置は
以上のような構成を有するので、第2のロータリーリン
クプレート5は、圧縮スプリングであるコイルスプリン
グ9の矢印の方向に向かう付勢力fによって、常に図1
において左回りの方向に回転モーメントを与えられてい
る。従って、係止片5aは常にリンクプレート2のフォ
ーク状端部2bの一方に接触して、リンクプレート2を
結合ピン3の周りに左周りに回動させようとする。その
ときに第1のロータリーリンクプレート4の駆動片4e
と、リンクプレート2のフォーク状端部2bの他方との
間に仮に遊隙が生じているとすれば、その遊隙がなくな
るまでリンクプレート2は係止片5aに押されて結合ピ
ン3を中心として微小な角度だけ回動し、フォーク状端
部2bの前記他方と接触した状態で停止するので、フォ
ーク状端部2bは常に第1のロータリーリンクプレート
4の駆動片4eに接触していることになる。
【0016】このように、ノズルベーン1に連結されて
いるリンクプレート2のフォーク状端部2bが、常に第
1のロータリーリンクプレート4の駆動片4eと接触し
ているので、それらの間に遊隙(ガタ)が発生する恐れ
がなく、アクチュエータ8のロッド6の移動が遅れを伴
うことなしにリンクプレート2に伝達され、ノズルベー
ン1の傾動をもたらす。このように、第1のロータリー
リンクプレート4に対して第2のロータリーリンクプレ
ート5が微小な角度だけ相対的に回動することによっ
て、駆動片4e或いは係止片5aとリンクプレート2の
スリット2cとの間の摺動接触部分における遊隙が零と
なるので、ノズルベーン1の位置制御の精度が向上す
る。また、摺動接触部分において衝突接触と離脱が繰り
返されることがないので、その部分における摩耗を低減
させることができる。
【0017】なお、アクチュエータ8の制御作動によ
り、駆動片4e或いは係止片5aに対してリンクプレー
ト2が傾動するときは、リンクプレート2のスリット2
c内に遊隙がなくても、第1のロータリーリンクプレー
ト4と第2のロータリーリンクプレート5がきわめて微
小な角度だけ相対的に回動することによって、リンクプ
レート2のフォーク状端部2bの2本の脚の内面(スリ
ット2c)に接触する駆動片4e及び係止片5aの接触
面の相互の円周方向の間隔が僅かに変化し、大きな抵抗
を与えることもなくリンクプレート2の傾動を許すの
で、従来のように、第1のロータリーリンクプレート4
に形成された駆動片4eのみを、リンクプレート2のス
リット2cに係合させる場合には必ず設ける必要があっ
た遊隙が、スプリング9によって付勢される第2のロー
タリーリンクプレート5の係止片5aを同じスリット2
c内に係合させることによって埋められても、作動上は
何ら問題が生じない。
【0018】以上説明した第1の実施形態においては、
コイルスプリング9が圧縮スプリングであるものとして
いるが、第1実施形態の変形例においては、コイルスプ
リング9を引っ張りスプリングとすることができる。こ
の場合は付勢力fの作用する方向が図1に示した矢印と
は反対の方向になるので、リンクプレート2のフォーク
状端部2bにおいて、第2のロータリーリンクプレート
5の係止片5aが接触するスリット2cの脚が図示の第
1の実施形態とは反対側となるが、同様な理由によって
第1のロータリーリンクプレート4の駆動片4eとフォ
ーク状端部2bとの遊隙を埋めることができ、同様な効
果が得られる。
【0019】更に、第1の実施形態や、その変形例にお
いて用いられる圧縮或いは引っ張りスプリング9はいず
れもコイルスプリングとしているが、他の変形例として
は、コイルスプリング9に代えて付勢力f、或いはそれ
と反対の方向の付勢力を発生する他の手段として、例え
ば、板ばねやゴム、空気ばね、永久磁石、ソレノイドコ
イル、油圧或いは空圧装置等を用いることもできる。
【0020】次に、図3によって本発明の第2の実施形
態を説明する。ターボチャージャのタービン部分Tとし
ての外観は、第1の実施形態と同様に図2のようなもの
であって、第1のロータリーリンクプレート4及び第2
のロータリーリンクプレート5が共に設けられる点も同
じであるが、第1の実施形態では、コイルスプリング9
が、ロータリーリンクプレート5の腕部5bとケーシン
グ11との間に設けられているのに対して、第2の実施
形態では、圧縮スプリングであるコイルスプリング12
が、第2のロータリーリンクプレート5の腕部5bと、
第1のロータリーリンクプレート4の腕部4fとの間に
設けられている点が異なる。
【0021】第2の実施形態においては、圧縮スプリン
グ12を2つのロータリーリンクプレート4,5の腕部
4f,5bの間に架け渡すことによって、2つのロータ
リーリンクプレート4,5に互いに反対方向の回転モー
メントを与えるので、その回転モーメントは、それぞれ
のリンクプレート2におけるフォーク状端部2bのスリ
ット2cの中で、係止片5aを駆動片4eからできるだ
け遠ざけて、駆動片4eと係止片5aとの間隔を拡げる
ように作用する。従って、第1の実施形態の場合と同様
の理由で、スリット2cと駆動片4eとの遊隙が零とな
り、同じような効果が得られる。もっとも、第2の実施
形態では、スプリング12が2つの腕部4f及び5bの
間に担持されており、それらと共に移動するように構成
されているので、第2のロータリーリンクプレート5の
位置に関係なく、常に一定の大きさの付勢力fが作用す
るという利点がある。
【0022】第2の実施形態についても、第1の実施形
態の場合と同様に様々な変形例を実施することが可能で
ある。即ち、コイルスプリング12を引っ張りスプリン
グとして付勢力fの方向を反対向きとしてもよいし、ス
プリング12を他の色々な付勢手段によって置き換えて
も、概ね同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノズル制御装置の第1の実施形態を示
す横断面図である。
【図2】可変ノズル型ターボチャージャのタービン部分
の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明のノズル制御装置の第2の実施形態を示
す横断面図である。
【符号の説明】
1…ノズルベーン 2…ノズル駆動リンクプレート 2b…フォーク状端部 2c…スリット 3…結合ピン 4…第1のロータリーリンクプレート 4a…外周縁 4b…内周縁 4d…環状の案内溝 4e…駆動片 4f…腕部 5…第2のロータリーリンクプレート 5a…係止片 5b…腕部 6,7…ロッド 8…アクチュエータ 9…スプリング 10…タービンロータ 11…ケーシング 12…スプリング T…ターボチャージャのタービン部分 f…付勢力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 晃英 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−92036(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 37/24 F01D 17/16 F02C 9/22 F01D 25/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変ノズル型ターボチャージャのノズル
    制御装置を構成するリンク機構において、摺動接触する
    部分の一方の部材が、タービンロータの周囲に配置され
    た複数個のノズルベーンに連結されて所定の位置で回動
    し得るリンクプレートのフォーク状端部であり、前記摺
    動接触する部分の他方の部材が、アクチュエータにより
    制御駆動されることによってタービンロータの中心軸線
    の周りに回動し得る第1のロータリーリンクプレートか
    ら半径方向内方へ突出する駆動片であって、しかも、前
    記フォーク状端部に係合するために半径方向内方へ突出
    する係止片を備えていると共に前記第1のロータリーリ
    ンクプレートと同軸上で回動し得る第2のロータリーリ
    ンクプレートと、それを一定の回転方向に付勢する付勢
    手段が設けられていて、前記フォーク状端部が前記第2
    のロータリーリンクプレートと前記係止片とを介して前
    記付勢手段によって常に前記駆動片に押しつけられるこ
    とにより、前記駆動片と前記フォーク状端部との間に遊
    隙が生じないようにしたことを特徴とする、可変ノズル
    型ターボチャージャのノズル制御装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段が、固定部材であるケーシ
    ングと、前記第2のロータリーリンクプレートとの間に
    設けられていることを特徴とする、請求項記載の可変
    ノズル型ターボチャージャのノズル制御装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が、前記第1のロータリー
    リンクプレートと前記第2のロータリーリンクプレート
    との間に設けられていることを特徴とする、請求項
    載の可変ノズル型ターボチャージャのノズル制御装置。
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