JP3322367B2 - 半導体装置製造方法 - Google Patents

半導体装置製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図3) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1) 実施例 (1)汚染物質除去の原理(図1) (2)製造装置(図2) (3)汚染物質除去の処理(図1及び図2) (4)実施例の効果 (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置製造方法及
び製造装置に関し、例えば気相成長工程時に生じる半導
体層表面の汚染を除去する方法及びその製造装置に適用
して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体製造工程においては、作業
者や製造装置等の様々の汚染源から半導体基板中に不純
物が取り込まれているおそれがある。例えば、図3に示
すようにCVD(Chemical Vapour Deposition)装置(図
示せず)によつて半導体基板1のシリコン層1A表面に
ポリシリコンを気相成長する際、気相成長されたポリシ
リコン層1B表面にクロム (Cr)及び銅 (Cu)などの
金属が含まれている突起状の異常生成物(以下ウイスカ
ー2という)が発生することがある。
【0004】すなわち気相成長させたポリシリコン層1
B表面にウイスカー2が発生した場合、ポリシリコン層
1B又は下層のシリコン層1Aがクロム (Cr)又は銅
(Cu)等の不純物に汚染されているということにな
る。このように不純物によつて汚染された半導体基板の
シリコン層間の接合箇所ではリーク等の不良特性が引き
起こされるおそれがあつた。さらにシリコン層1A中に
汚染物質が存在すると、ウイスカー2が発生しなかつた
場合でもp形半導体層とn形半導体層間においてpn接
合の耐圧低下等の不良特性を発生させるおそれがある。
これらシリコン層中の汚染物質であるクロム (Cr)又は
銅 (Cu)は、CVD装置のチヤンバ又は配管等に用い
られている金属が発生源であると考えられている。
【0005】ところで従来これらの汚染物質による半導
体装置の不良特性の発生を防止するのに、例えばポリシ
リコン又はPSG(Phosho Silicate Glass)膜を半導体
基板1の裏面に形成し、これによりシリコン層中の汚染
物質に対するゲツタリング処理がなされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えばPS
G膜を用いたゲツタリング処理の場合、PSG膜を半導
体基板1の裏面に形成させるには、半導体基板1の反対
側表面を酸化膜等により保護する工程及びりん拡散工程
が必要となり、そのために工程数が多くなるという問題
があつた。さらに工程数の増加に伴い製造コストが増加
するということがあつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、半導体基板中の汚染物質を簡易かつ有効に除去し得
る半導体装置製造方法とそれに用いられる半導体装置製
造装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、半導体層1A表面に酸化膜1Cを
形成し、酸化膜1C中に上記半導体層1Aを汚染する金
属汚染物質を取り込む工程と、酸化膜1Cを還元して除
去する工程とを有する。また本発明において、石英によ
つて形成された反応容器6と、石英によつて形成され、
反応容器6の底部を塞ぐ蓋7と、石英によつて形成さ
れ、反応容器6内に設置されて処理対象となる基板1を
加熱する加熱手段12を覆う保護台座13と、石英によ
つて形成された管状部材でなり、反応容器6内に処理ガ
スを送出するガス送出部10と、石英によつて形成さ
れ、ガス送出部10より流入された処理ガスを多数の小
孔9を介して反応容器6内に噴出することにより、保護
台座13の上に載せられた基板1表面に処理ガスを均一
に吹き付けるガス噴出部8と、反応容器6内の残留ガス
を排気するガス排気部21とを備え、反応容器6内にお
いて基板1表面の半導体層1Aを酸化及び還元処理す
る。
【0009】
【作用】半導体層1A表面を酸化して、酸化膜1C中に
汚染物質を取り込み、酸化膜1Cを還元することによ
り、汚染物質を除去し得る。さらにその際、半導体基板
1表面の処理をなす反応部4内の材質を全て石英とした
ことにより、処理中の半導体基板1が金属等の不純物に
より汚染されるのを未然に防止し得る。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0011】(1)汚染物質除去の原理 この実施例ではシリコン層に混入する汚染物質を半導体
表面の酸化とその酸化膜の還元を利用して除去する。先
ず図1(A)において、所定の真空度及び所定温度の条
件のもとで半導体基板1表面に酸素ガス等を送出する。
これにより図1(B)に示すように、半導体基板1表面
のシリコン層1Aが酸化され、酸化膜1Cが形成され
る。このとき半導体基板1中の金属汚染物質は酸化膜1
C中に取り込まれる。次に図1(C)に示すように、生
成された酸化膜1Cをアンモニア(NH3)等の還元ガス
により還元する。これにより、酸化膜1C中の汚染物質
が酸化膜1Cの還元とともにシリコン層1A表面から除
去されることになる。
【0012】(2)製造装置 図2において3は全体として枚葉式の汚染除去製造装置
を示し、汚染除去製造装置3は上部の反応部4と下部の
配管部5とから構成されている。反応部4の外側は材質
が石英でなるチヤンバ6により覆われ、さらに底部は材
質が石英でなるベース7により塞がれている。チヤンバ
6の内側上部には、材質を石英とした円盤状部材でなる
ガスインジエクター8が設置されている。このガスイン
ジエクター8には多くの小孔9が開けられており、この
小孔9を介して処理ガス供給管10によりチヤンバ6内
に導入される反応ガスを拡散し、処理対象である半導体
基板1表面に均一に送出するようになされている。さら
にチヤンバ6の外側には、プラズマガスを発生させる際
に用いられる高周波発生用の電極11がチヤンバ6を間
に挟んで対称の位置に配置されている。
【0013】チヤンバ6内にはヒータ12が設置され、
処理する半導体基板1を上に載せ加熱するようにされて
いる。このヒータ12は外側を石英でできたヒータカバ
ー13により覆われ、ヒータ12を構成する金属部がチ
ヤンバ6内において露出しないようなされている。これ
により、チヤンバ6内で処理される半導体基板1がヒー
タ12を構成する金属により汚染されないようになされ
ている。このチヤンバ6とベース7との間にはオーリン
グ14が取付けられ、チヤンバ6内の気密性が保持され
るようになされている。このオーリング14の内側には
オーリング14と並行に冷却水管15が配設され、これ
によりオーリング14付近が冷却される。
【0014】配管部5は、チヤンバ6内にガスを供給す
る給気系5Aとチヤンバ6内のガスを排出する排気系5
Bとから構成されている。給気系5Aはチヤンバ6内に
酸化ガスを供給する酸化ガス供給管16と、還元ガスを
供給する還元ガス供給管17と、窒素等の不活性ガスを
供給する不活性ガス供給管18の3本の供給管が処理ガ
ス供給管10に合わされ集合管を形成している。
【0015】給気系5Aの3本の供給管には、それぞれ
酸化ガス供給管16にはエアーバルブV1、還元ガス供
給管17にはエアーバルブV2、さらに不活性ガス供給
管18にはエアーバルブV3が取付けられており、これ
らのエアーバルブによりガス管の開閉及びガス流量の調
整がなされるようにされている。これらの3本のガス管
は1本の処理ガス供給管10に集管されチヤンバ6の側
面下部の供給口19よりチヤンバ6内に引き込まれてい
る。またこの処理ガス供給管10は材質に石英を用いて
いるので、チヤンバ6内が金属等により汚染されないよ
うになされている。
【0016】排気系5Bは、真空ポンプ20に通じる二
股の排気管21が、反応部4下部の排気口22に接続さ
れ構成されている。材質が石英でなる二股の排気管21
は排気口22を通じてチヤンバ6内から引き出されると
ベース7の下側において1本に合わされる。排気管21
が1本に統合された部分には、チヤンバ6に近い部分よ
り順に冷却トラツプ21、ゲートバルブ22、バタフラ
イ弁23が設けられ、さらにその先には前段ポンプ20
A及び後段ポンプ20Bからなる真空ポンプ20が接続
されている。
【0017】冷却トラツプ23はガス流路にあたる部分
の表面積を拡げることにより、チヤンバ6内から排気さ
れる高温のガスを冷却するようになされている。またゲ
ートバルブ22は、排気管21の開閉をするようにされ
たバルブ式弁からなり、バタフライ弁23は、抵抗板2
3Aの角度を変えることにより排気管21のガス流量を
調整するようになされたバタフライ式弁からなつてい
る。
【0018】この排気管21にはさらに、冷却トラツプ
23とゲートバルブ24との間から分岐されバタフライ
弁25のチヤンバ6側の部分に接続された補助排気ガス
管26が配管されている。補助排気ガス管26にはエア
ーバルブV4と、エアーバルブV5が設置され、このエ
アーバルブV4及びV5との間に拡散ポンプ27が接続
されている。この拡散ポンプ27はチヤンバ6内の真空
引きの際に真空ポンプ20とともに用いられることによ
り、真空引きの際の排気速度を上げるようになされてい
る。因みにこの汚染除去製造装置3の真空ポンプ20は
到達真空度10-3〔Pa 〕で、排気速度 20000〔l/min 〕
の性能のものが用いられている。
【0019】さらにゲートバルブ24の後段には窒素ガ
ス等を流しチヤンバ6内の排気の際の圧力制御をするガ
スバラスト管28が接続されている。このガスバラスト
管26にはエアーバルブV6が取付けられており、これ
によりガスバラスト管26の開閉及びガス流量の調整が
なされる。
【0020】(3)汚染物質除去の処理 以上の構成において、図1はnpn形のバイポーラトラ
ンジスタの製造工程において、気相成長法によりベース
となるp形シリコン層1Aにn形エミツタを形成する工
程を示している。図1(A)に示された金属等により汚
染された半導体基板1が汚染除去製造装置3のチヤンバ
6内に設置されたヒータカバー11上の所定位置に搬入
されると、ゲートバルブ24が開かれ、真空ポンプ20
によるチヤンバ6内の真空引きが開始される。真空引き
は先ず、チヤンバ6内の真空度を後段ポンプ20Bによ
り粗方の真空度にまで到達させ、さらに前段ポンプ20
Aにより所望の真空度にまで真空引きされる。この真空
引きの際、エアーバルブV4及びエアーバルブV5を開
き、拡散ポンプ25を併せて動作させることにより、チ
ヤンバ6内の真空引きの際の排気速度をさらに上げるこ
とができる。
【0021】真空引きの排気速度は、エアーバルブV6
によりガスバラスト管28から送出される窒素ガスの流
量を変えることにより調整される。また、バタフライ弁
25の抵抗板25Aの角度調整を併せてすることによ
り、排気速度の微調整がなされる。真空引きはチヤンバ
6内の真空度が10-2〔Pa 〕 に到達するまでなされ、
チヤンバ6内が所定の真空度に達すると、ゲートバルブ
24は閉じられる。このとき半導体基板1はヒータ12
により約 500 [°C]にまで加熱されている。
【0022】次に酸化ガス供給管16のエアーバルブV
1が開けられることにより、半導体基板1表面にシリコ
ン層1Aを酸化させる酸化ガスが 5〔cc/min〕の割合で
1分間送出される。酸化ガス供給管16より送出される
酸素ガスは、石英でなる処理ガス供給管10を経て供給
口19からチヤンバ6内に導入され、多くの小孔9を有
するガスインジエクター8により拡散されてヒータ12
上の処理対象である半導体基板1表面に均一に送出され
る。これにより図1(B)に示すように、酸化ガスによ
る半導体基板1表面のシリコン層1Aの酸化がなされ酸
化膜1Cが形成されることになる。ここでシリコン層1
A表面を酸化する際、不活性ガス供給管18のエアーバ
ルブV3を開き、窒素ガスをチヤンバ6内に送出するこ
とによつて、シリコン層1A表面の酸化速度を制御する
ことができる。
【0023】シリコン層1A表面の酸化が終了すると、
エアーバルブV1は閉じられ、代わりに還元ガス供給管
17のエアーバルブV2が開かれることにより、アンモ
ニア(NH3)が 500〔cc/min〕の割合で約30分間送出さ
れる。このアンモニア(NH3)も還元ガス供給管17か
ら処理ガス供給管10を経て供給口19からチヤンバ6
内に導入され、ガスインジエクター8により拡散されて
ヒータカバー13上の半導体基板1表面に均一に送出さ
れる。
【0024】このとき半導体基板1はヒータ12により
約 500 [°C]にまで加熱されており、これにより図1
(C)に示すように、アンモニア(NH3)による半導体
基板1表面の酸化膜1Cの還元がなされることになる。
このとき酸化膜1Cに取り込まれている汚染物質である
金属は、酸化膜1Cの還元とともに除去されることにな
る。ここで酸化膜1Cを還元する際、不活性ガス供給管
18のエアーバルブV3を開き、窒素ガスをチヤンバ6
内に送出することによつて、酸化膜の還元速度を制御す
ることができる。
【0025】シリコン層1A表面の酸化膜1Cの還元が
終了すると、還元ガス供給管17のエアーバルブV2は
閉じられ、シリコン層1A中の汚染物質の除去処理は終
了する。ここで図1(D)に示すように、汚染物質除去
後のシリコン層1A上にポリシリコン1Dを気相成長さ
せ、汚染物質除去の効果を確認した結果、ウイスカー2
の発生がないことが確認された。
【0026】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、不純物により汚染されたシリコン
層の表面を酸化させ、シリコン層中の汚染物質を酸化膜
中に取り込み、さらに形成された酸化膜を還元すること
により、シリコン層中の汚染物質を除去することができ
る。その際、シリコン層表面を酸化及び還元する処理は
同一装置内の一連の処理で済むことにより、半導体基板
の裏面にPSG膜等を形成するのに比して少ない工程数
で汚染物質の除去処理ができる。さらに工程数を少なく
し得たことにより製造コストを削減し得る。さらに、半
導体基板表面の処理がなされる汚染除去製造装置の反応
部内は材質を全て石英にしてあるので、これにより処理
中の半導体基板が金属等の不純物により汚染されるのを
未然に防止し得る。
【0027】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、シリコン層表面を酸化す
る際の酸化ガスとして酸素ガス(O2 )を用いたが、本
発明はこれに限らず、例えば酸化ガスとしてオゾン(O
3 )、笑気ガス(N2 O)又はアルコール等を用いるこ
とができる。またこのときのチヤンバ内の真空度の条件
等は10-2〔Pa 〕でなくとも、103 〔Pa 〕以下の範囲
であれば良い。また上述の実施例においては、シリコン
層表面を酸化する際、酸化ガスと共に不活性ガスを用い
る例について述べたが、本発明はこれに限らず、不活性
ガスを用いずともそれぞれの酸化ガスを単独で用いてシ
リコン層表面を酸化し得る。
【0028】さらに上述の実施例においては、酸化膜の
還元用ガスとしてアンモニア(NH3)を使用したが、本
発明はこれに限らず、例えば水素ガスを用いても良い。
さらに上述の実施例においては、酸化膜を還元するのに
アンモニア(NH3)等の還元ガスを用いる方法について
述べたが、酸化膜を還元する方法としては、アンモニア
(NH3)等の還元ガスを用いずともチヤンバ6内を高温
高真空に設定することにより、シリコン層表面に形成さ
れた酸化膜を還元することができる。また上述の実施例
においては、シリコン層表面に形成された酸化膜を還元
する際、還元ガスと共に不活性ガスを用いる例について
述べたが、本発明はこれに限らず、不活性ガスを用いず
ともそれぞれの還元ガスを単独で用いてシリコン層表面
の酸化膜を還元し得る。
【0029】また上述の実施例においては、酸素ガスを
用いてシリコン層表面の酸化をしたが、本発明はこれに
限らず、酸化ガス供給管16を用い酸素ガスをチヤンバ
6内に供給する際、高周波電極11を用いプラズマガス
を発生させ、これによりシリコン層表面を酸化しても良
い。
【0030】さらにシリコン層表面に生成された汚染物
質を取り込んだ酸化膜を還元する際に、還元ガス供給管
17によりチヤンバ6内に供給される水素(H2)ガスを
高周波電極11を用いプラズマ化し、これにより水素
(H2)ガスを用いた場合に比して、より低い温度におい
て酸化膜の還元をなし得る。
【0031】また上述の実施例においては、バイポーラ
トランジスタのエミツタ形成の工程におけるp形シリコ
ン層中の汚染物質の除去について述べたが、本発明はこ
れに限らず、n形及びp形を問わず不純物に汚染された
半導体基板中の汚染物質の除去に適応させることができ
る。さらに上述の実施例においては、枚葉式の汚染除去
製造装置について述べたが、本発明はこれに限らず、バ
ツチ式の汚染除去製造装置に適応させることができる。
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、不純物に
より汚染された半導体表面を酸化することにより半導体
中の汚染物質を酸化膜に取り込み、その酸化膜を還元す
ることにより酸化膜中に取り込まれた不純物を除去し得
る。さらに、半導体装置製造装置の反応部内の材質を全
て石英にしてあることにより、処理される半導体基板が
金属等の不純物により汚染されるのを未然に防止し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚染物質除去の処理を示す略線図であ
る。
【図2】汚染除去製造装置の一実施例を示す略線図であ
る。
【図3】半導体基板中の汚染物質によるウイスカーの発
生を示す略線図である。
【符号の説明】 1……半導体基板、2……ウイスカー、3……汚染除去
製造装置、4……反応部、5……配管部、6……チヤン
バ、7……ベース、8……ガスインジエクター、10…
…処理ガス供給管、11……高周波電極、12……ヒー
タ、13……ヒータカバー、16……酸化ガス供給管、
17……還元ガス供給管、18……不活性ガス供給管、
20……真空ポンプ、21……排気管、27……拡散ポ
ンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−105525(JP,A) 特開 平1−304737(JP,A) 特開 平2−215125(JP,A) 特開 平5−36653(JP,A) 特開 平5−206021(JP,A) 特開 平3−42826(JP,A) 特開 昭62−139335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/331

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型のベースに第2導電型のエミツ
    タを形成する半導体装置の製造方法において、 高周波電極を用いプラズマを発生させ、 半導体層表面に
    酸化膜を形成し、当該酸化膜中に上記半導体層を汚染す
    る金属汚染物質を取り込む工程と、高周波電極を用いプラズマを発生させ、 上記酸化膜を還
    元して除去する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置製造方法。
  2. 【請求項2】上記酸化膜を高温真空下で還元することを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置製造方法。
  3. 【請求項3】上記酸化膜をガス還元することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置製造方法。
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